JPS64212Y2 - - Google Patents

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JPS64212Y2
JPS64212Y2 JP5012183U JP5012183U JPS64212Y2 JP S64212 Y2 JPS64212 Y2 JP S64212Y2 JP 5012183 U JP5012183 U JP 5012183U JP 5012183 U JP5012183 U JP 5012183U JP S64212 Y2 JPS64212 Y2 JP S64212Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
handle
blade
opening
scissors
closing direction
Prior art date
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Expired
Application number
JP5012183U
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English (en)
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JPS59155072U (ja
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Priority to JP5012183U priority Critical patent/JPS59155072U/ja
Publication of JPS59155072U publication Critical patent/JPS59155072U/ja
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Publication of JPS64212Y2 publication Critical patent/JPS64212Y2/ja
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Landscapes

  • Scissors And Nippers (AREA)
  • Devices For Opening Bottles Or Cans (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として料理の際に用いられる調理
用はさみに関する。
従来の調理用はさみは、多用途に供し得るよう
に例えば鍔付の蓋を開けたり或いはビンの口部の
封鍼キヤツプ等をはがすための突片をハンドルの
後端に設けたものや、くるみを割るための凹部を
ハンドルと軸部との間に設けたもの等があつた。
然しながらこれら従来の調理用はさみは、単に奇
をてらうもので実用的ではなかつた。すなわち、
突片を使用するときにははさみを逆向にしてブレ
ードまたはハンドルを握らなければならないので
ブレードの角部等で手のひらを痛め易く、扱い難
いものであつた。くるみ割りは、くるみの穀に作
用する作用点及び手で握るハンドル部の力点の軸
部からの長さの比が小さいのでてこの作用が弱
く、実際に割る場合には相当の握力が必要になつ
て力の弱い女性や子供には扱い得なかつた。また
これはくるみを単に二方向から挾むだけの構造な
ので、穀が割れたときに飛び散つてしまうことが
多かつた。さらに日本の一般家庭ではくるみを料
理に使用する頻度は頗る少なく、料理に使う硬い
穀を有する木の実としてはぎんなんが最も多い。
ところがぎんなんはくるみよりはるかに小さいの
で、従来のくるみ割りで割ることができなかつ
た。
本考案は斯る観点に鑑み、はさみ自体及び付属
物の機能が夫々単体の物と同等以上に発揮され、
且つ全体として頗る実用的な調理用はさみを提供
することを目的とする。
この目的を達成するために本考案は、セレーシ
ヨン部の刃面を滑らかな波状に形成し、一方のブ
レードの軸部近傍に該ブレードの開閉方向に突出
する突片をけ、各ハンドルの軸部近傍に該ハンド
ルの開閉方向に窪んだ弯曲面と該開閉方向に延在
する底部とを有し且つ該ハンドルを閉じたときに
整合する凹部を形成し、更に該一方の凹部の弯曲
面に突起を設けた。
以下添付図面に示した好ましい一実施例に基づ
いて本考案を詳述する。
第1図は本考案調理用はさみの一実施例を示し
た正面図、第2図は同実施例のセレーシヨン部を
拡大して示した斜視図、第3図は同実施例のハン
ドルの軸部付近を拡大して示した斜視図である。。
図中A,Bは軸11によつて回動自在に且つ取り
外し自在に軸着されたブレードである。ブレード
A,Bにはそれぞれ軸11を挾んで一方には互い
に摺接する刃21a,21bを形成し、他方には
合成樹脂製のハンドル24a,24bを取り付け
てある。ブレードAの刃21aの軸11寄り外側
面にはセレーシヨン22を形成し、更にブレード
Aの軸11の上部にはブレードA,Bの開閉方向
に延びる突片23を形成してある。ハンドル24
a,24bの軸11寄りの互いに当接する端部に
は夫々ハンドルの開閉方向に窪んだ弯曲面とこの
開閉方向に延在する底部26a,26bとを有す
る凹部25a,25bを形成してある。一方の凹
部25aの弯曲面には所定の間隔で二個の鋭利な
突起27,27を設けてある。
セレーシヨン22の形状は従来のものと比べて
特に差異はない。しかしながら本実施例のセレー
シヨン22は第2図は明瞭に示したように、刃2
1aの裏面にまで延設し、刃21aをなめらかな
波状に形成してある。このように刃を波状に形成
することによつて特にかにの足等硬いものを切る
ときの切断力が増強され、更にセレーシヨン22
のすべり止め効果と相俟つて硬い物、厚い物等に
かかわらずこれらを容易に切断することができ
る。この波の深さdは0.2〜0.4mm程度が好まし
く、これより深いとこの波刃に刃21bが引つ掛
かり易くなり、また浅いと効果が薄い。
突片23は鍔付の罐蓋や各種びんの口部に密着
されている封印キヤツプを開けるためのものであ
る突片23の取り付け位置は、ハンドル24a,
24bに指を掛けた通常の使用状態でむりなく使
用できるように軸11の近傍に設けてある。更に
罐蓋の鍔と本体との間の隙間に差し込み易くする
ために、先端を薄く且つ刃21aと刃21bとの
摺接面へ向けて弯曲させてある。また弯曲部の外
面は蓋をこじ開ける際に罐の本体と線接触して支
点となり、てこの作用によつて蓋を楽に開けるこ
とができる。
凹部25a,25bは主としてぎんなんの穀を
割るためのものである。したがつて、その大きさ
はハンドル24a,24bを閉じたときに最も広
い部分の間隙が平均的なぎんなんの直径よりも小
さくなければならない。本実施例ではこの間隔を
14mm、弯曲面の曲率半径を10mm程度で示してある
が、この大きさ、形状に限定されるものではな
い。突起27,27は1個または3個以上でも良
いが、図示の実施例の如く2個が好ましい。また
この突起27,27には強い力が加わるのでブレ
ードAと一体形成し、できるだけ底部26aから
離して設けるのが好ましい。本実施例の突起27
はブレードAと一体形成してあるのでハンドル2
4aの中心線より上側に位置する。底部26a,
26bはぎんなんが凹部25a,25bから脱落
するのを防止するためのものであるから特定の形
状・大きさは要求されない。
次に、上記構成からなる本考案調理用はさみの
突片23及びぎんなん割り部分の使用方法につい
て説明するが、はさみ本来の切断の使用方法は特
に説明を要しないであろう。尚以下の説明は、す
べて右手ではさみを扱う場合に関してのものであ
る。
まず缶の蓋を開ける場合は、図面の裏側から親
指をハンドル24aにかけてハンドル24a,2
4bを握り、突片23を手前に向けて蓋と缶との
隙間に差し込み、蓋をすくい上げるように手首を
回してハンドル24a,24bをひねる。このご
く自然な動作によつて蓋は簡単に開く。ハンドル
24a,24bをリング部の外側から握れば更に
楽に蓋を開けることができる。
次にぎんなんの穀を割る場合の本考案はさみの
使用方法に関して説明する。この使用方法ははさ
みを垂直にして使う場合と水平にして使う場合と
の二通りあるが、これは握り方に違いがあるだけ
で他の操作はほぼ同一なので、垂直に立てて使用
する場合について説明する。はさみを水平にして
使用する場合は図面の表側から親指をハンドル2
4bに掛けて握るが、垂直にして使用する場合に
は裏側から親指をハンドル24aに掛けて握る。
ハンドル24a,24bを少し開いて凹部25
a,25b間の間隔を拡げ、この空間に左手で摘
んだぎんなんを押し入れる。ハンドル24a,2
4bを開く角度は、ぎんなんが底部26aと底部
26bとの間に入り込まない程度で良い。左手で
ぎんなんを凹部25a,25b間に押し込むよう
にした状態で右手でハンドル2a,24bを握り
緊めると、突起27,27が穀に圧接してこれに
ひび割れを生じさせ、穀割りは終了する。割れた
ぎんなんを適当な容器に移してから再び上述の手
順によつてぎんなんを割りを繰返す。
凹部25a,25bに設けた底部26a,26
bはぎなんがこの凹部25a,25bから抜け落
ちたり抜け出たりするのを防止するので、指で摘
んで軽く凹部25a,25bに押し付けることの
できる範囲内の大小様々なぎんなんの穀を簡単に
割ることができる。更にこの凹部25a,25
b、底部26a,26b及び突起27,27の構
成によつてぎんなんの実を傷つけることなく穀を
容易に割ることができる。
上述のように、本考案調理用はさみは、はさみ
本来の切断機能を向上させたばかりでなく蓋あけ
やぎんなん割りがだれにでも簡単にできる等実用
上裨益するところ多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案調理用はさみの一実施例の正面
図、第2図は同実施例のセレーシヨン部を拡大し
て示した斜視図、第3図は同実施例のハンドルの
軸部付近を拡大して示した斜視図である。 A,B……ブレード、21a,21b……刃
部、22……セレーシヨン、23……突片、24
a,24b……ハンドル、25a,25b……凹
部、26a,26b……底部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) セレーシヨン部の刃面を滑らかな波状に形成
    し、一方のブレードの軸部近傍に該ブレードの
    開閉方向に突出する突片を設け、また各ハンド
    ルの軸部近傍には該ハンドルの開閉方向に窪ん
    だ弯曲面と該開閉方向に延在する底部とを有し
    且つ該ハンドルを閉じたときに整合する凹部を
    形成し、更に該一方の凹部の弯曲面に突起を設
    けたことを特徴とする調理用はさみ。 (2) 前記刃面の波の深さが0.2〜0.4mmである実用
    新案登録請求の範囲第(1)項に記載の調理用はさ
    み。 (3) 前記突片の先端が他方のブレードに向つて弯
    曲し且つ該突片の厚みが先端に向かつて薄くな
    つている実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載
    の調理用はさみ。 (4) 前記突起がブレードと一体に形成され、且つ
    二個である実用新案登録請求の範囲第(1)項に記
    載の調理用はさみ。
JP5012183U 1983-04-06 1983-04-06 調理用はさみ Granted JPS59155072U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5012183U JPS59155072U (ja) 1983-04-06 1983-04-06 調理用はさみ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5012183U JPS59155072U (ja) 1983-04-06 1983-04-06 調理用はさみ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59155072U JPS59155072U (ja) 1984-10-18
JPS64212Y2 true JPS64212Y2 (ja) 1989-01-05

Family

ID=30180599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5012183U Granted JPS59155072U (ja) 1983-04-06 1983-04-06 調理用はさみ

Country Status (1)

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JP (1) JPS59155072U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59155072U (ja) 1984-10-18

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