JPS641051U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案によるポートレス型マスタシリ
ンダ装置をタンデムマスタシリンダ装置に適用し
た場合の一実施例を示す断面図である。第２図は
そのマスタシリンダ装置の一部を拡大して示す断
面図であり、第３図は第２図における複合バルブ
構造体を更に拡大して示す断面図である。 ２：シリンダボデイ、８：第二ピストン部材、
１６：圧縮コイルばね、２６，２８：ピストンラ
ンド、３０：連通穴、３８，４０：ピストンカツ
プ、４４：第二昇圧室、４８：リザーバ連通室、
５４：フルードリザーバ、５８：長穴、６０：ス
トツパピン、６２：フルードリザーバポート、６
４：フルード通路、６８：穴、７０：連通穴、７
４：インレツトバルブ、７６：圧縮コイルばね、
７８：連結ロツド、８０：複合バルブ構造体、８
２：逆止弁、８４：絞り通路、８６：リリーフ弁
、９４：弁座、９６：弁子部材、１００：弁子、
１０２：流通路、１１０：圧縮コイルばね、１１
４：流通路、１１６：弁座、１１８：弁子、１２
０：圧縮コイルばね。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ピストン部材が原位置にある時には開弁状
   態にあつてシリンダ室をフルードリザーバに連通
   させているが、前記ピストン部材が原位置から小
   距離移動した後には閉弁状態となつて前記シリン
   ダ室と前記フルードリザーバとの連通を遮断する
   インレツトバルブを有するポートレス型マスタシ
   リンダ装置において、 前記シリンダ室から前記インレツトバルブを経
   てフルードリザーバに通じる流通路に、前記シリ
   ンダ室と前記フルードリザーバとの間のフルード
   の流れを制限する絞り手段と、そのフルードリザ
   ーバから前記シリンダ室へのフルードの流れは許
   容するが逆方向の流れは阻止する逆止弁と、前記
   シリンダ室の圧力が設定値を超えると開いてシリ
   ンダ室をフルードリザーバに連通させ、シリンダ
   室の圧力を設定値以下に保つリリーフ弁とを、互
   いに並列に設けたことを特徴とするポートレス型
   マスタシリンダ装置。 (2) 前記絞り手段を構成する絞り通路が、前記
   逆止弁の弁子部材に設けられるとともに、前記リ
   リーフ弁が、前記逆止弁の弁子部材内部に組み込
   まれている実用新案登録請求の範囲第１項記載の
   ポートレス型マスタシリンダ装置。