JPS6395592A

JPS6395592A - 磁気マ−キング検出方法および磁気マ−キングシ−ト

Info

Publication number: JPS6395592A
Application number: JP61241108A
Authority: JP
Inventors: Yoshimoto Odakawa; 小田川　良基; Yasushi Yanagisawa; 柳沢　靖; Yoshikazu Narumiya; 成宮　義和; Katsuhiko Wakayama; 勝彦若山
Original assignee: TDK Corp
Current assignee: TDK Corp
Priority date: 1986-10-09
Filing date: 1986-10-09
Publication date: 1988-04-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■　発明の背ｈＦ技術分野本発明は、磁気マーキングシートにマーク状に着磁を行
い、このマーキングを可視化して秘密シールを検出する
方法とそれに用いるシートに関する。

先行技術とその問題点　　　　゛従来、商品等の流通段階にあっては、商品をダンボール
箱等に入れ、ラベルで密封したものを流通させている。

しかし、近年、流通段階で真正品とは異なる偽造品を、
真正品と全く同一の梱包方法によって梱包し、流通段階
に流して不当な利益を得るという行為か頻発している。

このような不法行為を防止するために、単なるラベルに
替えて、バーコード　Ｎｏ、　　、ＭＩＣＲＮｏ、、Ｏ
ＣＲＮｏ、等を設けたラベルを貼付し、流通段階で検査
を行ない、偽造品を排除することがなされている。

しかし、上記の方法では、ラベルの検査は検査機を用い
て行なわなければならず、検査を行なう場所等に必然的
に制約が生じることとなり、簡易な検査ができない。

また、磁気テープにプリエンコードを行なったものを貼
付することも試みられているが、上述の場合と同様に検
査ト段が煩雑なものとなっている。

また、液晶を利用したラベルも検討されているか、液晶
の寿命か短く、マークが簡単に現像できるので、模倣さ
れ易く、ラベルメーカより容易に人手可能なため、本来
の目的を達成することが困難である。

■　発明の目的本発明の目的は、特定のマーク状に、容易かつ安定に着
磁可能な磁気マーキンクシートを用い、磁気マーキング
シートのマーク状の着磁を可視化して目視により秘密シ
ールを検出する簡便・確実な検出方法とそれに用いるシ
ートを提供することにある。

■　発明の開示このような［１的は、下記の本発明によって達成するこ
とができる。

すなわち、第１の発明は、磁性層と磁性層の裏面に接着
剤層および剥離紙を有する磁気マーキングシートを用い
、この磁気マーキングシートの磁性層に所定の文字、数
字、図形もしくは記号もしくはこれらの組合せからなる
マーキングをマーク状に着磁するとともに、接着剤層を
介して被検物の所定の位置に貼付し、少なくとも一部に
透明な窓部を有する容器内に磁性微粒子を分散させた磁
性液を液密状に保持する磁気可視化装置を用い、被検７
物に貼付された磁気マーキングシートにこの磁気可視化
装置を対向させ、着磁されたマーキングを可視化するこ
とによりマーキングを目視により検出することを特徴と
する磁気マーキング検出方法である。

また、第２の発明は、磁性層と、磁性層の裏面に接着剤
層および剥離紙を有し、磁性層に所定の文字、数字、図
形もしくは記号もしくはこれらの組合せからなるマーキ
ングをマーク状に着磁できるように構成したことを特徴
とする磁気マーキングシートである。

■　発明の具体的構成以丁、本発明の具体的構成について詳細に説明する。

本発明の磁気マーキングシートは、例えば第１図、第２
図に示されるように、磁性層２、接着剤層３および剥離
紙４を有し、また必要に応じ磁性層２の少なくとも−・
方の面（図示例では磁性層２の両面）に印刷標識を担持
する層５を有するものである。

磁性層２は、磁性粉をバインダーにて保Ｊ、？　ｔ。

たものであってよい。　磁性粉としては、各種フェライ
ト、例えばバリウムフェライト、ストロンチウムフェラ
イト等の酸化物永久磁石材料またはコバルト、サマリウ
ムを主原料とする、いわゆる希土類コバルトｍ石材粒で
あってよい。

また、バインダーは、ＡＢＲ（アクリロニトリルブタジ
ェンラバー）、ＣＲ（クロロブレンラバー）、天然ゴム
、５ＢＲ（スチレンブタジェンラバー）等のゴムあるい
は塩素化ポリエチレン、ナイロン６、ナイロン６６、ナ
イロン１１、ナイロン１２、ポリプロピレン、ポリスチ
レン、ＡＢＳ　（アクリロニトリルブタジェンスチレン
共重合体）等の樹脂であってよい。

磁性層２の厚さは０．２〜５ｍｍ程度、好ましくは、０
．５〜１ｍｍ程度であることが好ましい。

また、磁性層２の保磁力は１０００〜４００００ｅ程度、好ましくは２０００〜３００００ｅ
程度が好ましい。

接着剤層３の材質はアクリル系有機溶剤タイプ、アクリ
ルエマルジョンタイプ、ゴム系有機溶剤タイプおよびゴ
ム系エマルジョンタイプ等の感熱接着剤あるいはゴム系
（天然ゴム、５ＢＲ）、アクリル系、ポリビニルエーテ
ル系およびシリコーン系等の感圧接着剤のいずれであっ
てもよい。

接着剤層３の厚さは１０〜２００−程度、好ましくは４
０〜６０−程度が好ましい。

剥離紙４はクラフト系、グラシン系等の紙であってよい
。

剥離紙４の厚さは特に制限はないが取扱いの容易さ等か
ら１ｏｏ〜２００−程度が好ましい。

また、必要に応じて用いる印刷標識を担持する層５は、
ラミネートフィルムあるいは着色層に文字、数字、図形
、記号等の標識を印刷したものであってよい。

この場合、ラミネートフィルムは、ＰＥラミネートにシ
リコン樹脂等を塗布したものであフてよい。　また、ラ
ミネート方式は、融着法、接着刑法（ドクタ一方式、ロ
ール方式、反転方式およびスプレ一方式等）等いずれで
あってもよい。

ラミネートフィルムの厚さは１０〜２００−程度、好ま
しくは４０〜６０−程度である。

また、着色層はスクリーン印刷等の公知の各種塗布、印
刷方式により形成することができる。　この場合、着色
層の厚さは１０〜２００−程度、好ましくは４０〜６０
μｓ程度である。

そして、ラミネートフィルムまたは着色層に、数字、文
字、図形、記号等の標識を印刷しておくことにより、シ
ートを貼付した商品の製造場所、製造元、製造年月［１
、種類等の確認を容易にすることができる。

磁気マーキングシート１の磁性層２には、所定の文字、
数字、図形もしくは記号もしくはこれらの組合せからな
るマーキングをマーク状に着磁する。

磁気マーキングシート１へのマーク状の着磁は、例えば
第３図に示される装置で行なうことができる。

この場合、磁気マーキングシート１を一０定ピッチで間
欠送りを行ない、磁気スタンプ６と受は台７の間に磁気
マーキングシート１を通し、磁気スタンプ６を磁気マー
キングシートｌの動きに連動するようにトＦ動させて磁
化を行なうものである。　そして、この場合、磁気マー
キングシート１に切り込みをカッタ８で入れ、所定の大
きさの磁気マーキングシートｌの小片を得るようにする
ものである。

また、後述のように、磁気マーキングシート１の所定の
大きさの小片を被貼着物ｔｏｏｃ貼着後に、磁気スタン
プ６にて所定のマーキングをマーク状に着磁してもよい
。

なお、磁気スタンプ６の発生磁界は２．０〜１１．０　
（ＫＧ）程度であることが好ましい。

また、磁気マーキングシート１の小片の大きさおよび形
状は、使用目的に応じて適宜決定すればよい。

被貼着物１００への磁気マーキングシート１の所定の大
きさのシートの貼付は、第３図に示される装置とインラ
インで、自動１！２１りによって行なってもよく、また
、別り程での自動貼り、丁（１古り等のいずれであって
もよい。

被貼７１物１００への磁気マーキングシート１の所定の
大きさの小片の貼付例として、ダンボール箱に貼付した
例を第４図、第５図に示す。

この場合、磁気マーキングシート１の所定の大きさの小
片は、ダンホール箱の石の重ね合せ部あるいは、外面、
内面のいずれであっても貼付可能である。

このような磁気マーキングシート１になされたマーク状
の着磁の検出は、磁気可視化装置１０を用いて、マーク
状の青磁を可視化することにより行なうものである。

第６図には、マーク状の着磁の一例として、磁気マーキ
ングシート１上に、磁気可視化装置１０を設置して、ｒ
ＴＤＫＪの文字パターン状にマーク状着磁可視像９が形
成されている場合が示されている。

このような、本発明の検出方法に用いる磁気可視化装置
１０は、第７図、第８図に示される例のように、枠部材
１１によって透明窓部材１３および箔部材４をほぼ１行
に固定保持し、枠部材１１、透明窓部材１３および箔部
材１４によって形成される空間を磁性液保持室１５とし
、この磁性液保持室１５に磁性液１６を液密状態に収納
保持するものである。

この場合、枠部材２の材質は特に制限はないが、アルミ
合金、ステンレス合金、アクリル樹脂、亜鉛合金等か好
ましく用いられる。

また、枠部材１１および棒部材窓部１２の形状、大きさ
には特に制限はない。

また、透明窓部材１３の材質は、ガラス、アクリル樹脂
、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニ
ル樹脂等のいずれの透明材料であってもよい。

箔部材１４の材質はステンレス合金、チタン合金、ＰＥ
Ｔ−アルミ蒸着材等からなる薄膜であればよい。

磁性液１６は特に制限はなく水系、非水系の溶液に磁性
微粒子を分散させたものであればよい。

このような枠部材１１、透明窓部材１３および箔部材１
４の一体化はエポキシ系接着剤等の接着剤を用いて行な
えばよい。　そして、このような一体化により、枠部材
１１、透明窓部材１３および箔部材１４によって形成さ
れる磁性液保持室１５に前述の磁性液１６を液密に充填
保持するものである。

そして、磁気可視化装置ｌＯにてマーク状の着磁を検出
するには、磁気可視化装置１０の箔部材１４を磁気マー
キングシートｌに直接接触させるか、あるいは被貼着物
１００が例えば薄めのダンボールである場合、ダンボー
ルを介して磁気マーキングシート１に接触させて、着磁
可視像９を得るものである。

また、着磁可視像９の消去は、磁気可視化装置１０の箔
部材１４をこすり、磁性粉を拡散することにより、容易
に行なうことかできる。

■　発明の具体的作用効果本発明では、磁性層、接着剤層、剥離紙を有する磁気マ
ーキングシートに、所定のマーク状に着磁を行なうもの
である。

そして、被貼着物に貼付された磁気マーキングシートの
小片のｌト磁の検出を、磁気１１丁視化装置を用いてマ
ーク状着磁可視像として目視により行なうものである。

このため、検出に際し、電源等の付帯装置は全く不要で
あり、例えば、被貼着物が商品流通用の箱であった場合
、流通のいずれの段階でも、容易かつ確実に検出が行な
えるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は、本発明の磁気マーキングシート
の１実施例を示す断面図である。第３図は、本発明の磁気マーキングシートに着磁を施す
装置の概略図である。第４図は本発明の磁気マーキングシートの小片を被貼着
物に貼付した一実施例を示す斜視図である。第５図は本発明の磁気マーキングシートの小片を被貼着
物に貼付した一実施例の断面図である。第６図は本発明の磁気マーキンクシートの青磁を磁気可
視化装置にて検出している状態を示す図である。第７図は磁気可視化装置の斜視図である。第８図は磁気可視化装置の断面図である。符号の説明１・・・磁気マーキングシート、２・・・磁性層、３・・・接着剤層、４・・・剥離紙、５・・・印刷標識を担持する層、６・・・磁気スタンプ、７・・・受は台、８・・・カッター、９−・マーク状着磁可視像、１０−−・磁気可視化装置、１１・−枠部材、１２−・・棒部材窓部、１３・・・透明窓部材、１４−・・箔部材、１５・・・磁性液保持室、１６　・・・磁性７夜、１００・・・被！店着物特許出願人　ディーティーケイ株式会社代　　理　　人
　　弁理士　　　石　　井　　陽　　−巴■、Ｌｌｊ’ ＦＩＧ、１ＦＩＧ、３ＦＩＧ、４ＦＩＧ、７ＦＩｏ、８

Claims

【特許請求の範囲】

（１）磁性層と磁性層の裏面に接着剤層および剥離紙を
有する磁気マーキングシートを用い、この磁気マーキン
グシートの磁性層に所定の文字、数字、図形もしくは記
号もしくはこれらの組合せからなるマーキングをマーク
状に着磁するとともに、接着剤層を介して被検物の所定
の位置に貼付し、少なくとも一部に透明な窓部を有する
容器内に磁性微粒子を分散させた磁性液を液密状に保持
する磁気可視化装置を用い、被検物に貼付された磁気マ
ーキングシートにこの磁気可視化装置を対向させ、着磁
されたマーキングを可視化することによりマーキングを
目視により検出することを特徴とする磁気マーキング検
出方法。
（２）磁性層と、磁性層の裏面に接着剤層および剥離紙
を有し、磁性層に所定の文字、数字、図形もしくは記号
もしくはこれらの組合せからなるマーキングをマーク状
に着磁できるように構成したことを特徴とする磁気マー
キングシート。
（３）磁性層が磁性粉とゴムバインダーとを有する特許
請求の範囲第２項に記載の磁気マーキングシート。
（４）磁性層の少なくとも一方の面に印刷標識を担持す
る層を有する特許請求の範囲第２項または第３項に記載
の磁気マーキングシート。