JPS639456B2 - - Google Patents

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JPS639456B2
JPS639456B2 JP58068450A JP6845083A JPS639456B2 JP S639456 B2 JPS639456 B2 JP S639456B2 JP 58068450 A JP58068450 A JP 58068450A JP 6845083 A JP6845083 A JP 6845083A JP S639456 B2 JPS639456 B2 JP S639456B2
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JP
Japan
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valve case
valve
rod
dentifrice
base
Prior art date
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JP58068450A
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JPS59194702A (ja
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Sasuke Endo
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Priority to US06/601,850 priority patent/US4685819A/en
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Priority to US06/754,835 priority patent/US4692047A/en
Publication of JPS639456B2 publication Critical patent/JPS639456B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は歯ブラシに係り、特にワンタツチ操作
により適量の歯磨剤を注出して歯を磨くことがで
きる歯磨剤内蔵型の歯ブラシに関する。
(従来の技術) 従来から歯ブラシの内部に流動性のある歯磨剤
を肉蔵し、歯磨時にこの歯磨剤を押し出して植毛
部に滲出させるようにしたものが種々提案されて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) しかして従来のものは、柄部内に装入された歯
磨剤をピストンのような押し出し部材で押し出す
ようにしたものであるから、その注出操作が面倒
であるばかりでなく、必要とする適量の歯磨剤を
取り出すことが難かしいという問題がある。また
柄部内に押し出し機構を内蔵するタイプのもので
は、歯磨剤を収納するスペースを大きくとれず、
例えば使い棄てタイプとする場合、毛部の耐用寿
命より歯磨剤が早期になくなつてしまい、必然的
に歯磨剤を補充し得る構成とせざるを得ない。さ
らに毛部と柄部内との遮断機構を完全にすること
が困難であるため、歯磨時に口中から柄部内に逆
流するおそれがあつて、衛生上好ましくない。
さらにワンタツチ操作により歯磨剤を適量注出
するようにした歯ブラシとして特公昭52−38788
号公報(特開昭50−125857号)に示されるカート
リツジ式歯ブラシがある。
上記カートリツジ式歯ブラシは、液状歯磨剤が
カートリツジ30内に充填されており、ブラシサ
ポート33のにぎり部をなすスリーブ31内にカ
ートリツジ30を挿入し、このカートリツジ30
の後端30aがスリーブ31の開放された末端か
ら突出されるようにし、カートリツジ30の先端
開口部にブラシサポート33のピストン37が環
状密封フランジ39を介して密嵌されて接続状態
となり、戻しバネ36に抗してカートリツジ30
の後端30aを押込むことによりカートリツジ3
0内の液状歯磨剤がピストン37の導溝32を通
じてブラシサポート33側へ流出されるようにな
されたものである。
上記の歯ブラシによれば、カートリツジ30の
後端を押すというワンタツチ操作で適量の歯磨剤
をブラシ部分に注出することはできるが、スリー
ブを片手で握り、その手の指でカートリツジを操
作して歯磨剤を注出させるという片手での注出操
作は難かしく、そのうえ上記カートリツジ式歯ブ
ラシでは、握り部分がカートリツジを内蔵し得る
スリーブで構成することが必須となるため、必然
的に握り部分の太さがそれだけ大きくなり、歯磨
剤の保有容量に比し歯ブラシが大型化することは
避けられないなどの欠点があつた。
本発明はこれに鑑み、上記従来の歯磨剤内蔵形
式の歯ブラシを根本的に改善し、従来のものの欠
点を除去し得る全く新規な構成および操作感が得
られるワンタツチ構造の歯ブラシを提供すること
を目的としてなされたものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記従来技術の問題点を解決するため、本発明
は、先端部一面側の植毛面に毛を植設した植毛杆
の基部を柄部本体の軸受部に回り止め手段を施し
て軸方向摺動自在に内嵌し、この植毛杆の基部か
ら前記植毛面にかけて歯磨剤通路を形成するとと
もに、前記柄部本体には、液状の歯磨剤を充填し
かつ握柄を兼ねる歯磨剤容器の口部を接続し、前
記基部には歯磨剤注出機構を設け、この注出機構
は、前記植毛杆の基部に連設された作動管と、前
記柄部本体に固定的に接続された筒状の弁ケース
と、前記作動管の内端にラツパ状に拡開して形成
され前記弁ケースの内面に密接して摺動するよう
に内挿された弁部と、前記作動管の先端大径孔部
分および弁ケースの下底部にそれぞれ内装され弁
ケースの入口側および出口側を開閉するボール状
の弁体と、前記作動管の内端と弁ケースの下底部
との間に介装されて該作動管を含み植毛杆を突出
させる方向に付勢し、弁ケースの入口側の弁体を
開いて弁ケース内に容器内ら一定量の歯磨剤を吸
入するための圧縮バネと、前記弁ケースの周壁で
前記作動管の弁部が摺動する範囲内の位置に開口
された空気置換孔と、前記弁ケースの下底部に接
続され前記容器の底部に向つて延びる細い吸引管
とで構成し、前記回り止め手段は、前記植毛杆の
基部が可及的密に摺動自在に嵌合される柄部本体
の軸受部周壁の軸方向に切設された縦溝孔に前記
植毛杆の基部に一側に突設された操作用突部を可
及的密に摺動し得るよう嵌合して構成したことを
特徴とするものである。
(作用) 柄部分を持つて植毛杆の操作突部を介して押し
下げるか、または植毛杆の先端を押すことにより
押し下げるか、さらには植毛杆の先端を何かに当
てて押すことにより、植毛杆は柄部本体の軸受部
にそつて押し込まれ、これと共に作動管が押され
て弁ケース内を進入し、このとき出口側の弁体は
開かれ、入口側の弁体は閉じられ、ついで植毛杆
の押圧を放すと、圧縮バネの作用により植毛杆が
突出復元し、作動管も戻されて弁ケース内が負圧
となり、吸引管を通じて容器内の液状歯磨剤を弁
ケース内に吸入する。再び、上記と同様に植毛管
の押し下げ操作を行なうと、今度は作動管の進入
により弁ケース内の歯磨剤が作動管、歯磨剤通路
を通つて押し出され、押圧を放すことにより出口
側の弁体が閉じ、入口側の弁体が開かれて再び容
器内から歯磨剤が弁ケース内に吸入される。以後
は植毛杆を1回押すごとに1回分の歯磨剤が植毛
面に毛の植毛孔を通じて滲出し、歯を磨くことが
できる。
(実施例) 以下、本発明を図面に示す実施例を参照して説
明する。
本発明にかかる歯ブラシ1は、第1図に外観を
示すように、柄部分2と、この柄部分の先端に軸
方向摺動自在に内嵌された植毛杆3とからなり、
前記柄部分2内には歯磨剤注出機構4(第2図、
第3図示)が内装されている。
前記柄部分2は、柄部本体5と、この柄部本体
5に接続される歯磨剤容器6との組合せからなつ
ており、この歯磨剤容器6の口部外周に形成され
たおねじ6aが柄部本体5の基部内周に形成され
ためねじ5aに螺合することにより接続自在とさ
れている。
前記植毛杆3は、その先端が通常の歯ブラシの
場合と同様に断面矩形状の扁平な形態に形成さ
れ、その一面の植毛面3aには所要範囲に毛7が
植設されている。
前記植毛杆3には、その基部3bから植毛面3
aにかけて内部に孔構造の歯磨剤通路8が形成さ
れており、この通路8は植毛面3aに植設されて
いる毛7の植毛孔に連通され、液状の歯磨剤が毛
7の根本部分に滲出されるようになつている。
前記植毛杆3の基部3bは、前記柄部本体5の
軸受部9の内周面に可及的密に摺動自在に嵌合さ
れるとともに、この軸受部9の周壁の軸方向に形
成された縦溝孔10に植毛杆3の基部3bの外周
面に突設された手掛け用操作突部11が可及的密
に摺動可能に嵌合されていて、この縦溝孔10と
突部11との嵌合により植毛杆3の回り止めおよ
び振れ止めが図られている。
また、前記植毛杆3の基部3bには前記歯磨剤
注出機構4の作動管12が嵌合固定され、この作
動管12は前記柄部本体5の軸受部9の下底部に
形成された軸受孔13に可及的に摺動し得るよう
挿通されている。
この作動管12を含む注出機構4はポンプ構造
のもので、その一例は第2図、第3図に断面とし
て示しているように、前記柄部本体5に固定的に
接続された筒状の弁ケース14内に前記作動管1
2の端部にラツパ状に拡開して形成された弁部1
5が密接して摺動するよう内挿され、この作動管
12の後端と弁ケース14の下底部の間に該作動
管12を含み植毛杆3を突出する方向に戻すため
の圧縮バネ16が介装されている。
前記作動管12の先端の大径孔部分と弁ケース
14に下底部とにはそれぞれボール状の弁体1
7,18が内装されている。弁ケース14内の弁
体18はこの弁ケース14の下底部に接続される
吸引管19の口部を開閉するようになつており、
また作動管12の弁体17はこの作動管12の管
路端を開閉して歯磨剤通路8との間を開閉するよ
うになつている。
前記弁ケース14の側壁には、前記作動管の弁
部15の摺動する範囲内の位置に微小径空気置換
孔20が開口され、弁ケース14内に歯磨剤6中
の液状歯磨剤を吸入する際の空気の補填が行なわ
れるようになつている。図中21は液状歯磨剤を
示す。
つぎに上記実施例の作用を説明する。
柄部分2を持つて植毛杆3の操作突部11を介
して押し下げるか、または植毛杆3の先端を押す
ことにより押し下げるか、さらには植毛杆3の先
端を何かに当てて押すことにより、植毛杆3は柄
部本体5の軸受部9にそつて押し込まれ、これと
共に作動管12が押されて弁ケース14内を進入
し、このとき弁体17は開かれ、弁体18は閉じ
られる。ついで植毛杆3の押圧を放すと、圧縮バ
ネ16の作用により植毛杆3が突出復元し、作動
管12も戻されて弁ケース14内が負圧となり、
吸引管19を通じて容器6内の液状歯磨剤を弁ケ
ース14内に吸入する。再び上記と同様に植毛管
3の押し下げ操作を行なうと、今度は作動管12
の進入により弁ケース14内の歯磨剤が作動管1
2、歯磨剤通路8を通つて押し出され、押圧を放
すことにより弁体17が閉じ、弁体18が開かれ
て再び容器6内から歯磨剤が弁ケース14内に吸
入される。
この操作は、使用初期段階において2〜3回行
なうことにより、歯磨剤は弁ケース14、作動管
12、歯磨剤通路8の各内部に充満し、以後は植
毛杆3を1回押すごとに1回分の歯磨剤が植毛面
3aに毛7の植毛孔を通じて滲出し、歯を磨くこ
とができる。なお、個人差により1回の滲出量が
不十分な場合には、2乃至それ以上の押圧操作を
行なえばよい。
また歯磨剤容器6内の歯磨剤を全部使い終つた
ときは、柄部本体5に対し容器6のねじを外し、
新しい容器6を開封して再び柄部本体5にねじ込
んで接続することにより直ちに継続して使用する
ことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の歯ブラシは、植毛
されている植毛杆を操作部とし、これを柄部本体
に対し押し下げる操作により容器内の歯磨剤を適
量ずつ植毛面に滲出させることができるので、き
わめて自然な形態によりワンタツチ操作で歯を磨
くことができ、また1回の操作により滲出する歯
磨剤の量が定まつているので、従来のように手加
減により按配するようなわずらわしさがなく無駄
に多量の歯磨剤を消耗することがない。また植毛
されている部分を押し下げる操作で歯磨剤を注出
するようにしたことにより、従来にない使用感が
得られ、その注出操作も植毛杆を押し下げるに自
由な操作の仕方ができ、日常使用する用具として
の楽しみを与え、特に歯磨を嫌う幼児や小供に興
味を持たせることができ、歯磨の習慣付けにも大
きく寄与することができる。さらに歯磨剤容器自
体を握り柄とするのでその太さを増すことなく内
容量を多くすることができるとともに、簡単に着
脱ができるので、歯ブラシの主体部分は長期にわ
たり使用することができ経済的であるなどの種々
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による歯ブラシの一実施例を示
す外観図、第2図は同縦断面図、第3図作動状態
の縦断面図である。 1……歯ブラシ、2……柄部分、3……植毛
杆、4……歯磨剤注出機構、5……柄部本体、6
……歯磨剤容器、7……毛、8……歯磨剤通路、
9……軸受部、10……縦溝孔、11……操作突
部、12……作動杆、14……弁ケース、15…
…弁部、16……圧縮バネ、17,18……弁
体、19……吸引管、20……空気置換孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 先端部一面側の植毛面に毛を植設した植毛杆
    の基部を柄部本体の軸受部に回り止め手段を施し
    て軸方向摺動自在に内嵌し、この植毛杆の基部か
    ら前記植毛面にかけて歯磨剤通路を形成するとと
    もに、前記柄部本体には、液状の歯磨剤を充填し
    かつ握柄を兼ねる歯磨剤容器の口部を接続し、前
    記基部には歯磨剤注出機構を設け、この注出機構
    は、前記植毛杆の基部に連設された作動管と、前
    記柄部本体に固定的に接続された筒状の弁ケース
    と、前記作動管の内端にラツパ状に拡開して形成
    され前記弁ケースの内面に密接して摺動するよう
    に内挿された弁部と、前記作動管の先端大径孔部
    分および弁ケースの下底部にそれぞれ内装され弁
    ケースの入口側および出口側を開閉するボール状
    の弁体と、前記作動管の内端と弁ケースの下底部
    との間に介装されて該作動管を含み植毛杆を突出
    させる方向に付勢し、弁ケースの入口側の弁体を
    開いて弁ケース内に容器内ら一定量の歯磨剤を吸
    入するための圧縮バネと、前記弁ケースの周壁で
    前記作動管の弁部が摺動する範囲内の位置に開口
    された空気置換孔と、前記弁ケースの下底部に接
    続され前記容器の底部に向つて延びる細い吸引管
    とで構成し、前記回り止め手段は、前記植毛杆の
    基部が可及的密に摺動自在に嵌合される柄部本体
    の軸受部周壁の軸方向に切設された縦溝孔に前記
    植毛杆の基部一側に突設された操作用突部を可及
    的密に摺動し得るよう嵌合して構成したことを特
    徴とする歯ブラシ。
JP6845083A 1983-04-20 1983-04-20 歯ブラシ Granted JPS59194702A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6845083A JPS59194702A (ja) 1983-04-20 1983-04-20 歯ブラシ
DE8484302659T DE3467690D1 (en) 1983-04-20 1984-04-18 Toothbrush
EP84302659A EP0123518B1 (en) 1983-04-20 1984-04-18 Toothbrush
US06/601,850 US4685819A (en) 1983-04-20 1984-04-19 Toothbrush
US06/754,835 US4692047A (en) 1983-04-20 1985-07-12 Brush for applying material in liquid or emulsion form
SG135/89A SG13589G (en) 1983-04-20 1989-02-28 Toothbrush
HK804/91A HK80491A (en) 1983-04-20 1991-10-17 Toothbrush

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6845083A JPS59194702A (ja) 1983-04-20 1983-04-20 歯ブラシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59194702A JPS59194702A (ja) 1984-11-05
JPS639456B2 true JPS639456B2 (ja) 1988-02-29

Family

ID=13374048

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JP6845083A Granted JPS59194702A (ja) 1983-04-20 1983-04-20 歯ブラシ

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61268206A (ja) * 1985-05-22 1986-11-27 遠藤 左介 育毛ブラシ
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JPS50125857A (ja) * 1974-03-20 1975-10-03

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JPS59194702A (ja) 1984-11-05

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