JPS6393306A - 濾過用カ−トリツジ - Google Patents

濾過用カ−トリツジ

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JPS6393306A
JPS6393306A JP23904086A JP23904086A JPS6393306A JP S6393306 A JPS6393306 A JP S6393306A JP 23904086 A JP23904086 A JP 23904086A JP 23904086 A JP23904086 A JP 23904086A JP S6393306 A JPS6393306 A JP S6393306A
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cartridge
inner cylinder
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potting
liquid
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JP23904086A
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Yasushi Shimomura
下村 泰志
Hidenori Mitsui
秀則 三井
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野] 本発明は、多孔質中空糸を用いた二重円筒型の濾過用カ
ートリッジ、特にポツティング部からの漏水を防止する
ために、二重円筒の内筒の外表面の、先端から少なくと
もlawnれた位置に凸部を設けた濾過用カートリッジ
に関するものである。
この濾過用カートリッジは水、ジュース、その他の液体
からの除塵、除菌などを行う濾過袋ゴ内に組み込んで用
いられる。
[従来の技術およびその問題点] 濾過を工業規模で大量に行う場合、従来は平面状の多孔
膜にひだを付けて(プリーツ加工と称されている)、枠
に嵌め込んだ状態のもの、即ち、カートリッジ式ミクロ
フィルタが広く使用されている。
また、カートリッジ式ミクロフィルタは水、ジュース、
酒類、医薬品などの除塵、除′凹あるいは空気の浄化な
ど、0.05〜10ミクロン程度の微粒子、細菌を濾過
、分離するため、目的に応じて多孔膜であるミクロフィ
ルタの孔径の異なるものが用いられている。
ところで、従来広く使用されているカートリッジ式ミク
ロフィルタは、その長さおよび径において統一的な寸法
のものが一般に使用されており、濾過材が内蔵される容
積が限られているため、カ−トリッジに使用する平面状
の多孔膜は、ひだを付けて膜面積を広くしてしてはある
ものの自ずと限界があり、その濾過量にも限界があった
[問題点を解決するための手段] 本発明は、単位容積内における多孔■臭の膜面積を飛!
苗的に増大させ、濾過量を増大させると共に、従来から
使用されている規格サイズのカートリッジ式マイクロフ
ィルタと互換性を持たせることができ、且つ、ポッティ
ング部において、ポアティング材と内筒外表面との間隙
から漏液することのない、二重円筒型の濾過層カートリ
ッジに関する。
叩ち、本発明は、円箇周壁部に液体流路孔を多数有する
外筒と、無孔であって、先端から少な(ともIB離れた
外表面の全周面上に、少なくとも1龍の高さの凸部を設
けた内筒との間の空間に、内、外筒とはポツティング材
を介して固定され、且つ、両開口部を、開口伏態を保っ
たままポアティング材で支持固定された多孔質中空糸を
配すると共に、前記両ポッティング端の濾過液出口部に
、外部への濾過液流出部に通ずる濾過液の集合室を設け
たことを特徴とする濾過層カートリッジに関する。
本発明の二重管型の濾過層カートリッジでは、外筒と内
筒との間の空間に中空糸束を配し、中空糸束の両端部を
ボッチ)ング材によって外筒および内筒に支持固定して
いる。この構造では、中空糸束が内筒外表面に密着する
ことが多く、ポアティング材が、中空糸束と内筒外表面
との間の微細な間隙に十分浸透してい(ことができず、
内筒外表面上にポアティング材が存在しない部分が生じ
ている。濾過層カートリッジを使用時に、この部分から
液体が漏洩することが多く問題である。そこで、本発明
の濾過層カートリッジでは、内筒の先端部近傍の外表面
に、その外表面の周面全周に渡゛って凸部が設けられて
いる。この凸部は先端部近傍に設けられるものであるが
、先端部の端面にまで連なった凸部であってはならない
。この凸部により、内筒先端部では中空糸束と部表面と
の間に十分な間隙が得られ、ポアティング材により完全
に液密に封止される。凸部は、先端部から1〜10關離
れた位置、特に3〜6龍離れた位置に存在するものが好
ましい。また、凸部の高さは1〜5龍、特に2.5〜3
.5酊の範囲であるものが好ましい。
濾過層カートリッジに用いられる中空糸としては、親水
性を有するものが好ましく用いられるが、元来は疎水性
であっても、界面活性剤あるいは親水性のコーティング
剤により親水化処理したものも好適に使用できる。
また、中空糸の材質は特に制限されるものではない。高
分子材料を素材とするものの例としては、ポリオレフィ
ン[低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、高
密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エ
チレン−アクリル酸エステル共重合体、ポリ (4−メ
チル−ペンテン−1)などコ、弗素含有高分子化合物、
ポリスルホン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、セ
ルロースアセテート、ポリアクリロニトリル、ポリビニ
ルアルコール、ポリメチルメタアクリレート、ポリアミ
ドなどの多孔質中空糸を挙げることができる。また、無
機材料を素材とするものの例としては、ガラス、セラミ
ックス、炭素などの多孔質中空糸を挙げることができる
多孔質中空糸の外径、周壁部厚さ、孔径なども特に制限
されるものではなく、対象液体の種類などにより種々用
いられるが、一般には外径が10〜1000ミクロン、
周壁部厚さが10〜500ミクロン、孔径が0.01〜
7ミクロンのものを多数本収束して用いることが好まし
い。
本発明の濾過層カートリッジは、筒状のハウジングの中
に入れ、濾過装置として用いるが、外筒の外側に流れて
きた液体は、外筒に多数設けた液体流路孔を通って、多
数の多孔質中空糸の外側まで進み、次いで、多孔質中空
糸の周壁の微@透孔を通って多孔質中空糸の内部空洞部
に進む。この時、液体は微細透孔を通過できるが、塵な
どの微粒子や細菌は微細透孔を通過することが、できず
、多孔質中空糸の望外に捕獲される。多孔質中空糸を通
って濾過液の集合室まで進んできた清浄な液体は、外部
へ流れ出し使用される。
以下に図面に基づいて本発明を説明する。
第1図は、本発明の濾過層カートリッジを用いた濾過装
置の一実施例を示したものである。第1図において、1
は円筒状カートリッジ用のハウジング、2.3はキャン
プであり、キャップ2.3はハウジング10両端部に、
例えば、ねじ部とパツキン4を用いて、着脱自在に取り
付けである。
キャップ2には、液体の入口管5と出口管6を取り付け
、一方、キャンプ3には液体の出口管7のみを設けてい
る。但し、この出口管7を設けずに、キャップ3は盲に
しておくこともできる。なお、キャ゛フプ2.3の裏側
には、後記するカートリッジ8の内筒部まで伸びた円筒
部9を取り付け、円筒部9の途中の壁面には、数個の貫
通孔10を設2すている。
8は本発明の濾過層カートリッジである。カートリ7ジ
8において、11は円筒部壁部に液体流路孔12を多数
有する外筒、13は無孔であって先端部近傍の外表面に
凸部14を有する内筒、15は並列に並べた多数の多孔
質中空糸、16は多孔質中空糸15の両端部を保持し、
外筒11と内筒13との間に取り付けているポッティン
グ材である。外筒11の両端部には、内筒13の内壁面
と同一径の位置まで伸びたフランジ部13aを設け、フ
ランジ部13aの内側と、多孔質中空糸15の開口端面
である濾過液出口部15aおよびポッティング材16の
端面との間には、濾過液の集合室」7を設けている。こ
の濾過液の集合室17は、貫通孔10を通じて、キャン
プ2.3の内筒部9内に通じており、従って、出口6等
の濾過液流出部に通じている。
また、内筒部9と外Mllのフランジ部13aの接触面
には、漏洩防止のため、0リング18と平板伏のパツキ
ン19を配している。
外筒11は液体流路孔1°2のある側部(円筒部壁部)
を有しているが、その流路孔12は流入液体を十分に流
し得る数および大きさがあればよい。
内筒13は無孔のものである。
以上において、ポッティング材16は、二液反応型の接
着剤などであればよく、使用時に処理液体を変質させた
り、処理液体に接着剤成分が溶出したり、処理液体によ
り変質させられたりしなければ、種類は問わないが、ポ
リウレタン系あるいはエポキシ系のポッティング材が好
ましい。
以下に実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。
実施例 円筒の周壁部の外周方向に高さ15u、幅5鰭の液体流
路孔12を、約5111間隔で外周方向および高さ方向
に多数有する外径70mm、肉I5n+の外筒11と、
外1蚤34璽勇、肉厚3111であって、その両端から
5關内側の位置に、高さ3n、幅3Bの凸部が設けられ
た内筒13を同心状にした後、外筒11と内筒13との
空隙部に0.1ミクロンの微粒子、細口を阻止する外径
380ミクロン、周壁部 さ45ミクロンのポリプロピ
レン裂の多孔質中空糸15をリング状に束ねた中空糸膜
を配し、ポリウレタン系のポツティング材16により、
前記したように、中空糸15の開口端部を、開口状態に
保ったまま支持固定した。
得られたカートリッジ8は、軸方向長さ250mm、径
が7011である。多孔質ポリプロピレン中空糸膜の有
効全膜面積は1.45−であった。
このカートリ・7ジ8に外部流出口周囲にバッキング1
9を付け、市販の規格カートリッジ用ハウジング1に納
め、透水量を測定したところ、初期流量は26001 
/hr−kg/crAの4直を示した。また、0.1ミ
クロンの指標凹であるマイコプラズマを用いてこのカー
トリッジの苗の除去効率を測定したところ、凹の漏洩は
認められず、苗の除去効率は極めて優れていた。
また、ポッティング部のポッティング材と内筒表面との
間隙からの漏水はまったく認められなかった。
比較例 円筒の周壁部に液体流路孔12を有する外筒11と無孔
の内筒13とを同心状にした後、その空間部に多孔質中
空糸150代わりに、従来公知の多孔質平膜をひだを付
けて配し、外筒11、内筒13および平膜をポツティン
グ材16により支持固定された従来型の長さ250 龍
、径が70I1m、有効膜面G0.42mのカートリッ
ジを、市販の規格カートリッジ用ハウジング1に納め、
透水量を測定したところ、初期流看は16501/hr
−kg/C艷の を示した。
このカートリッジを0.2ミクロンの指標菌であるシュ
ードモナス・ディミュータを用いてチャレンジ菌数3.
6 X 10”個で菌の除去効果を測定したところ、L
RV [j!og (濾過した全菌数/漏洩菜数)]は
11以上の4直を示し、0.2ミクロンの大きさの口の
漏洩は認められなかったが、0.1ミクロンの指標菌で
あるマイコプラズマは、菌の漏洩が認められた。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の濾過層カートリッジは、
比較的小型で且つ簡単な装置であって、より小さい塵な
どの微粒子や細菌を阻止する能力を有し、その透水量も
大きいという利点がある。
また、ポツティング部における多孔質中空糸と内筒外表
面との密着が防止され、その間の間隙にもポッティング
材が十分に浸透するため、ポッティング材と内筒外表面
との間からの漏液が防止される。さらに、市販品との交
換も容易であり、手軽に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の濾過層カートリッジを用いた濾過装
置の一実施例を示す縦断面図である。 1:カートリッジ用ハウジング 8:カートリッジ  11:外筒 12二液体流路孔  13:内筒 14:内筒外表面の凸部 16:ポッティング材 17:濾過液集合室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 円筒周壁部に液体流路孔を多数有する外筒と、無孔であ
    って、先端から少なくとも1mm離れた外表面の全周面
    上に、少なくとも1mmの高さの凸部を設けた内筒との
    間の空間に、内、外筒とはポッティング材を介して固定
    され、且つ、両開口部を、開口状態を保ったままポッテ
    ィング材で支持固定された多孔質中空糸を配すると共に
    、前記両ポッティング端の濾過液出口部に、外部への濾
    過液流出部に通ずる濾過液の集合室を設けたことを特徴
    とする濾過用カートリッジ。
JP23904086A 1986-10-09 1986-10-09 濾過用カ−トリツジ Granted JPS6393306A (ja)

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JP23904086A JPS6393306A (ja) 1986-10-09 1986-10-09 濾過用カ−トリツジ

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JP23904086A JPS6393306A (ja) 1986-10-09 1986-10-09 濾過用カ−トリツジ

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JPH0357808B2 JPH0357808B2 (ja) 1991-09-03

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