JPS6383391A - 多井式炭化水素開発装置及び方法 - Google Patents

多井式炭化水素開発装置及び方法

Info

Publication number
JPS6383391A
JPS6383391A JP22404386A JP22404386A JPS6383391A JP S6383391 A JPS6383391 A JP S6383391A JP 22404386 A JP22404386 A JP 22404386A JP 22404386 A JP22404386 A JP 22404386A JP S6383391 A JPS6383391 A JP S6383391A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floating body
assembly
turntable
containment device
skid beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22404386A
Other languages
English (en)
Inventor
ウィリアム テルユキ イワモト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DEISHIJIYON TSURII ASSOC Inc
Original Assignee
DEISHIJIYON TSURII ASSOC Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DEISHIJIYON TSURII ASSOC Inc filed Critical DEISHIJIYON TSURII ASSOC Inc
Priority to JP22404386A priority Critical patent/JPS6383391A/ja
Publication of JPS6383391A publication Critical patent/JPS6383391A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は長井式炭化水素開発システム、特に、単井式シ
ステムに修正を加えることによって多井式システムを確
立して、−層経済的に価値のある手順を用いることがで
きる経済的に有利な方法に関する。
従来の技術 深海の掘削および保油での危険を受ける要素は、探鉱段
階の後でさえも残る。これは特に、貯留層の全体の大き
さとその長期間の採油の特徴を正確に決定する前に、多
井式システムを据付ける場合である。半潜水プラットフ
ォームを用いる典型的な方法によれば、海中用マニホー
ルドが海底に配置され、海底パイプラインを経由して遠
(離れた坑井の幾つかの海中採油坑口装置に連結される
このような海洋システムを確立するための資本支出は、
一般に大変大きい。例えば遠く離れた坑井の一つに独立
した掘削システムを位置決めするために、大規模な改修
が必要になると、全費用は一層高くなる。
例えば大型、超大型および巨大原油タンカーのような喫
水線の深いバラ荷船を取扱うために、地上設備を改良し
なければならない場合には、更に追加費用が必要となる
。採油システムを一つの坑井に限定することにより、採
油量を喫水線のより浅い船で運ぶことができ、この船は
例えばニー・ニス・コーポレーション・オブ・エンジニ
アズのような機関によって維持される回航水路を使用す
ることができる。水深の大きい設備は世界中に極く僅か
しかな(、貯留層は水深の大きい港およびタンカー中継
基地から一般に遠く離れているので、これにより採油速
度および広範な貯留層の試験採油は非常に制限される。
しばしば、高価なパイプラインおよび又は喫水線の深い
船を取扱うための水深の大きな特殊な施設が特別に建設
される。喫水線の深い船は明らかに大きな幅を有するの
で、追加の費用が又生ずる。このような船は、例えばパ
ナマ運河のような幅の限定された水路を通過できない。
より喫水線が浅く、船幅で小さい船は幅の限定された水
路を横断することができ、これによりこのような問題を
回避する。
米国特許出願第594309号では、単一坑井採油に適
した、経済的にを利な深海採油システムが開示された。
このシステムは、処理および貯蔵施設を、引張を受ける
単一の中央レグ係留装置の内部に一要素として有する点
で独創的である。更に、システムは最小限の平面面積し
か占有しないように設計されるので、必要になった場合
には、システムを放棄しても現場を容易に再建すること
ができる。しかしながら、一方、比較的に細長い脚をも
つ、このような単一の坑井が試掘用に据付けられ、この
試掘が良好である場合には、元の単一の坑井付近に坑井
群を掘削することが望ましくなる。
発明の概要 従って、本発明の目的は、経済的に有利な多井式炭化水
素開発装置及び方法を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、単一坑井採油に適した、引
張を受ける単一の中央脚係留装置を修正して長井式シス
テムを経済的に開発することができる方法を提供するこ
とである。
本発明の上記およびその他の目的は、複数のパイルによ
って海底に固定された基礎組立体と半潜水式テンション
脚・ブイとを提供することによって達成され、このブイ
は分離および貯蔵用の収容装置と、スキッドビームを備
え掘削リグを回転可能に取付けたターンテーブルを含む
。坑井群はパイルを通して掘削され、採油液が収容装置
に輸送される。
実施例 第1図乃至第3図には、本発明による多井式炭化水素開
発システム用の沖合構造物が略図で示され、この構造物
は基本的には、基礎組立体11と中央テンションアンカ
ー脚組立体12とフローティング体13とからなる。基
礎組立体11は、典型的には、中央坑井(図示せず)の
まわりのパイル15に固定することによって、海底に係
合されたユニットである。中央坑井は試掘弁すなわち多
弁採油用に特別に掘削した別の井戸でよい。中央坑井は
、十分大きな断面積をもつ中央開口部を有しその中に採
油坑口装置並びに潜水夫用の保守空間を収容する、在来
の設計のものでよい。基礎組立体は11は、好ましくは
十分に背が高く、据付作業を保証することによってこの
ような採油坑口装置を損傷から防護することができ、そ
して、例えばパイルI5と基礎組立体11との間の環状
の空間をグラウチングすることによって、パイル15を
基礎組立体に固定することができる。
基礎組立体11は、その頂部で、ユニバーサルジヨイン
ト装置22を介して中央テンションアンカー脚組立体1
2の最下端部に連結される。中央テンションアンカー脚
組立体12は本質的に細長い部材であり、本質的に半潜
水テンション脚式ブイであるフローティング体13に基
礎組立体11を連結する。中央には、坑井からフローテ
ィング体13まで流体を上方に移送するための独立に緊
張した採油ライザー組立体25がある。アンカー脚組立
体12自体は、一定の現場条件によって、浮上したり浮
上しなかったりする。ライザー緊張用ブイ27がアンカ
ー脚組立体12の頂端部付近に設けられ、アンカー脚組
立体を基礎組立体IIO上に垂直に据付ける場合に、ア
ンカー脚組立体12の垂直方向の位置決めを容易にする
。バラスト28がアンカー脚12の最下端部を浮揚させ
るのに用いられる。
アンカー#組立体120頂端部は、もう一つのユニバー
サルジヨイント装置30によって、フローティング体1
3の底部に連結される。フローティング体13は貯蔵お
よび分離用の収容装置32を有し、採油ライザー組立体
25の頂端部が、収容袋W32および海面より上のデツ
キ構造体36の内部に位置決めされたドライツリー35
に採油液を輸送するために、収容装置32を通して垂直
に連結される。ドライツリー35は、流量調整が補助的
手動装置の付いた又は付いてない手動チョークによって
行なわれる、通常入手容易な型式のものでよい。ドライ
ツリーは、好ましくは一方がを用で、他方が予備として
用いられる、採油用の二つのウィングバルブをもつ型式
のものである。
これは、有用なチョークを取り換えたり保守したりする
場合に、切替えを可能にする。
フローティング体13は、通常は沖合クレーン旋回器用
に用いられる旋回機構49によって動力で動くような、
回転可能なタレットすなわちターンテーブル50を備え
る。スキッドビーム52がターンテーブル50の上に放
射状に設けられ、頂部にフレアーチップ71を備えた掘
削リグ70がスキッドビーム52に取付けられた下部構
造体上に取付けられる。 − 内部流通型式(TFL)の海中坑口装置として基礎組立
体周辺のパイル15を用い、フローティング体13の海
面下の最大寸法よりも大きな距離にあり構造体の中心線
60から一定の半径に沿って通る坑井群を掘削すること
によって、沖合構造物10を多弁システム開発用に使用
できる。
掘削リグ70は、掘削リグを坑井群の半径まで持ち上げ
て、ターンテーブル50を旋回させることにより実質的
に坑井群の上に整列する。同様の手順で、所望の半径に
直接心合せしてもよい。坑口には、必要ならば公知型式
のマリーンライザー装置(図示せず)を用いて、垂直に
接近することができる。沖合掘削に通常用いるマリーン
ライザーおよびライザーシンショナーを用いてもよい。
フローティング体13に対する掘削リグ70の位置の偏
心により生ずる転倒モーメントを、釣合おもり、別のバ
ラストまたはそれらの組合せによって、釣合わせること
ができる。
貯蔵および分離用の収容装置32は好ましくは、採油を
初期の単一坑井からのみの場合の数日分の採油を収容す
る大きさであるので、シャツトルタンカー往来システム
が合理的である。多弁システムによって増加した採油は
専属の処理船を必要とする程に十分多い。シャツトルタ
ンカーの一隻をこの目的用に変えたり、別の船を建造し
たり改造したりしてもよい。単一坑井のガス・オイル分
離表面は、多弁システム用の収容装置32の内部でガス
を分離するのに十分である。収容装置32で採油液を分
離することによって得られる長所は、ターンテーブル5
0用の信頼すべき高圧液体スイベルを製造するという問
題点に関する。採油液を中間減圧せずに、坑井から直接
処理船に輸送すると、十分な遮断圧力で確実に作動可能
な液体スイベルが必要であり、このような液体スイベル
は極端に大きく及び/又は高価である。
経済的効果がある場合には、ガスとオイルの両方をパイ
プライン87で輸送してもよい。この目的のために、パ
イプライン・ライザー65が普通のクランプ装置によっ
て外部シェル構造体に支持される。ユニバーサルジヨイ
ント22.30には、ジヨイントに集中した回転が期待
できるので、ライザーはジヨイントの上および又は下に
コイルばねを形成する。巻き数は、ユニバーサルジヨイ
ントの回転によってパイプライン・ライザー65に負荷
する最大応力によって決定すべきである。パイプライン
・ライザーの垂直方向中心線はユニバーサルジヨイント
と同一線上にないので、ユニバーサルジヨイントの回転
中によりライザーに垂直方向の移動が生ずる。回転およ
び垂直方向の移動は、上述のコイルバネ作用によって吸
収される。
パイプラインの代りに、オイルおよびガス液を処理船に
仮貯蔵し、シャツトルタンカーによって海岸まで輸送す
る。
多弁システムでは、坑口からの採油液は丈夫に作られる
配管装置を通して収容装置32に輸送される。第2図に
より詳細に示したように、坑口管は採油坑口装置80を
通り採油坑口装置のT F Lルー168に連結され、
ループ68はベース配管82に連結される。採油坑口装
置80は、最小限度の処理機能を備えた在来の型式のも
のでよい。
主として、海面上での安全装置が、油圧調整弁の圧力の
損失を受けて作動する。更に、坑井の制御を海面下の安
全弁すなわちダウンホール安全弁(図示せず)によって
行なう。採油坑口装置80から中央のアンカー脚12へ
の配管は、十分に可撓性をもって事前に製造されるので
、配管は油圧シリンダー98によって軸線方向に伸張し
、TFLループ連結器84に係合することができる。T
FLループ連結器84を油圧作動の機械装置によって配
管に固定してもよい。中央テンションアンカー脚12の
最下端部の配管端部は、その一部分である採油ライザー
25に垂直方向に整合するが、中央テンションアンカー
脚12はこの配管連結部付近に下部ユニバーサルジヨイ
ント22を含む。ユニバーサルジヨイント22の集中回
転は、好ましくは、合金鋼すなわち高い疲労抵抗特性を
もつ特別に設計したチタン応力継手によって可能になる
Q選択的に、ボール継手をこの目的のために用いてもよ
い。
採油ライザー251よ、採油管、環状モニター管および
油圧制御管路(図示せず)を内部に含んだ管状のハウジ
ングである。採油ライザーは一般に相互に連結した幾つ
かの部分から成り、応力継手またはボール継手により集
中回転が可能である上部ユニバーサルジヨイント30に
到達するまで所要の長さを必要とする。採油ライザー2
5の最上部分は、一連のライザーを緊張させる中空の油
圧シリンダー40を通る。採油ライザー25の終端は、
ライザ一部分を外部ハウジングのない単一の管に変化さ
せた7字スプール85である。管は螺旋状に−巻き以上
巻かれ、ドライツリー35の所定の穴(図示せず)で終
わる。バネ作用を引張ラム行程に適応するように設計す
る。一連の配管系を、上述のボール継手を除いて、堅固
に配管する。
これらのボール継手は特別に設計したエラストマー配合
物を有し、同等の堅さをもった配管の品質を与える。
第3図に示した最適形態のように、7字スプール85は
小規模改修で通常用いるポンプダウンTFL工具のため
に独立した入口部42を設ける。
従って、ドライツリー35の独立した穴は、坑井群の改
修を行なう場合に、取除く必要のない圧力感知モニター
装置用に用いることができる。更に、配管がドライツリ
ーのウィングバルブとして収容装置32との間に通る。
ドライフリーの穴は通常パイロット弁およびウィングバ
ルブを備える。これらの弁は、遠隔操作、手動操作また
は補助的手動袋πを用いて遠隔操作してもよい。一般に
、ウィングバルブに始まる配管は遠隔制御される非常用
遮断弁、採油チョーク、メンテナンス用締切り弁、流れ
方向制御逆止め弁(図示せず)に連結され、最後に採油
マニホールド90で終るマニホールド90は、例えば分
離器91、中間採油分離器(図示せず)または収容装置
32のような処理装置の種々の構成部品に直接流れるこ
とができる多数の管および弁からなる組立体である。
中間採油分離器は、ある段階でよりも多(の段階で坑井
流れ液の圧力を減するのに時々必要となる。
採油液は、最後に、マニホールド90から収容装置32
に通じる。この配管方法は可撓性と正反対なホース型式
の導管のような堅い配管の高圧収容成分を用いる。加算
された長所としては、あらゆる高圧配管で金属同士のシ
ール(ガスケット)の使用を必要とする酸性の炭化水素
採油が工業的に入手しにくい貯蔵品目によって容易に得
られることである。基本的に、中央テンションアンカー
脚12によってフローティング体13に与えられた垂直
方向の拘束は、採油ライザー25の垂直方向の動きを実
用的な距離まで減らし、この実用的な距離とは螺旋形状
の堅い管が採油ライザー25の垂直方向の動きに順応す
る距離をいう。採油ライザー自身の軸線方向の弾性およ
びフローティング体13の中心線60に関する採油ライ
ザーの垂直方向の中心線に相対的位置によって、採油ラ
イザー組立体25に垂直方向の動きが生ずる。
更に、収容装置32は底部に固定バラスト59を備える
。固定バラスト59は例えば掘穿泥水用に種々の密度の
ものであるのがよく、また、この固定バラスト59はフ
ローティング体13の重心を安全に低く保ってアンカー
脚組立体12に働く引張力を最小にする機能以外にも幾
つかの機能を果たすことができる。例えば、フローティ
ング体13を水平位置で現場まで曳航することができる
固定バラストの区画室59を満たすことにより、フロー
ティング体を所定の垂直の姿勢に立てる。
バラストの重量は又、異なったデツキ重量に平衡させる
ように調整することがでときる。デツキ重量が重い場合
には、垂直方向の重心(VCG)と垂直方向の浮心(V
CB)との間の関係が安全に保たれる程度に、固定バラ
スト重量を減する必要がある。かくして、潜水構造体の
幾何学的形状を変えずに、比較的広範囲のデツキ重量に
適合させることができる。VCG−VCB関係は又、中
央アンカー脚12とフローティング体13とが誤って分
離した場合、または基礎構造体11と中央アンカー脚1
2とが誤って分離した場合に、まずまず重要になる。
収容装置32の内部は、包囲しているバラストの区画室
61によって海から隔絶されている。収容装置32の外
部壁は多数の垂直方向に細長い平行なチャンバに分けら
れた区画構造体のものなので、収容装置32は採油が内
部に蓄積するときバラストを適当に減らすことができ、
更にバラストを減らすことにより基礎組立体11および
中央テンションアンカー脚組立体12への引張力をほぼ
一定のレベルに調節することができる。収容装置32の
液面は常時液面表示器(図示せず)によって測定されて
いて、この表示器は浮上および下降を制jBするマイク
ロプロセッサ−にデータを供給する。測定した液面は、
常時海岸に自動電送される。更に、低液面および高液面
に応じた警告を自動電送してシャフトダウンの引き金と
することもできる。所要の引張力を成る許容差をもって
指示することができるので、直径方向反対側の周辺バラ
スト区画室対は浮力を増すために空の状態にしておくよ
うに示され、かくして採油液の重量増大分を相殺する。
変形として固定バラストの密度を変えてもよい。収容装
置32の外部壁の外面には、垂直方向の抵抗を増大する
ための円板状の上下動減衰器66がある。
採油ライザー25は必要ならば、その内部の管と外部の
ハウジングとの間を、例えばシンタクチックフオーム、
低密度液または圧縮空気のような低密度材料で満たすこ
とによって浮かぶように作られる。普通は、環は周囲の
海水と連通ずるので、ハウジングに作用する外圧と内圧
との静水力学的平衡は、水没時に保たれる。従って、連
通によりハウジングの構造強度の要求を緩和することが
できる。
掘削ライザーを浮かばせるのに現在、シンタクチックフ
オームのパネルをライザー表面の外側に付けるようなか
たちでシンタクチックフオームが用いられる。シンタク
チックフオームの耐静水力学的圧壊性はフオーム混合物
の化学組成によって左右され、この化学組成はフオーム
の密度にも影響を及ぼす。上述のような、ライザーを軽
くする装置によりライザー緊張装置の引張能力が減る。
かくして、中央テンションアンカー脚12の内の最小量
の引張力を保って内部応力を抑制することができる。又
、中央テンションアンカー脚12外側に取付けたフオー
ムにより、非常に水深の大きい場合に必要とされるよう
な、ブイに対する全体的な浮力の要求を緩和することが
できる。換言すれば、中央テンションアンカー脚12に
浮力を与えることにより、広範囲の水深に対してブイの
寸法形状は同一のものでよいことになる。
本発明を構造物およびこの構造物を使用する方法の両方
に関する限られた数の実施例のみによって上記に説明し
てきたが、上記の説明は限定的なものとしてではなく例
示的なものとして把握すべきであり、従って幅広く解釈
すべきである。例えば、添付図面は概略的なものであり
、種々の構成部材の好適な寸法関係または形状を表わす
ものではない。二つのユニバーサルジヨイントを備えた
設計を示してきたが、本システムのユニバーサルジヨイ
ントの数は決して二つには限定されない。
特に水深の浅い場合には、本システムを中央脚を用いず
に据付けてもよい。換言すれば、フローティング体13
を基礎組立体11上に直接据付けてもよい。
多井式採油が多すぎて、例えば上記に簡単に述べたよう
に処理−貯蔵船48が必要である場合には、このような
船はフローティング体に縛ってもよく、すなわちこのよ
うな船をフローティング体に係留してもよい、これらは
波力を受けるので、フローティング体13に対する力は
係留船の場合に対してよりも大きくなる。かくして係留
連絡器の高さを減少させることによって処理船の転倒モ
ーメントの影響を減少させるために、係留用ターンテー
ブル63を上述のターンテーブル50とは別に設けても
よい。採油量が少ない場合には、シャツトルタンカーは
極く稀にしか係留されず、海上の状況が厳しくて係留線
に連結することができないときには明らかにシャツトル
タンカーを係留することができないので、このような係
留用ターンテーブルは必要ない。−度、掘削リグ70を
坑井群の上に割り出し、その位置を全体的に固定し、ス
ラスト装置からの動的補助によって船首を海に向けるこ
とができるにも拘らず係留された船は最早掘削船13の
まわりを自由に動くことができないので、坑井の掘削ま
たは坑井群の改修の間は、係留用ターンテーブル63は
特に重要である。係留された船が海の方向の影響を受け
にくいように設計した半潜水式の形状である場合には、
船を中心線60に関して坑井群と同一の放射状の方向に
係留してもよい。この構造は、ホースおよび電気ケーブ
ル等を含むユーティリティ束が損傷を受けに(いので、
優れている。
採油液を分離し、原油を海底パイプライン87を経由し
て現場から輸送してもよい。生じた水を処理船で処理し
て海に捨てることができる。しかしながら、海底パイプ
ラインを用いる根本的な理由は、責任をもって現場から
ガスを処理しなければならないためである。多井式シス
テムの場合のように大量のガスが生成される場合には、
非常処理用にのみガスフレアーを用いるべきである。ガ
スを処理した後に、ガスを取扱う最良の方法は海底パイ
プラインを経由することができる。しかしながら、ガス
フレアーを用いた場合には、フレアーチップ71の上の
ガス炎により多量の熱が発生する。従って、防熱シール
ド72がガス炎の下の部材を防護するために掘削リグ櫓
の頂上に設けられる。
水およびガスの処理設備は、装置として見た場合には、
一般に複雑かつ高価である。フローティング体13のデ
ツキ構造体の上に無駄な空間がある場合には、係留した
処理船をこの目的のために利用すべきである。フローテ
ィング体13から流出しく処理船への採油液および採収
ガスとして)、そして処理船から戻って流入する(パイ
プラインおよび注入のために処理したガス、注入のため
に処理した水およびパイプラインのために処理した原油
として)ためには、流体スイベルが典型的に必要である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した沖合構造物の略図、第2図
は第1図の沖合構造物の基礎組立体すなわち第1図の線
2−2で囲まれた部分の略図、第3図は第1図の線3−
3で囲まれた部分の略図である。 10・・・・・・沖合構造物  11・・・・・・基礎
組立体12・・・・・・中央テンションアンカー脚組立
体13・・・・・・フローティング体  15・・・・
・・パイル22.30・・・・・・ユニバーサルジヨイ
ント25・・・・・・採油ライザー組立体 32・・・・・・収容装置  50・・・・・・ターン
テーブル52・・・・・・スキッドビーム 70・・・・・・掘削リグ櫓装置 手続補装置(方式) 同 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示   昭和61年特許願第224043
号2、発明の名称   多井式炭化水素開発装置及び方
法3、補正をする者 事件との関係  出願人 名称    ディシジョン−ツリー アソシエイツイン
コーポレーテッド 4、代理人

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中央坑井用の基礎組立体を固定する、少なくとも
    一本のパイルを貫いて掘削することによって多井式シス
    テムを開発するための沖合構造物であって、複数本のパ
    イルによって海底に固定された基礎組立体と、垂直方向
    の運動を実質的に減衰するように少なくとも一つのユニ
    バーサルジョイント装置を介して前記基礎組立体に連結
    されたフローティング体とから成り、前記フローティン
    グ体は採油液を貯蔵し分離するようになった収容装置と
    、前記収容装置を囲み、バラストを入れたり出したりす
    るための区画された外部シェルと、前記収容装置の上に
    ターンテーブルと、前記ターンテーブルの上に固定され
    たスキッドビームと、前記スキッドビームの上に滑動可
    能に取付けられた掘削リグ櫓装置と、前記スキッドビー
    ムに関して前記掘削リグ櫓装置を移動させるためのジャ
    ッキ装置とを含み、前記ターンテーブルおよび前記ジャ
    ッキ装置は前記バイルの中の一本の上に前記掘削リグ櫓
    装置を位置決めするように協働して機能し得ることを特
    徴とする沖合構造物。
  2. (2)前記フローティング体は、更にフレアーチップを
    含むことを特徴する特許請求の範囲第1項記載の構造物
  3. (3)前記フローティング体は、更に前記フレアーチッ
    プの下に防熱シールドを含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載の構造物。
  4. (4)前記フローティング体は、更に前記基礎組立体と
    前記フローティング体との間に取付けられ配置された中
    央テンションアンカー脚組立体を含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の構造物。
  5. (5)前記フローティング体は、更に係留用ターンテー
    ブルを含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の構造物。
  6. (6)前記フローティング体は、更にドライツリー装置
    を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の構
    造物。
  7. (7)前記フローティング体は、更にパイプラインライ
    ザー組立体を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の構造物。
  8. (8)パイルによって固定された基礎組立体と、前記基
    礎組立体に連結され貯蔵および又は処理用の収容装置を
    含むフローティング体と、前記収容装置を通る採油ライ
    ザー組立体と、スキッドビームを備え前記収容装置の上
    に固定されたターンテーブルと、前記スキッドビームの
    上に移動可能に配置された掘削リグとを準備し、前記タ
    ーンテーブルを回転させ前記スキッドビームに関して前
    記リグを移動させることによって前記パイルの中の一本
    の上に前記リグを位置決めし、前記一本のパイルを貫通
    して坑井群を掘削し、採油液を前記坑井群から前記ライ
    ザー組立体を介して前記収容装置に輸送する段階からな
    る、多井式システムを開発するための方法。
  9. (9)更に、処理船を前記フローティング体に係留し、
    採油液を前記収容装置から前記処理船に輸送する段階を
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の方法
  10. (10)更に、前記処理船からの処理液を前記フローテ
    ィング体に設けたマニホールドを通して廃棄するために
    輸送する段階を含むことを特徴する特許請求の範囲第9
    項記載の方法。
JP22404386A 1986-09-22 1986-09-22 多井式炭化水素開発装置及び方法 Pending JPS6383391A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22404386A JPS6383391A (ja) 1986-09-22 1986-09-22 多井式炭化水素開発装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22404386A JPS6383391A (ja) 1986-09-22 1986-09-22 多井式炭化水素開発装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6383391A true JPS6383391A (ja) 1988-04-14

Family

ID=16807700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22404386A Pending JPS6383391A (ja) 1986-09-22 1986-09-22 多井式炭化水素開発装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6383391A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4098333A (en) Marine production riser system
US6461083B1 (en) Method and device for linking surface to the seabed for a submarine pipeline installed at great depth
US8776706B2 (en) Buoyancy device and a method for stabilizing and controlling the lowering or raising of a structure between the surface and the bed of the sea
US7934560B2 (en) Free standing riser system and method of installing same
CN104321247B (zh) 一种环翼式浮式平台
US4126183A (en) Offshore well apparatus with a protected production system
US4821804A (en) Composite support column assembly for offshore drilling and production platforms
US6848863B2 (en) Engineered material buoyancy system and device
US9074428B2 (en) Connector for steel catenary riser to flexible line without stress-joint or flex-joint
US4630681A (en) Multi-well hydrocarbon development system
US8573891B2 (en) Tension buoyant tower
EA007215B1 (ru) Система установки якоря
US4685833A (en) Offshore structure for deepsea production
CA2782168A1 (en) Assembly and method for subsea well drilling and intervention
CA1243495A (en) Pressure balanced buoyant tether for subsea use
NO316463B1 (no) Flytende sparböye for stötte av produksjonsstigerör
US3401746A (en) Subsea production satellite system
JPS5857571B2 (ja) 構造体を海底に固定する継手
CA2977364C (en) Drilling riser with distributed buoyancy
MX2010005485A (es) Sistema de tubo de subida autonomo que tiene camaras de flotacion multiples.
Geiger et al. Offshore vessels and their unique applications for the systems designer
GB2191229A (en) Offshore hydrocarbon production system
JPS6383391A (ja) 多井式炭化水素開発装置及び方法
CN103419904A (zh) 浮子式张力筋腱及安装方式
EP2903916B1 (en) Tank