JPS6383296A - コンダクトロ−ルのめつき金属付着防止方法 - Google Patents

コンダクトロ−ルのめつき金属付着防止方法

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JPS6383296A
JPS6383296A JP22751686A JP22751686A JPS6383296A JP S6383296 A JPS6383296 A JP S6383296A JP 22751686 A JP22751686 A JP 22751686A JP 22751686 A JP22751686 A JP 22751686A JP S6383296 A JPS6383296 A JP S6383296A
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JP
Japan
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roll
rolls
voltage
voltage drop
conductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP22751686A
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English (en)
Inventor
Kazuo Okamoto
和雄 岡本
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、連続電気めっき装置において、帯状鋼板と
コンダクトロール間の接触不良によるコンダクトロール
へのめっき金属付着を防止する方法に関するものである
「従来の技術」 帯状鋼板の連続電気めっき設備においては、通常水平型
セルと竪型セルがあるがいずれもめっき厚さを一定以上
得るため直列に数セルから十数セル連続して設置する。
水平型セルを例にとると第3図の回178図のように構
成された制御方式で、鋼板に流れるめっき電流を上面、
下面器々に制御しているので、その方式を簡単に第3図
、第4図で説明する。尚第4図はコンダクトロール望電
器の断面図である。
すなわち、鋼板1の目付厚さは、鋼板速度と電源から流
れる総電流により決まる。そのため一定の厚さのめっき
をするには、鋼板速度に比例した電流を流す。
速度検出器10の信号を電流設定器9で所望の1」付に
相当する電流を設定し電流指令装置8により、めっき電
源(整流装置)6に個別に電流指令を与え、又めっき電
源6から個々の電流をフィードパンクして常に電流指令
値と個々の電流の合計か−・致するように制御している
図中7はこのためのめっき電源6の整流器内各個に付設
の電流比較器である。
めっき電源6は、個々の槽ごとに設置され、めっき電流
を陽極5−鋼板1−コンダクトロール2−ブラシ3→給
電銅板18を介してめっき電源6に通ずる。
コンダクトロール2は連続に流れる鋼板1に接して、回
転しながら電流を鋼板1からめつき電源6へ通ずる役目
をする。
コンダクトロール2は、全めっき槽より1本多く設置さ
れており、全数を並列に接続しである。
集電器はブラシ3、給電銅板18より構成され、コンダ
クI・ロール2の回転体と固定側との電流を通ずる役目
をする。
コンダクトロール2は鋼板1と常時接して回転するため
、第5.6図に示すごとく摩耗する。又図示してないが
、コンダクトロール2表面の電解液中の浮遊物の付着に
よる異物を除くためロールレボリソシャーが設置されて
おり、常にコンダクトロール2上をポリ・ノシャーする
ためコンダクI・ロール2の中央部が摩耗し・やすい。
その結果図示のようにコンダクトロール2が鋼板1の厚
さ近くまで、摩耗してくると下1コール4の押付圧力を
強くしても114板1とコンダクトロール2間の接触抵
抗が小さくならず、めっき電流による電圧降下が発生し
、特に鋼板1のltf:I部と接している所に第6図の
ようなめっき金属の付着19現象が発生ずる。
このコンダクトロール2へのめっき金属付着19現象は
鋼板1とコンダクトロール2の間に接触抵抗が増加し、
そごに電流が流れ接触抵抗と電流の積すなわち電圧降下
が大きくなり、めっき分解電圧より高くなるとコンタク
1〜1:]−ル2へめっきされる現象である。
めっき金属が付着すると鋼板1に押キズやアークスポッ
トを発生させ品質を低下さ一已操ヤ出来なくなる。
又、このめっき金属の付着19現象は電圧降下の値が大
きいほど著しく、ひどい時はロールボリソシャーでも除
去出来ない状態であった。
これに対しては、 (1,)生産を一旦中断してコンダクトロール2を取替
える。
(2)コンタクl−ロール2を開放して未使用とする等
の方法がとられてきた。もともと、この問題はコンダグ
1〜ロールの摩耗に起因するため定期的に取替えればよ
いが経済的なデメリットがあり、又めっきされる鋼板の
幅、板厚によっても付着現象に差があり、取替周期も−
・様に決められなかった。
摩耗による取替は仕方ないが、取替不要な程度の摩耗段
階のものの取替、未使用は不合理であり、かかる不合理
を回避すべくした手段が、特開昭59−89790号に
提案されている。
その要旨は、 「通電ロール(コンダクトロール)と電解槽の間におい
てストリップ(鋼板)面に気体、又は気体と液体の混合
物を噴射して電解槽から流出しためっき液の通電性を低
下させることを特徴とする電気めっきにおける通電ロー
ルへの金属の電流を防止する方法。」にある。
「発明が解決しようとする問題点」 しかるに、叙上手段にあっては下記する不都合がある。
つまり、気体を噴射してめっき液を遮断して、コンダク
トロールへの金属析出を防止、するものであるが、気体
を噴射すると、めっき液の飛散はまぬがれず、職場環境
の悪化を来す。又、めっき液の全量回収が難かしい。
又、気体と液体との混合物を噴射する方法も同じ欠点を
有しているが、さらにめっき液以外の液体を噴射する場
合は、回収液の分離装置が必要となってくる。
「問題点を解決するだめの手段」、1作用」本発明は叙
上の事情に汚みなされたもので、その要旨とするところ
は、連続電気めっき装置において、鋼板に接して通電す
るコンダクトロールと鋼板の間の電圧降下を導電性バン
クアップ1コールとリレーを介する回路により個別に測
定するものとし、且つ初期値と比較しその電圧降下の値
が所定の電圧設定値を超えないようにコンダクトロール
の電源電流を制御するとして、コンダクI・ロール2へ
めっき金属が付着する前に予知し44着させ6一 ない手段を提供することが出来、別段強引にコンダクト
ロールと電解液間を遮断処理しなくとも済むとした点に
ある。
「実施例」 以下、これを図に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明実施の回路図であるが、これは既述の第
3図の従来回路に上述の如く、新たな電源電流制御機構
を追加して成るものであるが、図の複雑化を避けるべく
下側の陽極5に接続する回路部は省略し図示してない。
新たに追加した回路及び機器を説明すると、第3図に於
けるバンクアップロール4を導電性のバンクアップロー
ル4Aに変更し、同ロール4Aにブラシ3Aを設置する
その他、図中11は電圧検出装置、12は電圧設定器。
13ば電圧比較器、14ば電流制限装置、15は警報器
16は速度加減指令装置、17はリレーである。
それらの作用を説明すると、導電性バックアップロール
4Aは、コンダクトロール2の真下にあり鋼板1の電位
の検出点とする。導電性バンクアップロール4Aは回転
するためブラシ3Aにて外部へ導くためにブラシ3Aを
設置する。
電圧検出装置11は、ブラシ3とブラシ3Aの電位検出
点より鋼板1とコンダクトロール2間に流れる電源によ
る電圧隆下Viを検出する。
リレー17と組みあわせリレーSi〜nまでの接点を順
次閉じていくことにより各コンダクトロール2の電圧降
下Viが測定出来る。
電圧設定器12は、鋼板1とコンダクトロール2の間の
接触抵抗が大きくなり電圧降下が大きくなってくるとコ
ンダクトロール2にめっぎ金属付着19現象が発生する
それ以下の電圧に設定する。
電圧比較器13は、電圧設定器12の電圧Vsと電流検
出装置で検出した電圧Viを比較し、Vs >Viなら
正常、Vs、;Viになると異常と判定し、警報器15
へ信号を出しオペレータにベル又はランプで異常警報を
発生する。又、電流制限装置I4へも出力を出す。
電流制限装置14ば、電圧比較器I3からの信号により
、コンダクトロール2の前後のめっき電源6の電流を制
限し、電圧設定器電圧Vsと電圧降下Viを比較しVs
<Viになる電流まで制限をする。
その結果全めっき電流は減少するため他のめっき電源が
その減少した分を補うよう電流指令装置8が動作する。
そのとき、めっき電源6の容量がオーバーする場合は、
速度加減速指令装置が動作しライン速度を下げて所望の
目付量が確保されるように動作する。
叙上要領よりなる本発明方法を実施した場合の電圧隆下
Viがどうなるかを第2図にて説明をする。
すなわち電圧設定器の設定電圧Vsを1.5Vに設定し
連続メッキを開始した。
通電開始すると、装置が作動始め電圧検出装置により各
コンダクトロール2の電圧降下Viを順次測定して行く
コンダクトロール2が第4図のようにフラットな場合は
、電圧降下Viはさほど大きくない。
第5図のように摩耗してくるとコンダクトロール2と鋼
板】との接触状態が悪くなり、図のように電圧降下Vi
が上昇し設定電圧Vs≦Viになる。
そこで警報及び電流制限を開始しV S > V iに
なるようにメッキ電源6を制御する。
このようにすれば、第6図に示すような、コンダクトロ
ールへのメッキ金属付着が防止出来た。
「発明の効果」 以上の如く、本発明手段では別段強引にコンダクトロー
ルと電解液間を遮断処理することなくして、コンダクト
ロールへのめっき金属付着を予知し、付着しない電源電
流レベルに制御するとしζめっき金属の付着を未然に防
止するとしたので、従来ではコンダクトロール−・めっ
き金属が付着した場合めっきを中断し、コンダクトロー
ルの取替又は開放により不使用としていたため、生産が
非常に低下していたが、めっきの中断もなくめっき電源
に余裕がある場合はそのまま生産ができ又、コンダクト
ロール取替の指標ともなりコンダクトロール取替周期の
延長と1)なってIlr適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施の回路図、第2図は本発明を実施し
ての鋼板とコンダクトロール間の電圧降F状慾の図表、
第3図は連続電気めっき装置の回路図1第4図はコンダ
クトロール及集電器断面図。 第5図は摩耗時のコンダクトロール断面図、第6図はコ
ンダクトロール断面図めっき金属付着態様図である。 1・・・鋼板、  2・・・コンダクトロール、  3
,3A・・・ブラシ、 4・・・バンクアップロール、
 5・・・陽極、 6・・・めっき電源(整流装置)、
 7・・・電流比岐器、 8・・・電流指令装置、 9
・・・電流設定器、10・・・速度検出器、 11・・
・電圧検出装置、 12・・・電圧設定器、 13・・
・電圧比較器、 14・・・電流制限装置、 15・・
・警報器、 16・・・速度加減指令装置、17・・・
リレー、 18・・・給電銅板、4A・・・導電性バン
クアップロール、 19・・・めっき金属付着。 =11−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 連続電気めっき装置において、鋼板に接して通電するコ
    ンダクトロールと鋼板の間の電圧降下を導電性バックア
    ップロールとリレーを介する回路により個別に測定する
    ものとし、且つ初期値と比較しその電圧降下の値が所定
    の電圧設定値を超えないようにコンダクトロールの電源
    電流を制御するとしたことを特徴とするコンダクトロー
    ルのめっき金属付着防止方法。
JP22751686A 1986-09-26 1986-09-26 コンダクトロ−ルのめつき金属付着防止方法 Pending JPS6383296A (ja)

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