JPS6380199A - 遅発電気雷管 - Google Patents
遅発電気雷管Info
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- JPS6380199A JPS6380199A JP22494686A JP22494686A JPS6380199A JP S6380199 A JPS6380199 A JP S6380199A JP 22494686 A JP22494686 A JP 22494686A JP 22494686 A JP22494686 A JP 22494686A JP S6380199 A JPS6380199 A JP S6380199A
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Landscapes
- Pulse Circuits (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電気雷管、特に段発発破を行うのに好適な遅発
電気雷管に関するものである。
電気雷管に関するものである。
(従来の技術)
従来、複数の爆薬を時間をずらせながら爆発させる段発
発破においては遅延電気雷管が一般的に用いられている
。この遅延電気雷管は、リード線、電橋線および点火薬
で構成される電気点火部と、起爆薬との間に延時薬を填
薬配置したものである。
発破においては遅延電気雷管が一般的に用いられている
。この遅延電気雷管は、リード線、電橋線および点火薬
で構成される電気点火部と、起爆薬との間に延時薬を填
薬配置したものである。
この場合には通電により先ず点火薬が発火し、続いて燃
焼が延時薬に移り、この延時薬層を所定の時間かかって
燃焼が伝播した後、起爆薬に移り、ここで爆轟に転換す
るものである。したがって、延時薬の燃焼の不均一性に
より設定時間の精度を5%程度に管理するのが限度であ
った。さらに、経時による変化や使用時における温度の
変化などにより設定時間のばらつきが大きくなり、発破
技術上高度な設定時間精度が要求されるスムーズプラス
チング発破などに適用するには不十分であった。また、
市街地やその周辺での発破など、段発発破における各段
当りの装薬量が、振動や騒音などの関係から制限される
ような発破では必然的に各段の時間間隔を通常よりも精
度よく設定する必要があるが、従来の延時薬のように大
きなばらつきを有する電気雷管では前段と後段が重なっ
たり、極端な場合には逆転したりする恐れがあり、不適
当であった。
焼が延時薬に移り、この延時薬層を所定の時間かかって
燃焼が伝播した後、起爆薬に移り、ここで爆轟に転換す
るものである。したがって、延時薬の燃焼の不均一性に
より設定時間の精度を5%程度に管理するのが限度であ
った。さらに、経時による変化や使用時における温度の
変化などにより設定時間のばらつきが大きくなり、発破
技術上高度な設定時間精度が要求されるスムーズプラス
チング発破などに適用するには不十分であった。また、
市街地やその周辺での発破など、段発発破における各段
当りの装薬量が、振動や騒音などの関係から制限される
ような発破では必然的に各段の時間間隔を通常よりも精
度よく設定する必要があるが、従来の延時薬のように大
きなばらつきを有する電気雷管では前段と後段が重なっ
たり、極端な場合には逆転したりする恐れがあり、不適
当であった。
このような不具合を改善するために、瞬発電気雷管を用
い、インダクタまたはコンデンサによって発破器からの
パルスを電気的に遅延させるようにした遅発電気雷管が
提案されている。このような電気回路を用いた遅延シス
テムとしては、特公昭56−26228号公報、特開昭
54−43454号公報などに開示れているアナログ方
式と、特開昭57−142498号公報、特開昭58−
83200号公報に開示されているデジタル方式(発明
が解決しようとする問題点) 上述したアナログ方式の遅発電気雷管においては、抵抗
とコンデンサで構成される遅延回路を用いるものであり
、その設定時間の精度はこれらの電子部品の精度によっ
て左右されることになる。
い、インダクタまたはコンデンサによって発破器からの
パルスを電気的に遅延させるようにした遅発電気雷管が
提案されている。このような電気回路を用いた遅延シス
テムとしては、特公昭56−26228号公報、特開昭
54−43454号公報などに開示れているアナログ方
式と、特開昭57−142498号公報、特開昭58−
83200号公報に開示されているデジタル方式(発明
が解決しようとする問題点) 上述したアナログ方式の遅発電気雷管においては、抵抗
とコンデンサで構成される遅延回路を用いるものであり
、その設定時間の精度はこれらの電子部品の精度によっ
て左右されることになる。
これら電子部品の精度は工業的に使用されている部品に
ついては数%〜士数%であるため、スムーズプラスチン
グ発破や都市発破を行うために必要な時間精度を得るこ
とは困難である。
ついては数%〜士数%であるため、スムーズプラスチン
グ発破や都市発破を行うために必要な時間精度を得るこ
とは困難である。
また、デジタル方式の遅発電気雷管においては、発振回
路から発生された信号をカウンタで計数して必要な遅延
時間を得るようにしており、アナログ方式に比べて時間
精度は格段に優れている。この場合、発振回路としては
、抵抗とコンデンサを含むR−C発振回路を用いている
が、このようなR−C発振回路から発生される信号の周
波数は抵抗やコンデンサの精度に左右されるので、デジ
タル時計など正確な周波数を有する信号を発生させる必
要がある回路に用いられている水晶発振子やセラミック
発振子などを用いる発振回路に比べると周波数精度は劣
っている。このような水晶発振子やセラミック発振子な
どを用いる発振回路とカウンタなどを組合わせて遅発電
気雷管を構成すれば、さらに時間精度の向上が期待され
る。しかし、水晶発振子やセラミック発振子は、電圧が
印加されてから、一定の振動周波数に安定するまでに2
00〜300m5の時間が必要である。したがって、瞬
発電気雷管に組込んだ場合には、この安定化に要する時
間がそのまま設定時間の誤差となるため、従来は周波数
精度の劣るR−C発振回路を用いざるを得なかった。
路から発生された信号をカウンタで計数して必要な遅延
時間を得るようにしており、アナログ方式に比べて時間
精度は格段に優れている。この場合、発振回路としては
、抵抗とコンデンサを含むR−C発振回路を用いている
が、このようなR−C発振回路から発生される信号の周
波数は抵抗やコンデンサの精度に左右されるので、デジ
タル時計など正確な周波数を有する信号を発生させる必
要がある回路に用いられている水晶発振子やセラミック
発振子などを用いる発振回路に比べると周波数精度は劣
っている。このような水晶発振子やセラミック発振子な
どを用いる発振回路とカウンタなどを組合わせて遅発電
気雷管を構成すれば、さらに時間精度の向上が期待され
る。しかし、水晶発振子やセラミック発振子は、電圧が
印加されてから、一定の振動周波数に安定するまでに2
00〜300m5の時間が必要である。したがって、瞬
発電気雷管に組込んだ場合には、この安定化に要する時
間がそのまま設定時間の誤差となるため、従来は周波数
精度の劣るR−C発振回路を用いざるを得なかった。
したがって、本発明の目的は上述した従来の欠点を除去
し、水晶発振子やセラミック発振子などを用いた高精度
の発振回路を用いて遅延時間を高精度に設定することが
できる遅発電気雷管を提供しようとするものである。
し、水晶発振子やセラミック発振子などを用いた高精度
の発振回路を用いて遅延時間を高精度に設定することが
できる遅発電気雷管を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
第1図は本発明による遅発電気雷管の基本的構成を示す
概念図である。点火のためのエネルギーと、雷管に設け
た種々の回路のための電源エネルギーとを供給する発破
器1からの電気エネルギーを蓄積する第1のコンデンサ
2と、発破器1からのエネルギーの供給の終了を検出し
て起動信号を出力する起動回路3と、この起動信号によ
り起動されて、同一周波数で位相が異なる第1および第
2のクロックパルスφ1.φ2を発生するクロックパル
ス発生回路4と、第1のクロックパルスφ1のパルス幅
を外部から任意に設定することができるパルス幅変換回
路5と、このパルス幅の変換された第1クロックパルス
によって駆動され、このパルス持続時間中一定振幅を有
する定電流パルスを出力する定電流パルス発生回路6と
、この定電流パルス発生回路から供給される定電流パル
スによって充電される第2のコンデンサ7と、前記第2
のクロックパルスに同期して前記第2コンデンサの充電
電圧を検知し、この充電電圧が規定の値を超えるときに
起爆信号を出力する電圧検知回路8と、この起爆信号に
応答して前記第2コンデンサに蓄積されている電荷を点
火用抵抗9を経て放電するスイッチング回路10とを具
えるものである。
概念図である。点火のためのエネルギーと、雷管に設け
た種々の回路のための電源エネルギーとを供給する発破
器1からの電気エネルギーを蓄積する第1のコンデンサ
2と、発破器1からのエネルギーの供給の終了を検出し
て起動信号を出力する起動回路3と、この起動信号によ
り起動されて、同一周波数で位相が異なる第1および第
2のクロックパルスφ1.φ2を発生するクロックパル
ス発生回路4と、第1のクロックパルスφ1のパルス幅
を外部から任意に設定することができるパルス幅変換回
路5と、このパルス幅の変換された第1クロックパルス
によって駆動され、このパルス持続時間中一定振幅を有
する定電流パルスを出力する定電流パルス発生回路6と
、この定電流パルス発生回路から供給される定電流パル
スによって充電される第2のコンデンサ7と、前記第2
のクロックパルスに同期して前記第2コンデンサの充電
電圧を検知し、この充電電圧が規定の値を超えるときに
起爆信号を出力する電圧検知回路8と、この起爆信号に
応答して前記第2コンデンサに蓄積されている電荷を点
火用抵抗9を経て放電するスイッチング回路10とを具
えるものである。
(作 用)
上述した本発明の遅発電気雷管によれば、発破器1から
のエネルギーの供給の終了を検知して起動信号を発生さ
せ、この起動信号によって第1および第2のクロックパ
ルスを発生するクロックパルス発生回路4を起動するよ
うにしたから、第1および第2のクロックパルスは安定
したものとなり、正確な遅延時間が得られることになる
。また、このクロックパルス発生回路4は、水晶発振子
やセラミック発振子などを有する基準クロックパルス発
生器と、この基準クロックパルスを分周して第1および
第2のクロックパルスを生成する回路とから構成するこ
とができるので、遅延時間の設定精度を向上することが
できる。さらに、第2コンデンサの充電電圧を常時検知
していて、これが規定の値を超えるときに点火信号を発
生させるのではなく、第2コンデンサを充電する定電流
パルスと一定の位相関係を有する第2のクロックパルス
によって駆動される電圧検知回路8を設けたため、遅延
時間を純デジタル的に設定することが可能となり、精度
はさらに向上することになる。
のエネルギーの供給の終了を検知して起動信号を発生さ
せ、この起動信号によって第1および第2のクロックパ
ルスを発生するクロックパルス発生回路4を起動するよ
うにしたから、第1および第2のクロックパルスは安定
したものとなり、正確な遅延時間が得られることになる
。また、このクロックパルス発生回路4は、水晶発振子
やセラミック発振子などを有する基準クロックパルス発
生器と、この基準クロックパルスを分周して第1および
第2のクロックパルスを生成する回路とから構成するこ
とができるので、遅延時間の設定精度を向上することが
できる。さらに、第2コンデンサの充電電圧を常時検知
していて、これが規定の値を超えるときに点火信号を発
生させるのではなく、第2コンデンサを充電する定電流
パルスと一定の位相関係を有する第2のクロックパルス
によって駆動される電圧検知回路8を設けたため、遅延
時間を純デジタル的に設定することが可能となり、精度
はさらに向上することになる。
(実施例)
第2図は本発明による遅発電気雷管の一実施例の構成を
示す図である。第2図において、第1図に示したものと
同一の部分には同じ符号を付けて示す。発破器1は母線
11AおよびIIBを介して入力端子12Aおよび12
Bにそれぞれ接続し、これら入力端子には幹線13Aお
よび13Bをそれぞれ接続する。発破器1から母線11
AおよびIIBを経て供給される電気エネルギーは幹線
13Aおよび138間に接続した第1コンデンサ2に蓄
積する。この第1コンデンサ2は電気雷管の電源を構成
するものであり、種々の回路はこの第1コンデンサ2の
充電電圧によって動作するようになっている。本発明に
おいては幹線13A、 13B間に起動回路3を接続し
、発破器1から電気エネルギーが供給されているかを検
知し、エネルギーの供給終了を検知したら起動信号AS
を出力するようにする。この発破器1からの電気エネル
ギーの供給時間は、例えば1〜数秒である。クロックパ
ルス発生回路4は、例えば32.768kllzの基準
クロックパルスを発生する基準クロックパルス発生器1
4と、その出力基準クロックパルスを受けて、例えば4
Hzの同一繰返し周波数(周期250m5)で位相が異
なる第1および第2のクロックパルスφ、およびφ2を
発生する2相クロックパルス発生器15とを具えている
。基準クロックパルス発生器4は、第1コンデンサ2の
端子電圧が成る値を超えると発振を開始するが、その立
上りは不安定となる。しかし、本発明では発破器1から
のエネルギーの供給終了を検知して起動信号を作り、こ
れによって2相クロックパルス発生器15を起動させて
いるので、基準クロックパルス発生器14の立上りの不
安定さは遅延時間にまったく影響を及ぼさない。したが
って、基準クロックパルス発生器14としては、水晶発
振子やセラミック発振子などの発振子を有する高精度発
振器を以って構成することができる。2相クロックパル
ス発生器15は上述したように基準クロックパルスを受
けて、位相が異なる第1および第2のクロックパルスφ
、 φ2を発生するものであるが、起動回路3からの起
動信号ASを受けて動作を開始するので、正確なタイミ
ングで第1および第2クロックパルスを発生することが
できる。その理由は、起動信号が出力されるまでには基
準クロックパルス発生器14は安定に動作するようにな
っているためである。
示す図である。第2図において、第1図に示したものと
同一の部分には同じ符号を付けて示す。発破器1は母線
11AおよびIIBを介して入力端子12Aおよび12
Bにそれぞれ接続し、これら入力端子には幹線13Aお
よび13Bをそれぞれ接続する。発破器1から母線11
AおよびIIBを経て供給される電気エネルギーは幹線
13Aおよび138間に接続した第1コンデンサ2に蓄
積する。この第1コンデンサ2は電気雷管の電源を構成
するものであり、種々の回路はこの第1コンデンサ2の
充電電圧によって動作するようになっている。本発明に
おいては幹線13A、 13B間に起動回路3を接続し
、発破器1から電気エネルギーが供給されているかを検
知し、エネルギーの供給終了を検知したら起動信号AS
を出力するようにする。この発破器1からの電気エネル
ギーの供給時間は、例えば1〜数秒である。クロックパ
ルス発生回路4は、例えば32.768kllzの基準
クロックパルスを発生する基準クロックパルス発生器1
4と、その出力基準クロックパルスを受けて、例えば4
Hzの同一繰返し周波数(周期250m5)で位相が異
なる第1および第2のクロックパルスφ、およびφ2を
発生する2相クロックパルス発生器15とを具えている
。基準クロックパルス発生器4は、第1コンデンサ2の
端子電圧が成る値を超えると発振を開始するが、その立
上りは不安定となる。しかし、本発明では発破器1から
のエネルギーの供給終了を検知して起動信号を作り、こ
れによって2相クロックパルス発生器15を起動させて
いるので、基準クロックパルス発生器14の立上りの不
安定さは遅延時間にまったく影響を及ぼさない。したが
って、基準クロックパルス発生器14としては、水晶発
振子やセラミック発振子などの発振子を有する高精度発
振器を以って構成することができる。2相クロックパル
ス発生器15は上述したように基準クロックパルスを受
けて、位相が異なる第1および第2のクロックパルスφ
、 φ2を発生するものであるが、起動回路3からの起
動信号ASを受けて動作を開始するので、正確なタイミ
ングで第1および第2クロックパルスを発生することが
できる。その理由は、起動信号が出力されるまでには基
準クロックパルス発生器14は安定に動作するようにな
っているためである。
第1のクロックパルスφ1はパルス幅変換回路5に供給
し、ここでパルス持続時間を所定の遅延時間が得られる
ような値に変換する。この実施例ではパルス幅変換回路
5は、基準クロックパルス発生器14から供給される基
準クロックパルスを受ける計数入力端子16a、第1ク
ロックパルスφ蔦を受けるトリガ入力端子16b、リセ
ット信号を受けるリセット入力端子16c、t−リガ入
力端子に第1クロックパルスを受けてからリセット入力
端子にリセット信号を受けるまでの期間出力パルスを出
力する出力端子16dを有するカウンタ16と、このカ
ウンタの複数の中間出力端子にそれぞれ一方の接点を接
続し、他方の接点をカウンタのリセット端子16cに共
通に接続したスイッチSW、、 swz−−−−SW、
を有するスイッチ回路17とを具えている。
し、ここでパルス持続時間を所定の遅延時間が得られる
ような値に変換する。この実施例ではパルス幅変換回路
5は、基準クロックパルス発生器14から供給される基
準クロックパルスを受ける計数入力端子16a、第1ク
ロックパルスφ蔦を受けるトリガ入力端子16b、リセ
ット信号を受けるリセット入力端子16c、t−リガ入
力端子に第1クロックパルスを受けてからリセット入力
端子にリセット信号を受けるまでの期間出力パルスを出
力する出力端子16dを有するカウンタ16と、このカ
ウンタの複数の中間出力端子にそれぞれ一方の接点を接
続し、他方の接点をカウンタのリセット端子16cに共
通に接続したスイッチSW、、 swz−−−−SW、
を有するスイッチ回路17とを具えている。
このスイッチ回路17の成るスイッチを閉成すると、カ
ウンタ16が、このスイッチに接続された計数段まで計
数したときにリセット信号が作られ、カウンタをリセッ
トすることになる。したがって、閉成するスイッチを選
択することによりカウンタ16の出力端子16dからの
出力パルスの持続時間を任意に選択することができる。
ウンタ16が、このスイッチに接続された計数段まで計
数したときにリセット信号が作られ、カウンタをリセッ
トすることになる。したがって、閉成するスイッチを選
択することによりカウンタ16の出力端子16dからの
出力パルスの持続時間を任意に選択することができる。
このようにしてパルス持続時間を変換した第1クロック
パルスをさらに定電流パルス発生回路6に供給し、振幅
が一定で、持続時間がこの第1クロックパルスの持続時
間に等しい定電流パルスを発生させ、これを第2コンデ
ンサ7に蓄積している。この第2コンデンサ7と並列に
接続される電圧検知回路8を、本例では抵抗18と定電
圧ダイオード19との直列回路と、これら抵抗と定電圧
ダイオードとの接続点にコレクタを接続し、ベースを2
相クロックパルス発生器15の第2クロックパルスφ2
を出力する出力端子に接続したトランジスタ20とを以
って構成する。また、第2コンデンサ7と並列にスイッ
チング回路10を構成するサイリスタ21と点火用抵抗
9との直列回路を接続し、前記トランジスタ20のエミ
ッタをサイリスタ21の制御電極に接続する。
パルスをさらに定電流パルス発生回路6に供給し、振幅
が一定で、持続時間がこの第1クロックパルスの持続時
間に等しい定電流パルスを発生させ、これを第2コンデ
ンサ7に蓄積している。この第2コンデンサ7と並列に
接続される電圧検知回路8を、本例では抵抗18と定電
圧ダイオード19との直列回路と、これら抵抗と定電圧
ダイオードとの接続点にコレクタを接続し、ベースを2
相クロックパルス発生器15の第2クロックパルスφ2
を出力する出力端子に接続したトランジスタ20とを以
って構成する。また、第2コンデンサ7と並列にスイッ
チング回路10を構成するサイリスタ21と点火用抵抗
9との直列回路を接続し、前記トランジスタ20のエミ
ッタをサイリスタ21の制御電極に接続する。
以下、本例による遅発電気雷管の動作を第3図A−1の
信号波形図をも参照して説明する。−第3図Aに示すよ
うに、時刻t0に発破器1を駆動し、時刻t1において
エネルギーの供給を終了すると、第3図Bに示すように
この時刻t1において起動信号が出力される。第3図C
に示すようにこの時刻t0とt、との間で基準クロック
パルス発生器14は発振を開始し、時刻1.においては
充分安定した状態となっている(第3図Cでは不安定な
状態を点線で示す)。上述したように起動信号が発生さ
れるまでは2相クロックパルス発生器15は動作しない
ので、第1および第2のクロックパルスは発生されず、
したがって定電流パルス発生回路6も定電流パルスを発
生せず、第2コンデンサ7には電荷は蓄積されない。
信号波形図をも参照して説明する。−第3図Aに示すよ
うに、時刻t0に発破器1を駆動し、時刻t1において
エネルギーの供給を終了すると、第3図Bに示すように
この時刻t1において起動信号が出力される。第3図C
に示すようにこの時刻t0とt、との間で基準クロック
パルス発生器14は発振を開始し、時刻1.においては
充分安定した状態となっている(第3図Cでは不安定な
状態を点線で示す)。上述したように起動信号が発生さ
れるまでは2相クロックパルス発生器15は動作しない
ので、第1および第2のクロックパルスは発生されず、
したがって定電流パルス発生回路6も定電流パルスを発
生せず、第2コンデンサ7には電荷は蓄積されない。
起動信号が発生された後、2相クロックパルス発生器1
5は第3図りおよびEに示すように第1および第2のク
ロックパルスφ1およびφ2を発生するようになる。こ
れら第1および第2のクロックパルスの周期λは同じで
あるが、位相はψだけずれている。この位相差ψは周期
λよりも僅かに小さいものとするのが好適である。その
理由は、この位相差ψの範囲内だけでパルス幅を変換す
ることができるので、位相差ψを大きくした方がパルス
幅の可変範囲を広くとれるためである。また、第3図は
第1および第2クロックパルスの周期λに比べて基準ク
ロックパルスの周期は実際よりも大きく示しである。
5は第3図りおよびEに示すように第1および第2のク
ロックパルスφ1およびφ2を発生するようになる。こ
れら第1および第2のクロックパルスの周期λは同じで
あるが、位相はψだけずれている。この位相差ψは周期
λよりも僅かに小さいものとするのが好適である。その
理由は、この位相差ψの範囲内だけでパルス幅を変換す
ることができるので、位相差ψを大きくした方がパルス
幅の可変範囲を広くとれるためである。また、第3図は
第1および第2クロックパルスの周期λに比べて基準ク
ロックパルスの周期は実際よりも大きく示しである。
カウンタ16は第1クロックパルスφ1によってトリガ
され、基準クロックパルスの計数を開始するが、スイッ
チ回路17の1つのスイッチSWiは予め閉じられてい
るので、そのスイッチに接続された計数段まで計数する
とリセットがかかり、計数開始時からリセット時まで持
続するパルスを出力することになる。第3図FおよびG
はそれぞれパルス持続時間がT、およびT2のカウンタ
出力パルスを示すものである。この出力パルスの周期λ
は第1クロックパルスφ、の周期と同じであり、また第
1クロックパルスと位相も一致しているので、第1クロ
ックパルスのパルス幅が変換されたものと考えることが
できる。また、スイッチ回路17のスイッチSW、〜S
W、の内の閉成すべきスイッチを選択することによって
、カウンタ出力のパルス幅を基準クロックパルスの周期
を単位として高精度で変更することができる。
され、基準クロックパルスの計数を開始するが、スイッ
チ回路17の1つのスイッチSWiは予め閉じられてい
るので、そのスイッチに接続された計数段まで計数する
とリセットがかかり、計数開始時からリセット時まで持
続するパルスを出力することになる。第3図FおよびG
はそれぞれパルス持続時間がT、およびT2のカウンタ
出力パルスを示すものである。この出力パルスの周期λ
は第1クロックパルスφ、の周期と同じであり、また第
1クロックパルスと位相も一致しているので、第1クロ
ックパルスのパルス幅が変換されたものと考えることが
できる。また、スイッチ回路17のスイッチSW、〜S
W、の内の閉成すべきスイッチを選択することによって
、カウンタ出力のパルス幅を基準クロックパルスの周期
を単位として高精度で変更することができる。
今、カウンタ出力を第3図Fに示すように選定したとす
ると、定電流パルス発生回路6はこれに同期して同一振
幅の定電流パルスを発生し、第2コンデンサ7の端子電
圧は第3図Hに示すように段階的に上昇することになる
。この場合、定電流パルスのパルス幅は短かいので、第
2コンデンサ端子電圧の上昇は比較的緩やかとなる。一
方、カウンタ出力パルスのパルス幅が第3図Gに示スヨ
うに長い場合には、パルス幅の長い定電流パルスが第2
コンデンサ7に供給されるので、その端子電圧は第3図
■に示すように急激に上昇することになる。この場合、
定電流パルスの振幅は一定であるから、第2コンデンサ
端子電圧の増大部分での勾配は、第3図Hの場合と第3
図Iの場合とで等しくなる。
ると、定電流パルス発生回路6はこれに同期して同一振
幅の定電流パルスを発生し、第2コンデンサ7の端子電
圧は第3図Hに示すように段階的に上昇することになる
。この場合、定電流パルスのパルス幅は短かいので、第
2コンデンサ端子電圧の上昇は比較的緩やかとなる。一
方、カウンタ出力パルスのパルス幅が第3図Gに示スヨ
うに長い場合には、パルス幅の長い定電流パルスが第2
コンデンサ7に供給されるので、その端子電圧は第3図
■に示すように急激に上昇することになる。この場合、
定電流パルスの振幅は一定であるから、第2コンデンサ
端子電圧の増大部分での勾配は、第3図Hの場合と第3
図Iの場合とで等しくなる。
第2コンデンサ7の端子電圧を電圧検知回路8で検知す
るが、本発明ではこの検知を常時行っているのではなく
、第2クロックパルスφ2と同期して行うようにする。
るが、本発明ではこの検知を常時行っているのではなく
、第2クロックパルスφ2と同期して行うようにする。
すなわち、第2クロックパルスφ2がトランジスタ20
のベースに印加されるときだけ電圧検知が行われるよう
にしている。第2コンデンサ7の端子電圧が定電圧ダイ
オードI9の降服電圧によって決まる規定電圧V、より
も低いときは抵抗18に電流が流れず、サイリスタ21
のアノードとゲートは同電位となり、サイリスクは導通
しない。一方、第2コンデンサ7の端子電圧が上昇し、
規定電圧VRを超えると、定電圧ダイオード19は導通
し、抵抗18に電流が流れ、抵抗18と定電圧ダイオー
ド19との接続点の電位は降下し、次に第2クロックパ
ルスφ2によってトランジスタ20が導通状態となると
きに、この低下した電位がサイリスタ21のゲートに印
加されるのでサイリスクは導通し、第2コンデンサ7に
蓄積されている電荷はサイリスタ21および点火用抵抗
9を経て放電するようになる。これにより点火用抵抗9
が加熱され、点火薬が発火し、引続いて填装薬が爆発す
ることになる。
のベースに印加されるときだけ電圧検知が行われるよう
にしている。第2コンデンサ7の端子電圧が定電圧ダイ
オードI9の降服電圧によって決まる規定電圧V、より
も低いときは抵抗18に電流が流れず、サイリスタ21
のアノードとゲートは同電位となり、サイリスクは導通
しない。一方、第2コンデンサ7の端子電圧が上昇し、
規定電圧VRを超えると、定電圧ダイオード19は導通
し、抵抗18に電流が流れ、抵抗18と定電圧ダイオー
ド19との接続点の電位は降下し、次に第2クロックパ
ルスφ2によってトランジスタ20が導通状態となると
きに、この低下した電位がサイリスタ21のゲートに印
加されるのでサイリスクは導通し、第2コンデンサ7に
蓄積されている電荷はサイリスタ21および点火用抵抗
9を経て放電するようになる。これにより点火用抵抗9
が加熱され、点火薬が発火し、引続いて填装薬が爆発す
ることになる。
第3図HおよびIに示すように、定電流パルスのパルス
幅が短かく、第2コンデンサ7の端子電圧の上昇が緩や
かなときは、サイリスタ21が導通する瞬時tE+と起
動信号が発生される瞬時t、との間の時間、すなわち遅
延時間Ttは長いが、定電流パルスのパルス幅が長く、
第2コンデンサ7の端子電圧が急速に上昇する場合には
サイリスタ21が導通する瞬時tEtは早(なり、遅延
時間T2は短くなる。このようにして遅延時間を任意に
設定することができる。本発明では、サイリスタ21が
導通する瞬時は、第2コンデンサ7の端子電圧が規定電
圧V、Iを超える瞬時ではなく、端子電圧が規定電圧を
超えた後最初に現われる第2クロックパルスの発生瞬時
によって決まるので遅延時間をデジタルの秒時性をもっ
て設定することができる。
幅が短かく、第2コンデンサ7の端子電圧の上昇が緩や
かなときは、サイリスタ21が導通する瞬時tE+と起
動信号が発生される瞬時t、との間の時間、すなわち遅
延時間Ttは長いが、定電流パルスのパルス幅が長く、
第2コンデンサ7の端子電圧が急速に上昇する場合には
サイリスタ21が導通する瞬時tEtは早(なり、遅延
時間T2は短くなる。このようにして遅延時間を任意に
設定することができる。本発明では、サイリスタ21が
導通する瞬時は、第2コンデンサ7の端子電圧が規定電
圧V、Iを超える瞬時ではなく、端子電圧が規定電圧を
超えた後最初に現われる第2クロックパルスの発生瞬時
によって決まるので遅延時間をデジタルの秒時性をもっ
て設定することができる。
本発明の点火回路はアナログ方式の遅延回路と同じであ
るが、2相クロックパルスを用いることにより、充電過
渡期における誤動作は上述したように回避することがで
きる。しかしながら、第2クロックパルスφ2と同期し
た電圧検知において、第2コンデンサ7の容量誤差の影
響が現われる。
るが、2相クロックパルスを用いることにより、充電過
渡期における誤動作は上述したように回避することがで
きる。しかしながら、第2クロックパルスφ2と同期し
た電圧検知において、第2コンデンサ7の容量誤差の影
響が現われる。
すなわち、一定のエネルギーをコンデンサに充電した場
合、コンデンサの容量が規定容量よりも大きい容量を有
する場合に比べ低い値となる。したがって点火時刻を電
圧の大小で判定しているアナログ方式では、設定時間に
大きな影響が現われてくる。しかし、本発明では、充電
エネルギーが充電電流と充電時間との積で決まり、しか
も充電電流は定電流パルス回路で一定振幅に固定されて
いるため、充電エネルギーは充電時間、すなわち定電流
パルスの幅で一義的に決まることになる。したがって、
カウンタ16による可変パルス幅の差の最小幅に等しい
単位パルスを、この単位パルスに対応した定電流パルス
によって第2コンデンサ7を充電するときに上昇する電
圧が、第2コンデンサの容量誤差による規定電圧との電
圧差を上回るように設定することにより、第2コンデン
サの容量誤差による遅延時間の変動を除去することがで
きる。
合、コンデンサの容量が規定容量よりも大きい容量を有
する場合に比べ低い値となる。したがって点火時刻を電
圧の大小で判定しているアナログ方式では、設定時間に
大きな影響が現われてくる。しかし、本発明では、充電
エネルギーが充電電流と充電時間との積で決まり、しか
も充電電流は定電流パルス回路で一定振幅に固定されて
いるため、充電エネルギーは充電時間、すなわち定電流
パルスの幅で一義的に決まることになる。したがって、
カウンタ16による可変パルス幅の差の最小幅に等しい
単位パルスを、この単位パルスに対応した定電流パルス
によって第2コンデンサ7を充電するときに上昇する電
圧が、第2コンデンサの容量誤差による規定電圧との電
圧差を上回るように設定することにより、第2コンデン
サの容量誤差による遅延時間の変動を除去することがで
きる。
本発明の遅発電気雷管を構成するに当っては、全ての回
路部分を点火用抵抗と一緒に雷管のハウジング内に一体
的に配置してもよいし、回路部分だけを別個のハウジン
グに収納し、これを電橋線を介して瞬発電気雷管に接続
してもよい。
路部分を点火用抵抗と一緒に雷管のハウジング内に一体
的に配置してもよいし、回路部分だけを別個のハウジン
グに収納し、これを電橋線を介して瞬発電気雷管に接続
してもよい。
第4図は上述した起動回路3の一例の構成を示すもので
ある。
ある。
起動回路3は、幹線13Aに直列に接続した抵抗31お
よびダイオード32と、幹線13Aと13Bとの間に接
続した分圧抵抗33.34と、これらの分圧抵抗の接続
点にベースを接続し、コレクタを抵抗35を経て幹線1
3八に接続し、エミッタを幹線13Bに接続した第1の
トランジスタ36と、ベースを第1トランジスタのコレ
クタに接続し、コレクタを抵抗37を経て幹線13八に
接続し、エミッタを幹線13Bに接続した第2のトラン
ジスタ38とを具えている。
よびダイオード32と、幹線13Aと13Bとの間に接
続した分圧抵抗33.34と、これらの分圧抵抗の接続
点にベースを接続し、コレクタを抵抗35を経て幹線1
3八に接続し、エミッタを幹線13Bに接続した第1の
トランジスタ36と、ベースを第1トランジスタのコレ
クタに接続し、コレクタを抵抗37を経て幹線13八に
接続し、エミッタを幹線13Bに接続した第2のトラン
ジスタ38とを具えている。
全発破器1が起動され、母線11A、 IIBおよび入
力端子12Aおよび12Bを介して幹線13Aおよび1
3Bに電圧が印加されると、分圧抵抗33.34に電流
が流れ、第1トランジスタ36のベース電位はエミッタ
電位よりも高くなり、導通する。したがって第2トラン
ジスタ38のベース電位はエミッタ電位とほぼ等しくな
り、第2トランジスタは遮断状態となり、そのコレクタ
に接続された出力点Pの電位は幹線13Aの正電位にほ
ぼ等しくなる。これによって2相クロックパルス発生器
15はリセット状態となる。
力端子12Aおよび12Bを介して幹線13Aおよび1
3Bに電圧が印加されると、分圧抵抗33.34に電流
が流れ、第1トランジスタ36のベース電位はエミッタ
電位よりも高くなり、導通する。したがって第2トラン
ジスタ38のベース電位はエミッタ電位とほぼ等しくな
り、第2トランジスタは遮断状態となり、そのコレクタ
に接続された出力点Pの電位は幹線13Aの正電位にほ
ぼ等しくなる。これによって2相クロックパルス発生器
15はリセット状態となる。
発破器1からのエネルギーの供給が終了すると、起動回
路3に設けたダイオード32のため、第1トランジスタ
36のベース電位は低下し、この第1トランジスタは遮
断状態となる。したがって、第2トランジスタ38のベ
ース電位は幹線13Aの正電位となり、この第2トラン
ジスタは導通し、出力点Pは幹線13Bの負電位となる
。このため、2相クロックパルス発生器15のリセット
状態は解除され、その入力端子に受信するクロックパル
スを計数し始める。
路3に設けたダイオード32のため、第1トランジスタ
36のベース電位は低下し、この第1トランジスタは遮
断状態となる。したがって、第2トランジスタ38のベ
ース電位は幹線13Aの正電位となり、この第2トラン
ジスタは導通し、出力点Pは幹線13Bの負電位となる
。このため、2相クロックパルス発生器15のリセット
状態は解除され、その入力端子に受信するクロックパル
スを計数し始める。
(発明の効果)
上述した本発明の遅発電気雷管によれば、発破器からの
エネルギーの供給の終了を検知して起動信号を発生させ
、この起動信号によって2相クロックパルス発生回路を
起動するようにしているため、CR発振器は勿論、現在
その精度はきわめて高いにも拘らず、その発振が定常状
態になるまでの立上りの時間の不安定さから使用が避け
られてきた水晶発振器やセラミック発振器を使用するこ
とができるため、遅延時間をきわめて高い精度で設定す
ることができる。
エネルギーの供給の終了を検知して起動信号を発生させ
、この起動信号によって2相クロックパルス発生回路を
起動するようにしているため、CR発振器は勿論、現在
その精度はきわめて高いにも拘らず、その発振が定常状
態になるまでの立上りの時間の不安定さから使用が避け
られてきた水晶発振器やセラミック発振器を使用するこ
とができるため、遅延時間をきわめて高い精度で設定す
ることができる。
また、点火時刻は、第2コンデンサの端子電圧が規定電
圧を超えるのを検知して決定するアナログ方式を採用し
ているが、この端子電圧の検知は第2クロックパルスに
同期して行っているので、遅延時間はデジタル的に設定
することができるため、遅延時間の設定は高精度なもの
となる。
圧を超えるのを検知して決定するアナログ方式を採用し
ているが、この端子電圧の検知は第2クロックパルスに
同期して行っているので、遅延時間はデジタル的に設定
することができるため、遅延時間の設定は高精度なもの
となる。
さらに、定電流パルスのパルス幅の変更単位を適切に選
定することにより第2コンデンサの容量誤差の影響を除
くこともできる。
定することにより第2コンデンサの容量誤差の影響を除
くこともできる。
第1図は本発明による遅発電気雷管の基本的構成を示す
概念図、 第2図は同じくその一実施例の構成を示す図、第3図は
第2図に示す実施例の動作を説明するための信号波形図
、 第4図は起動回路の一例の構成を示す回路図である。 1・・・発破器 2・・・第1コンデンサ3
・・・起動回路 4・・・クロックパルス発生回路 5・・・パルス幅変換回路 6・・・定電流パルス発生回路 7・・・第2コンデンサ 8・・・電圧検知回路9・
・・点火用抵抗 10・・・不イツチング回路1
4・・・基準クロックパルス発生器 15・・・2相クロックパルス発生器 16・・・カウンタ 17・・・スイッチ回路
18・・・抵抗 19・・・定電圧ダイオ
ード20・・・トランジスタ 21・・・サイリス
ク第4図
概念図、 第2図は同じくその一実施例の構成を示す図、第3図は
第2図に示す実施例の動作を説明するための信号波形図
、 第4図は起動回路の一例の構成を示す回路図である。 1・・・発破器 2・・・第1コンデンサ3
・・・起動回路 4・・・クロックパルス発生回路 5・・・パルス幅変換回路 6・・・定電流パルス発生回路 7・・・第2コンデンサ 8・・・電圧検知回路9・
・・点火用抵抗 10・・・不イツチング回路1
4・・・基準クロックパルス発生器 15・・・2相クロックパルス発生器 16・・・カウンタ 17・・・スイッチ回路
18・・・抵抗 19・・・定電圧ダイオ
ード20・・・トランジスタ 21・・・サイリス
ク第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、発破器から供給される電気エネルギーを蓄積する第
1のコンデンサと、 発破器からのエネルギーの供給の終了を検出して起動信
号を出力する起動回路と、 この起動信号により起動され同一周波数で位相の異なる
第1および第2のクロックパルスを発生するクロックパ
ルス発生回路と、 前記第1のクロックパルスを受け、そのパルス幅を、外
部から設定される値に変換するパルス幅変換回路と、 このパルス幅の変換された第1のクロックパルスを受け
、そのパルス持続時間中一定振幅の電流パルスを出力す
る定電流パルス発生回路と、 この一定振幅の定電流パルスを蓄積する第2のコンデン
サと、 前記第2のクロックパルスを受け、これに同期して前記
第2のコンデンサの充電電圧を検知し、この充電電圧が
規定の値を超えるときに点火信号を出力する電圧検知回
路と、 この点火信号を受けて前記第2のコンデンサに蓄積され
ている電荷を点火用抵抗に放電するスイッチング回路と
を具えることを特徴とする遅発電気雷管。 2、前記第1および第2のクロックパルスを発生するク
ロックパルス発生回路には、前記起動信号により起動し
て一定周波数の基準クロックパルスを発生する発振器と
、この発振器からの基準クロックパルスを受けて前記第
1および第2のクロックパルスを発生する2相クロック
発生器とを設けたことを特徴とする特許請求の範囲1記
載の遅発電気雷管。 3、前記第1クロックパルスのパルス幅を変換する回路
に、前記基準クロックパルスを受ける計数入力端子と、
前記第1クロックパルスを受けるトリガ入力端子と、複
数の計数段にそれぞれスイッチを介して接続された出力
端子と、この出力端子に接続されたリセット信号端子と
を有するカウンタを設け、前記の複数のスイッチのいず
れかを選択して閉成することによりパルス幅を選択し得
るよう構成したことを特徴とする特許請求の範囲2記載
の遅発電気雷管。 4、前記第2コンデンサの充電電圧を検知して起爆信号
を出力する回路に、前記第2コンデンサと並列に接続さ
れた、抵抗および定電圧ダイオードの直列回路と、これ
ら抵抗と定電圧ダイオードとの接続点に一方の主電極を
接続し、他方の主電極を前記スイッチング回路に接続し
、制御電極を前記クロックパルス発生器の、第2クロッ
クパルスを発生する出力端子に接続したトランジスタと
を設けたことを特徴とする特許請求の範囲1記載の遅発
電気雷管。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22494686A JPH0814473B2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | 遅発電気雷管 |
US07/097,834 US4825765A (en) | 1986-09-25 | 1987-09-17 | Delay circuit for electric blasting, detonating primer having delay circuit and system for electrically blasting detonating primers |
EP90201222A EP0386860B1 (en) | 1986-09-25 | 1987-09-18 | Detonating primer having delay circuit and system for electrically blasting detonating primers |
EP87308281A EP0261886B1 (en) | 1986-09-25 | 1987-09-18 | Delay circuit for electric blasting, detonating primer having delay circuit and system for electrically blasting detonating primers |
DE90201222T DE3788430T2 (de) | 1986-09-25 | 1987-09-18 | Verzögerungsschaltung zum elektrischen Sprengen, Zünder mit Verzögerungsschaltung und Verfahren zum elektrischen Sprengen von Zündern. |
DE8787308281T DE3779540T2 (de) | 1986-09-25 | 1987-09-18 | Verzoegerungsschaltung zum elektrischen sprengen, zuender mit verzoegerungsschaltung und verfahren zum elektrischen sprengen von zuendern. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22494686A JPH0814473B2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | 遅発電気雷管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6380199A true JPS6380199A (ja) | 1988-04-11 |
JPH0814473B2 JPH0814473B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=16821671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22494686A Expired - Fee Related JPH0814473B2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | 遅発電気雷管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0814473B2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-25 JP JP22494686A patent/JPH0814473B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0814473B2 (ja) | 1996-02-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |