JPS637806B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS637806B2 JPS637806B2 JP15641979A JP15641979A JPS637806B2 JP S637806 B2 JPS637806 B2 JP S637806B2 JP 15641979 A JP15641979 A JP 15641979A JP 15641979 A JP15641979 A JP 15641979A JP S637806 B2 JPS637806 B2 JP S637806B2
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- JP
- Japan
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- steam
- inner cylinder
- main body
- passage
- mixed fluid
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- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 31
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 21
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 9
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 6
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 3
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
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- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D19/00—Degasification of liquids
- B01D19/0042—Degasification of liquids modifying the liquid flow
- B01D19/0052—Degasification of liquids modifying the liquid flow in rotating vessels, vessels containing movable parts or in which centrifugal movement is caused
- B01D19/0057—Degasification of liquids modifying the liquid flow in rotating vessels, vessels containing movable parts or in which centrifugal movement is caused the centrifugal movement being caused by a vortex, e.g. using a cyclone, or by a tangential inlet
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
- Cyclones (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は熱応力を軽減し、キヤビテーシヨン
による内面腐食を防止する気水分離器に関する。
による内面腐食を防止する気水分離器に関する。
火力発電所で使用するボイラ、例えば中間負荷
火力用として製作された変圧運転、超臨界圧大容
量ベンソンボイラにあつては、負荷範囲がかなり
広く、しかも頻雑に運転、停止を行なう。このた
めボイラの主系統には、これらの運転状態に即応
し、かつ低負荷域でも安定した運転を行なえるよ
う特殊な気水分離器が設けられている。第1図お
よび第2図はその気水分離器を示し、気水分離器
本体2の上方部には気水混合流体入口ノズル1が
復数個(図示の場合は8個)本体2の接続方向で
かつ噴射口がやや下方を向くよう取り付けてあ
る。気水混合流体はこのノズル1から本体2内に
噴射し、本体2内で激しい旋回流となる。これに
より流体中の水分は分離されて水出口ノズル4か
ら排出され、一方蒸気は上昇し蒸気出口ノズル3
から排出される。この装置にあつては第2図に示
す如く各ノズル1の合流部10が鋭角状に形成さ
れることになり、頻雑な起動、停止を繰り返す時
にこの合流部10を中心として熱応力が集中し、
疲労損傷を生じやすくなる。また第2図からも明
らかなとおり各ノズルから噴射された流体、例え
ばノズル1aから噴射された流体は隣接するノズ
ル1bから噴射された流体に直接衝突するため合
流部10の近傍でキヤビテーシヨンを生じ、金属
に腐食を生じさせ、前記熱応力と合せて装置の寿
命を低下させる原因となつていた。
火力用として製作された変圧運転、超臨界圧大容
量ベンソンボイラにあつては、負荷範囲がかなり
広く、しかも頻雑に運転、停止を行なう。このた
めボイラの主系統には、これらの運転状態に即応
し、かつ低負荷域でも安定した運転を行なえるよ
う特殊な気水分離器が設けられている。第1図お
よび第2図はその気水分離器を示し、気水分離器
本体2の上方部には気水混合流体入口ノズル1が
復数個(図示の場合は8個)本体2の接続方向で
かつ噴射口がやや下方を向くよう取り付けてあ
る。気水混合流体はこのノズル1から本体2内に
噴射し、本体2内で激しい旋回流となる。これに
より流体中の水分は分離されて水出口ノズル4か
ら排出され、一方蒸気は上昇し蒸気出口ノズル3
から排出される。この装置にあつては第2図に示
す如く各ノズル1の合流部10が鋭角状に形成さ
れることになり、頻雑な起動、停止を繰り返す時
にこの合流部10を中心として熱応力が集中し、
疲労損傷を生じやすくなる。また第2図からも明
らかなとおり各ノズルから噴射された流体、例え
ばノズル1aから噴射された流体は隣接するノズ
ル1bから噴射された流体に直接衝突するため合
流部10の近傍でキヤビテーシヨンを生じ、金属
に腐食を生じさせ、前記熱応力と合せて装置の寿
命を低下させる原因となつていた。
この発明の目的は上述した従来技術の欠点をな
くし、装置の寿命を延長させることのできる気水
分離器を提供することにある。
くし、装置の寿命を延長させることのできる気水
分離器を提供することにある。
要するにこの発明は、気水分離器本体の円周方
向において、この本体とほぼ直交するよう複数個
のノズルを設け、このノズル設置部において本体
内部に内筒を配置し、この内筒を挿通して気水混
合流体通過用のノズルを形成したものである。
向において、この本体とほぼ直交するよう複数個
のノズルを設け、このノズル設置部において本体
内部に内筒を配置し、この内筒を挿通して気水混
合流体通過用のノズルを形成したものである。
以下この発明の実施例を図面に用いて説明す
る。第3図および第4図は第1の実施例を示す。
11は気水分離器本体2の円周方向において、こ
の本体2とほぼ直交するよう設けた気水混合流体
用ノズルである。このノズル11の設置部におい
て本体2の内部には支持板8により本体2の内壁
に支持された第1内筒5を配置し、さらにこの第
1内筒5の内側には第2内筒6が配置される。7
aはこの第2内筒6の接線方向に接続した案内壁
であり、この案内壁7aは第2内筒6に向つて降
下するよう形成されている。これら案内壁7aの
上端部側辺に対しては、前記第1内筒5および第
2内筒6の間に形成された間隙を閉塞するよう漏
斗状の上板7bが取り付けられ、同様に案内壁7
aの下端部側辺に対しては下板7cが取り付けら
れる。以上案内壁7a、上板7bおよび下板7c
により気水混合流体通過用の通路12が形成され
る。つまり内筒6はこの通路12により支持され
る。この実施例においてノズル11から噴射した
気水混合流体は通路12に流入した後、第2内筒
6の接線方向に旋回するエネルギーを与えられ
る。この激しい旋回流となつた気水混合流体は先
ず第2内筒6に接触するため、気水分離器本体2
の内周壁に対するキヤビテーシヨンを防止する。
またボイラの起動、停止に基づく熱応力は主とし
てこの二つの内筒5および6において吸収する。
る。第3図および第4図は第1の実施例を示す。
11は気水分離器本体2の円周方向において、こ
の本体2とほぼ直交するよう設けた気水混合流体
用ノズルである。このノズル11の設置部におい
て本体2の内部には支持板8により本体2の内壁
に支持された第1内筒5を配置し、さらにこの第
1内筒5の内側には第2内筒6が配置される。7
aはこの第2内筒6の接線方向に接続した案内壁
であり、この案内壁7aは第2内筒6に向つて降
下するよう形成されている。これら案内壁7aの
上端部側辺に対しては、前記第1内筒5および第
2内筒6の間に形成された間隙を閉塞するよう漏
斗状の上板7bが取り付けられ、同様に案内壁7
aの下端部側辺に対しては下板7cが取り付けら
れる。以上案内壁7a、上板7bおよび下板7c
により気水混合流体通過用の通路12が形成され
る。つまり内筒6はこの通路12により支持され
る。この実施例においてノズル11から噴射した
気水混合流体は通路12に流入した後、第2内筒
6の接線方向に旋回するエネルギーを与えられ
る。この激しい旋回流となつた気水混合流体は先
ず第2内筒6に接触するため、気水分離器本体2
の内周壁に対するキヤビテーシヨンを防止する。
またボイラの起動、停止に基づく熱応力は主とし
てこの二つの内筒5および6において吸収する。
第5図および第6図は別の実施例を示す。この
実施例においては気水混合流体通過用の通路先
端、つまり流体噴出口に噴霧部を形成する。この
噴霧部は、図示の如く複数枚のスプレー板9を格
子状に配置することによりスプレー用小通路13
を複数個形成する外、通路12a先端部に小孔を
多数穿設したスプレー板を配置してもよい。なお
図示のものは、通路12aが第2内筒6に直交す
るよう形成してあるが、これに限るものではな
く、前記実施例に示した通路12aに対して噴霧
部を取り付けてもよい。この実施例においては、
噴霧部を通過した気水混合流体は霧化され、これ
により気水分離が行なわれる。
実施例においては気水混合流体通過用の通路先
端、つまり流体噴出口に噴霧部を形成する。この
噴霧部は、図示の如く複数枚のスプレー板9を格
子状に配置することによりスプレー用小通路13
を複数個形成する外、通路12a先端部に小孔を
多数穿設したスプレー板を配置してもよい。なお
図示のものは、通路12aが第2内筒6に直交す
るよう形成してあるが、これに限るものではな
く、前記実施例に示した通路12aに対して噴霧
部を取り付けてもよい。この実施例においては、
噴霧部を通過した気水混合流体は霧化され、これ
により気水分離が行なわれる。
この発明によれば気水混合流体の噴射直後にこ
の流体の流れが本体に接触することがないので本
体内壁はキヤビテーシヨンの影響から免かれるこ
とができ、従つて本体の腐食を大巾に減少させる
ことができる。
の流体の流れが本体に接触することがないので本
体内壁はキヤビテーシヨンの影響から免かれるこ
とができ、従つて本体の腐食を大巾に減少させる
ことができる。
またボイラの頻雑な起動、停止による熱応力は
主として内筒で吸収するので熱応力による損傷も
避けることができ装置の寿命を延長させる。
主として内筒で吸収するので熱応力による損傷も
避けることができ装置の寿命を延長させる。
第1図は従来の気水分離器の側断面図、第2図
は第1図のA−A断面図、第3図はこの発明に係
る気水分離器の平断面図、第4図は第3図の側断
面図、第5図は別の実施例を示す気水分離器の平
断面図、第6図は第5図の側断面図である。 1,11……気水混合流体入口ノズル、2……
気水分離器本体、5……第1内筒、6……第2内
筒、7a……案内壁、7b……上板、7c……下
板、9……スプレー板、12,12a……気水混
合流体通過用通路、13……スプレー用小通路。
は第1図のA−A断面図、第3図はこの発明に係
る気水分離器の平断面図、第4図は第3図の側断
面図、第5図は別の実施例を示す気水分離器の平
断面図、第6図は第5図の側断面図である。 1,11……気水混合流体入口ノズル、2……
気水分離器本体、5……第1内筒、6……第2内
筒、7a……案内壁、7b……上板、7c……下
板、9……スプレー板、12,12a……気水混
合流体通過用通路、13……スプレー用小通路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 筒状の本体の壁に複数個の気水混合流体入口
ノズルを設け、この本体内部に本体と同軸心に第
1内筒および第2内筒を配置し、これら第1内筒
および第2内筒を挿通して気水混合流体通過用の
通路を形成したことを特徴とする気水分離器。 2 前記気水混合流体通過用の通路を第2内筒外
壁面に対して接線方向に接するごとく配置し、か
つこの第2内筒に向つて徐々に降下するように構
成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の気水分離器。 3 気水混合流体通過用の通路の先端部に噴霧部
を形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1
項または第2項記載の気水分離器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15641979A JPS5681111A (en) | 1979-12-04 | 1979-12-04 | Gas-water separator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15641979A JPS5681111A (en) | 1979-12-04 | 1979-12-04 | Gas-water separator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5681111A JPS5681111A (en) | 1981-07-02 |
JPS637806B2 true JPS637806B2 (ja) | 1988-02-18 |
Family
ID=15627337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15641979A Granted JPS5681111A (en) | 1979-12-04 | 1979-12-04 | Gas-water separator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5681111A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60122804A (ja) * | 1983-12-07 | 1985-07-01 | 株式会社日立製作所 | 変圧運転ボイラ応力監視装置 |
JP2574972B2 (ja) * | 1992-07-24 | 1997-01-22 | 株式会社日立製作所 | 変圧運転ボイラ寿命監視装置 |
JPH07167404A (ja) * | 1994-11-14 | 1995-07-04 | Hitachi Ltd | 変圧運転ボイラ応力監視装置 |
NL2000429C2 (nl) | 2007-01-11 | 2008-07-14 | Schinfa Engineering | Inrichting en werkwijze voor het met een stationaire cycloon separeren van een stromend mediummengsel. |
-
1979
- 1979-12-04 JP JP15641979A patent/JPS5681111A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5681111A (en) | 1981-07-02 |
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