JPS6377337A - 三相交流電機用電機子巻線の冷却装置 - Google Patents
三相交流電機用電機子巻線の冷却装置Info
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- JPS6377337A JPS6377337A JP21975386A JP21975386A JPS6377337A JP S6377337 A JPS6377337 A JP S6377337A JP 21975386 A JP21975386 A JP 21975386A JP 21975386 A JP21975386 A JP 21975386A JP S6377337 A JPS6377337 A JP S6377337A
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- Japan
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- coil
- crossover
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- bottom coil
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- 238000004804 winding Methods 0.000 title claims description 17
- 238000001816 cooling Methods 0.000 title claims description 15
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 12
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 33
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Windings For Motors And Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は三相交流電機用電機子巻線の冷却装置に係り、
特に四重星形結線されたタービン発電機用電機子巻線を
水冷する冷却装置に関する。
特に四重星形結線されたタービン発電機用電機子巻線を
水冷する冷却装置に関する。
タービン発電機の固定電機子巻線において、そのコイル
素線に中空導体を用い、これに水を流通させて電機子コ
イルを冷却する水冷方式が知られている(昭和53年4
月10日、電気学会初版発行「電気工学ハンドブックコ
第692頁参照)。
素線に中空導体を用い、これに水を流通させて電機子コ
イルを冷却する水冷方式が知られている(昭和53年4
月10日、電気学会初版発行「電気工学ハンドブックコ
第692頁参照)。
一方、三相交流電機用電機子巻線として四重星形結線を
採用した場合には、中性点側3本、ライン側3本、計6
本をタービン直結側(一方の二重星形に対して)と反タ
ービン直結側(他方の二重星形に対して)のそれぞれに
、すなわち総計12本の端子を引き出さなければならず
、そのため、両端にそれぞれ同相の各コイル間を接続す
るための亘り線を有するコイルが各相当り1本、計3本
必要となる。
採用した場合には、中性点側3本、ライン側3本、計6
本をタービン直結側(一方の二重星形に対して)と反タ
ービン直結側(他方の二重星形に対して)のそれぞれに
、すなわち総計12本の端子を引き出さなければならず
、そのため、両端にそれぞれ同相の各コイル間を接続す
るための亘り線を有するコイルが各相当り1本、計3本
必要となる。
第2図はこのような電機子巻線における一方の二重星形
のうちの一相の電機子コイルの一部のみを示す結線図で
ある。
のうちの一相の電機子コイルの一部のみを示す結線図で
ある。
この図において、1は例えばU相の電機子コイルの一部
をなす底コイルで、その両端にはそれぞれ亘り線2,3
が接続されており、これらの亘り線2,3の他端には、
それぞれU相の電機子コイルの一部をなす上コイル4お
よび底コイル5が接続されている。6は給水口、7は排
水口で、給水口6は一方の亘り線2の上コイル4側の端
部に設けられ、排出ロアは他方の亘り線3の底コイル5
側の端部と上コイル4の反亘り線2側端部に設けられて
いる。なお図示していないが、上コイル4および底コイ
ル5にそれぞれ接続される他のコイルはそれぞれさらに
複数回重ね巻きされた後に互に接続され、その接続部か
ら1つの端子が引き出され、かつ亘り線2,3のうち前
記接続部と同一側に位置するものから他の1つの端子が
引き出される。他のV相、W相の電機子コイルも同様に
構成され、また他方の二重星形も端子の引き出し方向が
一方の二重星形と反対になる点が異なるだけで同様に構
成されている。
をなす底コイルで、その両端にはそれぞれ亘り線2,3
が接続されており、これらの亘り線2,3の他端には、
それぞれU相の電機子コイルの一部をなす上コイル4お
よび底コイル5が接続されている。6は給水口、7は排
水口で、給水口6は一方の亘り線2の上コイル4側の端
部に設けられ、排出ロアは他方の亘り線3の底コイル5
側の端部と上コイル4の反亘り線2側端部に設けられて
いる。なお図示していないが、上コイル4および底コイ
ル5にそれぞれ接続される他のコイルはそれぞれさらに
複数回重ね巻きされた後に互に接続され、その接続部か
ら1つの端子が引き出され、かつ亘り線2,3のうち前
記接続部と同一側に位置するものから他の1つの端子が
引き出される。他のV相、W相の電機子コイルも同様に
構成され、また他方の二重星形も端子の引き出し方向が
一方の二重星形と反対になる点が異なるだけで同様に構
成されている。
このように構成された電機子コイルにおいて、給水口6
から供給された冷却水は、矢印で示すように、その一部
が亘り線2、底コイル1および亘り線3を流通してこれ
らを冷却した後、排水ロアかも排出されるとともに、他
の一部が上コイル4を流通してこれを冷却した後、排水
ロアから排出される。
から供給された冷却水は、矢印で示すように、その一部
が亘り線2、底コイル1および亘り線3を流通してこれ
らを冷却した後、排水ロアかも排出されるとともに、他
の一部が上コイル4を流通してこれを冷却した後、排水
ロアから排出される。
給水口6かも供給される冷却水を、このように、底コイ
ル1と2つの亘り線2,3からなる流水路と、上コイル
4のみからなる流水路に分け℃流通させているのは次の
理由による。
ル1と2つの亘り線2,3からなる流水路と、上コイル
4のみからなる流水路に分け℃流通させているのは次の
理由による。
すなわち、固定子鉄心のスロット内に二層に収納された
2つのコイルのうち、底コイル1の方が上コイル4より
も鎖交するスロット漏れ磁束が少ないため、そのうず電
流積が小さく、その温度上昇も小さい。したがって、こ
の温度上昇の小さい底コイル1側に2つの亘り線2,3
(コイルに比べて温度上昇は小さい)を付加して一方の
流水路を形成し、温度上昇の大きい上コイル4の方はそ
れのみで他方の流水路を形成すれば、第4図に示すよう
に、底コイル1側の流水路の温度上昇(破線A、で示す
)と上コイル4側の流水路の温度上昇(実線B、で示す
)をできるだけバランス(例えば温度上昇T1において
)させ、これらを良好に冷却することができるからであ
る。なお、第4図において、Dは発電機の固定子鉄心の
積み厚で、この場合は比較的長いもの(例えばり、)と
する。
2つのコイルのうち、底コイル1の方が上コイル4より
も鎖交するスロット漏れ磁束が少ないため、そのうず電
流積が小さく、その温度上昇も小さい。したがって、こ
の温度上昇の小さい底コイル1側に2つの亘り線2,3
(コイルに比べて温度上昇は小さい)を付加して一方の
流水路を形成し、温度上昇の大きい上コイル4の方はそ
れのみで他方の流水路を形成すれば、第4図に示すよう
に、底コイル1側の流水路の温度上昇(破線A、で示す
)と上コイル4側の流水路の温度上昇(実線B、で示す
)をできるだけバランス(例えば温度上昇T1において
)させ、これらを良好に冷却することができるからであ
る。なお、第4図において、Dは発電機の固定子鉄心の
積み厚で、この場合は比較的長いもの(例えばり、)と
する。
しかし、このような従来の水冷方式は、この種のタービ
ン発電機用電機子巻線に適用した場合。
ン発電機用電機子巻線に適用した場合。
すべての機種(おいて必ずしも良好な結果が得られない
ことが判った。
ことが判った。
すなわち、コイルのスロット部分での損失は前記したよ
うに、上コイルよりも底コイルの方が小さくなるが、ス
ロットから出たコイルエンド部分での損失は上コイル、
底コイルとも殆んど変らない。したがって、固定子鉄心
の積み厚、つまりスロットの長さが比較的短かい機種の
t機子巻線においては、上コイル、底コイルともスロッ
ト部分での損失が比較的小さく、コイルの全損失に占め
る割合も小さくなるため、底コイル1に2つの亘り線2
,3を付加したものからなる一方の流水路での全損失と
、上コイル4のみからなる他方の流水路での全損失が余
り違わなくなる。このように固定子鉄心の積み厚りが比
較的小さい(例えばり、)機種、すなわち両方の流水路
での全損失が余り違わない電機子巻線に上記した従来の
水冷方式を適用すると、底コイル側の流水路は上コイル
側の流水路に比べて2つの亘り線2,3の分だけ長く、
その流通抵抗も大きい上に、長さが短かく流通抵抗の小
さい上コイル側の流水路と並列に接続されているため、
底コイル側の流水路に流れる冷却水の量が減少し、した
がって第4図に示すように、上コイル側の流水路の温度
上昇T、よりも底コイル側の流水路の温度上昇T、の方
が大きく、かえって両方の流水路の温度上昇の差が大き
くなって。
うに、上コイルよりも底コイルの方が小さくなるが、ス
ロットから出たコイルエンド部分での損失は上コイル、
底コイルとも殆んど変らない。したがって、固定子鉄心
の積み厚、つまりスロットの長さが比較的短かい機種の
t機子巻線においては、上コイル、底コイルともスロッ
ト部分での損失が比較的小さく、コイルの全損失に占め
る割合も小さくなるため、底コイル1に2つの亘り線2
,3を付加したものからなる一方の流水路での全損失と
、上コイル4のみからなる他方の流水路での全損失が余
り違わなくなる。このように固定子鉄心の積み厚りが比
較的小さい(例えばり、)機種、すなわち両方の流水路
での全損失が余り違わない電機子巻線に上記した従来の
水冷方式を適用すると、底コイル側の流水路は上コイル
側の流水路に比べて2つの亘り線2,3の分だけ長く、
その流通抵抗も大きい上に、長さが短かく流通抵抗の小
さい上コイル側の流水路と並列に接続されているため、
底コイル側の流水路に流れる冷却水の量が減少し、した
がって第4図に示すように、上コイル側の流水路の温度
上昇T、よりも底コイル側の流水路の温度上昇T、の方
が大きく、かえって両方の流水路の温度上昇の差が大き
くなって。
これらを良好に冷却し得ないことが判った。
このような問題を解決するためには、一般K、流通抵抗
の小さい上コイル側の流水路にオリフィスを投げ、両方
の流水路の流通抵抗をほぼ等しくしてこれらに流れる冷
却水の量をほぼ等しくすることが考えられるが、このよ
うにすると、給水口6における水圧が一定の場合、底コ
イル側の流水路を流れる冷却水のfは変らず、上コイル
側の流水路を流れる冷却水の量が減少するだけであるか
ら、第4図に示すように、上コイル側の流水路の温度上
昇特性が実線B、から実線B、に変化するだけで、その
温度上昇もT、から底コイル側の流水路の高い温度上昇
T、と一致してしまう、したがって、この両方の流水路
の温度上昇を下げるためには、給水口の水圧を上げなけ
ればならず、給水ポンプの容量が増大するという欠点が
生じる。
の小さい上コイル側の流水路にオリフィスを投げ、両方
の流水路の流通抵抗をほぼ等しくしてこれらに流れる冷
却水の量をほぼ等しくすることが考えられるが、このよ
うにすると、給水口6における水圧が一定の場合、底コ
イル側の流水路を流れる冷却水のfは変らず、上コイル
側の流水路を流れる冷却水の量が減少するだけであるか
ら、第4図に示すように、上コイル側の流水路の温度上
昇特性が実線B、から実線B、に変化するだけで、その
温度上昇もT、から底コイル側の流水路の高い温度上昇
T、と一致してしまう、したがって、この両方の流水路
の温度上昇を下げるためには、給水口の水圧を上げなけ
ればならず、給水ポンプの容量が増大するという欠点が
生じる。
また、第3図に示すようK、亘り線2,3が温度上昇に
より矢印方向Xに熱伸びすると、これに接続された底コ
イル1および上コイル4には、そのスロット出口部分に
おいてこれを周方向に屈曲しようとする応力が作用して
、コイルの導体や絶縁物に疲労をもたらすという問題も
ある。
より矢印方向Xに熱伸びすると、これに接続された底コ
イル1および上コイル4には、そのスロット出口部分に
おいてこれを周方向に屈曲しようとする応力が作用して
、コイルの導体や絶縁物に疲労をもたらすという問題も
ある。
本発明は上記した新たな知見に基づいてなされたもので
、その目的は、固定子鉄心の積み厚が比較的短かい機種
に適用した場合にも、亘り線を含む各コイルの温度上昇
を容易にバランスさせて、これらを良好に冷却し得ると
ともに、亘り線の熱伸びKよるコイルの疲労を低減する
ことのできる四重星形結線された三相交流電機用電機子
巻線の水冷式冷却装置を提供することにある。
、その目的は、固定子鉄心の積み厚が比較的短かい機種
に適用した場合にも、亘り線を含む各コイルの温度上昇
を容易にバランスさせて、これらを良好に冷却し得ると
ともに、亘り線の熱伸びKよるコイルの疲労を低減する
ことのできる四重星形結線された三相交流電機用電機子
巻線の水冷式冷却装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、各相当り1つのコ
イルの両端にそれぞれ接続された2つの亘り線の5ちの
一方の亘り線とこれに接続された1つの底コイルを第1
の流水路とし、他方の亘り線とこれに接続された1つの
上コイルを第2の流水路としたことを特徴とする。
イルの両端にそれぞれ接続された2つの亘り線の5ちの
一方の亘り線とこれに接続された1つの底コイルを第1
の流水路とし、他方の亘り線とこれに接続された1つの
上コイルを第2の流水路としたことを特徴とする。
上記のように構成された第1および第2の流水路にそれ
ぞれ冷却水を流すと、固定子鉄心の積み厚が比較的短か
い場合、両方の流水路の全技失が余り違わず、かつ両方
の流水路の長さが等しくその流通抵抗もほぼ等しくなる
ので、両方の流水路の温度上昇をバランスさせ、かつ従
来高かった底コイル側の流水路の温度上昇を下げ、これ
らを良好に冷却することができる。
ぞれ冷却水を流すと、固定子鉄心の積み厚が比較的短か
い場合、両方の流水路の全技失が余り違わず、かつ両方
の流水路の長さが等しくその流通抵抗もほぼ等しくなる
ので、両方の流水路の温度上昇をバランスさせ、かつ従
来高かった底コイル側の流水路の温度上昇を下げ、これ
らを良好に冷却することができる。
また、同様に亘り線の温度上昇も低くなるので、亘り線
の熱伸びによるコイルの疲労も低減することができる。
の熱伸びによるコイルの疲労も低減することができる。
以下、本発明を図示の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る電機子巻線の第2図に
相当する結線図、第3図は同電機子巻線の冷却装置にお
ゆる亘り線および給水口付近を示す斜視図である。
相当する結線図、第3図は同電機子巻線の冷却装置にお
ゆる亘り線および給水口付近を示す斜視図である。
この実施例では、従来の水冷方式で、亘り線2における
上コイル4側の端部に設けられていた給水口6が、亘り
線2における底コイル1側の端部に設けられており、し
たがって、底コイル1側の第1の流水路は底コイル1お
よび亘り線3から形成され、上コイル4側の第2の流水
路は亘り線2および上コイル4から形成される。
上コイル4側の端部に設けられていた給水口6が、亘り
線2における底コイル1側の端部に設けられており、し
たがって、底コイル1側の第1の流水路は底コイル1お
よび亘り線3から形成され、上コイル4側の第2の流水
路は亘り線2および上コイル4から形成される。
また、第3図において、8は固定子鉄心で、その内周部
には多数のスロット9が設けられている。
には多数のスロット9が設けられている。
11を介して電気的に接続されるとともに、給水口6は
給水ホース12を介してヘッダーリング13に接続され
、かつ給水パイプ14.15を介して底コイル1および
亘り線2の端部にもそれぞれ接続されて、ヘッダーリン
グ13、給水ホース12、給水口6および給水パイプ1
4.15の経路で底コイル1および亘り線2の各端部に
冷却水を供給し得るように構成されている。また、亘り
線2と上コイル4の各端部も給水パイプ16により接続
されて、亘り線2から上コイル4へ冷却水が流通するよ
うになっている。
給水ホース12を介してヘッダーリング13に接続され
、かつ給水パイプ14.15を介して底コイル1および
亘り線2の端部にもそれぞれ接続されて、ヘッダーリン
グ13、給水ホース12、給水口6および給水パイプ1
4.15の経路で底コイル1および亘り線2の各端部に
冷却水を供給し得るように構成されている。また、亘り
線2と上コイル4の各端部も給水パイプ16により接続
されて、亘り線2から上コイル4へ冷却水が流通するよ
うになっている。
このように構成された本実施例によれば、底コイル1側
の第1の流水路は亘り線2が切り離されて、損失および
流通抵抗がその分だけ減少するので、その温度上昇が破
線A、に示すように下がる。
の第1の流水路は亘り線2が切り離されて、損失および
流通抵抗がその分だけ減少するので、その温度上昇が破
線A、に示すように下がる。
一方、上コイル側4側の第2の流水路は第1の流水路か
ら切り離された亘り線2が付加されて、損失および流通
抵抗がその分だけ増加するので、その温度が実線B、に
示すように上昇する。その結果、固定子鉄心の積み厚り
の比較的小さい(例えばり、)機種の本実施例では、第
1および第2の流水路の温度上昇が、例えばT、におい
てほぼ一致することとなり、これらを良好に冷却するこ
とができる。また、亘り線3の温度上昇は、第1の流水
路の流通抵抗が減少し、これに流れる冷却水の量が増加
するので、第2図に示した従来の水冷方式に比べて下が
り、前記した亘り線3の熱伸びによるコイルの疲労を低
減することもできる。
ら切り離された亘り線2が付加されて、損失および流通
抵抗がその分だけ増加するので、その温度が実線B、に
示すように上昇する。その結果、固定子鉄心の積み厚り
の比較的小さい(例えばり、)機種の本実施例では、第
1および第2の流水路の温度上昇が、例えばT、におい
てほぼ一致することとなり、これらを良好に冷却するこ
とができる。また、亘り線3の温度上昇は、第1の流水
路の流通抵抗が減少し、これに流れる冷却水の量が増加
するので、第2図に示した従来の水冷方式に比べて下が
り、前記した亘り線3の熱伸びによるコイルの疲労を低
減することもできる。
以上説明したように、本発明によれば、各相当り1つの
コイルの両端罠それぞれ接続された2つの亘り線のうち
の一方の亘り線とこれに接続された1つの底コイルを第
1の流水路とし、他方の亘り線とこれに接続された1つ
の上コイルを第2の流水路としたので、固定子鉄心の杷
み厚が比較的短かい場合、両方の流水路の全損失および
流通抵抗をほぼ等しくし、給水ポンプの容量を増大する
ことなく、両方の流水路の温度上昇をほぼバランスさせ
て、これらを良好に冷却することができる。
コイルの両端罠それぞれ接続された2つの亘り線のうち
の一方の亘り線とこれに接続された1つの底コイルを第
1の流水路とし、他方の亘り線とこれに接続された1つ
の上コイルを第2の流水路としたので、固定子鉄心の杷
み厚が比較的短かい場合、両方の流水路の全損失および
流通抵抗をほぼ等しくし、給水ポンプの容量を増大する
ことなく、両方の流水路の温度上昇をほぼバランスさせ
て、これらを良好に冷却することができる。
また、亘り線の温度上昇が低下するので、亘り線の熱伸
びKよるスロット出口部のコイルの疲労を低減すること
もできる。
びKよるスロット出口部のコイルの疲労を低減すること
もできる。
第1図は本発明の一実施例に係る電機子巻線における一
方の二重星形のうちの一相の電機子コイルの一部および
冷却水の流通経路を示す結線図、第2図は従来の電機子
巻線における第1図に相当する結線図、第3図は本発明
の一実施例に係る電機子巻線の冷却装置における亘り線
および給水口付近を示す斜視図、第4図は固定子鉄心の
積み厚と流水路の温度上昇の関係を示す特性図である。 1・・・・・・底コイル、2,3・・・・・・亘り線、
4・・・・・・上コイル、6・・・・・・給水口、7・
・・・・・排水口。 第1図 1:広コイル 2.3:gプlノ櫟 4:上コイル 6:矛芒しイくcフ ?:f4戸−イく0 第2図 第3図 第4図 固定予鈴l(積2F厚D −
方の二重星形のうちの一相の電機子コイルの一部および
冷却水の流通経路を示す結線図、第2図は従来の電機子
巻線における第1図に相当する結線図、第3図は本発明
の一実施例に係る電機子巻線の冷却装置における亘り線
および給水口付近を示す斜視図、第4図は固定子鉄心の
積み厚と流水路の温度上昇の関係を示す特性図である。 1・・・・・・底コイル、2,3・・・・・・亘り線、
4・・・・・・上コイル、6・・・・・・給水口、7・
・・・・・排水口。 第1図 1:広コイル 2.3:gプlノ櫟 4:上コイル 6:矛芒しイくcフ ?:f4戸−イく0 第2図 第3図 第4図 固定予鈴l(積2F厚D −
Claims (1)
- 1、固定子鉄心に設けられた多数のスロット内に二層に
重ね巻きされた上コイルおよび底コイルからなる電機子
コイルと、各相当り1つのコイルの両端に接続されかつ
同相の各コイル間を接続する亘り線とを備え、前記電機
子コイルおよび亘り線に冷却水を流通させてこれらを冷
却するようにした四重星形結線された三相交流電機用電
機子巻線の冷却装置において、前記1つのコイルの両端
に接続された2つの亘り線のうちの一方の亘り線とこれ
に接続された1つの底コイルを第1の流水路とし、他方
の亘り線とこれに接続された1つの上コイルを第2の流
水路としたことを特徴とする三相交流電機用電機子巻線
の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21975386A JPS6377337A (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 三相交流電機用電機子巻線の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21975386A JPS6377337A (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 三相交流電機用電機子巻線の冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6377337A true JPS6377337A (ja) | 1988-04-07 |
Family
ID=16740460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21975386A Pending JPS6377337A (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 三相交流電機用電機子巻線の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6377337A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015159718A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-09-03 | 斗山重工業株式会社 | 水冷式発電機の分離型冷却水循環構造及びそれを用いた冷却方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52107503A (en) * | 1976-03-05 | 1977-09-09 | Hitachi Ltd | Fluid cooled winding for rotary machine |
-
1986
- 1986-09-19 JP JP21975386A patent/JPS6377337A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52107503A (en) * | 1976-03-05 | 1977-09-09 | Hitachi Ltd | Fluid cooled winding for rotary machine |
Cited By (2)
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