JPS637308Y2 - - Google Patents

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JPS637308Y2
JPS637308Y2 JP19291685U JP19291685U JPS637308Y2 JP S637308 Y2 JPS637308 Y2 JP S637308Y2 JP 19291685 U JP19291685 U JP 19291685U JP 19291685 U JP19291685 U JP 19291685U JP S637308 Y2 JPS637308 Y2 JP S637308Y2
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JP
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main body
coolant
nozzle
apparatus main
spray nozzle
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JP19291685U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、昇華性物質の球状化物の製造装置に
関する。
(従来の技術) 一般に熔融物を冷却固化してフレーク状、昇華
結晶状、塊状にし、あるいは粉末状や粒状などに
して、各々特色ある状態で取扱われている。この
内、粒状化物は、包装及び利用時の取扱いに便利
なこと、また反応などが均一化されることなどの
利点を有する。そして、粒状化は、従来より回転
円盤あるいは円筒上で冷却固化してフレーク状に
し、また塊状に冷却固化して、それらを破砕して
粒状にする方法が一般的である。
しかし、これら一般的な方法で腐蝕性物質や昇
華性物質を取扱うには、比較的装置や操作が複雑
で困難を招き易い。さらに、ある昇華性物質によ
つては、出来上つた粒状製品の表面に一部昇華し
て粉末化した物質が附着し、製品価値を下げたり
またこれら粉末化物が包装後にケーキングの原因
となるなどの欠点がある。
又、熔融物を造粒する手段として、実公昭52−
6672号公報に、頂部に排気フアンが設けられ、頂
部付近の円錐部には、原料噴射ノズルが設けられ
た塔の下半部の側壁には適宜数の冷却水噴射ノズ
ルが配設され、塔の底部には空気入口が設けら
れ、空気入口から導入されて上昇する空気を冷却
し、冷却雰囲気中に熔融物を落下させて造粒する
装置が提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記手段においては、非昇華性物質を造粒する
には適当なものではあるが、昇華性物質を造粒す
るには昇華したものが原料噴射ノズルに付着固化
して、ノズルを閉塞させるという欠点があり、更
に冷却が緩慢なため、球状の破壊、変形を引き起
したり、表面が昇華して金属光沢を持たすことが
できないという欠点がある。
本考案者は、ヨウ素の如き昇華性物質の球状化
について、前記の如き難点を解消すべく種々の検
討を重ねた結果、次の如き新規知見を得たもので
ある。即ち、昇華性物質を熔融してノズルから連
続に吹出し、液滴となし、これが分散落下する途
中に、この物質の融点より低い沸点を有する非溶
解性液体を噴霧状にして吹き付け、これによつて
液滴を冷却固化する方法を見出した。そして、
かゝる方法によれば、複雑な装置及び操作を要す
ることなく、腐蝕性物質、昇華性物質を円滑有利
に球状化することができる。更に、得られる球状
化物は、金属性光沢をもつ滑らかな表面を有する
新規形態の球状物であり、粒子表面に一部昇華し
て粉末化した物質が付着しておらず、包装後もケ
ーキングしないものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案における昇華性物質の球状化物の製造装
置は、接触帯域を囲む装置本体1の下端を冷却液
13を充填した製品受槽12に望ませ、装置本体
1の上部、熔融した昇華性物質を液滴下して装置
本体1内に導入する液滴化ノズル2を望ませ、非
溶解性不活性液体からなる冷却剤を噴霧状にして
液滴に吹付ける一方の冷却噴霧ノズル3を液滴化
ノズル2の下方に斜め下向きに、他方の冷却剤噴
霧ノズル3′を下方において上向きに、夫々装置
本体1側面に設け、装置本体1の上側の冷却剤噴
霧ノズル3よりも下方に蒸発物等を排出する排出
口5を開口したものである。
(作用) 熔融した昇華性物質を液滴化ノズル2から液滴
下させ、液滴下が不連続となつた後に、上側の冷
却剤噴霧ノズル3から冷却剤を噴霧状に吹付けて
急冷させ、球状化させ、更に下側の冷却剤噴霧ノ
ズル3′からの噴霧状冷却剤で冷却し、製品受槽
12内の冷却液13で完全に冷却固化させる。
尚、冷却剤の蒸発ガス等は排出口5から排出す
る。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基いて詳細に説明する
と、下方を開口して取付口4を設けた筒状の装置
本体1は、下面を水等の冷却液13を充填した受
槽12内に望ませて設置する。
そして、装置本体1の上方に熔融釜6を設置し
てヨウ素等の昇華性物質を熔融し、熔融釜6に導
管7を介して連結した口径0.2〜3mm、好ましく
は0.5〜2mm程度のノズル孔を多数有する液滴化
ノズル2を装置本体1の上部に望ませ、昇華性熔
融物を液滴化させる。この液滴化ノズル2の下方
で液滴化した昇華性熔融物が連続された状態から
不連続状態となる位置の装置本体1の側壁に、
水、アルコール、炭化水素等の冷却剤を噴霧する
冷却剤噴霧ノズル3を液滴化ノズル2の下方に、
斜め下向きにして装置本体1の側壁に設置し、更
に装置本体1の下側に冷却剤噴霧ノズル3′を斜
め上向きに設置する。前記冷却剤噴霧ノズル3′
に圧力ポンプ9に接続した前記冷却剤噴霧ノズル
3に冷却剤を供給する供給管8から分岐した分岐
供給管8′に接続する。又、装置本体1の上下に
排出口5を開口した導排出口10及び11を設
け、いずれか一方を排ガス回収塔に、他方をエア
ー供給源に接続したものである。
本実施例は前記のように構成したもので、昇華
性物質としてヨウ素(融点113.5℃)を冷却剤と
して蒸留水(沸点100℃)を用いてその作用を説
明する。装置本体1を400mmφ×3mの塩化ビニル
樹脂製円筒を用い、50のヨウ素熔融釜6から
130〜150℃の熔融ヨウ素を導管7を経て液滴化ノ
ズル2から液滴として分散滴下させる。液滴化ノ
ズル2はノズル孔1mmφ×150ケのものを用い、
熔融ヨウ素の滴下速度は5Kg/分で滴下させる。
一方冷却剤噴霧ノズル3から冷却剤として蒸留水
を400〜600gr/分の速度で液径が10〜2500μ、好
ましくは200〜600μ程度で噴霧する。
液滴化ノズル2から滴化した熔融ヨウ素は、棒
状から球状に分離した後で冷却剤噴霧ノズル3か
らの冷却剤噴霧にて冷却され、冷却されたヨウ素
は、下方の冷却剤噴霧ノズル3′からの冷却剤噴
霧により発生している霧状の冷却剤中を落下しな
がら冷却され、球体状をした昇華性物体となり、
製品受槽12中に落下して冷却液13で急冷され
完全に固化する。
一方、ヨウ素を冷却する冷却剤は、ヨウ素に接
触して蒸発潜熱を得て、蒸発ガス化して排出口5
から排出する。
このようにして得られた球状ヨウ素は、粒径
0.3〜5mmであり、その粒度分布は7〜32メツシ
ユが100%であつた。そして、この球状ヨウ素は、
表面が滑らかで金属性光沢をもち、品質について
は、冷却剤の蒸留水に異質物が混入しない限り、
全く問題がない。
〔考案の効果〕
本考案においては、液滴化ノズル2から連続的
に吹出し、液滴化した熔融昇華性物質を上方の噴
霧状冷却剤で冷却するので、昇華性物質は急冷さ
れ、更に下方の冷却液中に完全に冷却され強度の
ある球状化物を製造することができる。
又、排出口5は液滴化ノズル2の下方に設けら
れているので、冷却剤が液滴化ノズルを冷却する
ようなことがないので、ノズルを閉塞したり、連
続状態で冷却されるようなことがなく、確実に球
状化物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る昇華物質の球状化物製造装置
の実施例の断面図である。 尚、図中1は装置本体、2は液滴化ノズル、
3,3′は冷却剤噴霧ノズル、5は排出口、12
は製品受槽、13は冷却液である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接触帯域を囲む装置本体1の下端を冷却液13
    を充填した製品受槽12に望ませ、装置本体1の
    上部に、熔融した昇華性物質を液滴化して装置本
    体1内に導入する液滴化ノズル2を望ませ、非溶
    解性不活性液体からなる冷却剤を噴霧状にして液
    滴に吹付ける一方の冷却剤噴霧ノズル3を液滴化
    ノズル2の下方に斜め下向きに、他方の冷却剤噴
    霧ノズル3′を下方において上向きに、夫々装置
    本体1の側面に設け、装置本体1の上側の冷却剤
    噴霧ノズル3よりも下方に蒸発物等を排出する排
    出口5を開口したことを特徴とする昇華性物質の
    球状化物の製造装置。
JP19291685U 1985-12-17 1985-12-17 Expired JPS637308Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19291685U JPS637308Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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JP19291685U JPS637308Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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JPS6224938U JPS6224938U (ja) 1987-02-16
JPS637308Y2 true JPS637308Y2 (ja) 1988-03-02

Family

ID=31148447

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JP19291685U Expired JPS637308Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2530545Y2 (ja) * 1988-06-17 1997-03-26 自動車電機工業 株式会社 アクチュエータの端子固定構造

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Publication number Publication date
JPS6224938U (ja) 1987-02-16

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