JPS63728A - ル−ルベ−ス装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は人工知能の分野で盛んに利用されるようになっ
たルールベース装置に関するものである。

従来の技術 最近、ルールベース装置は医療診断装置、鉱物資源探索
等のエキスパート・システムの推論機構として盛んに利
用さ６るようになってきた。このルールベース装置は例
えばプロシーディノグス・オブ・ザ・アイ・イー・イー
・イー第６７巻筒９号１２０７−１２２４頁（Ｐｒｏｃ
、　Ｉ　Ｅ　Ｅ　Ｅ　ｖｏｌ　、６７　、Ｎα９　。

ＰＰ１２０７−１２２４）等に記載されている医療診断
システムのルールベース装置という構成が知られている
。以下第３図を参照して従来のルールベース装置につい
て説明する。

第３図において、１は競合したルールを記憶する競合集
合記憶装置２、事実と規則の条件部を照合するバター／
照合装置３、競合したルールの中から実行すべきルール
を選択する競合戦略装置４、規則の実行部を実行する規
則実行装置５から構成さｎ、事実と規則の条件部を照合
すれば規則を実行することを制御するルール装置、６は
複数の事実からなる事実群を記憶する事実群記憶装置、
７は複数の規則からなる規則群を記憶する規則実行装置
である。

以上のような構成に２いて、以下その動作に−）いて説
明する。

まず、パター／照合装置３は、事実群記憶装置６の事実
群の事実と規則群記憶装置７の規則群の規則の条件部の
パターンが照合するかどうかを判定し、照合した規則は
競合集合記憶装置２に記憶される。照合した規則が複数
存在する場合には、競合戦略装置４が実行すべき適尚な
規則を選択する。

選択された規則は、規則実行装置５によって実行きれる
。以下、照合する事実がなくなるまでこの動作を繰り返
す。

発明が解決しようとする問題点 しかし、以上のような構成では事実が時間とともに変化
しないため、定常的な事実しか扱うことができないとい
う問題点があった。

本発明は従来技術の以上のような問題点を解決するもの
で、事実が時間とともに刻々と変化するようなシステム
にも適用できるルールベース装置を提供することを目的
とするものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明は事実を時間の関
数として表現できるように、事実に時間属性をもたせ、
時間によシ刻々と変化する事実と規則群の条件部とを照
合させるようにしたものである。

作用 本発明は上記構成により、時間属性をもった事実群と規
則群の規則の条件部を照合し、照合すれば、規則適用確
率に従って規則の実行部を実行し、照合する事実がなく
なるまでこの動作を繰９返すようにしたものである。

実施例票安生 以下図面とともに本発明の実施例について説明する。第
１図において、ルール制御装置１、競合集合記憶装置２
、パターン照合装置３、競合戦略装置４、規則実行装置
５は第３図の対応する各部と同一である。８は事実群を
記憶する記憶装置、９は規則群を記憶する記憶装置であ
る。事実群は事実を時間の関数として表現できるように
事実に時間属性をもたせたもので、例えば第２図（ａ）
に示すような内容のものである。同様に規則群もその条
件部に時間属性を有しており、第２図（ｂ）に示すよう
なものである。

第２図の実施例は、時々刻々に変化する社会をシミュレ
ーションするシステム例である。

第２図（ｂ）において、規則群の各規則は各４次のよう
な構成になっている。

規則ｎ　条件部　−ｍ−〉実行部　規則適用確率条件部
は、第２図（ａ）の事実群とパターン照合する条件を記
述しである。もし、照合していれば規則適用確率に従っ
て実行部に記述しである実行命令を実行する。

以上のような構成において、以下その動作を説明する。

まず、時間の基礎単位を１年を１０秒とする。例えば、
装置起動後、実時間で３０秒経過すれば、装置内部では
３年経過したことになる。最初に事実群に第２図（ａ）
のような事実群を挿入する。装置を起動後、システムは
規則群に従いリアルタイムで社会をシミュレーションす
る。事実１と５は規則４の条件部に照合するが、その実
行部が実行さ　　　゛れるか否かは規則適用確率によっ
て決定きれる。

もし実行されるならば、事実部に（身長＞ｔ７０）が付
は加えられる。ＡＳＳＥＲＴは事実につけ加える命令で
ある。また、実時間で５０秒経過すれば、事実群におけ
る人間は５才年をとるので、照合される規則も変る。

例えば事実１は（人間（年齢２５）（性別男））と変わ
り、規則１の条件部にも照合するようになり、規則適用
確率に従って規則の実行部を実行する。こうして照合す
る事実がなくなるまでこの動作はくり返されてゆく。

以上本実施例によれば、人間の年齢がリアルタイムで変
化するので、社会を忠実にシミュレーションすることが
できる。

発明の効果 以上のように本発明は、事実を時間の関数であられすた
めに時間属性をもたせた複数の事実群と、この事実群を
照合可能な条件部および実行部から成る複数の規則群と
を備え、事実群の事実と規則群の規則の条件部を照合し
て規則適用確率に従って規則の実行部を実行するように
したルールベース装置で、時々刻々と変化する事象にも
対応する事ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるルールベース装置の構成ペース装
置の構成のブロック図である。 １・・・ルール制御装置、８・・・事実群記憶装置、９
・・・規則群記憶装置。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１基筒　
１　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）時間属性をもつ複数の事実からなる事実群と、前
   記事実群と照合可能な条件部と実行部からなる複数の規
   則で構成された規則群と、前記事実群の事実および前記
   規則群の規則の条件部とを照合し、照合していれば照合
   した規則の実行部を規則適用確率に従って実行すること
   を特徴とするルールベース装置。
2. （２）事実が時間の関数で表現されていることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載のルールベース装置。