JPS637067Y2 - - Google Patents

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JPS637067Y2
JPS637067Y2 JP1983172675U JP17267583U JPS637067Y2 JP S637067 Y2 JPS637067 Y2 JP S637067Y2 JP 1983172675 U JP1983172675 U JP 1983172675U JP 17267583 U JP17267583 U JP 17267583U JP S637067 Y2 JPS637067 Y2 JP S637067Y2
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JP
Japan
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fastener
lens
storage tube
camera
tapes
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JP1983172675U
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JPS6079328U (ja
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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カメラのボデー部を収納するテープ
本体と、カメラのレンズ部を収納するレンズ収納
筒とよりなる携帯用カメラケースに関する。
この種カメラケースは、カメラを購入する際に
当該カメラの型式・仕様に合つた標準サイズのも
のを付属品として販売・購入されるのが一般的で
ある。かかる標準サイズのカメラケースは、たと
えば、35ミリ判のカメラの場合には焦点距離が50
ミリのレンズを標準レンズとして装備しているの
で、このレンズの長さに合つたレンズ収納筒を有
している。
ところが、今日、特にカメラ愛好家の間では、
交換レンズの使用が普及し標準レンズに代えて長
さの異なるレンズをボデーに装着して撮影に出か
けることも多くなつた。特に、焦点距離が100ミ
リ〜200ミリの間の望遠レンズを用いることが多
いが、かかる望遠レンズを装着した場合には、標
準のカメラケースではレンズ収納筒が短かいため
に間に合わず、従つて、レンズ部分を露出した状
態で携帯せざるを得ず、レンズ部分の損傷の危険
があつた。
このために、使用者は、交換レンズの長さに合
つたレンズ収納筒を有するカメラケースを別途に
購入しなければならず、又、レンズ交換の度毎に
ケースを交換するわずらわしさもあつた。
かかる不具合を解消するために、レンズの長さ
が異なつても共通のカメラケースで間に合わすこ
とができるような工夫も従来より見られた。たと
えば、カメラボデー部を収納するケース本体の収
納口をなす開閉蓋の止め部分にホツクを数段に設
けて、装着されるレンズの長さに応じてホツクの
止め位置を調節するように構成したカメラケース
がある。
しかしながら、かかる従来のカメラケースでは
レンズ収納筒の長さ自体は一定であり、単にケー
ス本体に余裕をもたせて若干長いレンズをも収納
させようとする構成のため、レンズ長の調節範囲
は極めて狭いものであり、しかも、調節状態では
ケース本体の形状がくずれるために外観上の美観
を損ねる等の問題があり、更には、かかる構成
は、ケース素材が柔軟な皮革や合成樹脂よりな
る、いわゆるソフト・ケースに限定されるなど
種々の不具合が残されていた。
従つて、本考案はかかる従来の諸事情に基づき
なされたもので、その目的とするところは、レン
ズ収納筒の長さを直接調節できるとともにその調
節範囲も従来に比して大幅に改善され、調節の操
作も極めて簡単であり、ソフト・ケースのみなら
ず、硬質の素材を用いたハード・ケースにも採用
可能な新規な携帯用カメラケースを提供するにあ
る。
上記目的達成のために、本考案においては、開
放状態に分離された開放端と閉成状態に互いに固
定された固定端とを有する一対の務歯付きテープ
と、当該テープの務歯に噛合して当該一対のテー
プの開閉動作をなすスライダとよりなるフアスナ
を、レンズ収納筒の長さ方向の任意位置におい
て、収納筒のまわりに配設するとともにフアスナ
の一対の務歯付きテープ間に、収納筒内に折込み
可能な所定幅の折込み部片を張設し、一対の務歯
付きテープの固定端を、開放端から始まつて収納
筒上を一周して到達した開放端の位置を越えた周
回位置で、折込み部片上に設けて、フアスナのス
ライダの開閉動作によりレンズ収納筒の長さを調
節可能としたものである。
かかる本考案のカメラケースの構成によれば、
フアスナを閉成した状態では、たとえば標準レン
ズを装着したカメラを収納し、より長い交換レン
ズを装着した場合には、フアスナを開成して筒内
に折込まれていた折込み部片を伸展することによ
り折込み部片の幅だけレンズ収納筒を長くして交
換レンズを装着したまま、カメラを当該ケースに
収納させることができる。
かかるフアスナーの開閉操作は、フアスナのス
ライダを単に片手で操作すればよく、容易になし
得、特に、本考案では、フアスナの下止金具に相
当する一端(固定端)を折込み部片上に設け、か
つ、その位置を収納筒上の周回方向において開放
端を越えた周回位置に設定したために、フアスナ
の閉成状態において開放端が確実に閉じ合わされ
る特徴がある。そして、フアスナのスライダを他
方のテープの務歯にかみ合わせる操作も不必要で
ある。
又、折込み部片の幅を適宜選択することによ
り、任意長さの交換レンズを容易に収納し得、更
には当該ケースのレンズ収納筒の他の位置に同様
のフアスナ及び折込み部片を追加する構成とすれ
ば、極端に長い交換レンズの収納も可能となると
ともに長さの異なる複数のレンズに合わせて数段
階に収納筒を調節することもできる。
以下、図面に示す本考案の携帯用カメラケース
の実施例を説明する。
第1図ないし第6図は第1の実施例を示す。第
1図において、1はケース本体、2はレンズ収納
筒であり、これによつてカメラケースが構成さ
れ、当該ケース内には、破線で示すようにケース
本体1のところにカメラボデー3が、又、レンズ
収納筒のところに交換可能なレンズ4が収納され
ている。ケース本体1は第2図で見るようにカメ
ラの収納口をなす開閉蓋5を背面に備え、本体両
側に補助フアスナ6を取付けた構成をなしている
が、この構成自体は公知のものと変わらない。
本考案においては、収納筒2の長さ方向の任意
位置(本実施例では略中間位置)において筒のま
わりにフアスナ7を配設したものであり、当該フ
アスナ7は左右一対の務歯付きテープ8,9と当
該テープの務歯と噛合するスライダ10とよりな
る。当該フアスナは、いわゆるスライド・フアス
ナであつて、それ自体は一般に市販される金属フ
アスナやデルリン等の合成樹脂製フアスナを用い
得る。当該フアスナの歯に相当するレール状の歯
は通常「務歯」と称せられ、又、この務歯を支持
する帯状の布部分は「テープ」と称せられ、又、
これら一対の務歯と噛合してフアスナの開閉をな
す引手金具は「スライダ」と称せられるので、本
考案においても、かかる用語を用いる。
第1図にはフアスナ7を閉成した状態を示して
あるが、スライダ10を手操作で引いてフアスナ
7を開成すると、第3図に示すように、フアスナ
7の部分が伸展してレンズ収納筒2を延長した状
態に調節することができ、筒内に、望遠レンズな
どの、より長いレンズ4′を同じカメラボデー3
に装着して収納できる。
かかる構成とするため、本考案では、フアスナ
7の左右一対の務歯付きテープ8,9の間に皮革
や合成樹脂よりなる柔軟な素材で作られた所定幅
の帯状の折込み部片11を縫合して張設したもの
である。
これを第4図ないし第6図で更に説明すると、
フアスナ7の上止金具よりなる互いに分離した務
歯付きテープ8,9の開放端12から始まつて収
納筒2のまわりに一周にわたつて一対のテープ
8,9が対応する収納筒の周縁に縫合により取付
けられるとともに下止金具よりなる閉成状態に互
いに固定されたテープ8,9の固定端13が一周
して到達した開放端12の領域を越えて更に筒上
を周回した位置(周回位置)で、折込み部片11
上に縫合により取付けられる。従つて、第4図で
示すように、フアスナ7を完全に開成した状態、
つまり、スライダ10が固定端13の位置にある
状態では、一対の務歯付きテープ8,9は固定端
13より互いにV字状をなして延出し、開放端1
2のところで丁度オーバーラツプした態様をな
し、それ以降は折込み部片11の両側縁に沿つて
一周して開放端12に続いている。開放端12の
領域でテープがオーバーラツプした態様は第5図
からも理解できるであろう。
このように構成したので、フアスナ7を開成状
態からスライダ10をスライドさせて第4図に示
すように矢印14の方向に閉成し始めると、第6
図に示すようにスライダ10が開放端12の領域
を通過する際に、展開状態にある折込み部片11
を筒内に折込みながら、左右のテープ8,9の開
放端12を矢印15で示すように左右方向から引
き寄せる。これは、前述のように、開放端12の
近接位置に務歯付きテープが重なつているから、
強制的に引き寄せられるのである。従つて、スラ
イダ10の通過により、まず、開放端12が閉成
状態に維持される。
そして、折込み部片11を筒内に折込みなが
ら、スライダ10を一周させることにより、開放
端12に到達し、フアスナ7は完全に閉成され、
第1図に示すように収納筒2は元の短かい状態に
調節される。かかるフアスナの閉成状態では、前
述のように、開放端12は予め閉成状態に維持さ
れているので、スライダ10が若干移動してもフ
アスナ7がゆるんだり開いたりする恐れは全くな
い。すなわち、開放端12は、スライダ10が開
成時に、再び開放端12を通過して固定端13へ
戻る際に初めて開かれるからである。
このようにして、伸展した折込み部片11の幅
だけ、カメラ収納筒2を延長調節可能であるか
ら、交換して装着されるレンズの長さに応じて折
込み部片11の幅を設定すればよい。
又、第7図及び第8図に示す本考案の第2の実
施例で示すように、ケース本体1に連接するレン
ズ収納筒2上に、前述した本考案のフアスナ及び
折込み部片の構成を2カ所以上収納筒の長さ方向
に間隔をおいて配設することもできる。この第2
の実施例では、ケース本体1と収納筒2の境界部
分に第1のフアスナ7′を、又、収納筒2の先端
部分に第2のスライダ7″を配し、第8図の開成
状態で示すように、第1のフアスナ7′のところ
に設けた折込み部片11′の幅と第2のフアスナ
7″のところに設けた折込み部片11″を異にした
態様を示してある。
かかる構成とすれば、第1及び第2のフアスナ
7′,7″を個別に開成した場合、及び両フアスナ
7′,7″を一緒に開成した場合(第8図)を総合
すると、第7図の元の状態から3段階に収納筒の
長さを調節でき、従つて、3種類の長さの異なる
交換レンズに適合したカメラケースを提供し得
る。
このように、本考案によるフアスナと折込み部
片の構成を複数個所で収納筒上に配設するととも
に折込み部片の幅も適宜選定すれば、通常多用さ
れる範囲の全ての交換レンズを本考案のカメラケ
ースで収納できる。ただし、実用上は本考案の第
1及び第2の実施例で示したごとく、1〜2カ所
にかかる構成を採用すれば十分と考えられる。
以上の通り、本考案によれば、レンズ収納筒を
フアスナの開閉操作で長さの調節をなし得、しか
も、フアスナのスライダは常にフアスナの一対の
務歯付きテープの務歯にかみ合つた状態にあるの
で、スライダを逐一、一方の務歯に係合させるわ
ずらはしさがなく、極めて簡単に長さ調節の操作
ができる。又、フアスナの閉成状態にあつては実
施例で説明したように開放端が予め閉成状態に維
持されるように固定端の位置を設定したため、フ
アスナのゆるみが全くない。
更には、本考案ではレンズ収納筒を直接調節す
る構成のため、カメラボデーを収納するケース本
体は何等影響をうけず、又、折込み部片の材料を
除いてケース全体を、いわゆるハード・ケースで
構成することもでき、調節の長さも任意かつ大幅
に選択できる等、本考案の奏する実用的効果は極
めて大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の携帯用カメラケースの実施例の
態様を示すもので、第1図は第1の実施例のカメ
ラケースの側面図、第2図は第1図の背面図、第
3図はレンズ収納筒を延長したフアスナ開成状態
の側面図、第4図は第3図のレンズ収納筒部分の
拡大下面図、第5図は第4図のV−V線に沿う部
分的断面図、第6図は第4図においてフアスナを
部分的に閉成した態様を示す説明図、第7図は第
2の実施例のカメラケースの側面図、第8図はレ
ンズ収納筒を延長したフアスナ開成状態で示す第
7図の下面図である。 2……レンズ収納筒、7,7′,7″……フアス
ナ、8,9……務歯付きテープ、10……スライ
ダ、11,11′,11″……折込み部片、12…
…開放端、13……固定端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カメラのボデー部を収納するケース本体と、カ
    メラのレンズ部を収納するレンズ収納筒とよりな
    る携帯用カメラケースにおいて、開放状態に分離
    された開放端と閉成状態に互いに固定された固定
    端とを有する一対の務歯付きテープと、当該テー
    プの務歯に噛合して当該一対のテープの開閉動作
    をなすスライダとよりなるフアスナを、前記レン
    ズ収納筒の長さ方向の任意位置において、当該収
    納筒のまわりに配設するとともに当該フアスナの
    一対の務歯付きテープ間に、前記収納筒内に折込
    み可能な所定幅の折込み部片を張設し、一対の務
    歯付きテープの固定端を、開放端から始まつて収
    納筒上を一周して到達した開放端の位置を越えた
    周回位置で、前記折込み部片上に設けて、フアス
    ナのスライダの開閉動作によりレンズ収納筒の長
    さを調節可能としたことを特徴とする携帯用カメ
    ラケース。
JP17267583U 1983-11-08 1983-11-08 携帯用カメラケ−ス Granted JPS6079328U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17267583U JPS6079328U (ja) 1983-11-08 1983-11-08 携帯用カメラケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17267583U JPS6079328U (ja) 1983-11-08 1983-11-08 携帯用カメラケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6079328U JPS6079328U (ja) 1985-06-03
JPS637067Y2 true JPS637067Y2 (ja) 1988-02-29

Family

ID=30376341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17267583U Granted JPS6079328U (ja) 1983-11-08 1983-11-08 携帯用カメラケ−ス

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JP (1) JPS6079328U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4884236U (ja) * 1972-01-17 1973-10-13

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Publication number Publication date
JPS6079328U (ja) 1985-06-03

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