JPS6370336A - プログラムの実行阻止判定方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は外部の記憶媒体（磁気テープ、フロンビーディ
スク等）に記録されたプログラムを実行して情報処理を
行うようにしたコンピュータにおけるプログラムの実行
阻止判定方式に関するものである。

「従来の技術」 外部の記憶媒体に記録されたプログラムを実行して情報
処理を行うようにした例えばパーソナルコンピュータに
おいては、プログラムが記録された例えばフロッピーデ
ィスクの複製は容易であり、かつ、そのプログラムは複
数のパーソナルコンピュータで共用が可能であるため、
プログラム作成者の権利が浸され易い。そこで、プログ
ラム中にその複製を禁止するプログラムを挿入記録する
ことにより複製防止（プロテクト）が行われているフロ
ンビーディスクが出現した。しかしながら、複製防止の
プログラムが悪意者には不当に解読されてその機能が外
され易い反面、正当なユザーにとっては予備のプログラ
ムが作成できないという問題点があった。また、複数の
パーソナルコンピュータで共用される点においてはその
防止策（ブロテクト）としての効果的な提案が少ないた
め、十分な権利保護とはならなかった。

「発明が解決しようとする問題点」 本発明は上述の問題点にかんがみ、ユザーによるプログ
ラムの複製には制限を加えることなく、その利用の便を
図り、正当なユザー以外の者によるプログラムの利用、
すなわちプログラムの共用化が防止できるようにしたプ
ログラムの実行阻止判定方式を提供しようとするもので
ある。

「問題点を解決するための手段」 そのため本発明は、外部の記憶媒体に記録されたプログ
ラムを実行して情報処理を行うようにしたコンビーータ
において、上記プログラム領域内の複数個所に暗証番号
チェックプログラムを記録し、該暗証番号チェックプロ
グラムの実行によって暗証番号の送出を要求する手段と
、暗証番号を受信する手段と、暗証番号の一致を検出す
る手段が制御されるように構成し、一方、上記コンピ−
タのバスに着脱自在とされた付属機器には予め暗証番号
を設定する手段と、上記＠証番号の送出を要求する手段
からの信号を受信して上記予め設定された暗証番号を送
出する手段を設けたものである。

「実施例」 第１図は本発明の一実施例を示す付属機器のブロック図
である。１はバスで、例えばフロッピーディスクに記録
されたアプリケーションプログラムを実行して情報処理
を行うようにしたパーソナルコンピュータ（図示せず）
におけるコネクタ接続が可能なバスである。２はバス１
に着脱自在に構成された付属機器で、３はアドレスバス
、４はデータバスである。５はクロック信号発生回路、
６はカウンタ、７は暗証番号データを格納する記憶手段
で、例えばＥ　Ｐ　ＲＯＮｉである。８はアナログスイ
ッチ、９はプログラムが内蔵されたマイクロコンピュー
タ、１０はアドレスデコーダ、１１及び１２は受信及び
送信のゲートである。

第２図は本発明によるアプリケーションプログラムの一
例を示す概念図で、２１は記憶媒体におけるプログラム
領域、２２は情報処理のためのプログラム部分、２３は
＠証番号チェックのためのプログラム部分である。すな
わちプログラム領域２１の複数個所に暗証番号チニノク
プログラム２３が記録されて（・るので、付属機器２が
接続されているパーソナルコンピュータは、通常の情報
処理の他に後述するそれぞれの手段が駆動されて付属機
器２との間で信号の送受信が行われ、その結果によって
は情報処理のためのプログラム２２の実行が阻止される
ように成されている。

次に動作について詳細に説明する。

クロック信号発生回路５かものクロックを入力したカウ
ンタ６は、予め暗証番号が記憶されている暗証番号記憶
回路７（例えばＥＰＲＯＭ　）のアドレスを順次指定し
、番号情報を出力させる。一方、マイクロコンピュータ
９はアナログスイッチ８の出力をスキャンニングし、ア
ナログスイッチ８を介して得られる上記番号情報を内破
のメモリに記憶し、一連の暗証番号を蓄積する。

一方、上記パーソナルコンピュータによるアプリケーシ
ョンプログラムの処理が進行して前述した暗証番号チェ
ックのためのプログラム２３を実行すると、第３図に示
したフローチャートの制御が行われる。すなわち、バス
１に付属機器２のアドレス信号と暗証番号送出要求信号
から成るポーリングデータが送出される。上記アドレス
ｆ言号がアドレスデコーダ１０で受信されると受信及び
送信のゲート１１及び１２が制御され、ゲート１１を介
して上記暗証番号送出要求信号がマイクロコンピータ９
に入力される。マイクロコンピュータ９では内蔵のプロ
グラムにより前述した動作に加えて第４図に示したフロ
ーチャートの制イ」が行われる。すなわち割込み処理が
行われ、上記ポーリングデータとしての暗証番号送出要
求信号が自己に対する適正な要求信号であるかが判断さ
れる。

この判断は当然のことながら上記アプリケーションプロ
グラム実行阻止判定のための関門の一つとなるものであ
る。適正な要求信号であればマイクロコンピュータ９は
上記メモリに蓄積した暗証番号データを読み出し、所定
のビットパターンによるシリアルデータとしてゲート１
２を介してバス１に送出する。このときのビットパター
ンのデ−ティを不規則なものとすることにより不正者）
てよろシュミレーションを難かしくすることもできる。

一方、パーソナルコンビーータは上記シリアルデータを
受信し、有効なデータが人力されるとこれをメモリに蓄
積し、所定の桁数が入力されるまで蓄積する。蓄積が終
ると受信データが適正な暗証番号であるか否かを判断で
きろように処理し、暗証番号の照合を行う。照合の結果
、適正な暗証番号でなければ「エラー処理」すなわちア
プリケーションプログラムの実行を中止する。適正な暗
証番号であればアプリケーションプログラムの実行を進
める。このとき上記照合した暗証番号データを他のメモ
リ領域へ転送して、アプリケーションプログラム実行の
途中で再度読み出して照合を行ったり、又は上述の照合
動作を何度か繰り返すように暗証番号チェックのための
プログラム２３を情報処理のためのプログラム２２の要
所に複数設ける。これによって判定の精度を向上させる
とともにプロテクトの解読を困難と−ｔろ効果がある。

なお上記照合及びエラー処理などの手段は通常のもので
十分であるので詳述は省略する。

また、マイクロコンピュータ９のリセット端子Ｒへのリ
セット信号はバス１を介して与えられるようにしてもよ
いし、付属機器２への電源投入によって与えられるよう
にしてもよい。

「発明の効果」 以上説明したように本発明によればアプリケーションプ
ログラムの複数の要所に設けられた暗証番号チェックの
だめのプログラムとバスに着脱自在とした付属機器との
データ送受信によってプログラムの実行阻止が判定され
るものであるから従来のものでは得られない次の効果が
ある。

（１）プログラムの複製が制限されることなく、しかも
プログラムの不正使用（盗用）が防止できろ。

（２）開発すれるアプリケーションプログラム：・て対
応させて付、属機器との間で暗証番号の設定が可能とな
るのでグロテククとしての信頼性が高まる。

（３）暗証番号チェックのためのプログラムが複数個所
に挿入されるとともに付属機器の機能と相まって、悪意
による解読が従来に比し困難である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による付属機器のブロック図、第２図は
同、アプリケーションプログラム概念図、第３図は暗証
番号チェックプログラムによるフローチャート、第４図
は付属機器の動作を説明するフローチャートである。 １・・・バス、３・・・アドレスバス、４・・・データ
バス、７・・・暗証番号記憶回路、９・・・マイクロコ
ンピータ。 特許出題人 株式会社　大興電機製作所 取締役社長　長　１）武　彦 第７図 第２図 ■ 菅 電 ？°台尻機器 １　　　　　　　　　　　　　　　３°　？Ｖし゛又１
マ又１　　　　　　　　　　　　４：デー９１でスｌ　
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Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外部の記憶媒体に記録されたプログラムを実行して情報
   処理を行うようにしたコンピュータにおいて、上記プロ
   グラム領域内の複数個所に暗証番号チェックプログラム
   を記録し、該暗証番号チェックプログラムの実行によっ
   て暗証番号の送出を要求する手段と、暗証番号を受信す
   る手段と、暗証番号の一致を検出する手段が制御される
   ように構成し、一方、上記コンピュータのバスに着脱自
   在とされた付属機器には予め暗証番号を設定する手段と
   、上記暗証番号の送出を要求する手段からの信号を受信
   して上記予め設定された暗証番号を送出する手段を設け
   たことを特徴とするプログラムの実行阻止判定方式。