JPS6370229A - 液晶セルアレイとその駆動方法 - Google Patents

液晶セルアレイとその駆動方法

Info

Publication number
JPS6370229A
JPS6370229A JP21400786A JP21400786A JPS6370229A JP S6370229 A JPS6370229 A JP S6370229A JP 21400786 A JP21400786 A JP 21400786A JP 21400786 A JP21400786 A JP 21400786A JP S6370229 A JPS6370229 A JP S6370229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
electrodes
liquid crystal
plate
window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21400786A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Oba
有二 大庭
Shigeo Sugihara
杉原 茂雄
Shinichi Shiwa
志和 新一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP21400786A priority Critical patent/JPS6370229A/ja
Publication of JPS6370229A publication Critical patent/JPS6370229A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1343Electrodes
    • G02F1/134309Electrodes characterised by their geometrical arrangement

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、液晶を利用した面積変調が可能な液晶セル
アレイとその駆動方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、液晶は表示に用いるとともに、光の透過を制御す
る光シャッタとして使用されている。このうち、光の透
過を制御する光シャックとして用いる場合は、光が透過
するかまたは透過しないかの2値に使うことが一般的で
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、液晶が2値にしか使用されないのは、液晶
の配向状態を他の状態に変える遷移過程が起こる電圧幅
が比較的狭く、かつ光透過部と詐。
非透過部を高速に動作させることが困難なため、この遷
移過程を使って光の透過量や反射量を中間段階に制御す
ることはあまり研究されていなかった。
この発明は、同一セル内に光透過部と光非透過部を任意
に形成しく以下絞り動作という)、この中間段階の光透
過を高速で安定に制御することが可能な面積変調型の液
晶セルアレイとその駆動方法を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の第1の発明の液晶セルアレイは、透明電極の
両側に2個の電極を持つ窓形成部を前記透明電極と前記
電極を交互に配列することにより配列した一方の板と、
前記配列した窓形成部の奇数番目の複数の窓形成部に対
応した位置に形成する複数の透明電極からなる窓形成部
を電気的に接続する電極を設け、さらに偶数番目の複数
の窓形成部に対応した位置に形成する複数の透明電極か
らなる窓形成部を電気的に接続する電極を前記電極と独
立して設けた他方の板とを有し、これらの板の間に誘電
異方性が周波数により逆転する液晶を挾んだものである
また、この発明の第2の発明にかかる液晶セルアレイの
駆動方法は、前記第1の発明の液晶セルアレイにおいて
、液晶セルアレイを光非透過状態とする時には、前記他
方の板の電極には前記一方の板のいずれかの電極に印加
される高周波より高い波高の低周波を印加し、前記液晶
セルアレイのうち選択したセルを絞り状態にするときは
、前記一方の板の前記透明電極に接続された2つの前記
電極の一方の電極に高周波を印加し、他方の電極に前記
高周波より低い波高で同じ位相の高周波を印加するか、
または高周波無印加状態とし、前記他方の板のうち選択
されたセルに接続される前記電極は前記低周波より低い
波高の低周波を印加するものである。
また、この発明の第3の発明にかかる液晶セルアレイの
駆動方法は、前記第1の発明の液晶セルアレイにおいて
、液晶セルアレイを光プV透過状態とする時には、前記
他方の板の電極には前記一方の板のいずれかの電極に印
加される高周波より高い波高の低周波を印加し、前記液
晶セルアレイのうら選択したセルを絞り状態にするとき
は、前記一方の板の前記透明電極に接続された2つの前
記電極の一方の電極に高周波を印加し、他方の電極に前
記低周波を印加し、前記他方の板のうち選択されたセル
に接続されろ前記電極は低周波無印加状態とするもので
ある。
〔作用〕
この発明の第1の発明の液晶セルアレイにおいては、誘
電異方性が周波数によすti転する液晶を用い、低周波
電圧を印加するとともに高周波電圧により絞り動作を行
うため、絞り動作と光非透過状態の切替えが高速に行わ
れろ。
マタ、この発明の第2の発明の液晶セルアレイの駆動方
法では、他方の板の電極に、一方の板のいずれかの電極
に印加される高周波より高い波高の低周波を印加すると
液晶セルアレイは光非透過状態となり、一方の板の透明
電極に接続された2つの電極の一方の電極に高周波を印
加し、他方の電極に前記高周波より低い波高で同じ位相
の高周波を印加するか、または高周波無印加状態とし、
他方の板のうち選択されたセルに接続される前記電極は
前記低周波より低い波高の低周波を印加すると、液晶セ
ルアレイは絞り状態となる。
さらに、この発明の第3の発明の液晶セルアレイの駆動
方法では、他方の板の電極に、一方の板のいずれかの電
極に印加される高周波より高い波高の低周波を印加する
と液晶セルアレイは光非透過状態となり、一方の板の透
明電極に接続された2つの電極の一方の電極に高周波を
印加し、他方の電極に低周波を印加し、他方の板のうち
選択されたセルに接続される前記電極は低周波無印加状
態とすると、液晶セルアレイは絞り状態となる。
〔実施例〕
第8図はこの発明に使用する液晶用の基本セルの分解状
態を示す斜視図であり、この図で、1は基本セル、2は
透明の一方の板(以下便宜上、上板という)、3は透明
の他方の板(以下同じく下板という)、4はスペーサ、
5はスペーサの透過孔、6は前記上板2の電極、7,8
はIVJ記下板3の電極、9,10は透明電極からなる
主電極である。
ここで、上板2の上および下板3の下には偏光板が各々
必要であるが、ここでは図が繁雑になるため省略しであ
る。これらの上板2とスペーサ4と下板3とを互いに密
着し、スペーサ4により生じた上板2と下板3との間に
液晶を入れたものが基本セル1である。
次にこの基本セル1の基本動作を説明する。
第8図の下板3上の電極7,8の内側の境を各々aとb
とする。また、電極7に信号電圧を入力し、電極8およ
び上板2の電極6を接地する。。
第9図は信号電圧を第8図の電極7に印加した時の光透
過率と、第8図のaとbの位置の関係を信号電圧をバラ
メークとして示したものである。
この時、信号電圧は交流信号で変調すると液晶の劣化が
少なくなり好ましい。
また、基本セル1の上、下に接地する偏光板は、偏光面
が直交するように置いた状態の場合を示しである。この
偏光板の偏光面を平行すると、光透過率は上下が逆転す
る。また、液晶としてツィステッドネマチックモードの
液晶(以下” Niff Fn トいう)を使用した時
の例が原理説明として判り易いため、これを使用する。
2Vを電極7に印加した場合は位置aの近傍の光透過率
が一部低下し、5Vではa点近隋の光はほとんど透過し
なくなる。また、8V、]、OVと大きくなるに従い光
非透過部はb点の方向に移動し、光透過部の面積が減少
する。この現宗は、電極7に43号電圧を印加すると接
地された電極8 o)方向に電流が流れ、かつ主電極1
0が抵抗体として働くため、主電極10には位置aから
位置すにほぼ直線的に降下する電圧分布が形成される。
一方、液晶には下板3の主電極10に分布して形成され
た電圧と、上板2の接地された主電極9の電圧差分の電
圧が印加される。一方、液晶は2V程度の電圧で液晶の
配向が変わり、光透過率が一部変化する。このなめ信号
電圧が高くなって、2V以上の電圧が液晶に加わる位置
がb点側に広がることにより光透過部が少なくなる。
第10図は具体的に光を透過するセルの光透過窓の状態
変化を図示したものである。この状態を絞り動作(光透
過状態と光非透過状態とが分布する状態)と呼ぶ。図・
中の(1)〜(!V)は電極6の電圧がOVであり、(
V)のみはC=10Vとしたものである。電極7に印加
する信号電圧Sが(i)の0■の時は光透過窓全体が光
透過状態であり(以下この部分を光透過部41とする)
、(ii)のS=2.5Vではa点の近傍は光透過がほ
とんどない部分(以下この部分を光非透過部42とする
)ができ、その右には液晶の配向が徐々に変化して光透
過が徐々に上昇する部分(以下この部分を遷移部とする
)43があり、その右には光透過部41がある。(ii
i)の5=4Vとすると光非透過部42が拡がす、遷移
部43が少し挟まりつつ右に移動し、光透過部41が減
少する。この傾向は、(1v)の3=7Vでさらに顕著
になった。また、(V)の5=10V、C=10Vでは
光は全(透過しなる。
第11図は別の条件で駆動した場合を示すもので、判り
易く図示するために第8図の構造のセルの下板3を90
°回転させて(実際には第8図のように電極6,7.8
は配置されている)示した断面図と外部回路図である。
また、電源11と12には直流電源を用い、下板3上の
電極7と8に接続しである。この電源11と12は次の
第12図の説明の都合で直流としたものであるが、交5
’ffiに変えても同じ作用がある。また、接地の位置
は第12図の説明を判り易くするために決めたものであ
る。
第12図は第11図の主電極10上の位置と、各々の位
置における電極7と8の電圧差を示す図である。
図中の実線(i)と(ii)は、電源11と12により
電圧を印加した場合の主電極10の電圧分布であり、実
線(11)は電源12の出力がOVの場合である。一方
、破線は液晶が透過状態から遷移状態を経て光非透過状
態に移るしきい値電圧であり、点線は遷移状態と光非透
過状態の境であり、両極性にそれぞれ存在する。ここで
、実線(i)と(11)が破線と交差する部分より電極
8側は光透過部41を形成し、それより電極7側は遷移
部43を経て光非透過部42になる。ただし、第12図
には実線(1)が形成する光透過分布のみを矢印で示す
範囲で示した。この場合の実際に形成されろ光透過部4
1の分布は第10図の(1v)に類似している。
この実線(1)と(11)の違いは、電源11の電圧が
同じ場合であっても電源12に電圧を印加した場合と0
■の場合では点線で示したしきい値電圧を横切る位置が
異なり、光透過部41の範囲が実線(1)の方が狭くな
る。この時、主電極10が消費する電力は実線(i)の
方が実線(11)より少なくなる特徴がある。しかし、
欠点としては、実線(1)は破線と点線を横切る範囲が
増加し、遷移部43の領域が増加することである。これ
らの動作は両極性の交流電圧を用いても同様の結果にな
る。
以上がこの発明の基本動作であるが、TN液晶を用いた
この方法は、旋光状態から非旋光状態に変わる速度が0
.1〜10ミリ秒程度の高速になるが、逆に非旋光状態
から旋光状態に変わる速度はそれの1〜2桁程度遅い低
速である。このため後述する光プリンタ用の光スィッチ
として使用するには動作が遅い欠点がある。これに対し
駆動電源の交流の周e、数が低い場合は正の誘電異方性
を示し、周波数が高い場合は負の誘電異方性を示す液晶
を用いて周波数を変えることにより高速動作が可能にな
る。
第13図は駆動周波数に対する誘電異方性を示す液晶の
特性例であり、10 K Hz以下では正。
それ以上では負の誘電異方性を示している。この境にな
る点を以後変化点と呼ぶことにする。
次にこれを使用したセルを駆動するこの発明の駆動方法
を説明する。
変化点以下の低周波の電圧印加では正の誘電異方性を示
し、液晶は小メ第1・ロビ・ツクの配列となり、光非透
過状態となる。
一方、変化点以上の高周波の電圧印加では負の誘電異方
性を示し、液晶はホそりニアス配列となり、光透過状態
となる。これを利用すると光非透過状態と光透過状態に
交互に変オ)ろ速度を高速にすることが可能になる。
第13図の特性を持つ液晶として電界制御tIIM、屈
折効果を示すECB液晶を使用したセルを作製した第1
4図の外部回路を1史用した場合で具体例を説明する。
ここで示したセルは第11図と同じ条件のセルであるが
、各々電極6,7,8には電源13,14゜15が各々
に接続しである。
ここで、セルの上下に設置する偏光板は偏光面が直交す
るように置いた。電源13は低周波の交流とし、これの
みを動作させるとセルは光非透過状態となる。一方、電
源14と15は高周波の交流とし、これらを同じ位相で
動作させるとセルの光透過窓は光透過状態になる。
さらに電源13を数V〜IOV程度の低い電圧とし、電
源14を電源13の電圧以上とし、′rri源15全1
513の電圧以下とすると第10図に示したのと同様の
絞り動作がなされろ。これは、第15図の電圧の分布図
に示すように破線(11)で示した低周波に対して電極
7から電極8へ向って減少する高周波電圧による破線(
11)で示す勾配が各々両極性に形成される。この時、
高周波電圧が低周波電圧に比べて高い領域は光透過部4
1となり、逆の領域では光非透過部42となり、絞り動
作がなされる。
この方法の特徴は絞り動作と閉動作がともに0.1〜l
 OミIJ秒程度の4速動作になる点にある。この動作
油メ駕の1咄は印加電圧に依存しており、高周波と低周
波の実効電圧の差が大きいほど高速に動作する。このた
め、電極7と8の近傍が最も動作速度が早く、第15図
の破線(i)と破線(11)の交差点付近が最も動作が
遅くなる。
第1図はこの発明による液晶セルアレイの一実施例を示
す部分平面図で、これまでの基本セル全複数の光透過窓
を持つ液晶セルアレイを構成するための上板2と下板3
の配w、20.21と主電極9.10の構成を示した図
であり、これを用いて第8図と同様に液晶セルを形成し
、液晶セルアレイとする。なお、以下の説明では個別に
示す必要のないときは各符号のアルファベットに上る添
字は用いない。
ところで、これまで説明したように(第8図)、このセ
ルの下板3は主電極100両側に電極7゜8を持ち、か
つ上板2が1つの電極6を持ち、合計3個の電極と3個
の駆動回路が必要となる。このため、単純にこのセルを
アレイ状に並べるとセル1個に対し3個づつの電極と駆
動回路が必要になり、セルアレイの製造における歩留り
の減少。
および駆動回路の増大に伴う不経済化が起こる。
これに対し、第1図およびそれ以後に示したセルアレイ
の構成では、下板3の電極はセルの数に1個加丸な配線
と駆動回路とて駆動が可能であるとともに、上板2は2
個の電極とIIE動回路のみて済むため、製造が容易化
するとともに駆動回路のホY済化ができる特徴がある。
次に第1図について詳しく説明する。
ここで、この図に示した下板3の10−a〜10−eに
示した主電極は上板2の9−人〜9−Eまでの主電極と
重なり、各々が光透過窓23−a〜23−e(図省略、
一般的には単に23を用いる)を形成するものとし、以
後の説明をする。
次に、各光透過窓23を独立に駆動する駆動波形につい
て説明する。ここでは例として、第1図の上板2と下板
3で形成するセルアレイのうち光透過窓23−bと23
−cを独立に駆動する方法を説明する。
第2図のAは第1図の板の各々の配線20−a〜20−
dに入力する波形の例であり、第2図の)3とCは第1
図の配置%21A、21Bに入力する電圧波形であり、
第2図のDは説明のための範囲を示す図である。また、
配線20−aと20−〇は常に接地とする。
光透過窓23が閉じた状態のS、の範囲では低周波の電
圧波形BとCが同じ位相で入力している。
一方、電圧波形Aは電圧がOVである。
次に絞り動作をする■1で示す範囲で、光透過窓23−
bを絞り状態にする時、電圧波形Bの低周波は低い電圧
とし、電圧波形CはS、と同じ状態とする。さらに、電
圧波形Aは高周波電圧を印加する。
ここで、高周波は長方形の図形にX印を入れた部分で示
した。これについては以後の説明においても同様とする
。この18の範囲では高周波による電圧勾配が光透過窓
23−b、23−eに形成されるが、電圧波形Cの電圧
が印加されている光透過窓23−cでは高周波に比べ低
周波が常に高い電圧であるため、光非透過状態を維持す
る。しかし、電圧波形Bの電圧が印加されている光透過
窓23−bでは低周波の電圧を低下させているため、第
9図のような電圧分布が形成され、絞す動作状態となる
次に、光透過窓23が絞り動作から閉じるS2の範囲で
は、S8と同じ状態になる高速に光非透過状態になる。
この場合も絞り状態と光非透過状態にするために電場を
使うため、絞り状態と光非透過状態の切換えが高速であ
る。
次に、光透過窓23−Cを絞り状態とする範囲■2の範
囲では電圧波形Cの低周波を減少させ、電圧波形BはS
2と同じ状態とし、電圧波形Aには高周波を印加する。
これにより光透過窓23−btよ光非透過状態のまま光
透過窓23−Cのみを絞り状態とすることができる。こ
のような方法により、他の光透過窓についても同様に絞
り動作とすることが可能であり、かつ高周波の電圧を制
御することによりその絞り動作の大きさが任意に変えら
れる。
ここまでは配線20−aと20−cは常に接地状態で′
説明しtコが、光透過窓23−bや23−eを完全に開
いた状態にする場合は、範囲I!および■2のタイミン
グに各々配線20−aおよ、び20−Cに第2図のAと
同じように高周波を印加することにより、それぞれの光
透過窓を完全に開くことが可能である。
次に、絞り動作をさらに高速化する方法を説明する。第
15図の場合、低周波がセル全面に均一に印加されてお
り、高周波と低周波の電圧差は高周波の破線(i)の勾
配のみに依存している。このため、光透過部41が光非
透過部42に比べて少ない場合、つまり高周波電圧が小
さい場合は、その破線(i)の勾配が小さくなり、低周
波の破線(11)と交わる角度が小さく全体的に低電圧
となる。
このため、光透過部41の少ない場合は逆の場合に比へ
て遅い動作となる。
これに対して、第3図の場合は第8図のセルの電極7に
高周波を印加し、電極8に低周波を印加する方法を取る
。この場合の電圧勾配を高周波は実線(i)で示し、低
周波は破線(11)で示した。
この方法では、光透・渦部41が少ない第3図の(A)
の場合においても低周波と高周波の交差する角度が先に
説明した第15図の場合に比べて大きく、光非透過部4
2は低い電圧の高周波印加され、低周波と高周波の差が
大きくなる状況にあり、逆に光透過部41では高周波が
低周波に比べ高くなる電圧が印加される。このため、動
作速度も早く、かつ遷移領域(図省略)のぼけた部分が
少ない鮮明な絞り動作が得られる。
第3図の(B)は参考として光透過部41の広い場合を
示したものであり、高周波に比べて低周波の電圧を低く
してあり、両者が交差する電圧は第3図の(A)とほぼ
同じ電圧になるようにしである。
次に、この方法を第1図の上板2と下板3により構成し
たセルアレイに適用するための駆動波形を第4図を用い
て説明する。
この場合も第2図と同様に光透過窓23−bと23−c
を独立に駆動する方法で説明する。
第4図のA1ま配線20−b、第4図のBlよ配線20
−aと20−cに入力する波形であり、第4図のCとD
は配線21Bと21Aに入力する波形である。光透過窓
23が閉じた状態であるS□〜S。
の範囲では低周波の電圧が波形CとDに同位相で人力さ
れ、波形AとBはO■となっている。
一方、光透過窓23−bを絞り動作にするI、の範囲で
は波形CはOTi圧となり、波形りはSlと同じ状態を
続ける。さらに、波形Aには高周波を印加し、波形Bに
は低周波を印加する。これに、より光透過窓23−bに
は第3図の電圧分布に担当する電圧が印加され、絞り動
作が起こる。一方、光透過窓23−aや23−cは波形
りの低周波のため、光非透過状態を継続する。また、光
透過窓23−cを絞り動作にする■2の範囲では波形D
′は0電圧となり、波形C+、i S 2と同じ状態を
続ける。さらに、波形AとBは光透過窓23−bを絞り
状態とする場合と同様の電圧が印加されている。このよ
うにすると、光透過窓23−cが絞り状態となり、光透
過窓23−hは光りIE透過状態を形成する。この場合
は先に説明したように動作速度が早く、かつ鮮明な絞り
状態となる。
これらの駆動方法は、第1図の代オ〕すに第5図の配線
を持つ下板3と上板2を用いた場合にも適用が可能であ
る。第5図の特徴は、セルの主電極9.1oを直線状に
並べであることにある。このため、上板2の配線21A
と21Bが櫛形に入り込んだ形状にしである。
これまでの説明では、絞り動作の大きさの制御は、電圧
波形の波高の制御によっていた。
これに対し、電圧は一定とし、高周波のパルス幅(デユ
ーティ)を変えることにより絞り動作の大きさが変えら
れる。このためこの方法は、パルス幅制御を用いてもこ
れまでに説明した方法に適用可能である。
このように、実質的な電圧印加時間を制翻して絞り動作
部の面積を変える方法は、一定の電圧を使用してディジ
タル回路により制御が容易であるため、電圧制御による
絞り状態部の面積を変える方法に比べ、駆動回路が容易
になる利点がある。
ここで、これまでは液晶として電界制御復屈折モードの
場合について説明してきたが、他の2周波駆動の可能な
ツィステッドネマチックモードやケストホストモードな
どにもこれらの駆動方法は適用可能である。
また、液晶セルアレイを構成する配′fijA20゜2
1は、第1図の(i)では光透過窓23の配列方向と同
じ方向(横方向)から絞り動作をする光透過窓を並べた
セルアレイでこれまで説明したが、この他に第6図の(
A)や(B)に示すように、横方向と縦方向を組み合わ
せた場合や、縦方向から絞り動作をするセルアレイにつ
いても同様な駆動が可能である。
次に、このセルの応用例について説明する。
第7図はこれまでに説明した液晶セルアレイを用いて光
プリンタ用の光スィッチとし応用した構成図である。
光源25を出た光はレンズ26により集光され、偏光板
27を通って露光用光スイツチアレイ22に達する。こ
こで光は、光透過窓23の光偏光分布に従い偏光される
。露光用光スイツチアレイ22を通った光は、基板24
に設けた穴28と偏光板29を通過し、偏光面が合って
いる光のみが偏光板29を通過する。この光は、自己集
束性ファイバ30により感光体31に集光される。
この発明のセルを用いた露光用光スイツチアレイ21を
用いると、1画素内の光分布を制御した光が感光体31
上に形成され、印刷における網点印刷のように面積変調
をした画像が得られる。ここで、感光体31としては、
銀塩写真、電子写真。
ジアゾ写真などがあげられる。また、これまでの説明で
は光透過型液晶セルのみについて述べたが、光反射型液
晶セルも乙の発明を適用できることは明らかである。
次に具体例について説明する。
〔具体例1〕 第1図の構成のセルを次のように作成した。主電極9,
10は表面抵抗が100にΩの酸化スズ膜とし、配線2
0.21はアルミ蒸着により形成した。上板2と下板3
間は6μmのポリエステル製のスペーサ4を用い、この
スペーサ4により形成された空隙に液晶(NTTF−0
1チッソ社製)を入れて液晶セルアレイとした。また、
偏光板は、上板2の上と下板3の下の2個所に入れ、上
から順に偏光面が直交するようにした。各配線20゜2
1には独立した駆動回路を接続した。
駆!l!IJ波形としては第2図の波形を印加した。低
周波の周波数はI K Hzとし、高周波の周波数は1
00 K II zとし、低周波の波高は光非透過状態
では±60Vとし、絞り状態では±IOVとした。。
高周波の波高は0■〜±50Vとして光透過窓23を制
御した。この結果、選択した光透過窓23の光透過状態
は、低周波の波高が±IOV以上では第3図の光透過窓
に示すような絞り動作となり、電圧が高くなるに伴い、
光非透過部42の幅が狭くなった。また、光非透過状態
からこの状態に移る時間は3ミリ秒であり、再び光非透
過状態に移る時間は5ミリ秒の高地動作を示した。
〔具体例2〕 具体例】と同じセルを用い、信号は第13図の波形を各
々の配線に入力した。周波数は具体例1と同じ条件とし
た。また、波高は第13図の波形CとDの低周波は60
Vまたは0■とし、波形AとBに印加する高周波と低周
波はその和が±70Vとなるようにした。
乙の結果、選択した光透過窓の波形Aの高周波が低く、
波形Bの低周波が高い電圧の時、絞りの光透過部41が
少なく、逆に波形Aの高周波が高く、波形Bの低周波が
低い電圧としたとき、絞りの光透過部が広くなった。
これらの絞り動作の速度は、光非透過状態から絞り状態
に移る時間は約1ミリ秒であり、絞りの光透過面積に依
存せずほぼ一定であった。また、光透過部41と光非透
過部42のコントラストは具体例1より明らかに良かっ
た。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の第1の発明の液晶セル
プレイは窓を構成する透明電極と配線を交互に配置した
一方の板と複数の窓の半数づつに共通した電極を持つ他
方の板に誘電異方性が周波数により逆転する液晶を挾ん
で構成しであるため、第2と第3の発明の駆動方法を用
いることにより絞り動作を各窓ごとに独立して行うこと
が可能である。
また、この発明の第2.第3の発明の液晶セルアレイの
駆動方法は、低周波と高周波の電圧を制御して印加する
ため、高速な絞り動作ができるとともに明瞭な絞り動作
を行うことができる。そのため、光−7+Jシンクで網
点画像を簡単な手段で高速に作成することができる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第5図、第6図はこの発明の液晶セルアレイの
実施例をそれぞれ示す上板と下板の構成図、第2図、第
4図はこの発明のセルを駆動するための波形を示す図、
第3図、第12図、第15図は電圧分布図、第7図は同
じく光プリンタの断面略図、第8図はこの発明の液晶用
の基本セルの分解状態を示す斜視図、第9図は基本セル
における電圧と光透過率との関係を示す図、第10図は
印加電圧と光を透過ずろ光透過窓の状態を示す図、第1
1図はこの発明の一実施例を説明ずろためのセルの断面
図と駆動回路を示す図、第13図はこの発明が醍用する
液晶の駆動周波数に対する誘電異方性の関係を示す図、
第14図はこの発明の他の実施例を説明するための断面
図と駆動回路を示す図である。 図中、1は基本セル、2は上板、3は下板、4はスペー
サ、6〜8は電極、9.10は主電極、11〜15は電
源、20,21は配線、23は光透過窓、41は光透過
部、42は光非透過部、43は遷移部である。 第1図 第2図 D lr−51−→11→−52−→−12+53−1第3
図 第4図 □S〕−→■1←−52 +12−ド53H第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 −位置 第11図 第12図 第13図 第14図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明電極の両側に2個の電極を持つ窓形成部を前
    記透明電極と前記電極を交互に配列することにより配列
    した一方の板と、前記配列した窓形成部の奇数番目の複
    数の窓形成部に対応した位置に形成する複数の透明電極
    からなる窓形成部を電気的に接続する電極を設け、さら
    に偶数番目の複数の窓形成部に対応した位置に形成する
    複数の透明電極からなる窓形成部を電気的に接続する電
    極を前記電極と独立して設けた他方の板とを有し、これ
    らの板の間に誘電異方性が周波数により逆転する液晶を
    挾んだことを特徴とする液晶セルアレイ。
  2. (2)透明電極の両側に2個の電極を持つ窓形成部を前
    記透明電極と前記電極を交互に配列することにより配列
    した一方の板と、前記配列した窓形成部の奇数番目の複
    数の窓形成部に対応した位置に形成する複数の透明電極
    からなる窓形成部を電気的に接続する電極を設け、さら
    に偶数番目の複数の窓形成部に対応した位置に形成する
    複数の透明電極からなる窓形成部を電気的に接続する電
    極を前記電極と独立して設けた他方の板とを有し、これ
    らの板の間に誘電異方性が周波数により逆転する液晶を
    挾んだ液晶セルアレイにおいて、前記液晶セルアレイを
    光非透過状態とする時には、前記他方の板の電極には前
    記一方の板のいずれかの電極に印加される高周波より高
    い波高の低周波を印加し、前記液晶セルアレイのうち選
    択したセルを絞り状態にするときは、前記一方の板の前
    記透明電極に接続された2つの前記電極の一方の電極に
    高周波を印加し、他方の電極に前記高周波より低い波高
    で同じ位相の高周波を印加するか、または高周波無印加
    状態とし、前記他方の板のうち選択されたセルに接続さ
    れる前記電極は前記低周波より低い波高の低周波を印加
    することを特徴とする液晶セルアレイの駆動方法。
  3. (3)透明電極の両側に2個の電極を持つ窓形成部を前
    記透明電極と前記電極を交互に配列することにより配列
    した一方の板と、前記配列した窓形成部の奇数番目の複
    数の窓形成部に対応した位置に形成する複数の透明電極
    からなる窓形成部を電気的に接続する電極を設け、さら
    に偶数番目の複数の窓形成部に対応した位置に形成する
    複数の透明電極からなる窓形成部を電気的に接続する電
    極を前記電極と独立して設けた他方の板とを有し、これ
    らの板の間に誘電異方性が周波数により逆転する液晶を
    挾んだ液晶セルアレイにおいて、前記液晶セルアレイを
    光非透過状態とする時には、前記他方の板の電極には前
    記一方の板のいずれかの電極に印加される高周波より高
    い波高の低周波を印加し、前記液晶セルアレイのうち選
    択したセルを絞り状態にするときは、前記一方の板の前
    記透明電極に接続された2つの前記電極の一方の電極に
    高周波を印加し、他方の電極に前記低周波を印加し、前
    記他方の板のうち選択されたセルに接続される前記電極
    は低周波無印加状態とすることを特徴とする液晶セルア
    レイの駆動方法。
JP21400786A 1986-09-12 1986-09-12 液晶セルアレイとその駆動方法 Pending JPS6370229A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21400786A JPS6370229A (ja) 1986-09-12 1986-09-12 液晶セルアレイとその駆動方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21400786A JPS6370229A (ja) 1986-09-12 1986-09-12 液晶セルアレイとその駆動方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6370229A true JPS6370229A (ja) 1988-03-30

Family

ID=16648717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21400786A Pending JPS6370229A (ja) 1986-09-12 1986-09-12 液晶セルアレイとその駆動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6370229A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5404236A (en) Display device with crossing electrodes with specific ratio for gray scale
JP4837283B2 (ja) 高速及び広視野角液晶ディスプレイ
KR100851773B1 (ko) 액정 표시장치
US7505193B2 (en) Light modulator with bi-directional drive
US6894733B2 (en) Liquid crystal display apparatus exhibiting cholesteric phase
JPH02239283A (ja) 電気光学変調素子の駆動方法およびプリンタ
KR20070105743A (ko) 횡전계방식 액정표시장치 및 그 구동방법
US4896945A (en) Liquid crystal cell array and method for driving the same
JPS6370229A (ja) 液晶セルアレイとその駆動方法
US8217930B2 (en) Fast transitions of large area cholesteric displays
JPS6338921A (ja) 液晶セルの駆動方法
JPH02120824A (ja) 液晶セルアレイの駆動方法
JPS638635A (ja) 液晶セルの駆動方法
JPS6347729A (ja) 液晶セルアレイとその駆動方法
JPS63193131A (ja) 液晶セルの駆動方法
JPS63143528A (ja) 液晶セルおよび液晶セルアレイの駆動方法
JPS62295030A (ja) 液晶セルの駆動方法
JPS6294828A (ja) 強誘電性液晶装置
WO2023184341A1 (zh) 显示装置
JPH01163722A (ja) 液晶セルアレイとその駆動方法
JPS625218A (ja) 液晶セルとその駆動方法
RU2017184C1 (ru) Способ управления многоэлементным электрооптическим преобразователем и многоэлементный электрооптический преобразователь
JPH0282218A (ja) 液晶セルアレイの駆動方法
JP3528481B2 (ja) 液晶表示装置およびその液晶セルの駆動方法
CN117795415A (zh) 用于菲涅尔透镜装置的电极结构