JPS6367895A - 電話交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は電話回線の接続を行うための自動交換装置に関
し、！！＃にダイヤルによる直流ループ状態を音声周波
数信号に変換して伝達し、その周波数を弁別してダイヤ
ルインパルスをカウントする交換装置に関する。

（従来の技術） 従来の電話交換装置では、トーンに変換された正規のダ
イヤルインパルス信号と、雑音による疑似信号とを区別
するために、複数のトーンを組合わせてダイヤルインパ
ルス信号を生成していた。

（発明が解決しようとする問題点） 上述した従来の電話交換装置では、幅広い周波数特性を
もつ雑音が送話器から混入された場合、複数のトーンを
用いても交換装置側で正規のダイヤル信号を受信したと
して誤動作を起こすという欠点がちった。

さらに、疑似信号と変換されたダイヤル信号の特定周波
数とを弁別するためには、多数のトーンの検出が必要と
なシ、検出回路の規模が大きくなるという欠点もあった
。

本発明の目的は、正規のダイヤルによる規則正しい信号
と送話器から混入される不規則な信号とを区別するため
に、電話機のダイヤル回転時に送話系の短絡による無音
状態を検出することによって上記欠点を除去し、ダイヤ
ルインパルス信号ノ開始判断に制限を与えるように構成
した電話交換装置を提供することにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明による電話交換装置はトーン検出手段と、音声受
信判断手段と、無音状態判断手段と、ダイヤル番号判断
手段とを具備して構成したものである。

トーン検出手段は、複数のダイヤルインパルス信号を検
出して有効成分、有音成分、ならびに無音声分を出力す
るためのものである。

音声受信判断手段は、複数のダイヤルインパルス信号の
一つがトーン検出手段で検出されたときに有音成分であ
ると判断し、第１の時間の後に検出制限条件をセットす
るためのものである。

無音状態判断手段は、複数のダイヤルインパルス信号が
トーン検出手段で一つも検出されないときに無音成分で
あると判断し、第２の時間の後に検出制限条件をリセッ
トするためのものである。

ダイヤル番号判断手段は、第１および第２の時間によっ
て決定される検出制限条件によシダイヤル検出動作が制
限され、有効成分からダイヤル番号を判断するためのも
のでおる。

（実施例） 次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明による電話交換装置の一実施例を示す
ブロック図である。第１図において、１はトーン検出回
路であ）、２はダイヤルインパルス信号からダイヤル番
号を判断するためのダイヤル番号判断部である。ダイヤ
ルパルス信号トシテ２種類のトーンを用いｆｃ場合には
、２狸類のトーンがともに検出されたときに有効成分と
してダイヤル番号判断部２に与えられる。しかし、検出
制限条件が与えられているときＫは、ダイヤル検出動作
に移行しない。３は音声の受信を判断するための音声受
信判断部であシ、２種類のトーンがどちらか一方でも検
出されたときＫは有音成分として音声受信判断部３に上
記情報が与えられ、時間１１の後に検出制限条件が音声
受信判断部３から出力される。４は無音状態を判断する
ための無音状態判断部であシ、２程類のトーンがともに
検出されなかったときには無音成分として無音状態判断
部４に上記情報が与えられ、時間ｔ１の後に検出制限条
件が無音状態判断部４によυ解除される。

８はＲ８形クリップ７０ツブであシ、音声受信判断部３
および無声状態判断部４によって制御される。

第２図において、信号線１０１上の信号は正規のダイヤ
ルインパルス信号を一受侶し九ときの信号波形例であシ
、信号線１０５上の信号は上記信号線１０１上の信号に
対応する検出制限条件を示す信号波形である。この場合
、ダイヤル番号が発信される前に％ｔ！より長い無音状
態が存在しているので、２桁の番号２番、及び４番が検
出される。

ここで、ｔｌは最小ブレーク時間よ）長い必要があシ、
ｔｌはダイヤルを回し始めてから最初のブレーク開始ま
での時間よシ短い必要がある。

第８図において、信号線】０】上に疑似信号が受信され
たとき、信号線】０５上には検出制限条件が送出される
。信号１ｓ１０１上の信号において斜線で示した部分は
音声の受信を検出したが、有効成分ではない状態である
。一般に、電話機の送話器よシ混入する雑音は幅広い周
波数特性をもっていても、それぞれの周波数成分の時間
的な立上がシは一様ではない。したがって、信号線１０
】上の信号波形で実線で示されているように、雑音のな
かに疑似的に有効成分が埋れていても検出制限条件によ
シダイヤルの検出は行われない。

（発明の効果） 以上で説明したように本発明は、電話機においてダイヤ
ル回転時に送話系が遮断される特性を利用することによ
シ、多数のトーンの検出を行わなくても、簡単な検出回
路で送話器から混入される疑似信号による誤動作を防止
できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による交換装置の一実胞例におけるダ
イヤルインパルス検出部を示すブロック構成図である。 第２図は、正規のダイヤルインパルス信号を受信した場
合の検出制限条件例を示す波形図である。 第８図は、疑似信号を受信した場合の検出制限条件例を
示す波形図である。 １・・・トーン検出回路 ２−・・ダイヤル番号判断部 ３・・・音声受信判断部 ４・・・無音状態判断部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のダイヤルインパルス信号を検出して有効成分、有
   音成分、ならびに無音成分を出力するためのトーン検出
   手段と、前記複数のダイヤルインパルス信号の一つが前
   記トーン検出手段で検出されたときに前記有音成分であ
   ると判断し、第１の時間の後に検出制限条件をセットす
   るための音声受信判断手段と、前記複数のダイヤルイン
   パルス信号が前記トーン検出手段で一つも検出されない
   ときに前記無音成分であると判断し、第２の時間の後に
   前記検出制限条件をリセットするための無音状態判断手
   段と、前記第１および第２の時間によつて決定される前
   記検出制限条件によりダイヤル検出動作が制限され、前
   記有効成分からダイヤル番号を判断するためのダイヤル
   番号判断手段とを具備して構成したことを特徴とする電
   話交換装置。