JPS636762A - 水中電気コネクタ - Google Patents

水中電気コネクタ

Info

Publication number
JPS636762A
JPS636762A JP15193186A JP15193186A JPS636762A JP S636762 A JPS636762 A JP S636762A JP 15193186 A JP15193186 A JP 15193186A JP 15193186 A JP15193186 A JP 15193186A JP S636762 A JPS636762 A JP S636762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
connector
insulating liquid
underwater
reservoir
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15193186A
Other languages
English (en)
Inventor
正義 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP15193186A priority Critical patent/JPS636762A/ja
Publication of JPS636762A publication Critical patent/JPS636762A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野〕 この発明は、水中で着脱できる電気コネクタ、特に、オ
ス・メスコネクタの一方を水中に定置してこの定置コネ
クタに対し他方のコネクタを上下方向に着脱するときに
有効な水中電気コネクタに関する。
C従来の技術〕 水中で着脱するいわゆるウェツト型の電気コネクタは、
オス・メスコネクタの接続後に電極部に水や海水が流入
すると、電気絶縁特性が低下するので、そのようなこと
が起こらないように、接続界面部を0リングやゴム弾性
体でシールしたり、或いは、Tihの周囲にシリコング
リス等の絶縁グリスを満たして電極に対する水や海水の
直接の接触を避けたりする方法が採られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、Oリングやゴム弾性体で接続界面をシールす
る前者の方法は、コネクタ嵌合時の僅かの傾きやねじれ
によってもシールが不完全になる可能性が高い、しかる
に、水中で着脱するコネクタの場合、遠隔操作で着脱す
ることが多いので、傾き等のない精密な嵌合が期待でき
ない。しかも、0リング等は少しでも傷付くとシール効
果を失すると云う欠点がある等信頼性の点で問題がある
−方、シリコングリス等で電気接続部を封止する後者の
方法は、粘度の高いグリス等が電極の周囲に完全に充填
されないことがあり、100%の電気絶縁が保証されな
い、また、コネクタ結合を解いた後、粘度の高いグリス
等を強制的に電極の周囲に満たすポンプ機構等を必要と
するので、コネクタ構造が複雑化し、製作性、保安性、
更には経済面で不利になると云う問題もある。
この発明は、これ等の問題を無くした水中電気コネクタ
を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、オス・メスのいずれか一方が水中に定置さ
れる電気コネクタにおいて、上記定置される側のコネク
タの電気接続部の周囲に上向き又は下向きに開口したフ
ードを設け、このフード内には比重が水又は海水よりも
上向きフードの場合には大、下向きフードの場合は小で
、水又は海水に対しては実質的に親和性の無い絶縁液を
保持し、さらに、オス・メスのいずれかのコネクタ又は
両コネクタ間に、結合時に電気接続部から押し出される
上記絶縁液の退避空間を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
この構造によれば、水又は海水との比重差で絶縁液がフ
ード内に保持されるので、小さな隙間にも確実に流入す
る粘度の低い絶縁液を使って電極の周囲を確実に封止す
ることができる。
また、粘性の低い絶縁液を使えば、コネクタの挿入圧、
引抜き時の負圧、さらには比重差を利用して絶縁液を保
持位置から°退避空間に、又は退避空間から元の保持位
置に流動させることができるので、コネクタを複雑にす
る特別のポンプ機構等も不要になる。
なお、絶縁液の退避空間は、コネクタ結合時に絶縁液が
フード外に流出すると、その液による封止効果の再現性
が失われるので、その防止のために設けであるが、この
退避空間は非定置側コネクタとフードとの間に大きな隙
間を生じさせたり、後述するようなリザーバを使ったり
して簡単に作り出せるので、構造の複数化につながる心
配は全くない。
〔実施例〕
添付第1図乃至第3図に、この発明の実施例を示す。
第1図に示す第1実施例の水中電気コネクタは、水中の
機器に取付けるメスコネクタ1の本体2に、その本体に
埋設されたメスTh極3の入口側を囲うフード4を上向
きに開口して設け、このフード内に比重が水又は水より
も大きく、かつ、水又は海水に対しては実質的に親和性
の無い低粘度の絶縁液5を注入保持しである。また、オ
スコネクタ6は、オス電極7を保持する本体8の外径を
フード4の内径よりも充分に小さくしてフード4との間
に、コネクタ結合の絶縁液5を、電気接続部から退避さ
せて滞留させておく空間を生じさせるようにしである。
Sはオス側の電気ケーブル、10はメス側の電気ケーブ
ルである。
次に、第2図及び第3図に示す第2実施例の電気コネク
タは、絶縁液5の退避空間をリザーバによって形成した
ものを示している。即ち、フード4の外部には、フード
を貫通した流路11を介して絶縁液5の充填部に通じる
リザーバ12が設けられている。また、オスコネクタ6
は、フード4への挿入時にポンプ作用を生じさせるため
に、本体8の外径をフード4の内径とほぼ等しい大きさ
にしである。なお、リザーバ12は、一端の封鎖された
図示のベローズやゴム膜の袋で構成したものが望ましい
、このようなリザーバであると、内室の容積変化が容易
なため、複雑なポンプ機構がなくても、コネクタ結合時
にオスコネクタの挿入圧を受けた絶縁液5が第2図に示
すように確実にリザーバ内に流入し、−方、結合解除時
には、リザーバ内の絶縁液がオスコネクタの引抜きによ
る負圧と外圧との差圧で、第1図のように、確実にフー
ド内に戻される。
13は、必要に応じてフード4の内面に設ける水抜き溝
で、オスコネクタ6の本体先端がこの溝の終端を通過す
るとフード内に圧力が発生して絶縁液5がリザーバ12
内に流れる。
なお、水中機器に取付けておく定置コネクタは図と逆に
オスコネクタであってもよいが、オス、メスのいずれを
定置するにせよ、画コネクク間には結合状態を保持する
周知の着脱式ロック機構を設けておくのがよい。
また、比重が水又は海水よりも大きい絶縁液としては、
フッ化炭素、フッ化炭素エーテルと云ったフッソ系の不
活性液を挙げることができる。例えば、フッソ系不活性
液であるスリーエム社のフロリーナット(商品名)の場
合、比重が1.68〜1゜97と大きく、絶縁特性も、
絶縁耐力が2.54mmギャップあたり35KV以上と
極めて優れている。しかも、水の溶解量は20℃下でu
ppIllと極めて小さく、親水性が無いに等しいため
、水に殆んど混じり合わない。この比重の大きな絶縁液
5はあ(までも、フード4が上向きに開口しているとき
に使用する液体である。即ち、この発明のコネクタは、
フード4を下向きに開口させてもよいが、このときに用
いる絶縁液5は、比重が水又は海水よりも大きいと比重
差でフードから流れ出てしまうので、低粘度で比重が水
又は海水よりも小さいことが必須である。
さらに、Xf!!縁液5縁辺5空間は、例示したものの
ほか、若干構造は複雑になるが、本体外径をフード4の
内径に適合させた相手側のコネクタの先端面に、ピスト
ンを挿入した空洞を設けてピストンの変位によりコネク
タ結合時の空洞内容積を増大させるもの、或いは、ピス
トンを挿入した筒状リザーバタンクの一室を絶縁液の充
填部に他室を外部に通じさせたもの等であってもよい。
〔効果〕
以上述べたように、この発明のコネクタは、上向き又は
下向きに開口したフード内に、低粘度の絶縁液を水又は
海水との比重差を利用して保持し、この絶縁液によって
電極部を封止するようにしたものであるから、構造を複
雑にするポンプ機構や0リング等が無くても、電極の周
囲に絶縁液を隙間なく満たして信較性の高い電気絶縁を
行うことができる。
また、絶縁液は、コネクタ接続時に電気接続部から退避
空間に流れ、接続解除時に再び元の位置に戻るので、遠
隔操作による繰り返し着脱においても封止性の低下がな
く、安定した電気特性を長期に渡って維持できる。特に
、絶縁液の退避空間をリザーバを設けて作り出したもの
は、絶縁液の流出防止効果が高く、長朋信顛性に優れる
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のコネクタの第1実施例を結合を解
いた状態にして示す断面図、第2図は第2実施例のコネ
クタの結合解除状態の断面図、第3図は第2図のコネク
タの結合状態の断面図である。 1・・・・・・メスコネクタ、2・・・・・・メス側本
体、3・・・・・・メス電極、4・・・・・・フード、
5・・・・・・絶縁)夜、6・・・・・・オスコネクタ
、7・・・・・・オス電極、8・・・・・・オス側本体
、9.10・・・・・・電気ケーブル、11・・・・・
・流路、12・・・・・・リザーバ、13・・・・・・
水抜き溝。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)オス・メスのいずれか一方が水中に定置される電
    気コネクタにおいて、上記定置される側のコネクタの電
    気接続部の周囲に上向き又は下向きに開口したフードを
    設け、このフード内には比重が水又は海水よりも上向き
    フードの場合には大、下向きフードの場合は小で、水又
    は海水に対しては実質的に親和性の無い絶縁液を保持し
    、さらに、オス・メスのいずれかのコネクタ又は両コネ
    クタ間に、結合時に電気接続部から押し出される上記絶
    縁液の退避空間を設けたことを特徴とする水中電気コネ
    クタ。
  2. (2)上記フードの外部にリザーバを設け、フードを貫
    通した流路を介して絶縁液の充填部に連通させたこのリ
    ザーバの内室を上記の退避空間となしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載の水中電気コネクタ。
  3. (3)上記リザーバが、一端の封鎖されたベローズ又は
    ゴム膜の袋で構成されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第(2)項記載の水中電気コネクタ。
  4. (4)上記水又は海水よりも比重の大きい絶縁液が、フ
    ッ化炭素、フッ化炭素エーテル等のフッソ系不活性液で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項乃至第
    (3)項のいずれかに記載の水中電気コネクタ。
JP15193186A 1986-06-26 1986-06-26 水中電気コネクタ Pending JPS636762A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15193186A JPS636762A (ja) 1986-06-26 1986-06-26 水中電気コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15193186A JPS636762A (ja) 1986-06-26 1986-06-26 水中電気コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS636762A true JPS636762A (ja) 1988-01-12

Family

ID=15529328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15193186A Pending JPS636762A (ja) 1986-06-26 1986-06-26 水中電気コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS636762A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021021591A (ja) * 2019-07-25 2021-02-18 株式会社渋谷潜水工業 水中探査装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021021591A (ja) * 2019-07-25 2021-02-18 株式会社渋谷潜水工業 水中探査装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5899765A (en) Dual bladder connector
CN112600029B (zh) 一种水下湿拔插压力平衡电连接器
CN104979690B (zh) 具有延长密封套管和防水汇集保持器的密封连接器
EP0048601B1 (en) Underwater coaxial connector
US4553807A (en) Separable electrical connectors with fluid escape path
US7520768B2 (en) Connector assembly for use with an electrical submersible component in a deepwater environment
US9391392B2 (en) Non-pressure compensated, wet-mateable plug for feedthrough and other subsea systems
EP0383511B1 (en) Hermetic gland for optical fibres
BR9607250A (pt) Conector elétrico selado, com enchimento fluido.
GB2429587A (en) Electrical connector for underwater mating
GB2152302A (en) Explosion proof electrical connector system with quick power disconnect
CN108832379B (zh) 一种水下湿插拔变换装置
EP1265319B1 (en) A terminal fitting
US20220302635A1 (en) Subsea connector
GB1406161A (en) Electrical connector
US4295701A (en) Electrical connector for submarine repeaters or the like
WO2023125725A1 (zh) 一种深井泵及其电机
GB2359675A (en) Sealed connector
US3621448A (en) Accordion seal for electrical connectors
JPS636762A (ja) 水中電気コネクタ
CN208522164U (zh) 水下湿插拔变换装置
FR2502408A1 (ja)
CN208923372U (zh) 一种自密封式电路连接插件
CN213584329U (zh) 天线用密封半柔高互调组件
CN219226738U (zh) 一种连接器组件