JPS636758B2 - - Google Patents
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- JPS636758B2 JPS636758B2 JP9580A JP9580A JPS636758B2 JP S636758 B2 JPS636758 B2 JP S636758B2 JP 9580 A JP9580 A JP 9580A JP 9580 A JP9580 A JP 9580A JP S636758 B2 JPS636758 B2 JP S636758B2
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Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は液体クロマトグラフの緩衝液を移送す
るに用いる送液装置に係り、特に、プランジヤポ
ンプの吐出液流量の脈動を防止する手段の改良に
関するものである。
るに用いる送液装置に係り、特に、プランジヤポ
ンプの吐出液流量の脈動を防止する手段の改良に
関するものである。
液体クロマトグラフ等においては緩衝液を流通
させるために液体圧送用のプランジヤポンプが用
いられるが、分析精度を確保するために常時設定
量を送出することが肝要である。そのために一対
のプランジヤを180゜位相を異にして作動させ一定
の吐出量を得るように構成している。
させるために液体圧送用のプランジヤポンプが用
いられるが、分析精度を確保するために常時設定
量を送出することが肝要である。そのために一対
のプランジヤを180゜位相を異にして作動させ一定
の吐出量を得るように構成している。
第1図はプランジヤポンプの構造を説明する図
である。このプランジヤポンプの本体は左右両端
にチエツク弁1a,1bをもつており、これに嵌
入されたプランジヤ5a,5bはボール9を介し
てカム10に接触している。チエツク弁1a,1
bは断面で示してあるが、一対のボール3を収容
した吐出側弁室2a,2bと吸入側弁室4a,4
bをもつており、この両室を連通する通路に直角
なシリンダ部を設けてプランジヤ5a,5bを嵌
入させている。このシリンダ部にはOリング6が
設置され、プランジヤ5が移動してもチエツク弁
1内の緩衝液等が洩れないようにしている。プラ
ンジヤの他端はカムフオロア8に固定されてお
り、プランジヤ5に巻回したコイルばね7でカム
フオロア8を本体中心側に移動させようとしてい
る。なお、チエツク弁1a,1bおよび本体中心
に存在するカム軸11の位置は固定されている。
である。このプランジヤポンプの本体は左右両端
にチエツク弁1a,1bをもつており、これに嵌
入されたプランジヤ5a,5bはボール9を介し
てカム10に接触している。チエツク弁1a,1
bは断面で示してあるが、一対のボール3を収容
した吐出側弁室2a,2bと吸入側弁室4a,4
bをもつており、この両室を連通する通路に直角
なシリンダ部を設けてプランジヤ5a,5bを嵌
入させている。このシリンダ部にはOリング6が
設置され、プランジヤ5が移動してもチエツク弁
1内の緩衝液等が洩れないようにしている。プラ
ンジヤの他端はカムフオロア8に固定されてお
り、プランジヤ5に巻回したコイルばね7でカム
フオロア8を本体中心側に移動させようとしてい
る。なお、チエツク弁1a,1bおよび本体中心
に存在するカム軸11の位置は固定されている。
カムフオロア8はボール9を転動可能に収容し
ており、ボール9はカム10のカム面に常時押圧
されている。カム10はパルスモータ15によつ
て回転させられるカム軸11に固定されている。
また、カム軸11には円板状のチヨツパ12が固
定されており、チヨツパ12には180゜離れた所に
一対の切欠み細隙14が設けられている。光電検
知器13はチヨツパ12の下側に設置した発光ダ
イオード等の小光線と対向し、チヨツパ12が回
転して光通過部となる切込み細隙14を通つた光
を受光したときは出力信号を発生する。即ち、光
電検知器13とこれに対向する小光源は上記チエ
ツク弁1と共にプランジヤポンプの本体に固定さ
れている。
ており、ボール9はカム10のカム面に常時押圧
されている。カム10はパルスモータ15によつ
て回転させられるカム軸11に固定されている。
また、カム軸11には円板状のチヨツパ12が固
定されており、チヨツパ12には180゜離れた所に
一対の切欠み細隙14が設けられている。光電検
知器13はチヨツパ12の下側に設置した発光ダ
イオード等の小光線と対向し、チヨツパ12が回
転して光通過部となる切込み細隙14を通つた光
を受光したときは出力信号を発生する。即ち、光
電検知器13とこれに対向する小光源は上記チエ
ツク弁1と共にプランジヤポンプの本体に固定さ
れている。
このように構成されたプランジヤポンプの動作
の概略を次に説明する。カム10がパルスモータ
15によつて矢印の方向に回転させられると、カ
ム10のカム高さが減少しプランジヤ5aはコイ
ルばね7によつて引き出され、吸入側弁室4aを
開弁して流路16より液収容室40a内に緩衝液
を吸入する。このときは吐出側弁室2aのボール
3は流路を閉止する。即ち、チエツク弁1aは吸
入行程となる。一方、プランジヤ5bはカム10
のカム高さが増加するので、コイルばね7bを圧
縮し液収容室40bを狭めるようにチエツク弁1
bのシリンダ内を前進する。したがつて、吐出側
弁室2bを開弁させると共に吸入側弁室4bを閉
弁し、チエツク弁1b中の緩衝液を流路16に押
し出す。即ち、チエツク弁1bは吐出行程とな
る。このようにしてカム10が更に回転するとチ
エツク弁1aとチエツク弁1bの行程は全く反対
となるので、吐出側の流路16には常時一定流路
の緩衝液等を流通させるようになる。なお、カム
10の形状は一対のボール9の接点間の距離が一
定であることが基準となつている。
の概略を次に説明する。カム10がパルスモータ
15によつて矢印の方向に回転させられると、カ
ム10のカム高さが減少しプランジヤ5aはコイ
ルばね7によつて引き出され、吸入側弁室4aを
開弁して流路16より液収容室40a内に緩衝液
を吸入する。このときは吐出側弁室2aのボール
3は流路を閉止する。即ち、チエツク弁1aは吸
入行程となる。一方、プランジヤ5bはカム10
のカム高さが増加するので、コイルばね7bを圧
縮し液収容室40bを狭めるようにチエツク弁1
bのシリンダ内を前進する。したがつて、吐出側
弁室2bを開弁させると共に吸入側弁室4bを閉
弁し、チエツク弁1b中の緩衝液を流路16に押
し出す。即ち、チエツク弁1bは吐出行程とな
る。このようにしてカム10が更に回転するとチ
エツク弁1aとチエツク弁1bの行程は全く反対
となるので、吐出側の流路16には常時一定流路
の緩衝液等を流通させるようになる。なお、カム
10の形状は一対のボール9の接点間の距離が一
定であることが基準となつている。
第2図は第1図のプランジヤポンプによる吐出
吸入行程を説明する線図で、横軸は時間の径過を
示し、縦軸は横軸より上側は吐出量を、下側は吸
入量を示している。図において実線Aは第1図の
チエツク弁1aの動作を示し、破線Bは第1図の
チエツク弁1bの動作を示すと考えて良い。第1
図の説明では簡単にチエツク弁1aが吸入行程の
ときはチエツク弁1bは吐出行程に入ると説明し
たが、液体クロマトグラフの場合は吐出流路16
に大きい流路抵抗体であるカラムが接続されてあ
るので、液圧が高まるまでは吸入行程が行われず
実際には吸入工程に要する時間は短縮され吐出行
程はオーバラツプするようになる。即ち、第1図
のように両プランジヤ5a,5bが等しいカム高
さの位置にあるときは、第2図においては実線A
の吸入行程に入る以前の状態である。なお、実線
Aについていえば吸入量である四角形の面積と時
間軸の上側の台形の面積は等しく、時間軸の上側
の実線Aの高さと破線Bの高さとの和が一定であ
るので吐出量は一定で脈動は生じない。
吸入行程を説明する線図で、横軸は時間の径過を
示し、縦軸は横軸より上側は吐出量を、下側は吸
入量を示している。図において実線Aは第1図の
チエツク弁1aの動作を示し、破線Bは第1図の
チエツク弁1bの動作を示すと考えて良い。第1
図の説明では簡単にチエツク弁1aが吸入行程の
ときはチエツク弁1bは吐出行程に入ると説明し
たが、液体クロマトグラフの場合は吐出流路16
に大きい流路抵抗体であるカラムが接続されてあ
るので、液圧が高まるまでは吸入行程が行われず
実際には吸入工程に要する時間は短縮され吐出行
程はオーバラツプするようになる。即ち、第1図
のように両プランジヤ5a,5bが等しいカム高
さの位置にあるときは、第2図においては実線A
の吸入行程に入る以前の状態である。なお、実線
Aについていえば吸入量である四角形の面積と時
間軸の上側の台形の面積は等しく、時間軸の上側
の実線Aの高さと破線Bの高さとの和が一定であ
るので吐出量は一定で脈動は生じない。
上記第2図の場合はカム10の回転速度を常に
同一速度とした場合であるが、脈流を生じさせな
い方法として第3図のように変化させることが考
えられる。
同一速度とした場合であるが、脈流を生じさせな
い方法として第3図のように変化させることが考
えられる。
第3図はカム10の回転速度を段階的に変化さ
せて吐出量の和を一定になるようにした場合であ
る。即ち、プランジヤ5a,5bの動きを2段に
変化させることによつても吐出量の脈流は防止で
き、この場合はパルスモータ15の回転数を2倍
にすれば良いので比較的簡単な操作によつて可能
となる。
せて吐出量の和を一定になるようにした場合であ
る。即ち、プランジヤ5a,5bの動きを2段に
変化させることによつても吐出量の脈流は防止で
き、この場合はパルスモータ15の回転数を2倍
にすれば良いので比較的簡単な操作によつて可能
となる。
しかるに実際上は、高速液体クロマトグラフの
ように吐出液圧が高い場合にはポンプ室内のシー
ル等の圧縮変形や液体の圧縮があるので、上記の
ようにしても脈流を防ぐことはできないし吐出流
量は低下する。
ように吐出液圧が高い場合にはポンプ室内のシー
ル等の圧縮変形や液体の圧縮があるので、上記の
ようにしても脈流を防ぐことはできないし吐出流
量は低下する。
これを防止するためにプランジヤ5が吸入から
吐出行程に移る際に一定時間だけカムの回転速
度、即ち、プランジヤの移動速度を高めて設定流
量を保つ方法を第1図の如き送液装置に採用する
ことが考えられる。第4図および第5図は区間P
−Qおよび区間R−Sにおいてカム10の回転速
度を高めて吐出流量を増加させると共に脈流を防
止したものである。この場合は、吐出液の流量又
は圧力を検出してカム10の回転速度を制御する
ことが行われている。
吐出行程に移る際に一定時間だけカムの回転速
度、即ち、プランジヤの移動速度を高めて設定流
量を保つ方法を第1図の如き送液装置に採用する
ことが考えられる。第4図および第5図は区間P
−Qおよび区間R−Sにおいてカム10の回転速
度を高めて吐出流量を増加させると共に脈流を防
止したものである。この場合は、吐出液の流量又
は圧力を検出してカム10の回転速度を制御する
ことが行われている。
しかるに第1図におけるカム10の回転速度を
変化させる方法は、吐出圧力等の検出の遅れとカ
ムの回転制御の時間的な遅れがあるので、プラン
ジヤ移動方向を変更する際の脈動を十分に除くこ
とができない。特に、第4図のP、Q点および第
5図のR、S点のようにプランジヤ5の移動速度
が急激に変化する時点では流路抵抗負荷が高いほ
ど脈流の影響が大きい。
変化させる方法は、吐出圧力等の検出の遅れとカ
ムの回転制御の時間的な遅れがあるので、プラン
ジヤ移動方向を変更する際の脈動を十分に除くこ
とができない。特に、第4図のP、Q点および第
5図のR、S点のようにプランジヤ5の移動速度
が急激に変化する時点では流路抵抗負荷が高いほ
ど脈流の影響が大きい。
本発明の目的は、下流に高圧力負荷の流路抵抗
があつても、脈流の影響を排除し得る液体クロマ
トグラフ用送液装置を提供することにある。
があつても、脈流の影響を排除し得る液体クロマ
トグラフ用送液装置を提供することにある。
本発明では、パルスモータによつて駆動される
回転カムの運動によつて2つのプランジヤを往復
動させ、これらのプランジヤの相補的運動によつ
て総合的に送出される緩衝液を流路抵抗の大きな
カラムへ供給する液体クロマトグラフ用送液装置
において、上記カムの回転軸に少なくとも一方の
プランジヤによる吐出行程開始点に対応する目印
を有する回転板を設け、上記回転板の回転にとも
なつて上記目印を検出する光検出器を設け、上記
送出された緩衝液の圧力を検出する圧力計を設
け、上記2つのプランジヤが共に吐出行程である
区間の内、上記光検出器から信号が得られたとき
から上記圧力計からの流量復帰信号があるまでの
領域を残りの領域の2倍の速度で上記カムを回転
するように構成したことを特徴とする。
回転カムの運動によつて2つのプランジヤを往復
動させ、これらのプランジヤの相補的運動によつ
て総合的に送出される緩衝液を流路抵抗の大きな
カラムへ供給する液体クロマトグラフ用送液装置
において、上記カムの回転軸に少なくとも一方の
プランジヤによる吐出行程開始点に対応する目印
を有する回転板を設け、上記回転板の回転にとも
なつて上記目印を検出する光検出器を設け、上記
送出された緩衝液の圧力を検出する圧力計を設
け、上記2つのプランジヤが共に吐出行程である
区間の内、上記光検出器から信号が得られたとき
から上記圧力計からの流量復帰信号があるまでの
領域を残りの領域の2倍の速度で上記カムを回転
するように構成したことを特徴とする。
第6図は本発明の一実施例であるプランジヤポ
ンプを用いた液体クロマトグラフのブロツク図で
ある。緩衝液槽17からプランジヤポンプ18へ
吸入された緩衝液は、吐出時の圧力を圧力検出器
19によつて検出される。この場合圧力検出器1
9の代りに流量検出器を用いることも可能で、要
するに連続的に送液流量を検出するものであれば
良い。
ンプを用いた液体クロマトグラフのブロツク図で
ある。緩衝液槽17からプランジヤポンプ18へ
吸入された緩衝液は、吐出時の圧力を圧力検出器
19によつて検出される。この場合圧力検出器1
9の代りに流量検出器を用いることも可能で、要
するに連続的に送液流量を検出するものであれば
良い。
圧力検出器19を通つた緩衝液は試料導入部2
3で瞬間的に導入された試料液を挾んだ状態でカ
ラム24内に入る。カラム24内にはイオン交換
樹脂等が充填されているので、これを通過する間
に試料成分が分離されて時間差をもつて流出す
る。このように順次に溶離されてカラム24から
流出する緩衝液中の試料成分は光学的又は電気化
学的な検出器25で検出される。
3で瞬間的に導入された試料液を挾んだ状態でカ
ラム24内に入る。カラム24内にはイオン交換
樹脂等が充填されているので、これを通過する間
に試料成分が分離されて時間差をもつて流出す
る。このように順次に溶離されてカラム24から
流出する緩衝液中の試料成分は光学的又は電気化
学的な検出器25で検出される。
上記圧力検出器19の出力信号はマイクロコン
ピユータ20に入力されて処理され、制御装置2
1を介してパルスモータ15の回転数を制御しプ
ランジヤポンプ18の吐出液量が一定になるよう
にしている。
ピユータ20に入力されて処理され、制御装置2
1を介してパルスモータ15の回転数を制御しプ
ランジヤポンプ18の吐出液量が一定になるよう
にしている。
第1図のプランジヤポンプにおいて、カム10
の回転角度をθとしボール9が接する位置のカム
高さ(カム軸11からの距離)をLとすると、第
7図に示すような曲線で表わされる。この図は
90゜間隔のカム高さLを直線で結んだので析れ線
となつているが、実際のカム面の形状は連続的に
曲率を変化させているので、これらの点を通る曲
線となつている。
の回転角度をθとしボール9が接する位置のカム
高さ(カム軸11からの距離)をLとすると、第
7図に示すような曲線で表わされる。この図は
90゜間隔のカム高さLを直線で結んだので析れ線
となつているが、実際のカム面の形状は連続的に
曲率を変化させているので、これらの点を通る曲
線となつている。
第8図は第1図のプランジヤポンプによる吸入
量と吐出量の状態を示す線図で、横軸は第7図と
対応させたカム10の回転角θである。但し、こ
の図は吐出側と吸入側が等しい圧力、例えば常圧
になつている場合で、吸入は間欠的に行われても
吐出量は常に一定となつている。また、この図は
横軸を時間で示した第2図、第3図の実線Aと破
線Bの合計吐出流量と同じことを表わしている。
量と吐出量の状態を示す線図で、横軸は第7図と
対応させたカム10の回転角θである。但し、こ
の図は吐出側と吸入側が等しい圧力、例えば常圧
になつている場合で、吸入は間欠的に行われても
吐出量は常に一定となつている。また、この図は
横軸を時間で示した第2図、第3図の実線Aと破
線Bの合計吐出流量と同じことを表わしている。
次に、カム10の回転速度を途中で変化させた
段階的な制御の場合をカム10の回転角θとの関
係で示せば次のように表わすことができる。
段階的な制御の場合をカム10の回転角θとの関
係で示せば次のように表わすことができる。
0゜<θ<90゜ dL/dθ ……(1)
90゜<θ<180° dL/dθ=2m ……(2)
180゜<θ<270゜ dL/dθ=m ……(3)
270゜<θ<360゜ dL/dθ=−4m ……(4)
但し、mは正の値である。
第9図は吐出側圧力が高い場合の吐出・吸入量
を示す線図で、吐出側のプランジヤ5が切換わる
時である点T−点U間においては吐出量が低下す
る。このような吐出量の脈動を防ぐためにはT−
U間においてカム10の回転速度を2倍にすれば
良い。これは第3図に示すような段階的な流量制
御を行う場合である。
を示す線図で、吐出側のプランジヤ5が切換わる
時である点T−点U間においては吐出量が低下す
る。このような吐出量の脈動を防ぐためにはT−
U間においてカム10の回転速度を2倍にすれば
良い。これは第3図に示すような段階的な流量制
御を行う場合である。
第10図は第6図の制御装置の回路図である。
圧力検出器19は圧電変換素子を備えており、そ
の出力は増幅器32によつて増幅され、A/D変
換器33によつてデジタル化されマイクロコンピ
ユータ20に入力される。タイマ26はパルスモ
ータ15を駆動するパルスを発生し、そのパルス
間隔はマイクロコンピユータ20により設定され
る。カウンタ27は流量の低下点から復帰点まで
のパルス数を計数する。ゲート入力が高い状態(H)
になるとカウンタ27はカウントを開始し、マイ
クロコンピユータ20に設定されている値に達し
た時にフリツプフロツプ28に出力する。このフ
リツプフロツプ28にはチヨツパ12の回転によ
る光を検知した光電検出器13の出力も入力され
るが、光を検知しないときは吐出圧力低下点の手
前でフリツプフロツプ28の出力はq側において
は低い状態(L)、側においてはHの状態となつて
いる。また、光電検出器13が光を検知したとき
はフリツプフロツプ28の出力は反転し、q側が
H、側がLの状態となる。
圧力検出器19は圧電変換素子を備えており、そ
の出力は増幅器32によつて増幅され、A/D変
換器33によつてデジタル化されマイクロコンピ
ユータ20に入力される。タイマ26はパルスモ
ータ15を駆動するパルスを発生し、そのパルス
間隔はマイクロコンピユータ20により設定され
る。カウンタ27は流量の低下点から復帰点まで
のパルス数を計数する。ゲート入力が高い状態(H)
になるとカウンタ27はカウントを開始し、マイ
クロコンピユータ20に設定されている値に達し
た時にフリツプフロツプ28に出力する。このフ
リツプフロツプ28にはチヨツパ12の回転によ
る光を検知した光電検出器13の出力も入力され
るが、光を検知しないときは吐出圧力低下点の手
前でフリツプフロツプ28の出力はq側において
は低い状態(L)、側においてはHの状態となつて
いる。また、光電検出器13が光を検知したとき
はフリツプフロツプ28の出力は反転し、q側が
H、側がLの状態となる。
カウンタ27のカウント値が設定値に達してカ
ウンタ27の出力がHの状態になると再び出力は
反転し、qはL、はHとなる。したがつて、パ
ルスモータ15の回転数を検出する光電検出器1
3の出力がフリツプフロツプ28に供給された
後、マイクロコンピユータ20で設定したパルス
数、即ち、カム10が所定角度回転する間はフリ
ツプフロツプ28の出力はq側がH、側はLと
なつている。
ウンタ27の出力がHの状態になると再び出力は
反転し、qはL、はHとなる。したがつて、パ
ルスモータ15の回転数を検出する光電検出器1
3の出力がフリツプフロツプ28に供給された
後、マイクロコンピユータ20で設定したパルス
数、即ち、カム10が所定角度回転する間はフリ
ツプフロツプ28の出力はq側がH、側はLと
なつている。
タイマ26の出力は直接パルス選択回路30に
出力されるものと、分周器29で1/2の周波に分
周したものとに分れ、パルス選択回路30に出力
される。このパルス選択回路30にはフリツプフ
ロツプ28の出力も供給されているので、その値
がq側でHの場合はタイマ26の出力がそのまま
増幅器31に出力され、側がHの場合は分周器
29の出力が増幅器31に出力される。したがつ
て、パルスモータ15の回転数をマイクロコンピ
ユータ20に設定した計数に相当する時間だけ2
倍にすることが可能となる。なお、パルス選択回
路30の出力はマイクロコンビユータ20の割込
端子にも入力されている。
出力されるものと、分周器29で1/2の周波に分
周したものとに分れ、パルス選択回路30に出力
される。このパルス選択回路30にはフリツプフ
ロツプ28の出力も供給されているので、その値
がq側でHの場合はタイマ26の出力がそのまま
増幅器31に出力され、側がHの場合は分周器
29の出力が増幅器31に出力される。したがつ
て、パルスモータ15の回転数をマイクロコンピ
ユータ20に設定した計数に相当する時間だけ2
倍にすることが可能となる。なお、パルス選択回
路30の出力はマイクロコンビユータ20の割込
端子にも入力されている。
上記のように制御回路21はタイマ26、カウ
ンタ27、フリツプフロツプ28、分周器29お
よびパルス選択回路30によつて構成され、マイ
クロコンピユータ20で設定した回転速度でパル
スモータを回転させている。また、プランジヤ5
が吐出行程を開始したときは、その時点からマイ
クロコンピユータ20が設定したカム10の回転
角度範囲はカム10の回転速度を2倍にしてい
る。このマイクロコンピユータ20の設定値はカ
ウンタ27の設定値を調節することによつて変更
できる。
ンタ27、フリツプフロツプ28、分周器29お
よびパルス選択回路30によつて構成され、マイ
クロコンピユータ20で設定した回転速度でパル
スモータを回転させている。また、プランジヤ5
が吐出行程を開始したときは、その時点からマイ
クロコンピユータ20が設定したカム10の回転
角度範囲はカム10の回転速度を2倍にしてい
る。このマイクロコンピユータ20の設定値はカ
ウンタ27の設定値を調節することによつて変更
できる。
第11図、第12図はカウンタの設定法を説明
する図である。第11図はカウンタ27のカウン
ト値が設定値に達し出力がHになる点(以後設定
点Sと記す)が流量が設定流量に復帰する点(以
後復帰点Rと記す)よりも前にある場合で、第1
1図Aは吐出流量の変化を示し、第11図Bは吐
出圧力の変化を示している。設定点Sと復帰点R
との間は、片方のプランジヤ5が吐出に寄与しな
いので、第11図Aのように吐出流量は減少し第
11図Bに示すように吐出液の圧力は低下してい
る。
する図である。第11図はカウンタ27のカウン
ト値が設定値に達し出力がHになる点(以後設定
点Sと記す)が流量が設定流量に復帰する点(以
後復帰点Rと記す)よりも前にある場合で、第1
1図Aは吐出流量の変化を示し、第11図Bは吐
出圧力の変化を示している。設定点Sと復帰点R
との間は、片方のプランジヤ5が吐出に寄与しな
いので、第11図Aのように吐出流量は減少し第
11図Bに示すように吐出液の圧力は低下してい
る。
第12図は上記とは逆に設定点が復帰点の後に
なる場合で、復帰点と設定点との間は2本のプラ
ンジヤ5が倍の速度で移動するので、第12図A
のように吐出流量はその間増加する。したがつ
て、第12図Bに示すように吐出液圧は高まる。
なる場合で、復帰点と設定点との間は2本のプラ
ンジヤ5が倍の速度で移動するので、第12図A
のように吐出流量はその間増加する。したがつ
て、第12図Bに示すように吐出液圧は高まる。
したがつて、一対のプランジヤ5が共に吐出行
程にある区間で第11図Bのように吐出液圧が低
下した場合は設定点が復帰点の前にあり、次の区
間において設定点を現在位置よりも後に予測して
カウンタ27の設定値を定めれば良い。また、逆
に第12図Bのような吐出液圧の変化を示した場
合は、設定点が復帰点の後にあるのであるから、
次の区間で現在位置よりも設定点を前に予測して
カウンタ27の設定値を定めれば良い。
程にある区間で第11図Bのように吐出液圧が低
下した場合は設定点が復帰点の前にあり、次の区
間において設定点を現在位置よりも後に予測して
カウンタ27の設定値を定めれば良い。また、逆
に第12図Bのような吐出液圧の変化を示した場
合は、設定点が復帰点の後にあるのであるから、
次の区間で現在位置よりも設定点を前に予測して
カウンタ27の設定値を定めれば良い。
第13図および第14図は上記アルゴリズムの
フロー図である。第13図はパルスモータ15の
回転数を検出する光電検出器13からの割込み処
理を示し、第14図はパルスモータ15を作動さ
せるパルスの割込み処理を示す。第13図におい
て、2個のプランジヤ5が共に吐出行程になつて
いる区間で、吐出液圧が第11図Bまたは第12
図Bのようになるかを判定するアルコリズムは次
のようにして実行される。まず上記区間の初めに
リム10の角度θを0にリセツトして割込ませ
る。その時の吐出液圧をP0とするとこれはA/
D変換器33の出力値に相当する。また、その後
の割込みで用いるPdおよびPnを零に初期化する。
フロー図である。第13図はパルスモータ15の
回転数を検出する光電検出器13からの割込み処
理を示し、第14図はパルスモータ15を作動さ
せるパルスの割込み処理を示す。第13図におい
て、2個のプランジヤ5が共に吐出行程になつて
いる区間で、吐出液圧が第11図Bまたは第12
図Bのようになるかを判定するアルコリズムは次
のようにして実行される。まず上記区間の初めに
リム10の角度θを0にリセツトして割込ませ
る。その時の吐出液圧をP0とするとこれはA/
D変換器33の出力値に相当する。また、その後
の割込みで用いるPdおよびPnを零に初期化する。
パルスモータ15を作動させるパルスの割込み
を行わせるには、第14図のフロー図に示すよう
に、第1にカム10の回転角度が90゜未満であれ
ば回転角θをパルスモータ15の1パルスに相当
する回転角度だけ増加させる。その時の吐出液圧
PとP0との差(P−P0)がPpよりも大きいとき
はPpをP−P0とする。また、P0−PがPnよりも
大きいときはPnをP0−Pとする。このようにし
てパルスを1つ発生する毎にP0との圧力差の最
大値および負の圧力差の絶体値を書き換える。
を行わせるには、第14図のフロー図に示すよう
に、第1にカム10の回転角度が90゜未満であれ
ば回転角θをパルスモータ15の1パルスに相当
する回転角度だけ増加させる。その時の吐出液圧
PとP0との差(P−P0)がPpよりも大きいとき
はPpをP−P0とする。また、P0−PがPnよりも
大きいときはPnをP0−Pとする。このようにし
てパルスを1つ発生する毎にP0との圧力差の最
大値および負の圧力差の絶体値を書き換える。
第2の処理として、カム10の回転角が90゜以
上になつたときはPpとPnの大小を比較し、Pp>
Pnならば吐出液圧は第12図Bのパターンと判
定し、カウンタ27の設定値を1だけ減らす。こ
れとは反対にPn<Ppならば第11図B図のパタ
ーンと判定し、カウンタ27の設定値を1だけ増
加させる。このようにして設定点と復帰点が等し
くなりPp=Pnとなるまで、カウンタ27の設定
値の予測を修正すれば、パルスモータ15の回転
数は遅れることなく変化し、吐出液圧の変動は生
じない。
上になつたときはPpとPnの大小を比較し、Pp>
Pnならば吐出液圧は第12図Bのパターンと判
定し、カウンタ27の設定値を1だけ減らす。こ
れとは反対にPn<Ppならば第11図B図のパタ
ーンと判定し、カウンタ27の設定値を1だけ増
加させる。このようにして設定点と復帰点が等し
くなりPp=Pnとなるまで、カウンタ27の設定
値の予測を修正すれば、パルスモータ15の回転
数は遅れることなく変化し、吐出液圧の変動は生
じない。
本実施例のプランジヤポンプの制御装置は、2
個のプランジヤが共に吐出行程にある区間で生じ
た吐出液圧力の変動をアルゴリズムによつて判定
し、上記の吐出液圧力の変動をなくするようにパ
ルスモータの回転速度、即ち、プランジヤの移動
速度を段階的に変化させることによつて、吐出液
の脈流を除くことができるという効果をもつてい
る。したがつて、液体クロマトグラフの緩衝液の
流速を安定させ、分析精度を向上させることがで
きるという効果を生じている。
個のプランジヤが共に吐出行程にある区間で生じ
た吐出液圧力の変動をアルゴリズムによつて判定
し、上記の吐出液圧力の変動をなくするようにパ
ルスモータの回転速度、即ち、プランジヤの移動
速度を段階的に変化させることによつて、吐出液
の脈流を除くことができるという効果をもつてい
る。したがつて、液体クロマトグラフの緩衝液の
流速を安定させ、分析精度を向上させることがで
きるという効果を生じている。
上記実施列においては吐出流量の変動を圧力検
出器19で検出しているが、その代りに流量検出
器を用いても同様な制御を行うことができる。ま
た、上記は段階的にパルスモータ15の回転数を
変化させて制御する例について述べたが、第2図
のように連続的に吐出流量が変化する場合も一定
流量に制御することが可能である。しかし、次の
ような処理を行わなければならないので上記の場
合よりは複雑となる。即ち、この場合は制御回路
21においてタイマ26の出力を分周器29に入
力する代りに、更に1個のタイマを用いる。パル
スモータ15に加える信号をマイクロコンピユー
タ20に割込ませて処理するときに、カム10の
回転角度θに対応するカム10の回転速度の補正
をマイクロコンピユータ20で行わせるようにす
る。即ち、カム10の回転速度の修正を連続的に
行わなければならない。
出器19で検出しているが、その代りに流量検出
器を用いても同様な制御を行うことができる。ま
た、上記は段階的にパルスモータ15の回転数を
変化させて制御する例について述べたが、第2図
のように連続的に吐出流量が変化する場合も一定
流量に制御することが可能である。しかし、次の
ような処理を行わなければならないので上記の場
合よりは複雑となる。即ち、この場合は制御回路
21においてタイマ26の出力を分周器29に入
力する代りに、更に1個のタイマを用いる。パル
スモータ15に加える信号をマイクロコンピユー
タ20に割込ませて処理するときに、カム10の
回転角度θに対応するカム10の回転速度の補正
をマイクロコンピユータ20で行わせるようにす
る。即ち、カム10の回転速度の修正を連続的に
行わなければならない。
片側のプランジヤ5だけが吐出行程にある場合
のタイマ26の設定値をT0とすると、補正後の
設定値はTは次式で与えられる。
のタイマ26の設定値をT0とすると、補正後の
設定値はTは次式で与えられる。
T=T0(90−θ)/90 ……(5)
なお、上記の実施例は一対のプランジヤを備え
たプランジヤポンプの制御装置について説明した
が、複数個のプランジヤポンプを用いて送液する
場合もある。しかし、その吐出液量の制御方法は
上記実施例の方法が適用できる。
たプランジヤポンプの制御装置について説明した
が、複数個のプランジヤポンプを用いて送液する
場合もある。しかし、その吐出液量の制御方法は
上記実施例の方法が適用できる。
本発明のプランジヤポンプの制御装置は、吐出
側の流路抵抗が大で緩衝液を高圧で送液する場合
でも、脈動のない安定した吐出液を供給できると
いう効果をもつている。
側の流路抵抗が大で緩衝液を高圧で送液する場合
でも、脈動のない安定した吐出液を供給できると
いう効果をもつている。
第1図はプランジヤポンプの構造説明図、第2
図、第3図は第1図のプランジヤポンプの工程と
吐出量を比較して示す線図、第4図、第5図は他
の脈動を防止する方法の説明図、第6図は本発明
の一実施例であるプランジヤポンプを用いた液体
クロマトグラフのブロツク図、第7図はカム高さ
の変化を概念的に示す線図、第8図は吸入圧と吐
出圧が等しい場合の吸入流量と吐出流量を示す線
図、第9図は吸入圧よりも吐出圧が高い場合の吸
入液量と吐出液量の変化を示す線図、第10図は
第6図の制御装置の回路図、第11図、第12図
は第10図のカウンタの設定法を説明する図、第
13図、第14図は制御装置のアルゴリズムのフ
ロー図である。 1……チエツク弁、5……プランジヤ、6……
Oリング、7……コイルばね、8……カムフオロ
ア、9……ボール、10……カム、11……カム
軸、12……チヨツパ、13……光電検出器、1
4……切込み細隙、15……パルスモータ、17
……緩衝液槽、18……プランジヤポンプ、19
……圧力検出器、20……マイクロコンピユー
タ、21……制御回路、22……制御装置、23
……試料導入部、24……カラム、25……検出
器、26……タイマ、27……カウンタ、28…
…フリツプフロツプ、29……分周器、30……
パルス選択回路、31,32……増幅器、33…
…A/D変換器。
図、第3図は第1図のプランジヤポンプの工程と
吐出量を比較して示す線図、第4図、第5図は他
の脈動を防止する方法の説明図、第6図は本発明
の一実施例であるプランジヤポンプを用いた液体
クロマトグラフのブロツク図、第7図はカム高さ
の変化を概念的に示す線図、第8図は吸入圧と吐
出圧が等しい場合の吸入流量と吐出流量を示す線
図、第9図は吸入圧よりも吐出圧が高い場合の吸
入液量と吐出液量の変化を示す線図、第10図は
第6図の制御装置の回路図、第11図、第12図
は第10図のカウンタの設定法を説明する図、第
13図、第14図は制御装置のアルゴリズムのフ
ロー図である。 1……チエツク弁、5……プランジヤ、6……
Oリング、7……コイルばね、8……カムフオロ
ア、9……ボール、10……カム、11……カム
軸、12……チヨツパ、13……光電検出器、1
4……切込み細隙、15……パルスモータ、17
……緩衝液槽、18……プランジヤポンプ、19
……圧力検出器、20……マイクロコンピユー
タ、21……制御回路、22……制御装置、23
……試料導入部、24……カラム、25……検出
器、26……タイマ、27……カウンタ、28…
…フリツプフロツプ、29……分周器、30……
パルス選択回路、31,32……増幅器、33…
…A/D変換器。
Claims (1)
- 1 パルスモータによつて駆動される回転カムの
運動によつて2つのプランジヤを往復動させ、こ
れらのプランジヤの相補的運動によつて総合的に
送出される緩衝液を流路抵抗の大きなカラムへ供
給する液体クロマトグラフ用送液装置において、
上記カムの回転軸に少なくとも一方のプランジヤ
による吐出行程開始点に対応する目印を有する回
転板を設け、上記回転板の回転にともなつて上記
目印を検出する光検出器を設け、上記送出された
緩衝液の圧力を検出する圧力計を設け、上記2つ
のプランジヤが共に吐出行程である区間の内、上
記光検出器から信号が得られたときから上記圧力
計からの流量復帰信号があるまでの領域を残りの
領域の2倍の速度で上記カムを回転するように構
成したことを特徴とする液体クロマトグラフ用送
液装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9580A JPS5698582A (en) | 1980-01-07 | 1980-01-07 | Plunger pump |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9580A JPS5698582A (en) | 1980-01-07 | 1980-01-07 | Plunger pump |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5698582A JPS5698582A (en) | 1981-08-08 |
JPS636758B2 true JPS636758B2 (ja) | 1988-02-12 |
Family
ID=11464541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9580A Granted JPS5698582A (en) | 1980-01-07 | 1980-01-07 | Plunger pump |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5698582A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06772Y2 (ja) * | 1984-07-31 | 1994-01-05 | サヌキ工業株式会社 | フローインジェクション装置 |
JP2604362B2 (ja) * | 1986-10-22 | 1997-04-30 | 株式会社日立製作所 | 低脈流ポンプ |
EP2751391A4 (en) * | 2011-10-18 | 2015-04-22 | Lightsail Energy Inc | AIR ENERGY STORAGE SYSTEM |
CN104696182B (zh) * | 2013-12-07 | 2017-01-18 | 济南大学 | 一种工作频率可调的外啮合柱塞泵 |
-
1980
- 1980-01-07 JP JP9580A patent/JPS5698582A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5698582A (en) | 1981-08-08 |
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