JPS6367462A

JPS6367462A - 自動変速機用ロツクアツプクラツチ

Info

Publication number: JPS6367462A
Application number: JP21342186A
Authority: JP
Inventors: Hosei Suzuki; 歩誠鈴木
Original assignee: Fuji Heavy Industries Ltd
Current assignee: Subaru Corp
Priority date: 1986-09-10
Filing date: 1986-09-10
Publication date: 1988-03-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【産業上の利用分野］本発明は、自動変速機用１］ツクアツプクラツチに関し
、詳しくはロックアツプクラッチのダンパに関づるもの
である。【従来の技術）この種１］ツクアップクラッチは、例えば実開昭５８−
１ｏＧＧｓａ号公報にみられるようにクランクシャフト
に連結されるトルクコンバータのタービンハブとロック
アツプピストンとの間に設置されたコイルスプリングに
よるトーションスプリングで、エンジンの捩り振動を吸
収しているが、これと共にフリクションプレートにもう
けたヒステリシス作用による吸撮方法も採用されている
。【発明が解決しようとする問題点】このフリクションプレートによるヒステリシスはその効
果を高めるために大きく設定すると、微少な振動の吸収
が不可能となり、また、スロットルのオン、オフ制御時
のショックが大きくなるという欠点がある。また、フリ
クションプレートの特性は、経時変化が大きく、耐久性
が低いという問題点がある。本発明は、このような点に名みてなされたもので、コイ
ルスプリングに並列にオイルダンパを設け、高周波数域
の微少振動を吸収した自動変速機のロックアツプクラッ
チを１！ｉ！供することを目的としている。（問題点を解決するだめの手段］この目的のため、本発明はコイルスプリングによるトー
ションスプリングをロックアツプピストンに具備したも
のにおいて、上記ロックアツプピストンに上記トーショ
ンスプリングと、シリンダとピストンからなるオイルダ
ンパとを並列配置し、上記オイルダンパの上記ピストン
に絞りを設けた構成になっている。

【作　　用】

上記構成に基づき、本発明は、トーションスプリングと
オイルダンパとをロックアツプピストンに並設し、オイ
ルダンパのピストンに絞りを設けたので、ロックアツプ
ピストンとタービンハブとの相対振動にもとづきオイル
ダンパのピストンがシリンダ内を動作する際にシリンダ
内の流体がピストンの絞りを通ってシリンダ内を移動す
る。この時、絞りを通る流体の抵抗により、角速度に比
例した粘性抵抗が生じ、高周波数域の微少振動と低周波
数域の大振幅振動の吸収効果が大きくなる。したがって、オイルダンパの減衰トルクが角速度に比例
することで、振動周波数が大きい時、あるいは振幅が大
きい時、減、哀トルクも人さくなるので、トーションス
プリングの微動吸収と相俟ってエンジンの撮動吸収が効
果的となる。かくして、アクセルのＡン・オフ時のショ
ックが軽減でき、しかも、耐久性が向上できる。

【実　施　例】

以下、本発明の一実施例を図面を参照して具体的に説明
する。図において、符号１はタービン軸であり、タービ
ンハブ２とロックアツプピストン３との間には、円周方
向に向けてトーションスプリング４が設けられている。すなわち、１記ロツクアツプピストン３に設けたサポー
トプレート５とタービンハブ２に設けたサポートプレー
ト６との間において、ｉ〜−ジョンスプリング４が配置
され、両端を−り２両Ｖボートプレート５．６に連結し
ているのである。また、第２図にみられるように、上記
コイルスプリング４と並列的に、上記サポートプレート
５と、サーボ−ドブレート６との間には、ピストン・シ
リンダ式のオイルダンパ７（第３図参照）が介装されて
いる。オイルダンパ７は、シリンダ７ａとシリンダ７ａ内を摺
動するピストン７ｂに連接されたロッド７Ｃとからなり
、ピストン７ｂには絞り７ｄが形成されている。シリンダ７ａ内には自動変速機用オイル等の粘性を右す
るオイルが封入されている。なお、図中、符号８はトル
クコンバータ、９はクランクシャフト、１０は自動変速
装置、１１は終減速装置である。ロックアツプピストン３とタービンハブ２との相対振動
にもとづき、オイルダンパ７のピストン７ｂがロンドア
Ｃを介してシリンダ７ａ内を動作する際に、シリンダ７
ａ内のオイルがピストン７ｂの絞り７ｄを通ってシリン
ダ７ａ内を流動する。この時、較り７ｄを流れるオイル
の抵抗により角速度に比例した粘性抵抗を生じ、これに
よって、高周波数域の微少振動と、低周波数域の大振幅
撮動が吸収できることになる。一般に、オイルダンパの減衰トルクＴは次式のように角
速度θに比例する。Ｔ−ｆ　　（沙）＝Ｃ・ω（θ）ここでＣは定数、ωは振動角速度θは振幅である。故に、撮動周波数が大きいか、または、振幅が大きい時
に、減衰トルクが大きくなり、効果的である。第４図にみられるのは、オイルダンパ７とコイルスプリ
ング４とを、サポートプレート５．６の円周方向に交！
ｉに配列した場合の実施例を示している。また、第５図
では、トーションスプリング４内の空間を利用してオイ
ルダンパ７を配設した場合の組合わせ構造を示したもの
である。

【発明の効果】

本発明は以上詳述したよ゛うになり、自動変速機におけ
るトルクコンバータのタービンハブど、ロックアツプピ
ストンとの間における攪勤吸収に、コイルスプリングと
オイルダンパを＃設したので、微少振動の吸収も充分に
行え、かつ大きｔＪ振幅に対しても吸撮効果があり、振
動減資の上で従来のものより右利であり、また、耐久性
も向上できるという効果が１ｑられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す要部の縦所面図、第２
図は、ロックアツプクラッチの正面図、第３図は、オイ
ルダンパの断面図、第４図はオイルダンパの配置の変形
例を示すロックアツプクラッチの正面図、第５図はオイ
ルダンパとスプリングとの組合わせ構造を示す側面図で
ある。１・・・タービン軸、２・・・タービンハブ、３・・・
ロックアツプピストン、４・・・コイルスプリング、５
゜６・・・サポートプレート、７・・・オイルダンパ、
８・・・トルクコンバータ、９・・・クランクシャフト
、１０・・・自動変速装置１１１・・・終減速装置。特許出願人　　　　富士重工業株式会社代理人　弁理士
　　小　橋　信　浮量　　弁理士　　村　井　　　進第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】コイルスプリングによるトーションスプリングをロック
アップピストンに具備したものにおいて、上記ロックア
ップピストンに上記トーションスプリングと、シリンダ
とピストンとからなるオイルダンパとを並列配置し、上記オイルダンパの上記ピストンに絞りを設けたことを
特徴とする自動変速機用ロックアップクラッチ。