JPS636692B2 - - Google Patents
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- JPS636692B2 JPS636692B2 JP19699481A JP19699481A JPS636692B2 JP S636692 B2 JPS636692 B2 JP S636692B2 JP 19699481 A JP19699481 A JP 19699481A JP 19699481 A JP19699481 A JP 19699481A JP S636692 B2 JPS636692 B2 JP S636692B2
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- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 9
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 7
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/3604—Devices to connect tools to arms, booms or the like
- E02F3/3609—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Shovels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、クイツクカプラ、より詳細にはリフ
トアームとチルトリンクとを備えた土工車輛に作
業装置を着脱自在に連結するためのクイツクカプ
ラに関する。
トアームとチルトリンクとを備えた土工車輛に作
業装置を着脱自在に連結するためのクイツクカプ
ラに関する。
例えばローダの如き、リフトアームとチルトリ
ンクとを備えた土工車輛は、それに装着される作
業装置に応じて種々の作業を遂行することができ
る。例えば、作業装置としてバケツトが装着され
たローダは、港湾荷役作業にてのバラ物製品の運
搬及び積込作業、ヤード整備作業、或いは配管作
業にての埋戻し作業、土ならし作業時の作業を遂
行し得るし、作業装置としてフオークが装着され
たローダは、港湾荷役作業にての製品のパレツト
運搬及び倉庫搬入作業、長尺ものの運搬、或いは
配管作業にての管の運搬及び埋設作業等の作業を
遂行し得る。従つて、バケツト、フオーク、ブレ
ード等の種々の作業装置を必要に応じて交換可能
に装着し得るようにすれば、一台の土工車輛を多
目的に適用することができることとなる。
ンクとを備えた土工車輛は、それに装着される作
業装置に応じて種々の作業を遂行することができ
る。例えば、作業装置としてバケツトが装着され
たローダは、港湾荷役作業にてのバラ物製品の運
搬及び積込作業、ヤード整備作業、或いは配管作
業にての埋戻し作業、土ならし作業時の作業を遂
行し得るし、作業装置としてフオークが装着され
たローダは、港湾荷役作業にての製品のパレツト
運搬及び倉庫搬入作業、長尺ものの運搬、或いは
配管作業にての管の運搬及び埋設作業等の作業を
遂行し得る。従つて、バケツト、フオーク、ブレ
ード等の種々の作業装置を必要に応じて交換可能
に装着し得るようにすれば、一台の土工車輛を多
目的に適用することができることとなる。
そこで、例えば特開昭55−65639号、特開昭56
−101402号の明細書及び図面に開示されている通
りの、リフトアームとチルトリンクとを備えた土
工車輛に種々の作業装置を迅速且つ着脱自在に連
結することを可能にする、種々のクイツクカプラ
が提案され実用に供されている。
−101402号の明細書及び図面に開示されている通
りの、リフトアームとチルトリンクとを備えた土
工車輛に種々の作業装置を迅速且つ着脱自在に連
結することを可能にする、種々のクイツクカプラ
が提案され実用に供されている。
上記特開昭56−101402号の明細書及び図面に開
示されているクイツクカプラは、リフトアーム及
びチルトリンクの先端に装着されるヒツチと作業
装置の背面に固定されているフツクを具備してい
る。そして、このクイツクカプラにおいては、ヒ
ツチの一対の上部係合部を作業装置のフツクの一
対の上部受部に下方より上方に向けて挿入し、こ
の上部係合部と上部受部を係合せしめ、その後ヒ
ツチの一対の下部係合部を後方からフツクの下部
受部に係合せしめ、しかる後ヒツチに装着されて
いる流体圧シリンダ機構を作動させて一対の係合
ピンを夫々移動せしめ、この一対の係合ピンの
各々を夫々フツクに形成されているピン受孔に挿
入させて連結を行なつている。
示されているクイツクカプラは、リフトアーム及
びチルトリンクの先端に装着されるヒツチと作業
装置の背面に固定されているフツクを具備してい
る。そして、このクイツクカプラにおいては、ヒ
ツチの一対の上部係合部を作業装置のフツクの一
対の上部受部に下方より上方に向けて挿入し、こ
の上部係合部と上部受部を係合せしめ、その後ヒ
ツチの一対の下部係合部を後方からフツクの下部
受部に係合せしめ、しかる後ヒツチに装着されて
いる流体圧シリンダ機構を作動させて一対の係合
ピンを夫々移動せしめ、この一対の係合ピンの
各々を夫々フツクに形成されているピン受孔に挿
入させて連結を行なつている。
しかしながら、上記特開昭56−101402号に開示
されている一対の係合ピンの各々は、その形状が
夫々円筒形状である所謂丸形平行ピンであり、こ
の丸形平行ピンを使用した場合には以下に述べる
問題点が発生する。
されている一対の係合ピンの各々は、その形状が
夫々円筒形状である所謂丸形平行ピンであり、こ
の丸形平行ピンを使用した場合には以下に述べる
問題点が発生する。
即ち、係合ピンに丸形平行ピンを用いた場合に
は、 (1) 係合ピンとフツクに形成されたピン受孔との
接触部が線接触となり、作業装置に大きな力が
作用した場合、ピン受孔又は係合ピンが変形し
たり、係合ピンが破損したりする惧れがある、 (2) 係合ピンの直径をピン受孔の内径に比して幾
分小さく(アンダーサイズ)して係合ピンの挿
入を容易にしているために、係合ピンとピン受
孔との間で所謂ガタが発生し、これに起因して
車輛走行時の振動又は作業装置に加わる外力等
によつて係合ピンとピン受孔との間に衝撃力が
発生し、この衝撃力の伝達によつてピン、ベア
リング等の摩耗が促進される、 (3) 係合ピンとピン受孔との間のガタによつて、
ヒツチが上部係合部を支点にして揺動し、これ
によつて上部係合部とヒツチの上部受部との間
に摩擦が生じ、摩耗が起こる、 等の問題点が存在する。
は、 (1) 係合ピンとフツクに形成されたピン受孔との
接触部が線接触となり、作業装置に大きな力が
作用した場合、ピン受孔又は係合ピンが変形し
たり、係合ピンが破損したりする惧れがある、 (2) 係合ピンの直径をピン受孔の内径に比して幾
分小さく(アンダーサイズ)して係合ピンの挿
入を容易にしているために、係合ピンとピン受
孔との間で所謂ガタが発生し、これに起因して
車輛走行時の振動又は作業装置に加わる外力等
によつて係合ピンとピン受孔との間に衝撃力が
発生し、この衝撃力の伝達によつてピン、ベア
リング等の摩耗が促進される、 (3) 係合ピンとピン受孔との間のガタによつて、
ヒツチが上部係合部を支点にして揺動し、これ
によつて上部係合部とヒツチの上部受部との間
に摩擦が生じ、摩耗が起こる、 等の問題点が存在する。
そこで、この問題点を解消するために、例えば
特開昭55−65639号に、上記刃形平行ピンに代え
てその形状が切頭円錐形である所謂丸形テーパピ
ンの係合ピンを使用するが開示されているが、こ
の丸形テーパピンを使用した場合でも上記問題点
を完全に解消することができず、また(1)項に記載
した問題点が存在する。
特開昭55−65639号に、上記刃形平行ピンに代え
てその形状が切頭円錐形である所謂丸形テーパピ
ンの係合ピンを使用するが開示されているが、こ
の丸形テーパピンを使用した場合でも上記問題点
を完全に解消することができず、また(1)項に記載
した問題点が存在する。
本発明は、上記の通りの事実に鑑みてなされた
ものであり、その主目的は、上述した従来の欠点
を解消し、ヒツチに装着された係合ピンとフツク
に形成されているピン受孔との間に発生する所謂
ガタをなくしてこの両者を、確実に連結すること
ができると共に、係合ピンとピン受孔との接触を
面接触とすることにより、係合ピンの変形乃至は
破損を防止することができる、土工車輛に作業装
置を着脱自在に連結するためのクイツクカプラを
提供することである。
ものであり、その主目的は、上述した従来の欠点
を解消し、ヒツチに装着された係合ピンとフツク
に形成されているピン受孔との間に発生する所謂
ガタをなくしてこの両者を、確実に連結すること
ができると共に、係合ピンとピン受孔との接触を
面接触とすることにより、係合ピンの変形乃至は
破損を防止することができる、土工車輛に作業装
置を着脱自在に連結するためのクイツクカプラを
提供することである。
本発明によれば、土工車輛のリフトアーム及び
チルトリンクの先端に装着されるヒツチであつ
て、上部係合部及び下部係合部を有する本体、横
方向に間隔を置いて滑動自在に該本体に装着され
た一対の係合ピン、及び該一対の係合ピンを係合
位置と非係合位置との間で滑動せしめるための、
該本体と該一対の係合ピンとの間に配設されたピ
ン作動機構を具備するところのヒツチと、 土工車輛に連結すべき作業装置の背面に固定さ
れるフツクであつて、該上部係合部を下方から受
入れてこれに係合することができる上部受部、該
下部係合部を後方から受入れてこれに係合するこ
とができる下部受部、及び該上部係合部と該上部
受部を係合せしめると共に該下部係合部と該下部
受部を係合せしめた状態で該ピン作動機構の作用
によつて該一対の係合ピンを該非係合位置から該
係合位置に滑動せしめると該一対の係合ピンの
各々の少なくとも先端部が挿入される一対のピン
受孔を具備するところのフツクと、 の組合せから成る、土工車輛に作業装置を着脱自
在に連結するためのクイツクカプラにおいて; 該一対の係合ピンの各々の少なくとも先端部の
後面は、該一対の係合ピンの挿入方向に向つて前
方に傾斜する実質上平坦な傾斜面であり、 該一対のピン受孔の各々の後面も、該一対の係
合ピンの該傾斜面に対応した、該一対の係合ピン
の挿入方向に向つて前方に傾斜する実質上平坦な
傾斜面であり、 該一対の係合ピンの各々の少なくとも先端部が
該一対のピン受孔の各々に挿入されると、該一対
の係合ピンの各々の該傾斜面と該一対のピン受孔
の該傾斜面が緊密に係合せしめられ、該一対の係
合ピンの各々の他の面と該一対のピン受孔の他の
面との間には間隙が存在する、ことを特徴とする
クイツクカプラが提供される。
チルトリンクの先端に装着されるヒツチであつ
て、上部係合部及び下部係合部を有する本体、横
方向に間隔を置いて滑動自在に該本体に装着され
た一対の係合ピン、及び該一対の係合ピンを係合
位置と非係合位置との間で滑動せしめるための、
該本体と該一対の係合ピンとの間に配設されたピ
ン作動機構を具備するところのヒツチと、 土工車輛に連結すべき作業装置の背面に固定さ
れるフツクであつて、該上部係合部を下方から受
入れてこれに係合することができる上部受部、該
下部係合部を後方から受入れてこれに係合するこ
とができる下部受部、及び該上部係合部と該上部
受部を係合せしめると共に該下部係合部と該下部
受部を係合せしめた状態で該ピン作動機構の作用
によつて該一対の係合ピンを該非係合位置から該
係合位置に滑動せしめると該一対の係合ピンの
各々の少なくとも先端部が挿入される一対のピン
受孔を具備するところのフツクと、 の組合せから成る、土工車輛に作業装置を着脱自
在に連結するためのクイツクカプラにおいて; 該一対の係合ピンの各々の少なくとも先端部の
後面は、該一対の係合ピンの挿入方向に向つて前
方に傾斜する実質上平坦な傾斜面であり、 該一対のピン受孔の各々の後面も、該一対の係
合ピンの該傾斜面に対応した、該一対の係合ピン
の挿入方向に向つて前方に傾斜する実質上平坦な
傾斜面であり、 該一対の係合ピンの各々の少なくとも先端部が
該一対のピン受孔の各々に挿入されると、該一対
の係合ピンの各々の該傾斜面と該一対のピン受孔
の該傾斜面が緊密に係合せしめられ、該一対の係
合ピンの各々の他の面と該一対のピン受孔の他の
面との間には間隙が存在する、ことを特徴とする
クイツクカプラが提供される。
以下、本発明に従つて構成されたクイツクカプ
ラの好適具体例を図示している添付図面を参照し
て更に詳細に説明する。
ラの好適具体例を図示している添付図面を参照し
て更に詳細に説明する。
本発明に従うクイツクカプラは、例えばローダ
の如き土工車輛(図示せず)の一対のリフトアー
ム(後述する)の先端とチルトリンク(後述す
る)の先端に連結されるヒツチ2(第1図参照)
と、土工車輛に着脱自在に連結すべきバケツトの
如き作業装置4(第6図及び第7図参照)の背面
に固定されているフツク6とを具備している。
の如き土工車輛(図示せず)の一対のリフトアー
ム(後述する)の先端とチルトリンク(後述す
る)の先端に連結されるヒツチ2(第1図参照)
と、土工車輛に着脱自在に連結すべきバケツトの
如き作業装置4(第6図及び第7図参照)の背面
に固定されているフツク6とを具備している。
まず、主に第1図乃至第5図を参照してヒツチ
2について詳述すると、図示の具体例におけるヒ
ツチ2、そのヒツチ本体3の両側の各々に配設さ
れた外側プレート8a及び8b、中間プレート1
0a及び10b並びに内側プレート12a及び1
2bを有する。外側プレート8aと外側プレート
8bとの間には、中間プレート10a及び10b
並びに内側プレート12a及び12bを貫通して
実質上水平に延びる上部管部材14と下部管部材
16が配設されている。上部管部材14及び下部
管部材16と、外側プレート8a及び8b、中間
プレート10a及び10b並びに内側プレート1
2a及び12bとは、溶接の如き適宜の手段によ
つて相互に堅固に連結されている。
2について詳述すると、図示の具体例におけるヒ
ツチ2、そのヒツチ本体3の両側の各々に配設さ
れた外側プレート8a及び8b、中間プレート1
0a及び10b並びに内側プレート12a及び1
2bを有する。外側プレート8aと外側プレート
8bとの間には、中間プレート10a及び10b
並びに内側プレート12a及び12bを貫通して
実質上水平に延びる上部管部材14と下部管部材
16が配設されている。上部管部材14及び下部
管部材16と、外側プレート8a及び8b、中間
プレート10a及び10b並びに内側プレート1
2a及び12bとは、溶接の如き適宜の手段によ
つて相互に堅固に連結されている。
上記上部管部材14と下部管部材16は、
夫々、作業装置4のフツク6と係合する上部係合
部18a及び18bと下部係合部20a及び20
bを構成している。即ち、上部管部材14の両側
(中間プレート10a及び10bの各々と内側プ
レート12a及び12bの各々の間に位置する部
分)には、夫々、上方に突出した略半円状の案内
部材22a及び22bが配設されており、この案
内部材22a及び22bの各々と内側プレート1
2a及び12bの各々との間の部分で上部管部材
14の上部係合部18a及び18bを構成してい
る。また下部管部材16の両端部、即ち外側プレ
ート8a及び8bの各々と中間プレート10a及
び10bの各々との間の部分で下部管部材16の
下部係合部20a及び20bを構成している。上
記案内部材22a及び22bの各々には、第1図
に図示する如く、その突出端部に夫々横方向外側
に向かつて傾斜せしめられている案内面24a及
び24bが形成されている。
夫々、作業装置4のフツク6と係合する上部係合
部18a及び18bと下部係合部20a及び20
bを構成している。即ち、上部管部材14の両側
(中間プレート10a及び10bの各々と内側プ
レート12a及び12bの各々の間に位置する部
分)には、夫々、上方に突出した略半円状の案内
部材22a及び22bが配設されており、この案
内部材22a及び22bの各々と内側プレート1
2a及び12bの各々との間の部分で上部管部材
14の上部係合部18a及び18bを構成してい
る。また下部管部材16の両端部、即ち外側プレ
ート8a及び8bの各々と中間プレート10a及
び10bの各々との間の部分で下部管部材16の
下部係合部20a及び20bを構成している。上
記案内部材22a及び22bの各々には、第1図
に図示する如く、その突出端部に夫々横方向外側
に向かつて傾斜せしめられている案内面24a及
び24bが形成されている。
本発明に従う図示のクイツクカプラのヒツチ2
の本体3には、ピン作動機構26が装着されてい
る。このピン作動機構26は、第1図及び第8図
に図示する通り、流体圧シリンダ機構28、旋回
摺動板30、作動レバー32、一対の略L字状の
作動旋回レバー34a及び34b及び一対の係合
ピン36a及び36bを具備している。
の本体3には、ピン作動機構26が装着されてい
る。このピン作動機構26は、第1図及び第8図
に図示する通り、流体圧シリンダ機構28、旋回
摺動板30、作動レバー32、一対の略L字状の
作動旋回レバー34a及び34b及び一対の係合
ピン36a及び36bを具備している。
流体圧シリンダ機構28は、第4図に図示する
通り、その一端が、内側プレート12a及び12
bの間に固定されているプレート38及び下部管
部材16に固定されているブラケツト40にピン
42により固定されている。上記流体圧シリンダ
機構28の出力端は、固定用ピン44によつて旋
回摺動板30(図示の具体例では一対の板部材か
ら構成されている)に旋回自在に連結されてい
る。この旋回摺動板30は、略半円形をしてお
り、第1図及び第8図に図示する通り、内側プレ
ート12a及び12bの間に配設されて、上記内
側プレート12a及び12bによつて第1図にお
いて左右方向の移動が阻止され、第1図及び第8
図において上下方向に摺動可能に且つ固定用ピン
44を中心として旋回可能に装着されている。
通り、その一端が、内側プレート12a及び12
bの間に固定されているプレート38及び下部管
部材16に固定されているブラケツト40にピン
42により固定されている。上記流体圧シリンダ
機構28の出力端は、固定用ピン44によつて旋
回摺動板30(図示の具体例では一対の板部材か
ら構成されている)に旋回自在に連結されてい
る。この旋回摺動板30は、略半円形をしてお
り、第1図及び第8図に図示する通り、内側プレ
ート12a及び12bの間に配設されて、上記内
側プレート12a及び12bによつて第1図にお
いて左右方向の移動が阻止され、第1図及び第8
図において上下方向に摺動可能に且つ固定用ピン
44を中心として旋回可能に装着されている。
作動レバー34には、その略中央部に上記旋回
摺動板30がボルトとナツト等の手段によつて固
定されている。
摺動板30がボルトとナツト等の手段によつて固
定されている。
この作動レバー34の両端部は、夫々、内側プ
レート12a及び12bの各々に夫々形成されて
いる開口45を通つて横方向外側に延びている。
この開口45は、作動レバー32が第1図におい
て紙面に対して垂直方向に移動するのを阻止する
作用を有する。
レート12a及び12bの各々に夫々形成されて
いる開口45を通つて横方向外側に延びている。
この開口45は、作動レバー32が第1図におい
て紙面に対して垂直方向に移動するのを阻止する
作用を有する。
上部管部材14と下部管部材16の略中間で且
つ中間プレート10a及び10bの各々と内側プ
レート12a及び12bの各々との間には、
夫々、一対のレバー取付プレート48a及び48
bが配設されている。
つ中間プレート10a及び10bの各々と内側プ
レート12a及び12bの各々との間には、
夫々、一対のレバー取付プレート48a及び48
bが配設されている。
この一対のレバー取付プレート48a及び48
bの各々の間には、第3図に図示する通り、一対
のレバープレート49a及び49bから夫々構成
されている作動旋回レバー34a及び34bが
夫々旋回自在に装着されている。この作動旋回レ
バー34a及び34bの各々は、一対のレバープ
レート49a及び49bの各々に設けられたボス
部を夫々貫通するピン50の両端を夫々一対のレ
バー取付プレート48a及び48bに固定するこ
とにより旋回自在に装着されている。
bの各々の間には、第3図に図示する通り、一対
のレバープレート49a及び49bから夫々構成
されている作動旋回レバー34a及び34bが
夫々旋回自在に装着されている。この作動旋回レ
バー34a及び34bの各々は、一対のレバープ
レート49a及び49bの各々に設けられたボス
部を夫々貫通するピン50の両端を夫々一対のレ
バー取付プレート48a及び48bに固定するこ
とにより旋回自在に装着されている。
作動旋回レバー34a及び34bの各々には、
夫々、その一端部に上記作動レバー32に形成さ
れた孔46を貫通してピン52が固定され(一対
のレバープレート49a及び49bの各々に夫々
ピン52の両端が固定されている)、かくして、
作動旋回レバー34a及び34bの一端部の各々
に、夫々作動レバー32の両端部が連結されてい
る。
夫々、その一端部に上記作動レバー32に形成さ
れた孔46を貫通してピン52が固定され(一対
のレバープレート49a及び49bの各々に夫々
ピン52の両端が固定されている)、かくして、
作動旋回レバー34a及び34bの一端部の各々
に、夫々作動レバー32の両端部が連結されてい
る。
中間プレート10a及び10bの各々と内側プ
レート12a及び12bの各々との間には、更に
この中間プレート10a及び10b、内側プレー
ト12a及び12b並びに下部管部材16に夫々
固定されたガイドプレート56a及び56bが配
設されている。このガイドプレート56a及び5
6bの上端部の各々には、夫々、案内板58a及
び58b,60a及び60b並びに62a及び6
2bから成るその断面形状が略コ字状の案内部材
57a及び57bが夫々固定されている。そし
て、ガイドプレート56a及び56bの各々と案
内部材57a及び57bの各々とでその断面形状
が矩形の案内路65a及び65bを夫々形成して
いる。この案内路65a及び65bには、夫々、
係合ピン36a及び36bが、第3図において紙
面に対して垂直方向また第1図及び第5図におい
ては左右方向に摺動自在に装着されている。この
係合ピン36a及び36bの各々は、夫々連結ピ
ン64によつて作動旋回レバー34a及び34b
の一端部(作動レバー32が連結されている端部
とは反対側の端部)に旋回自在に連結されてい
る。この連結ピン64の各々は、夫々係合ピン3
6a及び36b、ガイドプレート56a及び56
bの各々に形成されている長孔66、案内板60
a及び60bの各々に形成されている開口、即ち
スリツト孔68並びに作動旋回レバー34a及び
34bの一対のレバープレート49a及び49b
の各々に夫々形成されている孔54を貫通して一
対のレバープレート49a及び49bに夫々固定
されている。上記係合ピン36a及び36bは、
夫々、第7図に図示する通り、実質上矩形の断面
形状を有し、その先端部の後面(第3図において
左側、第5図において下側)の各々には、夫々、
一対の係合ピン36a及び36bの挿入方向に向
かつて前方に傾斜する実質上平坦な傾斜面70a
及び70bが形成されている。
レート12a及び12bの各々との間には、更に
この中間プレート10a及び10b、内側プレー
ト12a及び12b並びに下部管部材16に夫々
固定されたガイドプレート56a及び56bが配
設されている。このガイドプレート56a及び5
6bの上端部の各々には、夫々、案内板58a及
び58b,60a及び60b並びに62a及び6
2bから成るその断面形状が略コ字状の案内部材
57a及び57bが夫々固定されている。そし
て、ガイドプレート56a及び56bの各々と案
内部材57a及び57bの各々とでその断面形状
が矩形の案内路65a及び65bを夫々形成して
いる。この案内路65a及び65bには、夫々、
係合ピン36a及び36bが、第3図において紙
面に対して垂直方向また第1図及び第5図におい
ては左右方向に摺動自在に装着されている。この
係合ピン36a及び36bの各々は、夫々連結ピ
ン64によつて作動旋回レバー34a及び34b
の一端部(作動レバー32が連結されている端部
とは反対側の端部)に旋回自在に連結されてい
る。この連結ピン64の各々は、夫々係合ピン3
6a及び36b、ガイドプレート56a及び56
bの各々に形成されている長孔66、案内板60
a及び60bの各々に形成されている開口、即ち
スリツト孔68並びに作動旋回レバー34a及び
34bの一対のレバープレート49a及び49b
の各々に夫々形成されている孔54を貫通して一
対のレバープレート49a及び49bに夫々固定
されている。上記係合ピン36a及び36bは、
夫々、第7図に図示する通り、実質上矩形の断面
形状を有し、その先端部の後面(第3図において
左側、第5図において下側)の各々には、夫々、
一対の係合ピン36a及び36bの挿入方向に向
かつて前方に傾斜する実質上平坦な傾斜面70a
及び70bが形成されている。
かくして、上述した通りのピン作動機構26に
おいては、流体圧シリンダ機構28が完全に収縮
しているとき、第8図に二点鎖線36Bで示す位
置、即ち一対の係合ピン36a及び36bの各々
の先端が、夫々外側プレート8a及び8bに形成
され且つその断面形状が実質上矩形である孔72
から所定量突出する位置に位置付けられ、また流
体圧シリンダ機構28が伸張しているとき、第8
図に二点鎖線36Aで示す位置、即ち一対の係合
ピン36a及び36bの各々の先端が夫々中間プ
レート10a及び10bに形成され且つその断面
形状が実質上矩形である孔74内に位置する非係
合位置に位置付けられる。尚、このとき、一対の
係合ピン36a及び36bの後端は、夫々、内側
プレート12a及び12bに夫々形成され且つそ
の断面形状が実質上矩形である孔から突出して、
上記内側プレート12a及び12b間に位置付け
られる。
おいては、流体圧シリンダ機構28が完全に収縮
しているとき、第8図に二点鎖線36Bで示す位
置、即ち一対の係合ピン36a及び36bの各々
の先端が、夫々外側プレート8a及び8bに形成
され且つその断面形状が実質上矩形である孔72
から所定量突出する位置に位置付けられ、また流
体圧シリンダ機構28が伸張しているとき、第8
図に二点鎖線36Aで示す位置、即ち一対の係合
ピン36a及び36bの各々の先端が夫々中間プ
レート10a及び10bに形成され且つその断面
形状が実質上矩形である孔74内に位置する非係
合位置に位置付けられる。尚、このとき、一対の
係合ピン36a及び36bの後端は、夫々、内側
プレート12a及び12bに夫々形成され且つそ
の断面形状が実質上矩形である孔から突出して、
上記内側プレート12a及び12b間に位置付け
られる。
外側プレート8a及び8bの各々の外側並びに
中間プレート10a及び10bの各々の内側に
は、夫々、係合ピン36a及び36bの夫々を補
助的に支えるために、矩形の孔72及び74の
夫々の一辺に沿つて補助プレート76が固定され
ている。
中間プレート10a及び10bの各々の内側に
は、夫々、係合ピン36a及び36bの夫々を補
助的に支えるために、矩形の孔72及び74の
夫々の一辺に沿つて補助プレート76が固定され
ている。
次に、作業装置4の背面に固定されているフツ
ク6について、主に第6図及び第7図を参照して
詳細に説明する。
ク6について、主に第6図及び第7図を参照して
詳細に説明する。
土工車輛に連結すべき、例えばバケツトの如き
適宜の作業装置4の背面に固定されているフツク
6は、図示の具体例においては、作業装置4の上
部に横方向に所定の間隔を置いて固定されている
一対の上部フツク部材78a及び78bと、作業
装置4の下部に横方向に所定の間隔を置いて固定
されている一対の下部フツク部材80a及び80
bとを具備している。
適宜の作業装置4の背面に固定されているフツク
6は、図示の具体例においては、作業装置4の上
部に横方向に所定の間隔を置いて固定されている
一対の上部フツク部材78a及び78bと、作業
装置4の下部に横方向に所定の間隔を置いて固定
されている一対の下部フツク部材80a及び80
bとを具備している。
一対の上部フツク部材78a及び78bは、
夫々、作業装置4の背面に固定されている一対の
略逆U字状の切欠きを有するプレート82a及び
82bと、この一対のプレート82a及び82b
の各々の略逆U字状の部分の間に固定されている
略逆U字状の上部受板84a及び84bとを具備
している。この上部受板84a及び84bは、
夫々、上部フツク部材78a及び78bの上部受
部86a及び86bを構成しており、後に詳細に
説明するように、この略逆U字状の上部受部86
a及び86bの各々は、ヒツチ2の上部係合部1
8a及び18bの各々を下方から受け入れてその
上面部、前面部及び後面部に係合することができ
る。
夫々、作業装置4の背面に固定されている一対の
略逆U字状の切欠きを有するプレート82a及び
82bと、この一対のプレート82a及び82b
の各々の略逆U字状の部分の間に固定されている
略逆U字状の上部受板84a及び84bとを具備
している。この上部受板84a及び84bは、
夫々、上部フツク部材78a及び78bの上部受
部86a及び86bを構成しており、後に詳細に
説明するように、この略逆U字状の上部受部86
a及び86bの各々は、ヒツチ2の上部係合部1
8a及び18bの各々を下方から受け入れてその
上面部、前面部及び後面部に係合することができ
る。
他方、一対の下部フツク部材80a及び80b
は、夫々、作業装置4の背面に固定され且つその
下部に略半円形状の切欠きを有するプレート88
a及び88bと、この略半円形状の切欠きに固定
されている略半円筒状の下部受板90a及び90
bとを具備している。この下部受板90a及び9
0bは、夫々、下部フツク部材80a及び80b
の下部受部92a及び92bを構成しており、後
に詳細に説明するように、この略半円筒形状の下
部受部92a及び92bの各々は、ヒツチ2の下
部係合部20a及び20bの各々を後方から受け
入れてその上面部、前面部及び下面部に係合する
ことができる。
は、夫々、作業装置4の背面に固定され且つその
下部に略半円形状の切欠きを有するプレート88
a及び88bと、この略半円形状の切欠きに固定
されている略半円筒状の下部受板90a及び90
bとを具備している。この下部受板90a及び9
0bは、夫々、下部フツク部材80a及び80b
の下部受部92a及び92bを構成しており、後
に詳細に説明するように、この略半円筒形状の下
部受部92a及び92bの各々は、ヒツチ2の下
部係合部20a及び20bの各々を後方から受け
入れてその上面部、前面部及び下面部に係合する
ことができる。
一対のプレート88a及び88bの各々には、
更に、その略中間の位置で且つその両側に、一対
のピン係合プレート94a及び94bが固定され
ている。この一対のピン係合プレート94a及び
94bの各々には、夫々、その断面形状が実質上
矩形である孔96a及び96bが形成されてお
り、この一対のピン係合プレート94a及び94
bの孔96a及び96bの後面(第5図において
下側、第7図において左側)には、第5図に図示
する通り、上記係合ピン36a及び36bに形成
されている傾斜面70a及び70bに対応した、
一対の係合ピン36a及び36bの挿入方向に向
つて前方に傾斜する実質上平坦な傾斜面98a及
び98bを有するピン係合部材100a及び10
0bが固定されている。そして、この一対のピン
係合プレート94a及び94bの孔96a及び9
6b並びにピン係合部材100a及び100bの
傾斜面98a及び98bでピン受孔102a及び
102bを構成している。このピン係合部材10
0a及び100b、即ちピン受孔102a及び1
02bの傾斜面98a及び98bの各々は、後に
説明するように、ヒツチ2の一対の上部係合部1
8a及び18bの各々がフツク6の一対の上部受
部86a及び86bの各々に係合せしめられると
共にヒツチ2の一対の下部係合部20a及び20
bの各々がフツク6の一対の下部受部92a及び
92bの各々に係合せしめられた状態で流体圧シ
リンダ機構28を収縮せしめて一対の係合ピン3
6a及び36bを滑動せしめたとき、一対の係合
ピン36a及び36bの傾斜面70a及び70b
の各々と緊密に係合せしめられるようになつてい
る。
更に、その略中間の位置で且つその両側に、一対
のピン係合プレート94a及び94bが固定され
ている。この一対のピン係合プレート94a及び
94bの各々には、夫々、その断面形状が実質上
矩形である孔96a及び96bが形成されてお
り、この一対のピン係合プレート94a及び94
bの孔96a及び96bの後面(第5図において
下側、第7図において左側)には、第5図に図示
する通り、上記係合ピン36a及び36bに形成
されている傾斜面70a及び70bに対応した、
一対の係合ピン36a及び36bの挿入方向に向
つて前方に傾斜する実質上平坦な傾斜面98a及
び98bを有するピン係合部材100a及び10
0bが固定されている。そして、この一対のピン
係合プレート94a及び94bの孔96a及び9
6b並びにピン係合部材100a及び100bの
傾斜面98a及び98bでピン受孔102a及び
102bを構成している。このピン係合部材10
0a及び100b、即ちピン受孔102a及び1
02bの傾斜面98a及び98bの各々は、後に
説明するように、ヒツチ2の一対の上部係合部1
8a及び18bの各々がフツク6の一対の上部受
部86a及び86bの各々に係合せしめられると
共にヒツチ2の一対の下部係合部20a及び20
bの各々がフツク6の一対の下部受部92a及び
92bの各々に係合せしめられた状態で流体圧シ
リンダ機構28を収縮せしめて一対の係合ピン3
6a及び36bを滑動せしめたとき、一対の係合
ピン36a及び36bの傾斜面70a及び70b
の各々と緊密に係合せしめられるようになつてい
る。
図示の具体例におけるクイツクカプラでは、第
7図に図示する通り、土工車輛の一対のリフトア
ーム104(第7図に片方のみ図示する)の先端
は、夫々、ヒツチ2の外側プレート8a及び8b
の下部と中間プレート10a及び10bの下部と
の間にピンの如き手段によつて旋回自在に連結さ
れ、またチルトリンク106の先端は、ヒツチ2
の内側プレート12a及び12bの間にピンの如
き手段によつてその略中間位置に旋回自在に連結
される。
7図に図示する通り、土工車輛の一対のリフトア
ーム104(第7図に片方のみ図示する)の先端
は、夫々、ヒツチ2の外側プレート8a及び8b
の下部と中間プレート10a及び10bの下部と
の間にピンの如き手段によつて旋回自在に連結さ
れ、またチルトリンク106の先端は、ヒツチ2
の内側プレート12a及び12bの間にピンの如
き手段によつてその略中間位置に旋回自在に連結
される。
次に、上記の通りのヒツチ2とフツク6との相
互連結操作、従つて土工車輛への作業装置4の連
結操作、並びにヒツチ2とフツク6との連結解除
操作、従つて土工車輛からの作業装置4の離脱操
作について説明する。
互連結操作、従つて土工車輛への作業装置4の連
結操作、並びにヒツチ2とフツク6との連結解除
操作、従つて土工車輛からの作業装置4の離脱操
作について説明する。
最初に、ヒツチ2とフツク6との連結操作につ
いて説明すると、ヒツチ2とフツク6とを連結す
るためには、先ず流体圧シリンダ機構28の出力
端を伸張せしめて係合ピン36a及び36bの
各々を第8図に二点鎖線36Aで示す非係合位置
にせしめておいて、土工車輛(図示せず)自体の
前進並びにリフトアーム104及びチルトリンク
106の操作によつて、ヒツチ2の一対の上部係
合部18a及び18bの各々を、地面の如き支持
基面上に位置している作業装置4の背面に固定さ
れているフツク6の一対の上部受部86a及び8
6b内に夫々上方向に向けて挿入し、かくするこ
とによつてヒツチ2の一対の上部係合部18a及
び18bと一対の上部受部86a及び86bを相
互に係合せしめる。このとき、フツク6がヒツチ
2に対して所定の連結位置より第1図において僅
かに右側に位置していると、連結操作時の上部係
合部材18a及び18bの上昇に伴なつて案内部
材22aの傾斜面24aが上部受部86aとして
作用する上部受板84aの外側端部と当接し、こ
の上部受板84a、従つて作業装置4がこの傾斜
面24aに沿つて第1図において左側に移動せし
められ、またフツク4がヒツチ2に対して所定の
連結位置より第1図において僅かに左側に位置し
ていると、上部係合部18a及び18bの上昇に
伴なつて案内部材22bの傾斜面24bが上部受
部86bとして作用する上部受板86bの外側端
部と当接し、この上部受板84b、従つて作業装
置4がこの傾斜面24bに沿つて第1図において
右側に移動せしめられ、かくして、ヒツチ2の上
部係合部18a及び18bの各々がフツク6の上
部受部86a及び86に夫々係合せしめられる
と、上部受板84a及び84bの各々の外側端
部、即ち上部受部86a及び86bの各々の横方
向外側端は、夫々案内部材22a及び22bの
各々の基部に隣接乃至接触せしめられる。従つ
て、連結時にフツク6がヒツチ2に対して所定の
連結位置より僅かに左右に外れて位置していても
この一対の案内部材22a及び22bの作用によ
つて確実且つ容易に上部係合部18a及び18b
と上部受部86a及び86bとの係合を行うこと
ができる。
いて説明すると、ヒツチ2とフツク6とを連結す
るためには、先ず流体圧シリンダ機構28の出力
端を伸張せしめて係合ピン36a及び36bの
各々を第8図に二点鎖線36Aで示す非係合位置
にせしめておいて、土工車輛(図示せず)自体の
前進並びにリフトアーム104及びチルトリンク
106の操作によつて、ヒツチ2の一対の上部係
合部18a及び18bの各々を、地面の如き支持
基面上に位置している作業装置4の背面に固定さ
れているフツク6の一対の上部受部86a及び8
6b内に夫々上方向に向けて挿入し、かくするこ
とによつてヒツチ2の一対の上部係合部18a及
び18bと一対の上部受部86a及び86bを相
互に係合せしめる。このとき、フツク6がヒツチ
2に対して所定の連結位置より第1図において僅
かに右側に位置していると、連結操作時の上部係
合部材18a及び18bの上昇に伴なつて案内部
材22aの傾斜面24aが上部受部86aとして
作用する上部受板84aの外側端部と当接し、こ
の上部受板84a、従つて作業装置4がこの傾斜
面24aに沿つて第1図において左側に移動せし
められ、またフツク4がヒツチ2に対して所定の
連結位置より第1図において僅かに左側に位置し
ていると、上部係合部18a及び18bの上昇に
伴なつて案内部材22bの傾斜面24bが上部受
部86bとして作用する上部受板86bの外側端
部と当接し、この上部受板84b、従つて作業装
置4がこの傾斜面24bに沿つて第1図において
右側に移動せしめられ、かくして、ヒツチ2の上
部係合部18a及び18bの各々がフツク6の上
部受部86a及び86に夫々係合せしめられる
と、上部受板84a及び84bの各々の外側端
部、即ち上部受部86a及び86bの各々の横方
向外側端は、夫々案内部材22a及び22bの
各々の基部に隣接乃至接触せしめられる。従つ
て、連結時にフツク6がヒツチ2に対して所定の
連結位置より僅かに左右に外れて位置していても
この一対の案内部材22a及び22bの作用によ
つて確実且つ容易に上部係合部18a及び18b
と上部受部86a及び86bとの係合を行うこと
ができる。
ヒツチ2の上部係合部18a及び18bと上部
受部86a及び86bの係合に次いで、土工車輛
自体の前進並びにリフトアーム104及びチルト
リンク106の操作によつて、ヒツチ2の一対の
下部係合部20a及び20bを後方からフツク6
の一対の下部受部92a及び92bに係合せしめ
る。或いはこれに代えて、リフトアーム104を
若干上昇せしめてフツク6及びこれに固定されて
いる作業装置4をヒツチ2の上部係合部18a及
び18bから吊下げられた状態にせしめると共に
チルトリンク106を若干チルトバツクせしめ
る。かくすると、作業装置4及びそれに固定され
ているフツク6がヒツチ2の一対の上部係合部1
8a及び18bを旋回中心として旋回され、これ
によつてヒツチ2の一対の下部係合部20a及び
20bの各々が後方からフツク6の一対の下部受
部92a及び92bの各々に係合せしめられる。
受部86a及び86bの係合に次いで、土工車輛
自体の前進並びにリフトアーム104及びチルト
リンク106の操作によつて、ヒツチ2の一対の
下部係合部20a及び20bを後方からフツク6
の一対の下部受部92a及び92bに係合せしめ
る。或いはこれに代えて、リフトアーム104を
若干上昇せしめてフツク6及びこれに固定されて
いる作業装置4をヒツチ2の上部係合部18a及
び18bから吊下げられた状態にせしめると共に
チルトリンク106を若干チルトバツクせしめ
る。かくすると、作業装置4及びそれに固定され
ているフツク6がヒツチ2の一対の上部係合部1
8a及び18bを旋回中心として旋回され、これ
によつてヒツチ2の一対の下部係合部20a及び
20bの各々が後方からフツク6の一対の下部受
部92a及び92bの各々に係合せしめられる。
かくして、第7図に図示するように、フツク6
の上部受部86a及び86bの各々はヒツチ2の
上部係合部18a及び18bの上面部、前面部並
びに後面部に係合して、ヒツチ2に対する作業装
置4の下側方向、前側方向並びに後側方向の移動
が阻止され、またフツク6の下部受部92a及び
92bの各々はヒツチ2の下部係合部20a及び
20bの上面部、前面部並びに下面部に係合し
て、ヒツチ2に対する作業装置4の下側方向、後
側方向並びに上側方向の移動が阻止される。
の上部受部86a及び86bの各々はヒツチ2の
上部係合部18a及び18bの上面部、前面部並
びに後面部に係合して、ヒツチ2に対する作業装
置4の下側方向、前側方向並びに後側方向の移動
が阻止され、またフツク6の下部受部92a及び
92bの各々はヒツチ2の下部係合部20a及び
20bの上面部、前面部並びに下面部に係合し
て、ヒツチ2に対する作業装置4の下側方向、後
側方向並びに上側方向の移動が阻止される。
以上の通りの操作を遂行してヒツチ2の一対の
上部係合部18a及び18bの各々をフツク6の
一対の上部受部86a及び86bの各々に係合せ
しめると共にヒツチ2の下部係合部20a及び2
0bの各々をフツク6の一対の下部受部92a及
び92bの各々に係合せしめると、ヒツチ2に装
着されている一対の係合ピン36a及び36bの
各々とフツク6の一対の下部フツク部材に形成さ
れているピン受孔102a及び102bの各々と
が相互に水平方向に整合した状態となる。
上部係合部18a及び18bの各々をフツク6の
一対の上部受部86a及び86bの各々に係合せ
しめると共にヒツチ2の下部係合部20a及び2
0bの各々をフツク6の一対の下部受部92a及
び92bの各々に係合せしめると、ヒツチ2に装
着されている一対の係合ピン36a及び36bの
各々とフツク6の一対の下部フツク部材に形成さ
れているピン受孔102a及び102bの各々と
が相互に水平方向に整合した状態となる。
しかる後に、ピン作動機構26の流体圧シリン
ダ機構28を作動させてその出力端を収縮せしめ
ると、旋回摺動板30及び作動レバー32が第8
図に二点鎖線30A及び32Aで示す位置から第
8図に実線で示す位置に、内側プレート12a及
び12bに沿つてその間を下側方向に滑動せしめ
られる。作動レバー32が滑動せしめられると、
その両端部に連結されている作動旋回レバー34
a及び34bの各々は、夫々ピン50を中心とし
て旋回動せしめられて、第8図に二点鎖線34A
で示す位置から第8図に実線で示す位置に旋回せ
しめられる。そして、作動旋回レバー34a及び
34bの各々が旋回せしめられると、この作動旋
回レバー34a及び34bに夫々連結されている
係合ピン36a及び36bの各々は、夫々、案内
路65a及び65bに沿つて第8図に二点鎖線3
6Aで示す位置、即ち一対の係合ピン36a及び
36bの各々の先端が夫々中間プレート10a及
び10bに形成された孔74内に位置する非係合
位置(本具体例では、係合ピン36a及び36b
が非係合位置にあるとき、この係合ピン36a及
び36bの各々の後端は夫々内側プレート12a
及び12bの間に突出している)から夫々横方向
外側に向かつて滑動せしめられて、その各々の先
端部が一対の下部フツク部材80a及び80bに
形成されているピン受孔102a及び102bに
夫々挿入され、第8図に実線で示す位置、即ち係
合ピン36a及び36bに形成されている傾斜面
70a及び70bの各々が夫々ピン受孔102a
及び102bの後面に形成されている傾斜面98
a及び98bに緊密に係合せしめられる係合位置
(第5図及び第7図にも図示する)に位置付けら
れる。この係合ピン36a及び36bの係合状態
は、後に詳細に説明するように、土工車輛の運転
席より案内板60a及び60bに夫々形成されて
いるスリツト孔68を通して見ることができる。
一対の係合ピン36a及び36bの各々が係合位
置にあるときには、第7図に図示するように、こ
の一対の係合ピン36a及び36bの傾斜面70
a及び70bが形成されている面以外の他の面
と、下部フツク部材80a及び80bのピン受孔
102a及び102bの傾斜面98a及び98b
が形成されている面以外の面とは係合することは
なく、この両面の間に間隙が存在する。
ダ機構28を作動させてその出力端を収縮せしめ
ると、旋回摺動板30及び作動レバー32が第8
図に二点鎖線30A及び32Aで示す位置から第
8図に実線で示す位置に、内側プレート12a及
び12bに沿つてその間を下側方向に滑動せしめ
られる。作動レバー32が滑動せしめられると、
その両端部に連結されている作動旋回レバー34
a及び34bの各々は、夫々ピン50を中心とし
て旋回動せしめられて、第8図に二点鎖線34A
で示す位置から第8図に実線で示す位置に旋回せ
しめられる。そして、作動旋回レバー34a及び
34bの各々が旋回せしめられると、この作動旋
回レバー34a及び34bに夫々連結されている
係合ピン36a及び36bの各々は、夫々、案内
路65a及び65bに沿つて第8図に二点鎖線3
6Aで示す位置、即ち一対の係合ピン36a及び
36bの各々の先端が夫々中間プレート10a及
び10bに形成された孔74内に位置する非係合
位置(本具体例では、係合ピン36a及び36b
が非係合位置にあるとき、この係合ピン36a及
び36bの各々の後端は夫々内側プレート12a
及び12bの間に突出している)から夫々横方向
外側に向かつて滑動せしめられて、その各々の先
端部が一対の下部フツク部材80a及び80bに
形成されているピン受孔102a及び102bに
夫々挿入され、第8図に実線で示す位置、即ち係
合ピン36a及び36bに形成されている傾斜面
70a及び70bの各々が夫々ピン受孔102a
及び102bの後面に形成されている傾斜面98
a及び98bに緊密に係合せしめられる係合位置
(第5図及び第7図にも図示する)に位置付けら
れる。この係合ピン36a及び36bの係合状態
は、後に詳細に説明するように、土工車輛の運転
席より案内板60a及び60bに夫々形成されて
いるスリツト孔68を通して見ることができる。
一対の係合ピン36a及び36bの各々が係合位
置にあるときには、第7図に図示するように、こ
の一対の係合ピン36a及び36bの傾斜面70
a及び70bが形成されている面以外の他の面
と、下部フツク部材80a及び80bのピン受孔
102a及び102bの傾斜面98a及び98b
が形成されている面以外の面とは係合することは
なく、この両面の間に間隙が存在する。
かくして、ヒツチ2とフツク6が連結され、従
つて作業装置4が土工車輛に連結される。
つて作業装置4が土工車輛に連結される。
上述した通りにヒツチ2とフツク6が相互に連
結されると、上下方向の離脱(ヒツチ2とフツク
6との間に発生するガタ等を含む)は、フツク6
の一対の上部受部86a及び86bの各々がヒツ
チ2の一対の上部係合部18a及び18bの各々
の上面に係合すると共にフツク6の一対の下部受
部92a及び92bの各々がヒツチ2の一対の下
部係合部20a及び20bの各々の上面に係合し
てヒツチ2がフツク6に対して上方に移動するの
を阻止し、またフツク6の一対の下部受部92a
及び92bの各々がヒツチ2の一対の下部係合部
20a及び20bの各々の下面に係合してヒツチ
2がフツク6に対して下方に移動するのを阻止す
ることによつて確実に防止される。他方、前後方
向の離脱(ヒツチ2とフツク6との間に発生する
ガタ等を含む)は、フツク6の一対の上部受部8
6a及び86bの各々がヒツチ2の一対の上部係
合部18a及び18bの各々の前面と後面に係合
してヒツチ2の上端部がフツク6の上端部に対し
て前後方向に移動するのを阻止し、またフツク6
の一対の下部受部92a及び92bの各々がヒツ
チ2の一対の下部係合部20a及び20bの各々
に係合すると共にフツク6の一対のピン受孔10
2a及び102bに形成されている傾斜面98a
及び98bの各々がヒツチ2の一対の係合ピン3
6a及び36bに形成されている傾斜面70a及
び70bの各々に係合して、ヒツチ2の下端部が
フツク6の下端部に対して前後方向に移動するの
を阻止することによつて確実に防止される。
結されると、上下方向の離脱(ヒツチ2とフツク
6との間に発生するガタ等を含む)は、フツク6
の一対の上部受部86a及び86bの各々がヒツ
チ2の一対の上部係合部18a及び18bの各々
の上面に係合すると共にフツク6の一対の下部受
部92a及び92bの各々がヒツチ2の一対の下
部係合部20a及び20bの各々の上面に係合し
てヒツチ2がフツク6に対して上方に移動するの
を阻止し、またフツク6の一対の下部受部92a
及び92bの各々がヒツチ2の一対の下部係合部
20a及び20bの各々の下面に係合してヒツチ
2がフツク6に対して下方に移動するのを阻止す
ることによつて確実に防止される。他方、前後方
向の離脱(ヒツチ2とフツク6との間に発生する
ガタ等を含む)は、フツク6の一対の上部受部8
6a及び86bの各々がヒツチ2の一対の上部係
合部18a及び18bの各々の前面と後面に係合
してヒツチ2の上端部がフツク6の上端部に対し
て前後方向に移動するのを阻止し、またフツク6
の一対の下部受部92a及び92bの各々がヒツ
チ2の一対の下部係合部20a及び20bの各々
に係合すると共にフツク6の一対のピン受孔10
2a及び102bに形成されている傾斜面98a
及び98bの各々がヒツチ2の一対の係合ピン3
6a及び36bに形成されている傾斜面70a及
び70bの各々に係合して、ヒツチ2の下端部が
フツク6の下端部に対して前後方向に移動するの
を阻止することによつて確実に防止される。
次に、ヒツチ2とフツク6の連結解除操作につ
いて説明すると、先ず、リフトアーム104及び
チルトリンク106の操作によつて作業装置4を
地面の如き支持基面上に載置する。次いで、流体
圧シリンダ機構28を作動させてその出力端を伸
張せしめる。かくすると、旋回摺動板30、作動
レバー32及び作動旋回レバー34a及び34b
が、夫々第8図に実線で示す位置から第8図に二
点鎖線30A,32A及び34Aで示す位置に移
動せしめられ、一対の係合ピン36a及び36b
の各々は、第8図に実線で示す位置、即ち係合位
置から第8図に二点鎖線36Aで示す位置、即ち
非係合位置に案内路65a及び65bに沿つて滑
動せしめ、かくして、ヒツチ2の一対の係合ピン
36a及び36bをフツク6の一対のピン受孔1
02a及び102bから離脱せしめる。
いて説明すると、先ず、リフトアーム104及び
チルトリンク106の操作によつて作業装置4を
地面の如き支持基面上に載置する。次いで、流体
圧シリンダ機構28を作動させてその出力端を伸
張せしめる。かくすると、旋回摺動板30、作動
レバー32及び作動旋回レバー34a及び34b
が、夫々第8図に実線で示す位置から第8図に二
点鎖線30A,32A及び34Aで示す位置に移
動せしめられ、一対の係合ピン36a及び36b
の各々は、第8図に実線で示す位置、即ち係合位
置から第8図に二点鎖線36Aで示す位置、即ち
非係合位置に案内路65a及び65bに沿つて滑
動せしめ、かくして、ヒツチ2の一対の係合ピン
36a及び36bをフツク6の一対のピン受孔1
02a及び102bから離脱せしめる。
次に、土工車輛を後進させてリフトアーム10
4を後方へ移動させるか、或いはチルトリンク1
06を更にチルトホワードする等によつて、ヒツ
チ2の一対の下部係合部20a及び20bの各々
をフツク6の一対の下部受部92a及び92bの
各々から離脱せしめる。そして更に、リフトアー
ム104及びチルトリンク106の操作等によつ
て、ヒツチ2の一対の上部係合部18a及び18
bの各々をフツク6の一対の上部受部86a及び
86bの各々から離脱せしめる。かくして、ヒツ
チ2とフツク6の連結が解除せしめられ、従つて
作業装置104が土工車輛から離脱せしめられ
る。
4を後方へ移動させるか、或いはチルトリンク1
06を更にチルトホワードする等によつて、ヒツ
チ2の一対の下部係合部20a及び20bの各々
をフツク6の一対の下部受部92a及び92bの
各々から離脱せしめる。そして更に、リフトアー
ム104及びチルトリンク106の操作等によつ
て、ヒツチ2の一対の上部係合部18a及び18
bの各々をフツク6の一対の上部受部86a及び
86bの各々から離脱せしめる。かくして、ヒツ
チ2とフツク6の連結が解除せしめられ、従つて
作業装置104が土工車輛から離脱せしめられ
る。
図示の具体例では、上述した通り、一対の係合
ピン36a及び36bの各々の後面に、一対の係
合ピン36a及び36bの挿入方向に向かつて前
方に傾斜する実質上平坦な傾斜面70a及び70
bを設け、また一対のピン受孔102a及び10
2bの各々の後面に一対の係合ピン36a及び3
6bの傾斜面70a及び70bに対応した傾斜面
98a及び98bを設けて、この一対の係合ピン
36a及び36bの傾斜面70a及び70bの
各々とピン受孔102a及び102bの傾斜面9
8a及び98bの各々とを緊密に係合せしめて一
対の係合ピン36a及び36bを夫々係合位置に
位置付けている。かように構成されている場合、
係合ピン36a及び36b、ピン受孔102a及
び102b等に若干の成形誤差が存在したり、ま
た使用によつて係合ピン36a及び36b、ピン
受孔102a及び102b等に幾分かの摩損が発
生したりしても、ヒツチ2の一対の係合ピン35
a及び36bがフツク6の一対のピン受孔102
a及び102bに対して幾分多く又は幾分少なく
(摩損の場合には幾分多く)挿入されるようにな
つて上記一対の係合ピン36a及び36bの傾斜
面70a及び70bの各々と上記一対のピン受孔
102a及び102bの傾斜面98a及び98b
の各々との面接触が維持され、かくして係合ピン
36a及び36b等の成形誤差、摩損等が補償さ
れ、ガタの発生が回避される。
ピン36a及び36bの各々の後面に、一対の係
合ピン36a及び36bの挿入方向に向かつて前
方に傾斜する実質上平坦な傾斜面70a及び70
bを設け、また一対のピン受孔102a及び10
2bの各々の後面に一対の係合ピン36a及び3
6bの傾斜面70a及び70bに対応した傾斜面
98a及び98bを設けて、この一対の係合ピン
36a及び36bの傾斜面70a及び70bの
各々とピン受孔102a及び102bの傾斜面9
8a及び98bの各々とを緊密に係合せしめて一
対の係合ピン36a及び36bを夫々係合位置に
位置付けている。かように構成されている場合、
係合ピン36a及び36b、ピン受孔102a及
び102b等に若干の成形誤差が存在したり、ま
た使用によつて係合ピン36a及び36b、ピン
受孔102a及び102b等に幾分かの摩損が発
生したりしても、ヒツチ2の一対の係合ピン35
a及び36bがフツク6の一対のピン受孔102
a及び102bに対して幾分多く又は幾分少なく
(摩損の場合には幾分多く)挿入されるようにな
つて上記一対の係合ピン36a及び36bの傾斜
面70a及び70bの各々と上記一対のピン受孔
102a及び102bの傾斜面98a及び98b
の各々との面接触が維持され、かくして係合ピン
36a及び36b等の成形誤差、摩損等が補償さ
れ、ガタの発生が回避される。
また、図示の具体例では、流体圧シリンダ機構
28の出力端が固定されている旋回摺動板が、内
側プレート12a及び12b間に摺動自在且つ回
動自在に装着されているが、これは一対の係合ピ
ン36a及び36bの傾斜面70a及び70bの
各々と一対のピン受孔102a及び102bの傾
斜面98a及び98bの各々との間に、製造時、
長期間使用時等に発生する係合上の所謂バラツキ
が存在したとしても、旋回摺動板30、従つて作
動レバー32の旋回動によつてピン50を中心と
して作動旋回レバー36a及び36bの各々を他
方に関係なく独立して旋回動せしめることがで
き、かくして、係合ピン36a及び36bの各々
を夫々他方に関係なく独立して案内路65a及び
65b内を滑動せしめることが可能となる。しか
して、製造時、長期間使用時等に発生する係合上
のバラツキを、旋回摺動板30、従つて作動レバ
ー32の旋回動によつて自動的に補正することが
でき、確実な係合ピン36a及び36bの傾斜面
70a及び70bとピン受孔102a及び102
bの傾斜面98a及び98bとの係合を維持する
ことができる。
28の出力端が固定されている旋回摺動板が、内
側プレート12a及び12b間に摺動自在且つ回
動自在に装着されているが、これは一対の係合ピ
ン36a及び36bの傾斜面70a及び70bの
各々と一対のピン受孔102a及び102bの傾
斜面98a及び98bの各々との間に、製造時、
長期間使用時等に発生する係合上の所謂バラツキ
が存在したとしても、旋回摺動板30、従つて作
動レバー32の旋回動によつてピン50を中心と
して作動旋回レバー36a及び36bの各々を他
方に関係なく独立して旋回動せしめることがで
き、かくして、係合ピン36a及び36bの各々
を夫々他方に関係なく独立して案内路65a及び
65b内を滑動せしめることが可能となる。しか
して、製造時、長期間使用時等に発生する係合上
のバラツキを、旋回摺動板30、従つて作動レバ
ー32の旋回動によつて自動的に補正することが
でき、確実な係合ピン36a及び36bの傾斜面
70a及び70bとピン受孔102a及び102
bの傾斜面98a及び98bとの係合を維持する
ことができる。
更にまた、図示の具体例では、第1図、第3図
及び第5図より容易に理解される如く、土工車輛
の運転席より操作者が見ることができる案内板6
0a及び60bに夫々スリツト孔68を形成して
操作者が運転席よりこのスリツト孔68を通して
係合ピン36a及び36bの係合状態を目視する
ことができるように構成されているが、より容易
に且つ確実にこの係合状態を判断することができ
るように、第9−A図乃至第9−C図に示すよう
に構成することもできる。
及び第5図より容易に理解される如く、土工車輛
の運転席より操作者が見ることができる案内板6
0a及び60bに夫々スリツト孔68を形成して
操作者が運転席よりこのスリツト孔68を通して
係合ピン36a及び36bの係合状態を目視する
ことができるように構成されているが、より容易
に且つ確実にこの係合状態を判断することができ
るように、第9−A図乃至第9−C図に示すよう
に構成することもできる。
第9−A図乃至第9−C図(一対の係合ピン3
6a及び36bのうちの係合ピン36a側のみを
図示している)において、土工車輛の運転席(図
示せず)より見ることができるスリツト孔68を
有する案内板60aの表面の一部112aには、
他の部分に塗布されている塗料の色(例えば黄
色)とは異なる他の色の塗料(例えば赤色又は緑
色の塗料)が塗布されている。そして、通常状態
で係合ピン36aの傾斜面70aとピン受孔10
2aの傾斜面98aとが緊密に係合したとき、第
9−B図に示す通り、この係合ピン36aの後端
が案内板60aの一部112aに塗布されている
塗料とその他の部分に塗布されている塗布との境
界に位置するように構成されている。そのため
に、操作者が流体圧シリンダ機構28を収縮させ
て、ヒツチ2の係合ピン36aの傾斜面70aと
フツク6のピン受孔102aの傾斜面98aとを
係合せしめたとき、この係合ピン36の後端が第
9−B図に示す通り案内板60aの一部112a
に塗布されている塗料とその他の部分に塗布され
ている塗料との境界に位置し、操作者は、運転席
より案内板60aに形成されたスリツト孔68を
通して係合ピン36aの後端を見ることにより係
合ピン36aとピン受孔102aと係合状態、従
つてヒツチ2とフツク6との連結状態が完全であ
ることを容易判断することができる。
6a及び36bのうちの係合ピン36a側のみを
図示している)において、土工車輛の運転席(図
示せず)より見ることができるスリツト孔68を
有する案内板60aの表面の一部112aには、
他の部分に塗布されている塗料の色(例えば黄
色)とは異なる他の色の塗料(例えば赤色又は緑
色の塗料)が塗布されている。そして、通常状態
で係合ピン36aの傾斜面70aとピン受孔10
2aの傾斜面98aとが緊密に係合したとき、第
9−B図に示す通り、この係合ピン36aの後端
が案内板60aの一部112aに塗布されている
塗料とその他の部分に塗布されている塗布との境
界に位置するように構成されている。そのため
に、操作者が流体圧シリンダ機構28を収縮させ
て、ヒツチ2の係合ピン36aの傾斜面70aと
フツク6のピン受孔102aの傾斜面98aとを
係合せしめたとき、この係合ピン36の後端が第
9−B図に示す通り案内板60aの一部112a
に塗布されている塗料とその他の部分に塗布され
ている塗料との境界に位置し、操作者は、運転席
より案内板60aに形成されたスリツト孔68を
通して係合ピン36aの後端を見ることにより係
合ピン36aとピン受孔102aと係合状態、従
つてヒツチ2とフツク6との連結状態が完全であ
ることを容易判断することができる。
第9−A図は、この係合ピン36aの係合状態
が不完全であることを示すもので、これは、ヒツ
チ2の下部係合部20a及び20bとフツク6の
下部受部92a及び92bとの係合部の間又は係
合ピン36aとピン受孔102aとの間に土砂、
雪等が介在した場合に発生し、このとき、係合ピ
ン36aの後端は、第9−A図に示す通り、案内
板60aの表面の一部112aの部分(例えば赤
色又は緑色の部分)に位置し、操作者にヒツチ2
とフツク6との連結状態が不完全であるのを知ら
せる。
が不完全であることを示すもので、これは、ヒツ
チ2の下部係合部20a及び20bとフツク6の
下部受部92a及び92bとの係合部の間又は係
合ピン36aとピン受孔102aとの間に土砂、
雪等が介在した場合に発生し、このとき、係合ピ
ン36aの後端は、第9−A図に示す通り、案内
板60aの表面の一部112aの部分(例えば赤
色又は緑色の部分)に位置し、操作者にヒツチ2
とフツク6との連結状態が不完全であるのを知ら
せる。
第9−C図は、係合ピン36aとピン受孔10
2aに摩損等が起こつた場合の完全連結状態を示
すもので、この場合は、通常の場合に比して係合
ピン36aが幾分多くピン受孔102a内に挿入
されて係合ピン36aの傾斜面70aとピン受孔
102aの傾斜面98aとが係合するために、係
合ピン36aの後端は、第9−C図に示す通り、
案内板60aの一部112aに塗布された塗料を
越えてその他の部分(例えば黄色の部分)に位置
し、操作者にヒツチ2とフツク6との連結状態が
完全であることを知らせる。
2aに摩損等が起こつた場合の完全連結状態を示
すもので、この場合は、通常の場合に比して係合
ピン36aが幾分多くピン受孔102a内に挿入
されて係合ピン36aの傾斜面70aとピン受孔
102aの傾斜面98aとが係合するために、係
合ピン36aの後端は、第9−C図に示す通り、
案内板60aの一部112aに塗布された塗料を
越えてその他の部分(例えば黄色の部分)に位置
し、操作者にヒツチ2とフツク6との連結状態が
完全であることを知らせる。
かくして、操作者は運転席より案内板60a及
び60bに夫々形成されているスリツト孔68を
通して係合ピン36a及び36bの後端を目視す
ることにより、この係合ピン36a及び36bの
後端と案内板60a及び60bの表面に塗布され
ている互いに異なる色の塗料の境界(目印)との
相対的な位置関係によつて係合ピン36a及び3
6bとピン受孔102a及び102bとの係合状
態、従つてヒツチ2とフツク6との連結状態を容
易に判断することができる。
び60bに夫々形成されているスリツト孔68を
通して係合ピン36a及び36bの後端を目視す
ることにより、この係合ピン36a及び36bの
後端と案内板60a及び60bの表面に塗布され
ている互いに異なる色の塗料の境界(目印)との
相対的な位置関係によつて係合ピン36a及び3
6bとピン受孔102a及び102bとの係合状
態、従つてヒツチ2とフツク6との連結状態を容
易に判断することができる。
以上、本発明に従つて構成されたクイツクカプ
ラの一具体例について詳細に説明したが、本発明
はかかる具体例に限定されるものではなく、本発
明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正
が可能であることは明らかであろう。
ラの一具体例について詳細に説明したが、本発明
はかかる具体例に限定されるものではなく、本発
明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正
が可能であることは明らかであろう。
例えば、図示の具体例においては、旋回摺動
板、作動レバーの摺動を流体圧シリンダ機構によ
つて行つているが、この流体圧シリンダ機構に代
えてレバー機構を用い、手動によりこのレバー機
構を作動させて、上記旋回摺動板、作動レバーを
摺動するように構成してもよい。
板、作動レバーの摺動を流体圧シリンダ機構によ
つて行つているが、この流体圧シリンダ機構に代
えてレバー機構を用い、手動によりこのレバー機
構を作動させて、上記旋回摺動板、作動レバーを
摺動するように構成してもよい。
第1図は、本発明に従つて構成されたクイツク
カプラの一具体例のヒツチを運転席側から見た背
面図。第2図は、第1図に図示するヒツチを図示
する右側面図。第3図は、第1図に図示するヒツ
チの−線による断面図。第4図は、第1図に
図示するヒツチの−線による断面図。第5図
は、係合ピンとピン受孔との係合状態を図示する
断面図。第6図、本発明に従つて構成されたクイ
ツクカプラの一具体例のフツクを図示する正面
図。第7図は、第1図に図示するヒツチと第6図
に図示するフツクとを連結した状態を図示する側
面図。第8図は、第1図に図示するヒツチのピン
作動機構を説明するための作動説明図。第9−A
図乃至第9−C図は、第1図に図示するヒツチの
案内板と係合ピンとの位置関係を図示する説明
図。 2……ヒツチ、4……作業装置、6……フツ
ク、18a及び18b……上部係合部、20a及
び20b……下部係合部、26……ピン作動機
構、36a及び36b……係合ピン、68……開
口(スリツト孔)、70a及び70b……傾斜面、
86a及び86b……上部受部、92a及び92
b……下部受部、98a及び98b……傾斜面、
104……リフトアーム、106……チルトリン
ク。
カプラの一具体例のヒツチを運転席側から見た背
面図。第2図は、第1図に図示するヒツチを図示
する右側面図。第3図は、第1図に図示するヒツ
チの−線による断面図。第4図は、第1図に
図示するヒツチの−線による断面図。第5図
は、係合ピンとピン受孔との係合状態を図示する
断面図。第6図、本発明に従つて構成されたクイ
ツクカプラの一具体例のフツクを図示する正面
図。第7図は、第1図に図示するヒツチと第6図
に図示するフツクとを連結した状態を図示する側
面図。第8図は、第1図に図示するヒツチのピン
作動機構を説明するための作動説明図。第9−A
図乃至第9−C図は、第1図に図示するヒツチの
案内板と係合ピンとの位置関係を図示する説明
図。 2……ヒツチ、4……作業装置、6……フツ
ク、18a及び18b……上部係合部、20a及
び20b……下部係合部、26……ピン作動機
構、36a及び36b……係合ピン、68……開
口(スリツト孔)、70a及び70b……傾斜面、
86a及び86b……上部受部、92a及び92
b……下部受部、98a及び98b……傾斜面、
104……リフトアーム、106……チルトリン
ク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 土工車輛のリフトアーム及びチルトリンクの
先端に装着されるヒツチであつて、上部係合部及
び下部係合部を有する本体、横方向に間隔を置い
て滑動自在に該本体に装着された一対の係合ピ
ン、及び該一対の係合ピンを係合位置と非係合位
置との間で滑動せしめるための、該本体と該一対
の係合ピンとの間に配設されたピン作動機構を具
備するところのヒツチと、 土工車輛に連結すべき作業装置の背面に固定さ
れるフツクであつて、該上部係合部を下方から受
入れてこれに係合することができる上部受部、該
下部係合部を後方から受入れてこれに係合するこ
とができる下部受部、及び該上部係合部と該上部
受部を係合せしめると共に該下部係合部と該下部
受部を係合せしめた状態で該ピン作動機構の作用
によつて該一対の係合ピンを該非係合位置から該
係合位置に滑動せしめると該一対の係合ピンの
各々の少なくとも先端部が挿入される一対のピン
受孔を具備するところのフツクと、 の組合せから成る、土工車輛に作業装置を着脱自
在に連結するためのクイツクカプラにおいて; 該一対の係合ピンの各々の少なくとも先端部の
後面は、該一対の係合ピンの挿入方向に向つて前
方に傾斜する実質上平坦な傾斜面であり、 該一対のピン受孔の各々の後面も、該一対の係
合ピンの該傾斜面に対応した、該一対の係合ピン
の挿入方向に向つて前方に傾斜する実質上平坦な
傾斜面であり、 該一対の係合ピンの各々の少なくとも先端部が
該一対のピン受孔の各々に挿入されると、該一対
の係合ピンの各々の該傾斜面と該一対のピン受孔
の該傾斜面が緊密に係合せしめられ、該一対の係
合ピンの各々の他の面と該一対のピン受孔の他の
面との間には間隙が存在する、 ことを特徴とするクイツクカプラ。 2 該ヒツチの該上部係合部及び該下部係合部は
夫々横方向に間隔を置いて一対配設されており、
該フツクの該上部受部及び該下部受部も夫々横方
向に間隔を置いて一対配設されている特許請求の
範囲第1項記載のクイツクカプラ。 3 該ヒツチは、該上部係合部の各々の横方向外
側に隣接して配設されて上方に突出し且つ少なく
とも突出端部は横方向外側に向つて傾斜せしめら
れている一対の案内部材を具備し、該上部係合部
の各々が該上部受部の各々に係合せしめられる
と、該一対の案内部材の各々の基部は該上部受部
の各々の横方向外側端に隣接乃至接触する特許請
求の範囲第2項記載のクイツクカプラ。 4 該一対の連結ピンの各々の少なくとも先端部
及び該一対のピン受孔の各々は実質上矩形の断面
形状を有する特許請求の範囲第1項乃至第3項い
ずれかに記載のクイツクカプラ。 5 該ピン作動機構は、一端が該ヒツチの本体に
固定された流体圧シリンダ機構と、該ヒツチの本
体に対して滑動自在に配設され、その中央部に該
流体圧シリンダ機構の出力端が連結されている作
動レバーと、該ヒツチの本体に旋回自在に装着さ
れ、各々の一端が該作動レバーに連結され、その
各々の他端が該一対の係合ピンに夫々連結されて
いる一対の作動旋回レバーとを具備し、 該流体圧シリンダ機構が作動せしめられると、
該作動レバーが摺動して該一対の作動旋回レバー
が夫々旋回せしめられ、該一対の係合ピンが、そ
の各々の傾斜面と該一対のピン受孔の該傾斜面が
緊密に係合せしめられる係合位置に滑動せしめら
れる特許請求の範囲第1項乃至第4項いずれかに
記載のクイツクカプラ。 6 該流体圧シリンダ機構の出力端には、該ヒツ
チの本体に設けられた一対の内側プレート間に摺
動自在で且つ旋回自在に略半円形状の旋回摺動板
が装着され、該旋回摺動板に該作動レバーが固定
されている特許請求の範囲第5項記載のクイツク
カプラ。 7 該ヒツチの本体には、該一対の係合ピンの
各々を案内する一対の案内板が配設され、該一対
の案内板の各々の少なくとも一部には、操作者が
運転席から該一対の係合ピンの各々の位置を目視
することができる開口が形成されている特許請求
の範囲第1項乃至第6項いずれかに記載のクイツ
クカプラ。 8 該開口を有する案内板の表面の少なくとも一
部には、その他の部分に塗布されている塗料の色
とは異なる他の色の塗料が塗布されており、該一
対の係合ピンの各々が夫々係合位置にあるとき、
該一対の係合ピンの各々の後端が夫々相異なる塗
料の色の境界の位置又は該他の部分に塗布されて
いる塗料の部分の位置に位置付けられる特許請求
の範囲第7項記載のクイツクカプラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19699481A JPS5898532A (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | クイツクカプラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19699481A JPS5898532A (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | クイツクカプラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5898532A JPS5898532A (ja) | 1983-06-11 |
JPS636692B2 true JPS636692B2 (ja) | 1988-02-10 |
Family
ID=16367054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19699481A Granted JPS5898532A (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | クイツクカプラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5898532A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01303079A (ja) * | 1988-05-30 | 1989-12-06 | Abisare:Kk | フレキシブル差込み端子を有する静電吸着板 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4708579A (en) * | 1984-07-27 | 1987-11-24 | Jrb Company, Inc. | Hydraulically or manually actuated implement coupler for front end loaders |
JPS63112559U (ja) * | 1987-01-09 | 1988-07-20 | ||
US5590483A (en) * | 1995-07-11 | 1997-01-07 | Samsung Heavy Industries Co., Ltd. | Implement attatching device for construction equipment |
DE19525387C2 (de) * | 1995-07-12 | 2001-11-08 | Volvo Constr Equip Korea Co | Vorrichtung zum lösbaren Befestigen eines Werkzeuges an einem Arm einer Baumschine |
US5634736A (en) * | 1995-11-29 | 1997-06-03 | Caterpillar Inc. | Quick-disconnect coupling device |
JP4869082B2 (ja) * | 2007-01-12 | 2012-02-01 | 株式会社クボタ | 作業具装着装置 |
EP2206837B1 (en) * | 2009-01-07 | 2021-10-20 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd | Two-member connecting device |
JP6212410B2 (ja) * | 2014-02-27 | 2017-10-11 | 株式会社Kcm | クイックカプラ及び産業用車両 |
-
1981
- 1981-12-09 JP JP19699481A patent/JPS5898532A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01303079A (ja) * | 1988-05-30 | 1989-12-06 | Abisare:Kk | フレキシブル差込み端子を有する静電吸着板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5898532A (ja) | 1983-06-11 |
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