JPS6366504A - 色分解フイルタの製造方法およびカラ−用電子写真感光体 - Google Patents

色分解フイルタの製造方法およびカラ−用電子写真感光体

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JPS6366504A
JPS6366504A JP61213227A JP21322786A JPS6366504A JP S6366504 A JPS6366504 A JP S6366504A JP 61213227 A JP61213227 A JP 61213227A JP 21322786 A JP21322786 A JP 21322786A JP S6366504 A JPS6366504 A JP S6366504A
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color
colored particles
filter
photoreceptor
image
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JP61213227A
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English (en)
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Satoru Haneda
羽根田 哲
Kunihisa Yoshino
吉野 邦久
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真法を用いて多色画像を形成°4゛るた
めの電子写真感光体及び該感光体を用いた画像形成方法
に関し、各種の多色画像形成装置、カラー写真、プリン
タ等に利用される。
〔従来の技術〕
従来、電子写真法を用いた多色plII像を形成するに
は、いくつかの方法及び装置が提案されている。
例えば電子写真感光体上に各色分解光に応じた像露光及
び現像を施して各色トナー像を形成するたびに記録紙に
転写する多色画像形成方法及び装置(萌袢)がある。ま
た例えば分解色数に応じた複数の感光体を配設した装置
を用い、該感光体のそれぞれに各色の像露光及び現像を
施して各色トナー像を形成し、これを順次記録紙に転写
する方法及び装置(後前)がある。
しかしながら、前者にあっては感光体を複数回回転して
各色トナー像を形成するため画像記録に長時間を要し、
その高速化が困難であるなどの欠点がある。また後者に
あっては複数の感光体を併行的に使用するため高速性の
Iλでは自利であるが複数の感光体を使用するため装置
が大型化し、高価となるなどの欠点がある。さらにはり
51者及び後者共に複数回の転写が繰り返えされるため
、画像の位置合わせが困難であるという問題がある。
本発明者等はこれらの欠点を改良したものとして特開昭
6l−6(856号、同61−65262号、特願昭5
9−19954?号明細書等に色のそれぞれ異なる複数
種類の微少フィルタをモザイク状に配列した複合フィル
タ層を感光層のト側(現像の際トナーの付若する側)あ
るいは下側(現像の際トナーの付若しない側)にflo
する感光体を用いた画像形成方法を提案した。この方法
は感光体に接着きれた複合フィルタを通して像露光を与
えた後、特定の尤によって全面4尤を与え、複合フィル
タ中の特定のフィルタに対応する部分に該フィルタを透
過した尤に対応した電位像を形成せしめ、特定の色のト
ナーを用いて現像し、再帯電によってiTi滑化全行う
この過程をフィルターの種類だけ繰り返して感光体上に
多色像を形成せしめるものであって、露光が1回で済み
、位置合わせの必要がないなどの利点があり、簡単かつ
高品質の多色画像を得ることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
複数種の微小フィルタをモザイク状に配列した複合フィ
ルタをC1°する感光体を用いる画像わ成力法は上記の
ように多くの長所をへするしのではあるが、前記のモザ
イクフィルタを製ei する場合に、如何にして精度の
高い、色再現性のよい高品位のカラーモザイクパターン
を得るかについては未解決の問題が残されていた。
従来の色分解フィルタの製造方法では、’<k産的でな
く、さらに解像性にも劣るものが多かった。
本発明は、係る諸欠点を改廃したしので、製造コストが
安く、しかも解像性に優れた着色パターンを精度よく製
造しうる製造方法を提供することを目的とする。またこ
のような精度の良い色分解フィルタを有する電子写真感
光体を提供することを目的とする。さらに本発明は該電
子写真感光体を用いた多色画像形成方法を提供するもの
である。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明は、上記[1的を達成するために研究した結果見
出されたらので、導電性パターン」;のフィルムと導電
性パターンに対応した対向電極との間に電圧を印加して
電気絶縁性溶媒中に分散してなる着色粒子を導電性パタ
ーンに対応して堆積させたことによる色分解フィルタの
製造方法により+iij記[1的は達成することができ
た。叩ら対向電極を選択的に電圧印加し、逆極性の着色
粒子を含む電気絶縁性の液体から、着色粒子を電極に吸
引して電極板上に導電性パターンに着色粒子を堆積せし
め着色パターンを形成する。この工程を繰り返して停電
性板上に着色像を形成し、色分解フィルタを製造ケる。
この色分解フィルタを電子写真感光体の表面に設けるこ
とにより多色画像を形成4゛る電子写真感光体を製造す
ることができる。
この電子写真感光体を用い、前記感光体に対し、帯電と
像露光後、特定光による全面露光と現像を繰り返すこと
により前記感光体上に多色画像を形成することができる
本発明に用いられる基板1は、電気絶縁性の例えばガラ
スやプラスチックであり、電子写真感光体の表面に形成
する場合は透明なのがよい。
導電性パターンは、酸化インジウム、酸化スズ、の弔独
からなる薄膜や、酸化インジウムと酸化スズの混合物(
ITO)、あるいは金のMiい2A盾膜からなり、これ
らの導電性パターンまず、基板」−に、蒸着かはくのラ
ミネート等によりMi膜を形成した後にフォトエツチン
グすること等によりストライブ状もしくはドツト状の画
素状のパターンとしたものである。勿論これら意外のチ
タンなどの酸化物ヤ金属の薄膜、ポリビニレンなどの有
機導電膜も利用しうる。
本発明の着色パターンの製造方法について説明すると第
1図において、電気絶縁性基板lと対向電極5とを着色
粒子を含む電気絶縁性溶媒中に間隙を設けて平行に対向
させて配置し、基板1の表面にそれぞれ独立して導電性
パターン2aq2b、および2cの第1の群、3a、 
3b、および3cの第2の群、並びに4a。
4b、および4cの第3の群の各群の導電性パターンが
形成され、その導電性パターンに対向して間隙を有して
平行に対向電極5が配置され、第1の群の導電性パター
ン2a、2b、および2cと対向電極5との間に直流電
源がスイッチ7を介して接続された状態を示している。
このとき第2.3の群の導電性パターンは対向電極と短
絡されている。
対向電極の材料は通常電極に用いられるもので、例えば
銅、ス′テンレス、などの導電性の金属やこれらの金属
の酸化物、あるいは(f機導電体をもちいて構成すれば
よい。
ここで基板lと対向電極との間隙は1m5−10c+s
の範囲が好ましく、適当な手段で間隙を保持する。よう
固定するとよい。この間に印加する直流電圧は1−10
0Vの範囲とずっることが好ましい。なお、ここで導電
性パターンに印加する直流電圧の極性は後述の着色粒子
の帯電極性とは逆極性に選択される。
基板1と対向電極5の間には着色粒子を電気絶縁性溶媒
中に分散してなる分散液6を供給する1分散液の供給は
基@1と対向電極5の間隙にのみ行ってもよいし、ある
いは分散液6を満たした槽(V)に基板1と対向電極5
を漬けることによってもよい。
なお分散a6を供給を行うとさは気泡の混入が起さない
ように充分注意する必要がある。又、分散液の供給は導
電性パターンと対向電極間への電圧印加の前に行っても
後に行ってもよい。
ここで使用する分散液は着色粒子を電気絶縁性溶媒に分
散しであるものであって各成分は次の通りである。
着色粒子としては顔料、染料などの色材がそのままある
いは混合して使用でき、着色粒子の直(tは0.05〜
1μ鯵程度であり、特に着色パターンの光透過性が重要
なときは0.05〜0.5μ鵠程度が好ましい。着色粒
子の帯電極性は導電性パターンに印加する電圧とは逆極
性のものを選択する。又、電気絶縁性溶媒としては例え
ば液状のn−パラフィン系炭化水素、1so−パラフィ
ン系炭化炭化水素、またはその混合物、脂環族炭化水素
、芳昏族炭化水素、))ロデン化銀脂肪炭化水素、シロ
キサン油等である。
着色粒子としては前記した以外にも、帯電量が大きく、
分散の良好な点で、色材に乾性油室変性アルキッド樹脂
等の樹脂を付着させた着色粒子も使用できる。
なお、上記の分散液としては電子写真法に用いる液体現
像剤を使用することもでき、更に本発明者等が既に発明
したカルボニル基を有するオレフィン系樹脂粒子を着色
して、1so−パラフィン系や11−パラフィン系等の
脂肪族炭化水素に分散したもの(特開昭58−2851
号)やカルボニル基を有するオレフィン系U(脂粒子と
着色して着色粒子とした後、着色粒子を溶解仁ない。n
−へブタン、シクロヘキサン、n−ヘキサン、ノペンタ
ン、燈泪1ケロシン、ミネラルスピリット、テトラリン
、パークロルエチレン、トリクロロトリフルオロエタン
、イソパラフィン、塩素化パラフィン等に分散したらの
く特願昭57−197373号)6使用可能である。又
、分散液には着色粒子の帯電電荷を制御するため金属石
けんなどの荷電制御剤を添加することが好ましい。
次に基板1の導電性パターンと対向電極5の間に分散液
の存在下でスイッチ7を閉じ電圧を印加する。これによ
り分散液中の着色粒子は電圧の印加された導電性パター
ン、例えば2a、2b、及びZc上に電界に沿って移動
し、J′Ik積し、8a、8b及び8cで示す堆積物と
なる(tjS1図(b))。
着色粒子の堆積後、基板1及び対向型fI1.5を電気
絶縁性溶媒を用いて余分な着色粒子を洗い流す。
ここで用いる電気絶縁性溶媒は沸点の低いものの方が乾
燥させやすい。この操作は第1図(C)にボすように電
気絶縁性溶媒を満たした梢■を用いて行っても、或いは
別の方法でもよい。なお、洗い流す操作、及び次の乾燥
の操作、並びに必要により行う定着操作においては、印
加した電圧はそのままに維持し、かつ間隔もそのままに
保って着色粒子を導電性パターン上に保持させておくの
がよい。 余分の着色粒子を洗い流した後、電気絶縁性
溶媒を除去しく第1図(d))、適宜に加温した風を送
るなどして乾燥を打う、乾燥完了後、着色粒子は導電性
パターン上に少なくとも仮着するので、スイッチ7を闇
いてよい、又、スイッチ7を開くと共に基板lと対向電
極5の間隔を離してもよい。
ここまでの過程では導電性パターンの所望部にある色の
着色層を形成することができるが、以上のように所望の
部分の導電性パターンに電圧を印加して着色粒子を選択
的に堆積させ、余分の着色粒子を洗い流し、乾燥する各
工程からなる一色の着色層形成過程を導電性パターンに
電圧を印加する場所を変えて繰り返し行うことにより、
多色の着色を行うことができ、赤(It)、緑(C)、
青(1))の三色の着色層を各色毎に形成することによ
り、電子写真感光体面上に形成することがでさる。
この後、必要に応じて定着を行う、定着は加熱によって
行うなどの適宜な方法によって行う0着色粒子がI)i
、イ1した熱硬化性用脂成物を塗布し、塗布された組成
物の硬化を兼ねて加熱し、着色粒子を本発明は以上説明
したような工程からなるらのであるが、この発明の方法
で得られる着色パターンを有する電子写真感光体に適し
ている。
第2図Aは、本発明により形成された色分解フィルタを
有する電子写真感光体の構成を示す断面図であり、色素
を染着せしめる基板として電子写真感光体を用いた場合
の構成図である。本発明に係わる上記感光体は、導電性
基板Il上に光導電性の感光N10を設けてなるもので
あり、必要に応じ、感光層10上に保護層として透明絶
縁層を設け、上記感光層IO上に前記の工程により色素
を染着せしめて赤色、緑色および青色の着色パターンJ
vJ8を形成させて得られた電子写真感光体の一実施例
を示すものである0表面にはさらに保1/[19として
透明な絶縁層を塗布して設けている。
またtIS2図Bは、本発明の着色パターン層からなる
色分解フィルタを有する電子写真感光体の池の実施例を
示すものであり、色素を染着せしめる基板として透明基
板を用いた時の電子写真感光体の構成を示すものである
。 上記の基板として、例えばプラスチックフィルムの
如き透明基板を用いた場合には、基板上に形成された着
色パターン層を有する色分解フィルタを電子写真感光体
に積層し、接着せしめることにより本発明の電子写真感
光体を得ることができる。感光19110に予め保護層
である透明絶縁層を設けた後に、色分解フィルタを設け
ることもできる。
第2図Bにおいて、1は上記の透明基板、8は第1図へ
と同様に着色パターン層であり、6は接着層で感光層1
0上に着色パターン層8を接着させるための接着性を有
する層である。
本発明によれば、上記の接着方法としては公知の如何な
る接着方法をも用いることができ、例えば蒸着層からな
る着色パターン層の色分解フィルタと上記の感光体とを
ラミネータを通して接着させる方法、および色分解フィ
ルタと感光体とを仮接着させ、負圧下の状態にFlき大
気圧をかけることにより接着させる方法、ならびに上記
のように仮接着させたものに圧縮空気を当てつづけるこ
とにより接着させる方法等がある。
上記のラミネータを通して接着させる方法においては、
シート状感光体側あるいは色分解フィルタ側に接着剤を
塗布せしめて色分解フィルタと共にラミネータローラー
を通して加圧、加熱することにより接着が行われる。ま
た後者の方法すなわち負圧下の状態においた後、大気圧
をかけて接着させる方法ならびに圧縮空気を吹きつける
ことにより接着させる方法においても接着剤の層を介し
て接着が行われる。
上記の接着に際しての接着方向は、感光体面に対して色
分解フィルタの透明基板の面を接着させてもよく、また
感光体と色分解フィルタを接着させるために用いられる
接着剤としては、特に限定はなく、各種の接着剤、粘着
剤を用いることができるが、電気的絶縁性、化学的不活
性等の、αがら、接着性よりff1XI性を保つ目的に
はシリコーンオイル(例えば信越シリコーンKF−96
)、粘着性を要する目的にはシリコーンオイル (例え
ばイ言越シリコーンKnlO1−10>などが特に好ま
しく用いられる。
次に本発明の電子写真感光体に係る色分解フィルタの形
状、配列について言及すれば、本発明において有用とさ
れる色分解フィルタの形状、配列は、特に限定されるも
のではないが、第3図へのような線条状、例えば感光体
がドラム状の場合、線が回転方向に直交するもの、平行
のもの等を用いることができる。 しかし通常は第3図
13、Cのようなモザイク状に構成したものが用いられ
、各フィルタのサイズは、色の繰り返し中(第3図中1
+wf2)として30ないし500μ曹とするのが好ま
しい。フィルタのサイズが過少の場合、隣接した他の色
部分の影響を受けやすくなり、またフィルタの1個のr
lがトナー粒子の粒径と同程度あるいはそれ以下になる
と作成も困難となる。またフィルタのサイズが過大とな
ると画像の解像性、混色性が低下して画質が劣化する。
なお、第2図AsよびB、第3図A乃至Cはいずれも赤
、緑、青のいわゆる3色分Mフィルタを設けた場合を示
す6図中I(は赤、Gは緑、Bは青のフィルタを示すが
、本発明に係る色分解フィルタの着色は、この;)色に
限定されるしのではなく、必要に応じて任息の色のフィ
ルタ層を形成することができる。
本発明の電子写真感光体は、1iL述の通り導電性基体
上に光導電性の感光層を設けたものである。
導電基板11はアルミニウム、鉄、ニッケル、銅等の金
属あるいはそれらの合金等を用いて円筒状無端ベルト状
等必要に応じて適宜の形状、構造のものを作成すればよ
い。感光層lOは硫黄、セレン、無定形シリコンまたは
硫黄、セレン、テルル、ヒ素、アンチモン等を含有する
合金等の光導電体、あるいは唾鉛、鉛、水銀、カドミウ
ム、モリブデン等の金属の酸化物、ヨウ化物、硫化物、
セレン化物の無機光導電性物質や、アゾ系、ジアゾ系、
トリスアゾ系、フタロシアニン等の染料顔料とビニルカ
ルバゾール、トリニトロフルオレノン、ポリビニールカ
ルバゾール、オキサジアゾール、ヒドラゾン化合物、ス
チルベン誘導体、スチリル誘導体等の電荷輸送物質と樹
脂とを分散した後塗布して形成される。
かかる結着剤樹脂としてはポリエチレン、ポリエステル
、ポリプロピレン、ボリスヂレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニール、ポリカーボネート、アクリル樹脂、シ
リコン樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂等の絶縁性樹脂
が挙げられる。
また電荷発生層と電荷移動層とにわけた機能分離型の光
導電体も用いられる。
本プロセスによれば、可視光全域にわたる感光性ををも
った感光層に複数の色分解フィルタを微細な線条状ある
いはモザイク状等に組み合わせて配πした感光体を用い
、まず像露光を与え、各フィルタのF部の感光層に分解
画像濃度に応じた第一次潜像を形成せしめ、ついで感光
体を特定の(実施例ではフィルタの色と同色)光によっ
て全面露光することによって該色のフィルタにのみ第二
次潜像を形成せしめ、第一次潜像形成過程の光強度に応
じた電位パターンを形成する。そして、フィルタの色に
対応する色、好ましくはフィルタを透過する色の補色の
関係にある色のカラートナーで現像される。
以後表面電位を′4芝滑化するための再帯電、次の分解
フィルタ部での電位パターンを形成する特定光の全面露
光、該フィルタと補色の関係にあるトナーによる現像の
工程を、繰り返すことにより感光体上に多色画像が形成
される。この多色画像は唯1回の転写によって記録紙」
−に重ね合わせて転写される。
第4図〔1〕乃至〔8〕は感光層として硫化カドミウム
のようなn型半導体を用いた感光体の−11−分を取り
出し、そこにお1yる像形成過程を模式的に表わしたも
のである。図中11,10は第2図と同じく、それぞれ
導電性基板、感光層であり、8はボI記の高抵抗の3色
(I3.G、It)分解フィルタである。
第4図中の各図の下部のグラフは感光体谷部表面の電位
を示している。
先ず帯電器14によって全面に正のコロナ放電を与える
色分解フィルタ8表面に正の電荷を生じ、それに対応し
て感光層IOとフィルタ8の境界面に負の電荷が誘発さ
れ第4図(j)の状聾となる。
次いで露光スリットを備えた4i′I電i!!!5によ
り交流若しくは負の放電を与え、色分解フィルタ8表面
の電荷を消去しながら多色原稿から像露光を施す。
本発明の感光体においては、前記のように赤色、緑色、
青色の多色像露光が施されて像形成が行なわれるが、わ
かり易くするため赤色像のみを有する原稿を例として像
形成プロセスを説明する。
!’64図12]は前記赤色像からの像露光(矢印Lr
)が施された部分の状態を示す、赤色光Lrは赤色外1
イフィルタ部8Rを通過し、その下部にある感光層10
を導電性とするため、フィルタ8上の殆んどの正電荷が
消去されると共に感光層10中に誘発された前記負電荷
も消去され、表面電位が零電位に近いものとなる。
これに灯して緑色、青色分解フィルタ8G 、8Bは赤
色光L「を透過しないため、フィルタ8上の正電荷の一
部は消去されるが、感光層10中の前記負電荷はそのま
ま残留・し、かつ1111記消去された一部正電荷に相
当する電荷が導電性基板IIに誘発される。このような
電荷配置においては緑色、青色分Mフィルタ1T58G
、8B上の表面電位は零電位に近いものとなる。但し帯
電器15をスフロトaン帯電器としてグリッド電圧を制
御することにより極性を反転させ、例えば−200v等
の均一な表面電位となるようにしてもよい、したがって
フィルタは1次潜像としての電荷模様が内在しているが
、表面電位差が生じないためトナー像を形成することが
できない。
次に分解フィルタの一部にのみ電位パターンを生じさせ
る特定光、例えば光源16及び青色フィルタF8によっ
て得られた青色光(矢印Ll1)で全面露光を施す。こ
の場合青色光LDを透過する分1イフィルタ8B下部の
感光層10の負電荷の一部と導電性基板11の正電荷が
中和されて、第4図13)のような分解フィルタ8Bの
部分と、感光層10との1111にf、負の電荷が残留
して色分Mフィルタ8上に正の表面電位が与えられる。
これを第4 z [41にボされるように負のイエロー
トナー′ryを担持した現像器17により現像すること
により、色分解フィルタ5Bの部分イエロートナー像が
形成される。
このイエロートナー像が形成された色分Mフィルタ8B
の領域は未だ表面電位がトナーにより飽和されずに残っ
ているため、下方グラフに示されるように、比較的に高
い表面電位が残存していで、次の工程の現像により別の
トナーが付着できる余地が残されている。
そこでフィルタ8の表面に交流または負の直流再イi?
電、好ましくはスフロトロン帯電器18による負のコロ
ナ放電を付与して、第・を図[5]下方のグラフのよう
な7う7)な表17ti電位の状態に復帰せしめ、第4
図(2)のときの表面電位と等しくするとよい。
次に光源16及び緑色フィルタFGによって得られた緑
色光(矢印LG)で全面露光を施すことにより、第4図
]61.に示されるように感光層10中の負の電荷と導
電性基板11の正電荷が中和されて、フィルタ8の8G
の領域に下方グラフの高い表面電位が得られる。これを
第4図(71のマゼンタトナーTMを担持した現像器1
9で現像することにより、8Gの領域にマゼンタトナー
像が得られる6次に再(j?電電後fn 4 Uni 
[8])、赤色フィルタF Rによって得られた赤色光
で全面露光を施こすが、この時には電位パターンが発生
せず、シアントナーTCによる現像は行なわれない。か
くして前記イエロートナー像とマゼンタトナー像を記録
紙に転7;定着すれば、記録紙には視党的にイエローと
マゼンタが重畳された赤色像が観察される。
以上の説明は原稿が赤色像である場合について説明した
が、原稿が白、緑、青、イエロー、マゼンタ、シアンま
たは黒の画像である場合に−2いても同様三色分解法と
加法混色3原色トナーの組合せにより色再現が行なわれ
る。第5図はかかる各色yA&2を用いたときの色再現
のプロセスを説明する図表である。第5図中横軸は原稿
の色調を表わし、縦軸は各色原稿を用いたときのトナー
像形成?こ全る各段階のプロセスを表わしている。
符号I C:3 jは一次潜像形成、符号1−01は二
次潜像形成、符号1■」はトナー像形成の各段階のプロ
セスを表わしている。また符号1°↓」は上側の状態が
そのまま維持されていることを表わし、空刺は潜像形成
が行なわれない部分を表わしている。
なお、前記説明では感光体としてn型半導体が用いられ
ているが、セレン等のn型半導体を用いた感光体であっ
てもよく、この場合は電荷の正負符号が逆になるだけで
基本的には変りがない。無論n型及びρ型としても使い
うる感光体ではどちらを用いてもよい。
以上の説明から明らかなように本発明に係る感光体は、
感光層上に絶縁性色分lIvフィルタを設けた感光体で
あり、さらに該感光体を用いて画像形成方法として、唯
1回の像露光により一次潜像を形成した後、三色分解法
による全面露光を施して色分Mフィルタの色別毎に二次
潜像を形成し、対応する色のトナーで現像し、かつ再帯
電する工程を繰り返えして多色像を得るようにしたもの
である。
前記の如く感光層中に誘発させる電荷を利用する例えば
、NP方式が用いられるが、2回口以降の全面露光によ
る二次潜像形成に際して、先の1回目の潜像電位の残留
による弊害を除去するため再帯電が必要とされる。この
再帯電は交流または負の直流放電、好ましくはスフロト
ロン帯電器による負のコロナ放電により行なわれる。な
お、本発明の方法でいう「帯電」とは、帯電を行なった
とき得られた表面電位が0となったり、表面の電荷が消
失するような場合も含むものである。
また本発明は、−次帯電、−次帯電とは実質的に逆極性
の二次帯電、像露光の後、電位パターンの平滑化のため
の再帯電、特定光による全面露光、特定の色トナーによ
る現像を繰返す画像形成法にも適用することがでさる。
(特願昭60−229524号)本発明における現像は
磁気ブラシ法によって行うのが好ましく、現像剤は非磁
性トナーや磁性トナーを用いるいわゆる一成分現像剤、
トナーと鉄粉等の磁性キャリアを混合したいわゆる二成
分現像剤のいずれとも使用することができる。現像に当
っては磁気ブラシで直接摺擦する方法を用いてもよいが
、特に第2の現像以後は形成されたトナー像の損傷を避
けるため現像削屑が感光体面に接触しない現像方式であ
って、現像スリーブと感光体との間隙が該スリーブ上の
現像剤層の厚さよt)大きく設定(但し両者間に電位差
がない場合)されている現像方式、例えば米国特許tj
S3,893,418号明細書、特開昭55−1865
6号公報、vtMn?(58−574,46号、特願昭
58−238295号、特願昭58−238296号の
各明細2Fに記iされているような方式を用いることが
特に好ましい、この方式にす3いては、彩色を自由に選
べる非磁性トナーのみからなる一成分現像削、非磁性ト
ナーを含んだ二成分現像剤を用い、現像域に2流電場を
形成しI7電像支持体と現像剤層を接触せずに現像を行
うものが好ましい。但し磁性トナーを用いた現像剤であ
ってもよい。
現像に用いるカラートナーは、通常トナーに用いられる
公知の結着Jrl tjl +財、有膜、W、磯の顔料
、および染料等の各種有彩色、及び荷電制御剤などの各
種添加剤等からなる、公知技術によって作られた静電荷
像現像用トナーを用いることができ、キャリアとしては
通常e ’KL (Qに用いられる鉄粉、7エライト粉
、更に好ましくは鉄粉やフェライトに樹脂被覆を1した
もの、あるいは<34 Hat中に微粉磁性体を分散し
たもの等の、t’s抵抗磁性キャリア等各種公知のキャ
リアを用いることができる。
また本件出願人が先に出願した特願昭58−24966
9号、同5B−240066号各明細書に記載された現
像方法を用いてもよい。
(発明の効果) 本発明の電子写真感光体の着色パターンは簡単な工程を
利用しつつ導電性パターンに印加した電圧を利用して着
色粒子を付着させるので、確実に着色粒子を固定化でき
る。しかも電圧を印加したまま行うので色にごりを防止
することができる。
〔実施例〕
以下本発明を実施例により具体的に説明するが本発明の
実施の態様は、これにより限定されるものではない。
線中10μ履から500μlまで間隔10μlで順次、
中が変化してゆくストライブ状の酸化インノウ!・透明
導電膜パターンを有する直径10cyの〃ラス板を用い
、ストライプ状透明導電膜パターンの2本置きに1本ず
つ、−50Vの電圧を印加し、その飢のストライプ状透
明導電膜パターンは接地した。1r【流電圧電源のプラ
ス側とステンレス製の対向電極は接地した。このガラス
板の透明導ffl膜パターンとステンレス製対向電極を
I■の間隔で平行に対向させ両者のflll隔が変化し
ないように固定した。
赤顔料(大日精化製、セイカ7yX)レッド1547)
、緑顔料(大日精化製、クロモファイングリーンZCO
>、肯顔料(大日精化製、クロモファインブルー518
7)を各々1,0.に討しビニルトルエン−7クリレー
ト樹脂(プライオライド0M5)4,0.、トルエン2
09を各々混合し、ボールミルで35時間分散して赤、
緑、青の濃縮分散液を作った。この濃縮分散液中の着色
粒子は十に帯電していた。
得られた分散液のうち赤の濃縮分散液をイソパラフィン
(エッソ社製、アイソパー11)にて50倍に希釈しこ
の赤の分散液の中に前記の状態の透明導電膜パターンと
ステンレス製対向電極を浸漬した。
約30秒で赤の着色粒子の堆積を終え、電圧を印加した
ままで赤の分散液からとり出し、n−ヘキサンを両電極
間の間隔に静かに流すことにより余分な赤の分散液を除
去し、風乾した。
乾燥終了後、電圧印加を切り、赤色の着色層の形成され
た透明導電パターンをすべて接地し、各赤色着色層に隣
接したパターンに前と同様−50V印加し、残りの導電
パターンは接地した。同様にして緑の分散液で緑の着色
粒子の堆積、余分な着色粒子の除去、乾燥を行った。
さらに同様にして青の着色層を形成した。
このようにして得た赤、緑、青に塗り分けられたパター
ンを200℃30分間加熱定着すると、透明性が改善さ
れた。
得られた着色パターンはいずれの部分も色の流れ、ボケ
、混色等の無い解像性の優れたものであった。
(本発明の感光体を用いた画像形成) 第6図は本発明に係わる方法により得られた前記の感光
体を用いた多色画像を複写するための多色画像形成装置
の要部断面聞である。SDは金属製ドラム上に前記フィ
ルム状感光体40を取り付けた感光ドラム、41は正の
直流1次帯電器、42は像露光し用スリットを有する負
の直流ニアびす放電用スコロトロン帯電器、43Bは青
色フィルタFilを有し青色光LBを照射する光源、4
4Yはイエロートナーを収容した現像器である。45は
負の直流コロナ放電用スコロトロン帯電器、46Gは緑
色フィルタFCを有し緑色光LGを照射する光源、47
Mはマゼンタトナーを収容した現像器、48は負の直流
コロナ放電用スコロトロン帯電器、49Rは赤色フィル
タFRを有し赤色光Lnを照射する光源、50はシアン
トナーを収容した現像器である。Pは記録紙、51は転
写電極、52は分a電極、53は電極背面から白色光を
露光しっつF2?1iを行なう残留電荷除去用除電器、
54は残faトナー除去用クリーニングブレードである
前記構成の感光体40にまず帯電器41により一様な正
の帯電を施し、次いで負の極性をもつ帯電器42を作用
させると同時に青、緑、赤の3原色原稿からの像露光り
を走査露光する。感光体40上には複合フィルタの各色
分解フィルタ別に原稿からの像露光の強度にj=f応し
たに(稿を色分!Iイした一次潜像が形成される。次に
青色光透過の′T−渉フィルタと硝子フィルタFBを備
えた白色光源43Bによる全面露光LBを施し、青色分
解フィルタの領域に前記−次潜像に対応した静電荷像を
形成し、これをイエa−現像器44Yでイエa−現像す
る。
次に負のスフロトロン帯?を器45により前記青色分解
フィルタの領域に残存する静電荷像を消去した後、緑色
光透過の干渉フィルタと硝子フィルタFCを備えた白色
光源46Gによる全面露光LGを施し、マゼンタ現像器
47Mでマゼンタ現像する。
次に負のスコロトロン帯電器48により残存するe電像
を消去した後、赤色フィルタFI′lを備えた白色光源
49Rによる全面露光LRを施し、シアン現像器50で
シアン現像する。かくして感光体上には原稿に対応した
多色トナー像が形成され、次いでタイミングを合せて給
紙された記録紙Pに転写電極51の作用で転写され、か
つ分離電極52の作用で分離された後、図示しない定着
器により記録紙上のトナー像は定着される。
一方転写後の感光体40は除電器53により除1にされ
た後、クリーニングブレード54により、残留トナ−が
清wr@れ次の像形成に備えられる。
以上の説明はすべていわゆる3色分解フィルタと3原色
トナーを用いたカラー複写機の天施例について述べたが
、本発明の実施態様はこれに限定されるものではなく、
各種の多色画像記録VC置、カラー写真プリンタ等広く
使用することができる。
分解フィルタの色、及びそれに対応するトナーの色の組
み合わせも目的に応じて任意に選択できることはいうま
でもない。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(c1)は本発明電子写真感光体の色分
解フィルタ層の製造工程を示す図+如会+台乎、第2図
は上記の色分解フィルタを有する電子写真感光体の構成
を示す断面図、ttS3図は前記色分解フィルタの形状
、配列を示す概略構成図、第4図は色原稿からの像形成
プロセスを説明する図、Pt55図は各種着色原稿から
の像形成プロセスを説明する図表、tIS6図は、本発
明による感光体を用いた多色画像形成装置の要部断面図
である。 1・・・透明基板 11・・・導電性基板 10・・・感光層 6・・・接着層 8・・・色分解フィルタ層 9・・・保護層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)導電性パターン上のフィルムと導電性パターンに対
    応した対向電極との間に電圧を印加して電気絶縁性溶媒
    中に分散してなる着色粒子を導電性パターンに対応して
    堆積させることを特徴とする色分解フィルタの製造方法
    。 2)導電性パターン上のフィルムと導電性パターンに対
    応した対向電極との間に電圧を印加して電気絶縁性溶媒
    中に分散してなる着色粒子を導電性パターンに対応して
    堆積させた色分解フィルタを有するカラー用電子写真感
    光体。 3)導電性パターン上のフィルムと導電性パターンに対
    応した対向電極との間に電圧を印加して電気絶縁性溶媒
    中に分散してなる着色粒子を導電性パターンに対応して
    堆積させた色分解フィルタを有するカラー用電子写真感
    光体を用い、前記感光体に対し、帯電と像露光後、特定
    光による全面露光と現像を繰り返すことにより前記感光
    体上に多色画像を形成する画像形成方法。
JP61213227A 1986-09-09 1986-09-09 色分解フイルタの製造方法およびカラ−用電子写真感光体 Pending JPS6366504A (ja)

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