JPS6365889A - リモコンヘリコプタ−へのカメラ搭載構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は従来の飛行機等に代わるリモコンヘリコプタ−
による写真撮影をカメラ振れ等のない完全な状態で撮影
することのできるリモコンヘリコプタ−へのカメラ搭載
構造に関するものである。

〈従来の技術〉 有人の飛行機等による家屋や各種施設等の航空写真の撮
影が高価にならざるを得ない点を、高い高度からの撮影
は無理としても経費面からこれに代わり得るリモコンヘ
リコプタ−によって行なう方法が一般化しつつある。

〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、無人のリモコンヘリコプタ−による場合、解決
しなければならない問題点が多い。例えば、リモコンヘ
リコプタ−を如何に高い所あるいは目的とする所迄飛ば
すことができるか、操影対象がうま（カメラのフィルム
面に入っているかどうか、リモコンヘリコプタ−の発生
する振動の影響を如何にして防ぐか、更にはリモコンヘ
リコプタ−の姿勢の変化にも常にカメラを地上に向は続
けるにはどうすればよいか、そして、そのような状態下
でカメラを適当な角度に傾斜維持させておくにはどのよ
うにしたらよいかといった問題点がある。

本発明はこのような問題点のうち、カメラの振動を防止
し、様々な状態下でもカメラを適当な角度に維持させて
おくことを解決したのである。

く問題点を解決するための手段〉 その為に本発明は、リモコンヘリコプタ−機体（１）下
方へ航空写真撮影用のカメラ（２）を取付けるに際して
、カメラ支持用フレー１１を前後方向フレーム（３）と
左右方向フレーム（４）とにより前方が長い略十字状フ
レームとし、前後方向（Ｘ）のショックアブソーバ−（
５）を前後方向フレーム（３）の先端へ、上下方向（Ｚ
）のショックアブソーバ−（６）をその後端へ更に、左
右方向フレーム（４）の両端にショックアブソーバ−（
７）をそれぞれ設け、前記前後方向フレーム（３）の前
方を平行杆（８）　（８）とそのすじかい（９）とによ
り上下及び横振れ不能とし、左右方向フレーム（４）を
複数のバネ材を束ねた天秤杆（１０）により吊設位置可
変に吊設した構造としたのである。

く作用〉 カメラを取付けるフレームをこのような構造とすると、
　フレームの前方は前後方向（Ｘ）の進退のみ可能で上
下方向（Ｚ）及び左右方向（Ｙ）は機体側に固定されて
、このような方向における機体と別個の増幅運ａ等が規
制される。カメラ支持用フレー１１の後方は前後方向（
Ｘ）と上下方向（Ｚ）及び左右方向（Ｖ）のいずれの方
向にも機体とは別個の動きが可能でこれらの緩衝作用に
よりカメラ取付位置の防振作用がある。左右方向フレー
ム（４）を吊っている天秤杆（１０）は複数のバネ材を
束ねたことにより、カメラ等の荷重し；耐え、かつ、機
体の振動に共振しない作用がある。カメラ等の荷重が変
化しても天秤杆（１０）の吊設位置が可変であるから、
常にヘリコプタ−の重心位置へ荷重をかける作用がある
。

〈実施例〉 以下図面によって本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明のリモコンヘリコプタ−へのカメラ搭載
構造を示す斜視図であり、第２図は天秤杆の端部斜視図
である。

第１図において、　リモコンヘリコプタ−（以下単にヘ
リコプタ−と称す）は本発明のカメラ搭載構造を明瞭に
するためにその外郭を２点鎖線で示した。

このヘリコプタ−は機体（１）の重心位置の上部に設け
られた回転翼（１２）の回転数制御やその他飛行制御に
必要な回転翼の傾斜制御等の抛縦を地上で無線により従
来公知の方法でコントロールすることができるものであ
る。

ヘリコプタ−の機体（１）の下部にはカメラ支持用フレ
ーム（１３）が取付けられている。このカメラ支持用フ
レーム（１３）は前後方向フレーム（３）と左右方向フ
レーム（４）とにより前方が長い略十字状フレームとし
ている。カメラ支持用フレーム（１３）には前後方向（
Ｘ）のショックアブソーバ−（５）として前後方向フレ
ーム（３）の先端へ空気ばね構造のものが取付けられて
いる。すなわち、ショックアブソーバ−（５）はジャバ
ラ状伸縮ゴム（１４）の一方から他方へ挿通されたロン
ド（１５）がジャバラ状伸縮ゴム（１４）を伸び縮みさ
せる際に空気緩衝を伴なう構造である。　ロンド（１５
）の基部を機体（１）側へ固定し、先端部をジャバラ状
伸縮ゴム（１４）の先端へ取付けている。ジャバラ状伸
縮ゴム（１４）の後方はカメラ支持用フレーム（１３）
のうちの前後方向フレーム（３）に支持されている０前
後方向フレーム（３）の後端には上下方向（Ｚ）のショ
ックアブソーバ−（６）が設けられ、更に、カメラ支持
用フレーム（１３）の左右方向フレーム（４）の一端に
もショックアブソーバ−（７）をそハぞれ設けている。

　このことにより、前述したような作用が得られるので
ある。

また、カメラ支持用フレーム（１３）の前後方向フレー
ム（３）の前方は、ｖｉ体（１）へ一端を固定した２本
の平行杆（８）　（Ｂ）とそのすじかい（９）とにより
上下及び横方向の振れが規制されている。カメラ支持用
フレーム（１３）の後方２個所がショックアブソーバ−
によりいずれの方向にもフリーな状態にあって、前方も
自由状態とすると、逆にカメラが自由な揺れを生じるの
で、すしかい（９）がこれを効果的に防ぐのである。

そしてこのような構造のカメラ支持用フレーム（１３）
は左右方向フレーム（４）の端部を複数のバネ材を束ね
た天秤杆（１０）により吊設位置可変に吊設している。

すなわち、第２図にみられるように。

天秤杆（１０）はこの場合４本のピアノ線を束ねて用い
、カメラ支持用フレーｌ、（１３）を吊る吊線（１７）
は」一部に環状金具があって、これは天秤杆（ｌＯ）の
長手方向に移動可能であって、カメラの荷重にみあった
重心のとれる位置へねじ（１８）で固定する。ヘリコプ
タ−へ天秤杆（１０）を取付けた位置はマスト（１６）
の重心位置へ設けられた取付は穴である。

カメラ支持用フレーｌ、（１３）へカメラ（２）を取付
ける為の構造は、３点支持であって、　カメラ（２）の
上部両側へ突出して設けられた吊部（１９）　（１９）
をカメラ支持用フレーム（１３）の左右方向フレーＡ、
（４）から垂れている吊Ａ％　（２０）　（２０）によ
り吊り、更に、カメラ（２）の背部中央に突出して設け
られたフック部（２１）をカメラ支持用フレーム（１３
）の前後方向フレーム（３）より垂れている吊線（２２
）により　吊るのである。この時、吊線（２２）の下端
に設けられているフック（２３）が前記カメラ背部のフ
ック部（２１）の上下いずれの位置を把持するかによっ
て、カメラの傾斜角度を決定することができる。また、
前記３本のカメラ吊ｍ　（２０）　（２０）　（２２）
によってカメラが真下を向いた状態に支持することもで
きるのである。

〈発明の効果〉 本発明は以上詳述したような構造であるから、リモコン
ヘリコプタ−が発生する振動や１機体の傾斜等があって
も、常に航空写真撮影用のカメラを必要な傾斜角度と振
動のない状態で支持することができる。このことによっ
て、経費のかからない航空写真を無人の状態で上空から
確実に撮影可能とする効果が得られた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のリモコンヘリコプタ−へのカメラ搭載
構造を示す斜視図であり、第２図は天秤杆の端部斜視図
である。 （１）リモコンヘリコプタ−機体 （２）カメラ　　　　　　（３）前後方向フレーム（４
）左右方向フレーム （５）　（６）　（７）ショックアブソーバ−（８）平
行杆　　　　　　（９）すしかい（１０）天秤杆　　　
　　（１２）回転翼（１３）カメラ支持用フレーム （１４）ジャバラ状伸縮ゴム　（１５）ロンド（］６）
マスト　　　　　　（１７）　（２０）　（２２）吊線
（１８）ねじ　　　　　　　（１９）吊部（２１）フッ
ク部　　　　（２３）フック以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　リモコンヘリコプター機体（１）下方へ航空写真撮
   影用のカメラ（２）を取付けるに際して、カメラ支持用
   フレームを前後方向フレーム（３）と左右方向フレーム
   （４）とにより前方が長い略十字状フレームとし、前後
   方向（Ｘ）のショックアブソーバー（５）を前後方向フ
   レーム（３）の先端へ、上下方向（Ｚ）のショックアブ
   ソーバー（６）をその後端へ、更に、左右方向フレーム
   （４）の一端にショックアブソーバー（７）をそれぞれ
   設け、前記前後方向フレーム（３）の前方を平行杆（８
   ）（８）とそのすじかい（９）とにより上下及び横振れ
   不能とし、左右方向フレーム（４）を複数のバネ材を束
   ねた天秤杆（１０）により吊設位置可変に吊設してなる
   ことを特徴とするリモコンヘリコプターへのカメラ搭載
   構造。