JPS6365116A - エンジン冷却系の腐食防止装置 - Google Patents
エンジン冷却系の腐食防止装置Info
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- JPS6365116A JPS6365116A JP20859386A JP20859386A JPS6365116A JP S6365116 A JPS6365116 A JP S6365116A JP 20859386 A JP20859386 A JP 20859386A JP 20859386 A JP20859386 A JP 20859386A JP S6365116 A JPS6365116 A JP S6365116A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P11/00—Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
- F01P11/06—Cleaning; Combating corrosion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F01P2011/068—Combating corrosion chemically
-
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- F01P2025/80—Concentration anti-freeze
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ラジェータ、冷却水パイプ等のエンジン冷却
系の腐食を防止する装置に関するものである。
系の腐食を防止する装置に関するものである。
エンジンの冷却水のなかには冷却水の凍結防止のために
、エチレングリコールを主成分として少量のインヒビタ
ーを添加した不凍液が混入されている。
、エチレングリコールを主成分として少量のインヒビタ
ーを添加した不凍液が混入されている。
不凍液には防食作用があるために、不凍液は。
凍結温度を下げること以外にも、エンジン冷却系の腐食
を防止する効果がある。
を防止する効果がある。
不凍液を混入した新品の冷却水について、不凍液の濃度
(体積濃度)は、冷却水の温度が35℃の場合、9通の
気候の地域では通常約30%程度であり、寒冷地では約
50%程度である。
(体積濃度)は、冷却水の温度が35℃の場合、9通の
気候の地域では通常約30%程度であり、寒冷地では約
50%程度である。
ところで、このような不凍液を混入した冷却水はエンジ
ンを長期間使用していると2段々と不凍液の濃度が低下
するという現象があった。これは。
ンを長期間使用していると2段々と不凍液の濃度が低下
するという現象があった。これは。
主として次の三つの理由による。
第1には、不′&液自体が自然に蒸発して失われるため
である。
である。
第2には、冷却水の減少に対して9通常、水が補充され
るが、水の補充によって相対的に不凍液の濃度が低下す
るからである。
るが、水の補充によって相対的に不凍液の濃度が低下す
るからである。
第3には、エンジンを長期間使用すると不凍液の主成分
のエチレングリコールが酸化して減少するからである。
のエチレングリコールが酸化して減少するからである。
不凍液の濃度が低下すると、凍結温度が上昇することは
勿論、防食能力が低下するために、ラジェータや冷却水
パイプやウォータポンプのロータ等が腐食することにな
る。
勿論、防食能力が低下するために、ラジェータや冷却水
パイプやウォータポンプのロータ等が腐食することにな
る。
このような不具合を防ぐための技術が、従来。
特開昭54−93737において提案されている。
特開昭54−93737において提案されている技術は
、冷却水のなかに電極を差し込み、不凍液の濃度の低下
を斯かる電極の電位の変化で検出するようにしたもので
ある。
、冷却水のなかに電極を差し込み、不凍液の濃度の低下
を斯かる電極の電位の変化で検出するようにしたもので
ある。
不凍液の濃度が低下したら不凍液を補充するようにすれ
ば、確かに不凍液の濃度を略一定に保つことが出来るの
で、エンジン冷却系の腐食は防止されるはずである。
ば、確かに不凍液の濃度を略一定に保つことが出来るの
で、エンジン冷却系の腐食は防止されるはずである。
しかしながら、上記従来の技術では、実際にはエンジン
冷却系の腐食を防止することは困難である。という問題
があった。
冷却系の腐食を防止することは困難である。という問題
があった。
これは主として、上記従来の技術で提案されている不凍
液の濃度の低下を検出する方法に起因するものである。
液の濃度の低下を検出する方法に起因するものである。
即ち、上記従来の技術で提案されている不凍液の濃度の
低下を検出する方法は、先に述べたように、冷却水のな
かに浸漬した電極の電位の値を見るものであるが、この
電位の値は。
低下を検出する方法は、先に述べたように、冷却水のな
かに浸漬した電極の電位の値を見るものであるが、この
電位の値は。
次の三つの理由で非常に再現性が悪いからである。
第1には、電極として耐腐食性の白金電極を使用したと
しても、電極の表面状態によって測定される電位が大幅
に変化するからである。
しても、電極の表面状態によって測定される電位が大幅
に変化するからである。
第2には、測定値は、測定を開始してから実際に測定値
を取込む時までの時間に大いに影響され。
を取込む時までの時間に大いに影響され。
測定値がその時間によって非常にハラつくからである。
第3には、冷却水中には不凍液以外にも僅かの量ではあ
るが、いろいろな不純物が混じっているが、この不純物
によって測定される電位が大幅に変わってしまうからで
ある。
るが、いろいろな不純物が混じっているが、この不純物
によって測定される電位が大幅に変わってしまうからで
ある。
斯くて、上記従来の技術では、冷却水中の不凍液の濃度
を充分正確に測定することは出来ない。
を充分正確に測定することは出来ない。
これが、上記従来の技術では、エンジン冷却系の腐食を
防止することが困難であった理由である。
防止することが困難であった理由である。
本発明は、このような従来の技術の問題点を解決するも
のである。
のである。
本発明の技術的課題は、冷却水中の不凍液の?農度を正
確に測定出来るようにして、それを基にして不凍液の濃
度を自動的にコントロールすることにより、ラジェータ
、冷却水パイプ等のエンジン冷却系の腐食を防止するこ
とにある。
確に測定出来るようにして、それを基にして不凍液の濃
度を自動的にコントロールすることにより、ラジェータ
、冷却水パイプ等のエンジン冷却系の腐食を防止するこ
とにある。
(問題点を解決するための手段〕
この技術的課題を達成するために1本発明にあっては次
のような手段が講じられている。
のような手段が講じられている。
即ち1本特定発明に係るエンジン冷却系の腐食防止装置
というのは、不凍液が貯蔵されている不凍液容器と、該
不凍液容器とエンジンの冷却系とを接続する不凍液供給
パイプと、該不凍液供給パイプの途中に配置されており
該不凍液供給パイプを開閉する制御弁と、前記不凍液容
器中から不凍液を汲み出して前記不凍液供給パイプに流
すポンプと、エンジンの冷却水の比重を測定してその値
を基にして冷却水中の不凍液の濃度を検出し信号を出力
する不凍液濃度検出センサーと、冷却水の温度を検出し
てその信号を出力する温度センサーと、前記不凍液濃度
検出センサーの出力信号と前記温度センサーの出力信号
とを受けて、冷却水の温度が予め定められた値のときに
冷却水中の不凍液の濃度が所定値よりも小さければ前記
制御弁をして前記不凍液供給パイプを開放せしめ且つ前
記ポンプを駆動せしめ、冷却水の温度が予め定められた
前記値のときに冷却水中の不凍液の濃度が前記所定値よ
りも大きければ前記制御弁をして前記不凍液供給パイプ
を閉塞せしめ且つ前記ポンプを不作動とせしめる制御手
段とから構成される装置ことを特徴とする。
というのは、不凍液が貯蔵されている不凍液容器と、該
不凍液容器とエンジンの冷却系とを接続する不凍液供給
パイプと、該不凍液供給パイプの途中に配置されており
該不凍液供給パイプを開閉する制御弁と、前記不凍液容
器中から不凍液を汲み出して前記不凍液供給パイプに流
すポンプと、エンジンの冷却水の比重を測定してその値
を基にして冷却水中の不凍液の濃度を検出し信号を出力
する不凍液濃度検出センサーと、冷却水の温度を検出し
てその信号を出力する温度センサーと、前記不凍液濃度
検出センサーの出力信号と前記温度センサーの出力信号
とを受けて、冷却水の温度が予め定められた値のときに
冷却水中の不凍液の濃度が所定値よりも小さければ前記
制御弁をして前記不凍液供給パイプを開放せしめ且つ前
記ポンプを駆動せしめ、冷却水の温度が予め定められた
前記値のときに冷却水中の不凍液の濃度が前記所定値よ
りも大きければ前記制御弁をして前記不凍液供給パイプ
を閉塞せしめ且つ前記ポンプを不作動とせしめる制御手
段とから構成される装置ことを特徴とする。
第1の本併合発明に係るエンジン冷却系の腐食防止装置
というのは、不凍液が貯蔵されている不凍液容器と、該
不凍液容器とエンジンのウォータポンプの吸入側の冷却
水パイプとを接続する不凍液供硲パイプと、該不凍液供
給パイプの途中に配置されており該不凍液供給パイプを
開閉する制御弁と、エンジンの冷却水の比重を測定して
その値を基にして冷却水中の不凍液の濃度を検出し信号
を出力する不凍液濃度検出センサーと、冷却水の温度を
検出してその信号を出力する温度センサーと、前記不凍
液濃度検出センサーの出力信号と前記温度センサーの出
力信号とを受けて、冷却水の温度が予め定められた値の
ときに冷却水中の不凍液の濃度が所定値よりも小さけれ
ば前記制御弁をして前記不凍液供給パイプを開放せしめ
、冷却水の温度が予め定められた前記値のときに冷却水
中の不凍液の濃度が前記所定値よりも大きければ前記制
御弁をして前記不凍液供給パイプを閉塞せしめる制御手
段とから構成されていることを特徴とする。
というのは、不凍液が貯蔵されている不凍液容器と、該
不凍液容器とエンジンのウォータポンプの吸入側の冷却
水パイプとを接続する不凍液供硲パイプと、該不凍液供
給パイプの途中に配置されており該不凍液供給パイプを
開閉する制御弁と、エンジンの冷却水の比重を測定して
その値を基にして冷却水中の不凍液の濃度を検出し信号
を出力する不凍液濃度検出センサーと、冷却水の温度を
検出してその信号を出力する温度センサーと、前記不凍
液濃度検出センサーの出力信号と前記温度センサーの出
力信号とを受けて、冷却水の温度が予め定められた値の
ときに冷却水中の不凍液の濃度が所定値よりも小さけれ
ば前記制御弁をして前記不凍液供給パイプを開放せしめ
、冷却水の温度が予め定められた前記値のときに冷却水
中の不凍液の濃度が前記所定値よりも大きければ前記制
御弁をして前記不凍液供給パイプを閉塞せしめる制御手
段とから構成されていることを特徴とする。
第2の本併合発明に係るエンジン冷却系の腐食防止装置
というのは、不凍液が貯蔵されている不凍液容器と、該
不凍液容器とエンジンの冷却系とを接続する不凍液供給
パイプと、該不凍液供給パイプの途中に配置されており
該不凍液供給パイプを開閉する制御弁と、前記不凍液容
器中から不凍液を汲み出して前記不凍液供給パイプに流
すポンプと、エンジンの冷却水の比重を測定してその値
を基にして冷却水中の不凍液の4度を検出し信号を出力
する不凍液濃度検出センサーと、冷却水の温度を検出し
てその信号を出力する温度センサーと、前記不凍液容器
のなかに不凍液が在るかどうかを検出してその信号を出
力する液面センサーと。
というのは、不凍液が貯蔵されている不凍液容器と、該
不凍液容器とエンジンの冷却系とを接続する不凍液供給
パイプと、該不凍液供給パイプの途中に配置されており
該不凍液供給パイプを開閉する制御弁と、前記不凍液容
器中から不凍液を汲み出して前記不凍液供給パイプに流
すポンプと、エンジンの冷却水の比重を測定してその値
を基にして冷却水中の不凍液の4度を検出し信号を出力
する不凍液濃度検出センサーと、冷却水の温度を検出し
てその信号を出力する温度センサーと、前記不凍液容器
のなかに不凍液が在るかどうかを検出してその信号を出
力する液面センサーと。
前記不凍液容器のなかに不凍液が無くなったことを運転
者に警報する警報手段と、前記不凍液濃度ネ★出センサ
ーの出力信号と前記温度センサーの出力信号と前記液面
センサーの出力信号とを受けて2前記不凍液容器の中に
不凍液があって且つ冷却水の温度が予め定められた値の
ときに冷却水中の不凍液の濃度が所定値よりも小さけれ
ば前記制御弁をして前記不凍液供給パイプを開放せしめ
且つ前記ポンプを駆動せしめ、前記不凍液容器の中に不
凍液があって且つ冷却水の温度が予め定められた前記値
のときに冷却水中の不凍液の濃度が前記所定値よりも大
きければ前記制御弁をして前記不凍液供給パイプを閉塞
せしめ且つ前記ポンプを不作動とせしめ、また、前記不
凍液容器のなかに不凍液が無くなったら前記警報手段を
作動せしめる制御手段とから構成されていることを特徴
とする。
者に警報する警報手段と、前記不凍液濃度ネ★出センサ
ーの出力信号と前記温度センサーの出力信号と前記液面
センサーの出力信号とを受けて2前記不凍液容器の中に
不凍液があって且つ冷却水の温度が予め定められた値の
ときに冷却水中の不凍液の濃度が所定値よりも小さけれ
ば前記制御弁をして前記不凍液供給パイプを開放せしめ
且つ前記ポンプを駆動せしめ、前記不凍液容器の中に不
凍液があって且つ冷却水の温度が予め定められた前記値
のときに冷却水中の不凍液の濃度が前記所定値よりも大
きければ前記制御弁をして前記不凍液供給パイプを閉塞
せしめ且つ前記ポンプを不作動とせしめ、また、前記不
凍液容器のなかに不凍液が無くなったら前記警報手段を
作動せしめる制御手段とから構成されていることを特徴
とする。
第3の本併合発明に係るエンジン冷却系の腐食防止装置
というのは、不凍液が貯蔵されている不凍液容器と、該
不凍液容器とエンジンのウォータポンプの吸入側の冷却
水パイプとを接続する不凍液供給パイプと、該不凍液供
給パイプの途中に配置されており該不凍液供給パイプを
開閉する制御弁と、エンジンの冷却水の比重を測定して
その値を基にして冷却水中の不凍液のl;度を検出し信
号を出力する不凍液濃度検出センサーと、冷却水の温度
を検出してその信号を出力する温度センサーと、前記不
凍液容器のなかに不凍液が在るかどうかを検出してその
信号を出力する液面センサーと。
というのは、不凍液が貯蔵されている不凍液容器と、該
不凍液容器とエンジンのウォータポンプの吸入側の冷却
水パイプとを接続する不凍液供給パイプと、該不凍液供
給パイプの途中に配置されており該不凍液供給パイプを
開閉する制御弁と、エンジンの冷却水の比重を測定して
その値を基にして冷却水中の不凍液のl;度を検出し信
号を出力する不凍液濃度検出センサーと、冷却水の温度
を検出してその信号を出力する温度センサーと、前記不
凍液容器のなかに不凍液が在るかどうかを検出してその
信号を出力する液面センサーと。
前記不凍液容器のなかに不凍液が無くなったことを運転
者に警報する警報手段と、前記不凍液7店度検出センサ
ーの出力信号と前記温度センサーの出力信号と前記液面
センサーの出力信号とを受けて。
者に警報する警報手段と、前記不凍液7店度検出センサ
ーの出力信号と前記温度センサーの出力信号と前記液面
センサーの出力信号とを受けて。
前記不凍液容器の中に不凍液があって且つ冷却水の温度
が予め定められた値のときに冷却水中の不凍液の濃度が
所定値よりも小さければ前記制御弁をして前記不凍液供
給パイプを開放せしめ、前記不凍液容器の中に不凍液が
あって且つ冷却水の温度が予め定められた前記値のとき
に冷却水中の不凍液の濃度が前記所定値よりも大きけれ
ば前記制御弁をして前記不凍液供給パイプを閉塞せしめ
。
が予め定められた値のときに冷却水中の不凍液の濃度が
所定値よりも小さければ前記制御弁をして前記不凍液供
給パイプを開放せしめ、前記不凍液容器の中に不凍液が
あって且つ冷却水の温度が予め定められた前記値のとき
に冷却水中の不凍液の濃度が前記所定値よりも大きけれ
ば前記制御弁をして前記不凍液供給パイプを閉塞せしめ
。
また、前記不凍液容器のなかに不凍液が無くなったら前
記警報手段を作動せしめる制御手段とから構成されてい
ることを特徴とする。
記警報手段を作動せしめる制御手段とから構成されてい
ることを特徴とする。
本特定発明では、冷却水の温度が予め定められた値(例
えば、35℃)のときに冷却水中の不凍液の濃度が所定
値(例えば1体積濃度で30%)未満ならば、不凍液が
冷却水中に供給され、冷却水の温度が予め定められた値
のときに不凍液の濃度が前記所定値以上ならば、不凍液
の供給は停止される。即ち、不凍液の供給は一回限りで
はなく。
えば、35℃)のときに冷却水中の不凍液の濃度が所定
値(例えば1体積濃度で30%)未満ならば、不凍液が
冷却水中に供給され、冷却水の温度が予め定められた値
のときに不凍液の濃度が前記所定値以上ならば、不凍液
の供給は停止される。即ち、不凍液の供給は一回限りで
はなく。
所定値になるようにきめ細かく制御されるので。
不凍液の濃度は、結局、前記所定値に一定になる。
ミのため1本特定発明によれば、ラジェータ、冷却水パ
イプ等の腐食を防止することが出来る。
イプ等の腐食を防止することが出来る。
不凍液の4度と冷却水の比重との間には非常にはっきり
とした関係があることが分かっている。
とした関係があることが分かっている。
斯くて、比重を測定することによって不凍液のR度が正
確に測定され得る。本特定発明では、このようにして測
定された濃度を基にして冷却水中へ不凍液を供給するか
どうかを制御しているので。
確に測定され得る。本特定発明では、このようにして測
定された濃度を基にして冷却水中へ不凍液を供給するか
どうかを制御しているので。
ラジェータ、冷却水パイプ等の腐食を防止することが出
来る。
来る。
第1の本併合発明では、上記作用に加えて、更に次のよ
うな特徴がある。即ち、第1の本併合発明では、不凍液
供給パイプがウォータポンプの吸入側の冷却水パイプに
接続されているが、ウォータポンプの吸入側はエンジン
作動中宮に負圧になっているので、制’<111弁を開
けば不凍液容器のなかの不凍液は自然に吸い込まれる。
うな特徴がある。即ち、第1の本併合発明では、不凍液
供給パイプがウォータポンプの吸入側の冷却水パイプに
接続されているが、ウォータポンプの吸入側はエンジン
作動中宮に負圧になっているので、制’<111弁を開
けば不凍液容器のなかの不凍液は自然に吸い込まれる。
という特徴がある。
第2の本併合発明では、特定発明について述べた作用に
加えて、更に次のような特徴がある。即ち、警報手段が
あるので、不凍液容器のなかに不凍液がなくなったこと
を運転者に通知出来る。という特徴がある。
加えて、更に次のような特徴がある。即ち、警報手段が
あるので、不凍液容器のなかに不凍液がなくなったこと
を運転者に通知出来る。という特徴がある。
第3の本併合発明では、特定発明について述べた作用に
加えて、更に次のような二つの特徴がある。即ち、不凍
液供給パイプがウォータポンプの吸入側の冷却水パイプ
に接続されているが、ウォータポンプの吸入側ではエン
ジン作動中宮に負圧になっているので、制御弁を開けば
不凍液容器のなかの不凍液は自然に吸い込まれる。とい
う特徴がある。また、警報手段があるので、不凍液容器
のなかに不凍液がなくなったことを運転者に通知出来る
。という特徴がある。
加えて、更に次のような二つの特徴がある。即ち、不凍
液供給パイプがウォータポンプの吸入側の冷却水パイプ
に接続されているが、ウォータポンプの吸入側ではエン
ジン作動中宮に負圧になっているので、制御弁を開けば
不凍液容器のなかの不凍液は自然に吸い込まれる。とい
う特徴がある。また、警報手段があるので、不凍液容器
のなかに不凍液がなくなったことを運転者に通知出来る
。という特徴がある。
第1図は1本発明の第1の実施例に係るエンジン冷却系
の腐食防止装置の全体構成図である。
の腐食防止装置の全体構成図である。
第1図において、1はエンジン本体、2はラジェータ、
3はウォータポンプ、4はサーモスタットである。ラジ
ェータ2にはリザーバタンク6が備えられており、リザ
ーバタンク6のなかには余分な冷却水19が貯蔵されて
いる。リザーバタンク6の中は大気連通パイプ7によっ
て大気に開放されている。冷却水19のなかにはエチレ
ングリコールを主成分とし少量のインヒビターを添加し
た不凍液が混入されている。
3はウォータポンプ、4はサーモスタットである。ラジ
ェータ2にはリザーバタンク6が備えられており、リザ
ーバタンク6のなかには余分な冷却水19が貯蔵されて
いる。リザーバタンク6の中は大気連通パイプ7によっ
て大気に開放されている。冷却水19のなかにはエチレ
ングリコールを主成分とし少量のインヒビターを添加し
た不凍液が混入されている。
第1図において、矢印F方向は自動車の進行方向である
。エンジン本体1の軸線は自動車の進行方向とは直角に
なっているので、第1図の車両はエンジン横置きの車両
である。
。エンジン本体1の軸線は自動車の進行方向とは直角に
なっているので、第1図の車両はエンジン横置きの車両
である。
第1図から分かるように、ウォータポンプ3とラジェー
タ2とは第1の冷却水パイプ11で接続されており、ラ
ジェータ2とサーモスタット4とは第2の冷却水パイプ
12で接続されている。また、サーモスタット4とウォ
ータポンプ3とは第3の冷却水パイプ13で接続されて
いる。ウォータポンプ3とエンジン本体1のなかのウォ
ータジャケット10とは連通されており、エンジン本体
lのなかのウォータジャケットIOとサーモスタット4
とは第4の冷却水パイプ14で接続されている。
タ2とは第1の冷却水パイプ11で接続されており、ラ
ジェータ2とサーモスタット4とは第2の冷却水パイプ
12で接続されている。また、サーモスタット4とウォ
ータポンプ3とは第3の冷却水パイプ13で接続されて
いる。ウォータポンプ3とエンジン本体1のなかのウォ
ータジャケット10とは連通されており、エンジン本体
lのなかのウォータジャケットIOとサーモスタット4
とは第4の冷却水パイプ14で接続されている。
エンジン冷却水の温度が低い場合には、サーモスタット
4は第4の冷却水パイプ14を開いて第2の冷却水パイ
プ12を閉じているために、冷却水は、矢印Aのように
、ウォータポンプ3−ウオークジャケット10−第4の
冷却水パイプ14−・サーモスタット4−第3の冷却水
パイプ13−ウォータポンプ3と循環するだけである。
4は第4の冷却水パイプ14を開いて第2の冷却水パイ
プ12を閉じているために、冷却水は、矢印Aのように
、ウォータポンプ3−ウオークジャケット10−第4の
冷却水パイプ14−・サーモスタット4−第3の冷却水
パイプ13−ウォータポンプ3と循環するだけである。
エンジン冷却水の温度が高くなると、サーモスタット4
は第4の冷却水パイプ14のみならず第2の冷却水パイ
プ12を開くために、上記のような循環経路に加えて、
更に矢印Bの如く、ウォータポンプ3−第1の冷却水パ
イプ11→ラジェータ2−第2の冷却水パイプ12→サ
ーモスクソト4−第3の冷却水パイプ13−ウォータポ
ンプ3のような循環経路が出来る。従って、ラジェータ
2で冷却水の熱は放熱される。
は第4の冷却水パイプ14のみならず第2の冷却水パイ
プ12を開くために、上記のような循環経路に加えて、
更に矢印Bの如く、ウォータポンプ3−第1の冷却水パ
イプ11→ラジェータ2−第2の冷却水パイプ12→サ
ーモスクソト4−第3の冷却水パイプ13−ウォータポ
ンプ3のような循環経路が出来る。従って、ラジェータ
2で冷却水の熱は放熱される。
これまでは通常のエンジンの冷却系と全く同じ7ある。
本実施例では、上記構成に加えて更に・次の三つの構成
が追加されている点に特徴がある。
が追加されている点に特徴がある。
第1は、不凍液29を貯蔵している不凍液容器21と、
不凍液容器21を第1の冷却水パイプ11に接続してい
る不凍液供給パイプ22と、不凍液供給パイプ22の途
中にあって不凍液29の供給を制御する制御弁23と、
不凍液29を不凍液容器21から汲み出して不凍液供給
パイプ22を介して第1の冷却水パイプ11に送給する
ポンプ28とが設けられている点である。
不凍液容器21を第1の冷却水パイプ11に接続してい
る不凍液供給パイプ22と、不凍液供給パイプ22の途
中にあって不凍液29の供給を制御する制御弁23と、
不凍液29を不凍液容器21から汲み出して不凍液供給
パイプ22を介して第1の冷却水パイプ11に送給する
ポンプ28とが設けられている点である。
第2は、冷却水の比重を測定する比重計からなる不凍液
濃度検出センサー27がリザーバタンク6のなかに配置
されている点である。
濃度検出センサー27がリザーバタンク6のなかに配置
されている点である。
第3は、制御弁23とポンプ28との作動を制御するマ
イクロコンピュータ31が備えられている点である。
イクロコンピュータ31が備えられている点である。
本実施例においては、上記三つの構成のうちでも冷却水
の比重を測定してその値に基づいて不凍液の濃度を決定
する不凍液濃度検出センサー27がある点が最も特徴的
である。以下、この点も含めて上記の三つの構成を詳細
に説明する。
の比重を測定してその値に基づいて不凍液の濃度を決定
する不凍液濃度検出センサー27がある点が最も特徴的
である。以下、この点も含めて上記の三つの構成を詳細
に説明する。
第1図から分かるように、不凍液容器21には。
液面センサー26が備えられている。液面センサー26
は、不凍液29の液面高さを検出して、不凍液がまだ在
るか或いは不凍液が無くなってしまったかを検出するた
めのものである。
は、不凍液29の液面高さを検出して、不凍液がまだ在
るか或いは不凍液が無くなってしまったかを検出するた
めのものである。
不凍液容器21のなかには不凍液の原液が貯蔵されてい
るのではなく1体積濃度で70%の不凍液が貯蔵されて
いる。
るのではなく1体積濃度で70%の不凍液が貯蔵されて
いる。
不凍液の原液ではなく1体積濃度で70%の不凍液が貯
蔵されているのは1次の理由による。即ち、100%不
凍液は、70%の不凍液に比べて寧ろ凍結温度が上昇す
るという性質がある。凍結温度が一番低いのは2体積濃
度で70%の不凍液である。斯くて、70%の不凍液が
不凍液容器21に貯蔵されている。因みに、70%の不
凍液の凍結温度は、約マイナス60℃程魔である。
蔵されているのは1次の理由による。即ち、100%不
凍液は、70%の不凍液に比べて寧ろ凍結温度が上昇す
るという性質がある。凍結温度が一番低いのは2体積濃
度で70%の不凍液である。斯くて、70%の不凍液が
不凍液容器21に貯蔵されている。因みに、70%の不
凍液の凍結温度は、約マイナス60℃程魔である。
不凍液濃度ネ食出センサー27は第2図を基にして説明
する。第2図は、第1図の不凍液濃度検出センサーの拡
大縦断面図である。
する。第2図は、第1図の不凍液濃度検出センサーの拡
大縦断面図である。
第2図において、6はリザーバタンクである。
リザーバタンク6の本体容器71の内部は、第1の隔壁
99と第2の隔壁75によって本体部分72とフロート
部分73とに仕切られている。
99と第2の隔壁75によって本体部分72とフロート
部分73とに仕切られている。
第1の隔壁99の上方には空気孔81が穿設されており
、第2の隔壁75には冷却水流通孔82が穿設されてい
る。冷却水流通孔82はなるべく小さいものとされてい
る。冷却水流通孔82がなるべく小さいものとされてい
るのは9本体部分72の中の液面の波立ちがフロート部
分73に影響を及ぼさないようにするためである。空気
孔81は、フロート部分73の液面が上昇したり或いは
下降したりするとき空気を失いたり入れたりすることに
よって、フロート部分73に容易に冷却水19が流出入
出来るようにするためのものである。
、第2の隔壁75には冷却水流通孔82が穿設されてい
る。冷却水流通孔82はなるべく小さいものとされてい
る。冷却水流通孔82がなるべく小さいものとされてい
るのは9本体部分72の中の液面の波立ちがフロート部
分73に影響を及ぼさないようにするためである。空気
孔81は、フロート部分73の液面が上昇したり或いは
下降したりするとき空気を失いたり入れたりすることに
よって、フロート部分73に容易に冷却水19が流出入
出来るようにするためのものである。
フロート部分73には、第1のフロート76と第2のフ
ロート77とから構成されている比重計15が収納され
ている。第1のフロート76は冷却水19に対しては非
常に軽いものであり、如何なる場合にも常に冷却水19
に浮かぶようなものである。第1のフロート76は円環
状をしており。
ロート77とから構成されている比重計15が収納され
ている。第1のフロート76は冷却水19に対しては非
常に軽いものであり、如何なる場合にも常に冷却水19
に浮かぶようなものである。第1のフロート76は円環
状をしており。
真ん中には貫通孔83が開いている。第1のフロート7
6は、言はば空気が入った浮袋のようなものである。
6は、言はば空気が入った浮袋のようなものである。
第2のフロート77は、常に冷却水中にあって。
冷却水中の不凍液の濃度の変化に応じて沈んだり或いは
浮かんだりするものである。従って、第2のフロート7
7は、言はば通常一般の比重計に用いられているフロー
トのようなものである。
浮かんだりするものである。従って、第2のフロート7
7は、言はば通常一般の比重計に用いられているフロー
トのようなものである。
第2のフロート77は、逆円錐台形をした本体部84と
1本体部84から上方に延びる案内部85とから構成さ
れている。案内部85は、第1のフロート76の貫通孔
83を通って上方に延びている。
1本体部84から上方に延びる案内部85とから構成さ
れている。案内部85は、第1のフロート76の貫通孔
83を通って上方に延びている。
第1のフロート76も第2のフロート77もフロート部
分73のなかでスムーズに上下出来るように、その側面
は滑らかに構成されている。
分73のなかでスムーズに上下出来るように、その側面
は滑らかに構成されている。
第2図において、符号112は冷却水19の液面を表し
ている。先に述べたように、第1のフロート76は液面
112に浮いているが、第2のフロート77は冷却水中
に沈んでいる。
ている。先に述べたように、第1のフロート76は液面
112に浮いているが、第2のフロート77は冷却水中
に沈んでいる。
フロート部分73の下方にはストッパ86が取り付けら
れている。液面112が下がるとそれに応じて第1のフ
ロート76も下がるが、ストッパ86は液面112が大
幅に下がったときに、第1のフロート76をその位置に
止め、第1のフロート76がそれ以下に下がらないよう
にするためのものである。ストッパ86は、液面最低高
さ130を決定する。
れている。液面112が下がるとそれに応じて第1のフ
ロート76も下がるが、ストッパ86は液面112が大
幅に下がったときに、第1のフロート76をその位置に
止め、第1のフロート76がそれ以下に下がらないよう
にするためのものである。ストッパ86は、液面最低高
さ130を決定する。
第1のフロート76の下面には円環状の電極88が取り
付けられている。第2のフロート77の上面には電極8
8に対面して円環状の電極89が取り付けられている。
付けられている。第2のフロート77の上面には電極8
8に対面して円環状の電極89が取り付けられている。
また、第2のフロート77の本体部84には温度センサ
ー91が取り付けられている。
ー91が取り付けられている。
電極89はリード′!LjA92によってアースされて
いる。電極88はリード線93によってアンド回路94
の第1の端子95に接続されている。アンド回路94の
第2の端子96は、抵抗97を介して基準電源101に
接続されている。リード線93の途中の点102は、抵
抗103を介して基準電源101に接続されている。
いる。電極88はリード線93によってアンド回路94
の第1の端子95に接続されている。アンド回路94の
第2の端子96は、抵抗97を介して基準電源101に
接続されている。リード線93の途中の点102は、抵
抗103を介して基準電源101に接続されている。
アンド回路94の出力端子105は、信号線106を介
して第1図のマイクロコンピュータ31に人力されてい
る。第2のフロート77の温度センサー91も信号線1
11を介してマイクロコンピュータ31に入力されてい
る。
して第1図のマイクロコンピュータ31に人力されてい
る。第2のフロート77の温度センサー91も信号線1
11を介してマイクロコンピュータ31に入力されてい
る。
第2図において、第2のフロート77は、冷却水の温度
が35℃のとき、冷却水中の不凍液の4度が30%以上
であれば、冷却水中を上誓し、不凍液の濃度が30%未
満であれば、冷却水中を下降するような比重を持つ材料
で作られている。従って、冷却水中の不凍液の濃度が3
094以上であれば、第2のフロート77は上昇して、
電極88と電極89とは当接している。このため、アン
ド回路94の第1の端子95は零ボルトが入力されてい
るので、アンド回路94は出力していない。
が35℃のとき、冷却水中の不凍液の4度が30%以上
であれば、冷却水中を上誓し、不凍液の濃度が30%未
満であれば、冷却水中を下降するような比重を持つ材料
で作られている。従って、冷却水中の不凍液の濃度が3
094以上であれば、第2のフロート77は上昇して、
電極88と電極89とは当接している。このため、アン
ド回路94の第1の端子95は零ボルトが入力されてい
るので、アンド回路94は出力していない。
冷却水中の不凍液の濃度が30%未満になると。
第2のフロート77は下降するので、電極88と電極8
9とは離れる。このため、アンド回路94の第1の端子
95は抵抗103によって電圧降下された分だけの電圧
が入力される。他方、アンド回路94の第2の端子96
には常に抵抗97によって電圧降下された分だけの電圧
が入力されているので、斯くて、冷却水中の不凍液の濃
度が30%未満になればアンド回路94は出力する。
9とは離れる。このため、アンド回路94の第1の端子
95は抵抗103によって電圧降下された分だけの電圧
が入力される。他方、アンド回路94の第2の端子96
には常に抵抗97によって電圧降下された分だけの電圧
が入力されているので、斯くて、冷却水中の不凍液の濃
度が30%未満になればアンド回路94は出力する。
上記説明から分かるように、第1のフロート76と第2
のフロート77とは比重計15による不凍液)眉度検出
センサー27を構成していることになる。第1のフロー
ト76が設けられている理由は、液面112の高さに応
じて位置が上下するようにして、液面高さが変わっても
常に第2のフロート77に対する基準点になり得るよう
にするためである。
のフロート77とは比重計15による不凍液)眉度検出
センサー27を構成していることになる。第1のフロー
ト76が設けられている理由は、液面112の高さに応
じて位置が上下するようにして、液面高さが変わっても
常に第2のフロート77に対する基準点になり得るよう
にするためである。
第2のフロート77は案内部85を有しており。
案内部85は第1のフロート76の貫通孔83に通され
ているが、これは、第1のフロート76に対して第2の
フロート77を常に上下方向にだけ変位させるようにす
るためである。
ているが、これは、第1のフロート76に対して第2の
フロート77を常に上下方向にだけ変位させるようにす
るためである。
電極88と電極89とが円環状とされているのは、不凍
液の濃度が30%以上の場合で万が一第1のフロート7
6に対して第2のフロート77が若干傾いても1円環状
の電極ならば何処かで電極88と電極89とは接触し得
るからである。
液の濃度が30%以上の場合で万が一第1のフロート7
6に対して第2のフロート77が若干傾いても1円環状
の電極ならば何処かで電極88と電極89とは接触し得
るからである。
第1図に戻って、リザーバタンク6には大気連通パイプ
7が取り付けられているので、大気連通パイプ7が取り
付けられている部分まで液面が上昇すれば、それ以上液
面は上界することは出来ない。なぜならば、それを越え
て液面が上昇しようとしても、その分の冷却水は大気連
通パイプ7からリザーバタンク6の外に排出されるから
である。
7が取り付けられているので、大気連通パイプ7が取り
付けられている部分まで液面が上昇すれば、それ以上液
面は上界することは出来ない。なぜならば、それを越え
て液面が上昇しようとしても、その分の冷却水は大気連
通パイプ7からリザーバタンク6の外に排出されるから
である。
大気連通パイプ7のリザーバタンク6への取り付は部分
の高さはリザーバタンク6における最高液面を決定する
。この高さは、第2図において。
の高さはリザーバタンク6における最高液面を決定する
。この高さは、第2図において。
符号114が付されているものである。最高液面高さが
決められているのは1次の理由による。
決められているのは1次の理由による。
もし仮に最高液面高さ114が決められていないと仮定
すると、第2図から分かるように、第2のフロート77
は案内部86があるために、対抗液面高さ114を越え
て液面が上昇した場合には。
すると、第2図から分かるように、第2のフロート77
は案内部86があるために、対抗液面高さ114を越え
て液面が上昇した場合には。
案内部86の先端がリザーバタンク6の天井120につ
かえて、不凍液の濃度が30%以上の場合でも電極88
と電極89とが離れてしまう。こうなると、不凍液の濃
度が30%以上であるにも関わらず、あたかも不凍液の
濃度が30%未満であるかのような信号をアンド回路9
4はマイクロコンピュータ31に送ってしまうことにな
る。これに対して、最高液面高さ114を案内部86の
先端がリザーバタンク6の天井120につかえない程度
に設定しておけば、このような誤作動が発生する可能性
はないからである。これが、最高液面高さ114が決め
られている理由である。
かえて、不凍液の濃度が30%以上の場合でも電極88
と電極89とが離れてしまう。こうなると、不凍液の濃
度が30%以上であるにも関わらず、あたかも不凍液の
濃度が30%未満であるかのような信号をアンド回路9
4はマイクロコンピュータ31に送ってしまうことにな
る。これに対して、最高液面高さ114を案内部86の
先端がリザーバタンク6の天井120につかえない程度
に設定しておけば、このような誤作動が発生する可能性
はないからである。これが、最高液面高さ114が決め
られている理由である。
第1図に戻って、不凍液)】度検出センサー27の出力
信号と、4度センサー91の出力信号と。
信号と、4度センサー91の出力信号と。
液面センサー26の出力信号とは、それぞれ信号線LO
6,lLL、117を介してマイクロコンピュータ31
に入力される。マイクロコンピュータ31は、冷却水中
の不凍液の濃度と冷却水の温度と不凍液容器21のなか
の液面高さとに応して制?11弁23の開閉を制御ヰし
、また、ポンプ28の作動を制御する。運転席には警報
ランプ等の警報手段32が設けられており、マイクロコ
ンピュータ31は警報手段32も作動させる。
6,lLL、117を介してマイクロコンピュータ31
に入力される。マイクロコンピュータ31は、冷却水中
の不凍液の濃度と冷却水の温度と不凍液容器21のなか
の液面高さとに応して制?11弁23の開閉を制御ヰし
、また、ポンプ28の作動を制御する。運転席には警報
ランプ等の警報手段32が設けられており、マイクロコ
ンピュータ31は警報手段32も作動させる。
第1図のエンジン冷却系の腐食防止装置の作動を第3図
に基づいて説明する。第3図は、第1図のマイクロコン
ピュータの作動を表すフローチャートである。
に基づいて説明する。第3図は、第1図のマイクロコン
ピュータの作動を表すフローチャートである。
第3図のステップ41,42.43において。
マイクロコンピュータ31は不凍液濃度検出センサー2
7の出力と温度センサー91の出力と液面センサー26
の出力とを読み込む。次に、ステップ44において、冷
却水中の不凍液の4度が30%未満かどうかを判断する
。不凍液の濃度が30%以上ならば、ステップ45.4
6に進んで、ポンプ28を止め制御弁23を閉じておく
。ステップ46の後はステップ41に戻る。
7の出力と温度センサー91の出力と液面センサー26
の出力とを読み込む。次に、ステップ44において、冷
却水中の不凍液の4度が30%未満かどうかを判断する
。不凍液の濃度が30%以上ならば、ステップ45.4
6に進んで、ポンプ28を止め制御弁23を閉じておく
。ステップ46の後はステップ41に戻る。
不凍液の濃度が3θ%未満の場合には、ステップ47に
おいて冷却水の温度が35°Cかどうかを判断する。冷
却水の温度が35℃を超えているとき或いは35℃未満
であるときには、ステップ45.46に進んで、ポンプ
28を止め制御弁23を閉じておく。ステップ46の後
はステップ41に戻る。
おいて冷却水の温度が35°Cかどうかを判断する。冷
却水の温度が35℃を超えているとき或いは35℃未満
であるときには、ステップ45.46に進んで、ポンプ
28を止め制御弁23を閉じておく。ステップ46の後
はステップ41に戻る。
ステップ47において冷却水の温度が35°Cのときに
は、ステップ48に進んで液面センサー26の出力値に
基づいて不凍液容器21のなかに不凍液があるかどうか
を判断する。
は、ステップ48に進んで液面センサー26の出力値に
基づいて不凍液容器21のなかに不凍液があるかどうか
を判断する。
不凍液容器21のなかに不凍液がなければ、ステップ4
9に進んで2911手段32を作動させ、不凍液を補充
すべき旨を運転者にうったえる。そして、ステップ45
.46に進んで、ポンプ28を止め制御弁23を閉じて
おく。
9に進んで2911手段32を作動させ、不凍液を補充
すべき旨を運転者にうったえる。そして、ステップ45
.46に進んで、ポンプ28を止め制御弁23を閉じて
おく。
不凍液容器21のなかに不凍液があれば、ステップ55
に進んでポンプ28を作動させ、ステップ56で制御弁
23を開放する。ポンプ28が作動され且つ制御弁23
が開放されれば、第1図において第1の冷却水パイプ1
1のなかへ不凍液容器21のなかの不凍液が矢印Cのよ
うに供給される。第3図のステップ56のあとはステッ
プ41に戻って同様の操作が繰り返される。
に進んでポンプ28を作動させ、ステップ56で制御弁
23を開放する。ポンプ28が作動され且つ制御弁23
が開放されれば、第1図において第1の冷却水パイプ1
1のなかへ不凍液容器21のなかの不凍液が矢印Cのよ
うに供給される。第3図のステップ56のあとはステッ
プ41に戻って同様の操作が繰り返される。
上記説明から分かるように1本実施例では、不凍液容器
21の中に不凍液があり且つ温度が35℃である場合に
限り、不凍液の4度が30%未満ならば不凍液が冷却水
中に補充される。また、不凍液の濃度が30%以上にな
れば不凍液の供給は停止される。即ち、不凍液の供給は
一回限りではなく、不凍液の濃度が30%になるように
きめ細かく制御されるので、冷却水中の不凍液の濃度は
。
21の中に不凍液があり且つ温度が35℃である場合に
限り、不凍液の4度が30%未満ならば不凍液が冷却水
中に補充される。また、不凍液の濃度が30%以上にな
れば不凍液の供給は停止される。即ち、不凍液の供給は
一回限りではなく、不凍液の濃度が30%になるように
きめ細かく制御されるので、冷却水中の不凍液の濃度は
。
結局、30%程度に一定になる。このため2本実施例に
よれば、第1図のラジェータ2.冷却水パイプ11,1
2.13.14等の腐食を防止することが出来る。
よれば、第1図のラジェータ2.冷却水パイプ11,1
2.13.14等の腐食を防止することが出来る。
本実施例においては、不凍液の濃度を検出するのに、従
来の技術のように、冷却水のなかに浸けられた電極の電
位ではなく、冷却水の比重を検出することによっている
。
来の技術のように、冷却水のなかに浸けられた電極の電
位ではなく、冷却水の比重を検出することによっている
。
第4図は、冷却水の温度が35℃における不凍液の濃度
と冷却水の比重との関係を表すグラフである。
と冷却水の比重との関係を表すグラフである。
第4図から、不凍液の濃度と冷却水の比重とは非常には
っきりとした関係があることが分かる。
っきりとした関係があることが分かる。
斯くて、比重を測定することによって不凍液の濃度が正
確に決定され得る。本実施例では、このようにして決定
された不凍液の濃度を基にして冷却水中へ不凍液を供給
するかどうかを制御している。
確に決定され得る。本実施例では、このようにして決定
された不凍液の濃度を基にして冷却水中へ不凍液を供給
するかどうかを制御している。
この点が本実施例の特徴である。
本実施例においては、第3図のフローチャートから分か
るように、冷却水の温度が35°Cの場合だけに限って
不凍液の濃度が30%未満ならば不凍液が冷却水に供給
されるようにしているが、これは次の理由による。
るように、冷却水の温度が35°Cの場合だけに限って
不凍液の濃度が30%未満ならば不凍液が冷却水に供給
されるようにしているが、これは次の理由による。
第5図には、冷却水の温度に対する冷却水の比重のグラ
フが不凍液の濃度が50%、30%、18%の冷却水に
ついて示されている。第5図から分かるように、いずれ
の冷却水についても温度が変わると比重が変わるために
、基準となる温度を決めてその温度のときに測定した比
重を基にして不凍液の供給を制御しないと、誤った結果
を招くからである。
フが不凍液の濃度が50%、30%、18%の冷却水に
ついて示されている。第5図から分かるように、いずれ
の冷却水についても温度が変わると比重が変わるために
、基準となる温度を決めてその温度のときに測定した比
重を基にして不凍液の供給を制御しないと、誤った結果
を招くからである。
ところで、自動車が停止している状態からエンジンを作
動させた場合を考えると、自動車が停止している状態で
は冷却水の温度は外気温度に等しいが、エンジンが作動
開始して時間が経過すると冷却水の温度は段々と上昇し
てゆく。従って、冷却水の温度が35℃になる時は必ず
あるはずである。従って、35℃を基準温度に選んで、
そのときに不凍液の濃度が30%未満ならば不凍液が冷
却水に供給されるようにすることは妥当なことである。
動させた場合を考えると、自動車が停止している状態で
は冷却水の温度は外気温度に等しいが、エンジンが作動
開始して時間が経過すると冷却水の温度は段々と上昇し
てゆく。従って、冷却水の温度が35℃になる時は必ず
あるはずである。従って、35℃を基準温度に選んで、
そのときに不凍液の濃度が30%未満ならば不凍液が冷
却水に供給されるようにすることは妥当なことである。
勿論、基準温度は35℃に限定する必要はなく、冷却水
の温度は通常85℃程度まで上昇するので、仮に外気温
度を20℃とすると、基準温度は20℃から85°Cま
での間の任意の温度を選んでもなんら差し支えはない。
の温度は通常85℃程度まで上昇するので、仮に外気温
度を20℃とすると、基準温度は20℃から85°Cま
での間の任意の温度を選んでもなんら差し支えはない。
また1本実施例においては、不凍?fl濃度検出センサ
ー27と温度センサー91とはリザーバタンク6のなか
に備えられているが、これは、リザーバタンク6とラジ
ェータ2との間はエンジン作動中、頻繁に冷却水が行っ
たり来たりするし、また。
ー27と温度センサー91とはリザーバタンク6のなか
に備えられているが、これは、リザーバタンク6とラジ
ェータ2との間はエンジン作動中、頻繁に冷却水が行っ
たり来たりするし、また。
リザーバタンク6に備えることが最も筒便でもあるから
である。
である。
また1本実施例においては、液面センサー26が備えら
れており、不凍液容器21のなかに不凍液が無くなった
ときには、たとえ不凍液の7農度が30%未満であって
も制御弁23を開かずポンプ28も作動させないように
しているが、この理由は1次の通りである。即ち、その
ような場合に制御弁23を開きポンプ28を作動させて
も不凍液が供給されるわけではないし、むしろ空気が供
給されるので、空気が第1の冷却水パイプ11のなかに
入って有害であるからである。先に述べたように、不凍
液がない場合にはその旨警報手段32によって運転者に
警報して、不凍液の補給を促すようにされている。
れており、不凍液容器21のなかに不凍液が無くなった
ときには、たとえ不凍液の7農度が30%未満であって
も制御弁23を開かずポンプ28も作動させないように
しているが、この理由は1次の通りである。即ち、その
ような場合に制御弁23を開きポンプ28を作動させて
も不凍液が供給されるわけではないし、むしろ空気が供
給されるので、空気が第1の冷却水パイプ11のなかに
入って有害であるからである。先に述べたように、不凍
液がない場合にはその旨警報手段32によって運転者に
警報して、不凍液の補給を促すようにされている。
なお1本実施例では不凍液が供給された分だけ冷却水は
増えることになるので、余分な冷却水19はリザーバタ
ンク6に貯蔵されることになる。
増えることになるので、余分な冷却水19はリザーバタ
ンク6に貯蔵されることになる。
リザーバタンク6がいっばいになれば、冷却水19は大
気連通パイプ7を通って外に排出されることになる。
気連通パイプ7を通って外に排出されることになる。
第1図に示される本実施例の装置においては。
冷却水中の不凍液の濃度が30%になるように制御され
るが、これは次のような実験結果に基づいて定められた
ものである。
るが、これは次のような実験結果に基づいて定められた
ものである。
第6図は、鉄板をアノード電極として鉄板と白金電極と
の間に流れる電流密度を測定する実U装置の縦断面図で
ある。
の間に流れる電流密度を測定する実U装置の縦断面図で
ある。
第6図において、51が鉄板、52が白金電極。
53は参照電極である。これらの電極はビー力54のな
かの溶液に浸けられている。
かの溶液に浸けられている。
不凍液の濃度が20%の冷却水と不凍液の濃度が30%
の冷却水とについて、参照電極53に対する鉄板51の
電位を変えて、鉄板51と白金電極52との間に流れる
電流密度を測定する実験を行った。
の冷却水とについて、参照電極53に対する鉄板51の
電位を変えて、鉄板51と白金電極52との間に流れる
電流密度を測定する実験を行った。
鉄板51と白金電極52とはそれぞれリード線61.6
2でポテンショスタット64に接続されている。参照電
極53からはリード線63を介してポテンショスタット
64に参照電極53の電位信号が与えられる。リード線
61とリード線63との間で参照電極53に対して鉄板
51に一定電位を印加すると、リード線61とリード′
4fA62との間で鉄板51と白金電極52との間の電
流!度が測定される。
2でポテンショスタット64に接続されている。参照電
極53からはリード線63を介してポテンショスタット
64に参照電極53の電位信号が与えられる。リード線
61とリード線63との間で参照電極53に対して鉄板
51に一定電位を印加すると、リード線61とリード′
4fA62との間で鉄板51と白金電極52との間の電
流!度が測定される。
第7図にはこの実験結果が図示されている。第7図にお
いて、縦軸は参照電極53に対する鉄板51の電位、横
軸にはその電位のときに鉄板51と白金電極52との間
に流れる電流密度が対数目盛りで表しである。
いて、縦軸は参照電極53に対する鉄板51の電位、横
軸にはその電位のときに鉄板51と白金電極52との間
に流れる電流密度が対数目盛りで表しである。
第7図から分かるように、不凍液の濃度が20%の冷却
水を用いた場合には、非常に多くの電流が流れ、全域活
性溶解となることが分かる。これに対して不凍液の濃度
が30%の冷却水を用いた場合には、矢印Pが付されて
いるように、不働態化がおこり電流は殆ど流れない、電
流が殆ど流れないということは鉄板51の腐食が殆ど進
まないことを意味している。斯くて、第7図から、不凍
液の濃度を30%程度に維持すれば、冷却系の11η食
は殆ど進まないことが分かる。これが、第1図に示され
る本実施例の装置において、不凍液の7.指度が30%
になるように制御されている理由である。
水を用いた場合には、非常に多くの電流が流れ、全域活
性溶解となることが分かる。これに対して不凍液の濃度
が30%の冷却水を用いた場合には、矢印Pが付されて
いるように、不働態化がおこり電流は殆ど流れない、電
流が殆ど流れないということは鉄板51の腐食が殆ど進
まないことを意味している。斯くて、第7図から、不凍
液の濃度を30%程度に維持すれば、冷却系の11η食
は殆ど進まないことが分かる。これが、第1図に示され
る本実施例の装置において、不凍液の7.指度が30%
になるように制御されている理由である。
第8図は2本発明の第2の実施例に係るエンジン冷却系
の腐食防止装置の全体構成図である。
の腐食防止装置の全体構成図である。
前記第1図のものでは、不凍液供給パイプ22はウォー
タポンプ3の下流の第1の冷却水パイプ11に接続され
ていたが、第2の実施例では、不凍液供給パイプ22は
ウォータポンプ3の吸入側(即ち、上流)の第3の冷却
水パイプ13に接続されている。第3の冷却水パイプ1
3は、ウォータポンプ3の吸入側にあるので、エンジン
作動中。
タポンプ3の下流の第1の冷却水パイプ11に接続され
ていたが、第2の実施例では、不凍液供給パイプ22は
ウォータポンプ3の吸入側(即ち、上流)の第3の冷却
水パイプ13に接続されている。第3の冷却水パイプ1
3は、ウォータポンプ3の吸入側にあるので、エンジン
作動中。
常に負圧が発生している。このため2本実施例では、不
凍液容器21から不凍液を汲み出すのに第1図に示され
ているようなポンプ28が不要になる。この点が本実施
例の特徴である。
凍液容器21から不凍液を汲み出すのに第1図に示され
ているようなポンプ28が不要になる。この点が本実施
例の特徴である。
第8図のようにしても、前記第1の実施例と全く同じ効
果を奏することは明らかである。第8図についてその他
の事柄は、前記第1図と全く同しであるので1図に符号
を付すだけにしてこれ以上の説明は省略する。
果を奏することは明らかである。第8図についてその他
の事柄は、前記第1図と全く同しであるので1図に符号
を付すだけにしてこれ以上の説明は省略する。
第9図は9本発明の第3の実施例に係るエンジン冷却系
の腐食防止装置の全体構成図である。
の腐食防止装置の全体構成図である。
前記第1図のものでは、不凍液検出センサー27はリザ
ーバタンク6のなかに配置されていたが。
ーバタンク6のなかに配置されていたが。
第9図のものでは、不凍液検出センサー27はラジェー
タ2のロアタンク131のなかに配置されている。ラジ
ェータ2のロアタンク131のなかは常に冷却水で満た
されているので、前記第1図の第1のフロート76は不
要になる。第9図において、132は電極88を取り付
けている電極取り付は板である。電極取り付は板132
に貫通孔(図示しない)が穿設されており、第1図の第
2のフロート77が上下に変位可能に嵌挿されている点
は前記第1図と全く同じである。
タ2のロアタンク131のなかに配置されている。ラジ
ェータ2のロアタンク131のなかは常に冷却水で満た
されているので、前記第1図の第1のフロート76は不
要になる。第9図において、132は電極88を取り付
けている電極取り付は板である。電極取り付は板132
に貫通孔(図示しない)が穿設されており、第1図の第
2のフロート77が上下に変位可能に嵌挿されている点
は前記第1図と全く同じである。
第9図のようにしても、不凍液の濃度を測定出来るので
、前記第1の実施例と全く同じ効果を奏することは明ら
かである。第9図についてその他の事柄は、前記第1図
と全く同じであるので1図に符号を付すだけにしてこれ
以上の説明は省略する。
、前記第1の実施例と全く同じ効果を奏することは明ら
かである。第9図についてその他の事柄は、前記第1図
と全く同じであるので1図に符号を付すだけにしてこれ
以上の説明は省略する。
以上1本発明の特定の実施例について説明したが1本発
明はこの実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲内において種々の実施態様が包含されるものである
。
明はこの実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲内において種々の実施態様が包含されるものである
。
[発明の効果]
本特定発明によれば、冷却水中の不凍液の温度を常に最
適値に維持することが出来るので、ラジェータ、冷却水
パイプ等のエンジン冷却系の腐食を完全に防止すること
が可能になる。という効果を奏する。
適値に維持することが出来るので、ラジェータ、冷却水
パイプ等のエンジン冷却系の腐食を完全に防止すること
が可能になる。という効果を奏する。
また、第1の併合発明によれば、上記効果に加えて、不
凍液容器から不凍液を汲み出すためのポンプが不要にな
る。という効果を奏する。
凍液容器から不凍液を汲み出すためのポンプが不要にな
る。という効果を奏する。
また、第2の併合発明によれば、特定発明について述べ
た効果に加えて、警報手段があるので運転者に不凍液の
有無の状IGが良く分かり使い勝ってか良くなる。とい
う効果を奏する。
た効果に加えて、警報手段があるので運転者に不凍液の
有無の状IGが良く分かり使い勝ってか良くなる。とい
う効果を奏する。
また、第3の併合発明によれば、特定発明について述べ
た効果に加えて、不凍液容器から不凍液を汲み出すため
のポンプが不要になるし、また警報手段があるので運転
者に不凍液の有無の状態が良く分かり使い勝ってか良く
なる。という効果を奏する。
た効果に加えて、不凍液容器から不凍液を汲み出すため
のポンプが不要になるし、また警報手段があるので運転
者に不凍液の有無の状態が良く分かり使い勝ってか良く
なる。という効果を奏する。
第1図は5本発明の第1の実施例に係るエンジン冷却系
の腐食防止装置の全体構成図。 第2図は、第1図の不凍液濃度検出センサーの拡大縦断
面図。 第3図は、第1図のマイクロコンピュータの作動を表す
フローチャート。 第4図は、冷却水の温度が35°Cにおける不凍液の濃
度と冷却水の比重との関係を表すグラフ。 第5図は、不凍液の濃度が50%、30%、18%の冷
却水についての冷却水の温度に対する冷却水の比重のグ
ラフ。 第6図は、鉄板をアノード電極として鉄板と白金電極と
の間に流れる電流密度を測定する実験装置の縦断面図。 第7図は、第6図の実験装置による実験結果を表すグラ
フ。 第8図は1本発明の第2の実施例に係るエンジン冷却系
の腐食防止装置の全体構成図。 第9図は1本発明の第3の実施例に係るエンジン冷却系
の腐食防止装置の全体構成図である。 3−・・−ウォータポンプ 11−−−−−−・第1の冷却水パイプ13−m−・−
第3の冷却水パイプ(ウォータポンプの吸入側の冷却水
パイプ) 21−・−不凍液容器 22・−・−・・不凍液供給パイプ 23−・・・−・・制御弁 27・−・・−・−不凍液2濃度検出センサー28−・
・・・−ポンプ 26−・−液面センサー 29−・−不凍液(体積濃度が70%の不凍液)31・
−・−マイクロコンピュータ(制御手段)32・・−・
・・・警報手段 91−−・・一温度センサー
の腐食防止装置の全体構成図。 第2図は、第1図の不凍液濃度検出センサーの拡大縦断
面図。 第3図は、第1図のマイクロコンピュータの作動を表す
フローチャート。 第4図は、冷却水の温度が35°Cにおける不凍液の濃
度と冷却水の比重との関係を表すグラフ。 第5図は、不凍液の濃度が50%、30%、18%の冷
却水についての冷却水の温度に対する冷却水の比重のグ
ラフ。 第6図は、鉄板をアノード電極として鉄板と白金電極と
の間に流れる電流密度を測定する実験装置の縦断面図。 第7図は、第6図の実験装置による実験結果を表すグラ
フ。 第8図は1本発明の第2の実施例に係るエンジン冷却系
の腐食防止装置の全体構成図。 第9図は1本発明の第3の実施例に係るエンジン冷却系
の腐食防止装置の全体構成図である。 3−・・−ウォータポンプ 11−−−−−−・第1の冷却水パイプ13−m−・−
第3の冷却水パイプ(ウォータポンプの吸入側の冷却水
パイプ) 21−・−不凍液容器 22・−・−・・不凍液供給パイプ 23−・・・−・・制御弁 27・−・・−・−不凍液2濃度検出センサー28−・
・・・−ポンプ 26−・−液面センサー 29−・−不凍液(体積濃度が70%の不凍液)31・
−・−マイクロコンピュータ(制御手段)32・・−・
・・・警報手段 91−−・・一温度センサー
Claims (4)
- (1)不凍液が貯蔵されている不凍液容器と、該不凍液
容器とエンジンの冷却系とを接続する不凍液供給パイプ
と、該不凍液供給パイプの途中に配置されており該不凍
液供給パイプを開閉する制御弁と、前記不凍液容器中か
ら不凍液を汲み出して前記不凍液供給パイプに流すポン
プと、エンジンの冷却水の比重を測定してその値を基に
して冷却水中の不凍液の濃度を検出し信号を出力する不
凍液濃度検出センサーと、冷却水の温度を検出してその
信号を出力する温度センサーと、前記不凍液濃度検出セ
ンサーの出力信号と前記温度センサーの出力信号とを受
けて、冷却水の温度が予め定められた値のときに冷却水
中の不凍液の濃度が所定値よりも小さければ前記制御弁
をして前記不凍液供給パイプを開放せしめ且つ前記ポン
プを駆動せしめ、冷却水の温度が予め定められた前記値
のときに冷却水中の不凍液の濃度が前記所定値よりも大
きければ前記制御弁をして前記不凍液供給パイプを閉塞
せしめ且つ前記ポンプを不作動とせしめる制御手段とか
ら構成されていることを特徴とするエンジン冷却系の腐
食防止装置。 - (2)不凍液が貯蔵されている不凍液容器と、該不凍液
容器とエンジンのウォータポンプの吸入側の冷却水パイ
プとを接続する不凍液供給パイプと、該不凍液供給パイ
プの途中に配置されており該不凍液供給パイプを開閉す
る制御弁と、エンジンの冷却水の比重を測定してその値
を基にして冷却水中の不凍液の濃度を検出し信号を出力
する不凍液濃度検出センサーと、冷却水の温度を検出し
てその信号を出力する温度センサーと、前記不凍液濃度
検出センサーの出力信号と前記温度センサーの出力信号
とを受けて、冷却水の温度が予め定められた値のときに
冷却水中の不凍液の濃度が所定値よりも小さければ前記
制御弁をして前記不凍液供給パイプを開放せしめ、冷却
水の温度が予め定められた前記値のときに冷却水中の不
凍液の濃度が前記所定値よりも大きければ前記制御弁を
して前記不凍液供給パイプを閉塞せしめる制御手段とか
ら構成されていることを特徴とするエンジン冷却系の腐
食防止装置。 - (3)不凍液が貯蔵されている不凍液容器と、該不凍液
容器とエンジンの冷却系とを接続する不凍液供給パイプ
と、該不凍液供給パイプの途中に配置されており該不凍
液供給パイプを開閉する制御弁と、前記不凍液容器中か
ら不凍液を汲み出して前記不凍液供給パイプに流すポン
プと、エンジンの冷却水の比重を測定してその値を基に
して冷却水中の不凍液の濃度を検出し信号を出力する不
凍液濃度検出センサーと、冷却水の温度を検出してその
信号を出力する温度センサーと、前記不凍液容器のなか
に不凍液が在るかどうかを検出してその信号を出力する
液面センサーと、前記不凍液容器のなかに不凍液が無く
なったことを運転者に警報する警報手段と、前記不凍液
濃度検出センサーの出力信号と前記温度センサーの出力
信号と前記液面センサーの出力信号とを受けて、前記不
凍液容器の中に不凍液があって且つ冷却水の温度が予め
定められた値のときに冷却水中の不凍液の濃度が所定値
よりも小さければ前記制御弁をして前記不凍液供給パイ
プを開放せしめ且つ前記ポンプを駆動せしめ、前記不凍
液容器の中に不凍液があって且つ冷却水の温度が予め定
められた前記値のときに冷却水中の不凍液の濃度が前記
所定値よりも大きければ前記制御弁をして前記不凍液供
給パイプを閉塞せしめ且つ前記ポンプを不作動とせしめ
、また、前記不凍液容器のなかに不凍液が無くなったら
前記警報手段を作動せしめる制御手段とから構成されて
いることを特徴とするエンジン冷却系の腐食防止装置。 - (4)不凍液が貯蔵されている不凍液容器と、該不凍液
容器とエンジンのウォータポンプの吸入側の冷却水パイ
プとを接続する不凍液供給パイプと、該不凍液供給パイ
プの途中に配置されており該不凍液供給パイプを開閉す
る制御弁と、エンジンの冷却水の比重を測定してその値
を基にして冷却水中の不凍液の濃度を検出し信号を出力
する不凍液濃度検出センサーと、冷却水の温度を検出し
てその信号を出力する温度センサーと、前記不凍液容器
のなかに不凍液が在るかどうかを検出してその信号を出
力する液面センサーと、前記不凍液容器のなかに不凍液
が無くなったことを運転者に警報する警報手段と、前記
不凍液濃度検出センサーの出力信号と前記温度センサー
の出力信号と前記液面センサーの出力信号とを受けて、
前記不凍液容器の中に不凍液があって且つ冷却水の温度
が予め定められた値のときに冷却水中の不凍液の濃度が
所定値よりも小さければ前記制御弁をして前記不凍液供
給パイプを開放せしめ、前記不凍液容器の中に不凍液が
あって且つ冷却水の温度が予め定められた前記値のとき
に冷却水中の不凍液の濃度が前記所定値よりも大きけれ
ば前記制御弁をして前記不凍液供給パイプを閉塞せしめ
、また、前記不凍液容器のなかに不凍液が無くなったら
前記警報手段を作動せしめる制御手段とから構成されて
いることを特徴とするエンジン冷却系の腐食防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20859386A JPS6365116A (ja) | 1986-09-04 | 1986-09-04 | エンジン冷却系の腐食防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20859386A JPS6365116A (ja) | 1986-09-04 | 1986-09-04 | エンジン冷却系の腐食防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6365116A true JPS6365116A (ja) | 1988-03-23 |
Family
ID=16558765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20859386A Pending JPS6365116A (ja) | 1986-09-04 | 1986-09-04 | エンジン冷却系の腐食防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6365116A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0649724U (ja) * | 1992-12-14 | 1994-07-08 | 神鋼造機株式会社 | 内燃機関用冷却水の防蝕防錆剤濃度自動制御装置 |
WO2007114134A1 (ja) | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Mitsui Chemicals, Inc. | オレフィン系ブロックポリマーを含んでなる樹脂組成物およびその用途 |
US20150308326A1 (en) * | 2014-04-24 | 2015-10-29 | Ford Global Technologies, Llc | Systems and methods for an engine cooling system expansion reservoir |
JP2021021348A (ja) * | 2019-07-25 | 2021-02-18 | 株式会社豊田中央研究所 | 熱輸送システム、および熱輸送システムの制御方法 |
JP2021116756A (ja) * | 2020-01-27 | 2021-08-10 | いすゞ自動車株式会社 | 冷却水交換案内装置及び冷却水交換案内方法 |
-
1986
- 1986-09-04 JP JP20859386A patent/JPS6365116A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0649724U (ja) * | 1992-12-14 | 1994-07-08 | 神鋼造機株式会社 | 内燃機関用冷却水の防蝕防錆剤濃度自動制御装置 |
WO2007114134A1 (ja) | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Mitsui Chemicals, Inc. | オレフィン系ブロックポリマーを含んでなる樹脂組成物およびその用途 |
US20150308326A1 (en) * | 2014-04-24 | 2015-10-29 | Ford Global Technologies, Llc | Systems and methods for an engine cooling system expansion reservoir |
US9909487B2 (en) * | 2014-04-24 | 2018-03-06 | Ford Global Technologies, Llc | Systems and methods for an engine cooling system expansion reservoir |
JP2021021348A (ja) * | 2019-07-25 | 2021-02-18 | 株式会社豊田中央研究所 | 熱輸送システム、および熱輸送システムの制御方法 |
JP2021116756A (ja) * | 2020-01-27 | 2021-08-10 | いすゞ自動車株式会社 | 冷却水交換案内装置及び冷却水交換案内方法 |
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