JPS636492B2 - - Google Patents

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JPS636492B2
JPS636492B2 JP57170724A JP17072482A JPS636492B2 JP S636492 B2 JPS636492 B2 JP S636492B2 JP 57170724 A JP57170724 A JP 57170724A JP 17072482 A JP17072482 A JP 17072482A JP S636492 B2 JPS636492 B2 JP S636492B2
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JP
Japan
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weight
slurry
calcium carbonate
synthetic calcium
dispersant
Prior art date
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Expired
Application number
JP57170724A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS5957913A (en
Inventor
Koichi Tanaka
Yasunori Hiraga
Yoshihiro Hayashi
Koichi Minamitani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okutama Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Okutama Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Okutama Kogyo Co Ltd filed Critical Okutama Kogyo Co Ltd
Priority to JP17072482A priority Critical patent/JPS5957913A/en
Publication of JPS5957913A publication Critical patent/JPS5957913A/en
Publication of JPS636492B2 publication Critical patent/JPS636492B2/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は、合成炭酸カルシウムから、流動性の
良好な高濃度スラリーを製造する方法に関するも
のである。 炭酸カルシウムは、各種プラスチツクの充てん
剤、紙のてん料、塗被剤などとして用いられてい
るが、これを高濃度スラリーとする場合、天然品
では流動性の良好なものとなるが、合成品では流
動性が劣つたものとなるという問題があるため、
合成炭酸カルシウムのスラリーとしては、せいぜ
い濃度60%程度が上限であり、そのため用途が制
限を受けるのを免れなかつた。 本発明者らは、このような合成炭酸カルシウム
における欠点を克服し、合成炭酸カルシウムから
流動性が良好で、かつ濃度65%又はそれ以上とい
う高濃度のスラリーを製造する方法を開発すべく
鋭意研究を重ねた結果、特定の分散剤を用い、せ
ん断速度の異なる2段階分散処理を行うことによ
り、意外にもその目的を達成しうることを見出
し、この知見に基づいて本発明をなすに至つた。 すなわち、本発明は、含水率1重量%以下、粒
径0.1〜1.0μmをもつ立方体状合成炭酸カルシウ
ムに対し、分散剤として重量平均分子量が8000〜
150000で、アクリル酸単位少なくとも90モル%を
含むアクリル系重合体又は共重合体のアルカリ金
属塩又はアンモニウム塩を、合成炭酸カルシウム
の全量当り0.5〜5.0重量%の割合で、最終混合物
全量当り35重量%以下の量の水に溶かした水溶液
を添加したのち、先ずせん断速度102〜103sec-1
で一次分散を行い、次いでせん断速度105
107sec-1で二次分散を行うことを特徴とする固形
分含量65重量%以上の流動性の良好な高濃度スラ
リーの製造方法を提供するものである。 本発明においては特に立方体状の粒子形状を有
し、0.1〜1.0μm好ましくは0.2〜0.5μmの粒径を
有する微粉状の合成炭酸カルシウムが用いられ
る。このような合成炭酸カルシウム粉体は、通
常、含水率1重量%以下で提供されるので、その
まゝ本発明方法に使用されるが、本発明において
はこの含水率はそれほど重要でない。 また、本発明の方法に用いられる分散剤は、ア
クリル酸単位を少なくとも90モル%含有する重量
平均分子量8000〜150000の重合体類のアルカリ金
属塩又はアンモニウム塩である。このような重合
体類はアクリル酸の単独重合体及びアクリル酸90
モル%以上と他の共重合性単量体10モル%以下と
の共重合体を包含する。アクリル酸と共重合させ
る共単量体としては、例えばメタクリル酸、マレ
イン酸、フマル酸、イタコン酸などのエチレン性
不飽和モノ又はポリカルボン酸、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド、N−メチロールアクリル
アミドなどのアミド基含有単量体、ビニルスルホ
ン酸、アリルスルホン酸、ビニルトルエンスルホ
ン酸、スチレンスルホン酸、2−アクリルアミド
−2−メチルプロパンスルホン酸、スルホプロピ
ル(メタ)アクリレートなどの脂肪族又は芳香族
ビニルスルホン酸;メチル(メタ)アクリレー
ト、ブチルメタクリレート、ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレートなどのエステル;スチレン、
ビニルトルエン、酢酸ビニル及びアクリロニトリ
ルなどを挙げることができる。上記共単量体のう
ちカルボキシル基やスルホン酸基を含有するもの
は、そのアルカリ金属塩又はアンモニウム塩とし
て共重合に供しうるが、塩の形で共重合体内に存
在させるには、通常共重合後に中和処理される。
これら共単量体は、1種でもよいし、2種以上を
組み合わせて用いることができる。これらの共単
量体のうち、好ましいものはカルボキシル基又は
スルホン酸基含有量体類及びそのアルカリ金属塩
好ましくはナトリウム塩又はアンモニウム塩であ
る。 共重合体分散剤において、アクリル酸単位が90
モル%未満では流動性が悪く、本発明の目的を達
成することができないので好ましくない。また、
アクリル酸単位を少なくとも90モル%含有する重
合体又は共重合体は重量平均分子量が8000〜
150000の範囲にあることが重要で、より低分子量
でも、より高分子量でも分散剤としての性能が低
下し、本発明の目的を達成することができない。
好ましい分子量は約30000〜130000であり、特に
約40000〜100000が好ましい。本発明における重
量平均分子量は、分子量概知のポリエチレングリ
コールを標準物質としてゲルパーメイシヨンクロ
マトグラフイーを用いて容易に測定することがで
きる。 本発明の方法は、このような分散剤を前記合成
炭酸カルシウムに対し、その重量の0.5〜5.0重量
%を用い、最終的に形成されるスラリーの35重量
%以下の水とともに混合して、せん断速度の異な
る2段階の分散処理を行うものであり、このよう
な組合せ処理要件により、固形分濃度が65重量%
以上で、実用上望ましい流動性を有する合成炭酸
カルシウム水性スラリーを容易に調製することが
できる。 分散剤の使用量が合成炭酸カルシウムの0.5重
量%未満では、分散力が不足して分散安定性の良
好なスラリーが得られないし、5重量%を超える
とスラリーの流動性が低下するので好ましくな
い。 また、スラリー形成のために用いられる水は、
最終的に得ようとするスラリーの水濃度に見合う
35重量%以下の量が使用されるが、その添加に際
しては、使用する分散剤をあらかじめその水に加
えて水溶液として合成炭酸カルシウム粉体と混合
することが好ましい。しかし、一部の水を合成炭
酸カルシウム粉体の湿潤に用いることもできる。 本発明の方法においては、合成炭酸カルシウム
粉体と分散剤水溶液との混合物を、先ずせん断速
度102〜103sec-1で一次分散処理し、次いでせん
断速度105〜107sec-1で二次分散処理する組合せ
処理が極めて重要である。このせん断速度の異な
る2段階処理は、それぞれ上記範囲のせん断速度
の組合せが最も効果的で、良好なスラリー流動性
を得ることができる。 一次分散に用いられる分散機としては、例えば
デイスクキヤビテーシヨンミキサー、ステイター
ローター、ケデーミル、コロイドミル及びコーレ
スミキサーなどの高ずり速度を与える分散機を挙
げることができる。これらの分散機を用いて一次
分散処理を行うには、通常円筒状容器に所定量の
水を入れ、所定の分散剤を加えて分散機でかきま
ぜながら所定量の合成炭酸カルシウム粉を投入す
る方法が実用上有利に採用でき、混和後102
103sec-1のせん断速度で、例えば5〜30分程度の
時間分散処理することにより一次分散を行うこと
ができる。 本発明においては、このような一次分散処理し
たスラリーを、例えばサンドミル型分散機のよう
な高せん断速度を有する二次分散機を用い、一次
分散におけるせん断速度よりさらに高いせん断速
度で分散処理することが重要である。この二次分
散は、例えば任意の形状のかきまぜ用羽根とガラ
スビーズなどの粉砕媒体を容器内に備え、これら
を回転させて充てん微粒子を高せん断速度でかき
まぜ分散処理するような分散機が有利であり、そ
のような分散機では、一次分散処理スラリーを一
定の速度で供給し、分散系内に、例えば5〜60分
の滞留時間で分散処理される。この分散処理は1
回でもよいが、必要に応じて複数回循環処理する
こともできる。 一次分散処理におけるせん断速度が上記範囲を
逸脱するときは、二次分散処理によつて良好な流
動性スラリーが形成され難く、また二次分散処理
におけるせん断速度が上記範囲を逸脱するときも
安定かつ良好な流動性のスラリーが得られないの
で好ましくない。 このように特定の合成炭酸カルシウムと特定の
分散剤を組み合わせ、その高濃度水混和物を2段
階の分散処理にかけることにより、従来の合成炭
酸カルシウムのスラリーでは到底得られなかつた
65重量%以上の高固形分濃度の実用的流動性スラ
リーが提供できたことは全く意外な発見であつ
た。 このように、本発明の方法によれば、固形分濃
度65重量%以上の良好な流動性を有するスラリー
が容易に得られる。本発明の方法により得られる
高濃度スラリーは、特に高速せん断ずり速度のか
きまぜ時における流動状態が良好で、その望まし
い性質を利用して、従来低濃度スラリーのために
行い得なかつた合成炭酸カルシウムを用いた高濃
度カラー処方による製紙塗工プロセスにも採用で
き、用途の大幅な拡大が期待できる。 次に、実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。 実施例 1 羽根径250mmφのかきまぜ羽根を有するコーレ
ス型ミキサーの容量3のステンレス鋼
(SUS304)製容器に、水1.5を入れ、これをか
きまぜながら分散剤としてポリアクリル酸ソーダ
を39.8gを添加溶解した。次いで粒子径0.2〜0.4μ
mの立方体状合成炭酸カルシウム4Kg(含水率
0.6重量%)を加え、羽根のかきまぜ速度
10000rpm(せん断速度5×102sec-1)で20分間一
次分散処理を行つた。この際の固形分濃度は71.3
%であつた。 次に、粒径1〜1.5mmφの硬質ガラスビーズ
4500gを充てん物とし、かきまぜ羽根を備えた長
さ13.5cmの棒型かきまぜ翼を有する容量4.9の
アトライターIS型(三井三池製作所製)分散機
に、上記一次分散処理スラリー3500gを加え、回
転速度260rpm(せん断速度1×66sec-1)で20分
間分散処理を行つた。 この処理を各種分子量のポリアクリル酸のナト
リウム塩分散剤について、それぞれ同様に行い、
得られた各二次分散処理スラリーの粘度及び高速
せん断粘度を測定した。 スラリーの粘度は、B型粘度計を用い回転速度
60rpm、温度25℃での1分値を測定したものであ
り、高速せん断粘度はハーキユレス高速せん断粘
度を用いBBobを使用して2200rpmで測定したも
のである。 分散剤として使用したポリアクリル酸ナトリウ
ムの各種分子量とそれぞれの結果を第1表にまと
めて示す。
The present invention relates to a method for producing a highly concentrated slurry with good fluidity from synthetic calcium carbonate. Calcium carbonate is used as a filler for various plastics, as filler for paper, and as a coating agent.When making a highly concentrated slurry from it, natural products have good fluidity, but synthetic products have good fluidity. Since there is a problem that liquidity becomes inferior,
The upper limit for synthetic calcium carbonate slurry is approximately 60% concentration, which inevitably limits its uses. The present inventors have conducted extensive research to overcome these drawbacks of synthetic calcium carbonate and to develop a method for producing slurry from synthetic calcium carbonate with good fluidity and a high concentration of 65% or more. As a result of repeated research, it was unexpectedly discovered that the objective could be achieved by performing two-stage dispersion treatment with different shear rates using a specific dispersant, and based on this knowledge, the present invention was made. . That is, the present invention uses a dispersant having a weight average molecular weight of 8,000 to 1.0 μm for cubic synthetic calcium carbonate having a water content of 1% by weight or less and a particle size of 0.1 to 1.0 μm.
150,000 and an alkali metal salt or ammonium salt of an acrylic polymer or copolymer containing at least 90 mol% of acrylic acid units in a proportion of 0.5 to 5.0% by weight based on the total amount of synthetic calcium carbonate and 35% by weight based on the total amount of the final mixture. After adding an aqueous solution dissolved in water in an amount below %, first the shear rate is 10 2 ~ 10 3 sec -1
Perform primary dispersion at a shear rate of 10 5 ~
The present invention provides a method for producing a highly concentrated slurry with a solid content of 65% by weight or more and good fluidity, which is characterized by performing secondary dispersion at 10 7 sec -1 . In the present invention, finely divided synthetic calcium carbonate having a cubic particle shape and a particle size of 0.1 to 1.0 μm, preferably 0.2 to 0.5 μm is used. Such synthetic calcium carbonate powder is usually provided with a water content of 1% by weight or less and is used as is in the method of the present invention, but this water content is not so important in the present invention. Further, the dispersant used in the method of the present invention is an alkali metal salt or ammonium salt of a polymer having a weight average molecular weight of 8,000 to 150,000 and containing at least 90 mol % of acrylic acid units. Such polymers include homopolymers of acrylic acid and acrylic acid 90
It includes a copolymer of mol% or more and 10 mol% or less of another copolymerizable monomer. Comonomers to be copolymerized with acrylic acid include, for example, ethylenically unsaturated mono- or polycarboxylic acids such as methacrylic acid, maleic acid, fumaric acid, and itaconic acid, and amide groups such as acrylamide, methacrylamide, and N-methylolacrylamide. Containing monomers, aliphatic or aromatic vinyl sulfonic acids such as vinyl sulfonic acid, allyl sulfonic acid, vinyltoluenesulfonic acid, styrene sulfonic acid, 2-acrylamido-2-methylpropanesulfonic acid, sulfopropyl (meth)acrylate; Esters such as methyl (meth)acrylate, butyl methacrylate, hydroxyethyl (meth)acrylate; styrene,
Examples include vinyltoluene, vinyl acetate and acrylonitrile. Among the above comonomers, those containing carboxyl groups or sulfonic acid groups can be subjected to copolymerization in the form of their alkali metal salts or ammonium salts; It is then neutralized.
These comonomers may be used alone or in combination of two or more. Among these comonomers, preferred are those containing carboxyl groups or sulfonic acid groups and their alkali metal salts, preferably sodium salts or ammonium salts. In copolymer dispersants, acrylic acid units are 90
If it is less than mol%, the fluidity is poor and the object of the present invention cannot be achieved, which is not preferable. Also,
The polymer or copolymer containing at least 90 mol% of acrylic acid units has a weight average molecular weight of 8000 to
It is important that the molecular weight be within the range of 150,000; even if the molecular weight is lower or higher, the performance as a dispersant will deteriorate and the object of the present invention cannot be achieved.
The preferred molecular weight is about 30,000 to 130,000, particularly about 40,000 to 100,000. The weight average molecular weight in the present invention can be easily measured using gel permeation chromatography using polyethylene glycol of known molecular weight as a standard substance. In the method of the present invention, such a dispersant is used in an amount of 0.5 to 5.0% by weight of the synthetic calcium carbonate, and is mixed with 35% by weight or less of water in the final slurry to be sheared. It performs two-stage dispersion treatment with different speeds, and due to these combined processing requirements, the solid content concentration can be reduced to 65% by weight.
As described above, a synthetic calcium carbonate aqueous slurry having practically desirable fluidity can be easily prepared. If the amount of dispersant used is less than 0.5% by weight of the synthetic calcium carbonate, the dispersing power will be insufficient and a slurry with good dispersion stability cannot be obtained, and if it exceeds 5% by weight, the fluidity of the slurry will decrease, which is not preferable. . In addition, the water used for slurry formation is
Matches the water concentration of the final slurry
An amount of up to 35% by weight is used, and when adding it, it is preferable to add the dispersant to be used in advance to the water and mix it with the synthetic calcium carbonate powder as an aqueous solution. However, some water can also be used for wetting the synthetic calcium carbonate powder. In the method of the present invention, a mixture of synthetic calcium carbonate powder and an aqueous dispersant solution is first subjected to a primary dispersion treatment at a shear rate of 10 2 to 10 3 sec -1 , and then subjected to a primary dispersion treatment at a shear rate of 10 5 to 10 7 sec -1. Combinatorial processing with quadratic distributed processing is extremely important. In this two-stage treatment with different shear rates, a combination of shear rates within the above ranges is most effective, and good slurry fluidity can be obtained. Examples of the dispersing machine used for the primary dispersion include dispersing machines that provide a high shear rate, such as a disk cavitation mixer, a stator rotor, a Kedem mill, a colloid mill, and a Coles mixer. To perform primary dispersion using these dispersing machines, the method is usually to fill a cylindrical container with a predetermined amount of water, add a predetermined dispersant, and add a predetermined amount of synthetic calcium carbonate powder while stirring with the dispersing machine. can be adopted with practical advantage, and after mixing 10 2 ~
Primary dispersion can be carried out by performing dispersion treatment at a shear rate of 10 3 sec -1 for a time period of, for example, about 5 to 30 minutes. In the present invention, the slurry subjected to the primary dispersion treatment is subjected to the dispersion treatment using a secondary dispersion machine having a high shear rate, such as a sand mill type dispersion machine, at a shear rate higher than the shear rate in the primary dispersion. is important. For this secondary dispersion, it is advantageous to use a dispersion machine that is equipped with a stirring blade of any shape and a crushing medium such as glass beads in a container, and rotates these to stir and disperse the filled fine particles at a high shear rate. In such a dispersing machine, the primary dispersion treatment slurry is supplied at a constant rate, and the slurry is dispersed within the dispersion system for a residence time of, for example, 5 to 60 minutes. This distributed processing is 1
However, it is also possible to perform cyclic processing multiple times as necessary. When the shear rate in the primary dispersion treatment deviates from the above range, it is difficult to form a good fluidity slurry in the secondary dispersion treatment, and also when the shear rate in the secondary dispersion treatment deviates from the above range, it is difficult to form a slurry with good fluidity. This is not preferred because a slurry with good fluidity cannot be obtained. In this way, by combining a specific synthetic calcium carbonate with a specific dispersant and subjecting the highly concentrated water mixture to two-step dispersion treatment, we have created a product that could not be obtained with conventional synthetic calcium carbonate slurry.
It was a completely unexpected discovery that a practically fluid slurry with a high solid content concentration of 65% by weight or more could be provided. As described above, according to the method of the present invention, a slurry having a solid content concentration of 65% by weight or more and good fluidity can be easily obtained. The high-concentration slurry obtained by the method of the present invention has a good fluidity especially when agitated at high shear rate, and by utilizing this desirable property, synthetic calcium carbonate can be produced, which has not been possible for low-concentration slurries in the past. The high-density color formulation used can also be used in paper manufacturing coating processes, and the range of applications is expected to expand significantly. Next, the present invention will be explained in more detail with reference to Examples. Example 1 1.5 g of water was placed in a stainless steel (SUS304) container with a capacity of 3 of a Coles type mixer having a stirring blade with a blade diameter of 250 mmφ, and while stirring, 39.8 g of sodium polyacrylate was added and dissolved as a dispersant. . Then particle size 0.2~0.4μ
m cube-shaped synthetic calcium carbonate 4Kg (moisture content
0.6% by weight) and the stirring speed of the blade.
Primary dispersion treatment was performed for 20 minutes at 10000 rpm (shear rate 5×10 2 sec −1 ). The solid content concentration at this time is 71.3
It was %. Next, hard glass beads with a particle size of 1 to 1.5 mmφ
3500 g of the above primary dispersion treatment slurry was added to a 4.9 capacity attriter IS type (manufactured by Mitsui Miike Seisakusho) dispersion machine with a 4500 g filler and a 13.5 cm long rod-shaped stirring blade, and the rotational speed Dispersion treatment was carried out for 20 minutes at 260 rpm (shear rate 1×6 6 sec −1 ). This treatment was carried out in the same manner for sodium salt dispersants of polyacrylic acid of various molecular weights.
The viscosity and high-speed shear viscosity of each of the obtained secondary dispersion treated slurries were measured. The viscosity of the slurry was determined using a B-type viscometer at the rotational speed.
The 1-minute value was measured at 60 rpm and a temperature of 25°C, and the high-speed shear viscosity was measured at 2200 rpm using a Hercules high-speed shear viscosity and a BBob. Table 1 summarizes the various molecular weights of sodium polyacrylate used as a dispersant and the respective results.

【表】 * スラリー化できず
添付図面第1図及び第2図は、第1表における
分散剤の分子量とスラリー粘度との関係を示すグ
ラフで、第1図はB型粘度計により、また第2図
はハーキユレス高速せん断粘度計により測定した
ものである。 実施例 2 粒子径0.5〜0.8μmの立方体状合成炭酸カルシ
ウムを用い、分散剤として分子量71000のポリア
クリル酸ナトリウムを用いて、実施例1と同様に
して二次分散処理スラリーを調製した。 得られたスラリーをB型粘度計及びハーキユレ
ス高速せん断粘度計により、それぞれ実施例1と
同様の条件で測定したところ1350cps及び95cpsで
あつた。 実施例 3 粒子径0.15〜0.2μmの立方体状合成炭素カルシ
ウム2900g(含水率)、分散剤として分子量71000
のポリアクリル酸ナトリウム29gを用い、スラリ
ーの固形分濃度を65重量%にして実施例1と同条
件で一次分散処理を行つた。 得られたスラリーを実施例1と同様に二次分散
処理し、その粘度を測定して、それぞれ3100cps
(B型)及び260cps(ハーキユレス)を得た。 実施例 4 容量2m3のステンレス銅(SUS304)容器に水
1m3を入れ、分子量71000のポリアクリル酸ナト
リウム26.7Kgを添加溶解させたのち、これをかき
まぜながらその中に粒子径0.2〜0.4μmの立方体
合成炭酸カルシウム2670Kg(含水率0.6重量%)
を加え、羽根径508mmφを有するコーレス型ミキ
サーを用いて回転速度939rpm(せん断速度4.2×
102sec-1)で30分間かきまぜ一次分散させた。 得られた固形分濃度71.5重量%のスラリーを次
のように二次分散処理した。 粒径1〜1.5mmφの硬質ガラスビーズ10Kgが充
てんされ、200mmφのデイスク型かきまぜ羽根5
段を備えた容量15のサンドグラインダー(五十
嵐製作所製)を用い、羽根の回転速度220rpm
(5.0×105sec-1)で作動させながら、上記一次分
散スラリーを2.3Kg/minの割合で供給した。 このように二次分散処理したスラリーのB型粘
度計及びハーキユレス高速せん断粘度計による測
定粘度は、それぞれ1410cps及び97cpsであつた。 実施例 5 分散剤の種類を変更する以外は、すべて実施例
1と全く同様にして、各種二次分散スラリーを調
製した。 調製に用いた分散剤は次のとおりである。 A 分子量71000のポリアクリル酸ナトリウム B 分子量72000のアクリル酸92モル%−イタコ
ン酸8モル%共重合体のアンモニウム塩 C 分子量71000のアクリル酸50モル%−イタコ
ン酸50モル%共重合体のアンモニウム塩 D 分子量68000のアクリル酸92モル%−マレイ
ン酸8モル%共重合体のナトリウム塩 E 分子量70000のアクリル酸95モル%−ビニル
スルホン酸5モル%共重合体のナトリウム塩 F 分子量72000のアクリル酸92モル%−メタク
リル酸8モル%共重合体のナトリウム塩 G 分子量170000のアクリル酸92モル%−メタク
リル酸8モル%共重合体のナトリウム塩 上記分散剤中、A、B、D、E、Fは本発明に
係るものでありC及びGは本発明外のものであ
る。 これらの各分散剤を用いて調製されたスラリー
の粘度を測定した結果を第2表に示す。
[Table] * Cannot be made into slurry Figures 1 and 2 of the attached drawings are graphs showing the relationship between the molecular weight of the dispersant and the slurry viscosity in Table 1. Figure 2 shows measurements taken using a Hercules high-speed shear viscometer. Example 2 A secondary dispersion treatment slurry was prepared in the same manner as in Example 1 using cubic synthetic calcium carbonate having a particle size of 0.5 to 0.8 μm and sodium polyacrylate having a molecular weight of 71,000 as a dispersant. The resulting slurry was measured using a B-type viscometer and a Hercules high-speed shear viscometer under the same conditions as in Example 1, and found to be 1350 cps and 95 cps, respectively. Example 3 2900 g of cubic synthetic carbon calcium with a particle size of 0.15 to 0.2 μm (water content), molecular weight 71000 as a dispersant
A primary dispersion treatment was performed using 29 g of sodium polyacrylate under the same conditions as in Example 1, with the solid content concentration of the slurry being 65% by weight. The resulting slurry was subjected to secondary dispersion treatment in the same manner as in Example 1, and its viscosity was measured to be 3100 cps.
(Type B) and 260 cps (Hercules) were obtained. Example 4 Put 1 m 3 of water into a stainless steel copper (SUS304) container with a capacity of 2 m 3 and add and dissolve 26.7 kg of sodium polyacrylate with a molecular weight of 71,000. Cubic synthetic calcium carbonate 2670Kg (moisture content 0.6% by weight)
using a Coles type mixer with a blade diameter of 508 mmφ at a rotation speed of 939 rpm (shear speed 4.2 ×
10 2 sec -1 ) for 30 minutes for primary dispersion. The obtained slurry having a solid content concentration of 71.5% by weight was subjected to secondary dispersion treatment as follows. Filled with 10 kg of hard glass beads with a particle size of 1 to 1.5 mmφ, a 200 mmφ disk-type stirring blade 5
Using a sand grinder with a capacity of 15 stages (manufactured by Igarashi Seisakusho), the blade rotation speed was 220 rpm.
(5.0×10 5 sec −1 ), the above primary dispersion slurry was supplied at a rate of 2.3 Kg/min. The viscosity of the slurry subjected to the secondary dispersion treatment using a B-type viscometer and a Hercules high-speed shear viscometer was 1410 cps and 97 cps, respectively. Example 5 Various secondary dispersion slurries were prepared in the same manner as in Example 1 except for changing the type of dispersant. The dispersant used in the preparation is as follows. A Sodium polyacrylate with a molecular weight of 71,000 B Ammonium salt of a 92 mol% acrylic acid-8 mol% itaconic acid copolymer with a molecular weight of 72,000 C Ammonium salt of a 50 mol% acrylic acid-50 mol% itaconic acid copolymer with a molecular weight of 71,000 D Sodium salt of 92 mol% acrylic acid-8 mol% maleic acid copolymer with molecular weight 68,000 E Sodium salt of 95 mol% acrylic acid-5 mol% vinyl sulfonic acid copolymer with molecular weight 70,000 F Acrylic acid 92 with molecular weight 72,000 Mol% - Sodium salt of 8 mol% methacrylic acid copolymer G Sodium salt of 92 mol% acrylic acid - 8 mol% methacrylic acid copolymer with a molecular weight of 170000 Among the above dispersants, A, B, D, E, and F are These are related to the present invention, and C and G are outside the present invention. Table 2 shows the results of measuring the viscosity of the slurry prepared using each of these dispersants.

【表】 この中の分散剤D及びEを用いて調製されたス
ラリーについて、24時間放置したが、ハードケー
キの沈殿は認められなかつた。また、これらの24
時間後の粘度は第3表のとおりであつた。
[Table] The slurries prepared using dispersants D and E were allowed to stand for 24 hours, but no hard cake precipitation was observed. Also, these 24
The viscosity after time was as shown in Table 3.

【表】 このように、24時間放置した後においても粘度
はほとんど上昇しない。 比較例 粒子径0.2〜0.4μmの立方体状合成炭酸カルシ
ウムを用い、分散剤として分子量71000のポリア
クリル酸ナトリウムを用い、実施例1と同様にし
て一次分散処理のスラリーを調製した。 得られたスラリーを、B型粘度計及びハーキユ
レス高速せん断粘度計により、実施例1と同様の
条件で測定したところ、B型粘度計での粘度が
1720cpsであり、ハーキユレス高速せん断粘度計
での粘度は測定不能であつた。
[Table] As shown, the viscosity hardly increases even after being left for 24 hours. Comparative Example A slurry for primary dispersion treatment was prepared in the same manner as in Example 1 using cubic synthetic calcium carbonate having a particle size of 0.2 to 0.4 μm and sodium polyacrylate having a molecular weight of 71,000 as a dispersant. The obtained slurry was measured using a B-type viscometer and a Hercules high-speed shear viscometer under the same conditions as in Example 1.
The viscosity was 1720 cps, and the viscosity could not be measured using a Hercules high-speed shear viscometer.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]

第1図及び第2図は、ポリアクリル酸ナトリウ
ム分散剤の分子量と二次分散処理スラリーの粘度
及び高速せん断粘度との関係を示すグラフであ
る。
FIGS. 1 and 2 are graphs showing the relationship between the molecular weight of a sodium polyacrylate dispersant and the viscosity and high-speed shear viscosity of a secondary dispersion treatment slurry.

Claims (1)

【特許請求の範囲】[Claims] 1 含水率1重量%以下、粒径0.1〜1.0μmをも
つ立方体状合成炭酸カルシウムに対し、分散剤と
して重量平均分子量が8000〜150000で、アクリル
酸単位少なくとも90モル%を含むアクリル系重合
体又は共重合体のアルカリ金属塩又はアンモニウ
ム塩を、合成炭酸カルシウムの全量当り0.5〜5.0
重量%の割合で、最終混合物全量当り35重量%以
下の量の水に溶かした水溶液を添加したのち、先
ずせん断速度102〜103sec-1で一次分散を行い、
次いでせん断速度105〜107sec-1で二次分散を行
うことを特徴とする固形分含量65重量%以上の流
動性の良好な高濃度合成炭酸カルシウムスラリー
の製造方法。
1. For cubic synthetic calcium carbonate having a water content of 1% by weight or less and a particle size of 0.1 to 1.0 μm, an acrylic polymer having a weight average molecular weight of 8,000 to 150,000 and containing at least 90 mol% of acrylic acid units as a dispersant or The amount of alkali metal salt or ammonium salt of the copolymer is 0.5 to 5.0 per total amount of synthetic calcium carbonate.
After adding an aqueous solution dissolved in water in an amount of not more than 35% by weight based on the total amount of the final mixture in a proportion of % by weight, first a primary dispersion is carried out at a shear rate of 10 2 to 10 3 sec -1 ,
A method for producing a highly concentrated synthetic calcium carbonate slurry having a solid content of 65% by weight or more and having good fluidity, which comprises then performing secondary dispersion at a shear rate of 10 5 to 10 7 sec -1 .
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