JPS6362143A - 高電圧印加回路 - Google Patents

高電圧印加回路

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JPS6362143A
JPS6362143A JP20425386A JP20425386A JPS6362143A JP S6362143 A JPS6362143 A JP S6362143A JP 20425386 A JP20425386 A JP 20425386A JP 20425386 A JP20425386 A JP 20425386A JP S6362143 A JPS6362143 A JP S6362143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
high voltage
voltage cable
series
resistors
discharge
Prior art date
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Pending
Application number
JP20425386A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Mimura
三村 良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Jeol Ltd filed Critical Jeol Ltd
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Publication of JPS6362143A publication Critical patent/JPS6362143A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高電圧印加回路に関し、更に詳しくは集束イオ
ンビーム¥装置等の静電レンズに直流高電圧を印加する
高電圧印加回路に関する。
(従来の技術) 集束イオンビーム装置は、第4図に示すような構成にな
っている。イオン源1より出射されたイオンは引出し電
極2から引出された後、続く多段加速管3で加速され、
コンデンサレンズ4で集束させられる。このようにして
加速集束させられたイオンビームB1は、ExB質m分
離器5により特定の種類のイオン種のみ選択された後、
対物レンズ6、偏向器7を経て試料8上を照射する。
第5図は、対物レンズ(アインツエルレンズ)部におけ
る高電圧印加回路の構成を示す図である。
高電圧源21の出力は高圧ケーブル22を介して対物レ
ンズ23に印加されている。この場合の印加電圧として
は、例えば加速電圧100KVに対して50KV程度を
必要とする。高圧ケーブル22の両端にはil′li電
圧源21及び対物レンズ23と接続するためのアダプタ
22a、22bが取付けられている。ケーブル本体は芯
線22cの周囲に例えばポリエチレン等を用いた絶縁物
を充填し、その表面にシースを被覆し、該シースは接地
されている。対物レンズ23は、図に示すように23a
〜230の3個の電極より構成され、直流高電圧は真中
の電極23bに印加され、上下の?1!極23a、23
Cは接地されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、種々の原因により対物レンズ23の電極間(
23bと23a 、23a間)がtll’fi電するこ
とがある。真空放電を起こすと、電極間が電気的に短絡
されることになり、高電圧が高圧ケーブル22(同軸形
)で供給される場合には、ケーブル内に第6図に示すよ
うな往復振動(サージ)が発生する。図において、Eは
放電する前の印加電圧、τはサージの伝播速度である。
時1mjの変化と共に振動波は矢印方向に進む。そして
、解放端と類11B端で反射し、図に示すような挙動を
示し、+2Eから一2Eまでの振幅となる。
第6図に示すような電圧の往?!I@動が発生づると、
第7図に示すように高電圧源側では(イ)に示すように
電圧波形が変化し、ケーブル中間部では(ロ)に示すよ
うに電圧波形が変化する。図において、実線は理論波形
を、破線は実際の波形を示す。図中の数字は時間の単位
を示している。
通常のポリエーチレンを絶縁物として用いた高圧ケーブ
ルは、純直流電圧を印加した時の耐電圧は高いが、第6
図、第7図に示したような往復撮動を伴うと、耐電圧特
性が劣化し純直流電圧印加時の1/2〜1/3の低い電
圧で絶縁破壊を起こしてしまう。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであって、
その目的は、対物レンズの電極間放電時における前記し
たような過渡現象を完全に抑制することができる高電圧
印加回路を実現することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記した問題点を解決する本発明は、高圧ケーブルを介
して所定の静電レンズに直流高電圧を印加するR電圧印
加回路において、前記高圧ケーブルの両端に抵抗を直列
接続したことを特徴とするものである。
(作用) 本発明は、高圧ケーブル両端に限流抵抗を直列接続する
(実部例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例を示す構成図である。
第5図と同一のものは同一の符号を付して示す。
図において、Raは高圧ケーブル22と高電圧源21と
の間に直列接続された抵抗、Rbは高圧ケーブル22と
対物レンズ23との間に直列接続された抵抗である。抵
抗Ra 、Rbの値としては高圧ケーブル22の特性イ
ンピーダンスよりも充分に大きい値例えば10にΩ程度
が用いられる。そして、これら抵抗Ra 、 Rbは例
えばアダプタ22a、22b内に設けられている。
このように、高圧ケーブル22の両端に抵抗を直列接続
しているので、対物レンズ23のN極間の異常放電時に
流れる放電電流の値を小さく制御しようとする。しかも
このような抵抗を直列挿入することでそれまでの分布定
数回路が集中定数回路と見なせるようになる。即ち、抵
抗とコンデンサの集中定数回路になる。このため、対物
レンズ側で異常放電が起きても電荷の急激な変化を抑制
することができる。従って、前述したような異常放電時
における過渡現象を完全に抑制することができる。本発
明によれば、絶縁破壊電圧を純粋直流電圧のそれに等し
くすることができる。即ら、従来に比して耐電圧を2.
5倍〜3倍程度に向上させることができる。
第2図、第3図は高圧ケーブルアダプタ部の具体的構成
例を示す図である。第2図は対物レンズ側アダプタ22
11の構成例を、第3図は高電圧源アダプタ22aの構
成例をそれぞれ示す。先ず、第2図について説明する。
図において、3oは試料室、31は対物レンズ、32は
スプリング33により付勢されて対物レンズ31の導電
部と接触するコンタクト、34は周囲に0リング35が
形成されたコンタクト、36はコンタクト35を付勢す
る止めネジである。37はインシュレータ(絶縁物)、
38は34〜37の周囲に設けられたインシュレータ、
3つはインシュレータ38の内部に設けられたインシュ
レータである。4oはインシュレータ38.39と隣接
して取付けられたフランジ、41は該フランジ40を試
料v30壁面に固着するボルトである。42はワッシャ
・43は0リング、44はスクリュー、45は同軸ケー
ブルである。
同軸ケーブル45の反対側も略同様の構成となっている
。46は保護バイブ、47は該保護バイブ46の端部に
設けられたナツト、48はホルダ、49はコンタクトで
ある。その他の構成は試料室側と同様である。ここでは
抵抗は保護バイブ46側に設けられているが、同軸ケー
ブル45内に設けるようにしてもよい。
次に第3図について説明する。図において、50は高圧
導入部で高電圧源(図示せず)からの高電圧はこの点に
印加される。51はインシュレータ、52は保護バイブ
、53はインシュレータ、54は54と接続された抵抗
である。抵抗54としては、例えば高電圧用抵抗RPV
−ICが用いられる。抵抗値としては、例えばIOKΩ
程度が用いられる。以上の構成は高圧ケーブル55側に
ついても同様である。
〈発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば高圧ケーブ
ルの両端に限流抵抗を直列接続することにより、対物レ
ンズの電極間放電を抑制すると共に電極間放電が発生し
ても過渡現象(往復振動)を完全に抑制することができ
る。従って、本発明によれば高圧ケーブルの耐電圧を絶
縁材料を変えずに2.5倍〜3倍程度に向上させること
ができ、実用上の効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図、第3
図は高圧ケーブルアダプタ部の具体的構成例を示す図、
第4図は集束イオンビーム装置の構成例を示す図、第5
図は高電圧印加回路の従来構成例を示す図、第6図は往
復撮動の進行状態を示す図、第7図は巽常放電時におけ
る各部の波形を示す図である。 1・・・イオン源     2・・・引出し電極3・・
・加速管      4・・・コンデンサレンズ5・・
・EXB質同分136.23・・・対物レンズ7・・・
偏向器      8・・・試料21・・・高電圧#i
    22・・・高圧ケーブル22a、22b・・・
アダプタ 22G・・・芯線     23a〜23C・・・電極
Ra 、 Rb・・・抵抗   Bi・・・イオンビー
ム特許出頼人  日  本  電  子  株  式 
 会  礼式  理  人     弁理士   井 
 島  藤  治外1名 第4図 5;EXB質量脅態器 6、対物レンズ 7、偏向器 8、試れ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高圧ケーブルを介して所定の静電レンズに直流高
    電圧を印加する高電圧印加回路において、前記高圧ケー
    ブルの両端に抵抗を直列接続したことを特徴とする高電
    圧印加回路。
  2. (2)前記抵抗は同軸状に形成した限流抵抗であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の高電圧印加回
    路。
JP20425386A 1986-08-29 1986-08-29 高電圧印加回路 Pending JPS6362143A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100700408B1 (ko) * 1998-03-06 2007-03-27 에스아이아이 나노 테크놀로지 가부시키가이샤 집속 이온 빔 시스템
JP2021093305A (ja) * 2019-12-11 2021-06-17 株式会社日立ハイテク 荷電粒子線装置およびステージ

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JPS5911300A (ja) * 1982-07-12 1984-01-20 株式会社大和真空工業所 人工盆栽の製造方法

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