JPS636045A - 車輌用グラスラン - Google Patents

車輌用グラスラン

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JPS636045A
JPS636045A JP61149184A JP14918486A JPS636045A JP S636045 A JPS636045 A JP S636045A JP 61149184 A JP61149184 A JP 61149184A JP 14918486 A JP14918486 A JP 14918486A JP S636045 A JPS636045 A JP S636045A
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JP
Japan
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glass
glass run
vinyl chloride
vehicles
parts
Prior art date
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Application number
JP61149184A
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English (en)
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JPH0132256B2 (ja
Inventor
Yoshimi Ogushi
大串 芳美
Osamu Matsumoto
修 松本
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS636045A publication Critical patent/JPS636045A/ja
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車輌用グラスランに関し、特に植毛あるいは
表面処理を施さなくともガラスの摺動抵抗が低く、耐ガ
ラス摩耗性が良好で、シール性の良好なグラスランに関
する。
〔従来の技術〕
自動車等の車輌の窓には、窓ガラスで閉鎖した時、シー
ル性を完全にして室内へ風雨等が侵入するのを防止する
ために、窓枠に通常ゴム又は合成樹脂の成形体からなる
グラスランが取付けられる。
このグラスランには上記シール性の他に、窓ガラスの開
閉時にこれと摺接することより耐ガラス摩耗性とガラス
の摺動抵抗が小さいことが要求され、また耐候性、自動
車ボデーに対する非汚染性が要求される。
このような要求に対し、従来ゴム製のグラスランにおい
ては、ガラスと接する部□分に合成あるいは天然の繊維
を植毛したものが使用され、軟質ポリ塩化ビニル製グラ
スランにおいては、ガラスと接する部分に耐摩耗性の向
上及び摩擦抵抗の低減のために表面処理剤を塗布するか
、又は前記ゴム製の場合のように植毛したものが使用さ
れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の軟質ポリ塩化ビニル樹脂製グラスランでは、前記
のように表面処理又は植毛などの後加工を施すことが避
は難いという問題がある。
そこで本発明の目的は、これらの後加工を施すことなく
現在実用化されている車輌用グラスランに比しシール性
、耐摩耗性が高くかつ摺動抵抗が小さい車輌用グラスラ
ンを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前記問題点を解決する手段として。
平均重合度1500以上の塩化ビニル樹脂と、該塩化ビ
ニル樹脂100重量部当り、50重量部以上の可塑剤及
び0.1〜10重量部のポリメチルフェニルシロキサン
とを含有する組成物からなる成形物である車輌用グラス
ランを提供するものである。
本発明に用いられる塩化ビニル樹脂は、平゛均重合度が
1500以上であり、好ましくは2000以上である。
平均重合度が1500未満では、得られる成形物の変形
性が劣り圧縮永久歪が大きくなり、高温及び低温におけ
る特性、例えば硬度の温度依存性が低下し、また機械的
特性、耐摩耗性、耐疲労性等において劣るため、−般に
耐久性が低く、ことに寒冷地および高温地での使用に問
題がある。
本発明に用いられる可塑剤としては、例えば、DOP 
(ジオクチルフタレート)、ジー(2−エチルヘキシル
)フタレート、ジブチルフタレート、ジイソデシルフタ
レート等のフタル酸エステル系、ジオクチルアジペート
、ジオクチルセバケート等の直鎖二塩基系、トリフェニ
ルフォスファイト等のリン酸エステル系、並びに、トリ
メリット酸エステル系、ポリエステル系エポキシ化合物
等の通常軟質塩化ビニル樹脂に使用されるものが挙げら
れ。
これらは1種でも2種以上の組合わせでも使用できる。
この可塑剤は、前記塩化ビニル樹脂100重量部当り、
50重量部以上の割合で用いられ、好ましくは、50〜
150重量部で用いられる。この使用量が50重量部未
満では、成形物の硬度、耐寒性。
耐衝撃性等の特性が車輌用グラスランとして不十分とな
る。
本発明に用いられるポリメチルフェニルシロキサンは、
本発明の成形物であるグラスランの表面平滑性を向上さ
せるとともに、ガラスとの摩擦係数を小さくすることに
より摺動抵抗を低減しかつ耐摩耗性を高める働きをする
。使用するポリメチルフェニルシロキサンは、フェニル
基含有量が5モル%以上であることが好ましく、特に1
5〜25モル%のものが好ましい、また、粘度は特に制
限されないが、好ましくは1000cst以上であり、
特にガラスとの摺動時の圧力が大きい場合にはより高粘
度、例えば20est以上のものが望ましい、ポリメチ
ルフェニルシロキサンの使用量は、前記塩化ビニル樹脂
100重量部当り0.1〜10重量部であり、好ましく
は0.3〜8重量部の範囲である。使用量が0.1重量
部未満では、前記の添加効果が得られず、10重量部を
超えると成形加工性が著しく悪化し実用に適しない、ま
た、ポリシロキサンの成形物表面へのにじみ出のために
、射出成形による車輌のウィンドエツジ部への接着時に
、十分な接着力が得られないという問題が生ずる。
本発明に用いられる組成物の成分としては、その他安定
剤、顔料、充填剤、加工助剤等が適宜配合され、これら
の種類は特に制約されない。安定剤としては、例えばカ
ドミウム、バリウム、亜鉛、カルシウム等の金属石けん
、ジアルキルすずのラウレート、マレート、メルカプチ
ド等、鉛の有機もしくは無機化合物、エポキシ化大豆油
、亜リン酸エステル、フェノール誘導体、サリチル酸エ
ステル、ベンゾトリアゾール誘導体、多価アルコール、
含窒素化合物、含イオウ化合物、ケト化合物、有機ケイ
素化合物、はう酸エステル等が挙げられる。充填剤とし
ては、例えば、炭酸カルシウム、タルク、クレー等が挙
げられ、加工助剤としては、ポリメチルメタクリレート
系、ポリエステル系のものが挙げられる。その他、これ
ら適宜用いられる添加剤として、通常、軟質塩化ビニル
樹脂に用いられるものを使用することができる。
本発明のグラスランは、上述した諸成分を含む組成物を
押出成形法、あるいは部分的に射出成形法を組合わせて
成形することにより製造される。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
なお、部は重量部を意味する。
第1表に示す組成を有する実施例1〜10、比較例1〜
5の混合物を調製した。
各実施例および比較例の混合物の各々を、120℃まで
加熱混合し、冷却した後取出してパウダーコンパウンド
を得た。このパウダーコンパウンドを二軸押出機にて押
出し、ホットカット法でペレット化し、直径的3mm、
長さ約3Iの円柱状ペレットコンパウンドを得た。これ
らのコンパウンドを使用し、単軸押出機によって第1図
に示す断面形状(図中の1)を有するグラスランを成形
した。
得られたグラスランの耐摩耗性、ガラス板との摺動抵抗
、シール性及び成形状態を下記のように評価した。結果
を第2表に示す。
(1)耐摩耗性の評価 第1図に示すグラスラン1のリップ2および2′の間に
厚さ3Iのガラス板3をはめ込み、ガラス板3の端をグ
ラスランの基底4に荷重1kgで押圧し、この状態でガ
ラス板を1ストローク130■で毎分60回往復させた
。グラスランの基底の摩滅深さを測定し1次のようにラ
ンク付けた。
O・・・摩滅深さ 0〜0.5m@ Δ・・・  〃0.5〜1+sn ×・・・  n    1I朧以上 (2)ガラスとの摺動抵抗の評価 (1)と同様にガラス板をグラスランにはめ込み、グラ
スランを固定してガラス板をオートグラフで引上げ、そ
の際の引き上げ応力で摺動抵抗を評価した。
引 張 試験 機・・・島津オートグラフAGSガラス
板の寸法・・・150 X 150 X 3mmグラス
ランの長さ・・・150mm 引上げ速度・・・200mm/分 (3)シール性評価 シール性を圧縮永久歪を測定することにより推定評価し
た。圧縮永久歪は、JIS K 6301に規定の方法
により測定した。但し、試験温度を70℃、圧縮時間を
22時間とした。圧縮永久歪が60%以下であれば実用
上シール性良好と判定される。
(4)成形状態の評価 次の基準で評価した。
○・・・押出成形安定性があり、ガラスを挿入しない状
態でリップ2,2′間の最接近距離が2.8II11以
下であり、表面状態も良好。
Δ・・・押出成形安定性、表面状態及び形状の規格適合
性のいずれか1以上に問題がある。
×・・・押出成形安定性を欠き1表面状態が悪く、規定
の形状とならない。
第2表 〔発明の効果〕 本発明の車輌用グラスランは、植毛や表面処理を施す必
要がなく、それでいてガラスとの摺動抵抗が小さく、耐
摩耗性が高く、良好なシール性をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のグラスランにガラス板をはめ込んだ
状態を表わす断面図である。 1・・・グラスラン 3・・・ガラス板 代理人 弁理士 岩見谷 周 志 手続補正書(自発) 昭和82年4月16日 特許庁長官  黒 1)明 雄 殿 日 1、事件の表示   昭和61年特許願第149184
号2、発明の名称   車輌用グラステン代表者 小板
 雄太部 6、補正により増加する発明の数      なし7、
補正の対象    明細書の発明の詳細な説明の欄8、
補正の内容 発明の詳細な説明の欄を次のとおりに補正する。 (1) 明細書第5頁第2行目のr20cst4をf2
000cst」と補正する。 ンドエッジ部成形の接着時に、jと補正する。 精化社)jと補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 平均重合度1500以上の塩化ビニル樹脂と、該塩化ビ
    ニル樹脂100重量部当り、50重量部以上の可塑剤及
    び0.1〜10重量部のポリメチルフェニルシロキサン
    とを含有する組成物からなる成形物である車輌用グラス
    ラン。
JP61149184A 1986-06-25 1986-06-25 車輌用グラスラン Granted JPS636045A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61149184A JPS636045A (ja) 1986-06-25 1986-06-25 車輌用グラスラン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61149184A JPS636045A (ja) 1986-06-25 1986-06-25 車輌用グラスラン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS636045A true JPS636045A (ja) 1988-01-12
JPH0132256B2 JPH0132256B2 (ja) 1989-06-30

Family

ID=15469632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61149184A Granted JPS636045A (ja) 1986-06-25 1986-06-25 車輌用グラスラン

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03115450A (ja) * 1989-09-29 1991-05-16 Shin Etsu Polymer Co Ltd 熱可塑性エラストマー組成物およびその製造方法
EP0779318A1 (en) 1995-12-14 1997-06-18 Wako Pure Chemical Industries, Ltd. Silicon-containing block copolymer

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JPS4829854A (ja) * 1971-08-18 1973-04-20
JPS6094444A (ja) * 1983-10-29 1985-05-27 Toyo Rubber Chem Ind Co Ltd ゼリ−様pvc組成物

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Also Published As

Publication number Publication date
JPH0132256B2 (ja) 1989-06-30

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