JPS636001B2 - - Google Patents
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- JPS636001B2 JPS636001B2 JP59000665A JP66584A JPS636001B2 JP S636001 B2 JPS636001 B2 JP S636001B2 JP 59000665 A JP59000665 A JP 59000665A JP 66584 A JP66584 A JP 66584A JP S636001 B2 JPS636001 B2 JP S636001B2
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(1) 技術分野
この発明は冬期に於て断熱保温効果を有し、し
かもむれる事なく、足裏部の空気の流通があつ
て、且感触のよい靴中敷及びその製造方法に関す
る。
かもむれる事なく、足裏部の空気の流通があつ
て、且感触のよい靴中敷及びその製造方法に関す
る。
(2) 背景技術
従来、通気性、吸臭性等の効果を持たせた靴中
敷が種々提案されており、例えば、塩化ビニリデ
ン系合成樹脂モノフイラメント製粗目網状裏織布
A、該樹脂モノフイラメント製蜂巣織中間織布
B、該樹脂モノフイラメント製細織表面織布Dと
を順次重ね周縁部を溶着してなる靴の中敷とその
製造方法は特公昭49−48024号公報に開示されて
いる。
敷が種々提案されており、例えば、塩化ビニリデ
ン系合成樹脂モノフイラメント製粗目網状裏織布
A、該樹脂モノフイラメント製蜂巣織中間織布
B、該樹脂モノフイラメント製細織表面織布Dと
を順次重ね周縁部を溶着してなる靴の中敷とその
製造方法は特公昭49−48024号公報に開示されて
いる。
上記靴中敷に加えて吸臭と防黴の二つの機能が
付加されたものとして、塩化ビニリデン系合成樹
脂短繊維不織布に球状活性炭を防黴剤溶液を含有
し連続気泡を有するラテツクスにより付着させた
シートCをつくり、該粗目網状裏繊布A、該蜂巣
織中間織布B、該細かく織られた表面織布Dとを
裏織布A、中間織布B、シートC、表面織布Dの
順に重ね合せ周縁部を溶着してつくつた防臭防黴
靴中敷及びその製造方法は特開昭54−22252号公
報に開示されている。
付加されたものとして、塩化ビニリデン系合成樹
脂短繊維不織布に球状活性炭を防黴剤溶液を含有
し連続気泡を有するラテツクスにより付着させた
シートCをつくり、該粗目網状裏繊布A、該蜂巣
織中間織布B、該細かく織られた表面織布Dとを
裏織布A、中間織布B、シートC、表面織布Dの
順に重ね合せ周縁部を溶着してつくつた防臭防黴
靴中敷及びその製造方法は特開昭54−22252号公
報に開示されている。
又そのほか、磁力線による足の疲労を緩除させ
ることを目的とし、例えば、塩化ビニリデン系合
成樹脂モノフイラメント製粗目網状裏織布A、該
樹脂モノフイラメント製蜂巣織中間織布B、該樹
脂及び又は塩化ビニール系合成樹脂短繊維からな
る不織布に、活性炭粉末、銅粉末、磁性体粉末を
混入した混合ラテツクスを塗布した後加熱処理し
たシートSと該樹脂モノフイラメント製の細かく
織られた表面織布Dとを、順次重ね合せ、周縁部
を溶着してなる靴中敷であつて、ラテツクス100
に対する活性炭粉末、銅粉末、磁性体粉末の重量
比がそれぞれ10〜50、10〜50、100〜400であり、
上記混合ラテツクスに使用されるラテツクスの成
分が、重量比でニトロブチルラテツクス100に対
してラウリル硫酸ソーダ0.5〜1.5、硫黄0.5〜1.5、
亜鉛華0.5〜1.5、加硫促進剤0.5〜1.5、老化防止
剤1〜3とした靴中敷及びその製造方法も特公昭
56−18204号公報に開示されている。
ることを目的とし、例えば、塩化ビニリデン系合
成樹脂モノフイラメント製粗目網状裏織布A、該
樹脂モノフイラメント製蜂巣織中間織布B、該樹
脂及び又は塩化ビニール系合成樹脂短繊維からな
る不織布に、活性炭粉末、銅粉末、磁性体粉末を
混入した混合ラテツクスを塗布した後加熱処理し
たシートSと該樹脂モノフイラメント製の細かく
織られた表面織布Dとを、順次重ね合せ、周縁部
を溶着してなる靴中敷であつて、ラテツクス100
に対する活性炭粉末、銅粉末、磁性体粉末の重量
比がそれぞれ10〜50、10〜50、100〜400であり、
上記混合ラテツクスに使用されるラテツクスの成
分が、重量比でニトロブチルラテツクス100に対
してラウリル硫酸ソーダ0.5〜1.5、硫黄0.5〜1.5、
亜鉛華0.5〜1.5、加硫促進剤0.5〜1.5、老化防止
剤1〜3とした靴中敷及びその製造方法も特公昭
56−18204号公報に開示されている。
上記の各中敷は、それぞれの中敷を構成する織
布あるいはシートの特徴ゆえに、春、夏、秋の各
期には好ましく用いられているが、冬期における
断熱保温効果は必ずしも充分なものとは言えない
ものであつた。
布あるいはシートの特徴ゆえに、春、夏、秋の各
期には好ましく用いられているが、冬期における
断熱保温効果は必ずしも充分なものとは言えない
ものであつた。
そのため、本発明者等によつて、靴中敷裏面に
アルミ蒸着された布を用い、更に表面に感触性の
良い表シートを積層させて、冬期における地面の
断熱保温効果を持たせ、しかも足裏部の空気の流
通がありかつ感触性の良い靴中敷が提案されてい
る(特願昭58−73386号、特開昭59−200601号)。
アルミ蒸着された布を用い、更に表面に感触性の
良い表シートを積層させて、冬期における地面の
断熱保温効果を持たせ、しかも足裏部の空気の流
通がありかつ感触性の良い靴中敷が提案されてい
る(特願昭58−73386号、特開昭59−200601号)。
(3) 目的
しかしながら、アルミ蒸着された布を靴中敷の
裏面に直接用いた場合には、使用中に布に蒸着さ
れたアルミニウムが部分的に摩耗してしまい、必
ずしも長期にわたる使用に有効なものとはいえな
い問題があつた。
裏面に直接用いた場合には、使用中に布に蒸着さ
れたアルミニウムが部分的に摩耗してしまい、必
ずしも長期にわたる使用に有効なものとはいえな
い問題があつた。
そこで本発明者等は、特にアルミ蒸着された布
をポリ塩化ビニルのフイルムで保護してやれば、
かかるアルミニウムの摩耗が防止でき、長期にわ
たる使用にも有効なものであることを新規に見出
し、本発明を完成させたのである。
をポリ塩化ビニルのフイルムで保護してやれば、
かかるアルミニウムの摩耗が防止でき、長期にわ
たる使用にも有効なものであることを新規に見出
し、本発明を完成させたのである。
(4) 構成
すなわち、本発明の靴中敷は、アルミニウム蒸
着層上にポリ塩化ビニルフイルムを圧着した布
VAN、塩化ビニリデン系合成樹脂モノフイラメ
ント製蜂巣織中間織布B、該樹脂及び又は塩化ビ
ニール系合成樹脂短繊維からなる不織布に、活性
炭粉末、銅粉末を混入した混合ラテツクスを塗布
した後加熱処理したシートS、塩化ビニリデン系
合成樹脂モノフイラメント製粗目網状織布A、ボ
アー、トリコツトまたは別珍からなる表シート
V、をアルミ蒸着面上のポリ塩化ビニルフイルム
面が外面になる様にして順次重ね合せ、周縁部を
溶着してなる靴中敷である。
着層上にポリ塩化ビニルフイルムを圧着した布
VAN、塩化ビニリデン系合成樹脂モノフイラメ
ント製蜂巣織中間織布B、該樹脂及び又は塩化ビ
ニール系合成樹脂短繊維からなる不織布に、活性
炭粉末、銅粉末を混入した混合ラテツクスを塗布
した後加熱処理したシートS、塩化ビニリデン系
合成樹脂モノフイラメント製粗目網状織布A、ボ
アー、トリコツトまたは別珍からなる表シート
V、をアルミ蒸着面上のポリ塩化ビニルフイルム
面が外面になる様にして順次重ね合せ、周縁部を
溶着してなる靴中敷である。
本発明の靴中敷を構成するアルミニウム蒸着層
上にポリ塩化ビニルフイルムを圧着した布(以下
アルミニウム蒸着―ポリ塩化ビニル圧着布VAN
と記す場合もある。)は、ポリエステルに真空蒸
着したアルミニウム薄膜を、例えば薄手のナイロ
ン編物(メリヤス、ニツト)または薄手のナイロ
ン不織布に接着剤を介して転写し、その転写され
たアルミニウム薄膜上に接着剤を介して50ないし
100μの厚さを有するポリ塩化ビニルフイルムを
圧着したものであつて、アルミニウムの蒸着によ
る熱の反対効果が得られるとともに、ポリ塩化ビ
ニルフイルムの保護作用によりアルミニウムの摩
耗が防止できるものである。
上にポリ塩化ビニルフイルムを圧着した布(以下
アルミニウム蒸着―ポリ塩化ビニル圧着布VAN
と記す場合もある。)は、ポリエステルに真空蒸
着したアルミニウム薄膜を、例えば薄手のナイロ
ン編物(メリヤス、ニツト)または薄手のナイロ
ン不織布に接着剤を介して転写し、その転写され
たアルミニウム薄膜上に接着剤を介して50ないし
100μの厚さを有するポリ塩化ビニルフイルムを
圧着したものであつて、アルミニウムの蒸着によ
る熱の反対効果が得られるとともに、ポリ塩化ビ
ニルフイルムの保護作用によりアルミニウムの摩
耗が防止できるものである。
また、表シートVとしては、履心地の点から比
較的毛羽立つた感触のものが好ましく、ボアー、
トリコツト(特にナイロントリコツト)、別珍
(コールテン)が挙げられる。
較的毛羽立つた感触のものが好ましく、ボアー、
トリコツト(特にナイロントリコツト)、別珍
(コールテン)が挙げられる。
(5) 実施例
以下、図面によつて本発明の実施例を説明する
と、本発明の靴中敷は、塩化ビニリデン系合成樹
脂短繊維及び塩化ビニール系合成樹脂短繊維から
なる不織布に、銅粉末、活性炭粉末を混入した混
合ラテツクスを塗布した後加熱処理したシートS
をつくり、第1図および第2図に示すように、ア
ルミニウム蒸着―ポリ塩化ビニル圧着布VAN該
蜂巣織中間織布B、シートS、該粗目網状織布
A、表シートVの順に重ね合せて周縁部を溶着し
てなる靴中敷である。なお、第1図において、a
は、周縁部以外の溶着部位(各積層材相互の相対
移動を規制するためのもの)を示す。
と、本発明の靴中敷は、塩化ビニリデン系合成樹
脂短繊維及び塩化ビニール系合成樹脂短繊維から
なる不織布に、銅粉末、活性炭粉末を混入した混
合ラテツクスを塗布した後加熱処理したシートS
をつくり、第1図および第2図に示すように、ア
ルミニウム蒸着―ポリ塩化ビニル圧着布VAN該
蜂巣織中間織布B、シートS、該粗目網状織布
A、表シートVの順に重ね合せて周縁部を溶着し
てなる靴中敷である。なお、第1図において、a
は、周縁部以外の溶着部位(各積層材相互の相対
移動を規制するためのもの)を示す。
次に、この発明の靴中敷の製造方法の一例を第
3図により説明する。長尺のアルミニウム蒸着―
ポリ塩化ビニル圧着布VAN、該蜂巣織中間織布
B、該不織布に混合ラテツクスを塗布後処理した
シートS、該粗目網状織布A、表シートVを、布
VAN中間織布B、シートS、織布A、表シート
Vの順に重ね合せた積層物5としてローラ10を
経て図示しない引張装置により平板状の下部電極
3の上面に沿つて間欠的に引き出し、該積層物5
と平板状下部電極3との間には、厚さ0.1〜0.5mm
の紙に厚さ0.02〜0.1mmのポリエステルフイルム
を積層した絶縁緩衝材4をローラー11,12を
介して、該積層物5の上面にはローラー13,1
4を介して厚さ0.01〜0.02mmのポリエステルフイ
ルム6を重ね、これら三者を同速間欠的に移動さ
せ、靴中敷の外周の形をした上部電極7を下部電
極3に向け下降させて、上記緩衝材4、積層した
織布5、ポリエステルフイルム6を両電極の間で
圧着し、両電極3,7の間に高周波電流を通して
積層物の周縁部を溶着し、所望により、足の各サ
イズに対応した複数の切断線を溶着形成し、しか
る後打抜くものである。
3図により説明する。長尺のアルミニウム蒸着―
ポリ塩化ビニル圧着布VAN、該蜂巣織中間織布
B、該不織布に混合ラテツクスを塗布後処理した
シートS、該粗目網状織布A、表シートVを、布
VAN中間織布B、シートS、織布A、表シート
Vの順に重ね合せた積層物5としてローラ10を
経て図示しない引張装置により平板状の下部電極
3の上面に沿つて間欠的に引き出し、該積層物5
と平板状下部電極3との間には、厚さ0.1〜0.5mm
の紙に厚さ0.02〜0.1mmのポリエステルフイルム
を積層した絶縁緩衝材4をローラー11,12を
介して、該積層物5の上面にはローラー13,1
4を介して厚さ0.01〜0.02mmのポリエステルフイ
ルム6を重ね、これら三者を同速間欠的に移動さ
せ、靴中敷の外周の形をした上部電極7を下部電
極3に向け下降させて、上記緩衝材4、積層した
織布5、ポリエステルフイルム6を両電極の間で
圧着し、両電極3,7の間に高周波電流を通して
積層物の周縁部を溶着し、所望により、足の各サ
イズに対応した複数の切断線を溶着形成し、しか
る後打抜くものである。
(6) 効果
本発明の靴中敷は、上述したような積層構成と
したことにより、その各積層材の持つ特性により
以下に記す優れた効果が発揮できるものである。
すなわち、 イ アルミニウム蒸着―ポリ塩化ビニル圧着布を
存在させたので、断熱性を付与することがで
き、履用時において、足裏が靴直下の温度変化
の影響を受けにくく、したがつて、履心地向上
に寄与する。
したことにより、その各積層材の持つ特性により
以下に記す優れた効果が発揮できるものである。
すなわち、 イ アルミニウム蒸着―ポリ塩化ビニル圧着布を
存在させたので、断熱性を付与することがで
き、履用時において、足裏が靴直下の温度変化
の影響を受けにくく、したがつて、履心地向上
に寄与する。
ロ アルミニウム蒸着―ポリ塩化ビニル圧着布は
中敷の最裏側に位置するものであり、履用時に
おいて、足裏と該布との間には、織布A,B、
特に塩化ビニリデン系のものが存在することと
なるので、通気性が良く、足裏直近の熱を逃が
すことができ、したがつて、足裏がむれること
もない。
中敷の最裏側に位置するものであり、履用時に
おいて、足裏と該布との間には、織布A,B、
特に塩化ビニリデン系のものが存在することと
なるので、通気性が良く、足裏直近の熱を逃が
すことができ、したがつて、足裏がむれること
もない。
ハ 断熱性に寄与するアルミニウムは、布に蒸着
されており、しかもその上をポリ塩化ビニルフ
イルムで保護してあるので、両者の一体化状態
は強く、アルミニウムは剥離しにくく、したが
つて、長期にわたる耐久性に優れる。
されており、しかもその上をポリ塩化ビニルフ
イルムで保護してあるので、両者の一体化状態
は強く、アルミニウムは剥離しにくく、したが
つて、長期にわたる耐久性に優れる。
ニ 塩化ビニリデン系の織布、特に織布A,Bを
存在させているので、弾力性に優れ、履心地の
向上に寄与する。
存在させているので、弾力性に優れ、履心地の
向上に寄与する。
ホ シートに活性炭を内在させたので、靴内にて
発生する悪臭を吸収でき、銅粉末を内在させた
ので、水虫の発生を防止できる。
発生する悪臭を吸収でき、銅粉末を内在させた
ので、水虫の発生を防止できる。
ヘ 足裏にじかに接触する位置、すなわち最表側
にボアー、トリコツトまたは別珍からなる表シ
ートを存在させたので、足裏における感触性が
良く、したがつて、履心地向上に寄与する。
にボアー、トリコツトまたは別珍からなる表シ
ートを存在させたので、足裏における感触性が
良く、したがつて、履心地向上に寄与する。
ト 足の各サイズに対応した複数の切断線を形成
することにより、中敷が使用される靴に応じ
て、該切断線を利用して中敷のサイズを変更す
ることができ、したがつて、汎用性を広くする
ことができる。
することにより、中敷が使用される靴に応じ
て、該切断線を利用して中敷のサイズを変更す
ることができ、したがつて、汎用性を広くする
ことができる。
また、この靴中敷の製造方法は、アルミニウム
蒸着の存在のために、溶着溶断の一挙動の作業に
よる製造は不可能であるが、溶着だけは高周波で
出来るので打抜きを別に行なうことにより能率よ
く製造することができるのである。
蒸着の存在のために、溶着溶断の一挙動の作業に
よる製造は不可能であるが、溶着だけは高周波で
出来るので打抜きを別に行なうことにより能率よ
く製造することができるのである。
以上記載のように、本発明の靴中敷は、冬期に
おいても断熱保温効果を有し、足裏部の空気の流
通によりむれることがなく、感触性が良好である
点で、特に優れたものである。
おいても断熱保温効果を有し、足裏部の空気の流
通によりむれることがなく、感触性が良好である
点で、特に優れたものである。
第1図は、本発明(物)の一実施例を示す平面
図、第2図は、第1図の―線断面図、そして
第3図は、本発明(方法)の一実施例を説明する
ための略側面図、を表わす。 VAN…アルミニウム蒸着された布、B…蜂巣
織中間織布、S…シート、A…粗目網状織布、V
…表シート、3…下部電極、4…絶縁緩衝材、6
…ポリエステルフイルム、7…上部電極。
図、第2図は、第1図の―線断面図、そして
第3図は、本発明(方法)の一実施例を説明する
ための略側面図、を表わす。 VAN…アルミニウム蒸着された布、B…蜂巣
織中間織布、S…シート、A…粗目網状織布、V
…表シート、3…下部電極、4…絶縁緩衝材、6
…ポリエステルフイルム、7…上部電極。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アルミニウム蒸着された層上にポリ塩化ビニ
ルフイルムを圧着した布VAN、塩化ビニリデン
系合成樹脂モノフイラメント製蜂巣織中間織布
B、該樹脂及び又は塩化ビニール系合成樹脂短繊
維からなる不織布に、活性炭粉末、銅粉末を混入
した混合ラテツクスを塗布した後加熱処理したシ
ートS、塩化ビニリデン系合成樹脂モノフイラメ
ント製粗目網状織布A、ボアー、トリコツトまた
は別珍からなる表シートV、をアルミ蒸着面上の
ポリ塩化ビニルフイルム面が外面になる様にして
順次重ね合せ、周縁部を溶着してなる靴中敷。 2 アルミニウム蒸着された層にポリ塩化ビニル
フイルムを圧着した布VAN、塩化ビニリデン系
合成樹脂モノフイラメント製蜂巣織中間織布B、
該樹脂及び又は塩化ビニール系合成樹脂短繊維か
らなる不織布に、活性炭粉末、銅粉末を混入した
混合ラテツクスを塗布した後加熱処理したシート
S、塩化ビニリデン系合成樹脂モノフイラメント
製粗目網状織布A、ボアー、トリコツトまたは別
珍からなる表シートVをアルミ蒸着面上のポリ塩
化ビニルフイルム面が外面になる様にして順次重
ね合せて積層物Lとなし、高周波溶着機の平板状
の下部電極3の上に、厚さ0.1〜0.5mmの紙に厚さ
0.02〜0.1mmのポリエステルフイルムを積層した
絶縁緩衝材4を置き、その上に上記の積層物Lを
置き、更にその上に厚さ0.01〜0.02mmのポリエス
テルフイルム6を重ね、靴中敷の外周の形をした
上部電極7を下部電極3に向け下降させて、上記
緩衝材4、積層物L、フイルム6を両電極の間で
圧着し、両電極3,7の間に高周波電流を通して
積層物の周部を溶着し、しかる後打抜きで打抜く
事を特徴とする靴中敷の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP66584A JPS60145103A (ja) | 1984-01-06 | 1984-01-06 | 靴中敷及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP66584A JPS60145103A (ja) | 1984-01-06 | 1984-01-06 | 靴中敷及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60145103A JPS60145103A (ja) | 1985-07-31 |
JPS636001B2 true JPS636001B2 (ja) | 1988-02-08 |
Family
ID=11480027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP66584A Granted JPS60145103A (ja) | 1984-01-06 | 1984-01-06 | 靴中敷及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60145103A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60155303U (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-16 | 呉羽化学工業株式会社 | 靴中敷 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59666A (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-05 | Fujitsu Ltd | 電磁コイルの布線検査方式 |
-
1984
- 1984-01-06 JP JP66584A patent/JPS60145103A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59666A (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-05 | Fujitsu Ltd | 電磁コイルの布線検査方式 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60145103A (ja) | 1985-07-31 |
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