JPS635941A - セラミツク複合包装材料 - Google Patents

セラミツク複合包装材料

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JPS635941A
JPS635941A JP61151249A JP15124986A JPS635941A JP S635941 A JPS635941 A JP S635941A JP 61151249 A JP61151249 A JP 61151249A JP 15124986 A JP15124986 A JP 15124986A JP S635941 A JPS635941 A JP S635941A
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JP
Japan
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ceramic
packaging material
heat
ceramic composite
conductor
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JP61151249A
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雅彦 神山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はセラミック複合包装材料に関し、ことにセラミ
ックの放射する遠赤外線により、内容物の加熱、保温を
効率よく行うことのできる食品の加熱、保温用包装材料
に係わる。
〔従来の技術および発明が解決すべき問題点〕オーブン
や電子レンジを使用して固形食品を調理する場合に、紙
、プラスチックまたはそれらを複合した従来の包装材料
で包装したものは、熱のとおりが表面と内部で不均一に
なり、内容物の表面だけが焦げてしまったり、可食とな
るまで長時間を要したり、あるいは使用熱量が多かった
りするなど、さまざまな不都合があった。
本発明はこれらの不都合を解消して食品の加熱、保温を
均一、迅速、しかも少ない熱量で達成できるようにした
もので、セラミックの放射する遠赤外線を巧みに利用し
たものである。
セラミックを加熱し熱放射させて遠赤外線を得る方法は
従来から知られているが、熱放射ののだめにマイクロウ
ェーブまたは温度の低い領域では効果があまり期待され
ていなかった。本発明では、鋭意検討の結果、セラミッ
クと熱吸収体と導電体を混合して使用することによって
上記の問題を解決し、食品包装材料に適用して多大の効
果を生むに至ったのである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本発明は、紙もしくは100℃以上の耐熱性を
有するプラスチックまたは樹脂にセラミックと熱吸収体
と導電体を保有せしめたシート状物を包装材料の一部ま
たは全部に使用したことを特徴とするセラミック複合包
装材料を提供するものである。
本発明の実施態様としては、 1、紙もしくはプラスチックフィルムにセラミック、熱
吸収体、導電体および有機または無機バインダーを含む
塗工材を表面塗工する。
2、紙もしくはプラスチックフィルムにセラミック、熱
吸収体、導電体を混合した樹脂を押出し貼合する。
3、樹脂にセラミック、熱吸収体、導電体を混合し、既
存の成形法によりフィルムまたはシート状に成形する。
4、セラミック、熱吸収体、導電体を紙の中に抄き込む
か、セラミック411M、、熱吸収体、導電体に有機ま
たは無機バインダーを加えて紙状に抄ぎ上げる。
5、上記1〜71のシート状物を紙またはプラスチック
フィルムと積層貼合する。
などの方法があり、いずれも良好な結果が得られる。
〔作 用〕
本発明において使用できるセラミックは材質的に広範囲
のものを指し、たとえばシリカ、シリカアルミナ、アル
ミナ、ムライト、コージェライト、滑石、チタン、チタ
ン酸マグネシウム。
チタン酸バリウム、ジルコンなどが挙げられる。
これらの材質を1ooo’c前後ないしは2000℃以
上の温度で焼結したものを粉末状または繊維状の形態で
使用する。紙、プラスチック、樹脂100部に対するセ
ラミックの保有量は10部以上が好適である。
本発明においてセラミックの発する遠赤外線は絶対零度
以上の熱量で発生するため、本発明によるセラミック複
合包装材料で包装された内容物は少ない熱量で加熱され
ることになる。また遠赤外線は直進性に優れているため
、内容物はむらなく均一に加熱される。さらに保温にお
いても、わずかな加温によっである一定の温度を保ち続
けることができる。以下にこのような効果の得られる理
由を図面によって説明する。
第1図は電子レンジのごときマイクロウェーブ加熱の場
合を示したものである。マイクロウェーブは被加熱物の
四周から作用するが、前述のように、熱吸収体と導電体
が共存しない場合はマイクロウェーブはセラミックの熱
源とはなりにくい。熱吸収体と導電体を併存せしめるこ
とにより、導電体白身の発熱と被加熱物の発熱が熱吸収
体に取込まれ、これがセラミックの熱源となる。この場
合セラミックは被加熱物よりも多少大きな熱エネルギー
をもつことにより、遠赤外線を被加熱物に放射すること
になる。これにより被加熱物はマイクロウェーブによる
加熱と遠赤外線による加熱の相乗効果により速かに加熱
されることになる。
第2図はオーブンの中でセラミックを加熱する場合を示
したものである。この場合は被加熱物とセラミック複合
包装材の外側から加熱されるが、セラミック保有層が比
較的薄膜のため、セラミックの放射する遠赤外線が加熱
体の放射熱に加わって相乗効果が発生し、より速やかな
加熱が行われる。
〔実施例〕
実施例1 シリカアルミナを材質とするセラミック繊維100部に
バインダーとしてポリアクリル酸エステル12部、ポリ
ビニルアルコール8部を加えて秤量60y/mのセラミ
ック繊維紙を湿式抄紙した。これを秤量72g/mのざ
らしクラフト紙と貼合し、セラミック複合包装材料とし
た。重さ−〇 − 約150gのさつまいもをこの包装材料で包み、電子レ
ンジで加熱したところ、12分で可食となった。
比較例1 包装材料として秤量72g/rdのクラフト紙を使用し
た以外は実施例1と全く同様にさつまいもを加熱した。
この場合可食となったのは18分経過後であった。
実施例2 低密度ポリエチレン樹脂ペレット100部に滑石磁気粉
100部を添加混合し、秤量72g/mのさらしクラフ
ト紙に厚さ15μとなるよう押出し塗工し、セラミック
複合包装材料を得た。この包装材でポツプコーン200
粒を包み、オーブン中で2分10秒加熱したところ、は
とんどの粒がきれいにはじけ、はじけないで残っていた
のはわずかに19粒であった。
比較例2 実施例2の低密度ポリエチレンを秤m72g/dのさら
しクラフト紙に厚さ15μに押出し塗■し、ポリエチレ
ンラミネート紙を得た。この包装材で実施例2と同様に
ポツプコーン200粒を包み2分10秒加熱したが、約
173に当る63粒ははじけないで残り、しかもはじけ
たものも皮の部分が焦げ、外観的に劣っていた。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明のセラミック複
合包装材料を用いて食品を加熱または保温するときは、
従来の包装材料を使用する場合に比べて、内容物が均一
、短時間に調理でき、また必要とする熱量も減少できて
、経済的にも有利であるなど多くの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明のセラミック複合包装材料
による加熱相乗効果の原理を示す説明図で、第1図はマ
イクロウェーブのためセラミックが直接加熱されない場
合、第2図はセラミックが加熱される場合である。図に
おいて、1、被加熱物 2、包装材料 3、セラミック、熱吸収体、導電体保有層4、マイクロ
ウェーブ 5、熱線 6、放射熱 7、遠赤外線 第1図 壷1↓↓↓↓ 第2図 冒↑↑↑↑↑

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙もしくは100℃以上の耐熱性を有するプラス
    チックまたは樹脂にセラミックと熱吸収体と導電体を保
    有せしめたシート状物を包装材料の一部または全部に使
    用したことを特徴とするセラミック複合包装材料。
  2. (2)セラミックと熱吸収体と導電体の保有が表面塗工
    によって実施される特許請求の範囲第1項記載のセラミ
    ック複合包装材料。
  3. (3)セラミックと熱吸収体と導電体の保有が内部添加
    によつて実施される特許請求の範囲第1項記載のセラミ
    ック複合包装材料。
  4. (4)セラミックと熱吸収体と導電体を保有するシート
    状物が紙もしくはプラスチックと積層貼合される特許請
    求の範囲第1項ないし第3項記載のセラミック複合包装
    材料。
JP61151249A 1986-06-27 1986-06-27 セラミツク複合包装材料 Pending JPS635941A (ja)

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JP61151249A JPS635941A (ja) 1986-06-27 1986-06-27 セラミツク複合包装材料

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JP61151249A JPS635941A (ja) 1986-06-27 1986-06-27 セラミツク複合包装材料

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JPS635941A true JPS635941A (ja) 1988-01-11

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ID=15514531

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JP61151249A Pending JPS635941A (ja) 1986-06-27 1986-06-27 セラミツク複合包装材料

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0555389A1 (en) * 1990-11-06 1993-08-18 Pillsbury Co THICK METAL MICROWAVE SECTOR.
JPH0595875U (ja) * 1991-06-28 1993-12-27 櫻本プラスチック工業株式会社 加熱、加温食品用包装袋

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0555389A1 (en) * 1990-11-06 1993-08-18 Pillsbury Co THICK METAL MICROWAVE SECTOR.
EP0555389A4 (ja) * 1990-11-06 1994-08-31 The Pillsbury Company
JPH0595875U (ja) * 1991-06-28 1993-12-27 櫻本プラスチック工業株式会社 加熱、加温食品用包装袋

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