JPS6358141B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6358141B2
JPS6358141B2 JP56000507A JP50781A JPS6358141B2 JP S6358141 B2 JPS6358141 B2 JP S6358141B2 JP 56000507 A JP56000507 A JP 56000507A JP 50781 A JP50781 A JP 50781A JP S6358141 B2 JPS6358141 B2 JP S6358141B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
valve
pump
flow rate
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56000507A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57114761A (en
Inventor
Masaaki Nakarai
Tadao Karakama
Kazuo Uehara
Kokichi Tominaga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP56000507A priority Critical patent/JPS57114761A/ja
Publication of JPS57114761A publication Critical patent/JPS57114761A/ja
Publication of JPS6358141B2 publication Critical patent/JPS6358141B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はステアリングバルブとデマンドバル
ブ(流量分配弁)を一体化したステアリングデマ
ンドバルブに関する。
従来建設機械に用いられる油圧パワステアリン
グ装置は、例えば第11図に示すように、ステア
リングポンプa及び作業機ポンプbからの吐出流
量をデマンドバルブcにより分流して、一部Q0
をステアリングバルブdを介してステアリングシ
リンダeへ、残りを作業機回路fへ供給する油圧
回路を採用している。しかしこのような回路では
ステアリングバルブdの中立時、ステアリング流
量Q0がタンクgへドレンされるため、その分エ
ネルギロスとなると共に、ステアリングバルブd
とデマンドバルブcが別体となつているため、こ
れらバルブの設置に多くのスペースを占有するな
どの欠点があつた。
この発明はかかる欠点を除去する目的でなされ
たもので、ステアリングバルブとデマンドバルブ
を一体化してバルブ全体の小型軽量化を図ると同
時にステアリングバルブの中立時にはステアリン
グ流量を作業機回路へ合流させるようにしたステ
アリングデマンドバルブを提供して、エネルギロ
スの低減と設置の容易化を図ろうとするものであ
る。
以下この発明の一実施を図面により詳述する
と、第1図はステアリング油圧回路をブロツク的
に示したもので、ステアリングポンプ1及び作業
機ポンプ2より吐出された吐出流量はステアリン
グデマンドバルブ本体3内のデマンドバルブ4に
より分流されて、ステアリング流量Q0は上記本
体3内のステアリングバルブ5を介してステアリ
ングシリンダ6へ、また残りは作業機回路7へ供
給されると共に、ステアリングバルブ5の中立時
にはステアリング流量Q0はステアリングバルブ
5のキヤリオーバポート54を介して作業機回路
7へ合流され、図示しない作業機へ供給される。
また9は緊急用のエマージエンシポンプで、緊急
時ステアリングに必要な流量Q0が確保できるよ
うになつていると共に、ステアリングバルブ5の
中立時には作業機回路7へ合流されている。
一方第2図が上記ステアリングデマンドバルブ
本体3で、ボデイ3a内にデマンドバルブ4のス
プール4aと、ステアリングバルブ5のスプール
5aが互に平行するよう収容されている。デマン
ドバルブ4のスプール4aは圧縮ばね10により
一方向(図では左方)へ付勢されていると共に、
スプール4aの周辺部には4個のポート41,4
,43及び44が形成されていて、ポート42に油
圧ポンプ1とエマージエンシポンプ9の吐出流量
が、そしてポート44に作業機ポンプ2の吐出流
量が供給されており、ポート42とポート44の間
は、ポート42側へのみ流通するチエツクバルブ
3eを介して連通されている。上記ポート41
スプール4aの小径部4bによりポート42と連
通されており、ポート41に達した油圧はステア
リングバルブ5のスプール5a周辺部に設けられ
たステアリングポート53へオリフイス3bを介
して供給されると共に、オリフイス3bの下流圧
はパイロツト回路11を介してばね室3cへ導入
され、ばね室3c内に収容された圧縮ばね10と
ともにスプール4aを左方へ押圧する。またポー
ト43は作業機ポートで、スプール4aの右方へ
の移動に伴いポート44に連通し、作業機ポンプ
2からの吐出流量が流入すると共に、この流量は
作業機回路7へ、また一部はステアリングバルブ
5のスプール5a周辺部に設けられたキヤリオー
バポート54へチエツクバルブ3dを介して供給
される。
一方ステアリングバルブ5のスプール5a周辺
には7個のポート51ないし57が形成されてい
て、これらポートのうち51及び57はドレンポー
トとしてタンク12に接続されている。ポート5
とポート55は互に連通されていて、これらポー
ト53及び55とドレンポート51,57間にはリリ
ーフバルブ13が介在されている。そしてポート
2及びポート56は管路14,15を介してステ
アリングシリンダ6へ接続されていると共に、ス
プール5aの一端側は図示しないステアリング機
構に接続されている。なお各ポートからの油の取
入れ口、取出し口は第3図に示す。
しかして各ポンプ1,2,9を駆動する図示し
ないエンジンの低速回転時(第4図n0〜n1ないし
n2まで)には、ステアリングポンプ1と作業機ポ
ンプ2の吐出流量がチエツクバルブ3eを介して
合流し、全量が第5図矢印のようにステアリング
バルブ5を介してステアリングシリンダ6へ供給
されるようになる。
またエンジンが高速(第4図n1ないしn2以上〜
n3ないしn4まで)になると、オリフイスを流通す
る流量の増加に伴いオリフイス3bの前後に差圧
が生じて、デマンドバルブ4のスプール4aが圧
縮ばね10に抗して第6図に示すように右方へ押
され、ポート44とポート43が連通される。これ
によつて作業機ポンプ2の吐出流量の一部はチエ
ツクバルブ3eを介してステアリングポンプ1の
吐出流量に合流されるが、残りは作業機ポート4
より作業機回路7へ供給されるようになり、エ
ンジンの回転速度Nに対するポンプ吐出流量及び
制御流量の関係は第4図に示す通りとなる。
なおこの図でAがステアリングポンプ1の吐出
流量、Bが作業機ポンプ2の吐出流量、そしてC
が制御流量である。
またエンジン回転がn4以上になると、デマンド
バルブ4のスプール4aが第7図に示すようにさ
らに右方へ移動されてポート42及び作業機ポー
ト43が連通し、これによつてステアリングに必
要な流量Q0はステアリングバルブ5側へ流れる
が余剰分は作業機ポンプ2からの流量と作業機ポ
ート43で合流し、作業機回路7へ供給されるよ
うになる。
一方ステアリングバルブ5の中立時には第8図
に示すようにスプール5aの小径部5b,5cに
よつてステアリングポート53,55がキヤリオー
バポート54に連通されるため、ステアリングポ
ンプ1からの吐出流量は全量作業ポート43へ流
入して作業ポンプ2からの吐出流量に合流し、作
業機回路7へ供給されるようになる。またこの状
態からステアリングバルブ5のスプール5aを例
えば右方へ移動すると、第9図に示すように、ポ
ート52とポート53が連通し、ポート53とキヤ
リオーバポート54は遮断される。これによつて
ステアリングポンプ1からの吐出流量はポート5
よりステアリングシリンダ6へ供給され、ステ
アリングが行なわれると共に、ステアリングシリ
ンダ6からの戻り流量はポート56よりドレンポ
ート57へ流入しタンク12へドレンされる。さ
らにスプール5aを中立位置より第10図に示す
ように左方へ移動すると、ポート52とポート56
が連通して、ステアリングポンプ1からの吐出流
量はポート56よりステアリングシリンダ6へ供
給されると共に、ステアリングシリンダ6からの
戻り流量はポート52よりドレンポート51へ流入
し、タンク12へドレンされるようになる。
この発明は以上詳述したように、ステアリング
バルブの中立時には、ステアリングポンプより吐
出された流量を作業機ポンプより吐出された流量
に合流させて作業機へ供給するようにしたことか
ら、従来のタンクへドレンさせていたときに比べ
てポンプ駆動力の損失が低減されると共に、ステ
アリングバルブとデマンドバルブを一体化したこ
とから、これらのバルブを別体にしたものに比べ
て小型軽量化が図れ、据付けも少ないスペースで
容易に行なえる。しかもエマージエンシポンプを
併用すればステアリングポンプ及び作業機ポンプ
が故障しても、ステアリングが可能なため、車両
を安全に停止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は概
略図、第2図は詳細図、第3図は外観図、第4図
はエンジン回転と流量の関係を示す線図、第5図
ないし第10図は作用説明図、第11図は従来の
説明図である。 1はステアリングポンプ、2は作業機ポンプ、
3はステアリングデマンドバルブ本体、3aはボ
デイ、4はデマンドバルブ、4aはスプール、5
はステアリングバルブ、5aはスプール、7は作
業機回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ステアリングデマンドバルブ本体3のボデイ
    3a内にデマンドバルブ4のスプール4aと、ス
    テアリングバルブ5のスプール5aを並設し、ス
    テアリングポンプ1及び作業機ポンプ2よりステ
    アリングデマンドバルブ本体3へ供給された流量
    を、エンジンの低速時上記デマンドバルブ4のス
    プール4aで合流させてステアリングバルブ5側
    へ流入させ、またエンジンの高速時にはステアリ
    ングポンプ1から吐出流量の一部を作業機回路8
    へ合流させると共に、上記ステアリングバルブ5
    の中立時には、ステアリングポンプ1からの吐出
    流量をキヤリオーバポート54を介して作業機回
    路8側へ合流させてなるステアリングデマンドバ
    ルブ。
JP56000507A 1981-01-07 1981-01-07 Steering demand valve Granted JPS57114761A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56000507A JPS57114761A (en) 1981-01-07 1981-01-07 Steering demand valve

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56000507A JPS57114761A (en) 1981-01-07 1981-01-07 Steering demand valve

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57114761A JPS57114761A (en) 1982-07-16
JPS6358141B2 true JPS6358141B2 (ja) 1988-11-15

Family

ID=11475675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56000507A Granted JPS57114761A (en) 1981-01-07 1981-01-07 Steering demand valve

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS57114761A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1187853B (it) * 1986-01-14 1987-12-23 Corint Srl Servosterzo per autoveicoli con sovrassistenza incrementata mediante una pompa a funzionamento intermittente
CN104870832B (zh) * 2012-12-19 2016-11-23 株式会社岛津制作所 液压回路以及装卸车辆

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57114761A (en) 1982-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4420934A (en) Automotive vehicle hydraulic system
US4293051A (en) Power steering device for vehicles
JPH0130661B2 (ja)
JPH0116710B2 (ja)
US4768605A (en) Apparatus for use in a power steering system
JPH0133670B2 (ja)
US3641879A (en) Central hydraulic system for a vehicle
EP0092637A2 (en) Apparatus with staged pressure differential for controlling fluid flow
US3016247A (en) Curve stabilization arrangement, particularly for motor vehicles
US6131687A (en) Process for actuating the steering cylinders of mobile plant and steering system therefor
JPS6358141B2 (ja)
US3446021A (en) Power steering unit with poppet directional control valves
US3131538A (en) Hydraulic power system for brakes
US4553390A (en) Hydrostatic steering arrangement
JPS59118574A (ja) 車両に使用されるパワ−・ステアリング
US4669266A (en) Closed-loop system for unequal displacement cylinder
US4430859A (en) Hydraulic accumulator charging circuit
US3576104A (en) Control system for hydraulic motors
GB2042443A (en) Hydraulic powerassisted steering system
US3233408A (en) Power steering mechanism
US3975908A (en) System for providing auxiliary power
JPH0872570A (ja) 走行用油圧モータ制御装置
JP2575302B2 (ja) 全油圧式動力舵取装置
JPS5529671A (en) Control equipment of power steering mechanism
JPS60175805A (ja) ステアリング・作業機用油圧回路