JPS6357A - 容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は容器に係り、更に詳述すれば容器内を複数の
隔板で仕切り、前記隔板により独立した空間内に異なる
内容物を収容し、前記隔板を切断することで異なる内容
物を混合せしめ得る複数の収容空間を有する容器に関す
るものである。

［従来の技術］ インスタント原料ヒ等のインスタント原料と湯とを予じ
め分離しておき、飲用時に前記三者を混合するものとし
ては、従来から別個の容器にそれぞれ原料と湯や水を入
れて密閉した後、これら各容器を合体し、飲用時・１つ
の容器から原料を取出した後、他の容器に入れて水や湯
と混合するものであるため、取扱いが面倒で嵩ると云う
欠点がある。

また、塗料等における顔料やアルミニウム微粉末等の塗
装原料と溶剤液とを予じめ分離しておき、使用時に前記
三者を混合するものとして、溶剤液の蓋体に凹所を形成
して、この凹所を顔料等の容器と兼用し、さらにこの凹
所に蓋を取付けるものが提案されているが、このものは
二重蓋構造となるため製造コストが高くなり、使用時取
扱いが面倒で原料取出しに当り外部にこぼし易い等の欠
点がある。

［発明が解決しようとする問題］ 前述した従来の容器は、２個の容器や二重構造の容器で
構成されているため取扱いが面倒な上に、使用時に原料
を外部にこぼし易く、構造が複雑であるため材料費や加
工費も高くつくと云う欠点がある。

［発明の目的コ この発明は上記した欠点を除去することを目的とするも
のである。

［発明の概要］ この容器は上記目的を達成するために、−端が開口した
容器本体の底板と該底板より開口側に隔った位置に取付
けられる仕切り板との間に同意円状の複数の隔板を取付
けて複数の独立した収容室を設け、該収容空白に同種あ
るいは異なる内容物を収容し、容器本体の開口部に各収
容室に対応した複数の切刃部材をその挿入量を変化し得
るように液密保持せしめた蓋体を取付け、該蓋体と仕切
り板との間に独立した収容室を設け、この収容室内に前
記とは異なる内容物を収容し、前記切刃部材を挿入して
前記仕切り板に突き刺して蓋体を回転することにより仕
切り板を切断し独立した収容室間を連通させて内容物を
混合するものである。

［発明の実施例］ この発明の容器は、第１図および第２図に示すように構
成されている。すなわち、−端が開口した金属あるいは
合成樹脂製の容器本体１の底板２と該底板より開口側に
隔った位置にアルミニウム薄板等の薄い金属製の仕切り
板３を取付け、この仕切り板と前記底板２との間には予
じめ第３図（ａに示すように中心からの間隔が等間隔の
同意円状の非通気性非情水性部材で作られた環状の隔板
４ａ、４ｂを底板２と一体成形等で液密的に取付けて独
立した３つの収容’Ｊ５ａ〜５Ｃを設けである。該収容
室内にインスタントコーヒａ、粉ミルクｂおよび砂糖Ｃ
と云う異なる内容物を収容し、前記仕切り板３上の収容
室６内には水ｄが入れられ、容器本体１の開口部には鍔
付きの蓋体７が回転自在にしカーも液密的に取付けられ
る。

前記した蓋体７には第４図に示すように、前記各収容ｑ
Ｓａ〜５Ｃ上に位置する個所に明けられた穴８ａ〜８Ｃ
に中央に内側に弯曲する液密兼用妄動防止用絞り１０を
形成した保持スリーブ９ａ〜９Ｃを一体成形し、−端が
尖った扁平で両刃を施した切刃１２とその他端に中央に
溝１３を刻設した丸棒状の保持柄１４を取付けた切刃部
材１１８〜１１Ｃを前記絞り１０が溝１３に嵌合するよ
う保持柄１４を前記保持スリーブに液密的にしかも上下
に妄動しないように挿着して保持せしめである。

尚、この蓋体７には、半切溝１５で区画された゛部分を
これと接合せしめた引環１６で引ちぎることにより開口
せしめ得る周知のプルトップ式飲口１７を形成してもよ
い。

蓋体７を容器本体１に取付けたあとは第１図に示すよう
に合成樹脂等で作った比較的肉厚が大きい保護カバー１
８が施され、このカバー１８の下縁はシール材１９で密
封されている。

第３図＋ｂ＋は隔板４ａ、　４ｂで仕切られた収容ｖ５
ａ〜５Ｃの容積を各室共に均等配分したものである。

［発明の作用］ この発明の容器Ａは以上の如く構成されており、販売前
には保冷あるいは保温庫内に入れて収容室６内の水ｄを
冷却あるいは加熱させておく。

購入者は第４図に示す状態よりシール材１９を剥してカ
バー１８を除き、第５図（ω乃至第５図（Ｃ）に示すよ
うに３本の切刃部材１１ａ〜１１ｃの内１１ｃを蓋体７
より突出した保持柄１４を押し、切刃１２を仕切り板３
に挿通するか、又は第６図（田。

市）あるいは第７図（ω、（ｂ）に示すように２本の切
刃部材１１ｃ、　１１ｂの２本あるいは１１ａ〜１１Ｃ
の３本全部を保持柄１４を押すことで、切刃１２を仕切
り板３に挿通せしめ、第５図（ａ）〜（Ｃ１、第６図（
Ｊ。

＋ｂ＋、第７図＋ａ＋、＋ｂ＋および第８図（ａ）　〜
（Ｃ）に示すように蓋体７を回転させることにより各収
容室５８〜５Ｃ上の仕切り板３を切刃１２で円形状に切
破り、収容室６内の水（熱Ｒ）ｄとインスタントコ−と
ａ、粉ミルクｂおよび砂糖Ｃの１つあるいｔ。

複数種を選択して溶解せしめて、ブラックコーヒ、砂糖
人りコーヒ、ミルク砂糖入りコーヒ２して購入者の好み
に合せて蓋体７を取るがまｋは引環１６を引き半切溝１
５から内側部分を取り４１いて飲み口を作ってから飲む
ことができる。

尚、実施例ではインスタントコ−とと砂ｓ！ｉヤ粉ミル
ク等を入れた飲料について述べたが、複数の顔料とその
溶剤とし、赤色の顔料の横に白色の顔料またその横に黄
色の顔料を入れ、赤色の塗料として使うことと桃色の塗
料としても、また黄色の塗料、薄黄色あるいは橙色の塗
料として使用できる。

〔発明の効果〕

以上述べたようにこの発明の容器は一端が開口した容器
本体の底板と該底板より開口側に隔った位置に取付けら
れる仕切り板との間に同意円状の複数の隔板を取付けて
複数の独立した収容室を設け、該収容空白に同種あるい
は異なる内容物を収容し、容器本体の開口部に各収容室
１　　に対応した複数の切刃部材をその挿入量を変化し
得るように液密保持せしめた蓋体を取付け、該蓋体と仕
切り板との間に独立した収容室を設け、この収容空白に
前記とは異なる内容物を収容し、前記切刃部材を挿入し
て前記仕切り板に突き刺して蓋体を回転することにより
仕切り板を切断し独立した収容室間を連通させて内容物
を混合するので２以上の内容物を任意に選択して外部に
こぼすことなく容易に混合させることができ、購入者に
選択を行なわせることで流通管理が容易である等の効果
を有する。

【図面の簡単な説明】

図はいずれもこの発明の一実施例を示すもので、第１図
は容器の斜視図、第２図は蓋体を外し容器本体の一部を
裁除した斜視図、第３図（ａ）。 （ｂ）は収容室の収容容積を異ならせる例を示す横断面
図、第４図は容器の縦断面図、第５図（Ｊ〜（Ｃ）乃至
第８図＋ａ、ｔ〜＋Ｃ＞はいずれも仕切り板切断状態の
説明図である。 １・・・容器本体、２・・・底板、３・・・仕切り板、
４ａ、　４ｂ・・・隔板、５ａ〜５Ｃ７６・・・収容室
、７・・・蓋体、１１ａ〜１１ｃ・・・切刃部材、ａ〜
ｄ・・・内容物。 第１図 １１’、５図この） 第ｚ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一端が開口した容器本体の底板と該底板より開口側に隔
   った位置に取付けられる仕切り板との間に同芯円状の複
   数の隔板を取付けて複数の独立した収容室を設け、該収
   容室内に同種あるいは異なる内容物を収容し、容器本体
   の開口部に各収容室に対応した複数の切刃部材をその挿
   入量を変化し得るように液密保持せしめた蓋体を取付け
   、該蓋体と仕切り板との間に独立した収容室を設け、こ
   の収容室内に前記とは異なる内容物を収容し、前記切刃
   部材を挿入して前記仕切り板に突き刺して蓋体を回転す
   ることにより仕切り板を切断し独立した収容室間を連通
   させて内容物を混合することを特徴とする容器。