JPS6357183B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6357183B2
JPS6357183B2 JP50148379A JP50148379A JPS6357183B2 JP S6357183 B2 JPS6357183 B2 JP S6357183B2 JP 50148379 A JP50148379 A JP 50148379A JP 50148379 A JP50148379 A JP 50148379A JP S6357183 B2 JPS6357183 B2 JP S6357183B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
sleeve
annular
ring
annular disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50148379A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55500669A (ja
Inventor
Horusuto Burauningu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MONTANBERUKE BARUTAA GmbH
Original Assignee
MONTANBERUKE BARUTAA GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MONTANBERUKE BARUTAA GmbH filed Critical MONTANBERUKE BARUTAA GmbH
Publication of JPS55500669A publication Critical patent/JPS55500669A/ja
Publication of JPS6357183B2 publication Critical patent/JPS6357183B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/14Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using masses freely rotating with the system, i.e. uninvolved in transmitting driveline torque, e.g. rotative dynamic dampers
    • F16F15/1407Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using masses freely rotating with the system, i.e. uninvolved in transmitting driveline torque, e.g. rotative dynamic dampers the rotation being limited with respect to the driving means
    • F16F15/1414Masses driven by elastic elements
    • F16F15/1435Elastomeric springs, i.e. made of plastic or rubber
    • F16F15/1442Elastomeric springs, i.e. made of plastic or rubber with a single mass
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/0032Arrangements for preventing or isolating vibrations in parts of the machine
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B3/00Sharpening cutting edges, e.g. of tools; Accessories therefor, e.g. for holding the tools
    • B24B3/02Sharpening cutting edges, e.g. of tools; Accessories therefor, e.g. for holding the tools of milling cutters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、回転切削工具あるいは旋盤工具など
の切削刃を切削するために、切削されるべき工具
を保持する回転可能な受スピンドルと、この受ス
ピンドルを工具と共に、少なくとも隣接した切削
刃の間隔に対応した段階毎に自動的に進める被動
割出し機構とを備え、この割出し機構は長手方向
に移動可能ないし回転可能な第1マシンテーブル
に配置され、更に、研削ホイールを支持する第2
マシンテーブルを備え、前記受スピンドルと少な
くともこの受スピンドルを支持するマシンテーブ
ルとが所定の減速比を持つた遊びのない伝達機構
を介して電動ステツプモータに直接結合される工
具切削機に関する。
例えば、西ドイツ特許公開第2641568号公報に
は次のような構造の工具研削機が記載されてい
る。すなわち、割出し機構が適宜の減速比の歯車
機構を介して電動ステツプモータにより直接的に
駆動される。この駆動機構の利点は、ステツプモ
ータ及び歯車機構を適当に構成することにより、
受スピンドル内に保持された工具の切削刃の正確
な位置調節が簡単な手段でなし得ることにある。
これは、ステツプモータが受スピンドルを正確に
定められた僅かな増分毎に進めるからである。こ
のようにステツプモータが間欠的に運動すること
により、ぐつと引くようなある程度の衝撃が引き
起こされる。これは、このステツプモータにより
長手方向に移動可能なスライダが駆動される場合
にも同様である。このような衝撃的な駆動運動
は、減速比の大きい歯車機構及びステツプモータ
用の適当な電子制御装置によつて、工具研削機の
適正な作動を損わない程度まで抑制することが可
能である。
しかし、このような遊びのない大減速比の歯車
機構及びステツプモータの複雑な電子制御装置は
きわめて高価である。
ステツプモータの衝動的な回転モーメントを抑
制する手段として、米国特許第3545301号にはモ
ータ軸に弾性緩衝部材を介して慣性体を結合し、
モータ軸に対する慣性体の抑制された相対回転を
可能とする技術が開示されている。しかし、この
米国特許の目的は、所定の刻み速度における共振
による移送のずれを防止することにある。移送の
ずれすなわち脱調を起こすとステツプモータは駆
動トルクを発生することは不可能である。慣性体
すなわちフライホイールと弾性緩衝部材は、ステ
ツプモータ自身の特性(回転質量、ねじり剛性
等)に対応される。
更にフランス特許第902796号からは、特に打抜
きあるいは引抜きプレス機である産業機械におい
て、これらの駆動軸あるいはクランク軸に慣性体
を設けることが知られており、この慣性体は環状
デイスクに形成される場合がある。この慣性体は
上記の軸に同心状にスプライン結合されたスリー
ブに弾性バツドにより結合されている。このよう
に、駆動軸あるいはクランク軸に慣性体を弾性的
に結合することにより、軸の損傷が防止される。
このように慣性体が取付けられてない場合には、
これらの軸はその作動特性により急激な回転の変
化を受ける。この慣性体の効果は通常のフライホ
イールと同じである。すなわち、プレスに一般に
用いられるフライホイールと同様に、運動エネル
ギを蓄える作用をなす。
したがつて、本発明は上記型式の工具研削機に
おいて、受スピンドルと、このスピンドルを支持
する少なくとも長手方向スライダとを駆動機構を
介してステツプモータで駆動し、遊びをなくした
高価な伝達機構を必要とせず、更にステツプモー
タを制御する複雑な電子制御装置を必要としない
工具研削機を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明による工具研
削機は、駆動機構のねじり共振振動数に対応する
慣性体が、前記割出し機構の駆動軸ないし少なく
とも1のマシンテーブルにカツプリング装置を介
して連結され、このカツプリング装置は加速度に
よる回転モーメントの影響の下で前記駆動軸に対
して慣性体のスリツプ摩擦力により制動された相
対回転を可能とし、前記慣性体は環状デイスクに
形成され、前記カツプリング装置は前記環状デイ
スクと駆動軸に強固に取付けられた同軸スリーブ
との間に配設されて摩擦係合する弾性部材を備
え、環状デイスクとスリーブとが直接摩擦係合す
ることを特徴とする。
慣性体は、割出し機構の駆動軸ないし少なくと
も1のマシンテーブルに、この軸に対して制動さ
れた相対回転を可能とするようにカツプリング装
置を介して連結されているため、軸の角加速度の
ピークが均され、これにより、ステツプモータに
よる急激な動きが滑らかになる。慣性体は、「駆
動機構−慣性体」の一定の共振振動数を有する振
動系における振動体として作用する。慣性体の大
きさと、弾性カツプリング部材のばね定数とを適
宜に選択することにより、この共振振動数は例え
ば駆動軸のねじり振動数の80パーセントに合せる
ことができ、したがつて駆動軸のねじり振動数は
その振動数において緩衝される。ねじり振動数の
緩衝は駆動軸の回転振動を減少し、これにより研
削作用に対する悪影響を防止することができる。
更に、慣性体は他のステツピング振動あるいは
駆動軸の振動数、例えば共振振動数よりも20パー
セント以上異なる振動数において真のフライホイ
ールデイスクとして作用する。フライホイールは
一時的にエネルギを蓄えあるいは解放し、駆動軸
の回転を均一にする。
カツプリング装置は、駆動軸を摩擦係合により
慣性体に連結する少なくとも1の弾性部材を備え
るため、この部材とスリーブとの間あるいは環状
デイスクとスリーブ間の摺動摩擦から生じる振動
系に更に減衰機能が作用し、これにより一部の振
動がより速く減衰する。しかし、本発明において
は、ばね定数がほぼ同様な場合であつてもよい。
このような場合には、駆動軸の回転を滑らかにす
ることは、駆動軸のステツプ駆動による加速ある
いは減速段階で、駆動軸が慣性体に対してスリツ
プすることによる。したがつて、これらの回転段
階で駆動軸に制動効果が生じ、一方、一定速度で
回転している間は駆動軸と慣性体とが強固に連結
される。
本発明の他の実施例では、弾性部材は半径方向
のリツプシールを有する環状体に形成され、この
半径方向リツプシールは摩擦係合により環状デイ
スクないしスリーブに結合される。
この半径方向リツプシールは、慣性体と駆動軸
間に形成される相対的な振動に対してある程度の
相対的なスリツプを可能とする。このスリツプは
摩擦力を増加し、これにより緩衝効果を生じる。
しかし、装置全体については耐摩耗性を有し、更
に、与えられたねじり振動数あるいは駆動軸の不
規則な回転による慣性体と駆動軸との間の非常に
大きな相対的な回転が可能となり、装置全体の滑
らかな回転を損うことがないという利点がある。
半径方向リツプシールの弾性は、上述のように
振動系のばね定数として作用する。
本発明の他の実施例では、弾性部材は弾性リン
グに形成することができ、この弾性リングは環状
デイスクの環状フランジの内周面と、これに対向
するスリーブの溝の底面との間に配置する。この
弾性リングは先の実施例と同様に、慣性体と駆動
軸との間にある程度のスリツプが生じるのを可能
とし、このスリツプにより摩擦力を増加し、これ
により緩衝作用をなす。
この弾性リングは、例えばポリテトラフルオロ
エチレンである耐摩耗性材料からなるリングによ
り半径方向に支持することができる。この場合に
は、スリツプ面の摩耗を防止し、使用寿命を延長
することができる。
この弾性リングがOリングである場合には、ス
リーブの外周部で開口する環状溝内に挿入し、環
状デイスクの環状スランジに隣接して配置するこ
とが好ましい。弾性リングをOリングで形成する
ことにより、その径及び断面積の大きさを適宜に
選定してスリツプ摩擦力を調整でき、その着脱が
容易となる。
この装置を所定の共振振動数あるいは他のステ
ツピング振動数に対応容易とするために、駆動軸
に対するフライホイールデイスクの有効な慣性モ
ーメントを可変とすることが有益である。これ
は、例えば環状デイスクに形成された慣性体の外
周面あるいは上記のスリーブに関連するカツプリ
ング装置を介して他のリングを取付けることで可
能となる。
同様な理由から、カツプリング装置を調整可能
とすることも有益である。この調整は、半径方向
リツプシールを備える実施例では、径が異なりか
つ半径方向リツプシールと外側の環状デイスク間
に嵌合する他の半径方向リツプシールを設けるこ
とで可能となり、予め張力を与えられた弾性リン
グを備える実施例では、断面積ないしリングの予
張力を可変とすることで可能となる。
以下添付図面を参照しつつ本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図及び第2図に示す工具研削機は、縦方向
ないし長手方向のスライダとして構成された第1
の可動マシンテーブル2を支持する基台1を有す
る。長手方向のスライダ2は作業テーブル3を支
持し、そのテーブル上に工具支持キヤリヤ4がお
かれている。
第1のマシンテーブル2に隣接して横方向に
は、横方向のスライダとして構成された縦方向に
可動な第2のマシンテーブル5が基台1上に支持
されるとともにポスト6を支持している。このポ
スト6は研削ホイールないし研削といし8を支持
する研削ヘツド7を支持する。研削といし8は電
動モータにより駆動される。第2のマシンテーブ
ル5の横方向の位置決めは手動ホイール10を介
してなされる。第2の手動ホイール11は研削ヘ
ツド7の高さ方向の位置決めをなす。
第3図乃至第5図に示すように、第1のマシン
テーブル2はステツプモータ12により駆動さ
れ、そのモータ12は、ここには詳しく示されて
いない減速歯車機構とともにハウジング13に取
付けられている。そのハウジング13は次いでア
ングル部材14によつて第1のマシンテーブル2
に連結される。ステツプモータ12は中間軸17
を駆動する。その軸17は駆動軸15及び遊びの
ないクランプ形カツプリング16を介してハウジ
ング13に回転可能に支持されている。軸17は
次いでねじ付きスピンドル18に連結され、その
共働するスピンドルナツト19が基台1に取付け
られている。
駆動軸15上には平滑化及び緩衝の装置20が
設けられている。その構造を、以下より詳しく第
6図ないし第8図で説明する。
第2のマシンテーブル5は、もし、手動ホイー
ル10のかわりに自動駆動機構が求められるばあ
いには、基本的には同様の態様で駆動される。
工具用キヤリヤ4は長尺のハウジング21を有
し、それは作業テーブル3に所望の位置で、くさ
び作用をなす装置22により作業テーブル3に取
付けられている。受スピンドル22はハウジング
21に遊びなく支持されている。そして、ウオー
ムギヤ23(第5図)がこのハウジング21にキ
ーとキー溝により連結されている。ウオームギア
23は図には詳しく示していないウオーム軸によ
つてステツプモータ25の駆動軸24に連結され
ている。このモータ25は減速ギヤ機構と組合わ
されるとともにハウジング21上にセツトされて
いる。
受スピンドルの一端にはモールステーパ26が
設けられており、回転する工具をうけ入れる。そ
の工具は図に示していないが、たとえば切削ヘツ
ド(エンド・ミル)であり、その工具は引込みボ
ルト27により固定される。
ステツプモータ25の駆動軸24には、又、緩
衝及び平滑化の装置が取付けられている。そし
て、その構造は次に説明される。
第6図及び第7図の実施例において、当該装置
は一体的な環状フランジ28を有するスリーブ2
9を備える。スリーブ29は駆動軸15又は24
に、くさび状ピン30により固定されている。環
状デイスク31の形状をなす慣性体はスリーブ2
9と同軸的に配置されている。そして、デイスク
31も又、環状フランジ32を備え、組立てたば
あい、2つのフランジ間には半径方向のクリアラ
ンスが形成される。
環状デイスク31はスチールよりなり、カツプ
リング装置によつてスリーブに連結されている。
このカツプリング装置は、スリーブ29したがつ
て駆動軸15あるいは駆動軸24に対し、角加速
度の影響の下で制限されたあるいは制動された回
転を可能とする。
第6図の実施例では、環状デイスク31は中央
の環状フランジ32がデイスク状のスリーブ29
の環状フランジ28上に直接載置されるように配
設されている。環状の溝41がスリーブ29の周
囲に形成されており、この溝41内には耐まもう
性でまさつの少ない、たとえば、ポリテトラフル
オロエチレンよりなるスロツトを有するリング4
2が挿入されている。環状フランジ32に当接し
たデイスク44により所定位置に保持されたOリ
ング43は、リング42と環状デイスク31の環
状フランジ32の内面との間の中間スペースにテ
ンシヨン状態で取付けられている。そして、デイ
スク44は安全リング45により固定されてい
る。このリング45はスリーブ29の対応する環
状溝に係合している。
第7図の実施例は基本的には同様の構造であ
り、異なる点は、Oリング43の代りに図の右側
に示すように矩形の断面形状を有する弾性リング
43aが配設されていることである。このリング
43aはその外周部で、環状デイスク31のフラ
ンジ32に、たとえば、加硫により取付けられて
いる。
第7図の左側に示された実施例では、スリーブ
29と環状デイスク31との間に弾性部材として
半径方向リツプシール46が取付けられている。
この半径方向リツプシール46は外周面を環状デ
イスク31の対応する内周面に取付けられてい
る。また、この半径方向リツプシール46はその
内周面をスリーブ29の外周側に対応するシリン
ダ状の面に固定することもできる。この半径方向
リツプシール46は周知のオイルシールのよう
に、例えばリーフスプリングであるばね手段を内
包した構造を有する。このばね手段は取付け面と
は反対側の半径方向リツプを、スリーブ29ある
いは環状デイスク31の対向するシリンダ状面に
向けて押圧する。
第7a図を参照して第7図の左側に示す実施例
を更に詳細に説明する。
この半径方向リツプシール46は通常のもので
あり、金属板で形成されたハウジング46cを有
し、このハウジングがフランジ32のシリンダ状
面に取付けられている。このハウジング46c
は、弾性樹脂によりリング状に形成された半径方
向リツプ46aを保持する。この半径方向リツプ
46aはリング42あるいは駆動軸に固定された
スリーブ29のシリンダ状面に当接する。上記リ
ーフスプリングと同等なばね手段である環状のバ
ネ46bは半径方向リツプ46aを囲み、リング
42の対向するシリンダ状面に向けて押圧する。
これにより、半径方向リツプ46aを摩擦接触さ
せる。
環状デイスク31は大きい角加速度の下で、ス
リーブ29と相対的に回転して移動できる。駆動
軸15又は24の不均一な回転あるいは減速ない
し加速の状態中に生ずるスリーブ29に対する相
対的な環状デイスク31のスリツプが生ずる間、
まさつを伴なう制動作用が「ジヤムした面」のと
ころ、すなわち、第6図及び第7図の実施例で
は、リング42と弾性リング43又は43aの
間、又はリツプシール46とリーフスプリング4
8に隣接する表面部の間で生ずる。このまさつを
伴なう制動作用は振動系に緩衝効果をもたらし、
従つて、駆動軸の回転運動がより平滑化される。
このブレーキ作動の間に生ずる摩耗の程度は相当
に小さい。そして、摩耗の少ないリング42やリ
ツプシール46の適宜の構造とすることにより、
摩耗を最小限に小さくすることができる。
プレテンシヨンを適宜に定めるとともに弾性リ
ング43,43a又はリツプシール46及びばね
手段の材料を適宜に選択することにより、所望の
ば定数及び所望の緩衝機能を振動系に導入するこ
とができる。第6図及び第7図の緩衝及び平滑化
の装置20の作用は、第8図に曲線40及び40
aないし40cにより表わしたダイヤグラムの態
様に似ている。
振動径の共振振動数は、環状デイスク31質量
と弾性部材のばね定数を、例えば駆動軸のねじり
振動数のほぼ80%となるように適宜に選定するこ
とにより、関連する駆動軸15,24のねじり振
動数に合せることができる。この関係は第8図に
示されている。同図の実験記録では、ステツプモ
ータと駆動機構と駆動軸からなる振動系のねじり
振動数に対して曲線40でその大きさが示されて
いる(電気計測器の電圧で)。緩衝及び平滑化装
置20を用いない状態を示す曲線40に対し、曲
線40a,40b,40cは弾性部材のばね定数
を変化した場合における緩衝及び平滑化装置20
の共振振動を示す。
曲線40に曲線40a乃至40cを重ね合せる
ことにより、駆動軸のねじり振動が大きく減少す
ることが分る。
一方、環状デイスク31は共振振動数から20%
離れた振動数の箇所でフライホイールとして有効
に作用し、これにより、ステツプモータ12ある
いは25のそれぞれのステツピング回転による駆
動軸15あるいは24の衝動を緩衝する。
慣性体の質量を変えるために、環状デイスク3
1に他のリングを取付けることができる。又、複
数の環状デイスク31を互いに隣接して配置する
ことも可能である。
スリーブ29と相対的な環状デイスク31の軸
方向の支持は、必ずしも常にスリーブ29のとこ
ろの環状フランジによりなされる必要はない。環
状デイスク31は、ハウジング13の部分に対し
て、あるいはステツプモータ12のハウジングの
部分に対して当接させることによつても、軸方向
の支持が得られる。
以上のように、工具研削機を説明したが、すで
に述べたように、緩衝及び平滑化の装置20は、
第1のマシンテーブル2の駆動機構及び受スピン
ドル22の駆動機構にのみ設けられる。勿論、他
の運動軸線におかれた工具研削機の位置決め装置
に、緩衝及び平滑化の装置20を有する間欠駆動
機構を採用することもできる。又、受スピンドル
22の間欠駆動機構のみが緩衝及び平滑化の装置
20を備えるような実施例も考え得る。
本発明のここに示した実施例では、緩衝及び平
滑化の装置20は駆動軸15又は24上におかれ
る。又、この駆動軸は、ステツプモータ12又は
25にそれぞれ取付けられた減速機構の駆動軸を
構成する。勿論、緩衝及び平滑化の装置20が他
の駆動系路中の他の場所、たとえば、ステツプモ
ータの軸上に直接、すなわち、駆動機構の動力入
力の後側に配置することも、実施例として考え得
る。基本的にいえば、緩衝及び平滑化の装置を、
最も高速度で回転する軸上に配置するのが好まし
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の工具研削機の概略的側面図、
第2図は第1図における工具研削機の異なる概略
側面図、第3図は第1図における工具研削機の工
具テーブル駆動機構の、異なるスケールで示す軸
方向に沿う部分破断側面図、第4図は第1図にお
ける工具研削機の支持スピンドルのための駆動機
構を異なるスケールで表わす部分破断側面図、第
5図は第4図のアツセンブリの軸方向に沿う他の
部分破断側面図、第6図及び第7図は第1図にお
ける工具研削機のための緩衝及び平滑化の2つの
装置の具体例を示す説明図、第7a図は第7図の
左側部分の説明図、第8図は第1図における工具
研削機の緩衝及び平滑化の装置の効果を具体的に
示す線図である。 1……基台、2,3,5……テーブル、7……
といし、12,25……モータ、15,24……
駆動軸、18,22……スピンドル、28……環
状フランジ、29……スリーブ、31……環状デ
イスク、32……環状フランジ、42,43,4
3a……リング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転切削工具あるいは旋盤工具などの切削刃
    を研削するために、切削されるべき工具を保持す
    る回転可能な受スピンドル22と、この受スピン
    ドルを工具と共に、少なくとも隣接した切削刃の
    間隔に対応した段階毎に自動的に進める被動割出
    し機構とを備え、この割出し機構は長手方向に移
    動可能ないし回転可能な第1マシンテーブル2に
    配置され、更に、研削ホイールを支持する第2マ
    シンテーブルを備え、前記受スピンドル22と少
    なくともこの受スピンドルを支持するマシンテー
    ブル2とが所定の減速比を持つた遊びのない伝達
    機構を介して電動ステツプモータに直接結合され
    る工具研削機であつて、 駆動機構12,15,18,25,24,22
    のねじり共振振動数に対応する慣性体31が、前
    記割出し機構の駆動軸15,24ないし少なくと
    も1のマシンテーブル2,5にカツプリング装置
    を介して連結され、このカツプリング装置は加速
    度による回転モーメントの影響の下で前記駆動軸
    15,24に対して慣性体のスリツプ摩擦力によ
    り制動された相対回転を可能とし、前記慣性体は
    環状デイスク31に形成され、前記カツプリング
    装置は前記環状デイスク31と駆動軸15,24
    に強固に取付けられた同軸スリーブ29との間に
    配設されて摩擦係合する弾性部材43,46を備
    え、環状デイスク31とスリーブ29とが直接摩
    擦係合することを特徴とする工具研削機。 2 前記弾性部材は半径方向リツプシール46で
    ある特許請求の範囲第1項記載の工具研削機。 3 前記弾性部材は環状デイスク31の環状フラ
    ンジ32の内周面と、この内周面に対向するスリ
    ーブ29の溝41の底面との間に配置される弾性
    リング43である特許請求の範囲第1項記載の工
    具研削機。 4 前記弾性リング43,43aは耐摩耗性材料
    からなるリング42により半径方向に支持されて
    いる特許請求の範囲第3項記載の工具研削機。 5 前記弾性リングはOリング43aであり、こ
    のOリングは、前記スリーブの外周部で開口する
    環状溝内に挿入され、環状デイスク31の環状フ
    ランジ32に隣接して配置される特許請求の範囲
    第3項又は第4項記載の工具研削機。 6 前記環状デイスク31は他のデイスクを取付
    けることができ、駆動軸15,24に対して有効
    慣性モーメントを可変である特許請求の範囲第1
    項乃至第5項いずれか1に記載の工具研削機。
JP50148379A 1978-08-31 1979-08-29 Expired JPS6357183B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19782837972 DE2837972C2 (de) 1978-08-31 1978-08-31 Werkzeug-Schleifmaschine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55500669A JPS55500669A (ja) 1980-09-18
JPS6357183B2 true JPS6357183B2 (ja) 1988-11-10

Family

ID=6048339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50148379A Expired JPS6357183B2 (ja) 1978-08-31 1979-08-29

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0016219B1 (ja)
JP (1) JPS6357183B2 (ja)
DE (1) DE2837972C2 (ja)
WO (1) WO1980000428A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2743019A1 (en) * 2012-12-14 2014-06-18 Sandvik Intellectual Property AB Vibration damper for hole machining apparatus
CN104816204B (zh) * 2015-03-29 2017-10-27 林家豪 一种万能磨刀机
FR3113259B1 (fr) * 2020-08-10 2022-08-05 Safran Aircraft Engines Dispositif de bridage d’une pièce sur un outillage
CN112962296B (zh) * 2021-02-22 2022-04-26 佛山宇渤医疗科技有限公司 一种避免需要进行二次切断处理的口罩生产切断设备
CN114043302B (zh) * 2021-12-06 2022-07-01 东莞市巨冈机械工业有限公司 一种具有减震结构的五轴机床转台

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE588245C (de) * 1930-06-11 1933-11-15 Budd Wheel Co Schwingungsdaempfer
BE456220A (ja) * 1943-03-19
US3165945A (en) * 1961-09-22 1965-01-19 Houdaille Industries Inc Torsional vibration damper
US3545301A (en) * 1969-06-02 1970-12-08 Cincinnati Milacron Inc Stepping motor damper
US3640138A (en) * 1969-12-12 1972-02-08 Heald Machine Co Machine tool
DE2641568B2 (de) * 1976-09-15 1978-10-19 Montanwerke Walter Gmbh, 7400 Tuebingen An einer Werkzeug-Schleifmaschine vorgesehener Träger für rundlaufende, an ihren Schneiden zu schleifende Schneidwerkzeuge, wie Messerköpfe u.dgl

Also Published As

Publication number Publication date
EP0016219A1 (de) 1980-10-01
DE2837972A1 (de) 1980-03-13
JPS55500669A (ja) 1980-09-18
EP0016219B1 (de) 1981-11-11
WO1980000428A1 (en) 1980-03-20
DE2837972C2 (de) 1986-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05240307A (ja) 回転衝撃力を補償する装置
US4724719A (en) Flywheels with vibration damping means
US5679066A (en) Eccentric disk grinder with a grinding disk brake
US4767380A (en) Damper-type flywheel suitable for automobile transmissions
US4714449A (en) Apparatus for reducing vehicle drive train vibrations
JPH0666349A (ja) トルクを伝達するための装置
US4384862A (en) Centrifugal operating device
JPH0823384B2 (ja) はずみ車ユニット
JP3626995B2 (ja) 摩擦仮より装置
US20190345986A1 (en) Shaft coupling
JPS6357183B2 (ja)
US4950110A (en) Rotating tool and traction drive unit therefor
JP3054377B2 (ja) ねじり振動ダンパ
US5239886A (en) Stability high gain and dynamic stiffness servo axis drive system and method
CA1276896C (en) Clutch brake noise supressor
US5205190A (en) Stability high gain and dynamic stiffness servo axis drive system and method
US4126066A (en) Brake lathe harmonic damper
US3748868A (en) Elastic coupling
US4943264A (en) Centrifugal clutch with belt tightening spacer assembly
US2626033A (en) Centrifugal servo clutch
US5630491A (en) Friction clutch for a transmission of a motor vehicle and a clutch disc for a friction clutch
JP4277507B2 (ja) トルク変動吸収装置
US2703986A (en) Balanced variable-speed power unit
JPH0235080Y2 (ja)
US4578049A (en) Pulley device