JPS6357030B2 - - Google Patents

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JPS6357030B2
JPS6357030B2 JP5228480A JP5228480A JPS6357030B2 JP S6357030 B2 JPS6357030 B2 JP S6357030B2 JP 5228480 A JP5228480 A JP 5228480A JP 5228480 A JP5228480 A JP 5228480A JP S6357030 B2 JPS6357030 B2 JP S6357030B2
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JP
Japan
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freshness
component
carbon dioxide
iron
oxygen
Prior art date
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Expired
Application number
JP5228480A
Other languages
Japanese (ja)
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JPS56148272A (en
Inventor
Kunihiko Mizutani
Hiroo Iwata
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Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP5228480A priority Critical patent/JPS56148272A/en
Publication of JPS56148272A publication Critical patent/JPS56148272A/en
Publication of JPS6357030B2 publication Critical patent/JPS6357030B2/ja
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は、酸素吸収能力と炭酸ガス発生能力を
兼備させた、食品の悪変を防止することを目的と
する食品の鮮度保持剤に関するものである。 近年、包装食品の鮮度保持方法として、酸素吸
収剤すなわち酸化還元反応により酸素を吸収する
能力のある物質を食品と共に包装容器内に密封し
て、酸素による食品の悪変を防止する方法が実施
されている。しかし、この方法では酸素を吸収す
るだけであるので、食品の酸化・変色を防止する
効果及びカビの繁殖に対する抑制効果はあるもの
の嫌気性細菌に対する抑制効果は期待できず、食
品の鮮度保持手段としては充分に満足し難いもの
である。 本発明者等は上記欠点を解決すべく検討した結
果、酸素吸収剤に炭酸ガス発生能力を付与するこ
とによつて、食品のより完全な鮮度保持が達成さ
れることを見出した。また酸素吸収剤として鉄系
酸素吸収剤を使用すると酸素吸収時に水素の発生
を伴い、特に多量の鉄系酸素吸収剤を使用すると
火災爆発の危険性が生じる可能性のあることも判
明した。本発明者等はこの水素発生による危険性
のない、かつ良好な酸素吸収能力及び炭酸ガス発
生能力を有する鮮度保持剤を見出し、本発明を完
成した。 本発明は、 (A) 鉄系物質(以下(A)成分という)、 (B) アルカリ金属又はアルカリ土類金属のハロゲ
ン化物(以下(B)成分という)、 (C) 炭酸塩及び/又は炭酸水素塩(以下(C)成分と
いう)、 (D) 水と作用して酸性を呈する固体物質(以下(D)
成分という)、 (E) 等電点が5.0ないし10.0のアミノ酸(以下(E)
成分という)、 からなる食品の鮮度保持剤であつて、これを食品
と共に包装しあるいは容器内に置くときは、(A)成
分である鉄系物質により、包装あるいは容器内の
酸素を吸収すると同時に、他の(B)成分、(C)成分及
び(D)成分の相互作用により炭酸ガスを発生し、こ
の炭酸ガスが細菌の繁殖の抑制機能(静菌もしく
は抗菌機能)を発揮し、もつて、包装あるいは容
器内の食品の卓越した鮮度保持効果を奏するので
ある。さらにまた、炭酸ガスには青果物に対して
生活作用を抑制し鮮度を保持する機能があり、本
発明においてはこの機能をも利用することができ
る。更に(E)成分により水素の発生を抑制し、水素
による危険性をなくし、安全に上記の酸素吸収能
力及び炭酸ガス発生能力を提供することができ
る。 本発明の鮮度保持剤の(A)成分である鉄系物質と
は、空気中の酸素と反応し、自身は酸化される事
により酸素を吸収する物質であり、鉄系酸素吸収
剤の原料として広く用いられているものであり、
例えば以下の群から選ばれる1種類以上を主とし
て含むものが挙げられる。 (イ) 例えば還元鉄粉、電解鉄粉及び噴霧鉄粉等の
鉄粉類及び該鉄粉類の部分酸化物。 (ロ) 例えば硫酸第1鉄、酸化第1鉄、水酸化第1
鉄等からなる第1鉄化合物。 (ハ) 例えば四三酸化鉄等の鉄の複酸化物。 (ニ) 例えば炭化鉄、硫化鉄、鉄カルボニル、ケイ
素鉄等からなる鉄化合物。 これら鉄系物質は、単独でも、酸素吸収能力が
あるが、本発明の鮮度保持剤に於いては、前述の
他の(B)成分、(C)成分及び(D)成分を組合せて、接触
した時、それらの相互作用により著しく酸素吸収
能力が増大して鮮度保持効果が著しく向上すると
共に、相互作用後の生成物が無害である等の特長
を有するものである。 この点について、例えば、(1)糖類とアルカリと
からなる酸素吸収剤、(2)カテコール、レゾルシ
ン、ピロガロール等の芳香族多価アルコールとア
ルカリとからなる酸素吸収剤、(3)アスコルビン酸
及びその塩とアルカリとからなる酸素吸収剤等の
有機物系酸素吸収剤(有機物とアルカリ)と本発
明の鮮度保持剤中の(B)成分、(C)成分、(D)成分を組
合せて接触した時、酸素吸収能力が逆に低減もし
くは、皆無となつてしまい酸素吸収剤としては、
使用できない。 本発明に於いては、前に例示した(A)成分として
の鉄系物質のなかでも、特に(イ)に例示した鉄粉類
及び該鉄粉類の部分酸化物が、本発明の鮮度保持
剤の(B)成分、(C)成分及び(D)成分との相互作用の上
で、特に顕著な酸素吸収能力を示すので、好まし
く使用される。又、該鉄粉類及びその部分酸化物
のなかでも、粒度が80メツシユより小さい、微粉
末が単位重量当りの酸素吸収能力が高いので、特
に好ましく使用される。 本発明の鮮度保持剤の(B)成分としてのアルカリ
金属又はアルカリ土類金属のハロゲン化物は例え
ば塩化ナトリウム、塩化カリ、臭化ナトリウム、
臭化カリ、沃化ナトリウム、沃化カリ、弗化ナト
リウム、弗化カリ、などで例示されるアルカリ金
属のハロゲン化物、塩化マグネシウム、塩化カル
シウム、塩化バリウム、臭化カルシウム、臭化マ
グネシウム、臭化バリウムなどで例示されるアル
カリ土類金属のハロゲン化物である。これらのハ
ロゲン化物は、無水塩及び各種含水塩のいずれか
の形態でも使用でき、又単独もしくは2種類以上
併用もできる。 本発明の鮮度保持剤の(C)成分である炭酸塩及び
炭酸水素塩には特に制限がなく、例えば、
Li2CO3、Na2CO3、K2CO3、MgCO3、CaCO3
BaCO3、LiHCO3、NaHCO3、KHCO3等のアル
カリ及びアルカリ土類金属の炭酸塩及び重炭酸塩
FeCO3、CoCO3及びNiCO3等の遷移金属の炭酸
塩(NH42CO3及びNH4HCO3のアンモニウム塩
等の群から選ばれる1種類以上を主として含むも
のが、使用できるが、水素の発生を出来るだけ押
えるためには、アルカリ及びアルカリ土類金属の
炭酸塩及び重炭酸塩が好ましく、中でも重炭酸塩
が、単位重量当りの炭酸ガス発生効率が高いの
で、特に好ましく使用できる。 本発明の鮮度保持剤の(D)成分である水と作用し
て、酸性を呈する固体物質とは、包装あるいは、
容器内雰囲気中の水蒸気と化学的及び/又は、物
理的に作用して、酸性を呈する常態が固体である
物質であり、例えば、以下の群から選ばれた1種
類以上を主として含有するものが挙げられる。 例えば安息香酸、エリソルビン酸、カプロン
酸、グルタミン酸、ケイ皮酸、コハク酸、サリ
チル酸、シユウ酸、酒石酸、ソルビン酸、ニコ
チン酸、乳酸、フマル酸、マレイン酸、葉酸、
リンゴ酸、クエン酸等の有機酸。 例えばホウ酸等の無機酸。 例えば無水リン酸(五酸化リン)および無水
硫酸(三酸化イオウ)等の無水酸の如く、水蒸
気と化学的に作用して(即ち、反応して)酸を
生成するもの。 遷移金属の無機酸塩又は、有機酸塩の中で、
水と作用して(加水分解して)、酸性を呈する
もの。 具体的には、例えば、鉄、コバルト、ニツケ
ル、銅、亜鉛、チタン、マンガン、アルミニウ
ム、スズ、アンチモン、鉛、ビスマス等の金属
のハロゲン酸塩、酸素酸塩及び有機酸塩で、更
に具体的には、例えば、塩化鉄、塩化コバル
ト、塩化ニツケル、塩化銅、塩化亜鉛、塩化マ
ンガン、塩化アルミニウム、塩化アンチモン、
塩化チタン、硫酸アルミニウム、硫酸鉄、硫酸
アンチモン、硫酸スズ、硫酸チタン、硫酸マン
ガン、硝酸アルミニウム、硝酸コバルト、硝酸
鉄、硝酸銅、硝酸ニツケル、過塩素酸ニツケ
ル、臭化鉄、臭化銅、臭化ニツケル、ヨウ化
鉄、酢酸コバルト等が挙げられる。 これらの物質は、水と作用した後、加水分解
して酸性を呈する。 本発明の鮮度保持剤の(E)成分である等電点が
5.0ないし10.0のアミノ酸としては、特に限定が
なく、等電点(pI)がこの範囲内のものであれ
ば、いずれのアミノ酸でも使用できる。 かかるpI値のアミノ酸を使用した場合には、酸
素吸収能力、炭酸ガス発生能力及び水素発生抑制
能力のいずれもが非常に良好な鮮度保持剤が得ら
れる。pI値が5.0未満のアミノ酸の場合には、水
素発生抑制能力が不十分であり又pI値が10.0以上
のアミノ酸の場合には、炭酸ガス発生能力が不十
分となる。 かゝるpI値が5.0ないし10.0のアミノ酸として
は、例えば以下の群から選ばれた1種類以上を主
として含有するものが挙げられる。 例えば、アスパラギン、アミノ酪酸、アラニ
ン、アルギニン、イソロイシン、オルニチン、カ
ナバニン、グリシン、グルタミン、サルコシン、
システイン、シスチン、セリン、チロキシン、チ
ロシン、トリプトフアン、トレオニン、ノルロイ
シン、バリン、ヒスチジン、ヒドロキシプロリ
ン、ヒドロキシリシン、フエニルアニラン、プロ
リン、ホモセリン、メチオニン、メチルヒスチジ
ン、リシン、ロイシン、等のpI値が5.0以上、10.0
以下のアミノ酸がある。 本発明の鮮度保持剤は、上記(A)成分乃至(E)成分
を必須成分とするもので、どの一成分が欠けて
も、鮮度保持剤としての、効能が低下する。かゝ
る様子を、五成分から、各一成分づつ、欠除した
場合を例にとつて以下に説明する。 (A)成分が欠けた場合には、酸素吸収能力が全く
発現しない。 (B)成分が欠けた場合には、酸素吸収能力及び炭
酸ガス発生能力共に、著しく低下する。 (C)成分が欠けた場合には、炭酸ガス発生能力が
全く発現しない。 (D)成分が欠けた場合には、酸素吸収能力及び炭
酸ガス発生能力が低下すると共に、特に包装容器
内へ一旦発散された炭酸ガスが、再び、鮮度保持
剤の内に吸収され、長い時間範囲で見た場合、実
質上炭酸ガスの発生が著しく低下する。 (E)成分が欠けた場合には、水素の発生があり、
包装容器内で使用された場合蓄積されるので大量
の鮮度保持剤を用いる場合は、爆発又は火災の危
険性がある。 本発明の鮮度保持剤における各成分の配合比に
ついては、(E)成分以外については限定がなく、食
品の種類、食品の水分蒸散量、要求される酸素吸
収速度及炭酸ガス発生速度等により、かなり広範
囲に変更し得るが、一般的な好ましい配合比につ
いて以下に述べる。 鮮度保持剤の使用重量当りの炭酸ガス発生効率
は(B)成分乃至(D)成分の配合比によつて左右され、
(C)成分の炭酸塩及び/又は炭酸水素塩1モル当
り、(B)成分のアルカリ土類金属塩を0.01〜3モ
ル、特に好ましくは0.1〜2モル、(D)成分の酸性
固体物質を、0.01〜4モル、特に好ましくは0.1
〜2モルの配合比とすることが好ましく、この範
囲内の配合比では、使用薬剤重量当りの炭酸ガス
発生量が高い。 (A)成分の鉄系物質と(B)成分ないし(D)成分との配
合比によつて酸素吸収量と炭酸ガス発生量との釣
合いが制御されるのであり、その好ましい配合比
は(A)成分である鉄系物質1モル当り、(C)成分であ
る炭酸塩及び/又は炭酸水素塩は0.01〜10モル、
特に0.05〜5モルの配合比が好ましく、この範囲
内の配合比において、酸素吸収量と炭酸ガス発生
量との釣合いかとれ、高い鮮度保持効果をあげる
ことができる。 (E)成分の添加量は(A)成分ないし(D)成分の配合比
によつて異るが(A)成分ないし(D)成分合計の1重量
部当たり0.001〜1重量部であり、好ましくは
0.01〜0.5重量部である。0.001重量部以下では水
素発生を抑制する効果が認められず、安全性を保
つことが困難となる。又1重量部以上では、鮮度
保持剤・単位重量当りの酸素吸収能力及び炭酸ガ
ス発生能力が低下し、実用性が乏しい。 本発明の鮮度保持剤は、上記(A)成分乃至(E)成分
を必須成分として含有するものであるが、各成分
の混和性や相互の分散性を良くする為に、水に難
溶性の充填剤を添加することもできる。かゝる水
難溶性充填剤としては、例えば、活性炭、ケイソ
ウ土、酸性白土、活性白土、シリカ、パーライ
ト、ゼオライト、アルミナ、カオリン、タルク、
ベントナイト、ケイ酸カルシウム、アスベスト、
マグネシア、シリカアルミナ、アルカリ土類金属
の硫酸塩、炭酸塩及びケイ酸塩、窒化ケイ素、黒
鉛、水酸化アルミニウム、酸化鉄及びセルロース
等の水に難容性な無機物又は有機物の粉末又は、
粒状体があげられる。 水難溶性充填剤の添加量は、好ましくは、(A)成
分乃至(E)成分合計の1重量部当り、0.001〜10重
量部の範囲内で決定される。0.001重量部未満で
は分散性の改良効果がなく、10重量部を越えると
有効成分の濃度が相対的に下がり、酸素吸収能力
及び炭酸ガス発生能力が低下し好ましくない。 鮮度保持剤は水分と反応して酸素吸収能力及び
炭酸ガス発生能力を発揮するのであるが、通常は
雰囲気中又は食品中にかなりの水分を含んでお
り、そこから蒸散する水分又は雰囲気中の水分で
十分にその能力を発揮するので、特に鮮度保持剤
に水分を添加する必要はない。それは又、未使用
の鮮度保持剤の有効に利用出来る期間を延長する
ので好ましい形態である。しかし、食品から蒸散
する水分又は雰囲気中の水分が少なくて、酸素吸
収速度及び炭酸ガスの発生速度が遅い場合には、
上記水難溶性充填剤に水分を含浸させたものを、
添加するか、又は包装あるいは容器内に同時に置
く事により、酸素吸収速度及び炭酸ガスの発生速
度を高めることができる。 本発明の鮮度保持剤は、上記(A)成分乃至(E)成分
を必須成分として含有すれば、いかなる形態であ
つてもよく、例えば、上記(A)成分乃至(E)成分のそ
れぞれを微粉末とし、これを単に混合したもの、
あるいは、該混合微粉末をタブレツトマシン、押
出成型機、ロール成型機などによつてペレツト
状、ビース状、棒状、ブロツク状、シート状など
に成形したものであつてもよい。かかる成形の際
に、粉体の成形に通常使用される結合剤や滑剤を
使用することもできる。かかる結合剤としては、
例えばデンプン、カルボキシメチルセルロース、
ポリ酢酸ビニル、ポリオレフイン、ポリビニルア
ルコールの如き、高分子重合体等が挙げられ、ま
た滑剤としては、各種ステアリン酸誘導体を挙げ
ることができる。 本発明の鮮度保持剤は、上記の如く、粉末状或
いは成形体でそのまゝ使用することもできるし、
それを通気性の包装材、例えばセロフアン、種々
の合成樹脂フイルム、紙等の袋に入れて用いるこ
ともできる。ここで、包装材の材質、構造等は通
気性であれば種々変える事ができる。いずれにせ
よ鮮度保持剤の使用に際しては、対象食品の汚損
を予防するために、食品との直接々触を避けるこ
とが望ましく、鮮度保持剤または食品のいずれか
もしくは双方が通気性包装材で被覆されているこ
とが好ましい。又、本発明の鮮度保持剤は、(A)成
分の酸素吸収剤及び(E)成分の水素発生抑制剤と(B)
成分乃至(D)成分とからなる炭酸ガス発生剤を上記
例示した方法により、別々に成型もしくは包装し
たのち、食品と共に、一つの包装あるいは容器内
に密封して使用することも出来る。 本発明の鮮度保持剤は、食品と共に包装あるい
は容器内に密封される事により、系内の酸素を吸
収すると同時に、炭酸ガスを発生し、もつて食品
の酸素による悪変を防止すると共に、炭酸ガスに
よる静菌もしくは抗菌効果及び青果物に対して
は、生活作用抑制効果を発揮することができ、か
つ水素の発生が抑えられ安全に使用することが出
来る。 以下に参考例、比較参考例、実施例及び比較例
を挙げて、本発明をさらに具体的に説明する。参
考例1〜18および比較例1〜5(A)成分ないし(E)成
分を表−1に示す量を用いて乾燥窒素雰囲気下で
十分混合した後、有孔ポリエチレンラミネート紙
袋に充填することにより、各種組成物を製造し
た。 引続き、該紙袋を底部に5mlの水が共存する内
容積約1のガラスビンに吊したのち、ガラスビ
ンを密閉した。なお、参考例18のみは、底部に水
を共存させない乾燥したガラスビンを用い、含水
ケイソウ土を充填剤として使用した。室温にて、
48時間経過後、ガラスビン中のガスの圧力及び組
成を分析することにより、吸収酸素量発生炭酸ガ
ス量及び発生水素量を測定したところ、表−1に
示す結果を得た。
The present invention relates to a food freshness-preserving agent that has both oxygen absorption ability and carbon dioxide generation ability and is intended to prevent food from deteriorating. In recent years, as a method for preserving the freshness of packaged foods, a method has been implemented in which an oxygen absorber, that is, a substance capable of absorbing oxygen through a redox reaction, is sealed in a packaging container together with the food to prevent the food from deteriorating due to oxygen. ing. However, since this method only absorbs oxygen, although it has the effect of preventing food oxidation and discoloration and suppressing the growth of mold, it cannot be expected to suppress anaerobic bacteria. is difficult to fully satisfy. As a result of studies to solve the above-mentioned drawbacks, the present inventors have found that by imparting carbon dioxide gas generating ability to an oxygen absorbent, more complete freshness of food can be achieved. It has also been found that when an iron-based oxygen absorbent is used as an oxygen absorbent, hydrogen is generated during oxygen absorption, and that there is a possibility of fire and explosion, especially when a large amount of iron-based oxygen absorbent is used. The present inventors have discovered a freshness-preserving agent that is free from the danger of hydrogen generation and has good oxygen absorption ability and carbon dioxide generation ability, and has completed the present invention. The present invention comprises (A) an iron-based substance (hereinafter referred to as component (A)), (B) a halide of an alkali metal or alkaline earth metal (hereinafter referred to as component (B)), (C) carbonate and/or carbonic acid. Hydrogen salt (hereinafter referred to as component (C)), (D) Solid substance that becomes acidic when it interacts with water (hereinafter referred to as (D)
(E) Amino acids with an isoelectric point of 5.0 to 10.0 (hereinafter referred to as (E)
When this is packaged with food or placed in a container, the iron-based material (component (A)) absorbs oxygen in the packaging or container and at the same time , other (B) components, (C) components, and (D) components generate carbon dioxide gas, and this carbon dioxide gas exerts the function of suppressing the proliferation of bacteria (bacteriostatic or antibacterial function). This has an excellent effect on preserving the freshness of the food inside the package or container. Furthermore, carbon dioxide gas has the function of suppressing the life effects of fruits and vegetables and maintaining freshness, and this function can also be utilized in the present invention. Furthermore, the component (E) suppresses the generation of hydrogen, eliminates the dangers caused by hydrogen, and safely provides the above-mentioned oxygen absorption ability and carbon dioxide gas generation ability. The iron-based substance, which is the component (A) of the freshness-preserving agent of the present invention, is a substance that absorbs oxygen by reacting with oxygen in the air and is itself oxidized, and is used as a raw material for iron-based oxygen absorbents. It is widely used,
For example, those mainly containing one or more types selected from the following group can be mentioned. (a) Iron powders such as reduced iron powder, electrolytic iron powder, and atomized iron powder, and partial oxides of the iron powders. (b) For example, ferrous sulfate, ferrous oxide, ferrous hydroxide
A ferrous compound consisting of iron, etc. (c) For example, iron complex oxides such as triiron tetroxide. (d) Iron compounds consisting of, for example, iron carbide, iron sulfide, iron carbonyl, iron silicon, etc. These iron-based substances have the ability to absorb oxygen when used alone, but in the freshness preserving agent of the present invention, they can be used in combination with the other components (B), (C), and (D). When this happens, their interaction significantly increases the oxygen absorption capacity, significantly improving the freshness-keeping effect, and the product after the interaction is harmless. In this regard, for example, (1) oxygen absorbers made of sugars and alkalis, (2) oxygen absorbers made of aromatic polyhydric alcohols such as catechol, resorcinol, and pyrogallol and alkalis, and (3) ascorbic acid and its When an organic oxygen absorber (organic substance and alkali) such as an oxygen absorber consisting of a salt and an alkali is combined with components (B), (C), and (D) in the freshness preserving agent of the present invention and brought into contact. However, as an oxygen absorber, the oxygen absorption capacity decreases or becomes completely absent.
I can not use it. In the present invention, among the iron-based substances as the component (A) exemplified above, the iron powders exemplified in (A) and partial oxides of the iron powders are particularly useful for maintaining the freshness of the present invention. It is preferably used because it exhibits particularly remarkable oxygen absorption ability upon interaction with component (B), component (C), and component (D) of the agent. Further, among the iron powders and partial oxides thereof, fine powders having a particle size of less than 80 mesh are particularly preferably used because they have a high oxygen absorption capacity per unit weight. Alkali metal or alkaline earth metal halides as component (B) of the freshness preserving agent of the present invention are, for example, sodium chloride, potassium chloride, sodium bromide,
Alkali metal halides such as potassium bromide, sodium iodide, potassium iodide, sodium fluoride, potassium fluoride, magnesium chloride, calcium chloride, barium chloride, calcium bromide, magnesium bromide, bromide, etc. It is an alkaline earth metal halide such as barium. These halides can be used either in the form of anhydrous salts or various hydrated salts, and can be used alone or in combination of two or more types. There are no particular limitations on the carbonate and hydrogen carbonate that are component (C) of the freshness-preserving agent of the present invention, and for example,
Li 2 CO 3 , Na 2 CO 3 , K 2 CO 3 , MgCO 3 , CaCO 3 ,
Carbonates and bicarbonates of alkali and alkaline earth metals such as BaCO 3 , LiHCO 3 , NaHCO 3 , KHCO 3
Hydrogen _ _ _ _ _ _ _ In order to suppress the generation of carbon dioxide as much as possible, carbonates and bicarbonates of alkali and alkaline earth metals are preferable, and among them, bicarbonates are particularly preferably used because they have a high carbon dioxide gas generation efficiency per unit weight. The solid substance that becomes acidic when acting with water, which is component (D) of the freshness preserving agent of the present invention, is the packaging or
A substance that is normally solid and exhibits acidity by chemically and/or physically interacting with water vapor in the atmosphere inside the container, for example, a substance that mainly contains one or more types selected from the following groups: Can be mentioned. For example, benzoic acid, erythorbic acid, caproic acid, glutamic acid, cinnamic acid, succinic acid, salicylic acid, oxalic acid, tartaric acid, sorbic acid, nicotinic acid, lactic acid, fumaric acid, maleic acid, folic acid,
Organic acids such as malic acid and citric acid. For example, inorganic acids such as boric acid. For example, anhydrous acids such as phosphoric anhydride (phosphorus pentoxide) and sulfuric anhydride (sulfur trioxide), which chemically interact (ie, react) with water vapor to produce acids. Among inorganic acid salts or organic acid salts of transition metals,
Something that becomes acidic when it interacts with water (hydrolyzes). Specifically, for example, halogen acid salts, oxyacid salts, and organic acid salts of metals such as iron, cobalt, nickel, copper, zinc, titanium, manganese, aluminum, tin, antimony, lead, and bismuth; For example, iron chloride, cobalt chloride, nickel chloride, copper chloride, zinc chloride, manganese chloride, aluminum chloride, antimony chloride,
Titanium chloride, aluminum sulfate, iron sulfate, antimony sulfate, tin sulfate, titanium sulfate, manganese sulfate, aluminum nitrate, cobalt nitrate, iron nitrate, copper nitrate, nickel nitrate, nickel perchlorate, iron bromide, copper bromide, odor Examples include nickel oxide, iron iodide, and cobalt acetate. After these substances interact with water, they are hydrolyzed and become acidic. The isoelectric point of component (E) of the freshness preserving agent of the present invention is
There are no particular limitations on the amino acid having a value of 5.0 to 10.0, and any amino acid can be used as long as it has an isoelectric point (pI) within this range. When an amino acid having such a pI value is used, a freshness-preserving agent having very good oxygen absorption ability, carbon dioxide gas generation ability, and hydrogen generation suppression ability can be obtained. In the case of amino acids with a pI value of less than 5.0, the ability to suppress hydrogen generation is insufficient, and in the case of amino acids with a pI value of 10.0 or more, the ability to generate carbon dioxide gas is insufficient. Examples of such amino acids having a pI value of 5.0 to 10.0 include those mainly containing one or more types selected from the following groups. For example, asparagine, aminobutyric acid, alanine, arginine, isoleucine, ornithine, canavanine, glycine, glutamine, sarcosine,
Cysteine, cystine, serine, thyroxine, tyrosine, tryptophan, threonine, norleucine, valine, histidine, hydroxyproline, hydroxylysine, phenylanilan, proline, homoserine, methionine, methylhistidine, lysine, leucine, etc. have pI values of 5.0 or more, 10.0
There are the following amino acids. The freshness-preserving agent of the present invention has the above-mentioned components (A) to (E) as essential components, and if any one component is missing, the effectiveness as a freshness-preserving agent will be reduced. This situation will be explained below using an example in which one component is deleted from each of the five components. If component (A) is missing, no oxygen absorption ability is expressed at all. When component (B) is missing, both the oxygen absorption capacity and the carbon dioxide generation capacity are significantly reduced. If component (C) is missing, the ability to generate carbon dioxide gas will not be expressed at all. If component (D) is missing, the oxygen absorption capacity and carbon dioxide generation capacity will decrease, and especially the carbon dioxide gas that has been emitted into the packaging container will be absorbed again into the freshness-preserving agent, resulting in a long period of time. In terms of the range, carbon dioxide production is substantially reduced. If component (E) is missing, hydrogen will be generated,
There is a risk of explosion or fire when using large amounts of freshness preserving agents as they accumulate when used in packaging containers. The blending ratio of each component in the freshness preserving agent of the present invention is not limited except for component (E), and depends on the type of food, the amount of water evaporation from the food, the required oxygen absorption rate and carbon dioxide generation rate, etc. Generally preferred blending ratios are described below, although they can be varied over a fairly wide range. The carbon dioxide generation efficiency per weight of the freshness preserving agent depends on the blending ratio of components (B) to (D).
Per mol of carbonate and/or hydrogen carbonate of component (C), 0.01 to 3 mol, particularly preferably 0.1 to 2 mol of alkaline earth metal salt of component (B), and 0.1 to 2 mol of the acidic solid substance of component (D). , 0.01 to 4 mol, particularly preferably 0.1
It is preferable to set the blending ratio to 2 moles, and at a blending ratio within this range, the amount of carbon dioxide gas generated per weight of the drug used is high. The balance between the amount of oxygen absorbed and the amount of carbon dioxide gas generated is controlled by the blending ratio of the iron-based material of component (A) and components (B) to (D), and the preferred blending ratio is (A). ) 0.01 to 10 mol of carbonate and/or hydrogen carbonate, which is component (C), per 1 mol of iron-based substance, which is component (C),
In particular, a blending ratio of 0.05 to 5 moles is preferable, and within this range, the amount of oxygen absorbed and the amount of carbon dioxide gas generated are balanced, and a high freshness retention effect can be achieved. The amount of component (E) added varies depending on the blending ratio of components (A) to (D), but is preferably 0.001 to 1 part by weight per 1 part by weight of the total of components (A) to (D). teeth
It is 0.01 to 0.5 parts by weight. If the amount is less than 0.001 part by weight, no effect of suppressing hydrogen generation will be observed, making it difficult to maintain safety. If the amount is more than 1 part by weight, the oxygen absorption capacity and carbon dioxide generation capacity per unit weight of the freshness-preserving agent decrease, resulting in poor practicality. The freshness-preserving agent of the present invention contains the above-mentioned components (A) to (E) as essential components, but in order to improve the miscibility and mutual dispersibility of each component, a poorly water-soluble material is added. Fillers can also be added. Examples of such poorly water-soluble fillers include activated carbon, diatomaceous earth, acid clay, activated clay, silica, perlite, zeolite, alumina, kaolin, talc,
bentonite, calcium silicate, asbestos,
Water-resistant inorganic or organic powders such as magnesia, silica alumina, alkaline earth metal sulfates, carbonates and silicates, silicon nitride, graphite, aluminum hydroxide, iron oxide and cellulose;
Examples include granular materials. The amount of the poorly water-soluble filler added is preferably determined within the range of 0.001 to 10 parts by weight per 1 part by weight of the total of components (A) to (E). If it is less than 0.001 part by weight, there is no effect of improving dispersibility, and if it exceeds 10 parts by weight, the concentration of the active ingredient will be relatively lowered, and the oxygen absorption capacity and carbon dioxide gas generation capacity will be lowered, which is not preferable. Freshness preserving agents react with moisture to exhibit their ability to absorb oxygen and generate carbon dioxide gas, but normally the atmosphere or food contains a considerable amount of moisture, and the moisture that evaporates from it or the moisture in the atmosphere There is no need to add water to the freshness-preserving agent, as it fully demonstrates its ability. It is also a preferred form as it extends the period during which unused freshness preserving agent can be effectively utilized. However, if there is little moisture evaporating from the food or moisture in the atmosphere, and the oxygen absorption rate and carbon dioxide generation rate are slow,
The above slightly water-soluble filler impregnated with water,
By adding it or placing it simultaneously in the package or container, the rate of oxygen absorption and carbon dioxide generation can be increased. The freshness preserving agent of the present invention may be in any form as long as it contains the above components (A) to (E) as essential components. Powder and simply mixed it,
Alternatively, the mixed fine powder may be molded into pellets, beads, rods, blocks, sheets, etc. using a tablet machine, extrusion molding machine, roll molding machine, or the like. During such molding, binders and lubricants commonly used in powder molding can also be used. Such binders include:
For example, starch, carboxymethyl cellulose,
Examples include high molecular weight polymers such as polyvinyl acetate, polyolefin, and polyvinyl alcohol, and examples of lubricants include various stearic acid derivatives. As mentioned above, the freshness preserving agent of the present invention can be used as is in the form of a powder or molded product, or
It can also be used in a bag made of air-permeable packaging material, such as cellophane, various synthetic resin films, and paper. Here, the material, structure, etc. of the packaging material can be changed in various ways as long as it is breathable. In any case, when using a freshness-preserving agent, it is desirable to avoid direct contact with the food to prevent contamination of the target food, and either the freshness-preserving agent or the food, or both, should be covered with a breathable packaging material. It is preferable that the In addition, the freshness preserving agent of the present invention comprises (A) an oxygen absorber as an ingredient, a hydrogen generation inhibitor as an ingredient (E), and (B) an oxygen absorber as an ingredient.
The carbon dioxide generating agent consisting of the components (D) can be molded or packaged separately by the method exemplified above and then used together with the food by being sealed in one package or container. When the freshness preservation agent of the present invention is packaged or sealed in a container with food, it absorbs oxygen in the system and at the same time generates carbon dioxide gas, thereby preventing food from deteriorating due to oxygen and carbonation. It can exhibit the bacteriostatic or antibacterial effect of the gas and the effect of suppressing the biological effects on fruits and vegetables, and can be used safely because the generation of hydrogen is suppressed. The present invention will be explained in more detail by referring to Reference Examples, Comparative Reference Examples, Examples, and Comparative Examples below. Reference Examples 1 to 18 and Comparative Examples 1 to 5 Components (A) to (E) in the amounts shown in Table 1 were thoroughly mixed in a dry nitrogen atmosphere, and then filled into a perforated polyethylene laminate paper bag. , various compositions were manufactured. Subsequently, the paper bag was suspended in a glass bottle having an internal volume of about 1 ml and containing 5 ml of water at the bottom, and then the glass bottle was sealed. In addition, only in Reference Example 18, a dry glass bottle without water coexisting at the bottom was used, and hydrated diatomaceous earth was used as a filler. At room temperature,
After 48 hours, the pressure and composition of the gas in the glass bottle was analyzed to measure the amount of absorbed oxygen, amount of carbon dioxide gas generated, and amount of hydrogen generated, and the results shown in Table 1 were obtained.

【表】【table】

【表】 (E)成分を添加しない場合(比較参考例1及び
3)は水素の発生が多く、(E)成分を添加すること
によつて約1/10〜1/20に水素の発生が抑制され
る。 (A)成分がない場合(比較参考例5)は炭酸ガス
の発生が認められるが、酸素吸収能力が認められ
ず実用出来ない。 (B)成分のない場合(比較参考例2)は酸素吸収
及び炭酸ガスの発生がいづれも極めて悪く、実用
性に乏しい。 (D)成分がない場合(比較参考例4)は炭酸ガス
発生量が少なく、実用性に乏しい。 雰囲気中に水分がない場合でも充填剤に水分を
添加することによつて酸素吸収及び炭酸ガス発生
の性能が認められる(参考例18)。 参考例 19 四三酸化鉄9.7g、塩化カルシウム二水塩1.5
g、炭酸水素ナトリウム1.5g、コハク酸1.5g及
びグリシン1.5gからなる組成物を参考例1と同
様にして、吸収酸素量、発生炭酸ガス量及び発生
水素量を測定したところ以下のとおりであつた。 酸素吸収量 114ml 炭酸ガス発生量 193ml 水素発生量 0.10ml 実施例1および比較例1〜2 参考例2と同一組成で、重量を1/4にし、その
他は、参考例2と同様な方法で有孔ポリエチレン
紙袋入り鮮度保持剤を調製し、この鮮度保持剤
を、かまぼこ(200g)及び約200mlの空気と共
に、ポリプロピレンフイルム(18μ)/エチレ
ン・ビニルアルコール共重合フイルム(15μ)/
ポリエチレンフイルム(50μ)の3層構成のガス
バリヤー性フイルムにて密封包装した後、室温
(平均気温27℃)にて保存し、経時変化および1
g中の生菌数の変化を測定して、表−2に示す結
果を得た。 対照として、鮮度保持剤を封入しないで、その
他は上記と同様に包装したもの(含気包装、比較
例1)及び、鮮度保持剤を封入しないで、窒素ガ
スで置換したのち密封したもの(比較例2)につ
いての試験も併せて行なつた。
[Table] When component (E) is not added (Comparative Reference Examples 1 and 3), a large amount of hydrogen is generated, and by adding component (E), hydrogen generation is approximately 1/10 to 1/20 suppressed. In the absence of component (A) (Comparative Reference Example 5), carbon dioxide gas generation is observed, but oxygen absorption ability is not observed and it cannot be put to practical use. In the case without component (B) (Comparative Reference Example 2), both oxygen absorption and carbon dioxide generation are extremely poor, and the product is impractical. When there is no component (D) (Comparative Reference Example 4), the amount of carbon dioxide gas generated is small, and it is not practical. Even when there is no moisture in the atmosphere, oxygen absorption and carbon dioxide gas generation performance is observed by adding moisture to the filler (Reference Example 18). Reference example 19 Triiron tetroxide 9.7g, calcium chloride dihydrate 1.5g
The amount of absorbed oxygen, the amount of carbon dioxide gas generated, and the amount of hydrogen generated were measured using a composition consisting of 1.5 g of sodium hydrogen carbonate, 1.5 g of sodium hydrogen carbonate, 1.5 g of succinic acid, and 1.5 g of glycine in the same manner as in Reference Example 1, and the results were as follows. Ta. Oxygen absorption amount 114ml Carbon dioxide gas generation amount 193ml Hydrogen generation amount 0.10ml Example 1 and Comparative Examples 1 to 2 Same composition as Reference Example 2, weight 1/4, and other methods similar to Reference Example 2. A freshness preservation agent packed in a perforated polyethylene paper bag is prepared, and this freshness preservation agent is placed in a polypropylene film (18μ) / ethylene vinyl alcohol copolymer film (15μ) / along with kamaboko (200g) and about 200ml of air.
After being sealed and packaged with a three-layer gas barrier film made of polyethylene film (50 μ), it was stored at room temperature (average temperature 27°C) to prevent changes over time and
The changes in the number of viable bacteria in g were measured, and the results shown in Table 2 were obtained. As a control, a package was packaged in the same manner as above without enclosing a freshness-preserving agent (air-containing packaging, Comparative Example 1), and a package was sealed after replacing with nitrogen gas without enclosing a freshness-preserving agent (comparison). A test for Example 2) was also conducted.

【表】 実施例2および比較例3〜4 バウムクヘーンを参考例2で調製した鮮度保持
剤及び約800mlの空気と共に、実施例1で用いた
同一のガスバリヤー性フイルムで密封包装したの
ち、室温(平均気温27℃)にて保存テストを行な
つた。又対照として実施例1の場合と同様に、含
気包装品(比較例3)及び窒素ガス置換包装品
(比較例4)のテストも同時に行つた。 結果は、含気包装では4日後、窒素ガス置換包
装では14日後から、カビの発生が認められたのに
対し、参考例2で調製した鮮度保持剤を入れて包
装したものは、60日経過してもカビの発生は認め
られなかつた。 尚水素は1%以下であつた。 実施例3および比較例5 収穫直後のブドウ(巨峰)0.5Kgを参考例2で
調製した有孔ポリエチレン紙袋入り鮮度保持剤及
び約1の空気と共に厚さ25μのポリエチレンシ
ートで密封包装し、室温(平均26℃)で保存し
た。対照として鮮度保持剤を封入しないで、その
他は上記と同様に包装したものについての試験も
併せて行なつた(比較例5)。 3日後及び6日後に官能検査により表−3に示
す結果を得た。
[Table] Example 2 and Comparative Examples 3 to 4 Baumkuchen was sealed and packaged in the same gas barrier film used in Example 1, together with the freshness preserving agent prepared in Reference Example 2 and about 800 ml of air. A storage test was conducted at an average temperature of 27°C. As a control, as in Example 1, tests were also conducted on an air-containing package (Comparative Example 3) and a nitrogen gas purged package (Comparative Example 4). As a result, mold growth was observed after 4 days in the air-containing packaging and 14 days after the nitrogen gas purging packaging, whereas mold growth was observed after 60 days in the packaging containing the freshness-preserving agent prepared in Reference Example 2. However, no mold growth was observed. Furthermore, the hydrogen content was 1% or less. Example 3 and Comparative Example 5 0.5 kg of freshly harvested grapes (Kyoho grapes) were hermetically packaged in a 25μ thick polyethylene sheet together with the perforated polyethylene paper bag freshness preservation agent prepared in Reference Example 2 and about 1 part of air. The average temperature was 26°C). As a control, a test was also conducted on a product packaged in the same manner as above but without the freshness preserving agent (Comparative Example 5). After 3 days and 6 days, the results shown in Table 3 were obtained by a sensory test.

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 次の成分から成り、且つ(E)成分のアミノ酸が
(A)、(B)、(C)及び(D)成分の合計量1重量部に対し
0.001〜1重量部含有されていることを特徴とす
る鮮度保持剤。 (A) 鉄系物質 (B) アルカリ金属又はアルカリ土類金属のハロゲ
ン化物 (C) 炭素塩及び/又は炭酸水素塩 (D) 水と作用して酸性を呈する固体物質 (E) 等電点が5.0ないし10.0のアミノ酸
[Claims] 1. Consists of the following components, and the amino acid of component (E) is
For 1 part by weight of the total amount of components (A), (B), (C) and (D)
A freshness-preserving agent characterized by containing 0.001 to 1 part by weight. (A) Iron-based substances (B) Halides of alkali metals or alkaline earth metals (C) Carbon salts and/or hydrogen carbonates (D) Solid substances that become acidic when they interact with water (E) Isoelectric points 5.0 to 10.0 amino acids
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