JPS6356636A

JPS6356636A - 記録投写装置

Info

Publication number: JPS6356636A
Application number: JP19906286A
Authority: JP
Inventors: Tatsuro Nishitani; 西谷　達郎
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-08-27
Filing date: 1986-08-27
Publication date: 1988-03-11
Also published as: JPH0417403B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は別の映像拡大装置によって前方の映像スクリー
ン上に投影されている映像に対して、加筆、訂正できる
ようにした投写装置に関する。

〔発明の背景〕

講演会や学校の授業等において、資料等を拡大して映写
する装置としてスライドやＯＨＰ　（Ｏｖｅｒ）ｌｅａ
ｄ　Ｐｒｏｊｅｃｔｏｒ）と呼ばれる投写器或いは実物
投影器等が利用されている。これらの原理は資料等の内
容を表示したフィルム又は資料自体に光を投写してその
透過光又は反射光をレンズで拡大して映像スクリーン上
に投影するものである。

ＯＨＰには、スライドと比較して使用上において種々の
利点があるが、スライドの場合と同様にフィルムを使用
するものであり、該フィルムソフトを作成することが極
めて煩雑で時間を要し高価となるという問題があった。

これに対し、実物投影器は実物をそのまま写し出すので
ソフトを作成する必要がなく即応・迅速性とコストの点
で掻めて有利である。

ところが、この実物投影器においては映写中の資料の映
写されている側の面は装置内方向に配向され外部から見
ることができないため、資料自体に書込み等をすること
ができない難点があった。

この場合、映像スクリーン上の画像に対しては棒或いは
スポットライトやレーザを利用したポインタでポイント
することはできるが、８亥ポイントを映像に残すことは
できない。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、前方の映像スクリーンに映写されたい
かなる種類の映像に対しも極めて簡単に目的とする位置
に、加筆、訂正及びその削除ができるようにすることで
ある。

〔発明の構成〕

このために本発明は、前方の映像スクリーンに投影され
ている像を左右上下を同一状態で原稿セット面に投影さ
せ且つ該原稿セット面の下方に光源を有する投写機本体
と、透光性の柔軟な２枚のシート間に不定形状で任意形
状に保持可能な不透光性物質を封入した原稿スクリーン
とを具備し、上記投写機本体の原稿セット面に載せた上
記原稿スクリーンに上記両シート間が透光するように記
入した記号等を、上記映像スクリーンに投影できるよう
にした。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について説明する。まず、第１図
は原稿スクリーンの実施例を示す図であり、この原稿ス
クリーンＡは柔軟で透光性を有し外被を形成するよう周
囲を閉じたシート１．２と、その両シート１．２の内部
に封入された不透光性物質３とで構成されている。そし
て、この不透光性物質３は、例えばステンレス粉等の金
属粉をシリコンオイル等の高粘性のペースト状物とねり
合わせた物質でなり、その表面は半光沢銀色乃至白色或
いはそれに近い色で艶消し状態となっている。

なお、このシート１．２の内の上面のシート１について
は、その表面にフッ素樹脂をコーティングすれば、滑ら
かとなる。

よって、この原稿スクリーンＡの上面には、外部から投
影された映像を写し出すことが可能となる。つまり小さ
い映像スクリーンとして機能させることができる。なお
、その映像スクリーン面として機能させる側のシート１
或いは２に、表面艶消しのシートを使用することもでき
る。この場合も、映像現出の作用は同様である。

また、この原稿スクリーンＡは、これを比較的堅牢な面
の上に載せて、その上からペン状の尖った棒で線や文字
を描くと、その押された部分の内部の不透光性物質３が
周囲に逃げてその部分の上下のシート１．２が接着し、
両者間が透光性を存するようになる。この状態は、不透
光物質の粘性が高いので長時間保持される。つまり、こ
の原稿スクリーンＡは、透光性原稿シートとしても機能
するようになる。なお、原稿スクリーンＡの上面のシー
ト１に上記したようにフッ素のコーティング加工を施し
ておけば、マジックペンやボールペン等で書いても、そ
れを消し去ることが容易となる。

次に第２ａ図、第２ｂ図、第２Ｃ図は投写機本体の実施
例を示す図である。この投写機本体Ｂは、通常のＯＨＰ
におけると同様な光源収納箱４、その箱４の上面にセッ
トされるフレネルレンズ（図示せず）、フレネルレンズ
の上に載せた原稿の像の光の光路を９０度変更して後方
Ｃの方向に向けるミラー５、そのミラー５からの光像を
前方りに設置したスクリーン（図示せず）に結像するた
めのレンズ６、該レンズ６から後方Ｃに向かう像光の光
路を１８０度反転して前方りに向かわせる■ミラー７と
具備している。

８は箱４の前方り側から起立する柱であり、その上面の
一面にラック９が設けられている。そして、この柱８に
はガイド１０が案内され、このガイド１０に対してラッ
ク９に噛合するピニオン１１が設けられている。１２は
ビニオン１１を回転させるためのツマミである。１３は
ガイド１０に固着された支持板であり、この支持板１２
に対して上記したレンズ６やミラー５．７が取り付けら
れている。ただ、■ミラー７は、ブロック１４を介して
１個のネジ１５により固定され、そのネジ１５を緩める
ことにり、前方りに対する仰角の調整が可能となってい
る。他方のミラー５は固定である。

１６は箱４の上面の前方り側を覆う遮光板である。

このＷＪ４の上面には、第３図に示すように、上記した
原稿スクリーンＡの面を平滑化するためのワイパＥが設
けられている。このワイパＥは、枠１７と該枠１７の両
端に装着されたローラ機構１８より成り、該ローラ機構
１８のそれぞれは、若干の間隙をおいて上下に平行に配
置された一対のローラ１８ａ、１８ｂより構成され、こ
れらのローラ１８ａ、１８ｂはギア機構１８’ｃを介し
て相互に反対方向に連動回転されるようになっている。

なお、上記ローラ１８ａと１８ｂとの間隙は上記した原
稿スクリーンＡの厚みにほぼ等しく調整されている。１
９はローラ機構１８を回転させるために該ローラ１８ｂ
に取り付けたハンドルである。

２０は上記両ローラ機構１８の間に配備され原稿受板で
、透光性を有する板材例えば透明樹脂板より形成されて
いる。

さて、原稿スクリーンＡを用いて前方りの方向にある映
像スクリーン上の画像に対してポイント、書込みをする
には、まずその原稿スクリーンＡを第３図のようにロー
ラ１８ａと１８ｂとの間隙に挟着させると共に両ローラ
機構】８の間に掛は渡すように装着し、受板２０の上に
搭載させる。該操作はハンドル１９を回しながら行う。

次に、ピニオン１１のツマミ１２によるレンズ６やミラ
ー５．７の上下位置、■ミラー７の仰角、その他を調節
して、他に設置したＯ　ＨＰ、スライド、ビデオ、実物
投影機等によってすでに投影されている映像スクリーン
上の画像を原稿スクリーンＡの上面に投影させる。この
時の原稿スクリーンＡ面に投影される像は、映像スクリ
ーンの像の上下左右が全くそのままの状態となる。つま
り、オペレータが投写機本体Ｂの後方Ｃ側に立つと、そ
のオペレータは前方りの映像スクリーンに写し出される
映像をそのまま原稿スクリーンＡ面で確認することがで
きる。

この時、前方りの映像スクリーンからの原稿スクリーン
Ａへの直接光は、遮光板１６によって阻止され、充分な
コントラストで原稿スクリーンＡに写し出された映像を
見ることができる。

そこで、この原稿スクリーンへの上面に写された画像に
対してポイント或いは書込みすべき目的の個所にペン状
の尖った棒で所定の文字、記号等を書込むと、該書込部
が第４図で示すように凹部３０となり、その部分の不透
光性物質３が凹部３０の周部に押し遣られて排除され、
その凹部３０がシート１．２の両面間で透光状態となる
。

よって、箱４内の光源からの光が凹部３０を通過し、前
方りの映像スクリーンに投写される。即ち、原稿スクリ
ーンＡの面に書込まれた凹部３０の文字、図形などの形
状が、その上下左右が全く同じ状態で映像スクリーン上
の画像の目的とする同じ位置に重ねられて映写され、ス
クリーン上の画像に対し明確なポイント或いは書込みが
なされる。

一方、原稿スクリーンＡは、そこに封入した不透光性物
質３の粘性が高いために、上記の凹部３０は外力等が加
えられない限り、その状態が保持される。そこで、該凹
部３０を元の状態即ち書込みを消すには、ハンドル１９
でローラ１８ａ、１８ｂを回して上記凹部３０をローラ
１８ａ、１８ｂの間隙に通せば良い。この場合、必要に
応じて往復動させる。

なお、前方り方向の映像スクリーンに他の画像が映写さ
れていないときは原稿スクリーンＡに書き込んだ内容が
その映像スクリーンに映写されることになり、この場合
は代用黒板として利用できる。

また、本発明は映像スクリーンに映写される他の画像が
どのようなもの或いは通常の紙等に記載されたものであ
っても適用できる。

また、シート１，２の何れか一方、又は両方に特定の色
を着色すれば、着色されたポイントや書込みが可能とな
る。この場合、シート１，２の長手方向を適宜に区切り
、その区画毎に異なる色で着色すれば、映像スクリーン
に映写されている画像と異なる色に選定してポイント、
書込みが可能となり、その明確性が増進される。

〔発明の効果〕

以上から本発明によれば、映像スクリーンに映写された
どのような画像に対しも極めて簡単に目的とする位置に
ポイント或いは書込み及びその消除をすることができる
と共に代用黒板としても使用できる等の多用性を有する
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の原稿スクリーンの断面図、
第２ａ図は同実施例の投写機本体の正面図、第２ｂ図は
側面図、第２Ｃ図は平面図、第３図は投写機本体に原稿
スクリーンを装填した状態の説明図、第４図は原稿スク
リーンへの書込み状態説明用の断面図である。Ａ・・・原稿スクリーン、Ｂ・・・投写機本体、Ｃ・・
・後方、Ｄ・・・前方、Ｅ・・・ワイパ。１．２・・・シート、３・・・不透光性物質、４・・・
光源箱、５・・・ミラー、６・・・レンズ、７・・・Ｖ
ミラー、８・・・柱、９・・・ラック、１０・・・ガイ
ド、１１・・・ビニオン、１２・・・ツマミ、１３・・
・支持板、１４・・・ブロック、１５・・・ネジ、１６
・・・遮光板、１７・・・枠、１８・・・ローラ機構、
１９・・・ハンドル、２０・・・受板、３０・・・凹部
。代理人　弁理士　長　尾　常　明第１図ゝ１８１）　　　　”−ＬＳＩ）第２ｂ図第２ｃ図第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、前方の映像スクリーンに投影されている像を左
右上下を同一状態で原稿セット面に投影させ且つ該原稿
セット面の下方に光源を有する投写機本体と、透光性の
柔軟な２枚のシート間に不定形状で任意形状に保持可能
な不透光性物質を封入した原稿スクリーンとを具備し、上記投写機本体の原稿セット面に載せた上記原稿スクリ
ーンに上記両シート間が透光するように記入した記号等
を、上記映像スクリーンに投影できるようにしたことを
特徴とする記録投写装置。