JPS6356203A - 作物列に対する移動農機の位置および進行方向検出装置 - Google Patents
作物列に対する移動農機の位置および進行方向検出装置Info
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- JPS6356203A JPS6356203A JP61199828A JP19982886A JPS6356203A JP S6356203 A JPS6356203 A JP S6356203A JP 61199828 A JP61199828 A JP 61199828A JP 19982886 A JP19982886 A JP 19982886A JP S6356203 A JPS6356203 A JP S6356203A
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Landscapes
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、除草、間引あるいは収穫等の農作業において
、平行列条に植栽されている作物列に沿って移動農機を
進行させるため、その位置および進行方向のずれを検出
・出力する装置に係り、とくにライン・イメージセンサ
を備えるカメラに、回転するミラーで進行方向の映像を
前提し、演算回路を介して出力信号を得るようにしたも
のに関す・る。
、平行列条に植栽されている作物列に沿って移動農機を
進行させるため、その位置および進行方向のずれを検出
・出力する装置に係り、とくにライン・イメージセンサ
を備えるカメラに、回転するミラーで進行方向の映像を
前提し、演算回路を介して出力信号を得るようにしたも
のに関す・る。
(従来の技術)
平行列条に植栽されている作物の除草、間引あるいは収
穫作業等に用いる移動農機の位置および進行方向の検出
には、従来がら接触子型、光電型および波動型等の各種
センサが用いられているが、最近John B、Ger
rish等がASAE Publication4−8
4.p30−41 (1983) において、イメ
ージセンサを備えるカメラにより作物列を検出する原理
について発表している。それは、カメラのエリア・イメ
ージセンサ(128×128画素)からの二次元映像信
号を演算処理し、作物列の位置と方向を検出するもので
ある。
穫作業等に用いる移動農機の位置および進行方向の検出
には、従来がら接触子型、光電型および波動型等の各種
センサが用いられているが、最近John B、Ger
rish等がASAE Publication4−8
4.p30−41 (1983) において、イメ
ージセンサを備えるカメラにより作物列を検出する原理
について発表している。それは、カメラのエリア・イメ
ージセンサ(128×128画素)からの二次元映像信
号を演算処理し、作物列の位置と方向を検出するもので
ある。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、上記接触子型、充電型および波動型センサに
よる方法は、作物個体を検出せざるをえないため、雑草
を作物と誤認識することを免れない。一方、エリア・イ
メージセンサを使用する方法によれば、作物を列として
検出し、雑草による誤検出を防ぐことが可能であるが、
このためにはエリア・イメージセンサの全画素について
統計的演算処理を行わねばならず、高価な高速演算処理
装置によらねば、実用的な検出速度が得られない。
よる方法は、作物個体を検出せざるをえないため、雑草
を作物と誤認識することを免れない。一方、エリア・イ
メージセンサを使用する方法によれば、作物を列として
検出し、雑草による誤検出を防ぐことが可能であるが、
このためにはエリア・イメージセンサの全画素について
統計的演算処理を行わねばならず、高価な高速演算処理
装置によらねば、実用的な検出速度が得られない。
本発明は以上のような点にかんがみてなされたもので、
その目的とするところは、安価で検出速度が速(、かつ
誤検出のない作物列に対する移動農機の位置および進行
方向検出装置を提供することにある。
その目的とするところは、安価で検出速度が速(、かつ
誤検出のない作物列に対する移動農機の位置および進行
方向検出装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図および
第3図はトラクタ34にカルチベータ36を前装して、
移動農機Aとしたものに本発明を実施した場合の、それ
ぞれ概略の平面図および側面図である。
第3図はトラクタ34にカルチベータ36を前装して、
移動農機Aとしたものに本発明を実施した場合の、それ
ぞれ概略の平面図および側面図である。
以上の各図において、カメラIOはレンズ13によりラ
イン・イメージセンサ(以下ライン・センサと略すN2
上に結像させうるちのである。ミラー14はカメラlO
の前方で回転することにより、ライン・センサ12上に
結像する映像を縦方向に移動させるもので、このミラー
の微少回転角毎にライン・センサから映像信号出力を取
り出せば、二次元画像を得ることができる公知の手段で
ある。
イン・イメージセンサ(以下ライン・センサと略すN2
上に結像させうるちのである。ミラー14はカメラlO
の前方で回転することにより、ライン・センサ12上に
結像する映像を縦方向に移動させるもので、このミラー
の微少回転角毎にライン・センサから映像信号出力を取
り出せば、二次元画像を得ることができる公知の手段で
ある。
本発明は、上記カメラ10と、作物の色彩に応じ特定波
長のみを透過する光学フィルタ16を付設した前記レン
ズ13と、そのレンズ13の前方で水平横軸26を中心
軸として回転する前記ミラー14と、そのミラー14を
回転させるモータ28と、ミラー14と共に回転する回
転角検出器30とを取付枠体32に配設すると共に、ミ
ラー14が進行方向に対面するように取付枠体32を移
動農機Aに取り付け、ミラー14の回転により得られる
所定の視野範囲を最遠点から最近点の間で二分割し、そ
れぞれの分割区間の相当映像をライン・センサ12に光
電蓄積させるとともに、その蓄積された電荷をそれぞれ
遠景および近景の時系列輝度信号として、演算回路20
(:入力する際の同期信号をつくる回転角検出器30と
同期制御回路18と、その輝度信号から移動農機の作物
列に対する位置並びに進行方向のずれを演算し、移動農
機Aを作物列に沿わせる出力信号24を得る演算回路2
0とを備えたものである。
長のみを透過する光学フィルタ16を付設した前記レン
ズ13と、そのレンズ13の前方で水平横軸26を中心
軸として回転する前記ミラー14と、そのミラー14を
回転させるモータ28と、ミラー14と共に回転する回
転角検出器30とを取付枠体32に配設すると共に、ミ
ラー14が進行方向に対面するように取付枠体32を移
動農機Aに取り付け、ミラー14の回転により得られる
所定の視野範囲を最遠点から最近点の間で二分割し、そ
れぞれの分割区間の相当映像をライン・センサ12に光
電蓄積させるとともに、その蓄積された電荷をそれぞれ
遠景および近景の時系列輝度信号として、演算回路20
(:入力する際の同期信号をつくる回転角検出器30と
同期制御回路18と、その輝度信号から移動農機の作物
列に対する位置並びに進行方向のずれを演算し、移動農
機Aを作物列に沿わせる出力信号24を得る演算回路2
0とを備えたものである。
(作 用)
周知のようにイメージセンサは、光電変換機能と電荷蓄
積機能、および蓄積した電荷を出力する電荷転送機能の
三つの基本機能を有するものであり、ライン・センサは
このイメージセンサのうち、画素を単列に並べたもので
ある。
積機能、および蓄積した電荷を出力する電荷転送機能の
三つの基本機能を有するものであり、ライン・センサは
このイメージセンサのうち、画素を単列に並べたもので
ある。
本発明は、ライン・センサの以上の特性を考慮してなさ
れたもので、モータ28によりミラー14が第3図のR
矢印方向に回転されると、このミラー14に取り付けら
れた回転角検出器3oから刻々の角度信号が同期制御回
路18に入力される。同期制御回路18は、この角度信
号が予め定められた視野範囲に達すると同期信号を発し
、ライン・センサ12はこの同期信号を受けて充電変換
と電荷蓄積を開始する。ミラー14が更に予設定角θ1
だけ回転すると、同期制御回路18が再び同期信号を発
する。
れたもので、モータ28によりミラー14が第3図のR
矢印方向に回転されると、このミラー14に取り付けら
れた回転角検出器3oから刻々の角度信号が同期制御回
路18に入力される。同期制御回路18は、この角度信
号が予め定められた視野範囲に達すると同期信号を発し
、ライン・センサ12はこの同期信号を受けて充電変換
と電荷蓄積を開始する。ミラー14が更に予設定角θ1
だけ回転すると、同期制御回路18が再び同期信号を発
する。
ライン・センサ12はこの同期信号により光電蓄積を終
了し、蓄積した電荷を時系列輝度信号として演算回路2
0へ転送する。また、演算回路2oは同じ同期信号によ
りライン・センサ12がら輝度信号が転送されるのを知
り、これを受は取る。続いて予設定角θ2の角度範囲に
ついても、上述と同一の手順で時系列輝度信号が演算回
路20に入力される。なお、第3図におけるθ1とθ2
の間にある角度範囲は時系列輝度信号の転送時間に相当
する角度であり、この間はライン・センサ12が光電蓄
積をしない空白部になる。θ1、θ2は、レンズ13の
焦点深度にもよるが、通常lO〜20度程度である。
了し、蓄積した電荷を時系列輝度信号として演算回路2
0へ転送する。また、演算回路2oは同じ同期信号によ
りライン・センサ12がら輝度信号が転送されるのを知
り、これを受は取る。続いて予設定角θ2の角度範囲に
ついても、上述と同一の手順で時系列輝度信号が演算回
路20に入力される。なお、第3図におけるθ1とθ2
の間にある角度範囲は時系列輝度信号の転送時間に相当
する角度であり、この間はライン・センサ12が光電蓄
積をしない空白部になる。θ1、θ2は、レンズ13の
焦点深度にもよるが、通常lO〜20度程度である。
第4図は、カメラlOが作物列の直上にあり、かつその
光軸方向が作物列方向と一致している場合の視野状況を
例示したものである。図中の40.42はそれぞれ第3
図のθ1、θ2に対応する遠景および近景の映像範囲で
あり、44は前記輝度信号転送のための空白部である。
光軸方向が作物列方向と一致している場合の視野状況を
例示したものである。図中の40.42はそれぞれ第3
図のθ1、θ2に対応する遠景および近景の映像範囲で
あり、44は前記輝度信号転送のための空白部である。
ライン・センサ12は、その画素の配列方向が第4図の
横方向に一致するように配置されており、矢印υはミラ
ー14の回転に従って映像が光電蓄積されてゆく順序方
向を示している。
横方向に一致するように配置されており、矢印υはミラ
ー14の回転に従って映像が光電蓄積されてゆく順序方
向を示している。
作物列a1〜a3が緑色で、光学フィルタ16に緑色の
光のみを透過するものを用いた場合、ライン・センサ1
2の画素のうち緑色の作物を受像したものの蓄積電荷が
大きくなる。したがって第4図の40および42の映像
範囲から得られる輝度信号は、それぞれ第5図、第6図
のように、ライン・センサ12の横幅の中央eにピーク
をもつものとなる。
光のみを透過するものを用いた場合、ライン・センサ1
2の画素のうち緑色の作物を受像したものの蓄積電荷が
大きくなる。したがって第4図の40および42の映像
範囲から得られる輝度信号は、それぞれ第5図、第6図
のように、ライン・センサ12の横幅の中央eにピーク
をもつものとなる。
すなわち、移動農機Aが位置・方向ともに正しい場合、
遠景および近景からの輝度信号46および48は、とも
に中央にピークをもつことになる。またこのピークの大
きさは、作物列がその映像中垂直であるほど高(なるの
で、第4図におけるal(二対応するピークが最も高(
、a2およびa3に対応するものは、実質上ピークとは
認められないほど低(なる。
遠景および近景からの輝度信号46および48は、とも
に中央にピークをもつことになる。またこのピークの大
きさは、作物列がその映像中垂直であるほど高(なるの
で、第4図におけるal(二対応するピークが最も高(
、a2およびa3に対応するものは、実質上ピークとは
認められないほど低(なる。
第7図は、移動農機Aが第2図および第3図のように、
位置、進行方向が共にずれている時の視野状況を示した
ものである。この時の遠景の輝度信号46と、近景の輝
度信号48は、それぞれ第8図、第9図のようにライン
・センサ12の中央eから、それぞれjl、jまたけ離
れた場所にピークを持つことになる。このjlおよびt
:は、それぞれ遠景、近景の光電蓄積視野範囲角θ1お
よびθ亡の二等分線と地面との交点の座標XI、X2に
おける、カメラ光軸と作物列a1のずれS+およびS2
(第2図参照)に対応するものである。
位置、進行方向が共にずれている時の視野状況を示した
ものである。この時の遠景の輝度信号46と、近景の輝
度信号48は、それぞれ第8図、第9図のようにライン
・センサ12の中央eから、それぞれjl、jまたけ離
れた場所にピークを持つことになる。このjlおよびt
:は、それぞれ遠景、近景の光電蓄積視野範囲角θ1お
よびθ亡の二等分線と地面との交点の座標XI、X2に
おける、カメラ光軸と作物列a1のずれS+およびS2
(第2図参照)に対応するものである。
演算回路20は、この遠景輝度信号46と近景輝度信号
48におけるピークのずれtIとt2から、実際の作物
列a1とカメラ光軸とのずれ3+およびS2を計算し、
カメラlOと点X1およびX2までの水平路1!1li
L+およびL2(第3図参照)を使って、次式(1)、
(2)により、移動農機Aの位置のずれε、および進行
方向のずれαを計算する。
48におけるピークのずれtIとt2から、実際の作物
列a1とカメラ光軸とのずれ3+およびS2を計算し、
カメラlOと点X1およびX2までの水平路1!1li
L+およびL2(第3図参照)を使って、次式(1)、
(2)により、移動農機Aの位置のずれε、および進行
方向のずれαを計算する。
さらに演算回路20は、このεおよびαの値を判断し、
位置および方向を修正する必要があれば、移動農機Aを
作物列a1に沿わせる出力信号24を出力する。
位置および方向を修正する必要があれば、移動農機Aを
作物列a1に沿わせる出力信号24を出力する。
(実 施 例 )
以下、本発明の実施例について説明する。
第10図は本発明を具体化した要部斜視図で、取付枠体
32の上面にカメラlOを固定し、カメラ10のレンズ
13前面にフィルタ16を装着し、さらにミラー14を
、レンズ13の前方にレンズ13の光軸方向fに対して
直角な水平横軸26周りに前繰下向きに回転自在(R矢
印方向)なるよう軸支する。前述したライン・センサ1
2は、カメラ後面内側中央部のレンズ13の結像面に構
設され、例えば、画素数2048の商品名東芝TCD1
02、あるいは8電μPD794を用いる。レンズ13
は焦点距離50mm 、開放F値1.8のものである。
32の上面にカメラlOを固定し、カメラ10のレンズ
13前面にフィルタ16を装着し、さらにミラー14を
、レンズ13の前方にレンズ13の光軸方向fに対して
直角な水平横軸26周りに前繰下向きに回転自在(R矢
印方向)なるよう軸支する。前述したライン・センサ1
2は、カメラ後面内側中央部のレンズ13の結像面に構
設され、例えば、画素数2048の商品名東芝TCD1
02、あるいは8電μPD794を用いる。レンズ13
は焦点距離50mm 、開放F値1.8のものである。
モータ28は、ステッピング・モータを用い、水平横軸
26を6Orpmで回転駆動するように取付枠体32の
一側方に設け、例えばトラクタ34の蓄電池29を電源
として回転する。回転角検出器30には、例えば1回転
360パルスのロータリ・エンコーダを用い、水平横軸
26にカプリング31を介して連結し、前述した光電蓄
積視野範囲角θ1、θ2の検出、および遠景輝度信号4
6、近景輝度信号48を読みだすための同期信号発生の
基準とした。実施例では、この視野範囲角θ1、θ2と
もに12°に設定した。
26を6Orpmで回転駆動するように取付枠体32の
一側方に設け、例えばトラクタ34の蓄電池29を電源
として回転する。回転角検出器30には、例えば1回転
360パルスのロータリ・エンコーダを用い、水平横軸
26にカプリング31を介して連結し、前述した光電蓄
積視野範囲角θ1、θ2の検出、および遠景輝度信号4
6、近景輝度信号48を読みだすための同期信号発生の
基準とした。実施例では、この視野範囲角θ1、θ2と
もに12°に設定した。
一方、第2図、第3図は、トラクタ34に自動操向機構
38を介してカッ1チベータ36を前装したものである
が、前記カメラ10、ミラー14、モータ28および回
転角検出器30を配設した取付枠体32は、カルチベー
タ36のフレーム上で、目標作物列aIの直上にカメラ
10が位置するように、かつミラー14が上方から作物
列a1に対面して映像を捕捉するように取り付けられる
。
38を介してカッ1チベータ36を前装したものである
が、前記カメラ10、ミラー14、モータ28および回
転角検出器30を配設した取付枠体32は、カルチベー
タ36のフレーム上で、目標作物列aIの直上にカメラ
10が位置するように、かつミラー14が上方から作物
列a1に対面して映像を捕捉するように取り付けられる
。
前記同期制御回路18と演算回路20よりなる制御演算
装置22は、回転角検出器30、カメラlO、モータ2
8および自動操向機構38に接続するように結線され、
前述の蓄電池29あるいは内装電池で作動するようにな
っていて、トラクタ34の運転席等の操作容易な箇所に
載置される。
装置22は、回転角検出器30、カメラlO、モータ2
8および自動操向機構38に接続するように結線され、
前述の蓄電池29あるいは内装電池で作動するようにな
っていて、トラクタ34の運転席等の操作容易な箇所に
載置される。
前記自動操向機構38は、カルチベータ36を作物列に
沿わせるべく操向するため、例えば電磁リレー、油圧電
磁弁、油圧アクチェータ等を備え、制御波N装置22か
らの出力信号24によりカルチベータ36を左右に移動
させるものである。
沿わせるべく操向するため、例えば電磁リレー、油圧電
磁弁、油圧アクチェータ等を備え、制御波N装置22か
らの出力信号24によりカルチベータ36を左右に移動
させるものである。
以上のような実施例により、オペレータはトラクタ34
を大略作物列に沿って操縦しさえすれば、本発明の装置
により、作物列に正確に沿うべ(出力信号24が自動操
向機構38に対して発せられ、作物を傷めることな(精
度良い中耕除草作業が可能となる。
を大略作物列に沿って操縦しさえすれば、本発明の装置
により、作物列に正確に沿うべ(出力信号24が自動操
向機構38に対して発せられ、作物を傷めることな(精
度良い中耕除草作業が可能となる。
以上の説明は、トラクタ前装カルチベータに本発明を実
施した場合であるが、収穫用作業機等にも適用可能であ
り、さらにはトラクタやコンバイン等の自動操縦にも同
様にして適用できる。
施した場合であるが、収穫用作業機等にも適用可能であ
り、さらにはトラクタやコンバイン等の自動操縦にも同
様にして適用できる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、作物に接触する
ことなく、作物列の位置および方向を検出でき、作物列
に沿って移動農機を進行させる出力信号を得ることがで
きるので、ビート、ばれいしょ、野菜など列状に畦を作
って栽培する作物の除草収穫等の作業が、作物を損傷す
ることなく、容易かつ的確に行えるようになる。そして
輝度信号を演算する演算回路は、前記の(1)、(2〉
式を計算するのが主たる機能となるので、比較的簡易な
ものにできる。さらに本発明は、回転するミラーの映像
をライン・センサに蓄積させるものなので、本来点状で
ある作物を列状の線としてとらえることができ、欠株等
によって検出不能になることを最少限におさえている。
ことなく、作物列の位置および方向を検出でき、作物列
に沿って移動農機を進行させる出力信号を得ることがで
きるので、ビート、ばれいしょ、野菜など列状に畦を作
って栽培する作物の除草収穫等の作業が、作物を損傷す
ることなく、容易かつ的確に行えるようになる。そして
輝度信号を演算する演算回路は、前記の(1)、(2〉
式を計算するのが主たる機能となるので、比較的簡易な
ものにできる。さらに本発明は、回転するミラーの映像
をライン・センサに蓄積させるものなので、本来点状で
ある作物を列状の線としてとらえることができ、欠株等
によって検出不能になることを最少限におさえている。
また、充電型センサのように発光源を必要とせず、波動
型センサで発生しやすい雑音障害なども全くなく、作用
の信頼性を高(できる等の効果が得られる。
型センサで発生しやすい雑音障害なども全くなく、作用
の信頼性を高(できる等の効果が得られる。
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は移動
農機に本発明を適用した一例を示す概略平面図、第3図
は第2図の概略右側面図、第4図は移動農機が作物列に
正しく沿っている時の本発明における回転ミラーが捕捉
する作物列の遠景および近景の視野状況図、第5図およ
び第6図は第4図の視野状況の下でライン・センサが出
力する遠景および近景の輝度信号図、第7図は移動農機
が作物列に正しく沿っていない時の本発明における回転
ミラーが捕捉する作物列の遠景および近景の視野状況図
、第8図および第9図は第7図の視野状況の下でライン
・センサが出力する遠景および近景の輝度信号図、第1
0図は第1図に対応する装置の一例を示す要部の斜視図
である。 10・・・カメラ、12・・・ライン・イメージセンサ
、13・・・レンズ、14・・・ミラー、16・・・光
学フィルタ、18・・・同期制御回路、20・・・演算
回路、22・・・制御波1算装置、24・・・出力信号
、26・・・水平横軸、28・・・モータ、30・・・
回転角検出器、32・・・取付枠体、34・・・トラク
タ、36・・・カルチベータ、A・・・移動農機第1図 1O・カメラ 12ニライン・イメージセンサ 14、ミラー 16、光学フィルタ 11同期制御回路 20 演算回路 第2図 王 第3図 八 第4図 第5図 第6図 ライン・でン+f順場 第7図 り 第8図 ライン・℃ンす墳唱 第9図 ライン°ぐン寸ズ1 第10図 手続補正書(自発] 昭和61年10月卒日 特許庁ゞfMEEf “ 4 殿1司1、事件の表示 昭和61年特許願 第199828 号2、発明の名称
作物列に対する移動農機の位置および進行方向検出装
置 3、 補正をする者 事件との関係 4、代 理 人〒001 住 所 札幌市北区麻生−町4丁目1([20号6、
補正により増加する発明の数 す シ(1)特許請求
の範囲を別紙のとおり補正します。 (2)明細書第2頁第13行の「映像を捕捉し」を「映
像を捕捉し」と補正します。 (3)明細書第3頁第1行〜第2行の「最近JohnB
、Gerrish等が・・・・において、」を次のよう
に補正します。「最近、ジョン・ビー・ゲリイシュ(J
ohn B、Gerrish)等が1983年発行のア
メリカ農業工学会資料4−84 (ASAE Publ
ication 4−84) 、p30−41において
、」 (4)明細書第9頁第6行の「 ・ ・ ・ のずれα
を計算する。」の次に「この時、ε、S+およびS2は
カメラ光軸より右方向(第2図では下方)を正の値とす
る。」を挿入します。 (5) 明細書第9頁第19行の「フィルタ16Jを「
光学フィルタ16」と補正します。 (6)明細書第13頁第1行「最少限におさえている。 」を「最少限におさえることができる。」と補正します
。 (別 紙) 2、特許請求の範囲 ライン・イメージセンサ12を結像面に漏えるカメラl
Oの前方に、モータ28により水平構軸26を中心軸と
して回転するミラー14を設け、該ミラーの回転により
結像面の映像を縦方向に移動させて映像信号を得るよう
にしたものにおいて、前記ミラー14の回転角を検出す
る回転角検出器30を取付枠体32を介して配設すると
共に、友人二u且作物列の色彩に応じた特定波長の光の
みを透過する光学フィルタ16を付設し、ミラー14が
進行方向に対面するように移動農機Aに取付け、ミラー
14の回転により得られる所定の視野範囲を1回転角検
出器30と同期制御回路18を介旦漫遠点から最近点の
間で二分割し、それぞれの分割区間の相当映像を二イン
・イメージセンサ12に光電蓄積させるとともに、その
蓄積された電荷をそれぞれ遠景および近景の時系列輝度
信号として演算回路20に入力し、移動農機の作物列に
対する位置並びに進行方向のずれを演算し、移動農機を
作物列に沿わせる出力信号24を得るよ”に構成したこ
とを特徴とする作物列に対する移動農機の位置および進
行方向検出装置よ
農機に本発明を適用した一例を示す概略平面図、第3図
は第2図の概略右側面図、第4図は移動農機が作物列に
正しく沿っている時の本発明における回転ミラーが捕捉
する作物列の遠景および近景の視野状況図、第5図およ
び第6図は第4図の視野状況の下でライン・センサが出
力する遠景および近景の輝度信号図、第7図は移動農機
が作物列に正しく沿っていない時の本発明における回転
ミラーが捕捉する作物列の遠景および近景の視野状況図
、第8図および第9図は第7図の視野状況の下でライン
・センサが出力する遠景および近景の輝度信号図、第1
0図は第1図に対応する装置の一例を示す要部の斜視図
である。 10・・・カメラ、12・・・ライン・イメージセンサ
、13・・・レンズ、14・・・ミラー、16・・・光
学フィルタ、18・・・同期制御回路、20・・・演算
回路、22・・・制御波1算装置、24・・・出力信号
、26・・・水平横軸、28・・・モータ、30・・・
回転角検出器、32・・・取付枠体、34・・・トラク
タ、36・・・カルチベータ、A・・・移動農機第1図 1O・カメラ 12ニライン・イメージセンサ 14、ミラー 16、光学フィルタ 11同期制御回路 20 演算回路 第2図 王 第3図 八 第4図 第5図 第6図 ライン・でン+f順場 第7図 り 第8図 ライン・℃ンす墳唱 第9図 ライン°ぐン寸ズ1 第10図 手続補正書(自発] 昭和61年10月卒日 特許庁ゞfMEEf “ 4 殿1司1、事件の表示 昭和61年特許願 第199828 号2、発明の名称
作物列に対する移動農機の位置および進行方向検出装
置 3、 補正をする者 事件との関係 4、代 理 人〒001 住 所 札幌市北区麻生−町4丁目1([20号6、
補正により増加する発明の数 す シ(1)特許請求
の範囲を別紙のとおり補正します。 (2)明細書第2頁第13行の「映像を捕捉し」を「映
像を捕捉し」と補正します。 (3)明細書第3頁第1行〜第2行の「最近JohnB
、Gerrish等が・・・・において、」を次のよう
に補正します。「最近、ジョン・ビー・ゲリイシュ(J
ohn B、Gerrish)等が1983年発行のア
メリカ農業工学会資料4−84 (ASAE Publ
ication 4−84) 、p30−41において
、」 (4)明細書第9頁第6行の「 ・ ・ ・ のずれα
を計算する。」の次に「この時、ε、S+およびS2は
カメラ光軸より右方向(第2図では下方)を正の値とす
る。」を挿入します。 (5) 明細書第9頁第19行の「フィルタ16Jを「
光学フィルタ16」と補正します。 (6)明細書第13頁第1行「最少限におさえている。 」を「最少限におさえることができる。」と補正します
。 (別 紙) 2、特許請求の範囲 ライン・イメージセンサ12を結像面に漏えるカメラl
Oの前方に、モータ28により水平構軸26を中心軸と
して回転するミラー14を設け、該ミラーの回転により
結像面の映像を縦方向に移動させて映像信号を得るよう
にしたものにおいて、前記ミラー14の回転角を検出す
る回転角検出器30を取付枠体32を介して配設すると
共に、友人二u且作物列の色彩に応じた特定波長の光の
みを透過する光学フィルタ16を付設し、ミラー14が
進行方向に対面するように移動農機Aに取付け、ミラー
14の回転により得られる所定の視野範囲を1回転角検
出器30と同期制御回路18を介旦漫遠点から最近点の
間で二分割し、それぞれの分割区間の相当映像を二イン
・イメージセンサ12に光電蓄積させるとともに、その
蓄積された電荷をそれぞれ遠景および近景の時系列輝度
信号として演算回路20に入力し、移動農機の作物列に
対する位置並びに進行方向のずれを演算し、移動農機を
作物列に沿わせる出力信号24を得るよ”に構成したこ
とを特徴とする作物列に対する移動農機の位置および進
行方向検出装置よ
Claims (1)
- ライン・イメージセンサ12を結像面に備えるカメラ1
0の前方に、モータ28により水平横軸26を中心軸と
して回転するミラー14を設けて、該ミラーの回転によ
り結像面の映像を縦方向に移動させて映像信号を得るよ
うにしたものにおいて、前記ミラー14の回転角を検出
する回転角検出器30を取付枠体32を介して配設する
と共に、作物列の色彩に応じた特定波長の光のみを透過
する光学フィルタ16を付設し、ミラー14が進行方向
に対面するように移動農機Aに取付け、ミラー14の回
転により得られる所定の視野範囲を回転角検出器30と
同期制御回路18を介して、最遠点から最近点の間で二
分割し、それぞれの分割区間の相当映像をイメージセン
サ12に光電蓄積させるとともに、その蓄積された電荷
をそれぞれ遠景および近景の時系列輝度信号として演算
回路20に入力し、移動農機の作物列に対する位置並び
に進行方向のずれを演算し、移動農機を作物列に沿わせ
る出力信号24を得ることを特徴とする作物列に対する
移動農機の位置および進行方向検出装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61199828A JPS6356203A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 作物列に対する移動農機の位置および進行方向検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61199828A JPS6356203A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 作物列に対する移動農機の位置および進行方向検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6356203A true JPS6356203A (ja) | 1988-03-10 |
Family
ID=16414316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61199828A Pending JPS6356203A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 作物列に対する移動農機の位置および進行方向検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6356203A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01137105U (ja) * | 1988-03-15 | 1989-09-20 |
-
1986
- 1986-08-25 JP JP61199828A patent/JPS6356203A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01137105U (ja) * | 1988-03-15 | 1989-09-20 |
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