JPS6355324A - 2気筒ロ−タリピストンエンジンの吸気装置 - Google Patents
2気筒ロ−タリピストンエンジンの吸気装置Info
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- JPS6355324A JPS6355324A JP20036486A JP20036486A JPS6355324A JP S6355324 A JPS6355324 A JP S6355324A JP 20036486 A JP20036486 A JP 20036486A JP 20036486 A JP20036486 A JP 20036486A JP S6355324 A JPS6355324 A JP S6355324A
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- engine
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B53/00—Internal-combustion aspects of rotary-piston or oscillating-piston engines
- F02B2053/005—Wankel engines
Landscapes
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、2気筒ロータリピストンエンジンの吸気装置
に関するものである。
に関するものである。
[従来技術]
従来より、主吸気通路に加えて補助吸気通路を設け、主
吸気通路からの自然吸気に加えて、補助吸気通路に介設
された過給機によって加圧されたエアを補助的に補助吸
気通路から燃焼室内あるいは作動室内に供給することに
より充填効率を向上させるようにしたエンジンの吸気装
置はよく知られている。
吸気通路からの自然吸気に加えて、補助吸気通路に介設
された過給機によって加圧されたエアを補助的に補助吸
気通路から燃焼室内あるいは作動室内に供給することに
より充填効率を向上させるようにしたエンジンの吸気装
置はよく知られている。
このような吸気装置においては、圧力の高い過給気が主
吸気通路に逆流するいわゆる吹き返しによって過給効率
が低下するのを防止するため、補助吸気通路の過給機下
流に、補助吸気通路をエンジンの回転に同期して開閉す
るタイミング弁を設け、吸気行程の終期ないし圧縮行程
の初期に上記タイミング弁を開き、過給を行なうように
するのが一般的である(例えば、特開昭56−8552
2号公報参照)。
吸気通路に逆流するいわゆる吹き返しによって過給効率
が低下するのを防止するため、補助吸気通路の過給機下
流に、補助吸気通路をエンジンの回転に同期して開閉す
るタイミング弁を設け、吸気行程の終期ないし圧縮行程
の初期に上記タイミング弁を開き、過給を行なうように
するのが一般的である(例えば、特開昭56−8552
2号公報参照)。
そして、これらが2気筒ロータリピストンエンジンにつ
いてもあてはまることはもちろんである。
いてもあてはまることはもちろんである。
ところが、2気筒ロータリピストンエンジンでは、過給
気を供給する補助吸気ポートは通常サイドハウジングの
側面に開口するサイドポートとして形成されているため
、タイミング弁下流のフロント。
気を供給する補助吸気ポートは通常サイドハウジングの
側面に開口するサイドポートとして形成されているため
、タイミング弁下流のフロント。
リヤの各補助吸気通路は、タイミング弁の位置から下方
へかなり長く伸長し、さらに約901′曲がってフロン
ト、リヤの補助給気ポートに接続されることになり、か
かる吸気通路はかなり長くなりそれらの容積はかなり大
きくなる。
へかなり長く伸長し、さらに約901′曲がってフロン
ト、リヤの補助給気ポートに接続されることになり、か
かる吸気通路はかなり長くなりそれらの容積はかなり大
きくなる。
上記のようなタイミング弁下流の補助吸気通路内の空間
は、過給を行なわない軽負荷時には吸気の流れのない死
空間となり混合気の圧縮を防げる 、いわゆる無効圧縮
ボリュームとなる。さらに、タイミング弁下流の補助吸
気通路の補助吸気ポート直前の水平部分の通路底面には
、燃料がたまりやすく、たまった燃料が過給の開始に伴
って一時に作動室に供給されるといったことによって空
燃比がばらつきやすいという問題があった。
は、過給を行なわない軽負荷時には吸気の流れのない死
空間となり混合気の圧縮を防げる 、いわゆる無効圧縮
ボリュームとなる。さらに、タイミング弁下流の補助吸
気通路の補助吸気ポート直前の水平部分の通路底面には
、燃料がたまりやすく、たまった燃料が過給の開始に伴
って一時に作動室に供給されるといったことによって空
燃比がばらつきやすいという問題があった。
一方、2気筒ロータリピストンエンジン等の多気筒ロー
タリピストンエンジンにおいて、低負荷時におけるいわ
ゆるボンピング損失を低減し、燃費性を向上さ仕るため
に、フロント、リヤの両気筒間を連通する連通路を設け
るとともに、かかる連通路を開閉するロータリ弐制御弁
を設け、軽負荷時には、圧縮行程にある一方の気筒の吸
気の一部を吸気行程にある他方の気筒に還流させる、い
わゆる連通路の遅閉じ方式が提案されている(例えば、
特開昭58−172429号公報参照)。
タリピストンエンジンにおいて、低負荷時におけるいわ
ゆるボンピング損失を低減し、燃費性を向上さ仕るため
に、フロント、リヤの両気筒間を連通する連通路を設け
るとともに、かかる連通路を開閉するロータリ弐制御弁
を設け、軽負荷時には、圧縮行程にある一方の気筒の吸
気の一部を吸気行程にある他方の気筒に還流させる、い
わゆる連通路の遅閉じ方式が提案されている(例えば、
特開昭58−172429号公報参照)。
そこで、前記のごとくタイミング弁を設けて過給機によ
り部分的過給を行なうようにした2気筒ロータリピスト
ンエンジンに上記のような連通路の遅閉じ方式を併用す
れば、充填効率を向上させるとともに燃費性も向上させ
ることができることになるが、反面、タイミング弁、ロ
ータリ弐制御弁等部品点数が多くなり、エンジンの構造
が複雑化するとともに、コストがかかるという問題があ
った。
り部分的過給を行なうようにした2気筒ロータリピスト
ンエンジンに上記のような連通路の遅閉じ方式を併用す
れば、充填効率を向上させるとともに燃費性も向上させ
ることができることになるが、反面、タイミング弁、ロ
ータリ弐制御弁等部品点数が多くなり、エンジンの構造
が複雑化するとともに、コストがかかるという問題があ
った。
[発明の目的]
本発明は、主吸気通路に加えて補助吸気通路を設け、主
吸気通路からの自然吸気に加えて、補助吸気通路に介設
された過給機によって加圧されたエアを補助吸気通路を
通して作動室内に供給し充填効率を向上させるようにし
た2気筒ロータリピストンエンジンにおいて、タイミン
グ弁下流の補助吸気通路が死空間化することを防止し、
かつこれに起因する空燃費のばらつきをなくすとともに
、簡素な構造でいわゆる連通路の遅閉じ方式を実施する
ことにより、ボンピング損失を低減し燃費性を向上させ
た2気筒ロータリピストンエンジンの吸気装置を提供す
ることを目的とする。
吸気通路からの自然吸気に加えて、補助吸気通路に介設
された過給機によって加圧されたエアを補助吸気通路を
通して作動室内に供給し充填効率を向上させるようにし
た2気筒ロータリピストンエンジンにおいて、タイミン
グ弁下流の補助吸気通路が死空間化することを防止し、
かつこれに起因する空燃費のばらつきをなくすとともに
、簡素な構造でいわゆる連通路の遅閉じ方式を実施する
ことにより、ボンピング損失を低減し燃費性を向上させ
た2気筒ロータリピストンエンジンの吸気装置を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成]
本発明は、上記の目的を達するため、自然吸気方式によ
り吸気を作動室に供給する主吸気ポートと、タイミング
弁を備えて高負荷時上記主吸気ポートからの吸気に加え
て少なくとも圧縮行程において過給気を作動室に供給す
る補助吸気ポートとを備えた2気筒ロータリピストンエ
ンジンにおいて、 上記タイミング弁上流の吸気通路に両気筒間を連通ずる
連通部を設けるとともに、少なくとも非過給域で上記タ
イミング弁の各補助吸気ポートに対する開弁期間をエキ
セントリックシャフトアングルで180°以上となるよ
うに設定したことを特徴メする、2気筒ロータリピスト
ンエンジンの吸気装置を提供する。
り吸気を作動室に供給する主吸気ポートと、タイミング
弁を備えて高負荷時上記主吸気ポートからの吸気に加え
て少なくとも圧縮行程において過給気を作動室に供給す
る補助吸気ポートとを備えた2気筒ロータリピストンエ
ンジンにおいて、 上記タイミング弁上流の吸気通路に両気筒間を連通ずる
連通部を設けるとともに、少なくとも非過給域で上記タ
イミング弁の各補助吸気ポートに対する開弁期間をエキ
セントリックシャフトアングルで180°以上となるよ
うに設定したことを特徴メする、2気筒ロータリピスト
ンエンジンの吸気装置を提供する。
[発明の効果]
本発明によれば、過給を行なわない軽負荷時には、タイ
ミング弁の各補助吸気ポートに対する開弁期間をエキセ
ントリックシャフトアングルで180°以上に設定する
ことにより、タイミング弁下流のフロント側吸気通路と
タイミング弁上流の連通路との連通期間と、タイミング
弁下流のリヤ側吸気通路とタイミング弁上流の連通部と
の連通期間とを重複させることができ、かかる重複時に
、フロント、リヤの両気筒はタイミング弁下流のフロン
ト、リヤ側の両吸気通路とタイミング弁上流の連通部と
を介して連通ずることになり、連通路の遅閉じ方式を採
用した場合と同様の効果を収めることができる。したが
って、格別連通路や制御弁を設けることなく軽負荷時の
ボンピング損失を低減することができる。
ミング弁の各補助吸気ポートに対する開弁期間をエキセ
ントリックシャフトアングルで180°以上に設定する
ことにより、タイミング弁下流のフロント側吸気通路と
タイミング弁上流の連通路との連通期間と、タイミング
弁下流のリヤ側吸気通路とタイミング弁上流の連通部と
の連通期間とを重複させることができ、かかる重複時に
、フロント、リヤの両気筒はタイミング弁下流のフロン
ト、リヤ側の両吸気通路とタイミング弁上流の連通部と
を介して連通ずることになり、連通路の遅閉じ方式を採
用した場合と同様の効果を収めることができる。したが
って、格別連通路や制御弁を設けることなく軽負荷時の
ボンピング損失を低減することができる。
また、軽負荷時タイミング弁下流のフロント。
リヤの吸気通路には還流する吸気が流れるため、前記の
ごとき、上記各吸気通路内の空間部が死空間となること
によって生じていた燃料の滞留による空燃比のばらつき
も解消することができる。
ごとき、上記各吸気通路内の空間部が死空間となること
によって生じていた燃料の滞留による空燃比のばらつき
も解消することができる。
さらに、過給を行なうエンジンの高回転域で、タイミン
グ弁の開弁期間を延ばし、吸気行程を進角させることに
より、実質的な吸気の吸入時間を延ばすことができ、過
給エアの充填量を増やすことができる。
グ弁の開弁期間を延ばし、吸気行程を進角させることに
より、実質的な吸気の吸入時間を延ばすことができ、過
給エアの充填量を増やすことができる。
[実施例]
以下、本発明の実施例を具体的に説明する。
第1図(a)に示すように、2気筒ロータリピストンエ
ンジンREは、ケーシングI r、 I r内において
ロータ2r、2rが偏心軸3f、3rのまわりで遊星回
転運動をして、吸入、圧縮、爆発、膨張、排気を連続的
に繰り返すフロント、リヤの各気筒F。
ンジンREは、ケーシングI r、 I r内において
ロータ2r、2rが偏心軸3f、3rのまわりで遊星回
転運動をして、吸入、圧縮、爆発、膨張、排気を連続的
に繰り返すフロント、リヤの各気筒F。
Rで構成されており、上記フロント、リヤのケーシング
if、lrの隔壁をなす中間ハウジング4のフロント、
リヤの各側面にはそれぞれ、自然吸気によりフロント、
リヤの作動室5 r、 5 rに吸気を供給するための
主吸気ポート6f、6rが開口しているとともに、かか
る主吸気ポート6f、6rよりロータ2f、2rの回転
方向にみてややリーディング側の中間ハウジング4のフ
ロント、リヤの各側面には機械式過給機7によって加圧
された吸気をエンジンの高負荷時のみ作動室5f、5r
に供給するための補助吸気ボー)8f、8rが開口して
いる。
if、lrの隔壁をなす中間ハウジング4のフロント、
リヤの各側面にはそれぞれ、自然吸気によりフロント、
リヤの作動室5 r、 5 rに吸気を供給するための
主吸気ポート6f、6rが開口しているとともに、かか
る主吸気ポート6f、6rよりロータ2f、2rの回転
方向にみてややリーディング側の中間ハウジング4のフ
ロント、リヤの各側面には機械式過給機7によって加圧
された吸気をエンジンの高負荷時のみ作動室5f、5r
に供給するための補助吸気ボー)8f、8rが開口して
いる。
そして上記フロント、リヤの各作動室5 f、 5 r
に吸気を供給するために共通吸気通路9が設けられ、こ
の共通吸気通路9には、上流から順にエアクリーナll
と時々刻々の吸気量を検出するエアフロメータ12が介
設されている。共通吸気通路9は分岐部13において、
フロント、リヤの主吸気ポート6f、6rに連通する自
然吸気を通すための主吸気通路14と、後で詳しく説明
するロータリバルブIOを介してフロント、リヤの補助
吸気ポー)8r、8rに連通ずる機械式過給機7によっ
て加圧された吸気を通すための補助吸気通路16とに分
岐されている。
に吸気を供給するために共通吸気通路9が設けられ、こ
の共通吸気通路9には、上流から順にエアクリーナll
と時々刻々の吸気量を検出するエアフロメータ12が介
設されている。共通吸気通路9は分岐部13において、
フロント、リヤの主吸気ポート6f、6rに連通する自
然吸気を通すための主吸気通路14と、後で詳しく説明
するロータリバルブIOを介してフロント、リヤの補助
吸気ポー)8r、8rに連通ずる機械式過給機7によっ
て加圧された吸気を通すための補助吸気通路16とに分
岐されている。
上記主吸気通路l11の分岐部13下流には図示してい
ないアクセルペダルの踏み込みによって開閉される1次
スロットル弁17が介設され、この1次スロットル弁1
7下流で上記主吸気通路14は、さらにフロント側主吸
気ポート6rに連通ずるフロント側主分岐吸気通路19
rとリヤ側主吸気ポート6rに連通ずるリヤ側主分岐吸
気通路19rとに分岐されている。
ないアクセルペダルの踏み込みによって開閉される1次
スロットル弁17が介設され、この1次スロットル弁1
7下流で上記主吸気通路14は、さらにフロント側主吸
気ポート6rに連通ずるフロント側主分岐吸気通路19
rとリヤ側主吸気ポート6rに連通ずるリヤ側主分岐吸
気通路19rとに分岐されている。
一方、上記補助吸気通路I6には、上流から順にベーン
式あるいはルーツ式のエアポンプからなる機械式過給r
a7、上記機械式過給機7によって加圧され温度が上昇
したエアを冷却するためのインタークーラ21.吸気量
の急激な変化を平滑化するために加圧エアを貯留するサ
ージタンク22、リンク機構23を介して1次スロット
ル弁17と連動して開閉される2次スロットル弁24か
介設されている。
式あるいはルーツ式のエアポンプからなる機械式過給r
a7、上記機械式過給機7によって加圧され温度が上昇
したエアを冷却するためのインタークーラ21.吸気量
の急激な変化を平滑化するために加圧エアを貯留するサ
ージタンク22、リンク機構23を介して1次スロット
ル弁17と連動して開閉される2次スロットル弁24か
介設されている。
さらに、補助吸気通路16の2次スロットル弁24下流
には、図示していないエンノン駆動軸の回転に同期しつ
つ180°の位相差をもって、補助吸気通路16を交互
にフロント側吸気ポート8rに連通ずるフロント側補助
分岐吸気通路26fとリヤ側吸気ポート8rに連通ずる
リヤ側補助分岐吸気通路26rとに接続するようになっ
ているタイミング弁として作用するロータリバルブlO
が中間ハウジング4の上面に密接して設けられている。
には、図示していないエンノン駆動軸の回転に同期しつ
つ180°の位相差をもって、補助吸気通路16を交互
にフロント側吸気ポート8rに連通ずるフロント側補助
分岐吸気通路26fとリヤ側吸気ポート8rに連通ずる
リヤ側補助分岐吸気通路26rとに接続するようになっ
ているタイミング弁として作用するロータリバルブlO
が中間ハウジング4の上面に密接して設けられている。
なお、タイミング弁としてロータリバルブと異なる型式
の弁を用いてもよいことはもちろんである。
の弁を用いてもよいことはもちろんである。
上記ロークリバルブ10は、下面壁にフロント側補助分
岐吸気通路26rに連通ずるフロント側連通穴27fと
リヤ側補助分岐吸気通路26rに連通するリヤ側連通穴
27rとが軸方向にやや間隔をおいて穿設されているハ
ウジング15と、かかるハウジング15内に嵌着される
弁体18とで構成されている。この弁体18は、2次吸
気通路16と接続される側の端部が2次吸気通路I6に
連通ずるように開放されるとともに他方の端部が閉塞さ
れた中空円筒状に形成されており、閉塞された側の端部
に取り付けられたプーリ29にかけられたタイミングベ
ルト30を介して図示していないエンジン駆動軸によっ
てこれと同期して駆動・回転されるようになっている。
岐吸気通路26rに連通ずるフロント側連通穴27fと
リヤ側補助分岐吸気通路26rに連通するリヤ側連通穴
27rとが軸方向にやや間隔をおいて穿設されているハ
ウジング15と、かかるハウジング15内に嵌着される
弁体18とで構成されている。この弁体18は、2次吸
気通路16と接続される側の端部が2次吸気通路I6に
連通ずるように開放されるとともに他方の端部が閉塞さ
れた中空円筒状に形成されており、閉塞された側の端部
に取り付けられたプーリ29にかけられたタイミングベ
ルト30を介して図示していないエンジン駆動軸によっ
てこれと同期して駆動・回転されるようになっている。
また、弁体18の側面には互いに180°の位相差をも
った位置に、フロント側連通穴27fと連通しうるフロ
ント側連通開口28fとリヤ側連通穴27rと連通しう
るリヤ側連通開口28rとが穿設されている。
った位置に、フロント側連通穴27fと連通しうるフロ
ント側連通開口28fとリヤ側連通穴27rと連通しう
るリヤ側連通開口28rとが穿設されている。
ところで、上記ロータリバルブIOの開弁期間を大小の
2段階に切り替えられるように、フロント、リヤの各連
通穴27f、27rは仕切壁31によって比較的小径の
小径穴27°r、27°rと比較的大径の大径穴27”
f、27”rに仕切られており(第1図(b)参照)、
上記フロント、リヤの小径穴27°【。
2段階に切り替えられるように、フロント、リヤの各連
通穴27f、27rは仕切壁31によって比較的小径の
小径穴27°r、27°rと比較的大径の大径穴27”
f、27”rに仕切られており(第1図(b)参照)、
上記フロント、リヤの小径穴27°【。
27゛rには、それぞれ小径穴27°r、27’rを開
閉するためのシャッタバルブ32f、32rが設けられ
ている。かかるフロント、リヤの両シャッタバルブ32
f、32rは、ステップモータ33を動力源として連結
機NIt34を介して開閉されるようになっており、こ
れらのシャッタバルブ32f、32rはさらにエアフロ
ーメータ12によって検出される吸気量、1次スロット
ル弁開度センサ36によって検出される1次スロットル
弁開度及び図示していない回転数センサによって検出さ
れるエンジン回転数を入力情報として、マイクロコンピ
ュータで構成される制御回路37によって後で詳しく説
明するように、軽負荷低回転域または高回転域で開かれ
るようになっている(第2図参照)。
閉するためのシャッタバルブ32f、32rが設けられ
ている。かかるフロント、リヤの両シャッタバルブ32
f、32rは、ステップモータ33を動力源として連結
機NIt34を介して開閉されるようになっており、こ
れらのシャッタバルブ32f、32rはさらにエアフロ
ーメータ12によって検出される吸気量、1次スロット
ル弁開度センサ36によって検出される1次スロットル
弁開度及び図示していない回転数センサによって検出さ
れるエンジン回転数を入力情報として、マイクロコンピ
ュータで構成される制御回路37によって後で詳しく説
明するように、軽負荷低回転域または高回転域で開かれ
るようになっている(第2図参照)。
前記のごとく、ロータリバルブ10の開弁期間はエキセ
ントリックシャフトアングルで180゜より大きい大開
度と180°より小さい小開度の2段階に切り換えられ
るようになっているが、以下かかるロータリバルブ10
の構成について詳しく説明する。
ントリックシャフトアングルで180゜より大きい大開
度と180°より小さい小開度の2段階に切り換えられ
るようになっているが、以下かかるロータリバルブ10
の構成について詳しく説明する。
第1図(b)に示すように、ロータリバルブlOを構成
する中空円筒状の弁体18の側面に穿設されたフロント
、リヤ側の各連通開口28f、28r(第1図(b)で
はフロント側についてのみ示す)の弁体18の円周に沿
った開度αと、ハウジング15の底面に穿設されたフロ
ント、リヤ側の連通穴27f。
する中空円筒状の弁体18の側面に穿設されたフロント
、リヤ側の各連通開口28f、28r(第1図(b)で
はフロント側についてのみ示す)の弁体18の円周に沿
った開度αと、ハウジング15の底面に穿設されたフロ
ント、リヤ側の連通穴27f。
27r中の大径穴27°f、27”rの弁体18の円周
に沿った開度βとの和、すなわち(α+β)はロータリ
バルブlOの小開度となるように設定されている。この
ような小開間(α+β)は180’、にり小さくなるよ
うに設定されており、例えば本実施例では好ましく16
0’に設定されている。前記のごとく、ロータリバルブ
lOのフロント側弁とリヤ側弁の開閉タイミングは互い
に1806の位相差をもっているため、この場合には、
ロータリバルブ10のフロント側弁とリヤ側弁とは開弁
期間はオーバラップしないようになっている(第4図参
照)。ロータリバルブ10の、開弁期間をこのような小
開度で運転する場合は、シャッタバルブ32f、32r
は閉止される。
に沿った開度βとの和、すなわち(α+β)はロータリ
バルブlOの小開度となるように設定されている。この
ような小開間(α+β)は180’、にり小さくなるよ
うに設定されており、例えば本実施例では好ましく16
0’に設定されている。前記のごとく、ロータリバルブ
lOのフロント側弁とリヤ側弁の開閉タイミングは互い
に1806の位相差をもっているため、この場合には、
ロータリバルブ10のフロント側弁とリヤ側弁とは開弁
期間はオーバラップしないようになっている(第4図参
照)。ロータリバルブ10の、開弁期間をこのような小
開度で運転する場合は、シャッタバルブ32f、32r
は閉止される。
これに対して、上記弁体18のフロント、リヤ側の連通
開口28f、28rの開度αと、上記ハウジング15の
大径穴27”f、27”rの開度βと、ハウジング15
の底面に穿設されたフロント、リヤ側の連通穴27f、
27r中の小径穴27°f、 27°rの弁体18の円
周に沿った開度γとの和、すなわち(α+β+γ)はロ
ータリバルブ10の大開度となるように設定されている
。このような大開度(α+β+γ)は1806より大き
くなるように設定されており、例えば本実施例では好ま
しく220°に設定されている(すなわち、α+β=1
60″、γ=60’)。このように、ロークリバルブ1
0が大開度で運転されるときには、シャッタバルブ32
f、32rは開かれるようになっている。
開口28f、28rの開度αと、上記ハウジング15の
大径穴27”f、27”rの開度βと、ハウジング15
の底面に穿設されたフロント、リヤ側の連通穴27f、
27r中の小径穴27°f、 27°rの弁体18の円
周に沿った開度γとの和、すなわち(α+β+γ)はロ
ータリバルブ10の大開度となるように設定されている
。このような大開度(α+β+γ)は1806より大き
くなるように設定されており、例えば本実施例では好ま
しく220°に設定されている(すなわち、α+β=1
60″、γ=60’)。このように、ロークリバルブ1
0が大開度で運転されるときには、シャッタバルブ32
f、32rは開かれるようになっている。
弁体18は、その軸まわりに第1図(b)の0を中心と
して右まわりに回転するため、大開度で運転されるとき
には小開度で運転されろときよりロークリバルブ10の
フロント側弁、リヤ側弁ともに7(=60°)だけ早く
開弁じ、すなわち進角するようになっている。したがっ
て、この場合には、フロント側弁とリヤ側弁とは開弁期
間が40°ずっオーバラップする上うになっている(第
3図参照)。このように、フロント側弁とリヤ側弁の開
弁期間がオーバラップしているときには、フロント側補
助分岐吸気通路26rとリヤ側補助分岐吸気通路26r
は、弁体18の内部に形成された連通部を介して互いに
連通ずるようになっている。
して右まわりに回転するため、大開度で運転されるとき
には小開度で運転されろときよりロークリバルブ10の
フロント側弁、リヤ側弁ともに7(=60°)だけ早く
開弁じ、すなわち進角するようになっている。したがっ
て、この場合には、フロント側弁とリヤ側弁とは開弁期
間が40°ずっオーバラップする上うになっている(第
3図参照)。このように、フロント側弁とリヤ側弁の開
弁期間がオーバラップしているときには、フロント側補
助分岐吸気通路26rとリヤ側補助分岐吸気通路26r
は、弁体18の内部に形成された連通部を介して互いに
連通ずるようになっている。
したがって、上記フロント、リヤの両補助分岐吸気通路
26f、2&rはシャッタバルブ32f、32rが開か
れているときには、フロント、リヤの各作動室5f、5
rを連通する連通路として機能するようになっている。
26f、2&rはシャッタバルブ32f、32rが開か
れているときには、フロント、リヤの各作動室5f、5
rを連通する連通路として機能するようになっている。
以下、本実施例にかかる2気筒ロータリピストンエンジ
ンREの吸気装置の運転方法について説明する。
ンREの吸気装置の運転方法について説明する。
第2図に示すように、エンジンの運転領域は、エンジン
回転数とスロットル弁開度TVθ(すなわちエンジンの
負荷量)をパラメータとして表わされる。直線G、はエ
ンジンの高負荷と低負荷との境界を示しており、直線G
1よりスロットル弁開度TVθが大きい高負荷領域は過
給が行なわれるようになっている。直線G3は最大スロ
ットル弁開度を示している。また、直線G、はエンジン
の高回転と低回転との境界を示しており、直線G。
回転数とスロットル弁開度TVθ(すなわちエンジンの
負荷量)をパラメータとして表わされる。直線G、はエ
ンジンの高負荷と低負荷との境界を示しており、直線G
1よりスロットル弁開度TVθが大きい高負荷領域は過
給が行なわれるようになっている。直線G3は最大スロ
ットル弁開度を示している。また、直線G、はエンジン
の高回転と低回転との境界を示しており、直線G。
よりエンジン回転数が大きい領域は高回転域となる。
前記のようにエンジンの時々刻々の吸気量、スロットル
開度、エンジン回転数は常時制御回路37に入力されて
おり、これらの入力情報をもとに制御回路37によって
時々刻々のエンジンの運転状態が第2図に示すグラフの
どの領域に該当するかは常時判断されている。そして、
エンジンの運転状態が、吸気負圧が大きくなりポンピン
グ損失が増大する過給を行なわない軽負荷・低回転域す
なわち第2図に示す領域Iに該当すると判断された場合
には、自動的にステップモータ33とリンク機構34を
介してシャッタバルブ32(32rが開かれ、ロークリ
バルブlOは大開度となるようにされている。
開度、エンジン回転数は常時制御回路37に入力されて
おり、これらの入力情報をもとに制御回路37によって
時々刻々のエンジンの運転状態が第2図に示すグラフの
どの領域に該当するかは常時判断されている。そして、
エンジンの運転状態が、吸気負圧が大きくなりポンピン
グ損失が増大する過給を行なわない軽負荷・低回転域す
なわち第2図に示す領域Iに該当すると判断された場合
には、自動的にステップモータ33とリンク機構34を
介してシャッタバルブ32(32rが開かれ、ロークリ
バルブlOは大開度となるようにされている。
上記のような運転状態における、フロント、リヤの補助
吸気ポート8r、8r及びロータリバルブlOのフロン
ト側弁、リヤ側弁の開弁面積をエキセントリックシャフ
トアングルに対して表したグラフを第3図に示す。
吸気ポート8r、8r及びロータリバルブlOのフロン
ト側弁、リヤ側弁の開弁面積をエキセントリックシャフ
トアングルに対して表したグラフを第3図に示す。
第3図に示すように、フロント側気筒Fの第1作動室の
吸気行程(T D C、〜B D C、)から圧縮行程
の前段にかけて、フロント側補助吸気ポート8rはフロ
ント側主吸気ポート6fよりやや遅れて(主吸気ポート
の開弁は図示していない)、エキセントリックシャフト
アングル(以下エキセンアングルという)40°で開き
始め、フロント側気筒Fの第1作動室の下死点BDC,
よりやや遅れて、エキセンアングル340°で閉じられ
るようになっている。
吸気行程(T D C、〜B D C、)から圧縮行程
の前段にかけて、フロント側補助吸気ポート8rはフロ
ント側主吸気ポート6fよりやや遅れて(主吸気ポート
の開弁は図示していない)、エキセントリックシャフト
アングル(以下エキセンアングルという)40°で開き
始め、フロント側気筒Fの第1作動室の下死点BDC,
よりやや遅れて、エキセンアングル340°で閉じられ
るようになっている。
一方、ロークリバルブ10のフロント側弁は上記のとお
り大開度(開弁期間220°)となっており、エキセン
アングル140°で開き始め、フロント側補助吸気ポー
ト8「よりやや遅れてエキセンアングル360°で閉じ
られるようになっている。
り大開度(開弁期間220°)となっており、エキセン
アングル140°で開き始め、フロント側補助吸気ポー
ト8「よりやや遅れてエキセンアングル360°で閉じ
られるようになっている。
なお、フロント側ロータ2rの回転方向にみて、トレー
リング側第2作動室については、上記の第1作動室と同
様の行程が、エキセンアングルで360°遅れて行なわ
れ、同様に第3作動室の行程は、さらにエキセンアング
ルで360°遅れるようになっている。
リング側第2作動室については、上記の第1作動室と同
様の行程が、エキセンアングルで360°遅れて行なわ
れ、同様に第3作動室の行程は、さらにエキセンアング
ルで360°遅れるようになっている。
ところで一方、第3図に示すように、リヤ側気筒Rにつ
いては、エキセンアングルで180°遅れて、フロント
側気筒Fと全く同様の行程が行なわれるようになってい
る。
いては、エキセンアングルで180°遅れて、フロント
側気筒Fと全く同様の行程が行なわれるようになってい
る。
従って、リヤ側第3作動室5rが吸気行程の終期ないし
圧縮行程の初期においては(エキセンアングル140°
〜180°)ロークリバルブlOのリヤ側弁の閉弁前4
0°から閉弁時にかけての開弁期間Xrとフロント側弁
の開弁時から開弁後40°にかけての開弁期間Xrとは
互いに開弁期間がオーバラップし、この期間リヤ側第3
作動室5rとフロント側第1作動室5「とは連通しく但
し、リヤ側補助吸気ポート8rが閉止された後は連通し
ない)、順次リヤ側補助分岐吸気通路26r、2次スロ
ットル弁24が閉じられているためフロント側弁とリヤ
側弁以外は密閉されたロータリバルブ10の弁体18内
に形成された連通部、フロント側補助分岐吸気通路26
fを通して、リヤ側第3作動室5r内の吸気がフロント
側第1作動室5r内に流入する。これによって、フロン
ト側第1作動室5f内の吸気負圧は小さくなり、ボンピ
ング損失は低減される。一方、フロント側第1作動室5
fが吸気行程の終期ないし圧縮行程の初期においては(
エキセンアングル320°〜360°)、ロータリバル
ブ10のフロント側弁の閉弁前40゜から閉弁時にかけ
ての開弁期間Yfとリヤ側弁の開弁時から開弁後40°
にかけての開弁期間Yrとは互いに開弁期間がオーバラ
ップし、この期間フロント側第1作動室5fとリヤ側第
1作動室5rとは連通しく但し、フロント側補助吸気ポ
ート8fが閉止された後は連通しない)、順次フロント
側補助分岐吸気通路26f1弁体18内に形成された連
通部、リヤ側補助分岐吸気通路26rを通して、フロン
ト側第1作動室5r内の吸気がリヤ側第1作動室5r内
に流入する。これによって、リヤ側第1作動室5r内の
吸気負圧は小さくなり、ボンピング損失は低減される。
圧縮行程の初期においては(エキセンアングル140°
〜180°)ロークリバルブlOのリヤ側弁の閉弁前4
0°から閉弁時にかけての開弁期間Xrとフロント側弁
の開弁時から開弁後40°にかけての開弁期間Xrとは
互いに開弁期間がオーバラップし、この期間リヤ側第3
作動室5rとフロント側第1作動室5「とは連通しく但
し、リヤ側補助吸気ポート8rが閉止された後は連通し
ない)、順次リヤ側補助分岐吸気通路26r、2次スロ
ットル弁24が閉じられているためフロント側弁とリヤ
側弁以外は密閉されたロータリバルブ10の弁体18内
に形成された連通部、フロント側補助分岐吸気通路26
fを通して、リヤ側第3作動室5r内の吸気がフロント
側第1作動室5r内に流入する。これによって、フロン
ト側第1作動室5f内の吸気負圧は小さくなり、ボンピ
ング損失は低減される。一方、フロント側第1作動室5
fが吸気行程の終期ないし圧縮行程の初期においては(
エキセンアングル320°〜360°)、ロータリバル
ブ10のフロント側弁の閉弁前40゜から閉弁時にかけ
ての開弁期間Yfとリヤ側弁の開弁時から開弁後40°
にかけての開弁期間Yrとは互いに開弁期間がオーバラ
ップし、この期間フロント側第1作動室5fとリヤ側第
1作動室5rとは連通しく但し、フロント側補助吸気ポ
ート8fが閉止された後は連通しない)、順次フロント
側補助分岐吸気通路26f1弁体18内に形成された連
通部、リヤ側補助分岐吸気通路26rを通して、フロン
ト側第1作動室5r内の吸気がリヤ側第1作動室5r内
に流入する。これによって、リヤ側第1作動室5r内の
吸気負圧は小さくなり、ボンピング損失は低減される。
以下、リヤ側気筒Rとフロント側気筒Fの間で、上記の
ようなプロセスが繰り返され、エンジンの軽負荷・低回
転時のボンピング損失を低減し、燃費性を向上させるよ
うにしている。
ようなプロセスが繰り返され、エンジンの軽負荷・低回
転時のボンピング損失を低減し、燃費性を向上させるよ
うにしている。
制御回路37によって、エンジンの運転状態が第2図の
領域■で示される高回転域に該当すると判断された場合
にも、シャッタバルブ32r、32rが開かれ、ロータ
リバルブ10は大開度となる。
領域■で示される高回転域に該当すると判断された場合
にも、シャッタバルブ32r、32rが開かれ、ロータ
リバルブ10は大開度となる。
このような運転状態において、過給を行なう高負荷時に
は、ロータリバルブlOの開弁期間が400進角してい
るので、過給エアの実質的な吸入時間が延長され、充填
効率を向上させることができる。
は、ロータリバルブlOの開弁期間が400進角してい
るので、過給エアの実質的な吸入時間が延長され、充填
効率を向上させることができる。
まtこ、過給を行なわない低負荷高回転時には、第2図
の領域Iの場合と同様にボンピング損失を低減すること
ができる。
の領域Iの場合と同様にボンピング損失を低減すること
ができる。
制御回路37によって、エンジンの運転状態が第2図に
示す領域I及び領域■のいずれにも該当しないと判断さ
れた場合には、シャッタバルブ32f、32rは閉止さ
れ、ロークリバルブ10は小開度となる。第4図に示す
ように、この場合はロータリバルブlOの開弁期間は1
60°であり、開弁は大開度の場合(第3図参照)に比
べて60゜遅れているためフロント側5弁左リヤ側弁の
開弁期間は互いにオーバラップせず、両気筒間の連通は
行なわれない。従って過給が有効に行なわれ、充填効率
が向上されるようになっている。
示す領域I及び領域■のいずれにも該当しないと判断さ
れた場合には、シャッタバルブ32f、32rは閉止さ
れ、ロークリバルブ10は小開度となる。第4図に示す
ように、この場合はロータリバルブlOの開弁期間は1
60°であり、開弁は大開度の場合(第3図参照)に比
べて60゜遅れているためフロント側5弁左リヤ側弁の
開弁期間は互いにオーバラップせず、両気筒間の連通は
行なわれない。従って過給が有効に行なわれ、充填効率
が向上されるようになっている。
第1図(a)は、本発明の実施例を示す2気筒ロータリ
ピストンエンジンのシステム構成図であり、第1図(b
)は、本実施例で用いられるロータリ弁の側面断面図で
ある。 第2図は、ロータリ弁の開度を決定する運転状態の基準
を示す図である。 ′ 第3図は、ロータリ弁を大開度としたときのロータリ弁
と補助吸気ポートの開閉タイ、ミンクを示す図である。 第4図は、ロータリ弁を小開度としたときの第3図と同
様の図である。 6f、6r・・・フロント、リヤ主吸気ポート、8 r
、 8 r・・・フロントリヤ補助、吸気ポート、lO
・・・ロータリバルブ、16・・・補助吸気通路。 第2図 エンジン0転孜
ピストンエンジンのシステム構成図であり、第1図(b
)は、本実施例で用いられるロータリ弁の側面断面図で
ある。 第2図は、ロータリ弁の開度を決定する運転状態の基準
を示す図である。 ′ 第3図は、ロータリ弁を大開度としたときのロータリ弁
と補助吸気ポートの開閉タイ、ミンクを示す図である。 第4図は、ロータリ弁を小開度としたときの第3図と同
様の図である。 6f、6r・・・フロント、リヤ主吸気ポート、8 r
、 8 r・・・フロントリヤ補助、吸気ポート、lO
・・・ロータリバルブ、16・・・補助吸気通路。 第2図 エンジン0転孜
Claims (1)
- (1)自然吸気方式により吸気を作動室に供給する主吸
気ポートと、タイミング弁を備えて高負荷時上記主吸気
ポートからの吸気に加えて少なくとも圧縮行程において
過給気を作動室に供給する補助吸気ポートとを備えた2
気筒ロータリピストンエンジンにおいて 上記タイミング弁上流の吸気通路に両気筒間を連通する
連通部を設けるとともに、少なくとも非過給域で上記タ
イミング弁の各補助吸気ポートに対する開弁期間をエキ
セントリックシャフトアングルで180°以上となるよ
うに設定したことを特徴とする、2気筒ロータリピスト
ンエンジンの吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20036486A JPS6355324A (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 2気筒ロ−タリピストンエンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20036486A JPS6355324A (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 2気筒ロ−タリピストンエンジンの吸気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6355324A true JPS6355324A (ja) | 1988-03-09 |
Family
ID=16423073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20036486A Pending JPS6355324A (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 2気筒ロ−タリピストンエンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6355324A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0326204A (ja) * | 1989-06-22 | 1991-02-04 | Teranishi Denki Seisakusho:Kk | ヘアドライヤ |
WO2004081356A3 (en) * | 2003-03-11 | 2004-11-04 | Clyde C Bryant | Cold air super-charged internal combustion engine working cycle & method |
-
1986
- 1986-08-26 JP JP20036486A patent/JPS6355324A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0326204A (ja) * | 1989-06-22 | 1991-02-04 | Teranishi Denki Seisakusho:Kk | ヘアドライヤ |
WO2004081356A3 (en) * | 2003-03-11 | 2004-11-04 | Clyde C Bryant | Cold air super-charged internal combustion engine working cycle & method |
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