JPS6351959A - 空気清浄方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は空気清浄装置に係り、特にウィルス等の微生物
や塵埃等を効果的に捕集する空気清浄装置に関するもの
である。

［従来の技術１ 病院や細菌類を扱う実験室等では、細菌類や膿埃等が室
内外に浮遊しないよう空気清浄装置が備えられている。

そして、この空気清浄１ｆｆｆとしでは、高性能フィル
タ（トＩＥＰＡフィルタ）を用いたＩＷｌが一般的であ
る。

この装置の場合、空気中の細菌類や塵埃専の微粒子を上
記フィルタで捕集する。そして、捕集された微粒子の中
の細菌類にあっては、それが捕集されたフィルタ面に紫
外線を照射して殺菌していた。

［発明が解決しようとする問題点］ ところが、上記高性能フィルタを備えた空気清浄［ｔに
あっては、このフィルタだけでし微粒子を捕集する能力
は大きいが、フィルタの寿命が短いという問題がある。

また、高性能フィルタであってもその捕集性能には限界
があり、微粒子を完全に捕集することはできない。特に
、その径が０．１μ麹程麿のＷ粒子に対して高性能フィ
ルタの捕集性能が劣るという問題があった。

本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的
は上記高性能フィルタ＜１−ＩＥＰＡフィルタ）の寿命
を延ばすと共に捕集性能の向上を図った空気清Ｆ′ｐ装
置を提供することにある。

Ｅ問題点を解決するための手段〕 上記問題点を解決するために本発明は、微粒子が浮遊し
ている被清浄処理空気を加湿し、加湿された被清浄処理
空気を冷！Ｊ１シて、空気中の微粒子をこれを核として
水蒸気を凝結させて大きな粒子に成長させた後、上記微
粒子を大きく成長した粒子と共に水膜式電気集塵器で捕
集するようにしたものである。

［作　用］ 以上のように、微粒子を核として水蒸気を凝結させて大
きな粒子に成長させるため、捕集しづらい微粒子を水膜
式電気集塵器で容易に捕集できる。

［実施例］ 以下に本発明の一実施例を添付図面に従って説明する。

第１図は本発明の空気清浄方法を実施するだめの装置を
示す構成図である。

図示するように、空気を清浄しようとする部屋（図示せ
ず）にフィルタ１及びブロア２を介して加湿ｉ５３が連
通され、この加湿器３に凝縮器４が接続されている。更
に、この凝縮器４には第１及び第２水膜式電気集塵器５
．６が順次接続され、第２水模式電気集塵器６に、オゾ
ン除去器７及び熱交換器８を介して高性能フィルタ９（
ＨＥＰＡフィルタ）が接続されている。そして、この高
性能フィルタ９が上記部屋に連通している。

上記加湿器３にはこの内部へ供給する蒸気を作る蒸気発
生器１０が接続されている。上記凝縮器４にはこの内部
を冷却するための冷凍器１１が接続されている。第１水
躾式電気集塵器５（以後、ＷＥＰＩという）にはその水
膜を形成する循環水中に殺菌剤が混入されており、第２
水躾式電気集廖器６（以後、ＷＥＰＩ［という）は、そ
のｍ極がＷＥＰＩ５と逆に帯電され、オゾンの発生が多
くなるように構成されている。

次に本発明の空気清浄方法を上記装置を基に説明する。

ウィルス等の微生物や塵埃のような微粒子が浮遊してい
る室内の空気をブロア２によってフィルタ１に通し、比
較的大きい浮遊物を除去して加湿器３へ送る。そして加
湿器３内へ送られた空気を、蒸気発生器１０で作られた
蒸気によって上記加湿器３内で飽和状態まで加湿する。

次に、飽和状態に加湿された空気を、凝縮器４へ送り、
この凝縮器４内で冷凍器１１によって冷却する。これに
よって空気中の水蒸気は過飽和状態となり空気中の微生
物及び塵埃等の微粒子には、これを核としてその回りに
水蒸気が凝結する。そして、この水蒸気は上記微粒子に
次々に集まって凝結し、この微粒子よりもはるかに大き
な水ミストに成長する（例えば、ウィルスの大きさ０．
１μ−以下に対して水滴の大きさ５〜１０μ−程度）。

そして、上記ＷＥＰＩ５て・上記微粒子をその大きく成
長した水ミストと共に捕集する。捕集された微粒子中の
ウィルス等の微生物は、上記ＷＥＰ工５内の循環水中に
添加された殺菌剤によって殺菌される。

次いでＷ　Ｅ　Ｐ　Ｉ　５で微粒子のほとんどを捕集さ
れた空気をＷＥＰＩ６へ送る。そして、ＷＥＰＩＩ６で
ＷＥＰＩ５内で捕集できなかったスルーアウト粒子を補
集すると共にＷＥＰＩＩｅ内で多く生じるオゾンにより
微生物を殺菌する。

次いで、ＷＥＰＩ［６内の空気をオゾン除去器７へ送り
、オゾンを除去する。そして、この空気を熱交換器８で
室内の温度状態に応じて加温あるいは冷却して高性能フ
ィルタ９へ送り、このフィルタ９で、上記ＷＥＰＩ５あ
るいはＷ　Ｅ　Ｉ）　ＩＩ　６で捕集されずに空気中に
残った微粒子を最終的に捕集して室内へ送風する。

以上のように、微粒子を大きな粒子に成長させてから捕
集するので、捕集性能が大幅に向上すると共に高性能フ
ィルタ９の寿命を延ばすことができる。

また、本発明の空気清浄方法によれば、水溶性のもので
あれば有害ガスも効果的に除去することができる。

尚、上記加湿器３内での加湿は、￥内空気の温度よりも
１０℃程度高い温度での飽和状態まで加湿するのが理想
的である。

ここで、上述した本発明を実施するための装置中の水膜
式電気集塵器＜ＷＥＰＩ５．ＷＥＰＩ［６）について補
足説明する。

水模式電気東ｍ器は第２図に示すように、主に筒体状の
本体１５と、本体１５中央部に垂下される放電線１６と
、本体１５内壁に沿って水を流して水膜１７を形成する
ためにタンク１８及びポンプ１９を備えた循環水ライン
２０と、本体１５と放電線１６との門に電位差を生じさ
せる’ａｍ装置２１とから構成され、被清浄処理空気は
この水膜式電気集塵器内を、本体１５下側のガス入口２
２から流入し、本体１５上側のガス出口２３から流出す
る。

以上のように構成された水膜式電気集塵器を第１水躾式
集塵器５として使う時には、放電線１６をマイナスに、
本体１５をプラスに帯電させ、第２水膿式電気集ａ器６
として使う時には、放電線１６をプラスに、本体１５を
マイナスに帯電させる。

ＷＥＰＩ５のタンク１８は上記凝縮器４と連通しており
、このタンク１８及びＷＥＰＩＩ６のタンク１８は貯留
タンク２５に連通している。そして、ＷＥＰＩ［６内の
Ｔｅ環水中にはウィルス等の微生物を殺菌する殺菌剤が
添加されている。尚、この殺菌剤は加湿器３内へ供給さ
れる蒸気中に添加してもよい。

以上のよう構成されたＷＥＰＩ５へ空気が流入すると、
この空気中の微粒子を核とする水ミストはＷＥＰＩ５内
で、故？１線１６と本体１５との間の電位差によって水
１１１７に付着されて捕集される。そして、微粒子中の
微生物は循環水中の殺菌剤により殺菌される。

上記ＷＥＰＩ５内でプラスに帯電してａ電線１６（マイ
ナス極）ｇＡに沿って流れた微粒子は、ｔＩＬ電腺１６
及び本体１５の電楊がＷ　Ｅ　Ｐ　Ｉ　５と逆ニＷｔ′
Ｉａサレ７：ＷＥ　Ｐ　ＩＩ　６内で本体１５（マイナ
ス揄）側へ引かれ、水膜１７内に捕集される。また、故
１１１１６をプラスに、本体１５をマイナスに帯電させ
ると、コロナ放電によるオゾンの発生が増加し、空気中
に依然として浮遊している微１物を殺菌する。

また、上記凝縮器４内で微粒子を核にして大きく成長し
た水ミストは、その一部がこの凝縮器４内で滴下して凝
縮器４下部からＷＥＰＩ５のタンク１８へ流れる。

更に、蒸気発生７！Ａｉｏから供給される水分はＷＥＰ
Ｉ５及びＷＥＰｆｆ６のそれぞれのタンク１８．１８に
溜まるが、この水がタンク１８゜１８からあふれだすと
貯留タンク２５へ流れる。

［発明の効果］ 以上要するに本発明によれば次のような効果を発揮する
。

空気中に浮遊している微粒子をこれを核として大きな粒
子に成長させて水膜式電気集塵器で捕集するので、空気
中の微粒子を捕集する能力が大幅に向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の空気清浄方法を実施するための装置を
示す構成図、第２図は水膜式電気集塵器を示す概略側断
面図である。 図中、３は加湿器、４は凝縮器、５は第１水膜式電気集
ｒＩＢである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 微粒子が浮遊している被清浄処理空気を加湿し、加湿さ
   れた被清浄処理空気を冷却して、空気中の微粒子をこれ
   を核として水蒸気を凝結させて大きな粒子に成長させた
   後、上記微粒子を大きく成長した粒子と共に水膜式電気
   集塵器で捕集するようにしたことを特徴とする空気清浄
   方法。