JPS6350579A - 厚手マツトの製造方法 - Google Patents

厚手マツトの製造方法

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JPS6350579A
JPS6350579A JP19047786A JP19047786A JPS6350579A JP S6350579 A JPS6350579 A JP S6350579A JP 19047786 A JP19047786 A JP 19047786A JP 19047786 A JP19047786 A JP 19047786A JP S6350579 A JPS6350579 A JP S6350579A
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JP
Japan
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fabric
gelling
gelation
elastomer
thick
Prior art date
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Pending
Application number
JP19047786A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Miyake
正昭 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication of JPS6350579A publication Critical patent/JPS6350579A/ja
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、厚手マットの製造方法に関する。更に詳しく
は、体育館床材や屋内テニスコート敷材あるいは、幼稚
園等の遊ぎ場、廊下等の床材として好ましく使用しうる
厚手弾性マットの製造方法に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、厚手マットはザム樹脂等の発泡体単独あるいはこ
れと布帛との貼り合せによって製造されている。布帛に
ニジストマーを塗布して厚手マットを製造するためには
、布帛へのエンストマー塗布を多量にする必要があるが
、薄手布帛へのニジストマーの多量塗布は非常な困難を
佇立う。また、塗布が可能となったとしても次の乾燥工
程で、まず最表面の水分が蒸発し被膜を形成してしまう
ため、内層の水分が蒸発しようとするとき、表面の被膜
をつき上げて膨張する結果、風船の如き凸起が形成され
る。これが更に膨らむことにより最終的には破裂が起シ
内部蒸気が逃げだす。その跡はお次かもクレータ−の如
き凹部が形成される。また、被膜の破裂が起らない場合
には、膨張した被膜が縮む結果、表面がしわ状となるな
ど品質面で種々の解決困難な問題をかかえている。
そのため、通常、厚手マットの製造には、布帛と多量の
ニジストマー塗布の組合せによってはなされていないの
が現状である。
しかし、布帛にニジストマー塗布し、乾燥、熱処理と云
う一連の加エエ租によシ厚手弾性マットが製造できれば
、製造が簡単であることからコストダウンが可能となる
上に物性面でも好ましいものが得られるため、かかる製
造方法による厚手マットの製造が切望されていた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明は、布帛とニジストマーとの組合せによる厚手マ
ットの製造方法において、多量のニジストマーを塗布し
た後の乾燥工程においても、被膜膨張等が起らず、従っ
て、被膜の破裂等による凹凸の形成が々く品位面で全く
欠点の起らない厚手マットの製造方法を提供するにある
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、ゲル化タイプエラストマーを布帛に塗布充填
した後、ゲル化を発現せしめ、しかる後、乾燥、熱処理
を行なうことを特徴とする厚手マットの製造方法である
本発明でいう布帛とは、織物、編物の不織布等であシ、
かかる布帛を構成する素材は、天然繊維であっても合成
繊維であっても、また、無機繊維であってもよい。
かかる布帛は平織、綾織、天笠綿、スパンRンド不織布
等の比較的薄手の二次元構造布帛よシは、地組織と・ぞ
イルH1織とよりなる立体構造織物、ダブルラッセル編
等の立体織地、あるいは見掛密度が0.2以下の空間容
積の大きい不織布等、厚みのある三次元構造布帛が好ま
しい。また、これら布帛の厚みは特に限定されるもので
はないが、厚手マットを得る上から、少なくとも2tr
pn以上とすることが好まし7い。
本発明においては、かかる布帛にゲル化タイプエラスト
マーを塗布充填する。
ここにゲル化タイプエラストマーとは主剤たる8BR、
NBR、NR、OR等のゴムラテックス、塩ビ、サラン
、エチレンプロビレ等の合成樹脂ラテックス、アクリル
、ウレタン等の合成樹脂エマルジョン等とゲル化剤、即
ち、ラテックス、エマルジョン等を構成する乳化剤にア
タックして、ゴム、樹脂等の主剤の凝集を促す薬剤との
混合物をいう。
このゲル化剤は主剤となるゴム、合成樹脂等ならびに、
それに使用されている乳化剤によって相違するが、使用
されている乳化剤と反対イオン性のもの、あるいは反応
性のものが使用できる。また、これらゲル化剤のマイク
ロカプセル化、即ち、水溶性被膜による被覆物等であっ
てもよい。
ゲル化時間のコントロールは、ゲル化剤添加量、雰囲気
温度、あるいはゲル化剤種によって可能であシ、常温の
場合、通常、ゲル化時間は10分以上とすることが好ま
しい。これは、ゲル化時間を長くしたゲル化タイプエラ
ストマーを布帛に充填後、水分の蒸発が促進されない温
度、例えば40〜70℃程度に一旦加熱することにより
ゲル化を発現させるためである。
ゲル化剤の添加量は、ゴム、樹脂等主剤となるラテック
ス、エマルジョン液に対して1〜20部程度であるが、
ゲル化時間、温度、その他の添加助剤によシ最適量は異
なるため適宜調整すればよい。
本発明において、かかる布帛にゲル化タイプエラストマ
ーを塗布充填する。この塗布充填するゲル化タイプニジ
ストマーには更にゲル化時間調整剤とな如うる樹脂類、
発泡シリカ等の軽量増量材、顔料、染料等の着色剤、化
学発泡剤、加硫剤、加硫促進剤等、厚手マットの目的、
主剤種に応じた添加剤が配合されていてもよい。
また、これらゲル化タイプエラストマーあるいは配合品
はミキサー等によシ機械発泡処理が施こされていてもよ
い。
布帛へのゲル化タイプエラストマーの塗布充填方法は、
ニジストマーを多量に′ζかつ厚手に塗布することから
コーティング方式が最も好ましい。
コーティング方法としては、ナイフコーティング、ロー
ルコーティング等が良いが、布帛の内層部にまでゲル化
タイシェラストマーを完全に充填するためKは、布帛厚
みと同程度のスリットを設けたロールによシ、かつ、ロ
ール径を大きくして、ニジストマーの布帛への充填圧を
大きくしたロールコーティング方式をとるのが最も好ま
しい。
布帛に塗布充填後は、ゲル化を発現させるための加熱処
理を行なう。この時の温度は、ニジストマー含有水分の
蒸発が著しく激しくならない程度の温度、例えば、80
℃以下、好ましくは40〜70℃程度とするのが良い。
ゲル化が発現すると、ニジストマー含有水分は表面に押
し出されてくるため、続いて、乾燥を行なう。この乾燥
温度は通常100〜130℃程度でよい。
また、次いでゲル化タイシェラストマーの主剤種によっ
て適した熱処理を行危う。
即ち、合成樹脂であれば、更に140〜180℃程度の
キュアーを行なうことにより生成樹脂居は強靭となる。
また、ゲル化タイプエラストマーの主剤がザム系であれ
ば、エラストマー配合内に加硫剤、加硫助剤等のディス
・セージ゛ヨンの添加が必要であシ、まな、ゲル化、乾
燥後に加硫を行なう必要がある。加硫条件としては、♂
ム種、加硫剤添加量等によっても異なるが通常140〜
160℃で10〜30分程度とする。
〈実施例〉 以下、本発明を実施例によシ更に詳細に説明する。
実施例1 ダブルラッセル編機によシ地糸にぼりエステル150デ
ニールマルチフイラメント糸、パイル糸にポリエステル
100デニールモノフイラメント糸を用いて、糸配列I
 In 2out、  目付24017m2、コース数
22本/インチ、ウェル数27本/インチパイル高さ5
rtm、隔壁密度8コ/インチの片側スケルトン編地を
編成した。
これを160℃巾出し+1%でピンテンターセットを行
なった。得られた編地のパイル高さは4snであった。
この立体編地に下記(4)〜■配合組成のゲル化タイプ
エラストマーを塗布充填した。′また、非ゲル化タイプ
エラストマー塗布についても参考例とした行なった。こ
れらを−旦60℃で1分熱処理後100℃で3分乾燥し
、更にエラストマ一種に応じ良熱処理を行カつた。
(4) 発泡タイプSBRラテックス        
 85部加硫第ディスパージョン          
 7部オルガノシロキク系ゲル化剤        6
部赤色顔料             2部軽量増量材
           20部全体をミキサー攪拌によ
シ発泡倍率2倍とした。
前記編地のパイル側よシロールコータ−(スリット巾4
謹)によシ上記ゲル化タイプエラストマーを充填塗布し
次。
これを60℃で1分加熱してゲル化を発現せしめた後、
120℃で3分乾燥後、150℃で10分加硫分行なっ
た。
■) カルゼキシ変性SBRラテックス       
100部加硫系ディス・ξ−ジョン         
   6部オルガノシロキサン系ゲル化剤      
  1部硫酸亜鉛              1部軽
量増量材            200部赤顔料  
           2部上記、ゲル化タイシェラス
トマーを(4)と同様に絹地に充填コーテイング後40
℃でゲル化を発現せしめた後100℃で3分乾燥後、1
50℃で10分加硫を行なつ之。
(0)  NBRラテックス         100
部加硫系ディス/セージョン           5
部珪弗化ソーダーディス・ぞ−ジョン(ゲル化剤)  
3部上記ゲル化タイプエラストマーt(A)と同様に絹
地に充填コーテイング後40℃でゲル化を発現せしめた
後、100℃で3分間乾燥後、150℃で20分間加硫
分行なった。
■) 高ニドリルカルデキシ化UBRラテックス  1
00部加硫系デイスノぐ−ジョン          
  7部オルガノシロキサン系ゲル化剤       
 8部化学発泡剤(100℃発泡)10部 軽量増量材            20部上記ゲル化
タイプエラストマー&CA)と同様に編地に充填コーテ
イング後、60’Cでゲル化を発現せしめて後、120
℃で乾燥発泡を行ない、次いで150℃で10分の加硫
を行なった。
@)  (A)よシゲル化剤を除いた他は■と同様に行
なった。
V)の)よシゲル化剤を除いた他は囚と同様に行なった
(G)  (0)よυゲル化剤を除いた他は(4)と同
様に行なった。
卸 の)よシグル化剤を除いた他は(4)と同様に行な
った。
これらの結果と第1表に示す。
第1表 実施例2 ダブルラッセル編機によシ地糸にナイロン66210d
マルチフイラメント糸、パイル糸にナイロン6 200
dモノフイラメント糸を用いて、糸配列11n4out
、目付250り7m2、コース数22本/インチ、ウェ
ル数27本/インチ、パイル高さ10閣、隔壁密度53
/インチの片側スケルトン編地を編成した。
これをセット後、地糸組織側より下記処方によシ樹脂コ
ーティングを行なつ次。
ウレタンエマルジョン             10
0 部アルカリ増粘タイプアクリルエマルジョン   
  5部アンモニア水            0.5
部赤色顔料              2部軽量増量
材             20部ココ−チイン/後
20℃で乾燥を行なった。
次いで、実施例1の実験(4)ゲル化タイプエラストマ
ーをAイル側よシ充填塗布し、ゲル化乾燥加硫を行なっ
た。
得られて厚手マットは表面平滑で弾性のある床材として
好適のものであった。
〈発明の効果〉 本発明はゲル化タイプエラストマーを布帛に塗布充填し
た後、ゲル化を発現せしめ、しかる後、乾燥、熱処理を
打力うものであシ得られる厚手マットは、物性面特に引
張強力、引裂強力等が従来の厚手マットに比べて著しく
向上する。
また、本発明では、厚手に塗布したエラストマーを、乾
燥前に一旦ゲル化せしめるため、次工程の乾燥時に水分
蒸発による気泡発生は全く起らずそのため、マット表面
は非常にきれいに仕上がる。
ところが、従来のエラストマー加工において厚手塗布し
た場合、乾燥工程で表面被膜が形成され内部の水分の逃
げ場がなくなるため、表面被膜をつき破るとか、風船の
如く膨んだ状態となるため、マット表面の極めてきたな
い仕上シとなる。従って、従来は、布帛への厚手塗布に
よる厚手マットの製造はなされていないのが現状である
このように本発明よシ、従来、塗布方法によっては厚手
マットを得ることのできなかった布帛への塗布方式にお
いても、全く品位面で問題のない厚手マットが製造でき
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ゲル化タイプエラストマーを布帛に塗布充填した後、ゲ
    ル化を発現せしめ、しかる後、乾燥、熱処理を行なうこ
    とを特徴とする厚手マットの製造方法
JP19047786A 1986-08-15 1986-08-15 厚手マツトの製造方法 Pending JPS6350579A (ja)

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