JPS6350578B2 - - Google Patents

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JPS6350578B2
JPS6350578B2 JP59169168A JP16916884A JPS6350578B2 JP S6350578 B2 JPS6350578 B2 JP S6350578B2 JP 59169168 A JP59169168 A JP 59169168A JP 16916884 A JP16916884 A JP 16916884A JP S6350578 B2 JPS6350578 B2 JP S6350578B2
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JP
Japan
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planetary gear
teeth
tooth
gear
virtual
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Application number
JP59169168A
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Japanese (ja)
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JPS6091046A (en
Inventor
Geahaato Fuitsukerushaa Kuruto
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Balcke Duerr AG
Original Assignee
Balcke Duerr AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Balcke Duerr AG filed Critical Balcke Duerr AG
Publication of JPS6091046A publication Critical patent/JPS6091046A/en
Publication of JPS6350578B2 publication Critical patent/JPS6350578B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H1/32Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H2001/2881Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion comprising two axially spaced central gears, i.e. ring or sun gear, engaged by at least one common orbital gear wherein one of the central gears is forming the output

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は遊星歯車装置に係る。例えば、遊星歯
車装置は、異なる歯数の、互いに仮想の歯列を形
成する内歯を有する2個の太陽歯車としての中央
歯車と、中央歯車と噛合する外歯を有し、カムプ
レートによつて誘導且つ駆動される1個の遊星歯
車とを有している。 この種の遊星歯車装置はドイツ国特許明細書第
929771号によつて公知である。公知の該遊星車装
置では最高2個の遊星歯車の歯が仮想の歯列と噛
合する。遊星歯車装置では通常のインボリユート
歯形は噛合している歯を互いに回転させ、力の伝
達が接触する一線に於いてのみ行われるように作
用する。これに対して本発明では、 a 同じ寸法の装置の場合でも、より大きいトル
クの伝達を行い得、或いは b 伝達されるトルクが同程度である場合には、
装置の寸法を縮小できる。 ようにある場合には遊星歯車のほとんど全ての歯
が仮想の歯溝、即ち歯ミゾに噛合し且つ面的につ
まり平坦に当接して係合する。 多様に異なる種々の遊星歯車装置が公知である
技術の状況を鑑みた上で、本出願人は、比較的簡
単な構造すなわち、容易に且つ比較的安価に製造
され、又製造に於いて特に高度の精密さが要求さ
れない遊星歯車装置を提供することを目的として
いる。更に本発明は、大きい及び小さい歯車減速
比、高速及び低速の回転速度、並びに大トルク及
び小トルク等の多様な適用分野に於いても確実に
作動し得る遊星歯車装置を提供することを目的と
する。 前記目的は、本発明によると、少なくとも一対
の歯付き太陽歯車と、 この一対の太陽歯車の歯にそつて、すきまを形
成するように配置された遊星歯車基台及びジグザ
グ状に折り曲げられた板体からなり、前記すきま
に前記遊星歯車基台の周面上で、当該基台の周方
向に関して動き得るように当該基台とは別体に配
置され、前記太陽歯車の歯に噛合する歯を形成す
る歯部材を有する遊星歯車と、 前記遊星歯車基台を案内及び駆動するように当
該基台に作動的に連結され、軸まわりで回転自在
なカムデイスクとからなり、 前記一対の歯付き太陽歯車がピツチ円の直径に
おいてはほぼ等しく、夫々異なる歯数を有し、相
互に仮想の歯列を形成しており、当該一対の太陽
歯車の夫々の前記各歯の断面形状が実質的に三角
形であり、当該仮想の歯列の一つが歯溝を有し、
当該仮想の歯列に前記遊星歯車の歯部材を噛合さ
せるべく各歯溝の端部が規定する閉じた仮想の歯
列曲線上に前記遊星歯車の歯部材の各歯の歯先が
位置付けられており、この仮想の歯底曲線の重心
に、前記カムデイスクの回転軸が、当該カムデイ
スクの回転により前記遊星歯車の歯部材の前記仮
想の歯列に対する噛合状態を変化させるべく配置
されており、前記遊星歯車の歯部材の歯は、仮想
の歯列のフランクに平坦に係合しており、この仮
想の歯列のピツチが前記遊星歯車の歯列のピツチ
に等しく、歯部材の各歯は、基台との間で断面形
状が実質的に三角形である空間を形成しており、
歯部材は各歯溝の部位で基台に当接していること
を特徴とする遊星歯車装置によつて達成される。 従つて、本発明では、遊星歯車基台にトルクが
伝達されることを防止し得且つある場合には、遊
星歯車の全歯を中央歯車の歯数差に想当する歯を
除いて仮想の歯ミゾと面的つまり平坦に当接させ
力の伝達を維持することができる。更に公知の装
置に対して本発明による遊星歯車装置では以下の
利点がある。: 1 本発明による遊星歯車装置は、同じ寸法及び
同じ重量を有する公知の装置と比較して極めて
大きなトルクを伝達し得る。 2 遊星歯車歯部材の個々の歯に作用する力の合
成力は遊星歯車の周方向に対して垂直に配列さ
れる。 こうして以下のことが達成される。即ち、 a 遊星歯車歯部材の個々の歯は互いに独立し
ており、 b 遊星歯車基台はトルク又は曲げ荷重による
応力にそれ程作用されず、 c カムデイスクによつて支持され且つ仮想の
歯列と噛合する形状に維持される必要もなく
遊星歯車の基台と歯部材が変形自在又は弾性
的に形成され得る; その為本発明では仮想の歯列は遊星歯車の基
台と歯部材の形状を定め、又遊星歯車の基台と
歯部材が可撓性である場合には仮想歯列は遊星
歯車の基台と歯部材の形状を規定または押刻す
る。 3 本発明による遊星歯車装置は可逆的ではなく
自動もどり止式(self−locking)である。従
来公知の装置は自動もどり止式によつて可逆的
であつたのではなく、歯の高い摩擦力及び軸受
摩擦力を有していた為に低効率であつたが、本
発明の装置はその運動学的原理に基いて(第4
図の説明を参照)可逆的であるのではなく同時
に高効率を有している。 4 本発明による遊星歯車装置は、一方では内歯
(又は外歯)を有する中央歯車の、他方では遊
星歯車基台にそつて周方向に動き得るように別
体に配置された歯部材としての歯の歯面(フラ
ンク)の間で遊びを有さずに一様の回転速度
(角加速度無し)で作動する。 5 遊星歯車装置は約10〜300間の歯車減速比に
適した一段形の構造である。 6 本発明による遊星歯車装置の個々の部材は互
いに心出しする、即ち“自己心出し式”であ
る。 7 これら全ての利点は簡単に構成され且つ簡単
に製造され得る本発明の遊星歯車装置によつて
達成される。 上記目的を達成し且つ上記利点を具備すべく本
発明は、同一の運動学的原理に基く4構造または
主な具体例を提供している。 A 異なる内歯数で、互いに仮想の歯列を形成す
る内歯を有する2個の中央歯車と、中央歯車と
噛合しカムデイスクによつて誘導且つ駆動され
る、歯部材としての外歯を有し前記歯部材にそ
つて周方向に動き得るように配置された遊星歯
車基台を有する1個の遊星歯車とを有する遊星
歯車装置に於いて、中央歯車及び遊星歯車の全
歯が実質的に三角形の断面と平坦な歯面として
のフランクとを有しおり、カムデイスクの回転
軸に重心が位置する閉曲線(“仮想の歯底曲
線”)上に個々の仮想の歯列の歯ミゾの端部及
び遊星歯車の各歯先が位置し、遊星歯車の外歯
が両側で少なくとも1列の仮想の歯列のフラン
クと両面につまり平坦に当接し且つ仮想の歯列
のピツチが遊星歯車の歯列のピツチに等しい結
果、極端な場合には中央歯車の歯数差を相当す
る歯を除いて全歯が力を伝達すべく噛合してい
る。 B ドイツ国特許明細書第929771号の構造では、
カムデイスクは、内部に配置されており、遊星
歯車はカムデイスクを囲み且つ中央歯車が遊星
歯車を囲んでいる。しかし本発明の第2の具体
例では、遊星歯車を駆動するカムデイスクが外
側に位置し、内歯の代りに外歯を有する中央歯
車を遊星歯車が囲んでいる装置が提供される。
ドイツ国特許明細書第929771号と符号させる
と、異なる歯数の、互いに仮想の歯列を形成す
る歯を有する2個の中央歯車と、中央歯車と噛
合する歯を有し、且つカムプレートによつて誘
導且つ駆動される、遊星歯車基台とこの基台の
周方向で別体に動き得るように配置された歯部
材とからなる1個の遊星歯車とを有する遊星歯
車装置となる。この装置は本発明の目的を達成
すべく、以下の如く特徴付けられている。即
ち、歯部材としての内歯を有する遊星歯車が外
歯を有する中央歯車を囲み、且つ外側よりカム
デイスクによつて誘導且つ駆動され、全歯が実
質的に三角形の断面と平坦な歯面とを有してお
り、カムデイスクの回転軸上に重心が位置する
閉曲線(“仮想の歯底曲線”)上に個々の仮想の
歯列の歯ミゾの端部及び遊星歯車の各歯先が位
置し、遊星歯車の外歯が両側で少なくとも1列
の仮想の歯列のフランクと面的につまり平坦に
当接し且つ仮想の歯列のピツチが遊星歯車の歯
列のピツチと等しい結果、極端な場合には中央
歯車の歯数差に相当する歯を除いて全歯が力を
伝達すべく噛合している。 C 前記A)では2個の中央歯車についてのみ記
載の本発明の精神は更に任意の個数の中央歯車
に於いても適用可能である。異なる歯線の、互
いに仮想の歯列を形成する内歯を有する中央歯
車と、中央歯車と噛合する外歯を有し、カムプ
レートによつて誘導且つ駆動される1個の遊星
歯車とを有するこの種の遊星歯車装置は、本発
明によつて以下の如く特徴付けられている。即
ち2個以上の中央歯車が同軸上に相前後して配
置されており、全歯が実質的に三角形の断面と
平坦な歯面としてのフランクとを有しており、
カムデイスクの回転軸上に重心が位置する閉曲
線(“仮想の歯底曲線”)上に個々の仮想の歯列
の歯ミゾの端部及び遊星歯車の各歯先が位置
し、遊星歯車の外歯が両側で少なくとも1列の
仮想の歯列のフランクと面的につまり平坦に当
接し且つ仮想の歯列のピツチが遊星歯車の歯列
のピツチと等しい結果、極端な場合には中央歯
車の歯数差に相当する歯を除いて全歯が力を伝
達すべく噛合している。 D 最後に、前記B)では2個の外歯を有する中
央歯車についてのみ記載の本発明の精神は又、
内歯を有する遊星歯車により囲まれており且つ
外歯を有する任意の個数の中央歯車に於いても
適用可能である。異なる歯数の、互いに仮想の
歯列を形成する歯を有する中央歯車と、中央歯
車と噛合する歯を有し、カムデイスクによつて
誘導且つ駆動され1個の遊星歯車とを有するこ
の種の遊星歯車装置は、本発明によつて以下の
如く特徴付けられている。即ち2個以上の中央
歯車が同軸上に相前後して配置されており、内
歯を有する遊星歯車が外歯を有する中央歯車を
囲み、且つ外側よりカムデイスクによつて誘導
且つ駆動され、全歯が実質的に三角形の断面と
平坦な歯面とを有しており、カムデイスクの回
転軸上に重心が位置する閉曲線(“仮想の歯底
曲線”)上に個々の仮想の歯列の歯ミゾの端部
及び遊星歯車の各歯先が位置し、遊星歯車の内
歯が両側で少なくとも1列の仮想の歯列のフラ
ンクと面的につまり平坦に当接し且つ仮想の歯
列のピツチが遊星歯車の歯列のピツチと等しい
結果、極端な場合には中央歯車の歯数差に相当
する歯を除いて全歯が力を伝達すべく噛合して
いる。 “仮想の歯底曲線の重心”とは、ここでは、一
つの平面上で、仮想の歯底曲線によつて包囲され
ている部分が平衡を保つべく支持されるべき点を
意味している。 遊星歯車の歯数は歯車の減速比の大きさには重
要ではない。何れの場合でもこの大きさは、使用
される仮想の歯列の歯ミゾの数にほぼ等しくなる
程度である。遊星歯車の歯が両側で少なくとも1
列の仮想の歯列のフランクと当接しなければなら
ないという必要性から、遊星歯車の歯が仮想の歯
列に対して1ピツチおきに具備されているか或い
は比較的小トルクを伝達すべく少数の個数の歯で
充分である等の場合以外では、遊星歯車の歯数は
通例中央歯車の歯数の間である。 上記中“仮想の歯列”、“少なくとも一列の仮想
の歯列”及び“使用される仮想の歯列”の記載が
ある。このことに関しては、X個の、異なる歯数
を有する中央歯車の一連の歯からなる歯列は、こ
のX個の中央歯車を重合することにより少なくと
もX列の仮想の歯列を形成し、更に仮想の歯列の
列数は又中央歯車の歯数の差ΔZにも依存するこ
とを記しておきたい。例えば2個の、ΔZ=2を
有する中央歯車の場合、2列の仮想の歯列が得ら
れる。この仮想の歯列は一方の中央歯車の歯面
(フランク)と他方の中央歯車の歯面(フランク)
との間で規定される仮想の歯ミゾのなす歯列であ
る。遊星歯車の歯が種々の仮想の歯列の何れと噛
合するにしても原理上では問題にならない。2列
の仮想の歯列中何れを使用するかによつて、1つ
の固定されている中央歯車に対して、他の中央歯
車の回転方向が異なる。 以下に述べる仮想の歯列は、形成される仮想の
歯列中、使用される仮想の歯列を指している。選
択は完全に自由である。カムデイスクの構造(単
一偏心又は複式偏心)に応じて複数の仮想の歯列
を同時に使用することも可能である。 遊星歯車装置が例えば異なる歯数の、3個の中
央歯車を有しており、該中央歯車中1個が固定さ
れている場合、他の2個の中央歯車では2種の異
なる回転数を取り出し得る。しかし2個の中央歯
車が同歯数を有しており、異なる歯数を有する第
3の中央歯車がこれら同歯数の2個の中央歯車間
に配置されている場合には、同歯数を有する2個
の中央歯車は遊星歯車の歯を更に確実に支持す
る。 仮想の歯列の周囲に亘つて仮想の歯ミゾのフラ
ンクの角度及び間隔は変化する。2個の中央歯車
を有する装置に於いて、 αv:使用される仮想の歯列の歯ミゾのフランク
の角度の1/2の角度、 α:遊星歯車の歯のフランクの角度の1/2の角
度、 (αv−α)m:一方では使用される仮想の歯列
のフランクの角度と、他方では遊星歯車のフ
ランクの角度との間の、位置mに於ける角度
差の1/2の角度、 Z1:第1中央歯車の歯数、 Z2:第2中央歯車の歯数、 m:αv−α=Δ=0である位置から数えた場
合の歯の数(序数)(第3図参照) Tmaxv:仮想の歯列の最大ピツチ(歯ミゾの
間隔) Tminv:仮想の歯列の最小ピツチ(歯ミゾの間
隔) で表示すると、 (αv−α)m=360゜・(1/Z1−1/Z2)・m (1) Tminv/Tmaxv=1/tan(90°−α)/Z1+Z2 (2) の式が適用される。 遊星歯車の歯列は、所定のフランクの角度2α
と、例えば、TmaxvとTminvとの平均値である
所定のピツチ(歯の間隔)Tとを有している。仮
想の歯列の歯のフランクの角度の、遊星歯車の歯
のフランクの角度に対する偏りつまり変動及び仮
想の歯列の(TmaxvとTminvとの間で変動する)
ピツチの、遊星歯車の(一定の)ピツチに対する
偏りは、中央歯車の歯数Z1とZ2との差が大きくな
るにつれて大になることは式(1)及び(2)より推定さ
れる。この理由から中央歯車の歯数差は1〜6の
間にあることが合理的である。これ以上の歯数差
は、至当な技術的手段によつて克服され得ない偏
りを招くであろう。 歯数差として有利な値はΔZ=2である。中間
及び大きい歯車の減速比(例えば30以上)で仮想
の歯底曲線(遊星歯車の一連の歯先が規定する曲
線に一致する)は実際的な見地からすると、ほぼ
円であり、該円の重心が中央歯車の中心軸に対し
て遊星歯車の歯の高さ、即ち歯タケの約1/2の距
離程度に偏心して位置している。2列の仮想の歯
列が使用される場合には、仮想の歯底曲線は2つ
の互いに分離している半円から成る。 遊星歯車の歯が両側で、使用されている仮想の
歯列のフランクと面的につまり平坦に当接すると
いう特徴は種々の方法で達成され得る: a 仮想の歯列を一定のピツチ又は間隔(許容差
内で)にすることによる。中央歯車及び遊星歯
車の歯のフランクの角度と直径とを適切に選択
することにより歯車の大きい減速比を一定のピ
ツチまたは間隔で、十分に達成し得る。又は b 仮想の歯列の一定ではないピツチまたは間隔
に対しては、遊星歯車の歯を周方向及び/又は
ラジアル方向に移動自在に配置及び/又は弾性
的に形成することにより行う。後者は遊星歯車
自体を弾性的に形成することを示唆しているの
ではない。 歯車の減速比が40以上等大きい場合、及び中央
歯車の歯数差ΔZが小さい場合には、中央歯車の
歯ミゾの端部を互いに連結する複数の歯底円は相
互に一致する。しかし歯車の減速比が40以下等小
さい場合、及び中央歯車の歯数差ΔZ(2より大)
が大きい場合には、中央歯車の歯の全歯タケは、
共通の歯先円に於いて余りにも大きい差Tmaxv
−Tminvを生じ得る程異なつている。この場合に
仮想の歯列のピツチを実際に一定にする為には、
中央歯車の歯列の高さが1円のレベルにおいて半
分に分割されるように、即ち中央歯車が異なる直
径を有するように配置されることが有利である。
このようにして歯車の減速比が小さい場合にも、
差Tmaxv−Tminvは、仕上げ許容差の限界値内
にあるべく減少され、遊星歯車の個々の歯は仮想
の歯列から離脱するように配置される。 歯車の減速比が中間及び大きい(例えば30以
上)場合には、仮想の歯底曲線は円又はその他の
閉鎖された連続曲線(closed curve path or
trend line)によつて十分正確に描かれ、それら
の接線は連続曲線のある点から他の点へとその方
向を常に変更する。しかし歯車の減速比が約10〜
30の間と小さい場合には、仮想の歯底曲線はこの
種の“滑らかな”又は“屈曲のない”曲線では十
分正確には近似され得ないことが認められた。後
に個別に説明されるが、仮想の歯底曲線はむしろ
円形セグメントから成つており、該セグメント
は、該セグメントに接する直線によつて互いに接
続されているか又は前記接線が連続曲線上でその
方向を不規則に変化する交点(変曲点)で互いに
収束する。 歯車の減速比が10〜30の間である場合には、特
殊な問題が生じ、この問題は減速比が比較的大き
い場合には材料の弾性等簡単な手段によつて調整
自在であり又は許容差の範囲内にある。歯車の減
速比が10〜30のときに生じるこれら特殊の問題は
以下に説明される: カムデイスクが回転運動をする間、遊星歯車の
歯の半分はラジアル(半径)方向に外側へと移動
するが、遊星歯車の歯の他半分はラジアル方向に
内側へと移動する。遊星歯車の歯が常に完全に仮
想の歯列のフランクに確実に当接されていなけれ
ばならない場合には、 a ラジアル方向に外側へと移動する歯は一致し
て同速度+vを、 b ラジアル方向に内側へと移動する歯は一致し
て同速度−vを、有していなければならない。 歯のラジアル方向への運動は従つて一定の速度
(+v及び−v)、即ち加速度を有することなく行
われなければならない。 更に歯車の減速比がより小である範囲では、簡
単な手段(材料の弾性又は後述される如く遊星歯
車の歯を自由に移動自在にする等)によつては、
遊星歯車の歯が仮想の歯列のフランクと所望の如
く平坦に当接するということが確保されない程、
仮想の歯列の歯ミゾのフランクの角度(式1を参
照)及び間隔または区分(式2を参照)は変り易
い。最後に、歯車の減速比がより小さい場合に
は、仮想の歯底曲線が理想の“滑らかな”曲線か
ら上記の如く偏り、そのときに周囲で接線方向が
連続的に変化するということが障害となる。この
種の偏りは、例えば中央歯車の歯面が平坦でない
場合にも生じ得る。 ピツチまたは間隔及びフランクの角度に於ける
遊星歯車の歯列に対する仮想の歯列のこのような
偏り並びに仮想の歯底曲線の、理想の形状からの
偏りによつて、遊星歯車の歯が仮想の歯列のフラ
ンクに正確に且つ平坦に当接することが妨害され
る。歯車の減速比がより大きい場合には、該偏り
は仕上げ許容差と材料の可撓性との範囲内であ
り、従つて実際には無視され得る。 遊星歯車の歯が仮想の歯列のフランクに平坦に
当接することを妨げることなく、歯車の減速比が
より小さい場合にも本発明の精神を応用可能にす
ることが特別の目的となる。 この目的は本発明に於いて以下の如く達成され
る。即ちカムデイスクが、数学的に仮想の歯底曲
線に相似の輪郭を有しており、該輪郭に於いて接
線の方向が不規則に変化する位置に、丸みつけが
なされており、且つ仮想の歯底曲線とカムデイス
クの輪郭との間に、遊星歯車、その歯部材、遊星
歯車基台及びその力を伝達する支承手段としての
支承部(例えば、ローラ等)が配置されており、
遊星歯車の歯が周方向に及び/又はラジアル方向
に互いに独立して移動自在であり及び/又は弾性
変形自在であり且つ仮想の歯列のフランクの角度
に適合すべく、フランクの角度を可変にし得る。 仮想の歯底曲線の接線の方向が不規則に変化す
る位置で、カムデイスクの輪郭が丸みつけされて
いることにより、正確にこの位置で遊星歯車の
夫々その位置にある歯は仮想の歯列内に押入れら
れない。他ならぬこの歯が+vから−vへの最高
の加速に作用される為、仮想の歯列より該歯が離
脱することにより平滑な運動の過程を妨害する影
響は除去される。この離脱は又中央歯車の上記の
如く、変り得る直径によつても達成される。 式(2)に示されるように、仮想の歯列の、周囲に
わたるピツチの周期的変化は、遊星歯車の歯が周
方向に及び/又はラジアル(半径)方向に互いに
独立して移動自在であり及び/又は弾性変形自在
であることによつて調整される。このとき差
Tmaxv−Tminvは遊星歯車の歯に必要な周方向
の可動性の基準となる。 仮想の歯列フランクの角度の周期的変化は遊星
歯車の歯の可変のフランクの角度によつて調整さ
れる。 丸みつけされた位置の範囲内で運動する歯はそ
のラジアル運動に於いて逆になる。このとき該歯
が回転運動を妨害しないように、内歯を有する中
央歯車中最多の歯数の歯車が最小の歯元円を有
し、外歯を有する中央歯車中最多の歯数の歯車が
最大の歯元円を有利に有している。このことによ
つて丸みつけされた位置の範囲内に位置する遊星
歯車の歯は、最多の歯数を有する中央歯車の歯面
またはフランクによつてのみ保持され、従つて中
央歯車間のトルク伝達を助長しない。遊星歯車の
歯を仮想の歯列のフランクに確実に且つ平坦に当
接する為には、歯が移動自在又は回動自在であり
且つフランク角が可変であれば十分である。 本発明の他の特徴によれば、遊星歯車の歯は更
にその高さが変更可能であり且つ仮想の歯底曲線
の方向にばね作動される。内歯を有する2個又は
それ以上の中央歯車の場合、仮想の歯列は遊星歯
車よりも外側に位置し、その結果遊星歯車の歯は
外側へばね作動される。可変の高さの歯を使用す
る場合には、中央歯車の歯のフランクは、冒頭の
A)〜D)に記載の如く、必ずしも平坦でなくと
もよい。 双方の中央歯車の歯数差ΔZの好ましい値とし
ては既に数2が挙げられている。歯車の小さい減
速比を達成する為には、歯数差ΔZ=4のとき好
ましい構造上の可能性が提供される。原則的に
は、歯数差ΔZ=4で歯数を2倍にすると、歯数
差ΔZ=2のときと同じ減速比が得られる。装置
の直径が同一であるならば半分の歯タケ(歯の高
さ)の歯車が得られる。 仮想の歯底曲線は一つの円の中心の周りの円弧
から成つており、中央歯車のフランクが平坦であ
るならば、以下の型の式によつて計算され得る: rv=r・〔1−sin(Δ)/2tanαv〕−Δs (4) この式中、 rv:仮想の歯列の歯ミゾの(位置mに於ける)
端部と中央歯車の中心軸60との間隔、 r:中心軸60に関して中央歯車の歯元円の半
径、 Δ:式(1)及び式αv−α=Δ(3)に従つて計算さ
れた、位置mに於ける中央歯車の歯ミゾの先
端部の角度差(周囲間隔)、 2αv:式(1)による、位置mに於ける仮想の歯列
の歯ミゾのフランクの角度、 Δs:歯元円56から、(Δ)と指称される一
対の中央歯車の歯ミゾの端部間を直線状に連
結する線までの距離(第3A図の細部52−
54を参照せよ) 両中央歯車の歯数が異なりΔZ=4であると、
4個の円の中心M1,M2,M3及びM4が得ら
れ、その重心が両中央歯車の中心点に位置する。
両中央歯車の歯数が異なりΔZ=2であると、式
(4)に従い3個の円の中心M1,M2及びM3が得
られ、2つの場合を区別しなければならない。 a 遊星歯車の歯は1列の仮想の歯列とのみ噛合
する(第1図及び第12図)。3個の円の中心
M1,M2及びM3の共通の重心は両中央歯車
の中心軸に対して偏心的に位置している。 b 遊星歯車の歯は両仮想の歯列と噛合し(第1
6図)、そのとき夫々遊星歯車の歯の半数以下
が一方又は他方の仮想の歯列と噛合する。4個
の円の中心(一方の仮想の歯列のM1及びM
3、他の仮想の歯列のM1及びM3)の共通の
重心は両中央歯車の中心軸上に位置する。 円の中心の共通の重心が中央歯車の中心軸上に
位置する場合(例えば前記(b)の場合に2列の仮想
の歯列を使用する際にΔZ=2、或いはΔZ=4)、
カムデイスクは、円形輪郭を有する2個の互いに
調節可能な半割体から成り、夫々の半割体の輪郭
は半円を越えない程度に夫々伸長しており、この
輪郭の中心が、互いに近接した中心点の対M1−
M2またはM3−M4の一方の、各輪郭からより
離れた重心に配置されている。このようにカムデ
イスクが2部構成から成つていることにより、
個々の部分は比較的低い精密度で製造され得る。
というのは各部分を調節することにより万一の場
合に生じる不正確さを取付けの際に補整し得るか
らである。更に又調節によつて遊星歯車の歯を仮
想の歯列にある程度適合させることも可能であ
り、摩滅現象が生じた場合には再調整を行うこと
も可能である。 式(4)によつて算出され得る仮想の歯列の仮想の
歯底曲線は、装置の減速比がより大きい場合に具
体化されるが、仕上げの許容差と材料の可撓性に
よつて補正される範囲内では、実際には円等のよ
り簡単な曲線と一致する。ここに記載のより小さ
い減速比の範囲に於いては、2部分から成るカム
デイスクを使用することにより、式(4)のより正確
な曲線の形状が考慮される。 本発明は又、遊星歯車の歯を互いに独立せしめ
且つその周方向に移動自在にし、該歯のフランク
の角度を可変にし、或いは該歯をラジアル方向に
ばね作動によつて移動自在にさせ、又遊星歯車基
台及び遊星歯車基台と力を伝達する支承部との間
に配置されている支承ベルトとの細部を有利に構
成する等の特別好ましい可能性にも係る。 遊星歯車歯部材は極めて簡単に金属薄板をジグ
ザグ状に屈曲することにより製造され得る。ジグ
ザグ状に屈曲された金属薄板と遊星歯車基台とは
カムデイスクの周りに簡単に設置される。ジグザ
グ状の金属薄板はその周方向に力を伝達する必要
が無いことから当接位置に於ける溶接は無用であ
る。 ほとんどの低速作動調整歯車装置の場合では、
単一で遊星歯車歯部材を形成するジグザグ状金属
薄と遊星歯車基台と板は、カムデイスク上に直接
載置されていれば十分である。調整歯車装置に於
いてカムデイスクと、遊星歯車歯部材を形成する
ジグザグ状金属薄板と遊星歯車基台との間に生じ
る相対運動は、この相対運動を妨害しない程度の
極めて僅かな摩擦力を生じる。より高速で作動す
る装置ではこれに対してジグザグ状金属薄板はカ
ムデイスク上にローラ又は球を含んで装着されて
いるリング上に載置されていることが好ましい。 ジグザグ状に屈曲されている金属薄板を1個で
はなく少なくとも2個使用し、これらを互いに上
下に配置して遊星歯車の歯を形成する構造は特に
重要である。というのはこのようにして高度の弾
性及び強度を有している歯列が得られるからであ
る。この種の“多層式”ジグザグ状金属薄板の利
点は、同様の断面を有する鋼棒に対する多条のワ
イヤーロープの利点と比較し得る。 カムデイスクは遊星歯車内に、力を伝達するロ
ーラ等を介して取り付けられており、遊星歯車自
体は仮想の歯列内に取り付けられている。支承が
重複することを防止する為にカムデイスクと駆動
軸とは形状的に拘束することはせず力的に拘束す
ることによつてのみ連結されていると好ましい。
このことは遊星歯車内に於ける支承以外の保持は
必要でないことを意味している。 本発明は以下の如く付随する有利な特徴を有し
ている。即ち、共通の駆動軸上に少なくとも2個
の同軸のカムデイスクが配置されており、該カム
デイスクは夫々1個の遊星歯車を担持しており、
内歯を有している少なくとも3個の中央歯車が係
合可能のクラツチを介して従動軸と連結可能であ
り、駆動軸に対向している第1の中央歯車の歯
が、駆動軸に対向している第1の遊星歯車の歯と
噛合し、従動軸に対向している第3の中央歯車の
歯が従動軸に対向している第2の遊星歯車の歯と
噛合し、且つ中間の中央歯車が2列の歯列を有し
ており、それらの内一方の歯列が駆動軸と隣接し
ている遊星歯車の歯と、他方の歯列が従動軸に対
向する遊星歯車の歯と噛合する。種々のクラツチ
の係合及び非係合によつてあらゆる範囲の減速比
が達成可能となる。本発明は又、種々の中央歯車
の歯数等制御歯車装置の種々の構造上細部及び逆
作動を実施すべき可能性も有している。 本発明による遊星歯車装置の他の利点は図面を
参照しながら以下の具体例に関する記載により更
に明らかになるであろう。 第1図は遊星歯車装置の基本的な構成を示して
おり、第3図から第15図は本発明の遊星歯車装
置の動作を説明するものであり、第2図左部、第
16図から第19図、第27図、第31図及び第
34図から第36図夫々は本発明の遊星歯車装置
の具体例を示しており、第2図右部、第20図か
ら第26図、第28図から第30図及び第32図
から第33図夫々は遊星歯車の歯部材の参考例を
示している。第1図及び第32図に示す如く、遊
星歯車装置は、内歯を有する2個の中央歯車42
及び44を有している。内歯を有する中央歯車4
2は内歯を有する中央歯車44の背後に位置す
る。この為中央歯車42のフランクは部分的に前
方の中央歯車44の歯によつて覆われており、第
1図では破線によつて示されている。 第1図の右上の象限では、内歯を有する中央歯
車44の歯46のみが図示されている。第1図よ
り明らかなごとく内歯を有する中央歯車42及び
44の夫々の歯列のフランクにより形成されたジ
グザグ線が、2列の仮想の歯列を形成するよう
に、中央歯車42及び44が重合している。2列
の仮想の歯列中“使用される”一列は、(点刻さ
れている)遊星歯車50の外歯48がその中に係
合又は噛合していることによつて強調されてい
る。第1図の特に左側部分で、第1図に示す基本
的な構成を有した装置の例では使用されていない
第2の仮想の歯列が生じることがわかるであろ
う。該第2の仮想の歯列は第1の前記仮想の歯列
と一致するが、ある一定の角度だけ食違つてい
る。 第1図の基本的な構成を有した装置の例で使用
している第1の仮想の歯列の代わりに第2の仮想
の歯列を使用してもよい。その場合回転方向が変
化するだけである。 以下では使用される仮想の歯列のみに関して言
及する。全歯車の歯は三角形の断面及び実質的に
平坦なフランクを有している。 内歯を有する中央歯車42及び44の歯ミゾの
端部52及び54は中心58を有する歯元円(歯
底円)56上に在り、該中心は両方の内歯を有す
る中央歯車42,44の共通の中心軸60の、第
1図の平面との交点である。これに対して仮想の
歯列の歯ミゾの端部62は、ほぼ円の形状を有し
ており、“仮想の歯底円つまり外端歯底円”とし
て表示するか又は極めて一般的に“仮想の歯底曲
線つまり外端歯底曲線”と呼称される歯底曲線6
4上に近接して位置する。仮想の外端歯底円64
の中心66は回転軸68と第1図の平面との交点
である。中心66は歯元円56の中心58に対し
て食違つている。遊星歯車50が回転するとき、
中心66(回転軸68)は中心58(中心軸6
0)の周りで円を描く。 第1図では更に、仮想の歯列の“歯ミゾ”内に
遊星歯車50の外歯48が噛合し、この噛合は、
遊星歯車50の外歯48の先端部が仮想の歯列の
歯ミゾの端部62内にまで突出するような方法で
行われていることがわかるであろう。遊星歯車5
0の外歯48の高さまたは歯タケは、中心58と
66との間隔の約2倍である。 遊星歯車50内にはカムデイスク70が配置さ
れている。カムデイスク70と遊星歯車50との
間には、遊星歯車50のカムデイスク70に対す
る相対回転を容易にすべく、力を伝達する支承手
段、即ち支承部としての複数のローラ72が具備
されている。 第1図に図示の装置に於ける後方の中央歯車4
2は78個の歯を有し、該歯は参照番号74によつ
て示されている。これに対して前方の中央歯車4
4は僅かに多く、即ち80個の歯を有し、これは参
照番号46によつて示されている。外歯を有する
遊星歯車50は79個の歯を有している。これらの
歯48(図面の平面に対して垂直)の幅は第6及
び第7図に見られる如くこれらの歯48が内歯を
有する両方の中央歯車42及び44の歯74,4
6と噛合するような大きさである。第32図では
内歯を有する中央歯車42は固定されている。こ
の場合では、駆動軸76によつてカムデイスク7
0のみが駆動される。内歯を有する中央歯車44
は従動軸78と連結されている。中心軸60の周
りで行われるカムデイスク70の回転は遊星歯車
50の回転をもたらし、そのとき該遊星歯車の外
歯48は固定されている内歯を有する中央歯車4
2の歯74内に支承または係合される。中央歯車
42,44の上記歯数78及び80より、遊星歯
車50の歯数とは関係なく、 i=Z2/Z1−Z2 の式より、 (a) 減速比39(即ち駆動軸76が39回転すると従
動軸78が1回転する)或いは (b) 他方の中央歯車が固定されているならば、逆
の回転方向で歯車の減速比40 が得られる。 第2図は歯数差2を有する装置を示している。
外歯を有する2個の中央歯車82,84は遊星歯
車基台132と、基台132上に配置された歯部
材としての内歯88とからなる遊星歯車90によ
つて取り囲まれており、該歯車90自体も中空円
筒状カムデイスク86によつて取り囲まれてい
る。このとき中央歯車82は中央歯車84の後方
に配置されている。外歯を有する中央歯車82,
84の歯列は、中央歯車82,84の重合によ
り、2列の仮想の歯列を形成する。この内の1列
に遊星歯車90の内歯88が噛合する。第2図の
左部では遊星歯車の内歯88はジグザグ状金属薄
板によつて形成されており、これは第19図で斜
視図により図示されている。第2図の右側部分で
はこれに対して内歯88の他の参考的な実施形態
が図示されている。遊星歯車に於いては、勿論内
歯の1実施形態のみを利用する。 中空円筒状カムデイスク86が回転するとき、
内歯88は仮想の歯列内に挿入し、このようにし
て中央歯車82及び84を互いに相対回転せしめ
る。第2図に図示の如く、外歯を有しており且つ
内歯を有する遊星歯車90によつて包囲されてい
る中央歯車82,84を具備している装置は、根
本的には、第1図に示す如く、外歯を有する1個
の遊星歯車50を包囲し且つ内歯を有する中央歯
車42,44を具備している装置と全く同様に構
成されており且つ作動することがわかるであろ
う。 この為本発明による遊星歯車装置の説明及び記
載に当つて以下では、内歯を有する中央歯車と第
1図に従い外歯を有する少なくとも1個の遊星歯
車とを具備している1装置のみを使用する。以下
の説明及び記載が、第2図に対応して構成される
遊星歯車装置にも適用されることは明らかであろ
う。 第3図は装置の1/4部分を示すラジアル方向の
部分断面図である。該装置は第1図による装置と
ほぼ同様に構成されており、従つて内歯を有する
2個の中央歯車42及び44を具備している。内
歯を有する中央歯車42は区域によつては中央歯
車44によつて覆われており、従つて部分的に破
線のジグザグ線によつて図示されている。中央歯
車44は覆われておらず、従つて実線のジグザグ
線によつて図示されている。 内歯を有する中央歯車42及び44の両方の歯
列は2列の仮想の歯列を形成する。仮想の歯列の
歯ミゾに遊星歯車の外歯48が噛合する。 使用されている仮想の歯列の歯ミゾは、α=αv
(式1を参照)であるm=0の位置より数えられ、
序数mによつて表されている。歯ミゾにはフラン
クの角度2αを有する個々の剛体歯48が押入さ
れている。仮想の歯列の歯ミゾのフランク角2αv
が2αより大であることがわかるであろう。夫々
の歯ミゾにこの種の歯48が1個押入されていた
ならば、mが小になるにつれて差は縮小され、m
=0のときには完全に消滅することがわかるであ
ろう。剛体歯48の代わりにフランクの角度2α
が弾性的に変更可能な歯を使用すると、遊星歯車
の歯列を仮想の歯列に最大に適合させ得る。この
種の適合可能な歯は第2、第18、第30及び第
33図に於いて図示されている。 位置mにおける仮想の歯ミゾと遊星歯車の有す
る歯との間の周囲に於ける角度差(Δ)mは式
(1)から得られ、同一の位置mに於けるフランクの
半分の角度偏差に等しい: (Δ)n=(αv−α)n v−=αv−α (3) はm=0の位置から遊星歯車の1つの歯の垂
直二等分線までの角度であり、 vはm=0の位置から、仮想の歯列の対応す
る歯の垂直二等分線までの角度である。 使用された仮想の歯列の仮想の歯底曲線64
は、右上1/4円内に位置する円の中心M4を有す
る円セグメントである。装置の右方の図示されて
いない1/4円ではこの仮想の歯底曲線は、左上1/4
円に位置する円の中心M1の周りで同一の半径を
有する円セグメントである。装置の図示されてい
ない下半分に於いては、対応する円の中心はM2
及びM3で表示されている(第13図の説明を参
照)。 円の中心M1,M2,M3及びM4は、遊星歯
車の輪郭の重心及びカムデイスクの輪郭の重心に
対して同一間隔を有しており、これら両方の重心
は同時に両方の中央歯車42,44の中心軸60
と図面の平面との交点である。仮想の歯底曲線6
4の個々の点の位置mに於ける重心からの距離は
以下の式によつて表される。 rv=r・〔1−sin(Δ)/2tanαv〕−Δs (4) rv:仮想の歯列の歯ミゾの端部62の(位置m
に於ける)重心からの距離、 r:重心に関連する中央歯車の歯元円(歯底
円)56の半径、 Δ:式(1)及び(3)に従い算出された中央歯車の
歯ミゾの端部52及び54の位置mに於ける
角度差(周方向の距離)、 2αv:位置mに於ける仮想の歯列の歯のフラン
クの角度(m=4のときは第3図参照)、 Δs:(Δ)で記載の中央歯車の歯ミゾの端部
52,54間を結ぶ直線に至る歯元円56か
らの距離(第3A図の“細部52−54”を
参照せよ) 仮想の歯底曲線64の、円の中心M4(第3図
中、又はM1又はM2又はM3)に関連の円セグ
メントの円の中心の周りで半径r4(M4から歯ミ
ゾの端部62までの距離)と半経rvとを含む角度
βvにも、 の関係が適用される。 仮想の歯底曲線は該式(5)及び(4)のいずれによつ
ても算出され得る。 βvは又、夫々の当該位置mに於いて、一方では
歯元円56への接線と、他方では仮想の歯底曲線
64への接線との間の角度でもある。従つてβv
は、仮想の歯列が中央歯車の歯列内に出入りする
“入口角”又は“出口角”とも表示される。 カムデイスク70の輪郭96は、数学的には仮
想の歯底曲線64に相似している。即ち該輪郭9
6から仮想の歯底曲線64までの距離は一定であ
る。円の中心M4は従属している左側の輪郭線9
6/4は、円の中心がM1である右側の輪郭線9
6/1と変曲点98で交差する。円状輪郭線9
6/4及び96/1が変曲点で交差することによ
りその位置に輪郭線の交点が生じ、この交点で輪
郭96への接線の方向が不規則に変化する。この
交点で輪郭は丸みつけされており、その結果、遊
星歯車のこの位置に在る歯48は仮想の歯列の歯
ミゾ内に押入されずラジアル方向に移動自在であ
る。点線で示されている丸み付け部分100はい
くつかの仮想の歯ミゾにわたつて伸長することが
好ましい。 第3図の細部を図示している第4図では本発明
による装置が作動している運動学上の原理を概略
的に図示している。遊星歯車の歯48は一方では
前方の中央歯車44の歯46のフランクと、他方
では後方の中央歯車42の歯74の対応するフラ
ンクと接触する。両方の歯列は互いに仮想の歯列
を形成し、該歯列の歯ミゾの端部62は、歯48
の先端部が従来通り平坦化又は丸みつけされてい
なければ該歯の先端部と一致する。 歯46及び74は、矢印102及び104で表
示されている力を歯48に対して加える。この力
は周方向分力106及び108、更に半径方向分
力110に夫々分割される。周方向分力106及
び108は相殺し合い、その結果歯48に対して
いかなる力も周方向で作用しない。このことから
一方では自動制止作用を行い、他方では結果とし
て遊星歯車が周方向にいかなる力をも伝達する必
要が無く、従つて薄形に、弾性的且つ連続的に形
成され得、又は中央歯車へのトルクの伝達及び耐
久性を害することなく、周方向に移動自在である
歯を具備してもよい。歯48に対しては、該歯を
遊星歯車に押圧する半径方向分力110によつて
のみ作用される。該半径方向分力はローラ72等
を介してカムデイスク70に伝達され且つ対向す
る矢印114方向の力によつて相殺される。 遊星歯車が全歯48より、従つて全ての半径方
向より、周囲で類似の力を受容することから、こ
れらの力は相殺し、その結果カムデイスク70の
駆動軸は曲げ作用を受けず、構成部材(中央歯
車、遊星歯車)は相互に心出しされる。 第5図は位置m=4及びm=5の範囲で第3図
の細部を略図的に図示している。前方の中央歯車
の歯46によつて後方の中央歯車の十字形が記入
されている歯74の一部分が覆われている。両方
の仮想の歯ミゾ(m=4及びm=5)中に遊星歯
車の略示されている2個の歯48が噛合してい
る。正確な噛合及びフランクの正確な当接は両方
の歯48が互いに独立して回動自在であり且つそ
の高さが変更可能であるときにのみ可能であるこ
とがまず第1にわかるであろう。 遊星歯車の両方の歯48は一方では実線の位
置、他方では一点鎖線の位置で示されている。一
点鎖線で示されている位置では、歯48は第3図
の位置m=0及びm=1にほぼ対応する程に仮想
の歯列の歯ミゾ内に押入される。実線の位置に於
ける歯48の間隔はピツチTであるが、一点鎖線
の位置ではTvによつて表されている。仮想の歯
列の最小ピツチTminvに対する最大ピツチ
Tmaxvの比率は前述の式(2)によつて与えられて
おり、遊星歯車の歯48に必要な周方向に於ける
可動性の基準でもある。 実線の位置より一点鎖線の位置へと移動すると
き、歯48は歯46及び74のフランク上で滑動
し、該歯を楔の如く押し離す。これに対して従来
の遊星歯車装置では遊星歯車の歯は中央歯車の唯
一個の歯面上でのみ滑動する。 第6図は遊星歯車の歯48の中央歯車への噛合
状態を示す略斜視図である。該歯は中央歯車の歯
46及び74の表示されている歯面としてのフラ
ンク116及び118と噛合する。 第7図は第6図の歯の平面図である。歯48と
平坦に当接する歯面116及び118の区域は小
十文字によつて示されている。 第8図〜第15図は“滑らか”な形状よりの仮
想の歯底曲線の偏差及び変曲位置に於ける丸みつ
けの必要性を示す説明図である。 第8図、第9図及び第12図〜第15図では、
中央歯車の歯元円56は同一角度で分布されてい
る点0,1,2,3,4,5及び6によつて占め
られている。説明図を明確にすべく内歯を有する
2個の中央歯車の為に唯1つの共通歯元円56が
図示されている。内歯を有する2個の中央歯車の
為の2個の分離された歯元円561及び562の
可能性は第30図及び第33図に図示されてい
る。歯元円56の中心58は中央歯車の中心軸6
0上に位置する。 第8図では更に内円の形状である連続曲線64
1が記入されている。該曲線は、仮想の歯底曲線
が正確に円形であるという前提の下(厳格に該当
しなくともよい)で該歯底曲線を表している。第
10図は点0から出発して点1,2,3,4,5
及び6に於ける歯元円56と(円形)連続曲線6
41との間の距離を示している。該距離は正弦曲
線をたどつている。遊星歯車装置のカムデイスク
70または86の輪郭は数学的には仮想の歯底曲
線に相似すべく形成されなくてはならないことか
ら、回転するカムデイスクの角速度が一定である
とき個々の歯の半径方向速度は異なる。しかし点
0及び6に於ける歯を無視すると、即ちその位置
の歯が仮想の歯列と噛合していないと仮定するな
らば、第10図で点1から点5の間の連続曲線は
実際には直線によつて表される。歯元円56と
(円状)連続曲線641との距離または間隔は点
1及び5の間の範囲で変化し、従つて円周角度
にほぼ比例する。回転するカムデイスクの角速度
が一定であるならば、この場合には個々の歯の半
径方向速度は、望ましいところであるが、実際に
は一定となる。 第9図は中心122及び124の周囲に在る2
つの内円を示している。該円は左右の直線126
によつて連結されており、該直線の長さは中心1
22と124との間隔に等しい。円の上半分及び
下半分の夫々は双方の直線126とで閉曲線64
1を形成し、従つて該曲線上における接線はその
方向が常に変化する。歯車の減速比が比較的大き
い場合には4の歯数差で仮想の歯底曲線の連続曲
線641に類似のカムデイスクを実際に利用し得
る。 第11図は、第10図が第8図に関係している
如く、第9図に関係している説明図である。 i=10からi=30の間の範囲の比較的僅かな減
速比のときには、第8及び第9図に図示の連続曲
線641は第12及び第13図に図示の連続曲線
641によつて代替されなければならない。該曲
線は式(4)から得られる。第12及び第13図では
中心58は、両方の中央歯車の中心軸と図面の平
面との交点である。 式(4)に基き、中央歯車の歯数差が2であるとき
には、第12図に図示の3個の円の中心M1,M
2及びM3が得られる。円の中心M2は、連続曲
線641の下半分の僅かに上で伸延している円セ
グメントの中心である。右上の1/4円内に配置さ
れている円の中心M1は、連続曲線641の左上
の1/4円内に実質的に位置する円セグメントの中
心である。これに対して左上の1/4円内に位置す
る円の中心M3は、右上の1/4円内に位置する円
セグメントの中心である。円の中心M1及びM3
に従属の両方の円セグメントは、上方変曲点98
で交差し、円の中心M2に従属の下部円セグメン
トへ変曲点無しで移行する。該連続曲線は第14
図では破線で、第8図の実線で図示の(円形)連
続曲線641と共に示されている。選択された減
速比が約6のときにも更に大きな約30までの減速
比のときにも役割を果し得る偏差が認められる。
この範囲で本発明による修正が重要な役割を果た
すのである。その為、仮想の歯底曲線の連続曲線
は円に極めて近接していることから、殆んどの場
合、遊星歯車のカムデイスクを円形輪郭に形成す
ることで十分である。 変曲点98は、第3図で丸み付け部分100が
備えられている点である(第3図参照)。 第12図による連続曲線641は大まかに言う
とやや西洋梨形で、下部が僅かに上部よりも厚
い。第13図は歯数差4のときに生じる連続曲線
641を図示している。左上方の1/4円に於いて
連続曲線641は円の中心M4を有する円セグメ
ントであり、該中心は右上の1/4円に位置する。
右上の1/4円では連続曲線641は、左上の1/4円
内に位置する円の中心M1の周りにある円セグメ
ントである。右下の1/4円では連続曲線641は、
円の中心M2が左下の1/4円内に在る円セグメン
トであり、左下の1/4円では連続曲線641は、
円の中心M3が右下の1/4円に在る円セグメント
である。円の中心M3及びM2に従属のセグメン
トは下方変曲点98で交差する。円の中心M1及
びM4に従属のセグメントは上方変曲点98で交
差する。円の中心M4及びM3に従属のセグメン
トは、円の中心M4及びM3の間隔に等しい長さ
を有する短い直線部分130によつて連結されて
いる。円の中心M1及びM2に従属のセグメント
は、円の中心M1及びM2の間隔に等しい長さの
短い直線部分130によつて同様に互いに連結さ
れている。 第15図は、第14図に類似しており、第9図
による仮想の歯先曲線の単純化された連続曲線6
41/9(実線)と、第13図による複雑な連続
曲線641/13(破線)との比較を図示してい
る。歯数差が増大するにつれて偏差が増大するこ
とが認められる。 仮想の歯先曲線の“西洋梨形”連続曲線641
は、第1図に図示の、遊星歯車の回転軸68が中
央歯車の中心軸60に対して偏心している装置を
結果として生み出す。該偏心は曲げモーメントに
より駆動軸が荷重を受けるという結果になる。こ
の曲げ荷重を防止する為には第16図の構成を選
択するとよい。 第12図に図示の仮想の歯先曲線の連続曲線6
41からは、円の中心M1及びM3に従属してい
る上部セクシヨンを使用する。第1の仮想の歯列
に対して180゜食違つており他の仮想の歯列の図示
されていない歯底曲線からは、第2の仮想の歯列
の図示されていない円の中心に従属しており、図
示されている曲線部分を使用する。このようにし
て第13図に於けるが如く4個の円の中心を得、
従つて4個の円弧で構成されている連続曲線が得
られる。両方の仮想の歯列を使用することによ
り、第16図に従い第34及び第35図に図示の
カムデイスクを使用し得る。 第16図で略示されている装置に於ける中央歯
車の歯数差はΔZ=2である。カムデイスク70
は遊星歯車歯部材としてのジグザグ状金属薄板を
支持している。 第17図は本発明で主要の4個の部材即ち内歯
を有する2個の中央歯車42及び44、外歯を有
する遊星歯車50とカムデイスク70の相対的関
係を略示している。第1表では、どの部材70,
42又は44が駆動され、どの部材42,44,
50又は70が固定され且つどの部材42,44
又は50が従動軸と連結され得るかを示してい
る。
The present invention relates to a planetary gear system. For example, a planetary gear system has two central gears as sun gears having internal teeth with different numbers of teeth and forming a virtual tooth row with each other, and external teeth that mesh with the central gear and are driven by a cam plate. It has one planetary gear which is guided and driven. This type of planetary gear device is described in German Patent Specification No.
It is known from No. 929771. In the known planetary gear arrangement, the teeth of up to two planetary gears mesh with an imaginary tooth row. In planetary gearing, the usual involute tooth profile causes the meshing teeth to rotate relative to each other so that force transmission occurs only in the line of contact. In contrast, in the present invention, a) a larger torque can be transmitted even with devices of the same size, or b) if the transmitted torque is of the same order,
The size of the device can be reduced. In such a case, almost all of the teeth of the planetary gear mesh with the imaginary tooth grooves, that is, the tooth grooves, and engage in surface, ie, flat, abutment. In view of the state of the art, in which a wide variety of planetary gear systems are known, the applicant has proposed that they be of relatively simple construction, i.e. easily and relatively inexpensively manufactured, and that are particularly sophisticated in manufacture. The object of the present invention is to provide a planetary gear device that does not require high precision. A further object of the present invention is to provide a planetary gear system that can operate reliably in various fields of application, such as large and small gear reduction ratios, high and low rotational speeds, and large and small torques. do. The object, according to the invention, includes at least one pair of toothed sun gears, a planetary gear base and a zigzag-folded plate arranged to form a gap along the teeth of the pair of sun gears. a body, disposed in the gap on the circumferential surface of the planetary gear base separately from the base so as to be movable in the circumferential direction of the base, and having teeth meshing with the teeth of the sun gear; a planetary gear having a tooth member forming a toothed member; and a cam disc rotatable about an axis and operatively connected to the planetary gear base so as to guide and drive the planetary gear base, the pair of toothed suns being rotatable about an axis. The gears are approximately equal in pitch circle diameter, have different numbers of teeth, and mutually form a virtual tooth row, and each of the teeth of the pair of sun gears has a substantially triangular cross-sectional shape. , one of the virtual tooth rows has a tooth groove,
The tip of each tooth of the tooth member of the planetary gear is positioned on a closed virtual tooth row curve defined by the end of each tooth groove so that the tooth member of the planetary gear meshes with the virtual tooth row. and a rotation axis of the cam disk is arranged at the center of gravity of this virtual tooth bottom curve so as to change the meshing state of the tooth member of the planetary gear with the virtual tooth row by rotation of the cam disk, The teeth of the planetary gear teeth engage flatly on the flanks of an imaginary toothing, the pitch of the imaginary toothing is equal to the pitch of the planetary gear teeth, and each tooth of the toothing is , forming a space with a substantially triangular cross-sectional shape between it and the base,
This is achieved by a planetary gear arrangement characterized in that the tooth members abut against the base at each tooth groove. Therefore, in the present invention, it is possible to prevent torque from being transmitted to the planetary gear base, and in some cases, all the teeth of the planetary gear are virtual except for the teeth that are assumed to be the difference in the number of teeth of the central gear. Force transmission can be maintained by making surface contact with the tooth groove. Furthermore, the planetary gear arrangement according to the invention has the following advantages over known arrangements. : 1 The planetary gear system according to the invention is able to transmit significantly higher torques compared to known devices with the same dimensions and the same weight. 2. The resultant force of the forces acting on the individual teeth of the planetary gear tooth member is aligned perpendicular to the circumferential direction of the planetary gear. In this way, the following is achieved. a) the individual teeth of the planetary gear tooth members are independent of each other, b) the planetary gear base is not subject to appreciable stresses due to torque or bending loads, and c) is supported by the cam disc and has a virtual tooth row. The base and tooth members of the planetary gear can be formed to be deformable or elastic without having to be maintained in a meshing shape; therefore, in the present invention, the virtual tooth row has the shape of the base and the tooth member of the planetary gear. and, if the planet gear base and tooth members are flexible, the virtual tooth row defines or stamps the shape of the planet gear base and tooth members. 3. The planetary gear system according to the invention is not reversible but self-locking. Previously known devices were not reversible due to automatic detents and had high tooth friction and bearing friction, resulting in low efficiency; however, the device of the present invention has low efficiency. Based on kinematic principles (4th
(see figure legend) is reversible and at the same time has high efficiency. 4. The planetary gear system according to the invention comprises, on the one hand, a central gear with internal (or external) teeth and, on the other hand, as a separately arranged tooth member so as to be movable in the circumferential direction along the planetary gear base. Operates at a uniform rotational speed (no angular acceleration) with no play between the flanks of the teeth. 5 Planetary gearing is a single-stage structure suitable for gear reduction ratios between about 10 and 300. 6. The individual parts of the planetary gear arrangement according to the invention are mutually centered, ie "self-centering". 7 All these advantages are achieved by the planetary gear system of the invention which is of simple construction and can be easily manufactured. To achieve the above objects and to provide the above advantages, the present invention provides four structures or main embodiments based on the same kinematic principles. A. Two central gears having internal teeth with different numbers of internal teeth forming a virtual tooth row with each other, and external teeth as tooth members that mesh with the central gear and are guided and driven by a cam disk. and a planetary gear having a planetary gear base disposed so as to be movable in the circumferential direction along the tooth member, wherein substantially all of the teeth of the central gear and the planetary gears are It has a triangular cross section and a flank as a flat tooth surface, and the end of the tooth slot of each virtual tooth row is located on a closed curve (“virtual root curve”) whose center of gravity is located at the rotation axis of the cam disk. and each tooth tip of the planetary gear is positioned such that the external teeth of the planetary gear are in flat contact with the flanks of at least one row of imaginary tooth rows on both sides, and the pitch of the imaginary tooth row is the same as the tooth row of the planet gear. As a result, in extreme cases, all the teeth mesh to transmit force, except for the teeth corresponding to the difference in the number of teeth of the central gear. B In the structure of German Patent Specification No. 929771,
A cam disk is disposed within the cam disk, with planet gears surrounding the cam disk and a central gear surrounding the planet gears. However, in a second embodiment of the invention, a device is provided in which the cam disk driving the planetary gears is located on the outside and the planetary gears surround a central gearwheel which has external teeth instead of internal teeth.
German Patent Specification No. 929771 has two central gears having different numbers of teeth and forming an imaginary tooth row with each other, teeth meshing with the central gears, and a cam plate. This results in a planetary gear device that is guided and driven and has one planetary gear made of a planetary gear base and a tooth member arranged so as to be able to move separately in the circumferential direction of the base. This device is characterized as follows in order to achieve the purpose of the present invention. That is, a planetary gear with internal teeth as a tooth member surrounds a central gear with external teeth and is guided and driven from the outside by a cam disk, so that all the teeth have a substantially triangular cross section and a flat tooth surface. The end of the tooth groove of each virtual tooth row and each tooth tip of the planetary gear are located on a closed curve (“virtual root curve”) whose center of gravity is located on the rotation axis of the cam disc. However, as a result of the external teeth of the planetary gear contacting the flanks of at least one imaginary tooth row on both sides, and the pitch of the imaginary tooth row being equal to the pitch of the tooth row of the planetary gear, the extreme In this case, all the teeth are in mesh to transmit force, except for the teeth corresponding to the difference in the number of teeth of the central gear. C The spirit of the present invention described only with respect to two central gears in A) above is also applicable to any number of central gears. A central gear having internal teeth of different tooth lines forming a virtual tooth row with each other, and one planetary gear having external teeth meshing with the central gear and guided and driven by a cam plate. This type of planetary gear system is characterized according to the invention as follows. That is, two or more central gears are arranged one after the other on the same axis, and all the teeth have a substantially triangular cross section and a flank as a flat tooth surface,
The ends of the tooth slots of each virtual tooth row and the tips of each tooth of the planetary gear are located on a closed curve (“virtual root curve”) whose center of gravity is located on the rotation axis of the cam disc, and As a result of the teeth abutting face-to-face, ie flat, on both sides with the flanks of at least one imaginary tooth row and the pitch of the imaginary tooth row being equal to the pitch of the tooth row of the planetary gear, in the extreme case the central gear All teeth mesh to transmit force, except for teeth corresponding to the difference in the number of teeth. D. Finally, the spirit of the invention described in B) above only for a central gear with two external teeth is also
It is also applicable to any number of central gears surrounded by planetary gears with internal teeth and with external teeth. This type of gear has a central gear with different numbers of teeth forming a virtual tooth row with each other and one planetary gear with teeth meshing with the central gear and guided and driven by a cam disc. The planetary gear system is characterized according to the invention as follows. That is, two or more central gears are arranged one after the other on the same axis, a planetary gear having internal teeth surrounds a central gear having external teeth, and is guided and driven from the outside by a cam disc, The teeth have a substantially triangular cross-section and a flat tooth flank, and the individual virtual tooth rows are arranged on a closed curve (“virtual root curve”) with the center of gravity on the axis of rotation of the cam disc. The end of the tooth slot and each tooth tip of the planetary gear are positioned such that the internal teeth of the planetary gear are in planar or flat contact with the flanks of at least one row of imaginary tooth rows on both sides, and the pitch of the imaginary tooth row is such that is equal to the pitch of the tooth row of the planetary gear, and as a result, in extreme cases, all teeth mesh to transmit force, except for teeth corresponding to the difference in the number of teeth of the central gear. The term "center of gravity of an imaginary root curve" here means the point on one plane at which the portion surrounded by the imaginary root curve should be supported to maintain balance. The number of teeth on a planetary gear is not important to the magnitude of the gear's reduction ratio. In either case, this size is approximately equal to the number of tooth grooves in the virtual dentition used. At least 1 tooth on each side of the planetary gear
Due to the necessity of having to abut the flanks of the imaginary toothing of the row, the teeth of the planetary gear are provided at every other pitch for the imaginary toothing, or a small number of teeth are provided to transmit relatively small torques. The number of teeth on the planetary gear is usually between the number of teeth on the central gear, except in cases where the number of teeth is sufficient. In the above, there are descriptions of "virtual dentition,""at least one row of virtual dentition," and "virtual dentition to be used." In this regard, a toothing consisting of a series of teeth of X central gears with different numbers of teeth forms at least X virtual toothing by superimposing the X central gears, and It should be noted that the number of virtual tooth rows also depends on the difference ΔZ in the number of teeth on the central gear. For example, in the case of two central gears with ΔZ=2, two rows of virtual teeth are obtained. This virtual tooth row consists of the tooth flank (flank) of one central gear and the tooth flank (flank) of the other central gear.
This is the dentition formed by the virtual tooth groove defined between . In principle, it does not matter which of the various virtual tooth rows the teeth of the planetary gear mesh with. Depending on which of the two virtual tooth rows is used, the rotation direction of the other central gear differs with respect to one fixed central gear. The virtual dentition described below refers to the virtual dentition used among the virtual dentition to be formed. The choice is completely free. Depending on the structure of the cam disk (single eccentricity or double eccentricity) it is also possible to use several virtual tooth rows simultaneously. If a planetary gear system has, for example, three central gears with different numbers of teeth, and one of the central gears is fixed, two different rotational speeds can be extracted from the other two central gears. obtain. However, if two central gears have the same number of teeth and a third central gear with a different number of teeth is placed between these two central gears with the same number of teeth, then The two central gears with . The angle and spacing of the flanks of the imaginary tooth grooves vary around the periphery of the imaginary dentition. In a device with two central gears, α v : 1/2 the angle of the flank angle of the tooth groove of the virtual tooth row used, α: 1/2 the angle of the flank of the tooth of the planetary gear angle, (α v − α)m: 1/2 of the angular difference at position m between the angle of the flank of the virtual tooth row used on the one hand and the flank angle of the planetary gear on the other hand angle, Z 1 : Number of teeth of the first central gear, Z 2 : Number of teeth of the second central gear, m: Number of teeth (ordinal number) when counting from the position where α v − α = Δ = 0 ( (See Figure 3) Tmax v : Maximum pitch of virtual tooth row (distance between tooth grooves) Tmin v : Minimum pitch (distance of tooth grooves) of virtual tooth row When expressed as (α v − α)m=360 The formula ゜・(1/Z 1 −1/Z 2 )・m (1) Tmin v /Tmax v = 1/tan (90°−α)/Z 1 +Z 2 (2) is applied. The tooth row of the planetary gear has a predetermined flank angle 2α
and a predetermined pitch (tooth spacing) T, which is, for example, the average value of Tmax v and Tmin v . The deviation or variation of the tooth flank angle of the virtual tooth row with respect to the tooth flank angle of the planetary gear and the virtual tooth row (varies between Tmax v and Tmin v )
It is estimated from equations (1) and (2) that the deviation of the pitch from the (constant) pitch of the planetary gear increases as the difference between the number of teeth Z 1 and Z 2 of the central gear increases. For this reason, it is reasonable that the difference in the number of teeth of the central gear is between 1 and 6. A larger difference in the number of teeth would lead to biases that cannot be overcome by reasonable technical means. An advantageous value for the difference in the number of teeth is ΔZ=2. At intermediate and large gear reduction ratios (e.g. 30 and above), the imaginary tooth root curve (corresponding to the curve defined by a series of tooth tips on a planetary gear) is, from a practical point of view, approximately a circle; The center of gravity is eccentrically located with respect to the central axis of the central gear by the height of the teeth of the planetary gear, that is, the distance of about 1/2 of the tooth thickness. If two virtual tooth rows are used, the virtual root curve consists of two mutually separated semicircles. The characteristic that the teeth of the planetary gears abut on both sides in a planar or planar manner with the flanks of the imaginary tooth row used can be achieved in various ways: (within tolerance). By appropriate selection of the flank angles and diameters of the teeth of the central gear and the planetary gears, large reduction ratios of the gears can be sufficiently achieved with a constant pitch or spacing. or b. For irregular pitches or intervals of the virtual tooth row, the teeth of the planetary gear are arranged and/or elastically formed so as to be movable in the circumferential direction and/or radial direction. The latter does not imply that the planetary gear itself is formed elastically. When the reduction ratio of the gear is large, such as 40 or more, and when the difference in the number of teeth ΔZ of the central gear is small, the plurality of root circles that connect the ends of the tooth slots of the central gear coincide with each other. However, if the reduction ratio of the gear is small, such as 40 or less, and the difference in the number of teeth of the central gear ΔZ (greater than 2)
When is large, the total number of teeth on the central gear is
Too large difference Tmax v in common tip circle
−Tmin v . In this case, in order to actually keep the pitch of the virtual dentition constant,
It is advantageous to arrange the height of the tooth row of the central gear in such a way that it is divided in half at the level of a circle, that is to say that the central gear has different diameters.
In this way, even when the gear reduction ratio is small,
The difference Tmax v −Tmin v is reduced to within limits of finishing tolerances, and the individual teeth of the planetary gear are arranged so as to deviate from the virtual tooth row. For intermediate and large gear reduction ratios (e.g. 30 or more), the virtual root curve may be a circle or other closed curve path or
trend line), whose tangents constantly change their direction from one point to another of the continuous curve. However, the gear reduction ratio is about 10~
It has been found that in the case of between 30 and small, the virtual tooth root curve cannot be approximated accurately enough by a "smooth" or "bendless" curve of this kind. As will be explained separately below, the hypothetical tooth root curve rather consists of circular segments, which are connected to each other by straight lines tangent to the segments or whose direction is on a continuous curve. They converge to each other at irregularly changing points of intersection (points of inflection). A special problem arises when the gear reduction ratio is between 10 and 30, which can be adjusted or tolerated by simple means such as material elasticity when the reduction ratio is relatively large. within the range of difference. These special problems that arise when the gear reduction ratio is between 10 and 30 are explained below: During the rotational movement of the cam disc, half of the teeth of the planetary gear move radially outward. However, the other half of the planet gear teeth move radially inward. If the teeth of the planetary gear must always rest completely and reliably on the flanks of the imaginary tooth row, then a the teeth moving outward in the radial direction coincide and have the same velocity +v, b the radial direction The teeth moving inward must have the same velocity -v, in unison. The radial movement of the teeth must therefore take place with a constant velocity (+v and -v), ie without acceleration. Furthermore, in the range where the reduction ratio of the gear is smaller, by simple means (such as the elasticity of the material or making the teeth of the planetary gear freely movable, as will be explained later),
The more it is not ensured that the teeth of the planetary gear bear the desired flat abutment with the flanks of the imaginary tooth row,
The flank angles (see equation 1) and spacing or divisions (see equation 2) of the tooth grooves of the virtual dentition are variable. Finally, when the gear reduction ratio is smaller, the virtual tooth root curve deviates from the ideal "smooth" curve as described above, and the tangential direction changes continuously around the circumference, which is a problem. becomes. This type of deviation can also occur, for example, if the tooth flank of the central gear is not flat. This deviation of the virtual tooth row from the planet gear tooth row in pitch or spacing and flank angle, as well as the deviation of the virtual root curve from the ideal shape, causes the teeth of the planet gear to Accurate and flat abutment on the flanks of the tooth row is prevented. For larger gear reduction ratios, the deviation is within finishing tolerances and material flexibility and can therefore be ignored in practice. It is a particular object to make the spirit of the invention applicable also to smaller reduction ratios of the gears, without preventing the teeth of the planetary gears from lying flat on the flanks of the imaginary toothing. This object is achieved in the present invention as follows. That is, the cam disc has a contour that is mathematically similar to a virtual tooth root curve, and the contour is rounded at positions where the direction of the tangent changes irregularly, and A planetary gear, its tooth members, a planetary gear base, and a support part (for example, a roller, etc.) as a support means for transmitting the force are arranged between the tooth root curve and the contour of the cam disk,
The teeth of the planetary gear are circumferentially and/or radially movable independently of each other and/or elastically deformable, and the flank angle is variable to match the flank angle of the imaginary tooth row. obtain. At a position where the direction of the tangent to the imaginary tooth root curve changes irregularly, the contour of the cam disc is rounded, so that the teeth at that position of the planetary gear at exactly this position are in the imaginary tooth row. Can't be pushed inside. Since this particular tooth is subjected to the highest acceleration from +v to -v, the influence of disturbing the smooth movement process due to its separation from the virtual tooth row is eliminated. This separation is also achieved by the variable diameter of the central gear, as described above. As shown in equation (2), the periodic change in pitch of the virtual tooth row over the circumference means that the teeth of the planetary gear can move independently of each other in the circumferential direction and/or radial direction. and/or adjusted by being elastically deformable. At this time the difference
Tmax v −Tmin v is a criterion for the circumferential mobility required for the teeth of the planetary gear. The periodic variation of the virtual tooth flank angle is adjusted by the variable flank angle of the planetary gear teeth. Teeth moving within the rounded position are reversed in their radial movement. At this time, in order to prevent the teeth from interfering with rotational movement, the gear with the largest number of teeth among the central gears with internal teeth has the smallest root circle, and the gear with the largest number of teeth among the central gears with external teeth has the smallest tooth root circle. Advantageously has the largest root circle. This allows the teeth of the planetary gear located within the range of rounded positions to be held only by the flanks or flanks of the central gear with the greatest number of teeth, thus reducing the torque transmission between the central gears. do not encourage In order to bring the teeth of the planetary gear into reliable and flat contact with the flanks of the imaginary tooth row, it is sufficient that the teeth are movable or rotatable and the flank angle is variable. According to another feature of the invention, the teeth of the planetary gear are further variable in height and spring-loaded in the direction of the imaginary root curve. In the case of two or more central gears with internal teeth, the imaginary tooth row is located outside the planet gears, so that the teeth of the planet gears are spring-loaded outwards. If teeth of variable height are used, the flanks of the teeth of the central gear do not necessarily have to be flat, as described in points A) to D) above. Equation 2 has already been cited as a preferable value for the difference in the number of teeth ΔZ between both central gears. In order to achieve a small gear reduction ratio, a tooth difference ΔZ=4 offers favorable construction possibilities. In principle, if the number of teeth is doubled with a difference in the number of teeth ΔZ=4, the same reduction ratio as when the difference in the number of teeth is ΔZ=2 can be obtained. If the diameter of the device is the same, a gear with half the tooth height can be obtained. The hypothetical tooth root curve consists of an arc around the center of a circle, and if the flank of the central gear is flat, it can be calculated by an equation of the following type: r v = r·[1 −sin(Δ)/2tanα v ]−Δs (4) In this formula, r v : (at position m) of the tooth groove of the virtual dentition
Distance between the end and the center axis 60 of the central gear, r: Radius of the dedendum circle of the central gear with respect to the center axis 60, Δ: Calculated according to equation (1) and equation α v − α = Δ (3). In addition, the angle difference (circumferential spacing) between the tips of the tooth grooves of the central gear at position m, 2α v : The angle of the flank of the tooth grooves of the virtual tooth row at position m, Δs, according to equation (1). : Distance from the dedendum circle 56 to the line that linearly connects the ends of the tooth slots of the pair of central gears designated as (Δ) (detail 52- in Fig. 3A)
(See 54) If the number of teeth of both central gears is different and ΔZ=4,
Four circular centers M1, M2, M3 and M4 are obtained, the center of gravity of which is located at the center point of both central gears.
If the number of teeth of both central gears is different and ΔZ=2, then the formula
According to (4), the three circle centers M1, M2 and M3 are obtained, and two cases have to be distinguished. a The teeth of the planetary gear mesh with only one row of imaginary teeth (Figures 1 and 12). The common center of gravity of the three circular centers M1, M2 and M3 is eccentrically located with respect to the central axis of both central gears. b The teeth of the planetary gear mesh with both virtual tooth rows (first
6), then less than half of the teeth of each planetary gear mesh with one or the other imaginary tooth row. Centers of four circles (M1 and M of one virtual tooth row
3. The common center of gravity of the other virtual tooth rows M1 and M3) is located on the central axis of both central gears. If the common center of gravity of the circles is located on the central axis of the central gear (for example, ΔZ = 2 or ΔZ = 4 when using two rows of virtual teeth in the case of (b) above),
The cam disk consists of two mutually adjustable halves with circular contours, each half extending no further than a semicircle, the centers of which are close to each other. The pair of center points M1−
It is located at the center of gravity of one of M2 or M3-M4, which is further away from each contour. Because the cam disk is composed of two parts,
The individual parts can be manufactured with relatively low precision.
This is because by adjusting the parts, any inaccuracies that may occur can be compensated for during installation. Furthermore, it is also possible to adapt the teeth of the planetary gear to a certain extent to the virtual toothing by adjustment, and readjustment is also possible in the event of wear phenomena. The virtual tooth root curve of the virtual tooth row, which can be calculated by equation (4), is realized when the reduction ratio of the device is larger, but depending on the finishing tolerances and the flexibility of the material. Within the corrected range, it actually matches a simpler curve such as a circle. In the range of smaller reduction ratios described herein, the use of a two-part cam disc allows for a more accurate curve shape in equation (4). The invention also provides that the teeth of the planetary gear are independent of each other and movable in the circumferential direction, the flank angle of the teeth is variable, or the teeth are movable in the radial direction by spring action, or It also relates to particularly advantageous possibilities, such as advantageously configuring the details of the planetary gear base and the bearing belt arranged between the planetary gear base and the force-transmitting bearing. The planetary gear tooth member can be manufactured very simply by bending a metal sheet in a zigzag pattern. The zigzag bent metal sheet and the planetary gear base are easily installed around the cam disk. Since there is no need to transmit force in the circumferential direction of the zigzag-shaped thin metal plate, welding at the contact position is unnecessary. In the case of most slow-acting regulating gearing,
It is sufficient that the zigzag metal sheet, the planet gear base and the plate, which together form the planet gear tooth member, are placed directly on the cam disk. The relative movement that occurs in the adjusting gear system between the cam disc, the zigzag-shaped metal sheet forming the planetary gear tooth member, and the planetary gear base produces a very small frictional force that does not interfere with this relative movement. . In devices operating at higher speeds, on the other hand, the zigzag-shaped sheet metal is preferably placed on a ring which is mounted on the cam disk and includes rollers or balls. Of particular importance is the construction in which not one but at least two metal sheets bent in a zigzag pattern are used, which are arranged one above the other to form the teeth of the planetary gear. This is because a tooth row with a high degree of elasticity and strength is obtained in this way. The advantages of this type of "multi-layered" zigzag metal sheet can be compared to the advantages of a multi-strand wire rope over a steel bar with a similar cross-section. The cam disk is attached within the planetary gear via a roller or the like that transmits force, and the planetary gear itself is attached within an imaginary tooth row. In order to prevent overlapping bearings, it is preferable that the cam disc and the drive shaft are connected only by force restraint rather than by shape restraint.
This means that no retention other than a bearing within the planetary gear is required. The invention has the following attendant advantageous features. That is, at least two coaxial cam discs are arranged on a common drive shaft, each cam disc carrying one planetary gear;
at least three central gears having internal teeth are connectable to the driven shaft via an engageable clutch, the teeth of the first central gear facing the drive shaft being opposite to the drive shaft; The teeth of the third central gear facing the driven shaft mesh with the teeth of the second planet gear facing the driven shaft, and the teeth of the third central gear facing the driven shaft mesh with the teeth of the second planetary gear facing the driven shaft. The central gear has two rows of teeth, one of which is a planetary gear tooth adjacent to the drive shaft, and the other tooth row is a planetary gear tooth facing the driven shaft. mesh. A full range of reduction ratios can be achieved by engaging and disengaging the various clutches. The invention also has the possibility of implementing various structural details of the control gearing, such as the number of teeth of the various central gears, and reverse actuation. Other advantages of the planetary gear arrangement according to the invention will become clearer from the following description of an exemplary embodiment with reference to the drawings. FIG. 1 shows the basic configuration of the planetary gear device, and FIGS. 3 to 15 explain the operation of the planetary gear device of the present invention. 19, 27, 31, and 34 to 36 show specific examples of the planetary gear device of the present invention. 28 to 30 and 32 to 33 each show reference examples of tooth members of planetary gears. As shown in FIGS. 1 and 32, the planetary gear system consists of two central gears 42 with internal teeth.
and 44. Central gear 4 with internal teeth
2 is located behind the central gear 44 with internal teeth. For this purpose, the flank of the central gear 42 is partially covered by the teeth of the front central gear 44, which is indicated by dashed lines in FIG. In the upper right quadrant of FIG. 1, only the teeth 46 of the internally toothed central gear 44 are shown. As is clear from FIG. 1, the central gears 42 and 44 are arranged in such a way that the zigzag lines formed by the flanks of the respective tooth rows of the central gears 42 and 44, which have internal teeth, form two imaginary tooth rows. Polymerized. The "used" row of the two virtual tooth rows is highlighted by the external teeth 48 of the planetary gear 50 (stippled) engaging or meshing therein. It will be seen that, particularly in the left-hand part of FIG. 1, a second virtual dentition occurs, which is not used in the example of the device with the basic configuration shown in FIG. The second virtual dentition corresponds to the first imaginary dentition, but is offset by a certain angle. A second virtual dentition may be used in place of the first imaginary dentition used in the example of the device having the basic configuration shown in FIG. In that case, only the direction of rotation changes. In the following only reference will be made to the virtual dentition used. All gear teeth have triangular cross sections and substantially flat flanks. The ends 52 and 54 of the tooth grooves of the central gears 42 and 44 with internal teeth lie on a root circle 56 having a center 58, which center is the center of both central gears 42 and 44 with internal teeth. The intersection of the common central axis 60 of the plane of FIG. 1 with the plane of FIG. On the other hand, the end portion 62 of the tooth groove of the virtual tooth row has a substantially circular shape, and is expressed as a "virtual root circle, or outer end root circle," or very generally, " The root curve 6 is called the “virtual tooth root curve, that is, the outer end tooth root curve.”
4, located close to the top. Virtual outer end root circle 64
The center 66 of is the intersection of the axis of rotation 68 and the plane of FIG. The center 66 is offset from the center 58 of the dedendum circle 56. When the planetary gear 50 rotates,
The center 66 (rotation axis 68) is the center 58 (center axis 6
Draw a circle around 0). In FIG. 1, the external teeth 48 of the planetary gear 50 are further engaged in the "tooth grooves" of the imaginary tooth row, and this engagement is as follows.
It will be seen that this is done in such a way that the tips of the external teeth 48 of the planetary gear 50 protrude into the ends 62 of the tooth grooves of the imaginary tooth row. Planetary gear 5
The height or tooth height of the zero external teeth 48 is approximately twice the distance between the centers 58 and 66. A cam disk 70 is arranged within the planetary gear 50. A plurality of rollers 72 are provided between the cam disk 70 and the planetary gear 50 to facilitate relative rotation of the planetary gear 50 with respect to the cam disk 70. . Rear central gear 4 in the device shown in FIG.
2 has 78 teeth, which are designated by the reference number 74. On the other hand, the front central gear 4
4 has slightly more teeth, namely 80 teeth, which is indicated by the reference number 46. The externally toothed planetary gear 50 has 79 teeth. The width of these teeth 48 (perpendicular to the plane of the drawing) is the same as the teeth 74, 4 of both central gears 42 and 44, where these teeth 48 have internal teeth, as seen in FIGS. 6 and 7.
The size is such that it meshes with 6. In FIG. 32, the central gear 42 with internal teeth is fixed. In this case, the cam disc 7 is driven by the drive shaft 76.
Only 0 is driven. Central gear 44 with internal teeth
is connected to the driven shaft 78. The rotation of the cam disc 70 about the central axis 60 results in the rotation of the planetary gear 50, the outer teeth 48 of which are then connected to the central gear 4 with fixed inner teeth.
is supported or engaged within the teeth 74 of No. 2. From the number of teeth 78 and 80 of the central gears 42 and 44, regardless of the number of teeth of the planetary gear 50, from the formula i = Z 2 /Z 1 - Z 2 , (a) Reduction ratio 39 (i.e. drive shaft 76 39 revolutions makes one revolution of the driven shaft 78) or (b) If the other central gear is fixed, a gear reduction ratio of 40 is obtained in the opposite direction of rotation. FIG. 2 shows a device with a tooth difference of 2.
The two central gears 82 and 84 having external teeth are surrounded by a planetary gear 90 consisting of a planetary gear base 132 and internal teeth 88 as tooth members arranged on the base 132. The gear 90 itself is also surrounded by a hollow cylindrical cam disc 86. At this time, the central gear 82 is arranged behind the central gear 84. central gear 82 with external teeth;
The tooth rows 84 form two virtual tooth rows by overlapping the central gears 82 and 84. The internal teeth 88 of the planetary gear 90 mesh with one of these rows. In the left part of FIG. 2, the internal toothing 88 of the planetary gear is formed by a zigzag-shaped metal sheet, which is illustrated in a perspective view in FIG. In contrast, a further exemplary embodiment of an internal toothing 88 is shown in the right-hand part of FIG. In planetary gears, of course, only one embodiment of internal gearing is utilized. When the hollow cylindrical cam disc 86 rotates,
Internal teeth 88 are inserted into the imaginary tooth row, thus causing central gears 82 and 84 to rotate relative to each other. As illustrated in FIG. As shown in the figure, it will be seen that the device is constructed and operates in exactly the same way as a device that surrounds a single planetary gear 50 with external teeth and includes central gears 42, 44 with internal teeth. Dew. For this reason, in the description and description of the planetary gear arrangement according to the invention, only one arrangement will be used in the following, which comprises a central gear with internal teeth and at least one planetary gear with external teeth according to FIG. do. It will be clear that the following explanations and descriptions also apply to a planetary gear arrangement constructed correspondingly to FIG. FIG. 3 is a partial radial cross-sectional view showing one quarter of the device. The device is constructed essentially in the same way as the device according to FIG. 1, and thus comprises two central gears 42 and 44 with internal gearing. The central gear 42 with internal teeth is partially covered by the central gear 44 and is therefore partially illustrated by dashed zigzag lines. The central gear 44 is uncovered and is therefore illustrated by a solid zigzag line. Both tooth rows of the internally toothed central gears 42 and 44 form two virtual tooth rows. The external teeth 48 of the planetary gear mesh with the tooth grooves of the virtual tooth row. The tooth grooves of the virtual dentition used are α=α v
(see equation 1), starting from the position m=0,
It is represented by the ordinal number m. Individual rigid teeth 48 with a flank angle 2α are pushed into the tooth slots. Frank angle 2α v of the tooth groove in the virtual dentition
It will be seen that is greater than 2α. If one tooth 48 of this kind is inserted into each tooth groove, the difference will be reduced as m becomes smaller, and m
It will be seen that when = 0, it completely disappears. Flank angle 2α instead of rigid tooth 48
The use of elastically variable teeth allows maximum adaptation of the planetary gear toothing to the virtual toothing. Compatible teeth of this type are illustrated in FIGS. 2, 18, 30 and 33. The angular difference (Δ)m in the circumference between the virtual tooth groove and the teeth of the planetary gear at position m is expressed by the formula
(1) and is equal to half the angular deviation of the flank at the same position m: (Δ) n = (α v −α) n v −=α v −α (3) is It is the angle from the position to the perpendicular bisector of one tooth of the planetary gear, and v is the angle from the position of m=0 to the perpendicular bisector of the corresponding tooth of the imaginary tooth row. Virtual tooth root curve 64 of the used virtual dentition
is a circle segment with the circle center M4 located within the upper right quarter circle. In the 1/4 circle (not shown) on the right side of the device, this virtual root curve is the upper left 1/4 circle.
It is a circular segment with the same radius around the center M1 of the circle located on the circle. In the lower half of the device (not shown), the center of the corresponding circle is M2
and M3 (see explanation of FIG. 13). The centers of the circles M1, M2, M3 and M4 have the same spacing to the center of gravity of the profile of the planet gear and the center of gravity of the profile of the cam disc, both centers of gravity simultaneously intersecting the center of gravity of both central gears 42, 44. central axis 60
and the plane of the drawing. Virtual tooth root curve 6
The distance from the center of gravity at the position m of each point of 4 is expressed by the following formula. r v = r・[1−sin(Δ)/2tanα v ]−Δs (4) r v : (position m
r: radius of the tooth root circle (root circle) 56 of the central gear related to the center of gravity, Δ: distance of the tooth groove of the central gear calculated according to formulas (1) and (3) Angular difference (distance in circumferential direction) between end portions 52 and 54 at position m, 2α v : Angle of tooth flank of virtual tooth row at position m (see Figure 3 when m = 4) , Δs: Distance from the dedendum circle 56 to the straight line connecting the ends 52 and 54 of the tooth groove of the central gear described by (Δ) (see “Details 52-54” in Fig. 3A). Radius r4 (distance from M4 to the end 62 of the tooth groove) of the circle segment of the root curve 64 associated with the circle center M4 (in FIG. 3, or M1 or M2 or M3) Also, the angle β v including the semi-longitudinal r v and The following relationship applies. The virtual tooth root curve can be calculated using either of the equations (5) and (4). β v is also the angle between the tangent to the root circle 56 on the one hand and the imaginary root curve 64 on the other hand at each relevant position m. Therefore β v
is also referred to as the "entrance angle" or "exit angle" at which the virtual tooth row enters and exits the tooth row of the central gear. The contour 96 of the cam disc 70 is mathematically similar to the imaginary tooth root curve 64. That is, the contour 9
6 to the virtual tooth bottom curve 64 is constant. The center M4 of the circle is dependent on the left contour line 9
6/4 is the right contour line 9 where the center of the circle is M1
6/1 at an inflection point 98. circular contour line 9
When 6/4 and 96/1 intersect at the inflection point, an intersection of the contour lines occurs at that position, and the direction of the tangent to the contour 96 changes irregularly at this intersection. At this point of intersection, the contour is rounded, so that the tooth 48 of the planetary gear at this position is not pushed into the tooth groove of the imaginary tooth row, but is free to move in the radial direction. Preferably, the rounded portion 100 shown in dotted lines extends over several imaginary tooth grooves. FIG. 4, which shows a detail of FIG. 3, schematically illustrates the kinematic principle on which the device according to the invention operates. The teeth 48 of the planetary gear contact on the one hand the flanks of the teeth 46 of the front central gear 44 and the corresponding flanks of the teeth 74 of the rear central gear 42 on the other hand. Both tooth rows form an imaginary tooth row with each other, the ends 62 of the tooth grooves of the tooth rows are connected to the teeth 48
If the tip of the tooth is not conventionally flattened or rounded, it will match the tip of the tooth. Teeth 46 and 74 exert a force on tooth 48, indicated by arrows 102 and 104. This force is divided into circumferential force components 106 and 108 and a radial force component 110, respectively. The circumferential forces 106 and 108 cancel each other out, so that no force is exerted on the tooth 48 in the circumferential direction. This results, on the one hand, in a self-braking action and, on the other hand, as a result of the planetary gears not having to transmit any forces in the circumferential direction and can therefore be designed thinly, elastically and continuously, or as a central gear. It may be provided with teeth that are movable in the circumferential direction without impairing torque transmission and durability. The tooth 48 is acted upon only by a radial force 110 which presses it against the planetary gear. The radial component force is transmitted to the cam disk 70 via rollers 72, etc., and is offset by the opposing force in the direction of arrow 114. Since the planetary gear receives similar forces on its periphery from all teeth 48 and therefore from all radial directions, these forces cancel, so that the drive shaft of the cam disc 70 is not subjected to bending action and the configuration The parts (central gear, planetary gear) are centered with respect to each other. FIG. 5 schematically illustrates the detail of FIG. 3 in the range of positions m=4 and m=5. The teeth 46 of the front central gear cover a portion of the criss-crossed teeth 74 of the rear central gear. In both imaginary tooth grooves (m=4 and m=5) the two schematically illustrated teeth 48 of the planetary gear mesh. It will be seen in the first place that a precise meshing and a precise abutment of the flanks are only possible if both teeth 48 are rotatable independently of each other and their heights are variable. . Both teeth 48 of the planetary gear are shown on the one hand in a solid line position and on the other hand in a dash-dotted line position. In the position indicated by the dash-dotted line, the tooth 48 is pushed into the tooth groove of the imaginary tooth row to an extent that corresponds approximately to the positions m=0 and m=1 in FIG. The spacing between the teeth 48 at the solid line position is pitch T, while at the dashed line position it is represented by T v . Maximum pitch for the minimum pitch Tmin v of the virtual dentition
The ratio Tmax v is given by equation (2) above and is also a measure of the required circumferential mobility of the planetary gear teeth 48. When moving from the solid line position to the dash-dotted line position, tooth 48 slides on the flanks of teeth 46 and 74, forcing them apart like a wedge. In contrast, in conventional planetary gear systems, the teeth of the planet gear slide only on a single tooth flank of the central gear. FIG. 6 is a schematic perspective view showing the state in which the teeth 48 of the planetary gear mesh with the central gear. The teeth mesh with the flanks 116 and 118 of the central gear teeth 46 and 74 as indicated by the flanks. FIG. 7 is a plan view of the tooth of FIG. 6. The areas of tooth flanks 116 and 118 that abut flat against tooth 48 are indicated by small crosses. FIGS. 8 to 15 are explanatory diagrams showing the deviation of the virtual tooth root curve from a "smooth" shape and the necessity of rounding at the inflection position. In Figures 8, 9, and 12 to 15,
The root circle 56 of the central gear is occupied by points 0, 1, 2, 3, 4, 5 and 6, which are distributed at the same angle. Only one common root circle 56 is shown for the two central gears with internal teeth for clarity of illustration. The possibility of two separate root circles 561 and 562 for two central gears with internal teeth is illustrated in FIGS. 30 and 33. The center 58 of the dedendum circle 56 is the central axis 6 of the central gear
Located above 0. In Fig. 8, a continuous curve 64 having an inner circle shape is further shown.
1 is entered. The curve represents the virtual tooth root curve under the assumption that the virtual tooth root curve is exactly circular (although this does not have to be strictly true). Figure 10 starts from point 0 and points 1, 2, 3, 4, 5
and the dedendum circle 56 and (circular) continuous curve 6 in 6
41. The distance follows a sinusoid. Mathematically, the contour of the cam disk 70 or 86 of a planetary gear train must be formed to resemble a virtual tooth root curve, so that when the angular velocity of the rotating cam disk is constant, the radius of the individual tooth The directional speeds are different. However, if we ignore the teeth at points 0 and 6, that is, if we assume that the teeth at those positions are not in mesh with the imaginary tooth row, then the continuous curve between points 1 and 5 in Figure 10 will actually is represented by a straight line. The distance or spacing between the root circle 56 and the (circular) continuous curve 641 varies in the range between points 1 and 5 and is therefore approximately proportional to the circumferential angle. If the angular velocity of the rotating cam disk is constant, then the radial velocity of the individual teeth will be practically constant, which is desirable. FIG. 9 shows 2 around centers 122 and 124.
It shows two inner circles. The circle is a straight line 126 on the left and right
The length of the straight line is from the center 1
equal to the distance between 22 and 124. The upper and lower halves of the circle each form a closed curve 64 with both straight lines 126.
1, and therefore the tangents on the curve always change direction. If the reduction ratio of the gear is relatively large, a cam disk similar to the continuous curve 641 of the virtual root curve can be actually used with a difference in the number of teeth of 4. FIG. 11 is an explanatory diagram that is related to FIG. 9 in the same way that FIG. 10 is related to FIG. 8. For relatively small reduction ratios in the range between i=10 and i=30, the continuous curve 641 shown in FIGS. 8 and 9 is replaced by the continuous curve 641 shown in FIGS. 12 and 13. It must be. The curve is obtained from equation (4). In Figures 12 and 13 the center 58 is the intersection of the central axes of both central gears and the plane of the drawing. Based on formula (4), when the difference in the number of teeth of the central gear is 2, the centers M1 and M of the three circles shown in FIG.
2 and M3 are obtained. Circle center M2 is the center of a circle segment that extends slightly above the lower half of continuous curve 641. The center M1 of the circle located within the upper right quarter circle is the center of the circle segment located substantially within the upper left quarter circle of continuous curve 641. On the other hand, the center M3 of the circle located within the upper left quarter circle is the center of the circle segment located within the upper right quarter circle. center of circle M1 and M3
Both circular segments subordinate to the upper inflection point 98
, and transitions without an inflection point to the lower circular segment dependent on the circle center M2. The continuous curve is the 14th
It is shown in broken lines in the figure, with a (circular) continuous curve 641 shown as a solid line in FIG. Deviations that can play a role when the selected reduction ratio is about 6 and even larger reduction ratios up to about 30 are observed.
It is within this scope that the modification according to the invention plays an important role. Therefore, in most cases it is sufficient to form the cam disc of the planetary gear with a circular contour, since the continuous curve of the imaginary tooth root curve is very close to a circle. Inflection point 98 is the point in FIG. 3 where rounded portion 100 is provided (see FIG. 3). The continuous curve 641 according to FIG. 12 is roughly pear-shaped, with the lower part being slightly thicker than the upper part. FIG. 13 illustrates a continuous curve 641 that occurs when the tooth number difference is 4. In the upper left quarter circle, the continuous curve 641 is a circle segment with a circle center M4, which is located in the upper right quarter circle.
In the upper right quarter circle, the continuous curve 641 is a circular segment around the center M1 of the circle located within the upper left quarter circle. In the lower right 1/4 circle, the continuous curve 641 is
It is a circle segment where the center M2 of the circle is within the lower left 1/4 circle, and the continuous curve 641 in the lower left 1/4 circle is
This is a circle segment where the center M3 of the circle is located in the lower right 1/4 circle. The segments dependent on circle centers M3 and M2 intersect at a downward inflection point 98. Segments dependent on circle centers M1 and M4 intersect at an upper inflection point 98. The segments subordinate to the centers M4 and M3 of the circles are connected by short straight sections 130 having a length equal to the distance between the centers M4 and M3 of the circles. The segments dependent on the centers M1 and M2 of the circle are likewise connected to each other by short straight sections 130 of length equal to the distance between the centers M1 and M2 of the circle. FIG. 15 is similar to FIG. 14 and is a simplified continuous curve 6 of the virtual tooth tip curve according to FIG.
41/9 (solid line) and the complex continuous curve 641/13 (dashed line) according to FIG. 13. It is observed that the deviation increases as the tooth number difference increases. “Pear-shaped” continuous curve of virtual tooth tip curve 641
This results in the device shown in FIG. 1 in which the axis of rotation 68 of the planetary gear is eccentric with respect to the central axis 60 of the central gear. The eccentricity results in the drive shaft being loaded by bending moments. In order to prevent this bending load, it is preferable to select the configuration shown in FIG. 16. Continuous curve 6 of the virtual tooth tip curve shown in FIG.
From 41 we use the upper section which is dependent on the centers M1 and M3 of the circle. It is offset by 180° with respect to the first virtual dentition and is dependent from the unillustrated root curve of the other imaginary dentition to the center of the unillustrated circle of the second imaginary dentition. and use the curved sections shown. In this way, we obtain the centers of the four circles as shown in Figure 13,
Therefore, a continuous curve made up of four circular arcs is obtained. By using both virtual dentitions, it is possible to use the cam disc shown in FIGS. 34 and 35 according to FIG. 16. The difference in the number of teeth of the central gear in the device schematically illustrated in FIG. 16 is ΔZ=2. cam disc 70
supports a zigzag shaped thin metal plate as a planetary gear tooth member. FIG. 17 schematically shows the relative relationships among the four main members of the present invention, namely, two central gears 42 and 44 having internal teeth, a planetary gear 50 having external teeth, and a cam disk 70. In Table 1, which member 70,
42 or 44 is driven, which member 42, 44,
50 or 70 are fixed and which members 42, 44
or 50 can be connected to the driven shaft.

【表】【table】

【表】 第1表からは例えば一方の中央歯車を駆動する
場合には他方の中央歯車のみが従動軸と連結され
得ることがわかる。前述の自動制止の為、遊星歯
車50の遊星歯車基台132へのトルク伝達は不
可能であることから、1個の中央歯車を駆動する
場合には遊星歯車50及びカムデイスク70のい
ずれをも従動軸と連結し得ない。 矢印によつて“駆動”欄では回転方向が表示さ
れている。“減速比”欄では減速比並びに同様に
矢印で示されている従動軸の回転方向が記入され
ている。該矢印が“駆動”欄の矢印と同一方向で
あれば、同一回転方向に従動され、“減速比”欄
の矢印が“駆動”欄の矢印に対向しているなら
ば、逆の回転方向に従動される。 “減速比”欄に記載の歯車の減速比の計算は以
下の歯数を基準とした: (中央歯車42)Z42=80 (中央歯車44)Z44=78 (遊星歯車50)Z50=79 第18図は第2図の左半分に類似の図である。
第19図は遊星歯車歯部材の歯列を構成するジグ
ザグ状に屈曲された金属薄板の一部分である。該
金属薄板の個々に上方に突出しているセレーシヨ
ンは、ジグザグ状に屈曲された薄板をカムデイス
ク70の周りに載置すると、遊星歯車50(第1
8図右)の歯48を形成する。こうして歯48は
第2図の歯88の如く仮想の歯列と噛合する。ジ
グザグ状に屈曲された金属の薄板を直接カムデイ
スク70上に配置することは調整駆動歯車装置で
は可能である。これは、これらの装置では部材の
相対的回転運動によつて生じる摩擦は無視されて
よいからである。回転運動がより高速である場合
には、第18図の左半分に図示の配置を選択する
ことが好ましい。ジグザグ状金属の薄板は遊星歯
車基台としてのリング132上に位置し、該リン
グと共に遊星歯車50を形成する。即ち、遊星歯
車歯部材の各歯48は、リング132との間で断
面形状が実質的に三角形である空間を形成してお
り、歯部材は各歯溝の部位でリング132に当接
している。リング132は、該リングがカムデイ
スク70に対して相対運動を行う場合に摩擦は最
小であるように減摩支承手段としてのローラ72
を介してカムデイスク70上に載置されている。 第18図及び第19図によるジグザグ状に屈曲
された金属の薄板は、第2図の右半分に図示の弾
性且つ屈曲自在の遊星歯車と同じ利点を有してい
る。仮想の歯列のピツチが不規則である場合に
は、ジグザグ状の金属薄板は簡単且つ安価で製造
可能であるという利点だけではなく、更に仮想の
歯列の不規則なピツチを調整するという利点をも
提供する。 遊星歯車基台上の歯部材を移動自在に配置する
可能性は第20,21,22,23,24,25
及び第26図にて参考的に図示されている。 第21図(部分的に断面図である側面図)及び
第22図(平面図)では遊星歯車50は(リング
等の形状の)側部案内部134及び136を有し
ており、該案内部は歯48の突出部138及び1
40を被覆する。第20図で斜視的に図示されて
いる歯48はこのようにして遊星歯車50の遊星
歯車基台132の周方向に移動自在である。 第23図は遊星歯車50の一部分を示してい
る。該歯車基台132は、歯車基台全体を通じて
軸方向に伸延するボア142を有している。ボア
142は交互に遊星歯車基台132の内側又は外
側に向けてその周囲上で開口している。この種の
遊星歯車基台132はある一定の限度内(約5%
等)であれば周方向にその寸法を変化し得、その
ようにしてカムデイスクに適合可能である。歯4
8は先端部154で関節的に連結された2個のフ
ランク部分168からなる。遊星歯車基台132
の外側に開口しているボア142内には夫々一対
の複式S字形ばねプレート144が挿入されてお
り、該プレートは上部及び下部で分かれている8
字形ばねを構成する。ばねの下部分はボア142
内で小角度にて揺動し得る。上部分は歯48を支
持し、該歯のフランク部分168は内側に円形凹
部146を有している。該凹部には、歯48がば
ねプレート144上で揺動し得るようにばねプレ
ート144の上部の丸みが嵌入される。更に歯4
8の脱離を防止すべく凹部は引つ掛かり部を有し
ている。歯48の先端部154は丸みつけされて
いる。 このように保持されている歯は図面の平面内で
は多数の自由度を有している。 (1) 遊星歯車内のばねプレート144の回転及び
ばねプレート144上の歯48の回転により、
歯を二等分する線148と遊星歯車の間の角度
の変化(第23図の左歯のばねプレート144
中に記入されている揺動している複式矢印15
0方向の角度変化)が可能になる。 (2) 歯と噛合しているばねプレート144の上部
が可撓性であることから、歯のフランクの角度
2α及び高さを同時に変更し得る。高さhの変
更をフランクの角度2αの変更に依存させるこ
とが所望ならば適切な寸法を与えることによつ
て調整され得る。 第23図の図示の構造は従つて遊星歯車の歯列
を、内歯(又は外歯)を有する中央歯車の歯列で
構成されている仮想の歯列に適合させるのに適し
ている。 第24図は遊星歯車50の小さな一部分を示し
ており、該歯車の歯48は、歯を二等分する線1
48の範囲にわたるスリツト178を有し、揺動
自在に保持されている。遊星歯車50の遊星歯車
基台132は歯48の回動支承床152として凹
形円筒面を有している。凹形円筒面の曲率半径の
中心が、歯48の(丸みつけを無視した場合の)
先端部155(歯面の交点)と同一であるなら
ば、歯が複式矢印150の方向にその都度揺動し
ても歯の高さは変化されない。しかし凹形円筒面
の曲率半径の中心を先端部155の外へ置くと、
歯48のその都度の揺動は高さを変更する。凹面
の曲率を適切に選定することにより歯の高さの変
更及び複式矢印150方向の揺動の夫々の所望の
関係が達成され得る。更に第23図に於ける如く
歯の高さとフランクの角度との間の相互関係が勿
論生じる。 第25図に示された遊星歯車50の遊星歯車基
台132は半円筒状凹部143を有している。該
凹部内には、位置158で開口している円筒状ば
ね156が挿入されている。ばね156上には第
23図のばねプレート144上と同様に歯48が
載置されており、該歯の両方のフランク部分16
8は上部で互いに連結している。この種の構造は
第23図の、2つの部分から成る複雑なばねより
も安価である。この構造は又第23図のそれと同
様に歯がその保持位置より脱離し得るという欠点
がある。この点は第26図に図示の“歯留め金”
160によつて防止される。該留め金は遊星歯車
の全周に、中央歯車の歯の横で遊星歯車の歯48
を互いに連結する。 本発明の遊星歯車装置の歯部材において、第2
図の左側部及び第18及び第19図からは遊星歯
車の歯がジグザグ状に屈曲している金属の薄板か
ら成り得ることを示している。このことにより既
にある程度のフランクの角度の可変性、ある程度
の歯の高さ(歯タケ)の可変性及び周方向へのあ
る程度の可動性が達成される。この種の簡単なジ
グザグ状金属の薄板の欠点は、歯が円周方向に
個々に完全に独立して移動自在でないということ
である。遊星歯車の歯部材の歯を仮想の歯列に対
して1ピツチおきに(歯列の各歯の間隔をnとす
ると、2n,4n,6n,……の位置にのみ歯4
8を設ける場合)具備することで十分であるなら
ば、第27図による構造を使用し得る。該構造も
同様、屈曲している金属の薄板から成る。薄板の
一部分は歯48に向けて三角形に屈曲しており、
続く一部分は継手として機能する弧162となる
ように屈曲している。該弧162は仮想の歯列の
対応する歯ミゾと噛合しない程高さが低く、次の
部分は再び歯48に向けて、更に続く部分は再び
弧162となるように屈曲しているというように
なつている。前記歯部材は仮想の歯列に対して1
ピツチおきの(又は場合によつては2ピツチ又は
3ピツチおきの)歯のみが具備されており、その
間にヒンジの如き弧162が挿入されている。遊
星歯車の歯列としてのこの種の屈曲している金属
の薄板は、その製造が極めて安価であり且つ個々
の歯48がその周方向に独立して可動でなければ
ならないという要求を充分に満たすものである。 極めて一般的には、大直径では遊星歯車の全歯
が具備されていなくともよいことを記しておきた
い。例えば遊星歯車の歯部材は仮想の歯列に対し
て2ピツチおきに(歯列の各歯の間隔をnとする
と、3n,6n,9n,……の位置にのみ歯48
を設ける場合)歯48が備えられていても充分で
ある。この結果製造に於いてかなりの節約が達成
され得る。 第28図は遊星歯車基台132を構成する個々
のガイドシユー164と歯部材とから成る遊星歯
車の一部分の参考例を図示している。該ガイドシ
ユー164は弾性円筒ピン166によつて、該ガ
イドシユー164が周方向に互いに僅かに移動し
得るように、相互に連結されている。夫々のガイ
ドシユー164はラジアル方向に外側へ凹形の、
円の断面をたどる面128を有しており、該面1
28上に歯48が載置されている。凹面128は
曲率半径の中心が歯の先端部にあるように彎曲さ
れている。従つて歯48が凹面128上を移動す
ると、歯48の先端部の位置及びその高さは維持
され、歯48のガイドシユー164に関する方向
のみが変化する。 第28図の歯48は、第23図〜第26図に於
ける如く2個のフランク部分168から成る。第
29図は、歯先端部の区域に配置されているピン
188によつて両方のフランク部分168がヒン
ジの如く連結されている歯を示している。 第30図は第3図に類似の装置の1/4を参考的
に示すラジアル方向断面図である。しかし第30
図に於いてはカムデイスク70、力を伝達する支
承部としての機能を果たすローラ72、遊星歯車
50の遊星歯車基台132、遊星歯車の歯48及
び両方の中央歯車42及び44が完全に図示され
ている。図示の装置で両方の中央歯車の歯数差は
4であり減速比はi=15である。多数の歯が噛合
していることがわかるであろう。 第30図に示す遊星歯車50の遊星歯車基台1
32は第23図の遊星歯車の如く図面の平面に対
して垂直にボア142を有している為、周方向に
その長さを変更し得る。更に第30図の遊星歯車
基台132は、温度変化等による内部応力が生じ
ることを防止すべく中断位置170で分離されて
いる。遊星歯車基台132の開口している中断位
置170は破線で示されている弾性あて金錠17
2によつて緩く結合されている。該弾性あて金錠
172は自転車用チエーンの錠に類似して形成さ
れているが、周方向に弾力的且つ可撓性である。 ローラ72を経て力を導入するときには該ロー
ラ72と遊星歯車50の遊星歯車基台132との
間に帯鋼等の支承帯174が挿入される。これは
ローラ72が、これに対向されているボア142
中に嵌入しないためのものである。該支承帯17
4は、屈曲したりねじれたりすることなくその周
囲(温度変化等の場合)が変化し得るようにスロ
ツト176を有している。本発明の遊星歯車装置
では、スロツト176は、中心軸へ伸延するロー
ラ72が嵌入しないように支承帯174上を斜め
に走る(第31図参照)。 遊星歯車の個々の歯48は第24図に関して記
載されている如く保持されている。ここでは回動
支承床152を形成する凹形円筒面の中心は歯の
先端部154に正確に位置する為、歯の高さ(歯
タケ)は歯が回動支承床152中で回動するとき
にも変化しない。こうして歯48の方向は仮想の
歯列の歯ミゾの方向に適合される(歯及び歯ミゾ
の“方向”とは、歯を2等分する線148の方向
を意味する)。 更に歯48は第24図に於ける如く夫々スリツ
ト178を有している。こうしてフランクの角度
を仮想の歯列の歯ミゾの角度に適合せしめ得る。
フランクの角度が増大すると、歯48の高さは減
小するが、歯を僅かにフランクの角度を小さくす
べく、押し寄せると歯は高くなる。適切な寸法を
与えることによりこれら両方の変化の関係を所望
の如く調整し得る。従つて第30図は遊星歯車5
0の歯48が仮想の歯列と最高に適合すべく該歯
に与えられる全自由度を示している。更に中央歯
車42,44の歯をやや回動自在にすることも可
能である。この場合、前方の中央歯車44には細
長い凹部180が具備されており、該凹部180
の為、狭い可撓性ブリツジ184によつてのみ歯
元182と中央歯車44の本体186とが連結さ
れている。ブリツジ184はその周囲で中央歯車
44の歯が夫々僅かに回動し得る接続部として作
用する。同一の措置が後方の中央歯車42の歯に
於いても取られているが、図面の明確さを記すべ
く図示されていない。 中央歯車42,44の両方の歯列は、歯の高さ
を二等分する夫々の円が1つの円80に一致すべ
く配置されている。この結果、相互に歯数の異な
る中央歯車42及び44の歯元円又は歯底円56
1及び562の半径が異なる。より多数の歯数
(より小さいピツチ)を有する中央歯車44は小
さい歯元円562を有する。中心軸60の周りで
カムデイスク70を回転させると、遊星歯車の歯
48は一定の半径方向速度で、中央歯車42及び
44が形成する仮想の歯列中に押入される。回動
支承床152中で歯48が回動自在である為、又
歯のスリツト178により仮想の歯列に対する最
高の適合性が達成される。仮想の歯列の異なるピ
ツチの調整には遊星歯車50の基台132及び歯
部材48の弾力性も関与する。 遊星歯車50の遊星歯車基台132の内部の輪
郭は変曲点98を有している。対応する位置(第
3図参照)ではカムデイスク70は丸み付け部分
100を有しており、従つて形状では遊星歯車の
内部の輪郭に正確には対応しない。該丸み付け部
分100によりローラ72が歯の端部から回転し
て逃げることを防止する。でなければ対応する歯
の支持が不確かになるからである。 後方の中央歯車42は最大の歯元円561を有
している。破線で記入されている歯ミゾの端部は
従つて前方の中央歯車44の実線で図示されてい
る歯ミゾの端部より更に外側へ(歯元円561ま
で)と達している。中央歯車44の歯ミゾの端部
は小さい歯元円562までしか達しない。遊星歯
車50は矢印112の方向に(時計の回転方向と
は逆に)回転するため、前後して位置190(歯
は図示されていない)、192,194等を通過
する。最も深く侵入している歯は192の位置
で、後方の中央歯車42のフランクとは噛合して
いない。192の位置より194の位置へと、破
線で図示した後方の中央歯車42の歯ミゾの端部
は、実線で図示した前方の中央歯車44の歯ミゾ
の端部に対してΔの値ほど移動する。194の
位置で、遊星歯車の歯48はその右側のフランク
で中央歯車42及び44の両方の左側のフランク
と当接しており、位置190では歯48の左側の
フランクは中央歯車42及び44の両方の右側の
フランクと当接している。これら3つの位置を通
じて矢印112の方向に行われる運動に於いて、
歯48は従つて後方の中央歯車42の右側のフラ
ンクより左側のフランクへと移行し、中間位置1
92では該歯は1個の中央歯車とのみ、即ち小さ
い歯元円を有している前方の中央歯車44とのみ
噛合する。これは丸み付け部分100が異なる歯
元円と共働することから可能である。この結果歯
48の運動方向が反転するときにも運動過程を妨
害しない。中央歯車44により歯48はプレスト
レスの状態下に保たれ、離脱するときにばねまた
は弾性エネルギを実質的に全く衰退することなく
再び中央歯車42に提供する。 第31図は支承帯174の一部分の平面図であ
り、該支承帯は第30図との関連に於いて既に記
載のスロツト176を有している。 第32図は本発明装置の基本的な構成を有した
装置の軸方向断面図であり、第1図ではこの第3
2図の線−に沿つた断面図によつて、前記装
置を示している。第33図は第32図の線−
に沿つた断面の他の参考具体例を示しており、従
つて第1図に対応する図である。 第33図は歯車の減速比が10である装置のラジ
アル(半径)方向の断面を実寸で示した説明図で
ある。一般式構造ではこの種の小さい減速比は実
質的に実施可能な範囲内の限界的な具体例であ
る。第30図と同様、第33図に示した装置でも
中央歯車42及び44の歯元円(歯底円)561
及び562は異なる。仮想の歯底曲線64は中心
58に対して偏心度Eほど偏心している。遊星歯
車50の遊星歯車基台132は中断位置170に
てスリツトを有しており、カムデイスク用支承手
段としてのすべり層196でその内側を覆われて
いる。歯48は第30図と同様遊星歯車基台内に
回動自在に保持されている。従つて該歯は仮想の
歯列に正確に適合し得る。 この具体例に於いても両方の中央歯車42,4
4が遊星歯車内に保持されているだけで充分であ
る。一方の中央歯車を他方の中央歯車中に保持す
る必要はない。カムデイスク70は弾性カツプリ
ングを介して駆動されることが有利である。 第34図及び第35図に示した装置は実用的で
あることが実証されている。第34図は第35図
の線に沿つた軸方向の屈曲された断面図
である。これに対して第35図は第34図の線
に沿つたラジアル方向の断面図である。 第35図中密に斜線が引かれているカムデイス
ク70は2個の半割体703及び704から成
り、4個の連結用ボア198を有している。該ボ
ア198中に継手ボルト200が嵌入しており、
該ボルト200の他端部は駆動軸76(第34図
参照)のフランジ202中に嵌入している。 カムデイスク70はニードルベアリング72上
に支承帯174を支持しており、該支承帯174
は斜めスロツト176を有している(第30及び
第31図参照)。支承帯174は遊星歯車50の
遊星歯車基台132によつて包囲されており、該
遊星歯車の歯は両方の中央歯車42及び44が形
成する仮想の歯列の歯ミゾと噛合する。右側の中
央歯車44中には、軸受204を介して左側の中
央歯車42が保持されており、該中央歯車42は
従動軸78と堅固に連結されている。パツキング
206及び208によつて装置は外部に対して密
閉されている(第34図参照)。 両方の内歯を有する中央歯車42及び44の歯
数差は4である。第35図を明確にすべく遊星歯
車及び前述の変位自在である歯は図示されていな
い。仮想の歯底曲線64のみが太い一点鎖線で表
示されている。該歯底曲線は第13図の連続曲線
641に等しい。第3図の丸み付け部分100を
考慮しカムデイスク70を第35図による2個の
半円形半割体703,704から製造してもよ
い。これら両方の半円形半割体間の間隔は、第3
4図では平面が且つ第35図で縦断面が図示され
ている2個のねじ210によつて調整自在であ
る。両方のねじ210間には第34図でのみ図示
されている嵌め合い孔212が配置されており、
該孔中には、カムデイスク70の両方の半割体を
正確に調節すべく、両方の半割体を通じて夫々上
部及び下部に嵌め合いピンが挿通される。ねじ2
10により装置を組み立てる時にカムデイスクの
両方の半割体の間隔を正確に調整し得る。ねじ2
10による調節により組み立て時に要求される正
確な調整が達成されることから、仕上げ時に高度
の精密度を確保する必要はない。いずれかの部材
が後に摩耗した場合にはねじ210によつて再調
整してもよい。カムデイスク70の両方の半割体
は214の位置でノツチ及びばねによつて互いに
指向させられる。 駆動軸76とカムデイスク70との間では力的
な拘束のみ存在し形状的拘束はしていない連結手
段を備えるべきである。この理由から弾性カツプ
リングが具備されており、図示の如く厚いゴムス
リーブ216を継手ボルト200が支持されてお
り、該ゴムスリーブ216は該連結用ボルトを弾
性的に連結用ボア198と連結する。他の弾性カ
ツプリング及び歯連結も考えられ得る。 第36図は本発明の遊星歯車装置を用いた変速
装置の軸方向断面図である。駆動軸76を介して
第1のカムデイスク701が駆動される。該カム
デイスクは180゜の角度だけオフセツトされて配置
されている第2のカムデイスク702と堅固に連
結されている。カムデイスク702は従動軸78
中の軸受218内に支承されている。 夫々のカムデイスク701及び702はニード
ルベアリング72を介してスロツトを有する支承
帯174と、前記実施例に従い夫々の仮想の歯列
に適合し得る歯を有する遊星歯車501及び50
2とを担持している。 総数3個の中央歯車421,422及び423
が2個の軸受204を介して相互に保持されてい
る。駆動軸76に対向している第1の中央歯車4
21の歯は、第1のカムデイスク701上の遊星
歯車501の歯と噛合する。中間の中央歯車42
2は2つの歯列を有しており、中央歯車422の
第1の歯列は第1のカムデイスク701上の遊星
歯車501の歯と、且つ第2の歯列は第2のカム
デイスク702上の遊星歯車502の歯と噛合し
ている。最後に、従動軸78と対向している第3
の中央歯車423の歯は第2カムデイスク702
上の遊星歯車502の歯と噛合する。 総数では5個の係合可能で且つ離脱可能なクラ
ツチK1,K2,K3,K4及びK5が備えられ
ている。 (1) クラツチK1を介して、駆動軸76を同軸上
で包囲しているクラツチリング222を、ハウ
ジング220と連結してもよい。中央歯車42
1はクラツチリング222の内側の部分を包囲
し、この2つの間にはクラツチK2が具備され
ている。 (2) 従動軸78は、3個の中央歯車421,42
2及び423を包囲しているハウジング224
と固く連結されている。夫々1つのクラツチK
3,K4又はK5によりハウジング224は
夫々1つの中央歯車と連結され得る。 駆動軸76と従動軸78との間で減速を達成す
るならば、少なくとも2つのクラツチが係合され
なければならない。逆回転を実施する2つの異な
る可能性が認められる。中央歯車421,422
及び423の歯数に関する種々の提案は特許請求
の範囲第39項(特に安価な解決策)、第40項
(前記第39項の構造よりも高価ではあるがより
多数の種類の減速比が可能である)、及び第41
項(前記第39項及び第40項の構造よりも高価
であるが減速比の種類は最多)から得られるであ
ろう。 連結されている及び連結されていないクラツチ
の種々の組合わせが以下の第2表より求められ
る:
Table 1 shows that, for example, when driving one central gear, only the other central gear can be connected to the driven shaft. Due to the above-mentioned automatic restraint, it is impossible to transmit torque from the planetary gear 50 to the planetary gear base 132, so when driving one central gear, it is necessary to use both the planetary gear 50 and the cam disc 70. Cannot be connected to driven shaft. The direction of rotation is indicated by an arrow in the "Drive" column. In the "reduction ratio" column, the reduction ratio and the direction of rotation of the driven shaft, which is also indicated by an arrow, are entered. If the arrow is in the same direction as the arrow in the "Drive" column, it will be driven in the same direction of rotation, and if the arrow in the "Reduction ratio" column is opposite to the arrow in the "Drive" column, it will be driven in the opposite rotation direction. be followed. The calculation of the gear reduction ratio described in the "Reduction ratio" column was based on the following number of teeth: (Central gear 42) Z 42 = 80 (Central gear 44) Z 44 = 78 (Planetary gear 50) Z 50 = 79 Figure 18 is a diagram similar to the left half of Figure 2.
FIG. 19 shows a portion of a metal thin plate bent in a zigzag shape that constitutes a tooth row of a planetary gear tooth member. The serrations of the metal thin plates individually protrude upwardly when the thin metal plates bent in a zigzag shape are placed around the cam disk 70.
The teeth 48 (Fig. 8, right) are formed. Teeth 48 thus mesh with an imaginary tooth row such as teeth 88 in FIG. It is possible to arrange a zigzag bent metal sheet directly on the cam disc 70 in the adjusting drive gearing. This is because in these devices the friction caused by the relative rotational movement of the parts can be ignored. If the rotational movement is faster, it is preferable to choose the arrangement shown in the left half of FIG. 18. The zigzag metal sheet is placed on the ring 132 as a planetary gear base and forms the planetary gear 50 together with the ring. That is, each tooth 48 of the planetary gear tooth member forms a space with the ring 132 that is substantially triangular in cross-section, and the tooth member abuts the ring 132 at each tooth groove. . The ring 132 supports the rollers 72 as an anti-friction bearing means so that when the ring performs relative movement with respect to the cam disc 70, friction is minimal.
It is placed on the cam disk 70 via the cam disk 70. The zigzag bent metal sheet according to FIGS. 18 and 19 has the same advantages as the elastic and flexible planetary gear shown in the right half of FIG. When the pitch of the virtual dentition is irregular, the zigzag-shaped thin metal plate not only has the advantage of being easy and inexpensive to manufacture, but also has the advantage of adjusting the irregular pitch of the imaginary dentition. We also provide Possibilities of movably arranging the tooth members on the planetary gear base are No. 20, 21, 22, 23, 24, 25.
and is illustrated in FIG. 26 for reference. In FIG. 21 (side view, partially in section) and FIG. 22 (top view), the planetary gear 50 has side guides 134 and 136 (in the form of rings or the like); are the protrusions 138 and 1 of the teeth 48
40 coated. The teeth 48, which are shown perspectively in FIG. 20, are thus movable in the circumferential direction of the planetary gear base 132 of the planetary gear 50. FIG. 23 shows a portion of the planetary gear 50. The gear base 132 has a bore 142 extending axially through the gear base. The bores 142 open alternately toward the inside or outside of the planetary gear base 132 on its periphery. This type of planetary gear base 132 is within a certain limit (approximately 5%
etc.), it can vary its dimensions in the circumferential direction and thus be adapted to the cam disk. tooth 4
8 consists of two flank portions 168 articulated at the tip 154. Planetary gear base 132
A pair of double S-shaped spring plates 144 are inserted into bores 142 that are open to the outside, respectively, and the plates are divided into upper and lower parts.
Configure a glyph spring. The lower part of the spring has a bore 142
can be swung within a small angle. The upper portion supports a tooth 48 whose flank portion 168 has a circular recess 146 on the inside. The upper radius of the spring plate 144 is fitted into the recess so that the teeth 48 can swing on the spring plate 144. more teeth 4
The concave portion has a catch portion to prevent the portion 8 from coming off. The tips 154 of the teeth 48 are rounded. A tooth held in this way has many degrees of freedom in the plane of the drawing. (1) Due to the rotation of the spring plate 144 in the planetary gear and the rotation of the teeth 48 on the spring plate 144,
The change in angle between the tooth bisecting line 148 and the planetary gear (spring plate 144 of the left tooth in FIG.
Oscillating double arrow 15 written inside
angle change in the zero direction). (2) Since the upper part of the spring plate 144 that meshes with the teeth is flexible, the angle of the flanks of the teeth
2α and height can be changed at the same time. If it is desired to make the change in height h dependent on the change in flank angle 2α, this can be adjusted by providing appropriate dimensions. The illustrated structure in FIG. 23 is therefore suitable for adapting the toothing of the planetary gear to an imaginary toothing consisting of the toothing of the central gear with internal (or external) teeth. FIG. 24 shows a small portion of a planetary gear 50, the teeth 48 of which are separated by a line 1 that bisects the teeth.
It has a slit 178 over a range of 48, and is held swingably. The planetary gear base 132 of the planetary gear 50 has a concave cylindrical surface as a pivot bearing base 152 for the teeth 48 . The center of the radius of curvature of the concave cylindrical surface is the center of the radius of curvature of the tooth 48 (ignoring rounding)
If it is the same as the tip 155 (the intersection of the tooth flanks), the height of the tooth will not change even if the tooth swings in each case in the direction of the double arrow 150. However, if the center of the radius of curvature of the concave cylindrical surface is placed outside the tip 155,
The respective rocking of the teeth 48 changes the height. By suitably selecting the curvature of the concave surface, the desired relationship of tooth height change and rocking in the direction of the double arrow 150 can be achieved. Furthermore, there is of course a correlation between tooth height and flank angle as in FIG. The planetary gear base 132 of the planetary gear 50 shown in FIG. 25 has a semi-cylindrical recess 143. A cylindrical spring 156, which is open at position 158, is inserted into the recess. On the spring 156 are mounted teeth 48 similar to those on the spring plate 144 of FIG.
8 are connected to each other at the top. This type of construction is less expensive than the complex two-part spring of FIG. This construction also has the disadvantage that the teeth, like that of FIG. 23, can become dislodged from their retained positions. This point is the “tooth clasp” shown in Figure 26.
160. The clasp extends around the entire circumference of the planetary gear, next to the tooth of the central gear, and attaches to tooth 48 of the planetary gear.
connect each other. In the tooth member of the planetary gear device of the present invention, the second
The left side of the figure and Figures 18 and 19 show that the teeth of the planetary gear can consist of metal sheets bent in a zigzag manner. This already achieves a certain degree of flank angle variability, a certain degree of tooth height variability and a certain degree of circumferential mobility. A disadvantage of this type of simple zigzag metal sheet is that the teeth are not individually and completely independently movable in the circumferential direction. The teeth of the tooth member of the planetary gear are arranged at every other pitch in the virtual tooth row (assuming the interval between each tooth in the tooth row is n, the teeth 4 are placed only at positions 2n, 4n, 6n, ...).
8), the structure according to FIG. 27 can be used. The structure likewise consists of bent metal sheets. A portion of the thin plate is bent in a triangular shape toward the tooth 48,
The following portion is bent into an arc 162 that functions as a joint. The height of the arc 162 is so low that it does not mesh with the corresponding tooth groove of the imaginary tooth row, and the next part is bent toward the tooth 48 again, and the further part is bent so as to become the arc 162 again. It's getting old. The tooth member is 1 with respect to the virtual tooth row.
Only every other pitch (or in some cases every second or third pitch) teeth are provided, between which a hinge-like arc 162 is inserted. A bent metal sheet of this type as a tooth train of a planetary gear is extremely cheap to manufacture and satisfies the requirement that the individual teeth 48 must be movable independently in their circumferential direction. It is something. It should be noted that very generally, for large diameters, not all the teeth of the planetary gears need to be provided. For example, the tooth members of a planetary gear are arranged every two pitches in a virtual tooth row (assuming the interval between each tooth in the tooth row is n, then the teeth 48 are placed only at positions 3n, 6n, 9n, etc.).
(if provided) it is sufficient that teeth 48 are provided. As a result, considerable savings in manufacturing can be achieved. FIG. 28 shows a reference example of a portion of a planetary gear consisting of individual guide shoes 164 and tooth members constituting the planetary gear base 132. The guide shoes 164 are interconnected by elastic cylindrical pins 166 such that the guide shoes 164 can be moved slightly relative to each other in the circumferential direction. Each guide shoe 164 is radially outwardly concave;
It has a surface 128 that follows the cross section of a circle, and the surface 1
Teeth 48 are mounted on 28. The concave surface 128 is curved so that the center of the radius of curvature is at the tip of the tooth. Thus, as the tooth 48 moves over the concave surface 128, the position of the tip of the tooth 48 and its height are maintained; only the direction of the tooth 48 with respect to the guide shoe 164 changes. The tooth 48 of FIG. 28 consists of two flank portions 168 as in FIGS. 23-26. FIG. 29 shows a tooth in which both flank parts 168 are hingedly connected by a pin 188 located in the region of the tooth tip. FIG. 30 is a radial cross-sectional view showing, for reference, one quarter of a device similar to FIG. 3. But the 30th
The cam disk 70, the roller 72 serving as a force transmitting bearing, the planet gear base 132 of the planet gear 50, the planet gear teeth 48 and both central gears 42 and 44 are fully illustrated. has been done. In the device shown, the difference in the number of teeth between both central gears is 4 and the reduction ratio is i=15. It will be seen that many teeth are in mesh. Planetary gear base 1 of the planetary gear 50 shown in FIG.
32 has a bore 142 perpendicular to the plane of the drawing, like the planetary gear in FIG. 23, so its length can be changed in the circumferential direction. Furthermore, the planetary gear base 132 of FIG. 30 is separated at a break point 170 to prevent internal stresses from developing due to temperature changes or the like. The open interruption position 170 of the planetary gear base 132 is connected to the elastic dowel lock 17, which is shown in broken lines.
It is loosely connected by 2. The resilient dowel lock 172 is shaped similar to a bicycle chain lock, but is resilient and flexible in the circumferential direction. When introducing force through the roller 72, a bearing band 174, such as a band steel, is inserted between the roller 72 and the planetary gear base 132 of the planetary gear 50. This means that the roller 72 is facing the bore 142.
This is to prevent it from getting stuck inside. The bearing band 17
4 has a slot 176 so that its surroundings (in case of temperature changes, etc.) can be changed without bending or twisting. In the planetary gear system of the present invention, the slot 176 runs diagonally over the bearing band 174 so that the roller 72 extending toward the central axis does not fit therein (see FIG. 31). The individual teeth 48 of the planetary gears are retained as described with respect to FIG. Here, the center of the concave cylindrical surface forming the rotary bearing base 152 is located exactly at the tip 154 of the tooth, so that the height of the tooth (tooth height) is such that the tooth rotates in the rotary bearing base 152. Sometimes it doesn't change. The orientation of the teeth 48 is thus matched to the orientation of the tooth grooves of the imaginary dentition (the "direction" of the teeth and tooth grooves means the direction of the line 148 bisecting the teeth). Additionally, the teeth 48 each have a slit 178 as shown in FIG. In this way, the angle of the flank can be adapted to the angle of the tooth groove of the virtual dentition.
As the flank angle increases, the height of the teeth 48 decreases, but as the teeth are pushed together to slightly reduce the flank angle, the teeth become taller. By providing appropriate dimensions, the relationship between both of these changes can be adjusted as desired. Therefore, FIG. 30 shows the planetary gear 5.
The zero tooth 48 shows the full degree of freedom given to the tooth to best fit the virtual dentition. Furthermore, it is also possible to make the teeth of the central gears 42, 44 slightly rotatable. In this case, the front central gear 44 is provided with an elongated recess 180;
Therefore, the root 182 and the body 186 of the central gear 44 are connected only by a narrow flexible bridge 184. The bridge 184 acts as a connection around which the teeth of the central gear 44 can each rotate slightly. The same measures are taken on the teeth of the rear central gear 42, which are not shown for the sake of clarity of the drawing. Both tooth rows of the central gears 42, 44 are arranged so that each circle bisecting the height of the teeth corresponds to a circle 80. As a result, the root circle or tooth root circle 56 of the central gears 42 and 44 having mutually different numbers of teeth
1 and 562 have different radii. A central gear 44 with a larger number of teeth (smaller pitch) has a smaller root circle 562. Rotation of the cam disk 70 about the central axis 60 forces the planet gear teeth 48 at a constant radial velocity into the imaginary tooth row formed by the central gears 42 and 44. Because the teeth 48 are rotatable in the pivot bearing base 152, and because of the tooth slits 178, the best adaptation to the virtual dentition is achieved. The elasticity of the base 132 of the planetary gear 50 and the tooth member 48 is also involved in adjusting the different pitches of the virtual tooth row. The internal contour of the planetary gear base 132 of the planetary gear 50 has an inflection point 98 . In the corresponding position (see FIG. 3) the cam disc 70 has a rounded portion 100 and therefore does not correspond exactly in shape to the internal contour of the planetary gear. The radiused portion 100 prevents the roller 72 from rotating away from the end of the tooth. Otherwise, the support of the corresponding tooth will be uncertain. The rear central gear 42 has the largest root circle 561. The end of the tooth groove, which is marked in broken lines, therefore reaches further outwards (as far as the root circle 561) than the end of the tooth groove, which is shown in solid lines, on the front central gear 44. The end of the tooth groove of the central gear 44 reaches only as far as the small dedendum circle 562. As the planetary gear 50 rotates in the direction of arrow 112 (opposite to the direction of clockwise rotation), it passes back and forth through positions 190 (teeth not shown), 192, 194, etc. The tooth that penetrates the deepest is at position 192 and does not mesh with the flank of the rear central gear 42. From the position 192 to the position 194, the end of the tooth groove of the rear central gear 42, indicated by the broken line, moves by a value of Δ with respect to the end of the tooth groove of the front central gear 44, indicated by the solid line. do. At position 194, planet gear tooth 48 abuts the left flank of both central gears 42 and 44 with its right flank, and at position 190, the left flank of tooth 48 abuts both central gears 42 and 44. It is in contact with the right flank. In a movement carried out in the direction of arrow 112 through these three positions,
The tooth 48 thus transitions from the right flank to the left flank of the rear central gear 42 and reaches intermediate position 1.
At 92, the tooth meshes only with one central gear, namely the front central gear 44, which has a small root circle. This is possible because the rounding portion 100 cooperates with different root circles. As a result, even when the direction of movement of the teeth 48 is reversed, the movement process is not disturbed. The teeth 48 are kept under prestress by the central gear 44 and, upon disengagement, provide spring or elastic energy again to the central gear 42 without substantially any decay. FIG. 31 is a plan view of a portion of a bearing strap 174, which has a slot 176 already described in connection with FIG. FIG. 32 is an axial sectional view of a device having the basic configuration of the device of the present invention, and FIG.
The device is shown in a sectional view along the line - in Figure 2. Figure 33 is the line in Figure 32 -
2 shows another reference example of a cross section taken along the line, and therefore corresponds to FIG. 1. FIG. 33 is an explanatory diagram showing, in actual size, a radial cross section of a device in which the gear reduction ratio is 10. In the general formula structure, this kind of small reduction ratio is a practical limit example within the practical range. Similar to FIG. 30, in the device shown in FIG.
and 562 are different. The virtual tooth bottom curve 64 is eccentric with respect to the center 58 by an eccentricity E. The planetary gear base 132 of the planetary gear 50 has a slot at the interruption position 170 and is covered on the inside with a sliding layer 196 as a bearing means for the cam disk. The teeth 48 are rotatably held within the planetary gear base as in FIG. 30. The teeth can thus fit exactly into the virtual dentition. In this specific example, both central gears 42, 4
It is sufficient that 4 is held in the planetary gear. There is no need to keep one central gear in the other. Advantageously, the cam disk 70 is driven via an elastic coupling. The apparatus shown in Figures 34 and 35 has proven practical. FIG. 34 is an axial bent cross-sectional view taken along the line of FIG. 35. In contrast, FIG. 35 is a radial cross-sectional view along the line of FIG. 34. The cam disk 70, which is shaded in FIG. 35, consists of two halves 703 and 704 and has four connecting bores 198. A joint bolt 200 is fitted into the bore 198,
The other end of the bolt 200 is fitted into a flange 202 of the drive shaft 76 (see FIG. 34). The cam disk 70 supports a bearing band 174 on the needle bearing 72, and the bearing band 174
has a diagonal slot 176 (see FIGS. 30 and 31). The bearing band 174 is surrounded by the planetary gear base 132 of the planetary gear 50, the teeth of which mesh with the tooth slots of an imaginary tooth row formed by both central gears 42 and 44. A left central gear 42 is held in the right central gear 44 via a bearing 204 and is rigidly connected to a driven shaft 78 . Packings 206 and 208 seal the device from the outside (see FIG. 34). The difference in the number of teeth between the central gears 42 and 44, both with internal teeth, is four. For the sake of clarity in FIG. 35, the planetary gears and the aforementioned displaceable teeth are not shown. Only the virtual tooth bottom curve 64 is displayed with a thick dashed line. The root curve is equal to the continuous curve 641 in FIG. Taking into account the rounded part 100 of FIG. 3, the cam disc 70 can also be manufactured from two semicircular halves 703, 704 according to FIG. 35. The spacing between both these semicircular halves is the third
It is adjustable by means of two screws 210, which are shown in plan in FIG. 4 and in longitudinal section in FIG. 35. A fitting hole 212, which is only shown in FIG. 34, is arranged between both screws 210,
A mating pin is inserted into the hole at the top and bottom, respectively, through both halves of the cam disk 70 for precise adjustment of both halves. screw 2
10 allows for precise adjustment of the spacing between the two halves of the cam disc when assembling the device. screw 2
Since the adjustment by 10 achieves the exact adjustment required during assembly, it is not necessary to ensure a high degree of precision during finishing. If either member subsequently wears out, it may be readjusted by screw 210. Both halves of cam disc 70 are oriented toward each other at position 214 by a notch and a spring. A coupling means should be provided between the drive shaft 76 and the cam disk 70 that only forcely constrains and does not constrain shape. For this reason, a resilient coupling ring is provided in which the coupling bolt 200 carries a thick rubber sleeve 216, as shown, which elastically couples the coupling bolt with the coupling bore 198. Other elastic couplings and tooth connections are also conceivable. FIG. 36 is an axial cross-sectional view of a transmission using the planetary gear device of the present invention. A first cam disk 701 is driven via a drive shaft 76 . The cam disk is rigidly connected to a second cam disk 702 which is offset by an angle of 180 degrees. The cam disc 702 is a driven shaft 78
It is supported in a bearing 218 inside. Each cam disk 701 and 702 has a bearing band 174 with a slot through a needle bearing 72 and a planetary gear 501 and 50 with teeth that can be adapted to the respective imaginary toothing according to the embodiment described above.
It carries 2. Total number of 3 central gears 421, 422 and 423
are mutually held via two bearings 204. The first central gear 4 facing the drive shaft 76
21 teeth mesh with the teeth of the planetary gear 501 on the first cam disk 701. intermediate central gear 42
2 has two tooth rows, the first tooth row of the central gear 422 is the tooth of the planetary gear 501 on the first cam disc 701, and the second tooth row is the tooth row of the planet gear 501 on the first cam disc 701. It meshes with the teeth of the upper planetary gear 502. Finally, the third
The teeth of the central gear 423 of the second cam disc 702
It meshes with the teeth of the upper planetary gear 502. In total, five engageable and disengageable clutches K1, K2, K3, K4 and K5 are provided. (1) A clutch ring 222 coaxially surrounding the drive shaft 76 may be connected to the housing 220 via the clutch K1. central gear 42
1 surrounds the inner part of the clutch ring 222, and a clutch K2 is provided between the two. (2) The driven shaft 78 has three central gears 421 and 42.
housing 224 surrounding 2 and 423;
is firmly connected. One clutch K each
3, K4 or K5, the housing 224 can each be connected to one central gear. At least two clutches must be engaged if deceleration is to be achieved between drive shaft 76 and driven shaft 78. Two different possibilities for carrying out the reverse rotation are recognized. Central gears 421, 422
and 423 teeth numbers are disclosed in claims 39 (particularly inexpensive solution) and 40 (more expensive but more types of reduction ratios possible than the structure of claim 39). ), and the 41st
(Although it is more expensive than the structure of the above-mentioned 39th and 40th terms, it has the largest number of types of reduction ratios.) Various combinations of connected and unconnected clutches are determined from Table 2 below:

【表】 以上の通り、本発明では、遊星歯車の歯が周方
向の力にそれ程影響されることはなく、従来の歯
車装置のように、歯車の各歯が曲げ荷重を受けて
破損されるという問題を確実に解消し得、比較的
大きなトルクの伝達を確実に行い得る遊星歯車装
置が提供され得る。 更に加えて、本発明の遊星歯車装置は、前記遊
星歯車基台を案内駆動すべく当該基台に連結され
たカムデイスクを回転する際、当該基台を介して
前記遊星歯車の歯部材が当該遊星歯車の半径方向
に偏位され、断面形状が実質的に三角形である、
即ち当該歯部材の歯面が実質的に平坦な形状の状
態で前記一対の太陽歯車の歯によつて形成される
仮想の歯列の歯の溝に深く進入又は退出し得、換
言すると当該歯部材は、当該基台を介して前記周
方向に関する力を受けることなく当該仮想の歯列
に対する噛合状態に於ける歯面相互の面的な接触
状態を維持しながら当該半径方向への繰返し偏位
によつて前記カムデイスクの回転による駆動力を
伝達し得、即ち駆動力を伝達する前記歯面の接触
面積を可能な限り大きく確保することができ、伝
達ロスが生じ難い効率の良い遊星歯車装置が得ら
れる。 本発明の実施の態様及び参考的な実施の態様の
いくつかを以下に列挙する。 (1) 歯付き遊星歯車と、この歯付き遊星歯車に噛
合する少なくとも一対の歯付き中央歯車と、歯
付き遊星歯車を案内及び駆動するため、遊星歯
車に作動的に連結されており、軸の周囲を回転
自在なカムデイスクとからなり、一対の歯付き
中央歯車がピツチ円の直径においてほぼ等しく
夫々異なる歯数を有し、相互に仮想の歯列を形
成しており、歯付き遊星歯車及び中央歯車は
夫々、断面形状が実質的に三角形である歯を有
しており、各仮想の歯列が歯ミゾを有し、各歯
ミゾの端部が規定する閉じた仮想の歯底曲線上
に、遊星歯車の各歯先が位置付けられており、
この仮想の歯底曲線の重心がカムデイスクの回
転軸上に配置されており、遊星歯車の歯が両側
で少なくとも一つの仮想の歯列のフランクに平
坦に係合しており、この一つの仮想の歯列のピ
ツチが遊星歯車の歯列のピツチに等しいことを
特徴とする遊星歯車装置。 (2) 前記2つの中央歯車が内歯を有し、前記遊星
歯車が外歯を有することを特徴とする前記(1)項
に記載の遊星歯車装置。 (3) 前記中央歯車が外歯を有し、前記遊星歯車が
内歯を有し前記中央歯車を取り囲んでおり、前
記カムデイスクが遊星歯車の外側から遊星歯車
に作動的に連結されていることを特徴とする前
記(1)項に記載の遊星歯車装置。 (4) 前記遊星歯車に少なくとももう1つの中央歯
車が噛合していることを特徴とする前記(1)項に
記載の遊星歯車装置。 (5) 全ての中央歯車が同軸上に相前後して配置さ
れ且つ外歯を有しており、遊星歯車が内歯を有
し前記中央歯車を取り囲んでおり、前記カムデ
イスクが遊星歯車の外側から遊星歯車に作動的
に連結されていることを特徴とする前記(4)項に
記載の遊星歯車装置。 (6) 遊星歯車の歯数が一対の中央歯車の各歯数の
間であることを特徴とする前記(1)項に記載の遊
星歯車装置。 (7) 二個の中央歯車が夫々同一の歯数を有してお
り且つ異なる歯数を有した1つの中央歯車の両
側に配置されていることを特徴とする前記(4)項
に記載の遊星歯車装置。 (8) 前記一対の中央歯車の歯数差が1から6の間
であることを特徴とする前記(1)項に記載の遊星
歯車装置。 (9) 中央歯車の歯数差が2であり、前記仮想の歯
底曲線が実質的に単一の円であり、該円の中心
が、前記中央歯車の中心軸に対して、遊星歯車
の歯の高さの実質的に1/2の寸法だけ偏心して
配置されており、遊星歯車の中心と、前記歯ミ
ゾの端部のなす円の中心とが相互に一致してい
ることを特徴とする前記(8)項に記載の遊星歯車
装置。 (10) 前記一対の中央歯車の歯数差が2であり、前
記中央歯車の歯の高さを二等分する円が、所定
ピツチを有する仮想の歯列を形成すべく、共通
円に一致していることを特徴とする前記(1)項に
記載の遊星歯車装置。 (11) 前記カムデイスクは、前記仮想の歯底曲線に
数学的意味において実質的に相似である輪郭を
有しており、該輪郭上で接線の方向が不規則に
変化する位置において丸み付けされた部分を有
すると共に、支承手段及び調整手段を有してお
り、支承手段が、力の伝達と同様に歯を移送す
るために、前記仮想の歯底曲線と前記輪郭との
間に配置されており、前記調整手段が、仮想の
歯列に対する遊星歯車の歯のフランクの角度を
調整してこの歯の不均一なピツチを補正してい
ることを特徴とする前記(1)項に記載の遊星歯車
装置。 (12) 前記支承手段が複数のローラであることを特
徴とする前記(11)項に記載の遊星歯車装置。 (13) 前記フランクの角度調整手段が、遊星歯車
の複数の歯を周方向に互いに独立して移動する
ための手段を有することを特徴とする前記(11)項
に記載の遊星歯車装置。 (14) 前記フランクの角度調整手段が、遊星歯車
の複数の歯を半径方向に互いに独立して移動す
るための手段を有することを特徴とする前記(11)
項に記載の遊星歯車装置。 (15) 前記フランクの角度調整手段が、遊星歯車
の複数の歯を弾性的に変形可能にする手段を有
することを特徴とする前記(11)項に記載の遊星歯
車装置。 (16) 前記一対の中央歯車が内歯を有し、遊星歯
車が外歯を有しており、前記中央歯車の一方が
より多い歯数を有し、この一方の中央歯車の複
数の歯の底部を連結する歯底円が、一対の中央
歯車の夫々の歯底円のうちの小さい方であるこ
とを特徴とする前記(11)項に記載の遊星歯車装
置。 (17) 前記一対の中央歯車が外歯を有し、遊星歯
車が内歯を有しており、前記中央歯車の一方が
より多い歯数を有し、この一方の中央歯車の複
数の歯の底部を連結する歯底円が、一対の中央
歯車の夫々の歯底円のうちの大きい方であるこ
とを特徴とする前記(11)項に記載の遊星歯車装
置。 (18) 遊星歯車の歯の高さが変化可能であり且つ
仮想の歯底曲線に向かう方向にばね作動される
ことを特徴とする前記(11)項に記載の遊星歯車装
置。 (19) 前記歯のフランクが平坦でないことを特徴
とする前記(18)項に記載の遊星歯車装置。 (20) 中央歯車の歯のフランクが平坦であり、
夫々の中心点の周りにある円弧により構成され
ている仮想の歯底曲線が以下の型の式、 rv=r・〔1−sin(Δ)/2tanαv〕−Δs 〔式中、 rv:仮想の歯列の(位置mに於ける)1つの歯
ミゾの端部と中央歯車の中心軸との間隔、 r:中央歯車の中心軸に関して中央歯車の歯底
円の半径、 Δ:式 Δ(αv−α)n=360゜・(1/Z1−1/Z2)・
m(1) 及び式 v−=αv−α=Δ (3) により算出される位置mに於ける前記一対の
中央歯車による歯ミゾの端部の角度差(周方
向の間隔)、 αvは使用されている仮想の歯列の歯ミゾのフ
ランクの角度の1/2の角度であり、αは遊星
歯車の歯のフランクの角度の1/2の角度であ
り、 (αv−α)nは一方で、使用されている仮想の
歯列のフランクの角度と、他方で位置mにお
ける遊星歯車のフランクの角度との間の差の
1/2の角度であり、 Z1は第1の中央歯車の歯数であり、 Z2は第2の中央歯車の歯数であり、 mはΔ=0の位置から数えた場合の歯の序
数であり、 はm=0の位置から、遊星歯車の1つの歯
の垂直二等分線までの角度差であり、v はm=0の位置から、仮想の歯列の対応
する歯の垂直二等分線までの角度差であり、 2αv:前記式(1)の位置mにおける仮想の歯列の
歯ミゾのフランクの角度、 Δs:歯底円から、中央歯車のΔと指称される
歯ミゾの端部間を直線で結んだ線までの間
隔〕 によつて算出されることを特徴とする前記(11)項
に記載の遊星歯車装置。 (21) 前記円弧の中心の重心が中央歯車の中心軸
上に配置されており、前記カムデイスクが円形
輪郭を有する2個の互いに調整自在な半割体で
形成されており、各半割体の輪郭が、前記一対
の円弧の一対の中心の重心に配置された中心を
有する半円弧を僅かに越えない程度まで、夫々
伸長しており、前記円弧が、前記輪郭からより
離隔した仮想の歯底曲線を構成していることを
特徴とする前記(20)項に記載の遊星歯車装置。 (22) 遊星歯車の夫々の歯が、歯の先端部で関節
的に連結されている2個のフランク部分から形
成されており、このフランク部分は2個のフラ
ンク部分を相互に押し離すべく、スプリングエ
レメントをその間に有し且つ該フランク部分の
自由端が遊星歯車より間隔をおいて位置するこ
とを特徴とする前記(11)項に記載の遊星歯車装
置。 (23) 前記遊星歯車には、軸方向に伸長し、遊星
歯車の外側と内側とに夫々交互に開口している
ボアが形成されていることを特徴とする前記(11)
項に記載の遊星歯車装置。 (24) 個々別々の歯が1個のガイドシユー上に着
座されており、複数のガイドシユーが遊星歯車
に共に弾性的に連結されていることを特徴とす
る前記(11)項に記載の遊星歯車装置。 (25) 遊星歯車には、遊星歯車の連続性における
中断部が形成されており、遊星歯車が、前記中
断部を架橋する周方向の弾性金錠を有すること
を特徴とする前記(11)項に記載の遊星歯車装置。 (26) 前記カムデイスクと遊星歯車との間に、力
伝達支承部としてのローラが設けられており、
前記ローラと遊星歯車との間に、支承帯が挿入
されていることを特徴とする前記(20)項に記載
の遊星歯車装置。 (27) 前記支承帯には、支承帯の長手方向に対し
て傾斜したスロツトが形成されていることを特
徴とする前記(26)項に記載の遊星歯車装置。 (28) 中央歯車の歯元が、夫々狭い可撓性ブリツ
ジを介してのみ各中央歯車の本体に連結されて
いることを特徴とする前記(11)項に記載の遊星歯
車装置。 (29) 中央歯車の歯には、冷却用ボアが形成され
ていることを特徴とする前記(11)項に記載の遊星
歯車装置。 (30) 遊星歯車は、カムデイスクの周りに配置さ
れ、断面がジグザグ状である金属薄板を有して
おり、該薄板が遊星歯車の歯を規定しているこ
とを特徴とする前記(11)項に記載の遊星歯車装
置。 (31) ジグザグ状の金属薄板が複数の層を有して
いることを特徴とする前記(30)項に記載の遊星
歯車装置。 (32) ジグザグ状の金属薄板上にリングが取付け
られており、減摩支承手段が遊星歯車上で前記
リングを支持していることを特徴とする前記(3
0)項に記載の遊星歯車装置。 (33) 前記カムデイスクが遊星歯車内でカムデイ
スク用支承手段に取り付けられており、遊星歯
車が順次力的にのみ拘束されるように仮想の歯
列内に取り付けられており、遊星歯車内の前記
支承手段がカムデイスクを取り付けるための単
一の手段であることを特徴とする前記(11)項に記
載の遊星歯車装置。 (34) 遊星歯車の夫々の歯が歯の先端部で関節的
に連結されている2個のフランク部分からな
り、前記遊星歯車に形成され、遊星歯車の外側
に開口されているボア内に、一対の複式S字形
ばねプレートが受容されており、このばねプレ
ートが、遊星歯車の外側に開口されているボア
内に配置されている半径方向内側部分と、前記
フランク部内に形成された実質的に円形の凹所
内に、回動自在に受容された半径方向外側部分
とを有する8字形スプリングを形成しているこ
とを特徴とする前記(23)に記載の遊星歯車装
置。 (35) 少なくとも2個の外歯付き遊星歯車と、各
外歯付き遊星歯車を誘導及び駆動するため、各
遊星歯車に作動的に連結され各遊星歯車を担持
しており、共通の駆動軸上に取り付けられ軸の
周囲を回転自在な少なくとも2個の共軸のカム
デイスクと、従動軸に係合自在なクラツチを介
して連結可能な少なくとも3個の内歯付き中央
歯車とからなり、前記駆動軸に対向している第
1の中央歯車の歯が前記駆動軸に対向している
第1の遊星歯車と噛合し、前記従動軸に対向し
ている第3の中央歯車の歯が従動軸に対向して
いる第2の遊星歯車の歯と噛合し、中間の中央
歯車が2列の歯列を有しており、この歯列の一
方の歯列が駆動軸に隣接する第1の遊星歯車の
歯と、他方の歯列が従動軸に対向している第2
の遊星歯車の歯と夫々噛合しており、第1の内
歯付き中央歯車と中間の中央歯車の一方の歯列
とがピツチ円の直径においてほぼ等しく夫々異
なる歯数を有し、相互に仮想の歯列を形成して
おり、第3の内歯付き中央歯車と中間の中央歯
車の他方の歯列とがピツチ円の直径においてほ
ぼ等しく夫々異なる歯数を有し、相互に仮想の
歯列を形成しており、前記遊星歯車及び中央歯
車は夫々、断面形状が実質的に三角形である歯
を有しており、各仮想の歯列が歯ミゾを有し、
各歯ミゾの端部が規定する閉じた仮想の歯底曲
線上に、遊星歯車各歯先が位置付けられてお
り、各仮想の歯底曲線の重心が対応するカムデ
イスクの回転軸上に配置されており、各遊軸歯
車の歯が両側で少なくとも一つの仮想の歯列の
フランクに平坦に係合し、この一つの仮想の歯
列のピツチが対応する遊星歯車の歯列のピツチ
に等しいことを特徴とする遊星歯車装置。 (36) 駆動軸に対向している第1の中央歯車が着
脱自在のクラツチによつて遊星歯車装置のハウ
ジングと連結可能であることを特徴とする前記
(35)項に記載の装置。 (37) ハウジングと第1の中央歯車との間で駆動
軸上に取り付けられているクラツチリングが着
脱自在のクラツチを介して第1中央歯車と、も
う1つの着脱自在のクラツチを介してハウジン
グと連結可能であることを特徴とする前記(36)
項に記載の装置。 (38) 第1中央歯車と従動軸との間のクラツチが
解かれ、第1中央歯車、クラツチリング及びハ
ウジング間のクラツチが係合している時、駆動
軸の回転方向とは逆の回転方向の回転が、第3
中央歯車のクラツチ及び中間の中央歯車のクラ
ツチを介して選択的に取り出され得ることを特
徴とする前記(37)項に記載の装置。 (39) 第3の中央歯車が、前記中間の中央歯車の
一方の歯列の歯数に等しい歯数を有しており、
中間の中央歯車の他方の歯列が第1の中央歯車
の歯数に等しい歯数を有しており、第3の中央
歯車の歯数と第1の中央歯車の歯数とが等しく
ないことを特徴とする前記(35)項に記載の遊星
歯車装置。 (40) 中間の中央歯車の一方の歯列の歯数が、中
間の中央歯車の他方の歯列の歯数に等しく、第
1及び第3の中央歯車の歯数が相互に異り且つ
中間の中央歯車の二つの歯列の歯数とも異つて
いることを特徴とする前記(35)項に記載の遊星
歯車装置。 (41) 第1及び第3の中央歯車の歯数が、中間の
中央歯車の二つの歯列の歯車と同様に相異して
いることを特徴とする前記(35)項に記載の遊星
歯車装置。 (42) 一方のカムデイスクの最大径が他方のカム
デイスクの最大径に関してオフセツトされてい
ることを特徴とする前記(35)項に記載の遊星歯
車装置。 (43) 前記二つのカムデイスクの最大径間のオフ
セツトの程度が180゜であることを特徴とする前
記(42)項に記載の遊星歯車装置。 (42) 共通の駆動軸上に三個以上のカムデイスク
が取り付けられており、中央歯車の数がカムデ
イスクの数より1個だけ多く、他の2個の中央
歯車の間に配置された中央歯車が二個の歯列を
担持しており、この二個の歯列の一方が1個の
遊星歯車に噛合しており、他方の歯列が隣接す
る遊星歯車と噛合していることを特徴とする前
記(35)項に記載の遊星歯車装置。 (45) 異なる歯数の、互いに仮想の歯列を形成す
る内歯を有する2個の中央歯車と、中央歯車と
噛合する外歯を有し、且つカムプレートによつ
て誘導且つ駆動される1個の遊星歯車とを具備
する遊星歯車装置に於いて、全歯46,48,
74が実質的に三角形の断面と平坦なフランク
とを有しており、夫々の仮想の歯列の歯ミゾの
先端部62が閉じた仮想の歯先曲線64上に在
り、該歯先曲線の重心はカムプレート70の回
転軸68上に位置し、遊星歯車50の外歯48
は両側で少なくとも1列の仮想の歯列のフラン
クと平坦に当接し且つ仮想の歯列のピツチが遊
星歯車50の歯列のピツチと等しく形成されて
おり、極端な場合には中央歯車42,44の歯
数差に相等する歯を除いて全歯が力を伝達する
ように噛合するように構成していることを特徴
とする遊星歯車装置。 (46) 異なる歯数の、互いに仮想の歯列を形成す
る歯を有する2個の中央歯車と、中央歯車と噛
合する歯を有し、且つカムプレートによつて誘
導且つ駆動される1個の遊星歯車とを具備する
遊星歯車装置に於いて、内歯を有する遊星歯車
90が外歯を有する中央歯車82,84を包囲
し且つ外側よりカムプレート86によつて誘導
且つ駆動されており、実質的に全歯が三角形の
断面と平坦なフランクとを有しており、夫々の
仮想の歯列の歯ミゾの先端部62が閉じた仮想
の歯先曲線64上に在り、該歯先曲線の重心は
カムプレート86の回転軸68上に位置し、遊
星歯車90の内歯88は両側で少なくとも1列
の仮想の歯列のフランクと平坦に当接し且つ仮
想の歯列のピツチが遊星歯車90の歯列のピツ
チと等しく形成されており、極端な場合には中
央歯車の歯数差に相当する歯を除いて全歯が力
を伝達するように噛合するように構成している
ことを特徴とする遊星歯車装置。 (47) 異なる歯数の、互いに仮想の歯列を形成す
る内歯を有する中央歯車と、中央歯車と噛合す
る外歯を有し、且つカムプレートによつて誘導
且つ駆動される1個の遊星歯車とを具備する遊
星歯車装置に於いて、2個以上の中央歯車が同
軸上に相前後して配置されており、全歯が実質
的に三角形の断面と平坦なフランクとを有して
おり、夫々の仮想の歯列の歯ミゾの先端部が閉
じた仮想の歯先曲線上に在り、該歯先曲線の重
心はカムプレートの回転軸上に位置し、遊星歯
車の外歯は両側で少なくとも1列の仮想の歯列
のフランクと平坦に当接し且つ仮想の歯列のピ
ツチが遊星歯車の歯列のピツチと等しく形成さ
れており、極端な場合には中央歯車の歯数差に
相当する歯を除く全歯が力を伝達するように噛
合するように構成していることを特徴とする遊
星歯車装置。 (48) 異なる歯数の、互いに仮想の歯列を形成す
る歯を有する中央歯車と、中央歯車と噛合する
歯を有し、且つカムプレートによつて誘導且つ
駆動される1個の遊星歯車とを具備する遊星歯
車装置に於いて、2個以上の中央歯車が同軸上
に相前後して配置されており、内歯を有する遊
星歯車が外歯を有する中央歯車を包囲し且つ外
側よりカムプレートによつて誘導且つ駆動され
ており、実質的に全歯が三角形の断面と平坦な
フランクとを有しており、夫々の仮想の歯列の
歯ミゾの先端部が閉じた仮想の歯先曲線上に在
り、該歯先曲線の重心はカムプレートの回転軸
上に位置し、遊星歯車の内歯は両側で少なくと
も1列の仮想の歯列のフランクと平坦に当接し
且つ仮想の歯列のピツチが遊星歯車の歯列のピ
ツチと等しく形成されており、極端な場合には
中央歯車の歯数差に相当する歯を除いて全歯が
力を伝達するように噛合するように構成したこ
とを特徴とする遊星歯車装置。 (49) 遊星歯車の歯数が中央歯車の歯数の間であ
ることを特徴とする前記(45)項〜(48)項のいず
れかに記載の装置。 (50) 2個の中央歯車が同数の歯数を有しており
且つ異なる歯数の1中央歯車の両側に配置され
ていることを特徴とする前記(47),(48)又は(49)
項に記載の装置。 (51) 中央歯車42,44:82,84の歯数差
が1〜6の間であることを特徴とする前記(45)
項〜(50)項のいずれかに記載の装置。 (52) 中央歯車42,44の歯数差が2であり、
仮想の歯先曲線64がほぼ円であり、該円のセ
ンタ66は中央歯車42,44の中心軸60に
対して遊星歯車50の歯タケの約半分ほど偏心
して位置していることを特徴とする中間及び大
きい減速比(例えば30以上の減速比)用の前記
(51)項に記載の装置。 (53) 仮想の歯列のピツチ(歯ミゾの先端部62
の間隔)を一定にすべく中央歯車42,44の
歯の高さhを二等分する円を1円80に一致さ
せることを特徴とし、且つ歯数が2以上異なる
中央歯車を有しており、小さい減速比用(例え
ば40以下の減速比)の前記(45)項又は後続の項
に記載の装置。 (54) カムプレート70が数学的には仮想の歯先
曲線64に相似の輪郭96を有しており、該輪
郭上に接線の方向が不定に変化する位置には丸
みつけ100が具備されており且つ仮想の歯先
曲線64と輪郭96との間に遊星歯車50、そ
の歯及びその力を伝達する軸受(例えばローラ
72)が配置されており、不均一なピツチ(仮
想の歯列の歯ミゾの先端部62の間隔)を調整
すべく遊星歯車50の歯は周方向に及び/又は
ラジアル方向に互いに独立して移動自在であり
及び/又は弾性的に変形自在であり、且つ仮想
の歯列のフランク角に適合することを特徴とす
る特に10〜30間の減速比用の前記(45)項又は後
続の項のいずれかに記載の装置。 (55) 内歯を有する中央歯車中最多の歯数の歯車
が最小の歯元円を有し、外歯を有する中央歯車
中最多の歯数の歯車が最大の歯元円を有してい
ることを特徴とする前記(54)項に記載の装置。 (56) 遊星歯車50の歯48の高さが変化自在で
あり且つ仮想の歯先曲線の方向にばね作動され
ることを特徴とする前記(54)項又は(55)項に記
載の装置。 (57) フランクが平坦でないことを特徴とする前
記(56)項に記載の装置。 (58) 中央歯車の歯のフランクが平坦である場合
に生じ、中心点M1,M2,M3,M4の周り
に在る円弧により構成されている仮想の歯先曲
線64が以下の型の式、 rv=r・〔1−sin(Δ)/2tanαv−Δs〕 〔式中、 rv:仮想の歯列の(位置mに於ける)歯ミゾの
先端部と中央歯車の中心軸60との間隔 r:センタ58に関して中央歯車の歯元円56
の半径 Δ:式 (αv−α)n=360゜・(1/Z1−1/Z2)・m(
1) 及び 式 αv−α=Δ (3) により算出された位置mに於ける中央歯車の
歯ミゾの先端部の角差(周囲の間隔)、 2αv:式(1)による位置mに於ける仮想の歯列の
歯のフランク角 Δs:Δに関して記載の中央歯車の歯ミゾの先
端部間の直線状連結線への歯元円56からの
間隔(第3図中“細部52−54”を参照)〕 によつて算出され得ることを特徴とする前記
(54)項又は後続の項に記載の装置。 (59) カムプレート70が円状輪郭を有する2個
の互いに調整自在の半割体703,704から
成り、夫々の半割体703,704の輪郭が、
互いに近接している点の対M1−M2及び/又
はM3−M4中夫々の輪郭よりより遠隔に位置
する点の対の重心にセンタが在る円弧の半分よ
りやや短い位置まで夫々伸延していることを特
徴とし、且つ円センタの重心がが中央歯車の中
心軸上に位置することを特徴とする前記(58)項
に記載の装置。 (60) 夫々の歯48が、先端部154では曲折自
在であり、好ましくは弾力的に連結されている
2個のフランク部分168から成り、該部分は
それらを押し離すばね素子144,156をそ
の間に(好ましくは後方から把持)包含し且つ
該部分の端部が遊星歯車50より間隔をおいて
位置することを特徴とする前記(54)項又は後続
の項に記載装置。 (61) 遊星歯車50はボア142を有しており、
該ボアは軸方向に伸延しており、交互に遊星歯
車50の外側と内側とに開口しており、外側に
開口しているボア142には8形ばねを形成す
る一対の複式S形ばねプレート144が挿入さ
れており、該プレートの下部分はボア142中
で且つ上部分はフランク部分168の円状凹部
146中で回動自在であることを特徴とする前
記(54)項又は後続の項に記載の装置。 (62) 夫々個々の歯48はすべりシユー164上
に位置し且つすべりシユーが互いに弾力的に遊
星歯車50を形成すべく連結されていることを
特徴とする前記(54)項又は後続の項に記載の装
置。 (63) 遊星歯車50が、周方向に弾力的であるあ
て金錠172によつて架橋されている中断位置
170を有していることを特徴とする前記(54)
項又は後続の項に記載の装置。 (64) カムプレート70と遊星歯車50との間に
力を伝達する軸受としてローラ72が具備され
ており且つローラ72と遊星歯車50との間に
軸受ベルト174が挿入されていることを特徴
とする前記(59)項及び(61)項又は後続の項に記
載の装置。 (65) 軸受ベルト174が斜めのスリツト176
を有していることを特徴とする前記(64)項に記
載の装置。 (66) 中央歯車42,44の歯元182が、夫々
狭い可撓性ブリツジ184を介して中央歯車の
本体186と夫々連結されていることを特徴と
する前記(54)項又は後続の項に記載の装置。 (67) 中央歯車の歯が冷却用ボアを有しているこ
とを特徴とする前記(54)項又は後続の項に記載
の装置。 (68) 遊星歯車50が、カムプレート70の周り
に配置され、好ましくは多層式であり断面がジ
グザグ状である金属の薄板を有しており、該薄
板のセレーシヨンは遊星歯車50の歯48を形
成することを特徴とする前記(54)項又は後続の
項に記載の装置。 (69) ジグザグ状の金属の薄板がリング132に
載置されており、該リングはローラ72又は球
によつてカムプレート70上に保持されている
ことを特徴とする前記(68)項に記載の装置。 (70) カムプレート70が仮想の歯列中にそれ自
体が保持されている遊星歯車50中に保持され
ており、且つカムプレート70が駆動軸76と
形状的ロツキングをせず力的にのみロツキング
している、即ち遊星歯車中以外では保持されて
いないことを特徴とする前記(54)項又は後続の
項に記載の装置。 (71) 共通の駆動軸76上に少なくとも2個の同
軸のカムプレート701,702が配置されて
おり、該カムプレートは夫々1遊星歯車501
及び502を支持しており、内歯を有する少な
くとも3個の中央歯車421,422,423
が導入自在のカツプリングK3,K4及びK5
を介して従動軸78と連結可能であり、駆動軸
76に対向している第1の中央歯車421の歯
(歯数D)が駆動軸76に対向している第1の
遊星歯車501の歯と噛合し、従動軸78に対
向している第3の中央歯車423の歯(歯数
A)が従動軸78に対向している第2の遊星歯
車502の歯と噛合し且つ中間の中央歯車42
2が2列の歯列を支持しており、該歯列中1列
(歯数C)は駆動軸76に隣接している遊星歯
車501の歯と、そして他列(歯数B)が従動
軸78に対向している遊星歯車502の歯と噛
合することを特徴とする前記(54)項又は後続の
項に記載の装置。 (72) 駆動軸76に対向している中央歯車421
が着脱自在のカツプリングK1によつてケーシ
ング220と連結可能である(第36図)こと
を特徴とする前記(71)項に記載の装置。 (73) ケーシング220と第1の中央歯車421
との間に駆動軸76上に保持されているクラツ
チリング222が具備されており、該クラツチ
リングは着脱自在のカツプリングK2を介して
第1中央歯車421と、他の着脱自在のカツプ
リングK1を介してケーシング220と連結可
能であることを特徴とする前記(72)項に記載の
装置。 (74) 第1中央歯車421と従動軸78との間の
カツプリングK3が解かれているのに対して第
1中央歯車421、クラツチリング222及び
ケーシング220との間のカツプリングK2及
びK1が堅固である為、駆動軸76の回転方向
とは逆の回転方向の回転が、第3中央歯車42
3からのカツプリングK5又は中間の中央歯車
422からのカツプリングK4を介して選択的
に除去され得ることを特徴とする前記(73)項に
記載の装置。 (75) 歯数Aが歯数Cに等しく、歯数Bが歯数D
に等しく且つ歯数A及びBが異なることを特徴
とする前記(71)項〜(74)項のいずれかに記載の
装置。 (76) 歯数B及びCが等しいのに対して、歯数A
及びDが互いに並びに他の歯数と異なることを
特徴とする前記(71)項〜(74)項のいずれかに記
載の装置。 (77) 歯数A,B,C,Dが異なることを特徴と
する前記(71)項又は後続の項に記載の装置。 (78) 1カムプレート701の最大幅が他のカム
プレート702の最大幅に対して好ましくは
180゜の角度で食違つていることを特徴とする前
記(71)項又は後続の項に記載の装置。 (79) 共通の駆動軸上に2個以上のカムプレート
が配置されており、中央歯車の個数がカムプレ
ートの個数を1個上回り、他の2個の中央歯車
間に配置されている中央歯車が2列の歯列を支
持しており、該歯列中1列が遊星歯車と、他列
が隣接する遊星歯車と噛合することを特徴とす
る前記(71)項又は後続の項に記載の装置に類似
の装置。
[Table] As described above, in the present invention, the teeth of the planetary gear are not so affected by the force in the circumferential direction, and each tooth of the gear is damaged by bending load, as in a conventional gear device. It is possible to provide a planetary gear device that can reliably solve this problem and reliably transmit a relatively large torque. Furthermore, in the planetary gear device of the present invention, when a cam disk connected to the planetary gear base is rotated to guide and drive the planetary gear base, the tooth member of the planetary gear is rotated through the base. the planetary gear is radially offset and substantially triangular in cross-sectional shape;
That is, the tooth surface of the tooth member in a substantially flat shape can deeply enter or exit the tooth groove of the virtual tooth row formed by the teeth of the pair of sun gears. The member is repeatedly deflected in the radial direction while maintaining surface contact between the tooth surfaces in the meshing state with respect to the virtual tooth row without receiving any force in the circumferential direction via the base. Accordingly, the driving force due to the rotation of the cam disk can be transmitted, that is, the contact area of the tooth surface for transmitting the driving force can be secured as large as possible, and transmission loss is unlikely to occur. is obtained. Some embodiments and reference embodiments of the present invention are listed below. (1) a toothed planetary gear, at least one pair of toothed central gears meshing with the toothed planetary gear, and operatively coupled to the planetary gear for guiding and driving the toothed planetary gear; It consists of a cam disk that can freely rotate around the periphery, and a pair of toothed central gears have approximately equal and different numbers of teeth in the diameter of the pitch circle, mutually forming a virtual tooth row, and a toothed planetary gear and The central gears each have teeth having a substantially triangular cross-sectional shape, each imaginary row of teeth having a tooth groove, and the end of each tooth groove forming a contour on a closed imaginary root curve defined by the tooth groove. Each tooth tip of the planetary gear is positioned at
The center of gravity of this imaginary tooth root curve is located on the axis of rotation of the cam disk, and the teeth of the planetary gear engage flatly on both sides with the flanks of at least one imaginary tooth row, and this one imaginary A planetary gear device characterized in that the pitch of the tooth row of the planetary gear is equal to the pitch of the tooth row of the planetary gear. (2) The planetary gear device according to item (1), wherein the two central gears have internal teeth, and the planetary gear has external teeth. (3) The central gear has external teeth, the planetary gear has internal teeth and surrounds the central gear, and the cam disk is operatively connected to the planetary gear from the outside of the planetary gear. The planetary gear device according to item (1) above, characterized by: (4) The planetary gear device according to item (1), wherein at least one other central gear meshes with the planetary gear. (5) all the central gears are arranged one after the other on the same axis and have external teeth, the planetary gear has internal teeth and surrounds the central gear, and the cam disk is arranged on the outside of the planetary gear. 4. The planetary gear device according to item (4), wherein the planetary gear device is operatively connected to the planetary gear. (6) The planetary gear device according to item (1) above, wherein the number of teeth of the planetary gear is between the number of teeth of the pair of central gears. (7) The device according to item (4) above, wherein the two central gears each have the same number of teeth and are arranged on both sides of one central gear that has a different number of teeth. Planetary gearbox. (8) The planetary gear device according to item (1), wherein a difference in the number of teeth between the pair of central gears is between 1 and 6. (9) The difference in the number of teeth of the central gear is 2, the virtual tooth bottom curve is substantially a single circle, and the center of the circle is located at a distance of 2 from the center axis of the central gear of the planetary gear. The gear is eccentrically arranged by substantially 1/2 of the height of the tooth, and the center of the planetary gear and the center of the circle formed by the end of the tooth slot coincide with each other. The planetary gear device according to item (8) above. (10) The difference in the number of teeth between the pair of central gears is 2, and the circle that bisects the height of the teeth of the central gears is aligned with the common circle to form a virtual tooth row with a predetermined pitch. The planetary gear device according to item (1) above, characterized in that: (11) The cam disk has a contour that is substantially similar in a mathematical sense to the virtual tooth root curve, and is rounded at positions on the contour where the direction of the tangent changes irregularly. and a bearing means and an adjustment means, the bearing means being arranged between said imaginary tooth root curve and said contour for transferring the tooth as well as transmitting a force. The planetary gear according to item (1) above, wherein the adjusting means adjusts the angle of the flank of the planetary gear tooth with respect to the virtual tooth row to correct the uneven pitch of the tooth. gearing. (12) The planetary gear device according to item (11), wherein the supporting means is a plurality of rollers. (13) The planetary gear device according to item (11), wherein the flank angle adjusting means includes means for moving a plurality of teeth of the planetary gear independently of each other in the circumferential direction. (14) The above-mentioned (11), wherein the flank angle adjusting means includes means for moving a plurality of teeth of the planetary gear independently of each other in the radial direction.
The planetary gear device described in . (15) The planetary gear device according to item (11), wherein the flank angle adjusting means includes means for elastically deforming a plurality of teeth of the planetary gear. (16) The pair of central gears have internal teeth, the planetary gears have external teeth, one of the central gears has a greater number of teeth, and a plurality of teeth of the one central gear have a larger number of teeth. The planetary gear device according to item (11), wherein the bottom circle connecting the bottom portions is the smaller of the bottom circles of each of the pair of central gears. (17) The pair of central gears have external teeth, the planetary gear has internal teeth, one of the central gears has a greater number of teeth, and the number of teeth of the one central gear is The planetary gear device according to item (11), wherein the root circle connecting the bottom portions is the larger one of the root circles of each of the pair of central gears. (18) The planetary gear device according to item (11), wherein the height of the teeth of the planetary gear can be changed and is spring-actuated in a direction toward a virtual tooth root curve. (19) The planetary gear device according to item (18), wherein the flanks of the teeth are not flat. (20) The tooth flank of the central gear is flat;
A virtual tooth root curve composed of circular arcs around each center point is expressed by the following type of equation: r v = r・[1−sin(Δ)/2tanαv]−Δs [where r v : Distance between the end of one tooth slot of the virtual tooth row (at position m) and the central axis of the central gear, r: Radius of the root circle of the central gear with respect to the central axis of the central gear, Δ: Formula Δ (α v −α) n = 360°・(1/Z 1 −1/Z 2 )・
m(1) and the angular difference (circumferential spacing) between the ends of the tooth grooves between the pair of central gears at the position m calculated by the formula v −=α v −α=Δ (3), α v is the angle 1/2 of the flank angle of the tooth groove of the virtual tooth row used, α is the angle 1/2 of the flank angle of the tooth of the planetary gear, and (α v −α) n is the angle of 1/2 of the difference between the angle of the flank of the hypothetical tooth row used, on the one hand, and the flank angle of the planetary gear at position m, on the other hand, and Z 1 is the angle of the first is the number of teeth of the central gear, Z 2 is the number of teeth of the second central gear, m is the ordinal number of the teeth when counting from the position of Δ = 0, and is the number of teeth of the planetary gear from the position of m = 0 is the angular difference from the position of m = 0 to the perpendicular bisector of one tooth of the virtual dentition, andv : The angle of the flank of the tooth groove of the virtual tooth row at position m in the above formula (1), Δs: From the root circle to the line connecting the ends of the tooth grooves designated as Δ of the central gear with a straight line. Interval] The planetary gear device according to item (11) above. (21) The center of gravity of the center of said arc is located on the central axis of the central gear, and said cam disc is formed by two mutually adjustable halves having a circular contour, each half having a circular contour; each extends to an extent that does not slightly exceed a semicircular arc having a center located at the center of gravity of the pair of centers of the pair of circular arcs, and the circular arc extends to the extent that the contour of the virtual tooth is more distant from the contour. The planetary gear device according to item (20), wherein the planetary gear device has a bottom curve. (22) Each tooth of the planetary gear is formed from two flank parts which are articulated at the tips of the teeth, and which flank parts are arranged so as to push the two flank parts apart from each other. The planetary gear device according to item (11), wherein the planetary gear device has a spring element therebetween, and the free end of the flank portion is located at a distance from the planetary gear. (23) The planetary gear according to the above (11), wherein bores are formed that extend in the axial direction and are opened alternately on the outside and inside of the planetary gear.
The planetary gear device described in . (24) The planetary gear device according to item (11), wherein the individual teeth are seated on one guide shoe, and the plurality of guide shoes are elastically connected together to the planetary gear. . (25) Item (11) above, characterized in that the planetary gear is formed with an interruption in the continuity of the planetary gear, and the planetary gear has a circumferential elastic metal lock that bridges the interruption. The planetary gear device described in . (26) A roller serving as a force transmission support is provided between the cam disc and the planetary gear,
The planetary gear device according to item (20), wherein a bearing band is inserted between the roller and the planetary gear. (27) The planetary gear device according to item (26), wherein the bearing band is formed with a slot that is inclined with respect to the longitudinal direction of the bearing band. (28) The planetary gear device according to item (11), wherein the tooth root of the central gear is connected to the main body of each central gear only via a narrow flexible bridge. (29) The planetary gear device according to item (11), wherein cooling bores are formed in the teeth of the central gear. (30) The planetary gear is arranged around the cam disk and has a thin metal plate having a zigzag cross section, and the thin plate defines the teeth of the planetary gear (11) above. The planetary gear device described in . (31) The planetary gear device according to item (30), wherein the zigzag-shaped thin metal plate has a plurality of layers. (32) The above (3) characterized in that a ring is mounted on a zigzag-shaped thin metal plate, and an anti-friction bearing means supports the ring on a planetary gear.
The planetary gear device according to item 0). (33) The cam disc is mounted in a cam disc bearing means within the planetary gear, and the planetary gear is mounted in an imaginary tooth row such that the planetary gear is sequentially only forcefully restrained; The planetary gear set according to item (11), wherein the support means is a single means for attaching a cam disk. (34) Each tooth of the planetary gear consists of two flank portions articulated at the tips of the teeth, in a bore formed in said planetary gear and open to the outside of the planetary gear; A pair of double S-shaped spring plates are received, the spring plates having a radially inner portion disposed within an outwardly open bore of the planetary gear and a substantially radially inner portion formed within the flank portion. The planetary gear system according to (23), characterized in that it forms a figure-eight spring having a radially outer portion rotatably received within the circular recess. (35) at least two externally toothed planetary gears, operatively connected to and carrying each planetary gear for guiding and driving each externally toothed planetary gear, on a common drive shaft; at least two coaxial cam disks rotatable about a shaft mounted on the driven shaft; and at least three internally toothed central gears connectable via a clutch engageable to the driven shaft; Teeth of a first central gear facing the shaft mesh with a first planetary gear facing the drive shaft, and teeth of a third central gear facing the driven shaft mesh with the driven shaft. The first planetary gear meshes with the opposing teeth of the second planetary gear, and the intermediate central gear has two rows of teeth, one of which is adjacent to the drive shaft. and a second row of teeth facing the driven shaft.
The teeth of the first internally toothed central gear and one of the tooth rows of the intermediate central gear have approximately equal and different numbers of teeth in the diameter of the pitch circle, and are virtual to each other. The third internally toothed central gear and the other tooth row of the intermediate central gear have approximately equal and different numbers of teeth in the diameter of the pitch circle, and are mutually virtual tooth rows. The planetary gear and the central gear each have teeth having a substantially triangular cross-sectional shape, and each virtual tooth row has a tooth slot,
Each tooth tip of the planetary gear is positioned on a closed virtual root curve defined by the end of each tooth slot, and the center of gravity of each virtual tooth root curve is located on the rotation axis of the corresponding cam disk. and the teeth of each planetary gear engage flatly on both sides the flanks of at least one imaginary tooth row, and the pitch of this one imaginary tooth row is equal to the pitch of the corresponding planetary gear tooth row. A planetary gear device featuring: (36) The device according to item (35), characterized in that the first central gear facing the drive shaft is connectable to the housing of the planetary gear set by a detachable clutch. (37) A clutch ring mounted on the drive shaft between the housing and the first central gear connects the first central gear through a removable clutch and the housing through another removable clutch. The above (36) characterized in that it is connectable.
The equipment described in section. (38) When the clutch between the first central gear and the driven shaft is released and the clutch between the first central gear, the clutch ring and the housing is engaged, the rotational direction is opposite to the rotational direction of the drive shaft. The rotation of
The device according to item (37), characterized in that it can be selectively removed via the clutch of the central gear and the clutch of the intermediate central gear. (39) the third central gear has a number of teeth equal to the number of teeth in one tooth row of the intermediate central gear;
The other tooth row of the intermediate central gear has a number of teeth equal to the number of teeth of the first central gear, and the number of teeth of the third central gear is not equal to the number of teeth of the first central gear. The planetary gear device according to item (35) above. (40) The number of teeth in one tooth row of the intermediate central gear is equal to the number of teeth in the other tooth row of the intermediate central gear, and the number of teeth of the first and third central gears are different from each other, and The planetary gear device according to item (35), wherein the number of teeth of the two tooth rows of the central gear is different. (41) The planetary gear according to item (35), wherein the numbers of teeth of the first and third central gears are different from each other in the same way as the gears of the two tooth rows of the intermediate central gear. Device. (42) The planetary gear device according to item (35), wherein the maximum diameter of one cam disk is offset with respect to the maximum diameter of the other cam disk. (43) The planetary gear device according to item (42), wherein the degree of offset between the maximum spans of the two cam discs is 180°. (42) Three or more cam discs are mounted on a common drive shaft, the number of central gears is one more than the number of cam discs, and the central gears are arranged between two other central gears. The gear carries two tooth rows, one of the two tooth rows meshes with one planetary gear, and the other tooth row meshes with an adjacent planetary gear. The planetary gear device according to item (35) above. (45) Two central gears each having internal teeth having different numbers of teeth and forming an imaginary tooth row with each other, and one having external teeth that mesh with the central gear, and which is guided and driven by a cam plate. In a planetary gear device comprising three planetary gears, all teeth 46, 48,
74 has a substantially triangular cross section and flat flanks, and the tips 62 of the tooth grooves of each imaginary dentition lie on a closed imaginary tip curve 64, and The center of gravity is located on the rotation axis 68 of the cam plate 70, and the center of gravity is located on the rotation axis 68 of the cam plate 70.
are in flat contact with the flanks of at least one imaginary tooth row on both sides, and the pitch of the imaginary tooth row is formed to be equal to the pitch of the tooth row of the planetary gear 50; in extreme cases, the central gear 42, 1. A planetary gear device characterized in that all teeth except teeth having a difference in number of teeth of 44 mesh with each other to transmit force. (46) Two central gears having different numbers of teeth and forming an imaginary tooth row with each other, and one central gear having teeth that mesh with the central gear and guided and driven by a cam plate. In a planetary gear device equipped with a planetary gear, a planetary gear 90 having internal teeth surrounds central gears 82 and 84 having external teeth, and is guided and driven from the outside by a cam plate 86. Generally speaking, all the teeth have a triangular cross section and a flat flank, and the tips 62 of the tooth grooves of each virtual tooth row are on a closed virtual tooth tip curve 64, and the tooth tip curve is The center of gravity is located on the rotation axis 68 of the cam plate 86, the internal teeth 88 of the planetary gear 90 are in flat contact with the flanks of at least one imaginary tooth row on both sides, and the pitch of the imaginary tooth row is on the planetary gear 90. The pitch of the tooth row is equal to that of the central gear, and in extreme cases, all teeth are configured to mesh to transmit force, except for the teeth corresponding to the difference in the number of teeth of the central gear. Planetary gear system. (47) A central gear having internal teeth with different numbers of teeth that form an imaginary tooth row with each other, and one planet having external teeth that mesh with the central gear, and guided and driven by a cam plate. In a planetary gear system comprising gears, two or more central gears are arranged one after the other on the same axis, and all the teeth have a substantially triangular cross section and a flat flank. , the tips of the tooth slots of each virtual tooth row are on a closed virtual tooth tip curve, the center of gravity of the tooth tip curve is located on the rotation axis of the cam plate, and the external teeth of the planetary gear are on both sides. It is in flat contact with the flank of at least one imaginary tooth row, and the pitch of the imaginary tooth row is equal to the pitch of the tooth row of the planetary gear, and in extreme cases corresponds to the difference in the number of teeth of the central gear. 1. A planetary gear device characterized in that all teeth except teeth that mesh with each other so as to transmit force. (48) A central gear having different numbers of teeth that form an imaginary tooth row with each other, and one planetary gear having teeth that mesh with the central gear and which is guided and driven by a cam plate. In a planetary gear device, two or more central gears are arranged one after another on the same axis, and a planetary gear having internal teeth surrounds a central gear having external teeth, and a cam plate is attached from the outside. is guided and driven by a virtual tooth tip curve in which substantially all teeth have a triangular cross section and a flat flank, and the tips of the tooth grooves of each virtual tooth row are closed. The center of gravity of the tooth tip curve is located on the rotation axis of the cam plate, and the internal teeth of the planetary gear are in flat contact with the flanks of at least one imaginary tooth row on both sides, and The pitch is formed to be equal to the pitch of the tooth row of the planetary gear, and in extreme cases, all teeth are configured to mesh to transmit force, except for teeth corresponding to the difference in the number of teeth of the central gear. A planetary gear device featuring: (49) The device according to any one of items (45) to (48) above, wherein the number of teeth of the planetary gear is between the number of teeth of the central gear. (50) The above (47), (48) or (49) characterized in that two central gears have the same number of teeth and are arranged on both sides of one central gear with a different number of teeth.
The equipment described in section. (51) The above (45), characterized in that the difference in the number of teeth between the central gears 42, 44: 82, 84 is between 1 and 6.
The device according to any one of paragraphs to (50). (52) The difference in the number of teeth between the central gears 42 and 44 is 2,
The virtual tooth tip curve 64 is approximately a circle, and the center 66 of the circle is eccentrically located about half the tooth length of the planetary gear 50 with respect to the central axis 60 of the central gears 42 and 44. The device according to item (51) above, for intermediate and large reduction ratios (for example, reduction ratios of 30 or more). (53) Pitch of virtual tooth row (tooth groove tip 62)
It is characterized in that the circle that bisects the height h of the teeth of the central gears 42 and 44 is equal to 1 yen 80 in order to maintain a constant spacing between the central gears 42 and 44, and the central gears have a different number of teeth by two or more. The apparatus according to item (45) above or a subsequent item for use in small reduction ratios (for example, reduction ratios of 40 or less). (54) The cam plate 70 has a contour 96 that is mathematically similar to the virtual tooth tip curve 64, and roundings 100 are provided on the contour at positions where the direction of the tangent changes indefinitely. The planetary gear 50, its teeth, and a bearing (for example, a roller 72) that transmits the force are arranged between the virtual tooth tip curve 64 and the contour 96, and the uneven pitch (the teeth of the virtual tooth row) is arranged. The teeth of the planetary gear 50 are movable independently of each other in the circumferential direction and/or the radial direction and/or are elastically deformable in order to adjust the distance between the tips 62 of the grooves. Device according to any one of the preceding paragraphs (45) or the following paragraphs, characterized in that it is adapted to the flank angle of the row, in particular for reduction ratios between 10 and 30. (55) The gear with the largest number of teeth among the central gears with internal teeth has the smallest root circle, and the gear with the largest number of teeth among the central gears with external teeth has the largest root circle. The device according to item (54) above. (56) The device according to item (54) or item (55) above, characterized in that the height of the teeth 48 of the planetary gear 50 is variable and is spring-actuated in the direction of an imaginary tooth tip curve. (57) The device according to item (56) above, wherein the flank is not flat. (58) A virtual tooth tip curve 64 that occurs when the tooth flank of the central gear is flat and is composed of circular arcs around center points M1, M2, M3, and M4 is expressed by the following type of equation: r v = r・[1−sin(Δ)/2tanαv−Δs] [In the formula, r v : The distance between the tip of the tooth groove (at position m) of the virtual tooth row and the central axis 60 of the central gear. Spacing r: tooth root circle 56 of the central gear with respect to the center 58
Radius Δ: Formula (α v −α) n = 360°・(1/Z 1 −1/Z 2 )・m(
1) and the angular difference (spacing around the edges) of the tooth slots of the central gear at the position m calculated by the formula α v − α = Δ (3), 2α v : at the position m according to the formula (1) The flank angle of the teeth in the virtual tooth row Δs: Distance from the dedendum circle 56 to the straight connecting line between the tips of the tooth slots of the central gear described with respect to Δ (details 52-54 in FIG. 3) ”)] The device according to item (54) or the subsequent item. (59) The cam plate 70 consists of two mutually adjustable half bodies 703 and 704 having circular contours, and the contours of each half body 703 and 704 are as follows.
Pairs of points M1-M2 and/or M3-M4 that are close to each other, each extending to a position slightly shorter than half of the arc whose center lies at the center of gravity of the pair of points located further away from the respective contours. The device according to item (58), characterized in that the center of gravity of the circle center is located on the central axis of the central gear. (60) Each tooth 48 consists of two flank portions 168 which are bendable at the tip 154 and are preferably resiliently connected, with a spring element 144, 156 between them which urges them apart. (preferably grasped from the rear), and the end of the portion is located at a distance from the planetary gear 50. (61) The planetary gear 50 has a bore 142,
The bore extends axially and opens alternately to the outside and inside of the planetary gear 50, with the outwardly opening bore 142 having a pair of compound S-shaped spring plates forming a 8-shaped spring. 144 is inserted, the lower part of the plate being rotatable in the bore 142 and the upper part in the circular recess 146 of the flank part 168, or in any subsequent clause. The device described in. (62) In accordance with paragraph (54) or any subsequent paragraph, characterized in that each individual tooth 48 is located on a sliding shoe 164 and that the sliding shoes are resiliently connected to each other to form a planetary gear 50. The device described. (63) The above (54) characterized in that the planetary gear 50 has an interruption position 170 which is bridged by a circumferentially elastic dowel 172.
Equipment as described in Section 1 or any subsequent Section. (64) A roller 72 is provided as a bearing for transmitting force between the cam plate 70 and the planetary gear 50, and a bearing belt 174 is inserted between the roller 72 and the planetary gear 50. A device according to paragraphs (59) and (61) above or any subsequent paragraph. (65) Bearing belt 174 has diagonal slit 176
The device according to item (64) above, characterized in that it has: (66) According to the above item (54) or any subsequent item, wherein the tooth roots 182 of the central gears 42 and 44 are respectively connected to the main body 186 of the central gear via a narrow flexible bridge 184. The device described. (67) The device according to item (54) or any subsequent item, characterized in that the teeth of the central gear have cooling bores. (68) The planetary gear 50 is arranged around the cam plate 70 and has a metal thin plate, preferably multi-layered and zigzag in cross-section, the serrations of which overlap the teeth 48 of the planetary gear 50. The device according to item (54) above or a subsequent item, characterized in that the device comprises: (69) According to the above item (68), a zigzag-shaped metal thin plate is placed on a ring 132, and the ring is held on the cam plate 70 by a roller 72 or a ball. equipment. (70) The cam plate 70 is held in the planetary gear 50 which is itself held in an imaginary tooth row, and the cam plate 70 does not lock with the drive shaft 76 geometrically but only forcefully. The device according to item (54) or any subsequent item, characterized in that it is not held in place other than in a planetary gear. (71) At least two coaxial cam plates 701 and 702 are arranged on a common drive shaft 76, and each cam plate has one planetary gear 501.
and 502, and at least three central gears 421, 422, 423 having internal teeth.
Couplings K3, K4 and K5 that can be introduced freely
The teeth (number of teeth D) of the first central gear 421 facing the drive shaft 76 are connectable to the driven shaft 78 via the teeth of the first planetary gear 501 facing the drive shaft 76. The teeth (number of teeth A) of the third central gear 423 facing the driven shaft 78 mesh with the teeth of the second planetary gear 502 facing the driven shaft 78, and the intermediate central gear 42
2 supports two rows of teeth, one row (number of teeth C) is connected to the teeth of the planetary gear 501 adjacent to the drive shaft 76, and the other row (number of teeth B) is driven. The device according to item (54) or any subsequent item, characterized in that it meshes with the teeth of the planetary gear 502 facing the shaft 78. (72) Central gear 421 facing drive shaft 76
36. The device according to item (71) above, wherein the device is connectable to the casing 220 by a detachable coupling ring K1 (Fig. 36). (73) Casing 220 and first central gear 421
A clutch ring 222 is provided which is held on the drive shaft 76 between the first central gear 421 via a detachable coupling K2 and the first central gear 421 via another detachable coupling K1. The device according to item (72), characterized in that the device can be connected to the casing 220 by means of the casing 220. (74) The coupling K3 between the first central gear 421 and the driven shaft 78 is loosened, whereas the couplings K2 and K1 between the first central gear 421, the clutch ring 222 and the casing 220 are solid. Therefore, the third central gear 42 rotates in the opposite rotational direction to the rotational direction of the drive shaft 76.
73. The device according to claim 73, characterized in that it can be selectively removed via the coupling K5 from 3 or the coupling K4 from the intermediate central gear 422. (75) The number of teeth A is equal to the number of teeth C, and the number of teeth B is the number of teeth D.
, and the numbers A and B of teeth are different. (76) While the number of teeth B and C are equal, the number of teeth A
and D are different from each other and from the other numbers of teeth, the device according to any one of items (71) to (74) above. (77) The device according to item (71) or a subsequent item, characterized in that the numbers A, B, C, and D of teeth are different. (78) The maximum width of one cam plate 701 is preferably greater than the maximum width of other cam plates 702.
The device according to item (71) or any subsequent item, characterized in that the devices are staggered at an angle of 180°. (79) A central gear in which two or more cam plates are arranged on a common drive shaft, the number of central gears exceeds the number of cam plates by one, and the central gear is located between two other central gears. supports two rows of teeth, one row of the tooth rows meshes with a planetary gear, and the other row meshes with an adjacent planetary gear. Devices similar to devices.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of drawings]

第1図は1列の仮想の歯列のみを使用し、内歯
を有する中央歯車の歯数差が2である第32図に
示す本発明装置の基本的な構成を有した装置の線
−に沿つたラジアル方向の断面図、第2図は
外歯を有する中央歯車の歯数差が2である第1図
と同様の断面図、第3図は2個の中央歯車を有し
歯数差が4である装置の1/4部分を示すラジアル
方向の断面図、第3A図は明確さを期すべく第3
図に示した部分Aの詳細図、第4図〜第7図は
仮想の歯列の歯面間の遊星歯車の歯の配置を示す
説明図、第8図〜第15図は“滑らか”な形状の
仮想の歯先曲線の偏り及び変曲位置に於ける丸み
つけを示す説明図、第16図は2列の仮想の歯列
を使用した歯数差が2である本発明の遊星歯車装
置のラジアル方向の部分断面図、第17図は歯車
の減速比を説明するための装置の1部分の軸方向
断面図、第18図及び第19図はジグザグ状金属
薄板による遊星歯車の歯列構成の説明図、第20
図〜第22図は遊星歯車上の歯の移動自在の配置
を示す参考説明図、第23図〜第29図は遊星歯
車の歯の種々の構造の参考説明図、第30図は装
置の1/4部分を示すラジアル方向の参考断面図、
第31図はスロツトを有する本発明の遊星歯車装
置の支承帯の説明図、第32図は第1図の装置の
軸方向断面図、第33図は第1図に類似の装置の
ラジアル方向の断面図、第34図は第35図に示
す装置の線−に沿つた軸方向断
面図、第35図は第34図に示す線−
に沿つたラジアル方向の断面図、第36図
は本発明による遊星歯車装置の他の具体例の軸方
向断面図である。 42,44,82,84,421,422,4
23……中央歯車、46,48,74,88……
歯、50,90,501,502……遊星歯車、
70,86,701,702……カムデイスク、
72……ローラ。
FIG. 1 shows a diagram of a device having the basic configuration of the device of the present invention shown in FIG. Fig. 2 is a sectional view similar to Fig. 1 in which the difference in the number of teeth between the central gears with external teeth is 2, and Fig. 3 is a sectional view in the radial direction along the central gear with two external teeth. Figure 3A is a radial cross-sectional view of a quarter of the device with a difference of 4.
Detailed views of part A shown in the figure, Figures 4 to 7 are explanatory diagrams showing the arrangement of planetary gear teeth between the tooth surfaces of a virtual tooth row, and Figures 8 to 15 are "smooth" An explanatory diagram showing the deviation of the virtual tooth tip curve of the shape and the rounding at the inflection position, FIG. 16 is a planetary gear device of the present invention using two rows of virtual tooth rows and a difference in the number of teeth of 2. FIG. 17 is a partial sectional view in the radial direction of the device, FIG. 17 is a sectional view in the axial direction of a part of the device for explaining the reduction ratio of the gear, and FIGS. Explanatory diagram, No. 20
22 to 22 are reference explanatory diagrams showing the movable arrangement of teeth on a planetary gear, FIGS. 23 to 29 are reference explanatory diagrams showing various structures of teeth on a planetary gear, and FIG. Reference cross-sectional view in the radial direction showing the /4 part,
31 is an explanatory view of a bearing band of a planetary gear device of the present invention having a slot, FIG. 32 is an axial sectional view of the device of FIG. 1, and FIG. 33 is a radial view of a device similar to FIG. 1. 34 is an axial sectional view taken along the line shown in FIG. 35, and FIG. 35 is an axial sectional view taken along the line shown in FIG. 34.
FIG. 36 is an axial sectional view of another embodiment of the planetary gear device according to the present invention. 42, 44, 82, 84, 421, 422, 4
23... Central gear, 46, 48, 74, 88...
Teeth, 50, 90, 501, 502... planetary gear,
70, 86, 701, 702... cam disk,
72... Laura.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 少なくとも一対の歯付き太陽歯車と、 この一対の太陽歯車の歯にそつて、すきまを形
成するように配置された遊星歯車基台及びジグザ
グ状に折り曲げられた板体からなり、前記すきま
に前記遊星歯車基台の周面上で、当該基台の周方
向に関して動き得るように当該基台とは別体に配
置され、前記太陽歯車の歯に噛合する歯を形成す
る歯部材を有する遊星歯車と、 前記遊星歯車基台を案内及び駆動するように当
該基台に作動的に連結され、軸まわりで回転自在
なカムデイスクとからなり、 前記一対の歯付き太陽歯車がピツチ円の直径に
おいてはほぼ等しく、夫々異なる歯数を有し、相
互に仮想の歯列を形成しており、当該一対の太陽
歯車の夫々の前記各歯の断面形状が実質的に三角
形であり、当該仮想の歯列の一つが歯溝を有し、
当該仮想の歯列に前記遊星歯車の歯部材を噛合さ
せるべく各歯溝の端部が規定する閉じた仮想の歯
底曲線上に前記遊星歯車の歯部材の各歯の歯先が
位置付けられており、この仮想の歯底曲線の重心
に、前記カムデイスクの回転軸が、当該カムデイ
スクの回転により前記遊星歯車の歯部材の前記仮
想の歯列に対する噛合状態を変化させるべく配置
されており、前記遊星歯車の歯部材の歯は、仮想
の歯列のフランクに平坦に係合しており、この仮
想の歯列のピツチが前記遊星歯車の歯列のピツチ
に等しく、歯部材の各歯は、基台との間で断面形
状が実質的に三角形である空間を形成しており、
歯部材は各歯溝の部位で基台に当接していること
を特徴とする遊星歯車装置。 2 前記太陽歯車が内歯車から形成されており、
前記遊星歯車の歯部材が前記遊星歯車基台の外周
面上に配置されていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の遊星歯車装置。 3 前記太陽歯車が外歯車から形成されており、
前記遊星歯車の歯部材が前記遊星歯車基台の内周
上に配置されて前記太陽歯車を取り囲んでおり、
前記カムデイスクが遊星歯車基台の外側から遊星
歯車基台に作動的に連結されていることを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載の遊星歯車装
置。 4 前記遊星歯車の歯部材に、前記一対の太陽歯
車に加えて少なくとももう一つの太陽歯車が噛合
していることを特徴とする特許請求の範囲第1項
から第3項のいずれか一項に記載の遊星歯車装
置。 5 全ての太陽歯車が同軸上に相前後して配置さ
れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
から第4項のいずれか一項に記載の遊星歯車装
置。 6 前記遊星歯車の歯部材の歯数が一対の太陽歯
車の各歯数の間であることを特徴とする特許請求
の範囲第1項から第5項のいずれか一項に記載の
遊星歯車装置。 7 三個の太陽歯車のうち二個の太陽歯車が夫々
同一の歯数を有しており且つ異なる歯数を有した
もう一個の太陽歯車の両側に配置されていること
を特徴とする特許請求の範囲第4項から第6項の
いずれか一項に記載の遊星歯車装置。 8 前記一対の太陽歯車の歯数差が1から6の間
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項か
ら第6項のいずれか一項に記載の遊星歯車装置。 9 前記一対の太陽歯車の歯数差が2であり、前
記仮想の歯底曲線が実質的に単一の円であり、当
該円の中心が、前記太陽歯車の中心軸に対して、
前記遊星歯車の歯部材の歯の高さの実質的に1/2
の寸法だけ偏心して配置されており、当該遊星歯
車の中心と、前記歯溝の端部のなす円の中心とが
相互に一致していることを特徴とする特許請求の
範囲第1項から第4項及び第6項から第8項のい
ずれか一項に記載の遊星歯車装置。 10 少なくとも一対の歯付き太陽歯車と、 この一対の太陽歯車の歯にそつて、すきまを形
成するように配置された遊星歯車基台及びジグザ
グ状に折り曲げられた板状体からなり、前記すき
まに前記遊星歯車基台の周面上で、当該基台の周
方向に関して動き得るように当該基台とは別体に
配置され、前記太陽歯車の歯に噛合する歯を形成
する少なくとも1個の歯部材を有する遊星歯車
と、 前記遊星歯車基台を案内及び駆動するように当
該基台に作動的に連結され軸まわりで回転自在で
あつて、 前記太陽歯車によつて形成される仮想の歯底曲
線に数学的意味において実質的に相似である輪郭
を有しており、遊星歯車内部の周上における変曲
点に対して該輪郭上の接線の方向が不規則に変化
する位置において丸み付けされた部分を有したカ
ムデイスクとからなり、 前記一対の歯付き太陽歯車がピツチ円の直径に
おいてはほぼ等しく、夫々異なる歯数を有し、相
互に前記仮想の歯列を形成しており、当該一対の
太陽歯車の夫々の前記各歯の断面形状が実質的に
三角形であり、当該仮想の歯列の一つが歯溝を有
し、当該仮想の歯列に前記遊星歯車の歯部材を噛
合させるべく各歯溝の端部が規定する閉じた仮想
の歯底曲線上に前記遊星歯車の歯部材の各歯の歯
先が位置付けられており、この仮想の歯底曲線の
重心に、前記カムデイスクの回転軸が、当該カム
デイスクの回転により前記遊星歯車の歯部材の前
記仮想歯列に対する噛合状態を変化させるべく配
置されており、前記遊星歯車の歯部材の歯は、仮
想の歯列のフランクに平坦に係合しており、この
仮想の歯列のピツチが前記遊星歯車の歯列のピツ
チに等しく、歯部材の各歯は、基台との間で断面
形状が実質的に三角形である空間を形成してお
り、歯部材は、各歯溝の部位で基台に当接してい
ることを特徴とする遊星歯車装置。 11 前記遊星歯車は、前記カムデイスクの回転
により力の伝達を行なうと同時に歯部材を移送す
べく前記仮想の歯底曲線と当該カムデイスクの前
記輪郭との間に配置されている支承手段と、前記
仮想の歯列に対する当該遊星歯車の歯部材のフラ
ンクの角度を調整して当該歯部材の不均一なピツ
チを補正しており、仮想の歯底曲線に向かう方向
にばね作動される調整手段とを有していることを
特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の遊星
歯車装置。 12 前記支承手段が複数のローラであることを
特徴とする特許請求の範囲第11項に記載の遊星
歯車装置。 13 前記フランクの角度調整手段は、遊星歯車
の歯部材の歯が弾性的に変形可能に構成されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第11項又は
12項に記載の遊星歯車装置。 14 前記太陽歯車が内歯車から形成されてお
り、遊星歯車の歯部材が前記遊星歯車基台の外周
面上に配置されており、前記太陽歯車の内の一方
が他方より多い歯数を有し、この一方の太陽歯車
の複数の歯の底部を連結する歯底円が、一対の太
陽歯車の夫々の歯底円のうちの小さい方であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第10項から第1
3項のいずれか一項に記載の遊星歯車装置。 15 前記太陽歯車が外歯車から形成されてお
り、前記遊星歯車の歯部材が前記遊星歯車基台の
内周上に配置されて前記太陽歯車を取り囲んでお
り、前記太陽歯車の一方が他方より多い歯数を有
し、この一方の太陽歯車の複数の歯の底部を連結
する歯底円が、一対の太陽歯車の夫々の歯底円の
うちの大きい方であることを特徴とする特許請求
の範囲第10項から第13項のいずれか一項に記
載の遊星歯車装置。 16 前記遊星歯車基台には、周方向に関する連
続性における中断部が形成されており、当該中断
部には、当該中断部を架橋する弾性金錠が設けら
れていることを特徴とする特許請求の範囲第10
項から第15項のいずれか一項に記載の遊星歯車
装置。 17 前記支承手段は、ローラと、このローラと
遊星歯車の歯部材との間に挿入された支承帯とか
ら構成されていることを特徴とする特許請求の範
囲第11項から第16項のいずれか一項に記載の
遊星歯車装置。 18 前記支承帯には、支承帯の長手方向に対し
て傾斜したスロツトが形成されていることを特徴
とする特許請求の範囲第17項に記載の遊星歯車
装置。 19 前記太陽歯車の歯には、冷却用ボアが形成
されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
0項から第18項のいずれか一項に記載の遊星歯
車装置。 20 前記遊星歯車の歯部材が複数の層を有して
いることを特徴とする特許請求の範囲第10項か
ら第19項のいずれか一項に記載の遊星歯車装
置。 21 前記遊星歯車の歯部材の周囲にリングが取
付けられており、前記支承手段が当該リングを支
持していることを特徴とする特許請求の範囲第1
0項から第20項のいずれか一項に記載の遊星歯
車装置。 22 ジグザグ状に折り曲げられた板状部材から
なる少なくとも2個の歯部材が外周に配置された
遊星歯車と、各歯部材が外周に配置された遊星歯
車を誘導及び駆動するため、各遊星歯車に作動的
に連結され各遊星歯車を担持しており、共通の駆
動軸上に取り付けられ軸の周囲を回転自在な少な
くとも2個の共軸のカムデイスクと、従動軸に係
合自在なクラツチを介して連結可能な少なくとも
3個の内周に歯が形成された太陽歯車とからな
り、前記駆動軸に対向している第1の太陽歯車の
歯が前記駆動軸に対向している第1の遊星歯車と
噛合し、前記従動軸に対向している第3の太陽歯
車の歯が従動軸に対向している第2の遊星歯車の
歯と噛合し、中間の太陽歯車が2列の歯列を有し
ており、この歯列の一方の歯列が駆動軸に隣接す
る第1の遊星歯車の歯と、他方の歯列が従動軸に
対向している第2の遊星歯車の歯と夫々噛合して
おり、第1の歯部材が内周に配置された太陽歯車
と中間の太陽歯車の一方の歯列とがピツチ円の直
径においてほぼ等しく夫々異なる歯数を有し、相
互に仮想の歯列を形成しており、第3の歯部材が
内周に配置された太陽歯車と中間の太陽歯車の他
方の歯列とがピツチ円の直径においてほぼ等しく
夫々異なる歯数を有し、相互に仮想の歯列を形成
しており、前記太陽歯車は、断面形状が実質的に
三角形である歯を有しており、当該仮想の歯列の
一つが歯溝を有し、当該仮想の歯列に前記遊星歯
車の歯部材を噛合させるべく各歯溝の端部が規定
する閉じた仮想の歯底曲線上に、遊星歯車の各歯
先が位置付けられており、この仮想の歯底曲線の
重心に、対応するカムデイスクの回転軸が、当該
カムデイスクの回転により前記遊星歯車の歯部材
の前記仮想の歯列に対する噛合状態を変化させる
べく配置されており、各遊星歯車の歯が両側で仮
想の歯列のフランクに平坦に係合しており、この
仮想の歯列のピツチが対応する遊星歯車の歯列の
ピツチに等しく、歯部材の各歯は、基台との間で
断面形状が実質的に三角形である空間を形成して
おり、歯部材は、各歯溝の部位で基台に当接して
いることを特徴とする遊星歯車装置。 23 前記駆動軸に対向している第1の太陽歯車
が着脱自在のクラツチによつて遊星歯車装置のハ
ウジングと連結可能であることを特徴とする特許
請求の範囲第22項に記載の遊星歯車装置。 24 前記ハウジングと第1の太陽歯車との間で
駆動軸上に取り付けられているクラツチリングが
着脱自在のクラツチを介して第1の太陽歯車と、
もう1つの着脱自在のクラツチを介して当該ハウ
ジングと連結可能であることを特徴とする特許請
求の範囲第23項に記載の遊星歯車装置。 25 前記第1の太陽歯車と従動軸との間のクラ
ツチが解かれ、第1の太陽歯車、クラツチリング
及びハウジング間のクラツチが係合している時、
前記駆動軸の回転方向とは逆の回転方向の回転
が、第3の太陽歯車のクラツチ及び中間の太陽歯
車のクラツチを介して選択的に取り出され得るこ
とを特徴とする特許請求の範囲第23項又は24
項に記載の遊星歯車装置。 26 前記第3の太陽歯車が、前記中間の太陽歯
車の一方の歯列の歯数に等しい歯数を有してお
り、中間の太陽歯車の他方の歯列が第1の太陽歯
車の歯数に等しい歯数を有しており、第3の太陽
歯車の歯数と第1の太陽歯車の歯数とが等しくな
いことを特徴とする特許請求の範囲第22項から
第25項のいずれか一項に記載の遊星歯車装置。 27 前記中間の太陽歯車の一方の歯列の歯数
が、当該中間の太陽歯車の他方の歯列の歯数に等
しく、第1及び第3の太陽歯車の歯数が相互に異
なり且つ中間の太陽歯車の二つの歯列の歯数と異
なつていることを特徴とする特許請求の範囲第2
2項から第26項のいずれか一項に記載の遊星歯
車装置。 28 前記第1及び第3の太陽歯車の夫々の歯数
が、中間の太陽歯車の二つの歯列の歯車と同様に
相異していることを特徴とする特許請求の範囲第
22項から第27項のいずれか一項に記載の遊星
歯車装置。 29 一方のカムデイスクの最大径の部分が他方
のカムデイスクの最大径の部分に関してオフセツ
トされていることを特徴とする特許請求の範囲第
22項から第28項のいずれか一項に記載の遊星
歯車装置。 30 前記二つのカムデイスクの夫々の最大径の
部分のオフセツトの程度が180゜であることを特徴
とする特許請求の範囲第29項に記載の遊星歯車
装置。 31 共通の駆動軸上に三個以上のカムデイスク
が取り付けられており、太陽歯車の数が当該カム
デイスクの数より1個だけ多く、2個の太陽歯車
の間に配置された太陽歯車が二個の歯列を形成し
ており、この二個の歯列の一方が1個の遊星歯車
に噛合しており、他方の歯列が隣接する遊星歯車
と噛合していることを特徴とする特許請求の範囲
第22項から第30項のいずれか一項に記載の遊
星歯車装置。
[Claims] 1. At least one pair of toothed sun gears, a planetary gear base arranged to form a gap along the teeth of the pair of sun gears, and a plate bent in a zigzag shape. and in the gap, teeth are formed on the circumferential surface of the planetary gear base, which are arranged separately from the base so as to be movable in the circumferential direction of the base, and mesh with the teeth of the sun gear. a planetary gear having a toothed member; and a cam disc rotatable about an axis and operatively connected to the planetary gear base so as to guide and drive the planetary gear base, the pair of toothed sun gears comprising: The diameters of the pitch circles are approximately equal, and each has a different number of teeth, forming a virtual tooth row, and the cross-sectional shape of each of the teeth of the pair of sun gears is substantially triangular. , one of the virtual tooth rows has a tooth groove,
The tip of each tooth of the tooth member of the planetary gear is positioned on a closed virtual root curve defined by the end of each tooth groove so that the tooth member of the planetary gear meshes with the virtual tooth row. and a rotating shaft of the cam disk is arranged at the center of gravity of this virtual tooth bottom curve so as to change the meshing state of the tooth member of the planetary gear with the virtual tooth row by rotation of the cam disk, The teeth of the planetary gear teeth engage flatly on the flanks of an imaginary toothing, the pitch of the imaginary toothing is equal to the pitch of the planetary gear teeth, and each tooth of the toothing is , forming a space with a substantially triangular cross-sectional shape between it and the base,
A planetary gear device characterized in that the tooth member is in contact with the base at each tooth groove. 2. The sun gear is formed from an internal gear,
The planetary gear device according to claim 1, wherein the tooth members of the planetary gear are arranged on the outer peripheral surface of the planetary gear base. 3. The sun gear is formed from an external gear,
A tooth member of the planetary gear is disposed on an inner periphery of the planetary gear base and surrounds the sun gear,
2. The planetary gear system of claim 1, wherein the cam disk is operatively connected to the planetary gear base from outside the planetary gear base. 4. According to any one of claims 1 to 3, wherein at least one other sun gear in addition to the pair of sun gears meshes with the tooth member of the planetary gear. The planetary gear system described. 5. The planetary gear system according to any one of claims 1 to 4, wherein all the sun gears are arranged coaxially one after the other. 6. The planetary gear device according to any one of claims 1 to 5, wherein the number of teeth of the tooth member of the planetary gear is between the number of teeth of the pair of sun gears. . 7. A patent claim characterized in that two of the three sun gears each have the same number of teeth and are arranged on both sides of another sun gear that has a different number of teeth. The planetary gear device according to any one of the ranges 4 to 6. 8. The planetary gear device according to any one of claims 1 to 6, wherein a difference in the number of teeth between the pair of sun gears is between 1 and 6. 9 The difference in the number of teeth between the pair of sun gears is 2, the virtual tooth root curve is substantially a single circle, and the center of the circle is relative to the central axis of the sun gear,
Substantially 1/2 of the tooth height of the tooth member of the planetary gear
The planetary gear is eccentrically arranged by a dimension of , and the center of the planetary gear and the center of the circle formed by the end of the tooth space coincide with each other. The planetary gear device according to any one of Items 4 and 6 to 8. 10 Consisting of at least one pair of toothed sun gears, a planetary gear base arranged so as to form a gap along the teeth of the pair of sun gears, and a plate-shaped body bent in a zigzag shape, At least one tooth that is disposed on the circumferential surface of the planetary gear base and separate from the base so as to be movable in the circumferential direction of the base, and that forms teeth that mesh with the teeth of the sun gear. a planetary gear having a member; an imaginary tooth root formed by the sun gear, the planetary gear being operatively connected to the planetary gear base so as to guide and drive the planetary gear base and rotatable about an axis; It has a contour that is substantially similar in a mathematical sense to a curve, and is rounded at positions where the direction of the tangent to the contour changes irregularly with respect to an inflection point on the circumference inside the planetary gear. and a cam disc having a cam disc with a cam disk, the pair of toothed sun gears are approximately equal in pitch circle diameter, each having a different number of teeth, and mutually forming the imaginary tooth row. The cross-sectional shape of each of the teeth of each of the pair of sun gears is substantially triangular, one of the virtual tooth rows has a tooth groove, and the tooth member of the planetary gear is meshed with the virtual tooth row. The tip of each tooth of the tooth member of the planetary gear is positioned on a closed virtual root curve defined by the end of each tooth groove, and the cam disk is positioned at the center of gravity of this virtual tooth root curve. A rotating shaft is arranged so as to change the meshing state of the tooth member of the planetary gear with the virtual tooth row by rotation of the cam disk, and the teeth of the tooth member of the planet gear are aligned with the flanks of the virtual tooth row. The pitch of this virtual tooth row is equal to the pitch of the tooth row of the planetary gear, and each tooth of the tooth member has a substantially triangular cross-sectional shape with respect to the base. 1. A planetary gear device characterized in that a space is formed, and the tooth member is in contact with a base at each tooth groove. (11) a bearing means in which the planetary gear is arranged between the virtual tooth root curve and the contour of the cam disk in order to transfer a tooth member at the same time as transmitting force through rotation of the cam disk; Adjusting the angle of the flank of the tooth member of the planetary gear with respect to the virtual tooth row to correct the uneven pitch of the tooth member, the adjustment means being actuated by a spring in a direction toward the virtual tooth bottom curve; The planetary gear device according to claim 10, characterized in that it has: 12. The planetary gear device according to claim 11, wherein the supporting means is a plurality of rollers. 13. The planetary gear device according to claim 11 or 12, wherein the flank angle adjusting means is configured such that teeth of a tooth member of the planetary gear are elastically deformable. 14. The sun gear is formed from an internal gear, the tooth members of the planetary gears are arranged on the outer peripheral surface of the planetary gear base, and one of the sun gears has a larger number of teeth than the other. , wherein the root circle connecting the bottoms of the plurality of teeth of one sun gear is the smaller of the root circles of each of the pair of sun gears. 1st
The planetary gear device according to any one of Item 3. 15. The sun gear is formed from an external gear, the tooth members of the planetary gears are arranged on the inner periphery of the planetary gear base and surround the sun gear, and one of the sun gears is more numerous than the other. A patent claim characterized in that the sun gear has a number of teeth, and the root circle connecting the bottoms of the plurality of teeth of one sun gear is the larger one of the root circles of each of the pair of sun gears. The planetary gear device according to any one of the ranges 10 to 13. 16 A patent claim characterized in that the planetary gear base is formed with an interrupted portion in continuity in the circumferential direction, and the interrupted portion is provided with an elastic metal lock that bridges the interrupted portion. range 10th
16. The planetary gear device according to any one of Items 1 to 15. 17. Any one of claims 11 to 16, characterized in that the support means comprises a roller and a support band inserted between the roller and the tooth member of the planetary gear. The planetary gear device according to item 1. 18. The planetary gear device according to claim 17, wherein the bearing band is formed with a slot that is inclined with respect to the longitudinal direction of the bearing band. 19 Claim 1, characterized in that cooling bores are formed in the teeth of the sun gear.
The planetary gear device according to any one of Items 0 to 18. 20. The planetary gear device according to any one of claims 10 to 19, wherein the tooth member of the planetary gear has a plurality of layers. 21 Claim 1, characterized in that a ring is attached around the tooth member of the planetary gear, and the support means supports the ring.
The planetary gear device according to any one of Items 0 to 20. 22 A planetary gear in which at least two tooth members made of plate-shaped members bent in a zigzag shape are arranged on the outer periphery, and each tooth member is arranged on the outer periphery of the planetary gear in order to guide and drive the planetary gear. at least two coaxial cam discs operatively connected to carry each planetary gear and mounted on a common drive shaft and rotatable about the shaft, and through a clutch engageable to the driven shaft; a first planetary planet comprising at least three sun gears each having teeth formed on its inner periphery, the first sun gear facing the drive shaft having teeth facing the drive shaft; The teeth of the third sun gear meshing with the gear and facing the driven shaft mesh with the teeth of the second planetary gear facing the driven shaft, and the middle sun gear has two rows of teeth. one of the tooth rows meshes with the teeth of the first planetary gear adjacent to the drive shaft, and the other tooth row meshes with the teeth of the second planetary gear facing the driven shaft. The sun gear in which the first tooth member is disposed on the inner periphery and the tooth row of one of the intermediate sun gears have substantially the same number of teeth and different numbers of teeth in the diameter of the pitch circle, and they are virtual teeth. The sun gear on the inner periphery of which the third tooth member is arranged and the other tooth row of the intermediate sun gear have approximately equal and different numbers of teeth in the diameter of the pitch circle, and A virtual tooth row is formed, and the sun gear has teeth having a substantially triangular cross-sectional shape, and one of the virtual tooth rows has a tooth groove. Each tooth tip of the planetary gear is positioned on a closed virtual root curve defined by the end of each tooth groove so that the tooth members of the planetary gear mesh with each other, and the center of gravity of this virtual tooth root curve is The rotating shaft of the corresponding cam disk is arranged to change the meshing state of the tooth member of the planetary gear with the virtual tooth row by rotation of the cam disk, and the teeth of each planetary gear are arranged in a virtual manner on both sides. The pitch of this imaginary tooth row is equal to the pitch of the tooth row of the corresponding planetary gear, and each tooth of the tooth member has a cross-sectional shape between it and the base. A planetary gear device characterized in that a substantially triangular space is formed, and the tooth member abuts the base at each tooth groove. 23. Planetary gear system according to claim 22, characterized in that the first sun gear facing the drive shaft is connectable to the housing of the planetary gear system by a detachable clutch. . 24 A clutch ring mounted on the drive shaft between the housing and the first sun gear connects the first sun gear via a detachable clutch;
24. Planetary gear arrangement according to claim 23, characterized in that it is connectable to the housing via another detachable clutch. 25. When the clutch between the first sun gear and the driven shaft is released and the clutch between the first sun gear, clutch ring and housing is engaged,
Claim 23, characterized in that rotation in the direction of rotation opposite to the direction of rotation of the drive shaft can be selectively taken out via a clutch of the third sun gear and a clutch of the intermediate sun gear. Section or 24
The planetary gear device described in . 26 The third sun gear has a number of teeth equal to the number of teeth of one tooth row of the intermediate sun gear, and the other tooth row of the intermediate sun gear has a number of teeth equal to the number of teeth of the first sun gear. , and the number of teeth of the third sun gear is not equal to the number of teeth of the first sun gear. The planetary gear device according to item 1. 27 The number of teeth of one tooth row of the intermediate sun gear is equal to the number of teeth of the other tooth row of the intermediate sun gear, the number of teeth of the first and third sun gears are different from each other, and Claim 2, characterized in that the number of teeth in the two tooth rows of the sun gear is different.
The planetary gear device according to any one of Items 2 to 26. 28. Claims 22 to 28, characterized in that the numbers of teeth of each of the first and third sun gears are different from each other in the same manner as the gears of the two tooth rows of the intermediate sun gear. The planetary gear device according to any one of Item 27. 29. The planet according to any one of claims 22 to 28, characterized in that the largest diameter portion of one cam disk is offset with respect to the largest diameter portion of the other cam disk. gearing. 30. The planetary gear apparatus according to claim 29, wherein the degree of offset of the maximum diameter portion of each of the two cam disks is 180 degrees. 31 Three or more cam discs are mounted on a common drive shaft, the number of sun gears is one more than the number of cam discs in question, and the sun gear arranged between two sun gears is A patent characterized in that two tooth rows are formed, one of these two tooth rows meshes with one planetary gear, and the other tooth row meshes with an adjacent planetary gear. The planetary gear device according to any one of claims 22 to 30.
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