JPS6350505A - 補助保護具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は衣類、就中、屋外用の保護衣服として着用する
ものに関する。

［従来の技術及び問題点コ 各種の屋外活動に於いて、例えばスキー・リフトの使用
中やハンティングやフィッシング等で各種の動作をして
いる間、湿気や寒気から胴体の下部を保温したり守った
りする衣服が必要となることがある。このような動作を
しているとき、時に人は冷たい又は湿ったものの上に座
ったり、動作を拘束されること無く自由に動かねばなら
ぬ場合がある。

このような動作をしているとき、例えばスキーヤ−がリ
フトに乗っているとき、スキーヤ−が坐る腰掛（プは、
スキーヤ−が衣服を着用しているにも拘らず、坐ると冷
たく、又天気によっては、椅子の座席が雪や氷で覆われ
ていたり濡れていたりする。たとえ適当な衣服を身に付
けていても、体がリフトの椅子と接触している所からは
衣服を通して寒気が伝わってくるし、又この間、スキー
ヤ−は不快な思いと闘わねばならない。

これとは異なり、ハンティングや冬のフィッシングの如
き環境に於いては、ハンターやフィッシャーは同じよう
な状態で冷たい所に長く坐ってじっとしていなければな
らず、着ている衣服によって差はあるが寒気と湿気が衣
服を通し体に伝わってくるような状態で長くいることは
全く不愉快なことである。

本発明は保護衣として着用出来る衣服を提供しようとす
るもので、これは簡単に小さく折畳んで使用者の胴に巻
いて持ち運ぶことが出来、又使用者が希望するとき即ち
腰を下ろしたいときは、使用者の体と物体の表面との間
の絶縁層として簡単に開いて使用することが出来るもの
である。

［問題を解決するための手段及び作用］本発明により提
供するものは、折畳み状態で使用者の胴に付けて携帯出
来、使用するときは開いて対象物と使用者の体の間に絶
縁層を作る如くにして使用することの出来る保護衣で、 （ａ）各々層状の絶縁材料からなる複数のパット部材と
、 （ｂ）ＦＡ接するパット部材の間に折曲げ部を形成し、
これにより、互いに層をなす即ち折畳まれた衣服を形成
する如くに上記パット部材を隣接するパット部材と重ね
合せることが出来、又、上記折曲げ部を開くと１層の平
らな衣服とすることが出来る可撓性接続部と、 （ｃ）互いに離れて設けられた可撓性の１対のベルト手
段で、上記１対のベルト手段の１個が使用者の胴に巻き
付けて用いられ、他の１方が上記衣服が折畳状態のとき
は使用者の胴に巻き付けられ又は上記衣服が開かれた状
態のときは使用者の脚部に巻き付けられて使用されるも
のと、から成立っている。

本発明の実施例に於いて提示される保護衣服は、折畳状
態で使用者の胴に巻き付けて携帯され、又使用するとき
は物体と使用者の体の間に絶縁層を提供する為に開いて
用いられる３枚の断熱パット部材から成立っている。こ
の実施例では、上記３枚の断熱パット部材は、隣接する
パット部材を互いに重ね合せることが出来る折曲げ部を
形成する可撓性接続部を隣接するパット部材の間に持っ
ており、これにより１個の折畳衣服が形成されると共に
この衣服を折曲げ部で開くことにより１層に伸ばされた
平らな形にすることが出来る。この実施例では更に、互
いに離れて設けられた１対のパット部材がそれぞれベル
ト手段を有し、その１方は保護衣を使用者の胴に着脱自
由に装着するのに用いられ、他の１方はパット部材が折
畳状態のときは使用者の胴の回りに装着され又パット部
材が開かれた状態では使用者の脚部に装着するのに用い
られる。

本発明による衣服に於いて、このパット部材は、その全
長が例えば背中の下部から平均的身長の大人の躯体の膝
の所まで延びる保護衣服用としての寸法サイズになって
いる。この保護衣服が例えばスキーヤ−用あるいは又ハ
ンター用として特別に用いられる場合、勿論この長さは
変更出来る。場合によっては、例えばスキーヤ−の如く
脚部をもつと保温保護したい場合、この衣服の長さをハ
ンティング用の同類のものよりさらに長くする場合もあ
る。更に、この衣服の長さは子供用か若年用か大人用か
により変更出来る。

本発明による保護衣服は主に使用者の後背部を保護する
種に用いられるもので、この衣服の幅はこの目的を達成
するに好運なもので、人間の躯体の後背部を保護するの
に十分な幅を持ち、更に補足すれば、使用者の脚部の横
幅を包み込み、いかなる冷たい物体からも保護するに十
分な幅を持つように作られる。この為に、本発明の衣服
は、上述の如く又後に図面で示す如く、簡単にコンパク
トな形に折畳まれる衣服で、又折畳んだ状態で着用する
場合は使用者の胴に装着して邪魔にならない衣服となる
如き形態をしている。

本発明による衣服のパット部材は断熱材料で出来ており
、この材料は本発明の目的に適ったものであれば何でも
よい。この目的に適った代表的な断熱材料として、例え
ば、薄い可撓性のポリウレタンホーム又はそれに類する
ものが使用され、その外カバーとしては適当な繊維織物
が使用される。

このｍ維織物で断熱材を包み込んでもよし、又はｍ維織
物の固定層を有する断、熱材を使用してもよい。

隣接するパラ１一部材の間の可撓性接続部は又パット部
材を折畳んだり開いたりする折曲げ部を形成し、隣りあ
うパット部材の間に、好ましくは連続した、細い可撓性
の帯状部を形成している。この為に、折曲げ部は、断熱
材を覆う為に使用する外カバー生地の１層又はそれ以上
の層又はこれに類するものから成っており、これが隣接
するパット部材に間に伸びている。

−ｔａ的には、本発明による保護衣服にはこのようなパ
ット部材が複数使用され、実施例に於いては、この衣服
が３枚のパット部材からなり、折畳み及び開放が容易で
、使用者の胴に取り付けて持ち運びが出来るようになっ
ている。この部材の寸法は長さ幅とも使用者の胴に装着
し易い寸法になっている。

ベルトは２つの橢能を有し、その１つはこの衣服を使用
者の胴の回りにコンパクトに折畳まれた状態で、しかも
、しっかりと取り付けられるようにすることであり、も
う１つは、使用するとき、この衣服が容易に開かれ、実
質的に開いた状態で所要の場所に保持されることである
。この目的の為に、実施例に於いては特に、この衣服に
取り付けられた１対の離れて設けられた２セットのベル
ト手段を用い、折畳み状態では、少なくとも１セットの
、好ましくは両方のベルト手段が使用者の胴の回りに取
り付けられ、使用者の体の回りに延びるこのベルト手段
により、パット部材が使用者の背中に折畳まれた状態で
、この衣服を持ち運ぶことが出来、１方、開いた状態で
は、１方のベルト手段が衣服を使用者の胴の中はどに取
り付け、他の１方の離れて設けられたベルト手汲が使用
者の脚部に取り付けられる如くになっている。

製造及び使用を容易にする為に、このベルト手段は各々
略同じ寸法の１対のベルトで作られ、１対のベルト手段
の内の１セットが使用者の胴の中央部に取り付けられる
１セットを形成し、これと同一寸法の他の１方のベルト
手段が使用者の脚部で結合するのに適した１セットのベ
ルトを形成する如くにする。このベルト手段には、例え
ば“ｖｅｌｃｒｏ″ファスナーやスナップ等、適当な結
合手段が付けられる。

［実施例］ 本発明による保護衣は図面に示す如くに折曲げ部４，５
で互（＼に結合された別個のパット部材１．２及び３か
ら成立っている。各パット部材は比較的薄い可撓性断熱
材料で出来ており、これが、例えば、１対のカバー生地
の間に挟まれ、次にこの生地が境目で縫い合せられ、パ
ット部材の断熱材料がそれぞれ包み込まれる。

隣接するパット部材の折曲げ部は可撓性カバー生地の１
万又は両方を用いて容易且つ簡単に形成される。例えば
、隣合ったパット部材の間の縫い目で折曲げ部４．５を
作ることが出来る。

図面に示す保護衣の実施例では、互いに離れて設けられ
た可撓性のベルトは１セットのベルト６’　、６″から
なる第１のベルト６を有し、これが、他の適当な手段で
もよいが、例えば、縫い付けることにより、パット部材
を包むカバー生地に取着される。′同様にして、上部パ
ット部材１から離れている下部パット部材３は、１セッ
トのベルト７′、７“からなる第２のベルト１を有し、
縫い付は又はこれに類する方法でカバー生地に取着され
る。

各パット部材は第１図に示す如き形状をしており、それ
ぞれの反対側に対を成す側部１ａ、２ａ、３ａを持って
いる。従ってこの保護衣を折畳むと第２図に示す如き形
となり、使用者がパット部材を背中に取付けたとき、例
えば歩行中でも使用者の邪魔にはならない。

保護衣が開かれ即ち第１図に示す如く吊り下げられると
、上部パット１の上部ベルト６は使用者の胴の中はどに
巻かれ、１方他の２枚のパット部材２，３は上部パット
部材１の下に垂れ下がる。第２のベルト７は使用者の脚
の上部に巻かれる。この状態でシートパットは使用者の
胴の下部のみならず、尻部及び脚の上部（パットの長さ
により）も保護し、たとえ使用者の坐る面が冷たくても
、これらの部分を保温し対象物から保護する。使用者が
立上がり、自由に行動したいと思ったときは、２枚のパ
ット部材２．３は第２図に示す如き状態に巻き上げられ
る。使用者がこのようにする場合は、先ず下部ベルト７
が外され、折曲げ部４．５の線に沿って２枚の下部パッ
ト部材２．３が折畳まれる。

但し、第１のベルト６は胴に巻かれたままとする。

又第２のベルト７は若し必要ならば胴の中程に巻き付け
て第２図に示す如き状態に近畳んで置くことも出来る。

ベルト部材は互いに結び合わせてもよいが、あるいは、
図面に示す如くベルトの端部に例えば“ｖｅｌｃｒｏ”
の如き接着材を取り付けることも出来る。

本発明の思想及び特許請求の範囲から逸脱すること無く
、上述の実施例に対し各種の変形を行なうことが出来る
ことを申し添える。

［発明の効果］ 本発明の保護衣は製造が容易で又コンパクトで持ち運び
易く更に使用者の動作を制限すること無く着用すること
が出来る利点を持っている。同様に、これは簡単に開き
、単純且つ敏速に使用に供することが出来る。

本発明の保護衣が使用されるのは、軍事訓練、自転車旅
行、フィッシング　（特に冬フィッシング）、ハンティ
ング、スキー・リフトの使用中、スキー、登山及び歩行
中等、一般的に言って、人が時には自由に行動出来又時
には冷たい又は濡れたものの上に坐るような動作をしな
ければならないときに使用される。

【図面の簡単な説明】

第１図はシートパットが開かれた状態を示す本発明によ
る保護衣の斜視図、第２図は折畳まれた状態を示す第１
図の保護衣の斜視図、第３図は第１図の保護衣の平面図
、第４図は第１図の保護衣の側面図である。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 １ｉ′７′

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）折畳み状態で使用者の胴に付けて携帯出来、使用
   するときは開いて対象物と使用者の体の間に絶縁層を作
   る如くにして使用することの出来る保護衣で、 （ａ）各々層状の絶縁材料からなる複数のパット部材と
   、 （ｂ）隣接するパット部材の間に折曲げ部を形成し、こ
   れにより、互いに層、即ち折畳まれた衣服を形成する如
   くに上記パット部材を隣接するパット部材と重ね合せる
   ことが出来、又、上記折曲げ部を開くと１層の平らな衣
   服とすることが出来る可撓性接続部と、 （ｃ）互いに離れて設けられた可撓性の１対のベルト手
   段で、上記１対のベルト手段の１個が使用者の胴に巻き
   付けて用いられ、他の１方が上記衣服が折畳状態のとき
   は使用者の胴に巻き付けられ又は上記衣服が開かれた状
   態のときは使用者の脚部に巻き付けられて使用されるも
   のと、 から成立っている保護衣。
2. （２）上記複数のパット部材が、１層の平らな状態のと
   きは、使用者の胴の中間部と脚部の間に絶縁層を形成す
   る如き寸法をしている、特許請求の範囲第１項に記載の
   保護衣。
3. （３）上記層状の絶縁材料が断熱材料から成る、特許請
   求の範囲第１項に記載の保護衣。
4. （４）上記層状の絶縁材料がカバー材料の間に包み込ま
   れ、上記パット部材の各々の上記カバー材料が隣のパッ
   ト部材のカバー材料に接続されている、特許請求の範囲
   第１項に記載の保護衣。
5. （５）隣接するパット部材が上記折曲げ部に沿い折曲げ
   自由に接続されており、上記パット部材が実質的に互い
   に隣接し、実質的に連続した衣服を形成する、特許請求
   の範囲第１、２及び３項のいずれかに記載の保護衣。
6. （６）上記ベルト手段が、第１の上部パット部材に接続
   される第１の１セットのベルトと、第２の下部パット部
   材に接続される第２の１セットのベルトからなり、上記
   パット部材の上記ベルトが各々互いに結合して用いられ
   る、特許請求の範囲第１、２及び３項のいずれかに記載
   の保護衣。
7. （７）折畳み状態で使用者の胴に付けて携帯出来、使用
   するときは開いて対象物と使用者の体の間に絶縁層を作
   る如くにして使用することの出来る保護衣で、 隣接するパット部材の間の折曲げ線に沿い互いに接続す
   る複数の断熱パット部材と、上記パット部材の第１の上
   部パット部材で、使用者の胴を囲み、上記衣服を着脱自
   由に使用者に取り付ける為に用いるベルトを有するもの
   と、構成品即ちパット部材の端の最下部のパット部材で
   、それに結合されたベルトを有し、上記最下部のパット
   部材のこのベルトが、上記衣服を胴の回りに又は上記衣
   服が開かれた状態のときは使用者の脚部の回りにに着脱
   自由に取り付ける為に用いられるものと、からなる保護
   衣。