JPS63502884A - 把握器具または鋏として用いられる顕微外科用器具 - Google Patents

把握器具または鋏として用いられる顕微外科用器具

Info

Publication number
JPS63502884A
JPS63502884A JP62501902A JP50190287A JPS63502884A JP S63502884 A JPS63502884 A JP S63502884A JP 62501902 A JP62501902 A JP 62501902A JP 50190287 A JP50190287 A JP 50190287A JP S63502884 A JPS63502884 A JP S63502884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
arm
arms
distal end
microsurgical instrument
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62501902A
Other languages
English (en)
Inventor
アンナ,カリル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPS63502884A publication Critical patent/JPS63502884A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3201Scissors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/30Surgical pincettes without pivotal connections
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/30Surgical pincettes without pivotal connections
    • A61B2017/305Tweezer like handles with tubular extensions, inner slidable actuating members and distal tools, e.g. microsurgical instruments

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 把握器具または鋏として用いられる顕微外科用器具本発明は、把握器具または鋏 として用いられる顕微外科用器具に関する。
さらに詳しくは、本発明は、縦長の変形しない2本の腕を有するそのような型の 器具に関する。これら2本の腕は、一定の横方向ないし横断回転軸に互いに連結 されており、一方の側ではそれぞれ先端側端部を有し、他方の側では手元側端部 を有する。前記先端側端部は、前記軸から長手方向に離れて位置しており、把握 ないし切断作用において協同して働くのに適している。この把握ないし切断は、 前記先端側端部の互いに近づく方向に対応する第1の方向への前記軸を中心とす る2本の腕の相対的回転による。2本の腕は、人の手による操作領域を有し、前 記軸を中心に前記第1の方向に相対的に回転される。2本の腕はまた腕の弾性付 勢手段を有し、前記軸を中心に前記第1の方向と反対の第2の方向に相対的に回 転せしめられる。この第2の方向は、前記先端側端部が互いに遠ざかる方向に対 応する。
現在知られている態様においては、この型の器具は次の事実により特徴づけられ る。すなわち、変形しない縦長の2本の腕を互いに連結する横断回転軸が、手元 側端部と先端側端部の間に位置しており、一般には手元側端部よりも先端側端部 の近くに位置して(峯る。
またこれらの腕の操作領域は、手元側端部に位置している。さらにまたこれらの 腕の弾性付勢手段は、2枚の板バネにより構成されている。各板バネはそれぞれ の腕の長手方向にほぼ沿って延びており、腕の手元側端部に固定されている。2 枚の板バネは、手元側端部から互いに相手側の方向に向って曲げられており、手 元側端部から一定の距離の点において互いに連結されている。
このような構造は、腕を互いに連結する軸と、腕の先端側端部とが近いことから 生ずるいくつかの不都合を有している。
たとえば器具が針保持器具である場合、すなわち縫合糸を通した針を操作するた めの把握器具であるとする。この場合、このような近接に起因して、糸が連結部 分にからまるという重大な危険がある。
すなわち糸が非常に脆弱であるため切れてしまう危険があるのである。
また器具が鋏である場合、すなわち腕の先端側端部が刃の形をしており、互いに 交叉することにより協同して切断作用を行う場合においては、連結回転軸が刃の 近くに位置するため、刃の形状・配置を複雑なものとしてしまう。
さらにまた器具が把握器具であるにせよ鋏であるにせよ、連結軸と腕の先端側端 部が近接しているため、先端側端部を互いに離した場合、2本の腕の間に比較的 大きな角度が生じる。
この結果一方では、腕が第1の方向、すなわち先端側端部が互いに近づく方向に 運動した場合、次の傾向を生じる。すなわち先端側端部がそれらの間に存在する ものを長手方向に追い出す傾向がある。
先端側端部の間に存在するものとは、器具が針保持器具である場合には針であり 、器具が把握器具または鋏である場合には、筋肉または組織である。いずれにし てもこれは手術の正確さを損なうものであり、顕微外科の領域においては致命的 である。
他方、このことから次の結果が生じる。腕の手元側端部が先端側端部に比べて連 結回転軸から離れているため、腕の先端側端部の相互の一定の隔たりは、これら の腕の手元側端部でははるかに大きな隔たりに対応する。同様にして、先端側端 部が一定の大きさだけ相互に近づく運動、または相互に離れる運動を行った場合 、手元側端部ははるかに大きな距離を相互に近づく運動または相互に離れる運動 を行う、ところで腕の操作領域は、この手元側端部に位置する。
従ってこの結果、器具が外科医の手の中で非常にかさばることになるが、これは 使用において不便であり、また腕の先端側端部の相対的な位置を正確に制御する ことが困難である。ところで外科医の手の中で非常にかさばるのは、連結回転軸 に直角な平面に沿う方向に限られるのであり、この軸に平行な方向の器具の寸法 はかなり小さい、したがって、外科医にとって器具をそれ自身を中心にして手の 中で回転させることは困難であり、器具をそれ自身を中心にして回転することが 望ましい場合、手金体を回転することを余儀なくされる。
この不都合は、腕の弾性付勢手段が前述のように2枚の仮バネの形を採るという 事実によってさらに増大する。実際、器具の長手方向の寸法を制限するため、2 枚の板バネは、腕の操作領域とともに、外科医の手の中に収められるよう構成さ れている。ところで、その機能を確実に行わせるため、板バネは次のような方向 に向けられている。すなわち、そのもっとも広い面が、腕の連結回転軸に直交す る平面に直交する方向に向くように配置されている。この結果、器具は手の中に 嵌って動かなくなる。器具を確実に保持できるということは望ましいことではあ るが、このように器具が嵌り込んでしまうことは、一般に、器具をそれ自身を中 心にして手の中で回転させることが実際的には不可能になるため不便である。
本発明の目的は、導入部で述べたような型の把握器具または鋏として用いられる 顕微外科用器具に関し、その不都合の全てを解消する構造を提供することである 。
かくして本発明は、導入部で述べたような型の器具であって次のような特徴を有 する器具を提案する。すなわち腕を相互に連結する横断回転軸が、腕の手元側端 部に位置しており、かつ前記腕の操作領域が、前記軸と腕の先端側端部との間に 位置している、ということを特徴とする器具である。
顕微外科用器具として、すでにピンセント型の把握器具が提案されていることが 注意される。この型の把握器具は長手方向に弾性変形可能な2本の腕を備えてお り、これら2本の腕はその一方の端部において互いに固定されている。このよう な把握器具は、本発明で提案されている型の器具と同一の使用目的に用いること はできない。
なぜならば、それらの腕は本質的に撓みやすく、腕を相対的に回転させる一定の 軸を欠いているからである。このため、腕の先端側端部に比較的大きな力のかか る目的には使用することができないし、これらの先端側端部の相対的な位置を正 確に制御することが必要な場合にも用いることができない、特にこのような型の 構造を用いて鋏を実現することは不可能であると思われる。
これとは逆に本発明は、腕を相互に連結するため、たとえばビンの形で、部品と して具体化された一定の回転軸を有するものであり、腕の剛性をできる限り大き く維持するものである。したがって本発明は、極めて精密な器具に応用し得る構 造であって、しかも先端側端部の側に大きな力をかけることができる構造を提供 する。
本発明はさらに次の効果を有する。すなわち腕の連結軸は、その先端側端部から 最も大きく離れている。すなわち器具が針保持用の把握器具である場合には、糸 がからまる危険を全くなくすものであり、また器具が鋏である場合は、切断用の 刃の形状を比較的簡単な形状・配置とすることができる。
また腕の操作領域が腕の先端側端部の近くに位置しているため、先端側端部の相 対的な位置をきわめて正確に制御することができ、外科医の手の中に収められる 部分の器具の寸法をかなり小さくすることができる。特に先端側端部が相互に最 も離れている場合においても、また相互に最も近づいている場合において、器具 の手元側の寸法は全ての横方向においてほとんど変わらない、このことは、外科 医が器具を保持する事を相当に容易にするものであり、外科医は、特に容易かつ 正確に、器具をそれ自身を中心にして手の中で回転させることができる。実際、 手の中における長手方向を中心とする器具の方向は、はとんど実際的な意味を持 たなくなる。この結果器具は極めて用い易いものとなる。
本発明の器具の好ましい実施例においては、腕の弾性付勢手段は、腕相互の間に あって、かつ前記軸と前記先端側端部との間に位置する圧縮バネを少なくとも備 える。たとえばこの弾性付勢手段は、はぼ長手方向に延びる1枚の仮バネを少な くとも備えるものとすることができる。この板バネは軸に垂直な中央平面に沿っ て曲げられており、その両端領域は、前記軸を中心とするそれぞれの円周方向に 向って一方の腕に当接する。またこの板バネの中間領域は、前記軸を中心とする 円周方向に向って、前記軸と前記先端部との間において、他方の腕に当接する。
したがって弾性付勢手段は、その硬さの如何にかかわれず、器具の自由な操作の 障害とはならない。
一定の応用においては、本発明の器具は、2本の腕を任意に固定する手段を備え ることができる。この固定手段は前記軸を中心する前記第2の方向への相対的な 回転を防止するものであり、前記先端側端部を相対的に最も近づいた位置に固定 する。したがってこの固定手段は、前記軸と前記先端側端部どの間に次の要素を 備えることが好ましい、すなわち、一方の側では、一方の腕に固定された止め金 を備え、他方の側においては、他方の腕の上を長手方向にすべるように設置され た閂を備えることが好ましい、この閂は、腕の操作領域において手で操作し得る ものであり、任意に、止め金に係合する位置に動かして腕を固定したり、あるい はまた止め金から外す位置に動かして腕の固定を解除したりすることができる。
腕の弾性付勢手段が、上に述べたように設けられた板バネを備える場合において は、この仮バネは、閂を備える腕の、閂を介して支持されることが好ましい、こ のようにすれば、使い易くかつ小さな寸法の構造によって、閂を、止め金に嵌っ た位置および止め金から外れた位置のそれぞれの位置に制止し、閂が偶然に長手 方向に滑ることを防止することができる。
また好ましくは、腕の先端側端部の相互の距離を制限する手段を備え、また腕を 相互に案内する手段であって、横断軸と平行な方向の移動を制限しながら、相互 を連結する横断軸の回りを相対的に回転せしめる案内手段を備える。また、腕の 先端側端部の相互の距離を制限する手段、および腕の相対的な回転を相互に案内 する手段は、2本の腕に固定され、かつ相互の方向に向って横方向に突出する異 なる面により形成されることが好ましい、これらの面は、相互の連結回転軸を中 心とするそれぞれの円周方向に沿うものであり、この軸と先端側端部との間に位 置するものであるが、軸よりもこの先端側端部の近くに位置することが好ましい 、上に述べたように閂を備える場合においては、これらの突起の内の1つが、閂 の止め金を構成することが好ましい。
したがって本発明は、特に優れた性能を有し、かつ少数の部品しか用いない器具 を提供するものであり、したがって小型でしがも安価な器具を実現する。さらに また、器具のメカニズムの全体は、器具の腕の中に収容することができる。した がって、器具の外観は単純でしかも機能的なものとすることができる。すなわち 、把握器具の型がどんなものであろうとも、把握に用いられる器具の外観を不変 なものとすることができるし、鋏の用途がどのようなものであろうとも、鋏とし て用いられる器具の外観を不変のものとすることができる。もっとも、腕の先端 側端部の形態は、器具の機能に適合したものであって、当然に外観がことなる。
このように、本発明によって提供される構造により、器具の機能を損なうことな く、異なる機能を有する器具のセントの外観を均一なものとすることができる。
本発明の他の特徴および効果は、下の説明および添付図面からさらに明らかにな るであろう、しかし下の説明は本発明を限定するものではないいくつかの実施例 にかかるものである。また添付図面はこの説明と一体となるものである。
第1図は、本発明にかかる針保持器の側面図である。
第2図はこの針保持器の部分断面図であって、針保持器の2本の腕を相互に連結 する回転軸に垂直な、第1図のn−n線で示された長手方向中央面に沿う断面図 である。
第3図は、第1図の長手方向矢印■の方向から見た針保持器を示す図である。
第4図および第5図は、第2図のIV−IV線および■−■線でそれぞれ示され た、横断平面に沿う針保持器の断面図である。
第6図は、第1図の矢印■と反対向きの矢印■で示された長手方向からみた針保 持器を示す図である。
第7U!Jは、この針保持器の断面図であって、第4図の■−■線で示された、 2本の腕を相互に連結する軸と平行な長手方向平面に沿う断面図である。
第8図は、本発明にかかる把握器具の側面図であって、肘の形に曲がった平坦な 嘴状先端部を有する把握器具を示す。
第9図は、この把握器具をほぼ断面において示す図であって、第8図のIX−I X線で示された、把握器具の2本の腕を相互に連結する回転軸に垂直な長手方向 中央平面に沿う断面図である。
第10図は、第8図と同様の図であるが、本発明にががる右と筋把握器具の腕の 先端側端部のみを示す図である。
第11図は、この把握器具の先端側端部の断面図であって、第10図のXI−X I線で示された、それらの2本の腕を相互に連結する回転軸(図示せず)に垂直 な長手方向中央平面に沿う断面図である。
第12図は、第11図の部分拡大図である。
第13図は、第10図の把握器具を長手方向矢印xmからみた図であて、第12 図よりも拡大して示す図である。
第14図は、この把握器具の部分図であって、矢印Xmと反対方向の長手方向矢 印XIVからみた状態を、第13図と同一の縮尺で示す図である。
第15図は、第10図と同様の部分図であるが、本発明にかかる爪付きの把握器 具を示す。
第16図は、この爪付き把握器具を第11図と同様の形で示す図であて、第15 図のXVI−XVI線で示された把握器具の2本の腕を相互に連結する回転軸( 図示せず)に垂直な長手方向中央平面に沿う断面図である。
第17図は、第16図を大きく拡大して示す部分図である。
第18図は、この把握器具の一方の腕の先端側端部の爪をさらに拡大して示す図 であって、把握器具の2本の腕を相互に連結する図示されない回転軸に平行な矢 印X■の方向からみた図である。
第19図は、第10図および第15図と同様の部分図であるが、本発明にかかる 角膜移植用(左)鋏を示す図である。
第20図は、第11図および第16図と同様の部分図であるが、こ・の鋏をほぼ 断面図の形で示す図であって、第19図のXX −XX線で示された、器具の腕 を相互に連結する回転軸(図示せず)に垂直な長手方向中央平面に沿う断面を示 す図である。
第21図は、この鋏を第19図の長手方向矢印Xχ■からみた図である。
第22図は、この鋏の腕の先端側端部を示す図であって、第20図のXXI[− XXIl線で示された平面に沿う断面図である。
第23図は、第10図、第15図、および第19図と同様に腕の先端側端部のみ を示す図であるが、本発明にかかる他の鋏を示す図である。
第24図は、第11図、第16図、および第20図と同様の部分図である 7が 、この鋏をほぼ断面図の形で示す図であって、第23図のXXIV−XX■線で 示された、器具の腕を相互に連結する回転軸(図示せず)に垂直な長手方向中央 平面に沿う断面を示す図である。
第25図は、第23図の矢印XXVからみたこの鋏の部分拡大図であって、この 矢印が鋏の腕を相互に連結す゛る軸に平行な場合の図である。
第26図は、第23図の長手方向矢印XXVIからみたこの鋏を示す図である。
以上の図において本発明にかかる各器具は、閉じた状態で図示されている。すな わち腕の先端側端部が最も相互に近づいた状態で示されている。特にそう断わら ない限り、以下の説明はこの状態について行う、しかしながら、第2図、第9図 、第11図、第16図、第20図、および第24図においては、それぞれの器具 の一方の腕の先端側端部を開いた状態、すなわち各器具の他方の腕の先端側端部 から最も離した状態においても図示している。この際、他方の腕は、図面を簡単 にするため不動であると仮定した。
さらに図面の全体から次のことが分かる0図示された本発明にかかる異なる器具 は、同一の外径を有している。もっとも腕の先端側端部は、把握または切断の作 用において協同して働くように作られており、その機能に適合したものであるか ら、外観は異なる。さらに図面から分かることは、器具の構造が極めて類似して いることである。したがってまず、図示された異なる器具の共通点から説明を始 めることにし、各器具に特有な点の詳しい説明は後廻しにする。
したがってまず第1図ないし第26図全部を参照しながら説明する。
これらの図面に示された器具は、2本の腕1.2を備えており、2本の腕1.2 は同一の長手方向3に沿って延び、かっこの長手方向3に直交する方向に互いに ほぼ並置されている。一定の長手方向4に沿って順番に2本の腕1.2が備える 各部分について次にその順を追って説明する。
それぞれの手元側端部5.6はそれぞれ、後に明らかになるように相互に噛合し ており、これらの領域によって2木の腕には、横方向、すなわち長手方向3に垂 直な方向の軸7に相互に連結されている。腕1.2の全長は、好ましくは約12 cmであるが、もちろんこれよりも大きくても小さくてもよい、これに比較し、 腕1.2の手元側端部領域5.6は、小さな長手方向長さを存するものであって 、1 cm以下であることが好ましい、ただしこの数値は本発明を限定するもの ではない。
領域8.9はそれぞれ、器具を把握するための領域であって、2本の腕1.2の 操作領域をそれぞれ構成する。これら二つの領域8.9を手で操作し、横方向、 さらに正確に言えば軸7を含む長手方向平面12にほぼ垂直な互いに反対向きの 方向10.11の力を加えることによって、腕の手元側端部5.6を除き、腕1 .2の各領域を互いに近づける方法に、軸7の回りに腕を相対的に回転させる。
このために操作領域8.9は、腕の長手方向全長の半分より大きな長手方向長さ を有することが好ましく、たとえば全長の273とすることができる。すなわち 、上で挙げた例でいえば、約7c+s〜8cmとすることができる。もっとも、 これらの数値は単なる例であって本発明を限定するものではない、また操作領域 8.9においては、器具を閉じた状態の腕1.2は、任意の横断面において両者 で一定の外周を示す、たとえば、図示はされてはいないが円形とすることができ る。
しかし好ましくは、第3図〜第6図、第13図、第21図、および第26図にた とえば図示されているように、楕円形の断面とすることができる。この場合、楕 円の長軸は、平面12内に位置しており、一方楕円の短軸は、平面12および軸 7に垂直な長手方向平面13に沿って位置している。(この平面13は、切断面 n−1r、IX−IX、XI−XI、χVl−XVI 、XX−XX、XXIV −XXIVと一致する。)腕の操作領域8.9における腕1.2の周囲は、腕1 .2がこれらの領域8.9において有する外面14.15によって形成される。
面14.15は、それぞれ面13に関し対称であり、また面12に関し相互に対 称である。これらの面14.15は、平面12に沿って、それぞれ平面16.1 7に接続する。これらの平面16.17は、器具が閉じた状態にある際に互いに 対向する。
これらの平面16.17は、図示はされていないが平面12に沿って配置し、こ の平面12に沿って互いに接するようにしてもよい、あるいはまたこれらの平面 16.17は、たとえば、第2図、第3図〜第6図、第9図、第11図〜第13 図、第16図、第17図、第20図、第21図、第24図、および第26図に示 されているように、平面12の近(にこれがら少し後退してこれと平行に配置す ることができる。この場合においても、面16.17の間の平面12に垂直な方 向の相対的な距離は1111I未満に限定することが好ましい、腕1.2の操作 領域8.9による器具の把握を容易にするため、これらの腕の表面14.15は 、滑り防止用の被覆ないし処理を有することが好ましい、このような被覆ないし 処理は、それ自身としては周知である0発明を限定しない単なる例であるが、腕 1.2の操作領域における器具の横方向の寸法は、1cm未満であることが好ま しい、たとえば楕円形の横断面の場合、平面12に沿う方向、すなわち軸7に平 行な方向に沿う寸法は約811mとし、一方、平面12に垂直な方向に沿う寸法 は、約7mmとすることができる。ここに掲げた数値は、器具を閉じた状態の数 値である。
これらの数値は、現在好ましいと考えられているものであるが、単に例として挙 げたものであって、本発明を限定するものではない。
中間領域18.19においては、面16.17はそれぞれ同一平面において延長 される。しかしながら面14.15はそれぞれ方向4に沿って円錐面20.21 に接続される。これらの円錐面20.21は、器具が閉じられた状態にある場合 において、平面12.13に関する対称性を維持しながら方向4に向って収束す る。すなわち円錐面20.21は方向4に向って器具の外径を漸次、減少させて いく。
各先端側端部領域は、器具それぞれによって異なっている。しかし上に述べた領 域5.6.8.9.18.19は、すべての器具において同一でよい、腕1.2 の先端側端部領域はそれぞれ、第1図ない゛し第7図に示された針保持器におい ては、符号22および23により示されている。またこれらの領域は、第8図お よび第9図に示された平坦な嘴状の先端を有する把握器具においては、符号24 および25より示され、さらに第10図ないし第14図に示された上直筋把握器 具においては、符号26および27により示され、また第15図ないし第18図 に示された爪付きの把握器具においては、符号28および29により示されてい る。また第19図ないし第22図に示された鋏においては、符号30および31 により示され、さらにまた第23図ないし第26図に示された鋏においては、符 号32および33により示されている。これらの異なる先端領域のそれぞれの形 状については、後に詳しく説明する。
しかしながら次の点は、図に示された全ての器具に共通である。中間領域18. 19が上に述べた先端側端部領域に移る部分のすぐ近くにおいて、腕1.2の平 坦な面34.35がそれぞれ面16.17を接続する。
ところでこれらの面16.17は、把握器具が閉じた状態にある際においても、 例示の場合には離れているものである。一方、面34.35は、軸7を含むそれ ぞれの平面に沿っており、器具が閉じられた際には平面12と一敗する。したが って、これらの面34.35の平面12に沿う相互の当接は、2本の腕、特にそ の先端側端部が互いに接近する方向10.11に向かう軸7を中心とする腕12 の相対的な回転を制限する。
上に説明した腕1.2のそれぞれの各領域は、たとえば処理された鋼ような出来 るだけ硬い材料により一体に構成することが好ましい、また、腕を相互に連結す る回転軸7に平行な、腕の相対的な全ての変位を防止する手段を備えることが好 ましい、この手段により腕の先端側端部は、外科医によって完全に制御された軸 7を中心とする相対的な回転運動以外、他の運動を相互に行うことが出来なくな る。
例として挙げたのであって発明を限定するものではない図に示された好ましい実 施例においては、このような手段は、一方では2本の腕1.2のそれぞれの手元 側端部領域5.6の側に設けられ、また他方においては、腕の操作領域8.9の 中に設けられるものであるが、この場合、さらに正確にいえばこれらの領域8. 9が中間領域18.19にそれぞれ移り変わる部分のすぐ近(に設けられる。
さらに正確に言うと、腕1はその手元側端部領域5において、2本の長手方向に 伸びる平坦な脚36.37を有する。これらの脚36.37は、軸7に垂直な中 央平面38.39を有する。またこれらの2本の脚36.37は、平面13に関 し互いに対称に配置されており、相互に向かう方向、すなわちこの平面に向かう 方向にそれぞれ平面40.41を有する。平面40.41は、互いに平行であり 、軸7に垂直でかつ平面13に関し互いに対称である。これら2本の脚36.3 7は腕lの面16を基準にして、他方の腕2の方向に突出しており、この結果、 軸7は面40.41を横切っている。また同一の直径を有する軸7を中心とする 円筒の形を有する穴42.43は、軸7の方向にそれぞれ2本の脚36.37を 貫いている。
一方、腕2は、その手元側領域6において、同様に平坦で長手方向に伸びる1本 のl1144を形成する。平面13は、この脚44の中央平面を構成する。また この脚44は、腕2の面17を基準にして、腕1の方向に突出しており、軸7を 横切っている。この軸に垂直な方向に、この脚44は、面13から遠ざかる方向 に向って平坦な面45.46を備える。これらの面45.46は互いに平行であ って、かつ面13に関し互いに対称であり、面41.42の相互間距離とほぼ等 しい距離だけこの面13から垂直方向に相互に離れている0面45.46は面4 0.41とそれぞれ当接しており、最小限の拘束をもって相対的に滑り得るよう に構成されている。軸7の方向に脚44は、穴47によって貫かれている。
穴47は、穴42.43のそれぞれの直径と等しい直径を有し、軸7を中心とす る円筒の形状を有する。このように軸7に沿って配列された三つの穴42.47 .43は、共通のピン48を収容する。ピン48は、穴42.47.43の共通 の直径にほぼ等しい直径を有する。ピン48は、当業者には周知のいずれかの適 当な手段によって、穴42および/または穴43の中に固定されている。この場 合においては、ピン48は、穴47の中においては逆に自由に回転するように設 置されている。あるいはまたピン48は、当業者には周知のいずれかの手段によ って、穴47の内部に脚44と一体となるように構成されている。この場合、ピ ン48は、穴42.43に対しては反対に自由に回転するように構成されている 。かくして、このピン48は、軸7の回りを最小限の拘束をもって、2本の腕1 .2を確実に案内するように構成されている。
もちろん腕1.2を軸7の回りに相対的に回転させるように確実に案内するため には、他の手段によってもよい、この際の回転軸は、手元側領域5.6において 2本の腕1.2に関しその位置が完全に定っているものとする。このような他の 手段を用いても本発明の範囲から外れるものではない。
図の例において、2本の腕1.2の操作領域8.9、さらに正確にいえば操作領 域8.9が中間領域18.19に移る部分のすぐ近くに設けられた、軸7と平行 な方向な腕の相対的な運動を防止するための手段は、横方向の突起49.50に よって形成される。これらの突起49.59は、腕1.2からそれぞれの方向に 向って突出するものであり、腕と一体に構成されたものであるが、好ましくは、 模式的に符号51および52によって示したように、ネジによる嵌め込み式とす ることが好ましい。2個の突起49.50は、平面13内のそれぞれの中心方向 に沿って配置されており、これらの中心方向は、腕1.2の相互の連結軸7を中 心とする円周方向に沿っている。器具が閉じられた場合において、これらの中心 方向は、平面12と垂直なそれぞれの直線方向53.54と一致する。各突起4 9.50は、平面13に関し対称であり、これら2個の突起の長手方向の相互間 の離りは次のとおりである。すなわち突起49は、腕1の操作領域8とその中間 領域18の接続部分に位置し、面16を越えて凹部55の中に嵌合する。この凹 部55は、腕2に、対向して設けられたものであって、面17を基準にして窪ん でおり、突起490円周方向中心方向53に沿っている。また突起50は、突起 49と軸7の間に位置するものであるが、この軸7よりも腕の先端側端部の近( に位置するものであって、面17を越え、腕1の面16の中に設けられた凹部5 6の中に嵌合する。この凹部56は、この突起500円周方向中心方向54に沿 っている0以上の説明はもちろん器具が閉じられた状態に関するものである。突 起49.50は、それぞれの対応する凹部55.56に自由に収容されるに際し 、軸7を中心とする腕1.2の相対的な回転を拘束しない。
ところで、凹部56は、突起50を収容するために必要である以上に方向4にむ かって先の方まで長手方向に延在しており、図示された好ましい実施例においは 、突起49を構成する嵌め込み式の部品をも、やはり腕1と一体の形で収容する 。
長手方向に沿いかつ突起50に向って、すなわち方向4と反対の方向に、突起4 9は、はぼ長手方向に張り出した緑57を有する。この縁57は、一般にあぶみ の形状を有しており、その1つの平坦な領域58は、平面13にほぼ直交する方 向に配置され、この平面の両側に対称に位置する。またこの平坦な領域58は、 器具が閉じられた状態において腕2の凹部55の内部に位置するものであって、 他の二つの平坦な領域59.60を相互に接続している。これらの領域59.6 0は、平面13に平行に位置し、またこの平面に関し互いにそれぞれ対称に位置 するものであって、器具が閉じられた状態においては、腕1の凹部56、および 腕2の凹部55の中に位置する。a57の領域59.60の形状は、第8図に特 に明瞭に示されている一器具が閉じられた状態において、&i57の領域58は 、平面12の方向に向って、この平面12に平行な平坦な面61を有する。一方 、縁57の領域59.60は、平面13に向って、それぞれ平坦な面62.63 を有する。
これらの平坦な面62.63は、この平面13に平行であって、この平面に関し 互いに対称である。
これらと相補い合う形で、突起50は、突起49に向かう長手方向、すなわち方 向4に沿う方向に、はぼ長手方向に突出した緑64を備える。緑64は、器具が 閉鎖された状態にある場合に、凹部56の中に位置する。緑64は、突起49の a57の領域59.60の間に噛み合い、平面13に平行な平坦な面65.66 においてそれぞれ、これらの領域のそれぞれの面62.63に当接する。平坦な 面65.66は、平面13に平行であって、この平面13から遠ざかる方向に面 する0面65.66の、平面13に垂直な方向への相互の距離は、面62.63 のこの平面に平行な方向への相対的な距離にほぼ等しい、したがって、面65と 面62、および面65と面63は、相互に滑り得るように接触する。このように して、2本の腕l、2の先端側端部が、軸7に平行な方向に相対的に変位するこ とをできるだけ防止する。しかしこの際、この軸7を中心とする2本の腕の相対 的な回転を拘束しない、さらにまた、縁57の領域58の面61は、軸7を中心 とする円周方向に沿い、器具が閉じられた場合には、平面12に垂直な直線方向 67に向う、この面61に対向して、縁64は、平坦な面6Bを備える。平坦な 面6Bは、平面12に少なくともほぼ平行であって、器具が閉じられた状態にあ る場合には、この平面12と垂直な方向に面61から離れている。この平坦な面 68は、次に述べる場合に°は面61に近づき、この面と当接する状態になる。
すなわち器具を開いた場合でありて、腕の操作領域8.9、中間領域18.19 、および先端側端部をそれぞれ相対的に離す方向に、軸7を中心にして腕1.2 を相対的に回転させた場合である。このようにして、縁64および縁57の領域 58のそれぞれの面61.68は、器具が開く際に腕1.2の間の角度が大きく なり過ぎることを制限する突き当り面を構成する。すなわちこれらの面は、器具 が開く際の腕1.2の先端側端部の相互の距離を制限する。第2図、第9図、第 11図、第12図、第16図、第17図、第20図、および第24図には、器具 が開いた状態における腕1の先端側端部22.24.26.28.30.32に 対する腕2の先端側端部23.25.27.29.31.33のこのような限界 位置が図示されている。第1図ないし第18図に示された実施例においては、突 起49.50の縁57.64は、同一形状であることが分かるであろう。
したがってそれぞれに対応する器具の腕の先端側端部は、器具が開かれた場合に おいて、相互から同じように離れている。たとえば先端側端部において計った最 大離間距離は、約6ffiIlである。しかしこの数値は本発明を限定するもの ではない。これとは逆に、第19図ないし第22図、および第23図ないし第2 6図に示された鋏の場合に対応する二つの実施例においては、突起49はその縁 57を含め、上述の突起49と同一であるが、突起50の面68は、腕1の面1 6と実質的には同一平面上にあるのであって、この面16からの距離は減少して いる。
器具が閉じられた際の、平面12に直交する方向への面68.61の間の距離は 、したがってより小さい、また面68.61の相互に突き当った状態は、軸7を 中心とする腕1.2のより小さな角度に対応する。
すなわちこれらの二つの実施例においてこれらの面が突き当った状態は、先端側 端部30.31ないし32.33のより小さな相互の離間距離に対応する0発明 を限定するものではない例を挙げるならば、先端側端部において計られた相互の 離間距離の最大値を約3111mとすることができる。いままで述べたのとは逆 にこれらの二つの実施例においても、特に第1図ないし第8図の実施例を参照し ながら説明した他の全ての構成は同一である。なお、これらの構成は、第9図な いし第19図の実施例においても見出されるものである。
上に述べた手段は、軸7と平行な方向への腕1.2の相対的な運動を防止するた めのものであり、またこれらの腕がこの軸を中心として必要な角度以上に動くこ とを制限するものであって、現在好ましいと考えられている実施例に対応する。
しかしながらこれらの手段は、本発明の範囲から外れることなく、同一の機能を 有する他の手段により置き換えることができる。一定の場合、特により低い精度 しか要求されない場合には、腕2の脚44の面45.46と、腕lの脚36.3 7の面40.41の協同の作用で、軸7と平行な腕1.2の先端側端部の相対的 な運動を防止するのに充分であろう、当業者が容易に実現できる他の手段もまた この目的のために用いることができる。
このように、器具を開いた場合の腕1.2の相対的な角度が大きくなり過ぎるこ とを制限するためには、軸7よりも先端側端部の近くに制限手段を設けることが 好ましく、この場合を以上においても説明したのであるが、軸7の近くに制限手 段を設けることにしてもよい、このためには、たとえば脚36.37.44を用 いる。これらの脚は、軸7と平行な方向に向って、腕l、2がそれぞれ細くなっ た部分である。このため特に脚44は、平坦な面69.70を介して、腕2の操 作領域9に接続する。これらの平坦な面69.70は、同一平面内にあって、器 具が閉じられた際に平面13および平面12に垂直である。またこれらの面69 .70は、脚44の両側にそれぞれ位置している。同様に脚36.37が操作領 域8に接続するところで腕1は、両脚36.370間に平坦な面71を有してい る。この面71は、器具が閉じられた場合に、平面13および平面12に垂直で ある0面69.70.71にそれぞれ長手方向に対向して脚36.37.44は 、それぞれの平坦な面73.74.75を備えており、これらの平坦な面73. 74.75は、器具が閉じられた場合に、平面13および平面12に垂直である 0面73〜75は、器具が閉じられた場合にそれぞれ面69〜71から長手方向 に隔たっている。しかしこれらの面73〜75は、次に述べる際にはそれぞれの 円周方向に沿って近づき、相対的な角度を有することによって、これらの面69 〜71に突き当たることが可能である。すなわち腕1.2が軸7の回りを器具を 開く方向、すなわち先端側端部を互いに離す方向に相対的に回転した場合である 。この事実は、2本の腕1.2が開いた場合の角度が大きくなり過ぎることを制 限するために、突起49.50の面61.68の協同の作用に代わって用いるこ とができる。しかしながら逆に、面69〜71および面73〜75をこのように 互いに突き当たらせることによらて腕1.2の角度が太き(なり過ぎることを制 限することを欲しない場合には、面69と73.70と74、および71と75 の間の、器具が閉じられた状態における長手方向の相対的な距離を充分に大きな 値とし、突起50の縁の面68が、突起49の緑の面61に突き当たる状態にな るまで、これらの面の間にいかなる接触も発生しないようにする。
これは図に示された場合に相当する。゛また、腕1.2のそれぞれの操作領域8 .9に対し、符号10および11で示された方向に手で力を加えることにより、 腕を器具が閉じた状態の位置に導くことができることは容易に分かる。
さらに、器具を開かせるためには、弾性付勢手段が備えられている。この弾性付 勢手段は、腕1.20間において、それぞれの腕の相互の連結軸および先端側端 部の間に配置された、少なくとも1個の圧縮バネにより構成することが好ましい 。しかしながら本発明の範囲から外れることなく、腕の弾性付勢手段として他の 態様を用いることも可能である。
図に示された例においては、弾性作用手段は、腕1.2のそれぞれの操作領域8 .9の間にあって、かつ、軸7、およびこの軸にもっとも近い突起500間に配 置されている。さらに正確に云えば弾性付勢手段の一部は、凹部76の内部に収 容されている。この凹部76は、腕2の面17に形成されているものであって、 操作領域9と先端側端部領域6の接続部分と突起50の関に位置する。さらに弾 性付勢手段の一部は、腕1の操作領域8と腕の手元側端部領域5の接続部分の水 準まで凹部56を長手方向に延長した部分に収納される0以上に述べたのは、第 1図ないし第7図に示された実施例の場合である。これに対し第8図ないし第2 6図に示された実施例の場合においては、弾性付勢手段は、凹部56とは独立の 凹部77の内部に収納され、面16の内部において、この凹部56と、腕の操作 領域8と腕の手元側端部領域5の接続部分の間に位置される。
さらに正確に云えば、図に示された例においては、器具を開く方向に腕を付勢す る弾性付勢手段は、少なくとも1枚の板バネ78を備える。仮バネ78は、ここ では一枚であって、平面13と一致する中央平面に沿って、はぼ長手方向に延び ており、2個の端部領域79.80を形成するようにこの平面内において曲げら れている。これらの領域79.80は、それぞれ、腕の操作領域8および鋺の手 元側端部領域5の接続部分の近傍、および突起50の近傍において腕l、2に当 接している。また板バネ78の中間領域81は他方の腕2に当接しており、長手 方向に端部領域79.80の間のほぼ中間位置に凹部76の内部に位置している 。
これらの当接は、板バネ78のそれぞれの母線を介するものであり、これらの母 線は、軸7に平行であって、それぞれの当接面82(端部領域79の場合)、8 3(端部領域80の場合)、および84(中間領域81の場合)上に存在する。
これらの当接面82.83.84は、器具が閉じられた場合に平面12に平行で あって、この結果板バネは、腕1.2に対し、その領域79.80.84を介し て、軸7を中心とするそれぞれの円周方向に沿って反対方向の力を加える。
さらに正確には、板バネ78の端部領域79のための腕1上の当接面82は、こ の腕と一体であって面16と平行であるが、凹部56の延長の内部に向ってこの 面16から後退している。これは、第1図ないし第7図に示された実施例の場合 である。これに対し第8図ないし第26図に示された実施例の場合においては、 当接面82は、凹部77の内部に向って後退する。同様にして、腕2上の板バネ 78の中間領域81の当接面84は、この腕と一体であり、この腕の面17と平 行であって、この面17から後退し、凹部76の底面を構成する。凹部76のこ の底面84は、平面13の両側の二つの平坦な面85.86を介して、腕20面 17に接続される。このことは特に第5図に詳しく示されている通りである。こ れらの面85.86は、平面13に平行であって、この平面に関し互いに対称で あり、かつ、板バネ78に対し、板バネ78が腕2に関し軸7と平行に移動する ことを防止する当接面を構成するものである。しかしこれらの面85.86は、 軸7を中心とする円周方向に沿う板バネ78の弾性力による自由な運動を拘束し ない、ところで面85.86は、2面の横断面88.89によって相互に連結さ れるものであるが、これらの横断面88.89は、また面84を面17に接続す るものであって、凹部76の端部を区画する0面88.89に長手方向に対向し 板バネ78の端部領域79.80は、凹部76の内部に向って曲げらる。この結 果、面88.89は、板バネ78の当接面を構成するものであり、腕2および腕 lに関し、凹部76の内部における板バネ78のすべての長手方向の移動を実質 的に防止する。
腕1上の仮バネ78の端部80の当接面83は、この腕1上の端部79の当接面 82と同様に、腕1の面16と平行に配置され、この面16から後退しているも のであり、図に示されているように、たとえば、当接面82と同一平面上にある 。
しかしながら当接面83は、第1図ないし第7図に示された実施例の場合と、第 8図ないし第26図に示された実施例場合とでは、異った形に構成される。
第8図ないし第26図に示された実施例の場合においては、当接面83は腕lと 一体の横方向の区画87によって形成されるものであり、この区画87は、凹部 56.77を突起50の近(において互いに分離する。
したがって当接面83は、腕lに関し不動である。
これとは逆に第1図ないし第8図に示された実施例の場合においては、当接面8 3は、腕lに関し長手方向に動きうるものであって、この際、腕の面16に対し 平行に保たれ、かつこの面16との距離が一定に保たれる。すなわち図に示され て例でいえば、当接面82と常に同一平面上にある。
実際、第1図ないし第7図に示された実施例において、腕l上の板バネ78の端 部81の当接面83は、閂90の1つの面により構成されるものである。この閂 90は、腕1に沿って長手方向に滑り得るように取り付けられているものであっ て、一方では、図に示されているように閂をかけた位置を採り、この位置におい て閂90は、好ましくは突起50により構成される止め金と係合し、器具の閉鎖 位置に腕1、において閂90は、止め金から外れた位置をとり、2本の腕1.2 がこのような回転を自由に行えるようにする。もちろんこの際の腕の回転は、突 起49の縁57および突起50の縁64のそれぞれの面61.6Bにより構成さ れる突き当り面が許す範囲内において行われる。
このため、閂90は、腕1の操作領域8において、制御ボタン91により動かす ことができるように構成されている。
より正確には、第1図、第4図、第5図に示されるように、腕1の手元側端部5 の方向に突起50を越えた凹部56の長手方向延長部は、平坦な底面92と両側 の側面93.94を有し、底面92は腕1の面16と平行で、この面16よりも 、また板ばね78の末端部79との当接面82よりも後退して位置し、側面93 .94は互いに平面13に関して対称であり、これらの側面は平面13と平行に 、この平面と面85.86との垂直方向離間距離と同一の距離で互いにこの平面 から垂直に離間し、そのため、それぞれ凹部76の面85.86と同一平面上の 延長部において、凹部56の底面92が面93.94により腕1の面16につな がるようになっている。
これに相応して、当接面83に加えて、面83に平行で面92に摺動自在に当接 する平面95、ならびに面83.95の間に互いに平行かつ面83および95と は垂直方向の両側の平面96.97、以上の4面83.95.96.97により 閂90は横方向に向って画成される。閂90の面96.97は、それぞれ平面1 3の両側にあうで、平面13に関して互いに対称的に位置し、それぞれ側面93 および側面94と相対的な摺動が可能となるように接触している。閂90の面8 3.95.96.97は、方向4と逆向きの長手方向に相互に横断平面98によ って接続される。一方、方向4、すなわち突起50に向う方向においては、これ らの面83.95.96.97は、横断平面99によって互いに接続される。平 面99には、これより方向4に沿う長手方向に突出した2本の長手方向の腕io o 、101が一体、すなわち固定式に付設され、この腕100および101は 平面13に関して互いに対称的に、それぞれ凹部56の側面93および94に沿 って配置され、その間に中間長手方向空間202を形成する。空間202は、突 起50に向かって方向4に向けて開いており、軸7を中心とした円周方向に沿っ て見た場合に分岐形状、すなわちフォーク形状を有する。
2本の腕100および101の外周面は、一方では面83と同一平面の延長面に より、他方では、凹部56の底面92の方向に向ってそれぞれ平面102.10 3により構成される。これらの平面102.103は、これらの各面と凹部56 の面92との間にそれぞれ空間ができるように、面83の方に面95よりも後退 して面95と平行に位置している。
これに相応して、第4図および第7図により詳細に示すように、突起50は平面 13のそれぞれ両側にこれと垂直に突出しているが、その突出長さは、凹部56 の側面93.94とこの平面13との離間距離より小さい、より正確には、前記 突出長さは、2本の腕100.101と平面13との離間距離と最大でも等しい 長さであり、それにより、腕1および2が器具の閉じた位置にある場合に、閂を かけた位置にある腕100.101が凹部56内に収容されて突起50の両側と それぞれ係合するようになっている。この位置で、突起50は凹部56の底面9 2に沿って、それぞれこの突起50の両側に軸7と平行方向に位置している二つ の縁104.105を有しており、この縁104.105は、底面92と、それ ぞれ腕100の面102および腕101の面103との間に実質的に遊びをとら ずに挿入されている。その結果、閂90はその面95が凹部56の底面92によ る圧迫状態に保持されるので、器具の閉止位置での所望の閂がけが達成される。
そのために、ボタン91が操作領域8の面14と本質的に対面して平面13に関 して対称的に設けられる。ボタン91は、やはり面13に関して対称的なネック 領域106によりボルト9oに一体に連結されている。
ただし、ネック領域106の平面13に垂直な方向への寸法は、ボタン91の残 りの寸法、および閂90の面96.97の平面13に垂直な方向への離間距離よ り小さくなっている。ネック領域106は、面14から凹部56の底面92へ、 2つの平面10B 、109により平面13から遠ざかる方向へ画成された縦長 のスロット107を経て、腕1を貫く、平面108.109は平面13に平行で この平面に関して互いに対称的に配置され、平面108.109の相互の間隔は 、ボルトの面96および97の相互の間隔、その部分の凹部56の側面93.9 4の相互の間隔、および、ボタン91が操作領域8の面14と接触するところで の平面13と垂直な方向への寸法、以上3つの間隔ないし寸法より小さいが、し かしネック領域106の平面13と垂直な方向の寸法よりは大きい。したがって 、閂90とボタン91は、それぞれネック領域106の一方の側と反対側におい て、スロット107の周辺領域を覆う。かくして閂90およびボタン91は、こ の領域に沿った長手方向の摺動は可能であるが、その他の動きはできない。
スロ7 )107 、凹部56および閂90のそれぞれの長手方向の寸法は、ス ロット107内でのボタン91のネック領域106の摺動と、凹部56内での閂 90の摺動により、閂90を、腕100 、101が図示のように凹部56の内 部で突起50を固定する閂をかけた位置と、突起50に関して長手方向に完全に 後退した位置のいずれにもすることができるような寸法とする。ここで後者の後 退位置は、腕100.101が突起50を解放して、軸7の2本の腕1.2の先 端側端部22.23が相互に離間する方向にこれらの腕を相対的に回転させるこ とができるものである。
その端部80を面83に当接することにより、板バネ78は閂90−ボタン91 組立体の一方あるいは他方への偶発的摺動を防げる。好ましくは、図示のように 、閂90の制止は、突起50の縁104.105と腕100.101の係合位置 、および、この突起50の解除位置にそれぞれ対応する二つの位置で確実に行わ れる。そのためには、面83は二つの凹部110.111を備えたおり、そして 、閂90の前述の位置の一方あるいは他方において、軸7を中心にした円周方向 に弾性的に当接して仮バネ78が端部80において凹部110.111と係合す るように、それらの凹部110.111が配列されている。
当然ながら、本発明にかかる器具の腕1.2の相互を閂で固定するためには、本 発明の範囲を離れることなく他の方法を採用してもよい、しかし、著しく簡単な 構造は、第1図ないし第8図の具体的態様にあっては、前記器具の解放位置にお ける腕の画先端側端部の相互離間距離を制限するための手段と、腕を相互に連結 する回転軸に平行な腕両先端側端部の相対的移動を阻止する手段とを、このよう な手段に組み合わせたものである。
同様に、第1図ないし第8図の場合、もっばら器具の閉じた位置における二つの 腕の閂による固定手段を図示し、説明してきたが、当業者であれば容易に理解さ れるように、第10図ないし第26図に示す器具の場合にあってもそのよ・うな 手段を設けることができ、また、同時に第1図ないし第8図に示す器具は閂がけ による固定手段を用いないようにもできるのである。
このように、第1図ないし第26図に示す幾つかのそれぞれ異なった器具につい てそれらの現実的共通点、および共通に構成することができる点について述べて きたが、それらの各々に特有の細部、つまり画先端側端部の形状について、本発 明により製作できる顕微外科用器具の非制限的例示として、それぞれ以下におい て説明する。
第1図ないし第7図に図示する器具、つまり針保持器の場合、器具の腕1.2の 先端側端部22.23は、面12内にある中心方向112に沿ってほぼ直線状の 形状を有しており、また方向4に向って面13がら離れて行きながら、面13と は例えば30’″と45°との間の角度αをなしている。この場合画先端側端部 22.23は、テーパをもった嘴状の形状を有しており、それぞれ面34.35 を同一平面上で延長している平面113.114において対向している。すなわ ち、特に第2V!Jに示す器具の閉じた位置にあっては、互いに当接している。
それ自体としては周知であるように、曲がった針の保持を容易にするためには、 [113,114に凹部またはボス部を設けてもよい。
第8図および第9図に示す把握器具の両先端が24.25もそれ自体直線状の形 状を有し、中心方向115は、方向4に向って平面13がらの漸進的離間を示し ており、平面13と約30”から45°の角βをなしている。この中心方向11 5もまた、器具が閉じていると仮定する場合、平面12内にあり、画先端側端部 24.25は、それぞれ畝部や窪部の設けられていない平面116.117にお いて対向している。平面116、117は、器具が閉じられるとき、平面12に 沿って相互に当接するようにそれぞれ面34.35を同一平面上で延長している 。
第10図および第14図に示す右上筋把握器具の腕1.2のそれぞれの先端側端 部26.27も、平面13から方向4に向って離間しており、かつ平面13と4 5°ないし60@の角Tをなしている中心方向118に沿って全体が直線状の形 状を有している。この器具が閉じた状態にあると仮定する場合、中心方向118 は、また平面12内にあり、これに沿って画先端側端部26.27は、それぞれ 面34.35を同一平面上で延長している平面119.120において対向して いる。しかし、本発明にかかる器具の上記具体化例にあっては、第13図および 第14図を見ればより詳細に分かるように、腕1.2のそれぞれの先端側端部2 6.27は、その先端において、軸7を中心としたそれぞれの円周方向に二つの 爪121および爪122をそれぞれ有している。これらの爪121は面119か ら突出ており、方向118に対し直交して並置されており、また、爪122は把 握器具を閉じた状態にするとき前述の二つの爪121の間に受け入れられるが、 一方把握器具が開いた位置にあるときは爪121からは完全に離れる。
一方、第15図ないし第18図に示す爪付き把握器具の腕1.2のそれぞれの先 端側端部28.29は、長手方向の中心に沿っており、長手方向4に直線状のテ ーバ形状をなしている。この把握器具が閉じた状態にある場合、先端側端部28 .29は、面34.35を同一平面上で延長している面123.124において 、平面12上において、互いに接触している。第17図および第18図からよく 分かるように、面123は平面13内に設けた爪125をその一端にて突き出た 状態で有する。一方、面124は、平面12に対し互いに対称的に配置された二 つの爪126をその一端にて突き出た状態で有し、把握器具が閉じた状態にある ときは爪125の両側にそれぞれ置かれるようになっている0把握器具が開いた 状態にあるときは、爪126は爪125からは完全に離れる。
第1図ないし第18図に示すそれぞれ異なった器具の場合にあっても、腕の先端 側端部は、結局のところ、軸7に中心を有する円周方向で相互に接触することに よって、および場合によっては、器具を閉じるような腕の相対的回転によって爪 を互いに重なり合わせることによって、把握器具作用の際に協動することのでき る先端部を構成するのである。
第19図ないし第26図に示す二つの具体的態様は、腕の先端側端部が刃の形状 をしていて、器具を閉じる方向へ腕1.2を相対的に回転させることにより、円 周方向に相互に交差させ、また、軸7に平行な方向に相互に接触させることによ って、切断作用の際に協働することができる場合に対応するのである。
さらに正確にいえば、第19図ないし第22図に示された実施例においては、腕 1.2の先端側端部30.31は、器具が閉じた状態にある場合において、軸7 (図示せず)と平行な方向に沿って近接して並置されている。この場合、これら の先端側端部は、共通の中心方向127に沿って配列されており、この中心方向 は、第21図におけるように平面13と垂直な方向から器具を見た場合には、直 線状の形状を有し、例えば約30°の角δを平面12との間に形成しながらこの 平面12に関し腕1の側に方向4に向かって平面12から離れて行っている。
これとは逆に、第20図におけるように器具を平面12と垂直な方向からみた場 合、あるいは第22図におけるように長手方向から見た場合には、器具が閉じた 状態にある場合に軸7と平行な方向に沿って並置される先端側端部31.32は 、腕2の先端側端部31に対応する平面13の一方の側へ平面13から漸次離れ て行っており、その中心方向は湾曲している。
この場合、腕1.2が軸1を中心にして回転できるようにするため、先端側端部 30.31は、相互に向かってそれぞれ面128.129を有している。これら の面128.129は、軸7を中心とするそれぞれの円形の母線により形成され る。しかし、第21図に模式的に示したように器具が開いた状態にある場合には 、これらの先端側端部30.31は、相互に向かってそれぞれエツジすなわち切 断部130.131を対向させる。これらの切断部130.131は、軸7を中 心とする円周方向に沿って配置されており、この円周方向に沿って対向する。
第19図ないし第22図に示された器具の腕1.2のそれぞれの先端側端部30 .31の面128.129および切断部130.131の正確な形状・配置の決 定は、これらの腕を相互に連結する軸7からのこれらの面ないし切断部の距離、 および鋏により実現すべき切断の形状に基づき、当業者の容易に行い得るもので ある。
第23図ないし第26図は、他の型の鋏を示しており、これらの図において、そ れぞれの先端側端部32.33は、器具が閉じられた状態にある場合に、平面1 2内に位置する同一の中心方向にそって配置されているが、方向4に向かって平 面13から腕1の先端側端部32の方に漸進的に離れて行っている。鋏が閉じら れた状態にある場合、刃の形状を有する先端側端部領域32.33は、軸7を中 心とする円周方向の母線により形成されるそれぞれの面132.133において 、軸7と平行に並置されている。一方、腕1.2が鋏の開いた位置にある場合に は、刃の形状を有するこれらの先端側端部32.33は、相互に向かって、軸7 を中心とする円周方向に沿い、それぞれのエツジすなわち切断部134.135 を対向させる。この場合もまた、それぞれの形状132 、133および切断部 134.135の決定は、当業者の容易に行い得る所である。
前にも述べたように、以上において説明した実施例は本発明を限定するものでは 全くなく、たとえば第11図ないし第14図を参照しながら説明した把握器具に 基づき、左上筋把握器具を実現したり、あるいは、第19図ないし第22図を参 照しながら説明した鋏に基づき、角膜移植用鋏(右)を実現するなど、以上にお いて説明した器具のそれぞれの先端側端部を構成する嘴状の先端あるいは刃の配 置を変えることもできる。
国際調査報告 ANNEXToidEINTER)ゴATIONALSEARCHREPORτ uN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.定つた横断回転軸(7)を中心に相互に連結され、かつ一方の側においてそ れぞれの手元側端部(5、6)を有し、また他方の側においてはそれぞれの先端 側端部(22〜33)を有する変形しない長手方向に延びる2本の腕を備え、前 記先端側端部(22〜33)は、前記軸(7)に対し長手方向に離れており、か つ前記先端側端部(22〜33)が相互に近づく方向に対応する第1の方向(1 0、11)への前記軸(7)を中心とする2本の腕(1、2)の相対的な回転に より、把握ないし切断の各作用において協同して動作するのに適しており、また 、腕(1、2)は、前記第1の方向(10、11)への前記軸(7)を中心とす る相対的な回転のためのそれぞれの操作領域(8、9)を有し、また、前記第1 の方向(10、11)と反対の方向でありかつ前記先端側端部(22〜33)が 相互に離れる方向に対応する第2の方向に向う、前記軸(7)を中心とする相対 的な回転を促す腕(1、2)の弾性付勢手段(78)を備える握器具ないし鋏と して用いられる顕微外科用器具において、前記軸(7)が、腕(1、2)の手元 側端部(5、6)に位置し、かつ前記操作領域(8、9)が、前記軸(7)と、 腕(1、2)の先端側端部(22〜33)との間に位置していることを特徴とす る顕微外科用器具。 2.腕(1、2)のうちの一方(2)が、少なくとも、中央平面(13)に沿い かつ前記軸(7)に垂直に配置された長手方向の脚(44)を、その手元側端部 (6)において一体の形で備え、また他方の腕(1)が、少なくとも、それぞれ の中央平面(38、39)に沿いかつ前記軸(7)に垂直に配置された2本の長 手方向の脚(36、37)を、その手元側端部(6)において前記長手方向の脚 (44)の両側に一体の形で備え、かつ、前記長手方向の脚(36、37、44 )は、それぞれ穴(42、43、47)により前記軸(7)の方向に貫かれ、か つ、穴(42、43、47)に共通のピン(48)が係合している事を特徴とす る請求の範囲第1項記載の顕微外科用器具。 3.腕(1、2)の先端側端部(22〜33)の相互間の距離を制限する手段( 61、68、69〜75)を備えることを特徴とする請求の範囲第1項または第 2項記載の顕微外科用器具。 4.腕(1、2)の先端側端部(22〜33)の相互の距離を制限する手段(6 1、68、69〜75)は、少なくとも、それぞれ腕(1、2)と一体に前記手 元側端部(5、6)に位置する2面の突き当り面(69〜75)を備え、これら の突き当り面(69〜75)は、ほぼ横方向に沿い、前記軸(7)を中心とする 円周方向に沿って互いに対向し、かつ前記先端側端部(22〜22)が互いに離 れあるいは近づくのにそれぞれ対応して、相互に近づきあるいは離れるような相 対的位置に位置することを特徴とする請求の範囲第3項記載の顕微外科用器具。 5.腕(1、2)の先端側端部(22〜33)の相互の距難を制限する手段(6 1、68、69〜75)は、少なくとも、それぞれ腕(1、2)と一休に、前記 軸(7)と前記先端側端部(22〜33)の間に位置する2面の突き当り面(6 1、68)を備え、これらの突き当り面(61、68)は、前記軸(7)を中心 とする円周方向(67)に沿って互いに対向し、かつ前記先端側端部(22〜3 3)が互いに離れあるいは近づくのにそれぞれ対応レて、相互に近づきあるいは 離れるような相対的位置に位置することを特徴とする請求の範囲第3項または第 4項記載の顕微外科用器具。 6.前記軸(7)と前記先端側端部(22〜33)の間に位置する突き当り面( 61、68)は、前記軸(7)よりも前記先端側端部(22〜33)の近くに位 置し、かつほぼ長手方向に沿うることを特徴とする請求の範囲第5項記載の顕微 外科用器具。 7.軸(7)と平行な方向への相対的な変位を許す事なく軸(7)を中心として 相対的な回転を行わせるための、腕(1、2)の相互の案内手段(40、41、 45、46、62、63、65、66)を備えることを特徴とする請求の範囲第 1項ないし第6項いずれかに記載の顕微外科用器具。 8.腕(1、2)を相互に案内する手段(40、41、45、46、62、63 、65、66)は、少なくとも、一方の腕(1)と一体の2面の当接面(40、 41)であってこの腕の前記手元側端部(5)に位置し前記軸(7)に垂直に対 向する面(40、41)と、少なくとも、他方の腕(2)と一体の2面の対向面 (45、46)であって腕の前記手元側端部(6)に位置し、前記軸(7)に垂 直であって、この軸(7)に平行にそれぞれ当接面(41、42)の一方と対向 する面(45、46)と、を備え、前記対向面(45、46)は当接面(41、 42)と相互に滑りうるようにそれぞれ接触することを特徴とする請求の範囲第 7項記載の顕微外科用器具。 9.腕(1、2)を相互に案内する手段(40、41、45、46、62、63 、65、66)は、少なくとも、一方の腕(1)と一体で、かつ前記軸(7)と 前記先端側端部(22〜33)の間において前記軸(7)と垂直にしかも互いに 対向するように位置する2面の当接面(62、63)と、少なくとも、他方の腕 (2)と一体であって、前記軸(7)と前記先端側端部(22〜33)の間に位 置し、前記軸(7)に垂直であって、当接面(62、63)の一方とそれぞれ、 前記軸(7)と平行な方向に対向する2面の対向面(65、66)とを備え、前 記対向面(65、66)は、これらの当接面(62、63)と相互に滑べり得る ようにそれぞれ接触することを特徴とする請求の範囲第7項または第8項記載の 顕微外科用器具。 10.前記軸(7)と前記先端側端部(22〜33)の間に位置する、前記当接 面および対向面(62、63、65、66)は、前記軸(7)よりも前記先端側 端部(22〜33)の近くに位置することを特徴とする請求の範囲第9項記載の 顕微外科用器具。 11.2本の腕(1、2)は、前記軸(7)と前記先端側端部(22〜33)の 間において、前記軸(7)を中心とするそれぞれの円周方向(53、54)に沿 って相互に向かい合い、かつ一体の形の、それぞれの横方向突起(49、50) を備え、これらの突起(49、50)は、前記軸(7)に垂直な同一の中央平面 (13)に沿って位直し、かつ相互に長手方向に離れて位置しており、さらに、 各腕(1、2)の突起(49、50)は、他方の腕(1、2)の突起(1、2) に向って、ほぼ長手方向の縁(57、64)を備え、これらの縁(57、64) は、一方においては前記突き当り面(61、68)を形成し、他方においてはそ れぞれ前記当接面および前記対向面(62、63、65、66)を形成すること を特徴とする請求の範囲第5項または第6項と組み合わせられた請求の範囲第9 項または第10項に記載された顕微外科用器具。 12.各腕(1、2)が、突起(49、50)を自由に収容するため、前記軸( 7)を中心とする円周方向(53、54)に沿って他方の腕(1、2)の突起( 49、50)に対向する凹部(55、56)を備えることを特徴とする請求の範 囲第11項記載の顕微外科用器具。 13.前記先端側端部(22〜33)が最も相互に近づいた相対的位置に任意に 2本の腕(1、2)を固定し、前記軸(7)を中心として前記第2の方向に相対 的に回転することを防止するための手段(90、50)を備えることを特徴とす る請求の範囲第1項ないし第12項いずれかに記載の顕微外科用器具。 14.前記の固定する手段(90、50)は、前記軸(7)と前記先端側端部( 22〜33)の間において、一方では、腕(2)の一方(2)と一体の止め金( 50)を、他方においては、閂(90)を備え、この閂(90)は、長手方向に 滑べり得るように他方の腕(1)の上に取り付けられ、かつこの腕(2)の操作 領域(8)において手により操作しうるものであって、しかも、前記の固定を実 現するため、止め金(50)と係合する位置に任意に導かれ、また前記固定を解 除するため、止め金(50)から外れた位置に任意に導かれることを特徴とする 請求の範囲第13項記載の顕微外科用器具。 15.門が、前記軸(7)と止め金(50)の間に位置することを特徴とする特 許請求の範囲第14項記載の顕微外科用器具。 16.前記止め金(50)は、前記突起(49、50)の一方(50)によって 構成されることを特徴とする請求の範囲第11項または第12項と組合せられた 請求の範囲第14項または第15項記載の顕微外科用器具。 17.閂(90)は、前記軸(7)を中心とする円周方向に垂直に、かつ止め金 (50)を構成する前記突起の方向に向って、止め金(50)を形成する前記突 起の両側に係合しうる長手方向分岐(100、101)の形状を有し、また、止 め金を形成する前記突起(50)は、前記軸(7)と平行な方向に沿って両側に それぞれ2個の縁(104、105)を備え、閂(90)と止め金(50)が相 互に係合した前記の位置において分岐(100、101)と協同して働くことを 特徴とする請求の範囲第16項記載の顕微外科用器具。 18.顕微外科用器具は、長手方向への偶然への摺動を防止するための閂(90 )の固定手段(78、110、111)を備えることを特徴とする請求の範囲第 14項ないし第17項いずれかに記載の顕微外科用器具。 19.弾性付勢手段(78)は、前記軸(7)と前記先端側端部(22〜33) の間に、腕(1、2)の間に介在する圧縮バネ(78)を少なくとも備えること を特徴とする請求の範囲第1項ないし第18項のいずれかに記載の顕微外科用器 具。 20.弾性付勢手段(7)は、少なくとも一枚の板バネ(78)を備え、板バネ (78)は、ほぼ長手方向に延び、軸(7)と垂直な中央平面(13)内におい て曲げられ、かつ2つの端部領域(79、80)と1つの中間領域(81)を備 え、前記軸(7)と前記先端側端部(22〜33)の間においてこれらの端部領 域(79、80)は、前記軸(7)を中心とするそれぞれ円周方向に一方の腕( 1)に当接し、中間領域(81)は、前記軸(7)を中心とする円周方向に他方 の腕(2)に当接することを特徴とする請求の範囲第19項記載の顕微外科用器 具。 21.板バネ(78)は、閂(90)を介して腕(1)に当接し、門(90)は 、腕(1)の上を長手方向に滑りうるように取り付けられていることを特徴とす る請求の範囲第18項および第20項記載の顕微外科用器具。 22.閂(90)は、弾性バネ(78)の側に向って、1つの平坦な当接面(8 3)を有し、この当接面(83)は、ほぼ長手方向に延び、前記軸(7)を中心 とする円周方向に垂直であり、かつ2個の凹部(110、111)を備え、また 、これらの凹部(110、111)は、それぞれ、閂(90)と止め金(50) が相互に係合した前記の位置、および閂(90)と止め金(50)が相互に外れ た前記の位置において、板バネ(78)の当接部分を収容し得ることを特徴とす る請求の範囲第21項記載の顕微外科用器具。 23.板バネ(78)は、前記軸(7)と腕(1、2)の前記横方向突起(49 、50)の間に位置することを特徴とする、請求の範囲第11項、第12項、第 16項および第17項のいずれかと組み合せた請求の範囲第20項ないし第22 項のいずれかに記載の顕微外科用器具。 24.前記先端側端部(22〜29)は、嘴の形状を有し、前記第1の方向(1 0、11)への腕(1、2)の相対的な回転により、前記軸(7)を中心とする 円周方向に沿う相互の接触による把握動作において協同して働くことを特徴とす る請求の範囲第1項ないし第23項のいずれかに記載の顕微外科用器具。 25.前記嘴は、相互に向って、前記軸(7)を中心とするそれぞれの円周方向 に沿って、それぞれの爪(121、122、125、126)を備え、これらの 爪(121、122、125、126)は、第1の方向(10、11)への碗( 1、2)の相対的な回転により相互に噛み合うことを特徴とする請求の範囲第2 4項記載の顕微外科用器具。 26.前記先端側端部(30〜33)は、刃の形状を有し、前記第1の方向(1 0、11)への腕(1、2)の相対的な回転による前記軸(7)を中心とする円 周方向に沿う相互の交叉、および前記軸(7)に平行な方向に沿う相互の接触に より、切断動作において協同して動作し、このため、前記の刃は、前記軸(7) を中心とする円周方向に向けられた、それぞれの対向する切断部(130、13 1、134、135)を備えることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第23 項いずれかに記載の顕微外科用器具。 27.前記先端側端部(30、31)は、前記軸(7)を含む平面(12)に関 し曲げられていることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第26項いずれかに 記載の顕微外科用器具。 28.前記先端側端部(22〜27、30〜33)は、前記軸に垂直な平面(1 3)に関し曲げられていることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第27項い ずれかに記載の顕微外科用器具。 29.前記先端側端部(22〜29、32、33)は、前記軸(7)を含む平面 (12)に沿って配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第2 6項および第28項いずれかに記載の顕微外科用器具。 30.前記先端側端部(28、29)は、前記軸(7)に垂直な平面(13)に 沿って配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第27項および 第29項いずれかに記載の顕微外科用器具。
JP62501902A 1986-03-18 1987-03-18 把握器具または鋏として用いられる顕微外科用器具 Pending JPS63502884A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8603828 1986-03-18
FR8603828A FR2595938A1 (fr) 1986-03-18 1986-03-18 Instrument microchirurgical a usage de pince ou de ciseaux

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63502884A true JPS63502884A (ja) 1988-10-27

Family

ID=9333223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62501902A Pending JPS63502884A (ja) 1986-03-18 1987-03-18 把握器具または鋏として用いられる顕微外科用器具

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4873979A (ja)
EP (1) EP0259422A1 (ja)
JP (1) JPS63502884A (ja)
FR (1) FR2595938A1 (ja)
WO (1) WO1987005484A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018143558A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 博康 上山 医療用鋼製ピンセット

Families Citing this family (81)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5370658A (en) * 1992-11-05 1994-12-06 Synergetics, Inc. Microsurgical instrument having dexterous handle with interchangeable instrument heads
US5405353A (en) * 1993-12-08 1995-04-11 Randall; Peter Microsurgical needle holder
US5893873A (en) * 1995-10-23 1999-04-13 Johns Hopkins University Surgical instrument having a handle with a removable, rotatable tip
US5693057A (en) * 1995-10-27 1997-12-02 Dusek; Vaclav Instrument for implanting foldable intraocular lenses
US5893877A (en) * 1996-04-10 1999-04-13 Synergetics, Inc. Surgical instrument with offset handle
US5776139A (en) * 1997-02-18 1998-07-07 Henry H. McDonald Rocking lens implantation apparatus
US6096059A (en) * 1999-02-18 2000-08-01 Advanced Bionics Corporation Microsurgical tool
US6431864B1 (en) 2001-03-09 2002-08-13 Harry P. Silverstein Dental tool
AU2003901869A0 (en) * 2003-04-17 2003-05-08 Cochlear Limited Manual insertion tool for a cochlear implant
US7655004B2 (en) 2007-02-15 2010-02-02 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electroporation ablation apparatus, system, and method
US7815662B2 (en) 2007-03-08 2010-10-19 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical suture anchors and deployment device
US8075572B2 (en) 2007-04-26 2011-12-13 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical suturing apparatus
US8100922B2 (en) 2007-04-27 2012-01-24 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Curved needle suturing tool
US8579897B2 (en) 2007-11-21 2013-11-12 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Bipolar forceps
US8262655B2 (en) 2007-11-21 2012-09-11 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Bipolar forceps
US8568410B2 (en) 2007-08-31 2013-10-29 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation surgical instruments
US20090112059A1 (en) 2007-10-31 2009-04-30 Nobis Rudolph H Apparatus and methods for closing a gastrotomy
US8480657B2 (en) 2007-10-31 2013-07-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Detachable distal overtube section and methods for forming a sealable opening in the wall of an organ
US8262680B2 (en) 2008-03-10 2012-09-11 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Anastomotic device
US8771260B2 (en) 2008-05-30 2014-07-08 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Actuating and articulating surgical device
US8070759B2 (en) 2008-05-30 2011-12-06 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical fastening device
US8679003B2 (en) 2008-05-30 2014-03-25 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical device and endoscope including same
US8652150B2 (en) 2008-05-30 2014-02-18 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Multifunction surgical device
US8114072B2 (en) 2008-05-30 2012-02-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation device
US8317806B2 (en) 2008-05-30 2012-11-27 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Endoscopic suturing tension controlling and indication devices
US8906035B2 (en) 2008-06-04 2014-12-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Endoscopic drop off bag
US8403926B2 (en) 2008-06-05 2013-03-26 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Manually articulating devices
US8361112B2 (en) 2008-06-27 2013-01-29 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical suture arrangement
US8888792B2 (en) 2008-07-14 2014-11-18 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Tissue apposition clip application devices and methods
US8262563B2 (en) 2008-07-14 2012-09-11 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Endoscopic translumenal articulatable steerable overtube
US8070694B2 (en) 2008-07-14 2011-12-06 Medtronic Vascular, Inc. Fiber based medical devices and aspiration catheters
US8211125B2 (en) 2008-08-15 2012-07-03 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Sterile appliance delivery device for endoscopic procedures
US8529563B2 (en) 2008-08-25 2013-09-10 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation devices
US8241204B2 (en) 2008-08-29 2012-08-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Articulating end cap
US8480689B2 (en) 2008-09-02 2013-07-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Suturing device
US8409200B2 (en) 2008-09-03 2013-04-02 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical grasping device
US8114119B2 (en) 2008-09-09 2012-02-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical grasping device
US8337394B2 (en) 2008-10-01 2012-12-25 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Overtube with expandable tip
US8157834B2 (en) 2008-11-25 2012-04-17 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Rotational coupling device for surgical instrument with flexible actuators
US8172772B2 (en) 2008-12-11 2012-05-08 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Specimen retrieval device
US8828031B2 (en) 2009-01-12 2014-09-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Apparatus for forming an anastomosis
US8361066B2 (en) 2009-01-12 2013-01-29 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation devices
US9226772B2 (en) 2009-01-30 2016-01-05 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical device
US8252057B2 (en) 2009-01-30 2012-08-28 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical access device
US8037591B2 (en) 2009-02-02 2011-10-18 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical scissors
US20110098704A1 (en) 2009-10-28 2011-04-28 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation devices
US8608652B2 (en) 2009-11-05 2013-12-17 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Vaginal entry surgical devices, kit, system, and method
US8353487B2 (en) 2009-12-17 2013-01-15 Ethicon Endo-Surgery, Inc. User interface support devices for endoscopic surgical instruments
US8496574B2 (en) 2009-12-17 2013-07-30 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Selectively positionable camera for surgical guide tube assembly
US9028483B2 (en) 2009-12-18 2015-05-12 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instrument comprising an electrode
US8506564B2 (en) 2009-12-18 2013-08-13 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instrument comprising an electrode
US9005198B2 (en) 2010-01-29 2015-04-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instrument comprising an electrode
US10092291B2 (en) 2011-01-25 2018-10-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instrument with selectively rigidizable features
US9314620B2 (en) 2011-02-28 2016-04-19 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation devices and methods
US9233241B2 (en) 2011-02-28 2016-01-12 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation devices and methods
US9254169B2 (en) 2011-02-28 2016-02-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation devices and methods
WO2012125785A1 (en) 2011-03-17 2012-09-20 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Hand held surgical device for manipulating an internal magnet assembly within a patient
US9351752B2 (en) * 2011-05-02 2016-05-31 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Insertion tool for a spinal cord stimulation electrode
US10327790B2 (en) 2011-08-05 2019-06-25 Route 92 Medical, Inc. Methods and systems for treatment of acute ischemic stroke
US8986199B2 (en) 2012-02-17 2015-03-24 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Apparatus and methods for cleaning the lens of an endoscope
US9427255B2 (en) 2012-05-14 2016-08-30 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Apparatus for introducing a steerable camera assembly into a patient
US9078662B2 (en) 2012-07-03 2015-07-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Endoscopic cap electrode and method for using the same
US9545290B2 (en) 2012-07-30 2017-01-17 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Needle probe guide
US9572623B2 (en) 2012-08-02 2017-02-21 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Reusable electrode and disposable sheath
US10314649B2 (en) 2012-08-02 2019-06-11 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Flexible expandable electrode and method of intraluminal delivery of pulsed power
US9277957B2 (en) 2012-08-15 2016-03-08 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrosurgical devices and methods
US10098527B2 (en) 2013-02-27 2018-10-16 Ethidcon Endo-Surgery, Inc. System for performing a minimally invasive surgical procedure
US9265512B2 (en) 2013-12-23 2016-02-23 Silk Road Medical, Inc. Transcarotid neurovascular catheter
US9820761B2 (en) 2014-03-21 2017-11-21 Route 92 Medical, Inc. Rapid aspiration thrombectomy system and method
US10426497B2 (en) 2015-07-24 2019-10-01 Route 92 Medical, Inc. Anchoring delivery system and methods
US11065019B1 (en) 2015-02-04 2021-07-20 Route 92 Medical, Inc. Aspiration catheter systems and methods of use
DE202016009166U1 (de) 2015-02-04 2023-04-26 Route 92 Medical, Inc. System für schnelle Aspirationsthrombektomie
CN104586569A (zh) * 2015-02-13 2015-05-06 苏州贝尔一锋医疗器械有限公司 一种左右弯角膜剪
CN104622630A (zh) * 2015-02-13 2015-05-20 苏州贝尔一锋医疗器械有限公司 一种角膜剪
US10716915B2 (en) 2015-11-23 2020-07-21 Mivi Neuroscience, Inc. Catheter systems for applying effective suction in remote vessels and thrombectomy procedures facilitated by catheter systems
US11229445B2 (en) 2016-10-06 2022-01-25 Mivi Neuroscience, Inc. Hydraulic displacement and removal of thrombus clots, and catheters for performing hydraulic displacement
WO2018132387A1 (en) 2017-01-10 2018-07-19 Route 92 Medical, Inc. Aspiration catheter systems and methods of use
US10478535B2 (en) 2017-05-24 2019-11-19 Mivi Neuroscience, Inc. Suction catheter systems for applying effective aspiration in remote vessels, especially cerebral arteries
US11234723B2 (en) 2017-12-20 2022-02-01 Mivi Neuroscience, Inc. Suction catheter systems for applying effective aspiration in remote vessels, especially cerebral arteries
AU2019269606A1 (en) 2018-05-17 2020-12-03 Route 92 Medical, Inc. Aspiration catheter systems and methods of use
US11617865B2 (en) 2020-01-24 2023-04-04 Mivi Neuroscience, Inc. Suction catheter systems with designs allowing rapid clearing of clots

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3566721A (en) * 1969-01-13 1971-03-02 Raymond B Nockleby Gripping tool
US3618431A (en) * 1970-06-25 1971-11-09 Raymond B Nockleby Easy grip tool
US3972333A (en) * 1973-03-02 1976-08-03 Leveen Harry H Disposable surgical tool
US4248233A (en) * 1974-11-19 1981-02-03 Zeppelin Dieter Von Forceps
US4198980A (en) * 1976-10-29 1980-04-22 Bausch & Lomb Incorporated Intraocular lens inserting tool
US4212305A (en) * 1978-03-02 1980-07-15 Dart Industries Inc. Disposable forceps
US4318313A (en) * 1980-03-10 1982-03-09 Tartaglia John A Tweezer forceps
US4452106A (en) * 1982-01-22 1984-06-05 Tartaglia John A Tool having articulated opposing jaws
US4442837A (en) * 1982-03-01 1984-04-17 Keatley Lawrence A Tweezers for the removal of parasites from animals
US4446866A (en) * 1982-03-10 1984-05-08 Warner-Lambert Company Microsurgical needle holder
US4506669A (en) * 1982-09-22 1985-03-26 Blake Joseph W Iii Skin approximator
FR2544979B3 (fr) * 1983-04-26 1987-05-22 Moria Dugast Sa Ciseau pour microchirurgie et notamment microchirurgie oculaire

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018143558A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 博康 上山 医療用鋼製ピンセット

Also Published As

Publication number Publication date
EP0259422A1 (fr) 1988-03-16
WO1987005484A1 (fr) 1987-09-24
US4873979A (en) 1989-10-17
FR2595938A1 (fr) 1987-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63502884A (ja) 把握器具または鋏として用いられる顕微外科用器具
US4271838A (en) Suture cutter
EP1067872B1 (en) Endoscopic suture system
JP2559201B2 (ja) 外科用ブレードホルダ
US4726372A (en) Hemostatic clip
RU2187249C2 (ru) Хирургический инструмент
US5571090A (en) Vascular suturing apparatus
US4892097A (en) Retractable finger lancet
US5196023A (en) Surgical needle holder and cutter for an endo-suture, endo-ligature or the like
US5571128A (en) Safety surgical instrument
US20140135820A1 (en) Disposable capsulorhexis forceps
CZ61599A3 (cs) Držadlo chirurgických nástrojů
GB2081099A (en) Instrument for placing purse-string sutures
JP2006116356A (ja) 装填機構を備えた手術用縫合装置
US3786815A (en) Radiopaque clamp
BRPI0405849B1 (pt) Instrumento cirúrgico adaptado para aplicar uma pluralidade de prendedores cirúrgicos ao tecido do corpo
US20080004654A1 (en) Self-Adjusting Pressure Applicator
JP3780008B2 (ja) 外科用器具
US20060079931A1 (en) Surgical deep needle driver
US20140046363A1 (en) Surgical forceps
US5620460A (en) Surgical needle holder
KR20030011289A (ko) 포경용 클램프
JP2007044266A (ja) 開創器
JP2017108822A (ja) 高所作業用安全帯のフック
CA1130165A (en) Suture cutter