JPS63502593A - マノアリド類似体 - Google Patents

マノアリド類似体

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JPS63502593A
JPS63502593A JP62501564A JP50156487A JPS63502593A JP S63502593 A JPS63502593 A JP S63502593A JP 62501564 A JP62501564 A JP 62501564A JP 50156487 A JP50156487 A JP 50156487A JP S63502593 A JPS63502593 A JP S63502593A
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manoalide
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JP62501564A
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ジヤコブス,ロバート エス
フォ−クナ−,ジョン ディ−.
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ザ リ−ジェンツ オブ ザ ユニバ−シティ オブ カリフォルニア
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 翌二」健 本発明はナショナル オセアニック&アトモスフェリツクアトミニストレージョ ンから授与されたシーグランドNo、 N680 AA−D−00120、プロ ジェクトNo、 R/MP−21に基づき、政府の援助で行われた。政府は本発 明に対し正当な権利を有する。
本出願は、 1984年6月18日に出願された米国特許出願第621.879 号の部分継続出願であり、この米国特許出願第621.879号は1983年8 月3日に出願された米国特許出願第519.853号の部分継続出願である。
皿米及± 海綿から分離された化合物は9次式で示されるマノアリド(以下余白) これらの化合物は、 5ilva、 E、D、ら、 Tet Lett (19 81) 22 :3147−3150およびTet Lett (1980)  21 :1611−1614により開示された。これらの化合物、および単離中 に人工的に生じた類イ以体である。デヒドローセコーマノアリド:の抗炎症およ び免疫抑制活性が、米国特許出願番号第519,853号と同日に出願された米 国特許出願番号第4.447.445号に開示されている。
本発明は、マノアリドと同じ範囲で抗炎症活性を有する。
すなわちインドメタシンの抗炎症活性より大きく、ヒドロコルチゾンの抗炎症活 性より低い、マノアリドの合成類似体に関する。用途としては、慢性関節リュウ マチ、骨関節炎、リウマチ性心臓炎、さらに重症筋無力症、アレルギー疾患、気 管支喘息などの自己免疫疾患、および目や皮膚の炎症性疾患の治療を含む。これ らの薬物はまた。器官移植および組織移植に関連した補助治療法として有用であ る。そして、それらはホスホリパーゼA2を阻害するので、主要成分が酵素ホス ホリパーゼA2であるいかなる毒に対しても局所治療法として有用である。さら に、マノアリド類似体は、ホスホリパーゼA2を阻害する能力の故に免疫抑制剤 である。マノアリド類似体はオキサシロン−誘発性炎症を阻止するので、これら の化合物はアレルギー性接触皮膚炎(毒カシまたは毒ツタによるような)の治療 に有用である。これらはまた抗増殖剤でもある。
生主尻q皿丞 本発明は、抗炎症剤として、免疫抑制剤として、そして抗増殖剤として有用な海 洋天然産物マノアリドに関連する化合物を開示する。従って、ある局面では2本 発明は次式(1)で表される化合物に関連する: 、::こr、xはCH3,CH20H,CHO,またはC0OH;点線は単結合 、もしくはE立体配置またはZ立体配置のいずれかであり得る二重結合を表す; Yは、該点線が単結合の場合は、HまたはOHであり。
該点線が二重結合の場合は存在しない;および2はHまたはOH: および、Aは3〜15個の炭素原子を有する。飽和または不飽和炭化水素基であ って、環状部分を含むか、あるいは含まず、そして特に次式で表される基を包含 する:YがOHであり、そして2がCIOまたはC0OHである場合1式(1) の化合物は、それぞれへミアセクールまたはδ−ラクトンを包含する。
XがC0OHである場合1式(1)の化合物は、対応するアルキル(1−6)エ ステル、アルキル(1−6)アミドを含むアミド、または薬学的に容認される塩 の形であり得る。XがCH,OHであり、および/またはYがOHであり、およ び/またはZがOHである場合1式(1)の化合物は、そのアシルエステル(1 −6C)の形であり得る。総合的に、これらは″“薬学的に容認されるエステル ”である。
ある実施態様は本発明の化合物から除外される:すなわちAがR1,XがCHO ,YおよびZがOH,そして点線が単結合を表す場合のもの、および八がR,、 XがCH20H,YがOH,ZがH2そして点線が単結合を表す場合のもの。
別の局面では1本発明は、活性な成分として本発明の化合物を含む薬学的組成物 に、そして本発明の化合物および組成物およびマノアリド天然産物を用いる炎症 の治療、望ましくない免疫応答の変更、または細胞の増殖の遅延の方法に関する 。
オ溌護目01ゴl弐 ましい 1 の云ゝ■ アルコール類を包含する本発明の化合物は、1〜6炭素原子からなるアシル基を 用いて、当該分野における標準方法により、都合よくエステル化され得る。適当 なアシル基としては、アセチル基、プロパノイル基、n−ヘキサノイル基、4− メチルペンタノイル基、などが含まれる。該アシル基はまた。
不飽和であって、そしてまたアクリロイル基、メチルアクリロイル基、3−メチ ルブテン−2−オイル基、などを含み得る。
さらに、Xがカルボキシル基であり、ラクトン形ではない実施態様については、 エステル、アミド、そして遊離カルボキシル基の塩もまた本発明に包含される。
エステルは1例えばエタノール、n−ブタノール、シクロヘキサノール、シクロ ペンタノール、3−メチルブテン−2−オール、i−プロパツールなどの飽和ま たは不飽和アルコールを含む;アミドはアンモニアから、およびエチルアミン、 n−ブチルアミン。
ヘキシルアミン、ジ−イソプロピルアミンなどのアルキルアミンから得られるも のを含む。薬学的に許容される塩には。
有機および無機塩基から形成されるものがある。
アルコール成分を包含する式(Dの化合物のエステルは9本発明のアルコールを 包含する化合物を、三フッ化ホウ素、塩化水素、または硫酸のような強酸の存在 下で所望のアシル基に対して遊離酸の形をした酸とともに処理するような、標準 技術で調製され得る。(上記のエステルは、また塩化アシルのようなアシル基の 活性型から形成され得る。)この反応は。
上記の遊離酸およびアルコールが可溶である不活性な有機溶媒中で実施され得る 。このような有機溶媒は9例えば、シクロオクタン、シクロヘキサン、またはベ ンゼンのような炭化水素溶媒、クロロホルムまたはジクロロエタンのようなハロ ゲン化炭化水素溶媒、またはジエチルエーテルまたはテトラヒドロフランのよう なエーテル溶媒である。この反応は約O℃から反応混合物の還流温度まで、好ま しくは塩化水素を触媒として用い、15°C〜35°Cという反応混合物の温度 で行われる。
式(1)に包含されるカルボキシル基、すなわちXがC0OH,のエステルは適 当なアルコールを試薬として用いる以外、同様な方法で調製される。アミドは、 カルボン酸成分9例えば塩化スルホニルでの活性化に引き続き、適当なアミンと の処理により調製される。
塩は遊離酸を、無機塩基1例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ア ンモニウム、または水酸化カルシウム;あるいは有機塩基9例えばトリメチルア ミン、トリエチルアミン、2−ジエチルアミノエタノール、リジン、カフェイン 。
プロカイン、コリン、ベタイン、テオブロミン、ポリアミン樹脂などのような、 薬学的に許容される塩基の適当量での処理により調製される。反応を水のみで、 または不活性で水と不混和性の有機溶媒と水との混合で、約0°Cから約100 °C9好ましくは室温で行う。
塩の誘導体は前記塩を酸、好ましくは無機酸9例えば塩酸。
で約0°Cから約50°C2好ましくは室温で、酸性化することにより、それら の対応する遊離酸に再変換できる。
生成物は反応混合物を水で希釈し、そして適当なpiで水と不混和性の有機溶媒 で抽出する。簡便法で単離される。
本発明のある化合物はキラル中心を含み、従って鏡像異性体の混合物またはジア ステレオマーの混合物として、または光学的に純粋な形で調製され得る。ここで 特に明示しない限り、該調製物は各キラル中心における。または2つのキラル体 のいずれかのラセミ体であり得る。しかし1本発明の範囲はラセミ体および混合 体に限定されるものでなく、該化合物の各光学異性体をも包含する。キラル中心 が天然産物の類似体におけるキラル中心に対応する場合には、自然に存在するキ ラリティが好ましい。
同様に、二重結合はZ形またはE形、またはそれらの混合物として存在し得る。
しかし、類似の天然産物のそれに対応する立体化学が好ましい。
Aで表されるアルキル基は、3〜15Cの飽和または不飽和炭化水素2例えばイ ソプロピル、n−ヘキシル、n−ヘキシ−3−エニル、シクロヘキシル メチル 、4−メチルシクロヘキシル メチル、3−(4−メチルシクロヘキシル)−プ ロピルなど、のいずれでも良い。R7およびR5で表されるような。
天然由来の、または人工的に生成される類似体、および一般に天然由来の化合物 のテルペノイド体から生じるアルキル基の実施態様が好ましい。
請求の範囲に記載の化合物のある実施態様は1本発明の化合物から除外される。
これらはマノアリド、セコーマノアリド、およびマノアリドジオールが包含され る。
狂裏ρ公爽施且様 以下の化合物は1本発明の特に好ましい実施態様の例証となる。以下の表に、置 換基および、(存在するなら)これらの置換基に関連した慣用名を示す。いくつ かの場合、開いた鎖状、および環状(ラクトンまたはへミアセクール)の両方が 包含される。記号R1およびR5は、上述のテルペン基を表す。
(以下余白) 遣ニー1 A X YZ−ユニニー jl!JL:距−”R,Cl20HOHH単結合 マ ノ7すFジオールR,CHO−OH二重結合(E) ダヒFトセコー7ノ7すF R−CH30)1 二重結合(E)□ R,CH31(OH単結合 ルファリX II IJ FR,CH30HH単結 合 − “R,CI(OOHOH単結合 セコ−マノ7すFRL CHzOHOHH単結 合 − R1C0OHOHOH単結合 − (遊離酸) Rt CHO−on 二重結合(E)−1本発明の化合物ではない。
入−d A X Y Z −−−−−−−−−■■匿−RL C1h OH二重結合(E )− R,CIl、 HOH単結合 − Rt CHff OHH単結合 − R,CIOOHOf(単結合 ルファ9ニリン A(ヘミアセタール) R,CHOOHOH単結合 ルファリエリン Bi−ブチル CHzOHOHH 単結合 i−ブチル CHO−OH二重結合(E)−シク■ヘキシル−C)13 − O H二重結合(E) −メチル i−ブチル CH,HO)I 単結合 −n−ヘキシル C1,OHH単結合  −1−ブチル CIOOHOH単結合 −シクロへキシル−C)10 0HOH 単結合 −メチル 馴l践■1弐 以下の実施例1および2は、酸化および還元によってマノアリドを別の形へ変換 する方法を概説している。
X、Y、Zの多様な実施態様、および点線は、酸化、還元。
および脱水によるマノアリドまたはその類似体の対応する実施態様に関連してい る。マノアリド自身では、XはCHO(ヘミアセクール)であり、YはOHであ り、2はOHであり、そして点線は、単結合を表している。マノアリドのより高 度に酸化された形(XがC0OH(ラクトン))への変換を、実施例1に概説す る。同様の方法は、AがRm以外であるような本発明の化合物を酸化するのに使 用し得る。マノアリドの還元形(ここで、Xは、CH20Hであり、ZはHであ る)への変換を実施例2に概説する。XをCH3に変換、および/またはYある いはHを還元するのには、より厳密な条件下でさらに還元する。当該分野で知ら れているように2条件を適当に調節することによって、Xの酸化状態を保ったま ま、Yおよび2を選択的に還元し得る。これらの変換も、AがRn+以外である ような本発明の化合物に使用し得る。最後に、YがOHであるような本発明のい かなる化合物も、適当な触媒または脱水剤の存在下で脱水することにより9点線 で示した位置に二重結合を有するような、対応する化合物に変換し得る。
要約すると、マノアリドおよびその明白な置換体に対して以下に概説するような 酸化、還元、および脱水反応は、Aが。
ここで定義したいかなる置換基であっても、非マノアリド類似体に対して適用し 得る。
への多様な実施態様に対する所望のマノアリドの実施態様は、マノアリドおよび セコーマノアリドの調製に用いられたメチルトランス−7,8−ジヒドロ−β− イオニリデンアセテートを適当な出発物質に置き換えることによって調製し得る 。
該マノアリドおよびセコーマノアリドの調製はKatsumura。
S、、ら、 Tetrahedron Lett (1985) 26 : 5 827−5830に記述され、ここに参照文献として引用する。そのような合成 では。
式 で表される出発物質(すなわち、星印の炭素が酸化され、エステル化されている Rm)をLiAlH4で還元した後、臭化を行う(PBr3/ピリジン)。これ は9次いでビルブアルデヒドジメチルアセクールのN、N−ジメチルヒドラゾン のりチウムアニオンと縮合させることによって1式Rm−CHzCOCH(OM e) 2.またはより一般的にA−CHzCOCH(OMe) zで表される化 合物を得る。
合成の残りの部分は9反応図1に要約する:(以下余白) mt+* t+す/二’ VW+y w l+ 7 # IルJ−s l−yr  GJ ”2: 1w W! +79’!= +m反応図1 段階l〜6そ行う際に用いる粂汗および試楽に闇する計則は、 Katsumu raら(前出)に述べられている。
反応図1のRmCHzcOcH(OMe) *の代わりに、弐ACHtCOCR (OMe) :で表される化合物(ここで、Aは9例えば、R1,シクロヘキシ ルメチル、2−ブテニル、ドデカニル、3−メチルデカニル、2−シクロヘキシ ルエチル、または他の3〜15C飽和または不飽和炭化水素基)を用いることに よって、対応するマノアリド類似体を調製し得る。これらを必要に応じて酸化。
還元、または脱水することによって、所望の誘導体イ(得られる。
これらの出発物質は2例えばM e OC00M e 、ぐ)COOMe。
CH3 またはぐ)CHzcOOMeを、メチルトランス−7,8−ジヒドロ−β−イオ ニリデンアセテートに関して上述した方法で反応させることによって調製される 。
(以下余白) つ! 本発明の化合物は、抗炎症活性、免疫抑制活性、および抗、増殖活性を有する化 合物であることが以下に示されている。
それ故、これらの化合物は、炎症を制御し、免疫系を抑制して望ましくない応答 を防止し、そして制御できない増殖を止めるのに有用である。このような利用と して2本発明の化合物はヒトを含む哺乳動物に対し1体重1kg当たり1日に0 .05〜50■の有効量が投与される。この量は、もちろん治療条件。
発病度、薬剤の投与経路、および患者の性質に依存する。この薬剤は、経口的、 非経口的または他の標準的な投与経路によって投与され得る。
非経口投与は、一般的に注射、すなわち皮下注射、筋肉注射または静脈注射のい ずれかにより行われる。注射剤は通常の懸濁液または溶液の形で、乳剤としであ るいは再構成するのに適した固体の形として調製され得る。適当な賦形剤は。
例えば水1食塩水、デキストロース、ハンクス溶液、リンガ−溶液、グリセロー ルなどである。さらに本発明は、湿潤剤または乳化剤、あるいはpH緩衝剤など のような非中毒性の補助物質の少量を含有し得る。このような種類の薬剤を処方 するための標準的な方法は、2まヱ上2■果工、マック ハフリッシング カン パニイー、イーストン、PA(最新版)に見い出し得る。
経口投与に対して適当な賦形剤には、マンニトール、ラクトース、デンプン、ス テアリン酸マグネシウム、タルク、グルコース、炭酸マグネシウムなどが含まれ る。経口組成物は。
溶液、懸濁液、顆粒剤9錠剤、カプセル剤、粉末剤、持続放出性製剤などの形を 取る。
以下の実施例は本発明を例証することを意図しているものであり、限定するもの ではない。部および百分率は、特に明示しない限り重量によって与えられる。
夫旌拠上 3.7−ビス ヒドロオキシメチル −4−ヒドロキシ−11−メチル−13− 2,6,6−ドリメチルシクロへキセニル −2゜6.10−)リデカトリエノ イック アシッド T−ラクトン(ヱ又71J)’二漫り叶シk) (7)既製 A、過剰のホウ水素化ナトリウム(300■、 7.0mM)をマノアリド(1 36mg、 0.33mM)のイソプロパツール(20mffi)撹拌溶液に、 0°Cにて少量ずつ添加した。この混合物はO″Cにて1時間攪拌した。過剰の 試薬は水素の発生が止むまで、2%の塩酸を滴下して添加することにより分解し た。生成物は水(100ml)およびエーテル(2X 100mf)中に分配さ せた。エーテル抽出物は硫酸ナトリウム上で乾燥させ1次いで溶媒を除去し、油 状物質を得た。この生成物を)IPLCによって精製し、ジオールを得た。収量 は75mg(理論収率55%);油状物質8 ;’HNMR(CDC1i) δ 0.99(s、 6H)、 1.60(s、 3)+)。
1.65(s、 3H)、 4.IHd、 1)1. J=14Hz)、 4. 17(d、 1)1゜J=14Hz)、 5.39(t、 1)1. J= 7 Hz)、 5.98(br s、 18);HRMS、 m/z 402.27 70. CZSH31104として402.2770゜B、項Aで調製されたマ ノアリドジオールを塩基の存在下で、3倍過剰のモル数の無水酢酸に溶解する。
この混合物は室温にて数時間撹拌する。次いで、溶媒を除去し、残渣をエーテル に溶解し、そして濾過することにより透明な濾液を得る。ジアセテートの結晶は 、この濾液から得られる。無水酢酸に換えて適当なカルボン酸の酸ハロゲン化物 を用いること以外は同様にして、プロピオナート、ジプロピオナート、ヘキサノ エートおよびジペンタノエートを2周製する。
実施■又 二ノ1」」ノ≧づLと)乙Δ翳製 ジョーンズ試薬(無水クロム酸(6,7g)と硫酸〔6d〕から調製)の溶液を マノアリド(30■、 0.07mM)の蒸留アセトン(20mffi)撹拌溶 液に、25°Cにてこの溶液が褐色を維持するまで滴下して添加した。5分後、 この反応混合物をシリカゲルの短いカラムに通して濾過し、そして溶媒を蒸発さ せて油状物質を得た。この生成物をHPLCによるクロマトグラフィーにかけて 、マノアジドδ−ラクトンを2つのジアステレオ異性体の混合物として得た。収 量は15■(理論収率50%);油状物質1 ; ’HNMR(CDCI:I) 60.99(s、 6H)、 1.60(s、  3B)、 1.65(s。
30)、 5.10(m、 18)、 5.26(dd、 0.5H,J=12 . 5)1z)、 5.37(dd。
0.5H,−ツー12,5七)、 6.15 (s、 0.58)、 6.20 (d、 0.5H,J=7Hz)、 6.23 (s、 0.5H) 、 6. 35(d、 0.5H,J= 7Hz)、 6.62(m、 0.5H)、 6 .65(m、 0.5H) ;HRMS、 m/z 414.2384. Cz sHz40sとして414.2406゜マノアジドδ−ラクトンは、ヘミアセク ールの炭素原子におけるエピマー化によって生じるジアステレオ異性体の分離不 可能な1:1混合物である。
”IR(フィルム) 3300.1770.1740cm−’ ;UV (Me OH) 208.5Hm(e 10.350)災施田主 マノアリド δ−ラクトン アセテートのBA、マノアリド δ−ラクトン(1 5■、 0.04mM)を無水酢酸(0,5m(りおよびピリジン(1,0d) に溶解し、そしてこの混合物を25°Cにて4時間撹拌した。溶媒を高真空下で 除去し。
残渣をエーテルに溶解させ、そしてシリカゲルプラグに通して濾過し、透明な油 状物質を得た。この油状物質を)IPLcによるクロマトグラフィーにかけて、 ジアステレオ異性体のアセテートの混合物を得た。収量16■(定量的)−油状 物質ビ’HNMR(CDC13) 60.99(s、 3H)、 1.59(s 、 3H)、 1.65(s。
3H)、 2.18(s、 3)t)、 5.10(t、 IH,J=7)fz )、 5.20m、 IH)。
6.26(s、 0.4H)、 6.34(s、 0.6H)、6.60m、  IH)、 6.98(s。
IH); HRMS、 m/Z 456.2514. CzrHsbOhとして456.2 512゜マノアジドδ−ラクトン アセテートは、2つのジアステレオ異性体の 6:4混合物である。このジアステレオ異性体は分離し得るが9分析された物質 は異性体の混合物であった。
”IR(フィルム) 1880.1770.1725cm−’ ;UV (Me OH) 208nm(e 10.600)B、無水酢酸に換えてプロピオン酸、 ブタノン酸、ペンタノン酸またはヘキサノン酸の、酸無水物または酸塩化物を用 いること以外は項Aに記載されているのと同様にして、対応するマノアリドδ− ラクトン プロピオナートブタノエート、ペンタノエートおよびヘキサノエート を調製する。
実長号ロエ デヒドローセコーマノアリドの単一および海綿ルファリエラ パリアビリスの粗 製抽出物のUvおよび’HNMRデータを調べると、これらの抽出物をクロマト グラブ イーで精製している間に、おそらく酸の触媒作用によるマノアリドのシ リカ上における脱水によって、デヒドローセコーマノアリドが形成されるという ことが明らかになる。
マノアリドの単離および精製には、シリカゲル上でのクロマトグラフィーによる 分離を2または3回利用し得る。マノアリドより先に溶離したフラクションを集 め、いくつかのフラクションを’HNMRスペクトルによって識別して合わせた 。
この合力せたフラクションは2μmポラシル(μmPorasil)上でLCに よるクロマトグラフィーにかけ、溶離剤としてジエチルエーテルを用いることに より、デヒドローマノアリドを粘性のある黄色の油状物質として得た。収量は一 定しない。
UV (EtOH) 316nm(t 12,000)、 205nm(ε10 ,300);UV (EtOH+Na0H) 461nm(t 25.000) 、 280nm(e 1600)、 246(ε2000) ; IR(COCl2) 1745cm−’ 、 1670cm−’ ;’HNMR (CDCIs) δ0.96(s、 6H)、 1.56(s、 3H)、 1 .60(s。
3B)、 5.IHbr t、 LH,J= ’N(Z)、 6.14(S、  IH)、 6.32(e:、 IH)。
6.82(d、 IH,J=15.5七)+ 6.9Hd、 IH,J=6七) 、 7.34(dd。
IH,J−15,5,6Hz)、9.52(s、1B);13CNMR(CDC 13) 6194.3(d)、171.5(s)。
160.0(d)、146.3(s)、145.8(d)、1.37.8(s) 、136.8(s)、133.8(s)、128.3(d)、126.9(s) 、121.8(d)、119.5(d)、97.8(d)。
40.1(t)、39.7(t)、34.8(s)、32.6(t)、29.5 (t)、28.5(q)。
28.5(q)、27.7(t)、24.6(t)、19.7(q)、19.4 (t)、16.0(q);マススペクトル、 m/z(%)、 398(3)、  380(3)、 251(6)、 137質量測定、m/z=398.242 9. CzsHz404として398.2457゜実施例3の項Bの方法に類似 の方法(この方法は当該分野における標準的方法である)を用いて、デヒドロー セコーマノアリドの酢酸エステル、ギ酸エステル、ヘキサン酸エステルおよびペ ンタン酸エステルを調製する。
尖施拠豆 3−4,8−ジメチル−10−2,6,6−)リスチルシクロヘキセニル −デ カ 7−ジェニル°−4−ヒドロキシブテノリド(ルファリエロリド の単1お よび。
1985年1月、パラオのウェスタン力ロライン諸島(Wes ternCar oline l5lands)にて、まだ同定されていない海綿をスキ・ユーバ ダイビング(水深15〜20m)により手で採集し、そして冷凍保存した。この 標本を解凍し、高速ブレングー中でヘキサン(700d)と2時間ブレンドした 。得られた懸濁液を30分間激しく撹拌し1次いで濾過した。新しいヘキサン( 700mf)を添加し、この混合物を再び30分間撹拌し、そして濾過した。
合わせたヘキサン抽出液をエバボレートシ、褐色の油状物質(14,43g)を 得た。この油状物質の一部をシリカ上のクロマトグラフィー(MPLC)にかけ 、溶離剤としてヘキサン:酢酸エチル(4:1)を用いることにより、ルファリ エロリド(luffariellolide)を無色の油状物質として得た。
UV:(CH30H) 214nm (t 10.000)、(CH30H10 H−)253nm (ε4400) ; ’HNMR(CDCI+) δ6.01(br s、 IH)、 5.85(b r s、IH)、 5.14(br t、 2H,J= 7Hz)、 1.64 (br s、 68)、 1.60(br s、 3H)。
0.99(s、 68) ; ”CNMR(CDCh) 6171.9(s)、 169.9(s)、 136 .9 (sL 136.8(s)、 136.0(s)、 126.6(s)、  123.1(d)、121.9(d)、 117.Q(s)。
99.5(d)、 40.1(t)、 39.7(t)、 39.5(t)、  34.8(s)、 32.6(t)。
28.5(q)、 27.8(t)、 27.7(t)、 26.4(t)、  24.9(t)、 19.7(q)。
19.4(t)、 16.0(q)、 15.9(q);高分解能マススペクト ル、実測値m/z 386.2821. C25H3803として386.28 21゜ 実jU生影 ルファ1ニリンAおよびルファリエリンBの および1985年1月9日から1 985年1月23日までの期間にバラオで採集したルファi工°” パリアビ1 スの標本のうち約5%に2つの新しい化合物、すなわち通常の代謝物質であるマ ノアリドおよびセコーマノアリドに代わる。ルファリエリンA (1uffar iellinA)およびルファリエリンB (luffariellinB ) が含有されていた。
これらの標本は各標本の少量を抽出し、そして粗抽出物の’HNMRスペクトル を分析することにより同定された。
冷凍された海綿はメタノールに一晩浸漬し1次いでこのメタノールを傾瀉し、そ して濾過した。この操作を3回反復した。合わせた抽出液をエバポレートし、そ して得られたスラリーを水およびジクロロメタン(5X 250mff1)中に 分配させた。合わせた抽出液を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、エバポレートす ることにより褐色の油状物質(670■)を得た。この油状物質を、ヘキサン/ 酢酸エチル(1: 1)を含むシリカゲルの短いカラムに通して濾過し2次いで ローバーB (Lobar B)シリカ上のクロマトグラフィーにかけ、溶離剤 として25%の酢酸エチルを含むヘキサン、次いで酢酸エチル/ヘキサン(1:  1)を用いることにより、ルファリエリンA (126■)およびルファリエ リンB(63■)を得た。
ルファリエリンA:油状物質; IR(CHC13) 3310(br)、1780,1762 cm−慮;UV  (MeOH) 230r+m (4800) ;’HNMR(CDC13)  60.70(d、 3H,J= 7l−tz)、 1.59(s、 3El)。
1.68(s、 3B)、 4.64(s、 1)1)、 4.82 (s、  IH)、 4.85(m、 IH)。
5.09(br t+ IH,J= 7Hz)、 5.34(s、 18)、  5.70(s、 IH)、 6.08(s、 IH); 1′3CNMR(CDC13)δ172.0/171.8(s)、 169.0 /168.3(s)、 148.0(s)。
137.2/137.0(s)、 136.7(s)、 122.6(d)、  120.9/120.6(d)。
117.8/116.7(d)、 111.6 (t)、 98.3/97.8 (d)、 91.3/91.Hd)。
63.1/62.3(d)、 55.0s)、 41.8(d)、 39.6/ 39.4(t)、 34.8(t)。
34.3(t)、32.4(t)、 31.0(t)、 29.4(t)、 2 5.9(t)、 20.7 (t)。
20.7(q)、 18.Hq)、 16.2(q);マススペクトルm/z  398(M−820)。
ルファリエリンB:油状物質; IR(C)IcI:l) 3350(br)、 1762.1686 cm−’  ;UV (MeOH) 226nm(10,’000);’HNMR(CDC h) 60.70(d、 3H,J= 7Hz)、 1.55 (s、 3H) 。
9.40(s、 IH) ; 13CNMR(CDCh) 6195.2(d)、 171.2(s)、 17 0.4/IEj9.3(s)。
148.3/148.2(s)、 145.7/145.6(d)、 137. 4 (s)、 122.2(d)。
118.3(d)、 117.7(t)、 98.3/97.9(d)、 66 .8/66.3(d)、 55.1(s)。
41.9(d)、 34.8(2C,t)、 31.0(t)、 29.1(t )、 26.8(t)、 24.5(t)。
20.7(t)、 20.7(q)、1B、Ha)、16.3(q);MS、  ta/z 39B(M−thO)(以下余白) 実JlIL マウスの の−谷症\ テスト化合物およびフォルボールミリステートアセテート(PMA )を、同時 にマウスの左耳の耳介に局所的に塗布する。
右の耳にはPMAのみを塗布する。塗布して3時間20分後にマウスを殺し、左 右の耳を除去し9標準サイズの穴を穿孔する。
浮腫(炎症)を、左耳と右耳との重量の差として測定する。
(Van Arman、 C,G、、 C11n Pharmacol The r(1974)16 : 900−904〕。
独立の、同様の実験の結果を以下に示す(*=統計学的有意差あり)。
表1の測定では、PMAは1.5μg/耳であった;未処理のマウスの耳の平均 重量は9.3■(100%阻害)であり、PMAのみで処理した耳の平均重量は 23mg(0%阻害)である。
高濃度のPMA (5,0Hg/耳)を使用した個別の試験で、マノアジドδ− ラクトンアセテートとマノアリドを比較すると。
どちらも活性であることがわかった(表2)。
マノアリド 300−0 17.46 ”別の個別の試験で、デヒドローセコー マノアリドの効果を測定した(PMA = 1.5μg/耳)。
なし 24.60 用量/応答分析のデータは、マノアリドそれ自身に対するデヒドローセコーマノ アリドの相対力価が1.32であることを示している。
PMAが1.5■/耳である1個別の同様の試験において、耳の重量の相対的増 加をPMAのみ(0,618±0.113)と比較すると。
ルファリエリンAおよびB(50Hg/耳)は統計学的な有意差をもたらした( それぞれ、0.308±0.065および0.262±0.053) ; PM Aのみ(0,929±0.200)と比較すると、50μgルファリエロリド( 0,221±0.068)であった。
ス11津影 ホスホリパーゼAの 精製されたハチ毒ホスホリパーゼA2(PLA2 )への本発明の化合物の効果 を、マノアリドによるこの酵素の阻害と比較した。 pH7,4、41’C,1 ,36mM ホスファチジルコリン(ジパルミトイル) 、 2.76mM ) リドンX−100,および1.0mM Ca”。
という標準の分析条件を用いた1つの分析で、ホスホリパーゼAX活性を放射計 pHスタットで測定すると2次のような結果が得られた。
標識した基質を用いた別の分析は、以下のとおりである。
標識していないジパルミトイルホスファチジルコリン(1,36mM) 、およ び2.76mM トリトンX−100,10mM トリス、1mMCaC1gを 、 pH7,4、41°Cで、 Wheatonのガラスホモジナイザーとテフ ロン乳棒を用いて分散させ2次に30秒間音波処理して、均一な単一分子の基質 を調製した。音波処理後に、1−バルミトイル−2(9,10(n) ’II  )バルミトイル−L−3−ホスファチジルコリンを、標識していないホスファチ ジルコリンに、最終的な活性が0.5d基質あたり0.014μCi (12, 000cpm)となるように添加した。
酵素を添加する前に、標識した基質の1部0.5戚を、41°Cで10分間平衡 化した。酵素を最終濃度が0.495単位/dとなるように添加し、続けて加水 分解を30秒間行った。
反応を停止させ、(’l−パルミチン酸を次のように抽り7 : 0.5M H 2SO4,40: 10 : I V/V/V)を添加して反応を停止させ、攪 拌した。層を分離させるために、4容量(2,0ijりのn−へブタンと2容量 (1,0InQ)のH2Oを添加し、攪拌した。
層を透明にさせるために、混合液をI E Cy=床用達心機で2分間低速遠心 し;上層のへブタン層1 mlを採り、n−へブタン1 、0 mlで希釈し;  100〜150 mgのシリカゲル60HR(メルク)を添加し、攪拌し、8 00Xgで5分間遠心してシリカゲルを沈澱させた。ヘプタン上清1.Mを採り 、ヒドロフルオロシンチレーションカフテール(Hydrofluor 5ci ntillationcocktail) 10成を添加し、パラカードのトリ ーカーブ液体シンチレーションカウンターでカウントした。
最終カウント数は1通常のバックグランドについて、および〔3H〕−パルミチ ン酸とともに抽出されたどの(3H) −PCについても補正を行った。コント ロールの分析(酵素なし)において、抽出前に(14c)−パルミチン酸を添加 することにより、抽出率を測定した。
ルファリエロリドと0.495単位/ mlのハチ毒PLA ZをpH7,4゜ 41℃で用いると5次のような結果が得られた。
災嵐開工 C)jQ への六 チャイニーズハムスターの卵巣に1細胞を、36°Cで95%空気および5%C O□の下でデュルベッコの改変イーグル培地で維持した。細胞を35mm培養皿 に移し、24時間付着させ、その後薬剤を含有する培地に試験の間中接触させた 。最初に薬剤に接触させてから、 24.48.および72時間後に、付着した 細胞の数をかぞえた。
成長は、42μHルフアリエロリドにより、24時間で63%。
48時間で74%、そして72時間で71%阻害された。
国際調査報告 1m″a+″awl Ass″”””” Dr〒#+(117/nnmQn

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.次式(1)で表される化合物,および該化合物の薬学的に容認されるエステ ル,アミド,および塩:▲数式、化学式、表等があります▼(1)ここで,Aは 3〜15個の炭素原子を有する,飽和または不飽和炭化水素基であって,環状部 分を含むか,あるいは含まず,そして特に次式で表される基を包含する:▲数式 、化学式、表等があります▼Rmおよび▲数式、化学式、表等があります▼R1 および,XはCH3,CH2OH,CHO,またはCOOH;点線は単結合,も しくはE立体配置またはZ立体配置のいずれかであり得る二重結合を表す; Yは,該点線が単結合の場合は,HまたはOHであり,該点線が二重結合の場合 は存在しない;およびZはHまたはOH; および,YがOHであり,XがCHOの場合,式(1)の化合物は,開環した鎖 状の形であるか,あるいはこれらの置換基によって形成されるヘミアセタールと して存在し得る;および,YがOHであり,XがCOOHの場合,式(1)の化 合物は,開環した鎖状の形であるか,あるいはこれらの置換基によって形成され るラクトンとして存在し得る;ただし,AがRmであり,XがCHOであり,該 点線が単結合を表し,そしてYがOHである場合,ZはHでなければならない; さらにまた,AがRmであり,XがCH2OHであり,該点線が単結合であり, そしてYがOHである場合,ZもOHでなければならない。
  2. 2.AがRmである,式(1)の化合物。
  3. 3.XがCOOHであり,YがOHであり,そしてZがOHである請求の範囲第 2項に記載の化合物,および該化合物の薬学的に容認されるエステル,アミド, および塩。
  4. 4.マノアリドδ−ラクトンである,請求の範囲第3項に記載の化合物,および 該化合物の薬学的に容認されるエステル。
  5. 5.マノアリドδ−ラクトンアセテートである,請求の範囲第4項に記載の化合 物。
  6. 6.XがCH3であり,YがHであり,そしてZがOHである請求の範囲第2項 に記載の化合物,および該化合物の薬学的に容認されるエステル。
  7. 7.ルファリエロリドである請求の範囲第6項に記載の化合物,および該化合物 の薬学的に容認されるエステル。
  8. 8.XがCHOであり,前記点線が二重結合を表し,そしてZがOHである請求 の範囲第2項に記載の化合物,および該化合物の薬学的に容認されるエステル。
  9. 9.デヒドロ−セコ−マノアリドである請求の範囲第7項に記載の化合物,およ び該化合物の薬学的に容認されるエステル。
  10. 10.AがRLである,式(1)の化合物。
  11. 11.ルファリエリンAまたはルファリエリンBである請求の範囲第10項に記 載の化合物,および該化合物の薬学的に容認されるエステル。
  12. 12.マノアリドジオールの薬学的に容認されるエステルである化合物。
  13. 13.哺乳動物において痛みおよび/または炎症を緩和するための薬剤組成物で あって, 請求の範囲第1項に記載の化合物,あるいは該化合物の薬学的に容認されるエス テル,アミド,または塩;もしくはマノアリドジオール,あるいは該マノアリド ジオールの薬学的に容認されるエステルまたはジエステル,の薬学的に有効な量 を,薬学的に容認される賦形剤との混合物として含有する,薬剤組成物。
  14. 14.哺乳動物において免疫抑制を行うための薬剤組成物であって, 次式(1)で表される化合物,および該化合物の薬学的に容認されるエステル, アミド,および塩,の薬学的に有効な量を,薬学的に容認される賦形剤との混合 物として含有する,薬剤組成物: ▲数式、化学式、表等があります▼(1)ここで,Aは3〜15個の炭素原子を 有する,飽和または不飽和炭化水素基であって,環状部分を含むか,あるいは含 まず,そして特に次式で表される基を包含する:▲数式、化学式、表等がありま す▼Rmおよび▲数式、化学式、表等があります▼RLおよび,XはCH3,C H2OH,CHO,またはCOOH;点線は単結合,もしくはE立体配置または Z立体配置のいずれかであり得る二重結合を表す; Yは,該点線が単結合の場合は,HまたはOHであり,該点線が二重結合の場合 は存在しない;およびZはHまたはOH; および,YがOHであり,XがCHOの場合,式(1)の化合物は,開環した鎖 状の形であるか,あるいはこれらの置換基によって形成されるヘミアセタールと して存在し得る;および,YがOHであり,XがCOOHの場合,式(1)の化 合物は,開環した鎖状の形であるか,あるいはこれらの置換基によって形成され るラクトンとして存在し得る。
  15. 15.哺乳動物において抗増殖活性を有する薬剤組成物であって, 次式(1)で表される化合物,および該化合物の薬学的に容認されるエステル, アミド,および塩,の薬学的に有効な量を,薬学的に容認される賦形剤との混合 物として含有する,薬剤組成物: ▲数式、化学式、表等があります▼(1)ここで,A,X,Y,およびZは,請 求の範囲第14項と同じ定義である。
  16. 16.鎮痛活性および/または抗炎症活性を有する薬剤を必要としている,ヒト を含む哺乳動物を治療する方法であって,該哺乳動物に,活性な薬剤として,請 求の範囲第1項に記載の化合物,あるいは該化合物の薬学的に容認されるエステ ル,アミド,または塩,もしくはマノアリドジオール,あるいは該マノアリドジ オールの薬学的に容認されるエステルまたはジエステル,の鎮痛量および/また は抗炎症量;またはこの活性成分の薬剤組成物を投与することを包含する,治療 方法。
  17. 17.免疫抑制活性を有する薬剤を必要としている,ヒトを含む哺乳動物を治療 する方法であって,次式(1)で表される化合物,および該化合物の薬学的に容 認されるエステル,アミド,および塩,の免疫抑制量;またはこの活性成分の薬 剤組成物を投与することを包含する,治療方法: ▲数式、化学式、表等があります▼(1)ここで,A,X,Y,およびZは,請 求の範囲第14項と同じ定義である。
  18. 18.抗増殖活性を有する薬剤を必要としている,ヒトを含む哺乳動物を治療す る方法であって, 該哺乳動物に,次式(1)で表される化合物,および該化合物の薬学的に容認さ れるエステル,アミド,および塩,の抗増殖量;またはこの活性成分の薬剤組成 物を投与することを包含する, 治療方法: ▲数式、化学式、表等があります▼(1)ここで,A,X,Y,およびZは,請 求の範囲第14項と同じ定義である。
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