JPS63502248A - ゴルフトレ−ニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ゴルフトレーニング装置 本発明はスポーツトレーニング装置に関し、特にゴルフトレーニング装置に関す る。

プレーヤがクラブを操作することによりポールを打たなければならないこのよう なスポーツのトレーニングのために１種々のタイプのシミュレーター又は模擬装 置が知られ、此等シミュレーターでは、ポールがその全ての軌道又は弾道を進む ことなく、その軌道がどのようなものになるかなどの特性等（基本的にはその距 離及び分散角度）をポールの衝突箇所に記録されているパラメーターに応じて指 摘する。従来の此等シミュレーターはしばしば電気装置或は電子装置で構成され ている。

本発明は前記目的を達成する。ポールが衝突する際の運動エネルギーの大部分を 吸収でき且つ適切なデータを提供でき得るように吊り下げられ且つ張られたネッ ト又は幕を備える新しいタイプのトレーニング装置又はトレーニング装備に関す る。本発明に従う装置は、高度な信頼性及び気候に影響を受けない頑丈な装具を 備える上、特殊な予防対策をせず屋外でも使用可能であり、従来の装置には見い 出せない重要な利点を有している。

本発明に従うゴルフトレーニング装置はネ−／　）又は幕を備え、該ネット又は 幕は、そこから下方へ向って垂直に吊り下げられる上部と、ゴルフポールの該ネ ットに対する衝撃力に応じて１つの傾斜面上を変位する２つの較正ウェイト部材 がそれぞれ一対一に対応して固定されている２つの下側端部又は２つのボトム端 部を有する下部とを備える。

第１図は本発明に従うゴルフトレーニング装置の概略図である。

第２図は傾斜面上にウェイト部材を変位させる装置を示す・ 第３図及び第７図は各々結果を評価するシステムを示す。

第４図、第５図及び第６図は本発明に従うゴルフトレーニング装置のネット上に おけるポールの衝撃の成分の図式化決定を示す。

第８図は保護ネットを含む本発明に従うゴルフトレーニング装置の概略図である 。

第１図は垂直に張られた幕又はクロスｌを示す、この幕は、耐摩耗性の織り物又 はネット、若しくは合成樹脂等により形成されており、該幕上に狙いを定めるに 適当なゴルフ場の風景又は他の目印を描いても良い、この幕は、その上部がシミ ュレーターフレームにおける２つの直立部材３の間に固定されたクロス部材２に 固定され。

装置全体の安定性が確保されている。即ち、直立部材３の上部においてこれとは 直角になった湾曲部がこの幕ｌを該直立部材から離間して保持している。この幕 の２つの下側隔部分又はボトムコーナ一部の各々には同等に較正された２つのウ ェイト部材４の各々がそれぞれ対応して固定されており、特に此等２つのウェイ ト部材４は上記フレームにおける２点間で最適な軌道を得るのに理想的な角度で ある４５度に張架した２本のロープ５により画成される傾斜面上に移動自在とな っている。

もしゴルフポールの重量が約４６グラムであり、時速の特性の１つを説明してい ることになる。ゴルフポールが前記幕又はネット１に到達した時、該ネットは変 形され且つ上方へ持ち上げられ、そのボトムコーナ一部は此等ボトムコーナ一部 が連結していることにより変位させられるウェイト部材４の作用により、上記ロ ープ５によって画成される傾斜面上に沿って移動することとなる。

こうして、もしゴルフポールがネットに衝突することなく進んだ場合に描く軌道 の決定を許容する情報を得るには、此等ウェイト部材の変位を測定することで充 分である。

第２図は、較正されたウェイト部材４のその良好な動作において悪影響を及ぼす スリップ或は制動が生じたりすることがないように、該ウェイト部材をローブ５ 上に移動させることができる装置を示す。このロープ５は上記直立部材３上の一 点とそのベース部材６上の一点との間に張架されている。このベース部材６上の 二叉状のフォーク部材７が前記ロープ５の一端を結合手段８によって保持してい る。−力、前記ロープ５の他端には、上記直立部材３上に固定された二叉状フォ ーク部材１０に支持され且つ止めねじが備えられたリング部材９によりテンショ ンが加えられている。妹装品として使用されるものと同等のプーリ手段１１を上 記ロープ５上に摺動させ、該プーリ手段１１の自在継ぎ手１２を上記ウェイト部 材４に固定させる。このウェイト部材４は、自身を前記幕又はネッ）１の端部又 はコーナ一部に固定させるフック手段１５を有している。

２つのウェイト部材の間における距離がネットの弾性に依存して変化することが ないように此等ウェイト部材はロープ又はケーブル手段１３により連結させても 良い、決してネットがウェイト部材４を支持することがないように、該ウェイト 部材４は前記クロス部材２に連結したロープ１６により支持されている。前記ウ ェイト部材の傾斜面上での変位を評価するために、第３図に示す如くに環材１８ を通過し目盛づけなされた定規にまで延在するコード１７を該ウェイト部材に連 結する。このコード１７はロッド２０上を移動自在なマーカ一部材１９に連結し ている。前記ロッド２０は、較正の後に目盛づけがなされた定規２２を有する長 尺のＵ字状のフレーム２１上に固定され、この定規の前方において上記マーカ一 部材が移動する。ロッド部材２０を押圧又は付勢するスプリング部材２３は、ウ ェイト部材４が停止した後においても慣性により上記マーカ一部材がそのままそ の移動運動を続けないようにする為、軽い公平な制動作用を提供している。よっ て、マーカ一部材はある目盛上に瞬時に停止し、ゴルファ−が容易にこの目盛を 読み取れる。この目盛は較正済みでありポールが実際に進むであろう距離と一致 している。

第４図、第５図及び第６図には、ネットに対するゴルフポールの衝撃の結果とし ての力及び変位の図式的な決定を該ポールの受け取り機構及び評価機構と共に示 す。

力学で知られているように質量の傾斜面上での変位は加えられる力に比例するの で、ウェイト部材４の変位もまたネット１に対するポールの衝撃力に比例する。

第４図は、ポールのネットに対する衝撃が完全にその中心であった時に、どうし て質量４Ｇ及び４Ｄの変位りが等しいのかを示す平面図である（即ち、力ＦＤ及 びＦＧが等しい）。

第５図はゴルフポールの衝撃がネットの左側である時の例を示している。力学よ り以下の関係が証明される。

ＦＸ　（Ａ−Ｂ）＝　（ＦＤＸＢ）＋　（ＦＧＸＡ）ＦＤＸＢ＝ＦＧＸＡ よって、この例では、質量４Ｇの変位Ｄ′と質量４Ｄの変位Ｄ　”とが異なり、 変位Ｄ　”がＤ′よりも大きいことを意味する。もしそれぞれの変位を評価すれ ば、相当の精度で標的と衝撃の推測点との横方向距離を決定することができる。

即ち、２つのマーカーが停止している各々に対応する定規上での点の目盛を読み 取ることにより直接的にこの評価はなされる。しかし、比較結果を得るにはプレ ヤーは常にネットから等距離の位置でプレーすることが重要である。ゴルフポー ルが中心からぶれた軌道の場合に進む距離に関しては右側及び左側の読み取り値 の平均を取れば充分満足いく結果が得られる。

第７図は結果の評価の問題に対する他の解決方法を示している。この場合は第３ 図に示さるものと同等の定規部材を１つだけ配置しである。ウェイト部材４Ｇに 連結された一端を有するコード１７Ｇ及びウェイト部材４Ｄに連結された一端を 有するコード１７Ｄのそれぞれの他端は、上述した例と同一の条件下でマーカー １９を移動させるコード１７に連結されている。ウェイト部材４Ｇ及び４Ｄの相 ゛補的な変位の平均が自動的に得られ、これにより結果を直に読み取ることがで きる。もし一方のウェイト部材の変位が他方のウェイト部材の変位より大きい場 合（即ち、ショットがぶれた場合〕における角度的分散度βは、目盛付され、較 正された（第７図の一点破線における）ベクトル１４の上のコード１７の位置に 応じて明白に読み取ることができる。コード１７がコード１７Ｇ及び１７Ｄによ り形成される角度に対して壊れることのない二等分線となるように、上記定規は 装置に関して正確に隔たった正確な位置に配置されなければならない。これは全 て、異なるベクトルの隔たりを正確に決定することによりその場で容易に行なう ことができる。

フットプリント２５は全ての１置要素に対するプレヤーのポジションを規定して いる。

理想的な軌道は４５度の傾斜面と定義されているので、この角度と異なる如何な る軌道も結果としては異なる力を生じることを第６図の側面図は示し、同図中、 力Ｆ′は力Ｆよりも小さい。これは地表で９実際の状況に一致している。

図示したようなポール軌道の特性から直接的に誘導されているネットの変形は電 気機器或は電子機器によって指摘され或は記録され、ショットによる正確な結果 等を明確に表示（例えば液晶表示）されることは明白である。

第８図は、より安全を図る為に２つのサイドネット２４を追加しケージ状ネット とした場合の外観図を示すが、此等サイドネット２４はメインネット１と一体的 に構成しても良い。

上記ゴルフトレー二〉′グ装置は単に説明の為にだけ記載され図示されたもので あり、本発明はこれにより何等限定されるものではなく、また本発明の範囲に反 することなく上記実施例に種々の変更等をなすことができるものである。

国際調査報告

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．ゴルフ等のボール打ちゲームのためのスポーツトレーニング装置において、 堅固なフレームの上に該フレームの一部を構成するクロス部材（２）から吊り下 げられているネット或は織り物から成る幕（１）を備え、該幕の２つのボトムコ ーナー部の各々は、前記フレームの両側の各々におけるそのベースと該ベースよ り高位置の該フレーム上の部位との間に張架されたロープ（５）の上に摺動自在 であるリングを形成している部材（４，１１）にそれぞれ対応して固定され、ボ ールの衝撃により変形し且つ持ち上げられる前記幕は該ボールの運動エネルギー を吸収するように構成されていることを特徴とするスポーツトレーニング装置。
2. ２．前記リングを形成する部材の各々にはウェイト部材（４）が組み込まれ．前 記ロープ（５）の各々は所定の傾斜面上に張架され、前記ウェイト部材の変位は ボールの衝撃力に直接的に比例しているので該変位を明確に評価し且つ読み取る ことができることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のスポーツトレーニング 装置。
3. ３．前記幕の２つのボトムコーナー部は同等に較正された２つの前記ウェイト部 材（４）のそれぞれに一対一に対応して固定され、該ウェイト部材の２つの各々 には自在継ぎ手（１２）を介してプーリ（１１）が配設されており、ロープ（１ ３）により連結された前記ウェイト部材の２つは、前記フレームの両側において それぞれ該フレームの直立部材（３）上の固定点と該フレームのベース部（６） 上の固定点との間にテンションが加えられた状態で保持されている前記ロープ（ ５）の２つにより形成される４５度傾斜面上を自在に変位できることを特徴とす る請求の範囲第２項に記載のスポーツトレーニング装置。
4. ４．前記ボールの衝撃の結果としての幕の変形動作を介しての前記ウェイト部材 の変位は、該幕に対するボールの殴打力に比例しており、前記ウェイト部材の各 々の変位を評価或は測定することにより、前記ボールが幕によって停止されるこ となく進むであろう弾道の特性を較正の後に得られることを特徴とする請求の範 囲第２項又は第３項のいづれか１に記載のスポーツトレーニング装置。
5. ５．上記ウェイト部材（４）の各々はコード（１７）を介してフレーム（２１） 上に固定されたロッド（２０）上を移動するマーカー（１９）に連結され、該フ レームは各々目盛付がなされた定規（２２）を組み込んでおり、該マーカー（１ ９）の各々はスプリング部材（２３）を備えることにより自身の慣性に影響され ることなく前記ウェイト部材の各々の変位と連動した変位をなし、容易且つ明瞭 に読み取れる前記結果に一致した目盛上で該マーカーは停止することを特徴とす る請求の範囲第２項乃至第４項のいづれか１に記載のスポーツトレーニング装置 。
6. ６．前記左右の目盛付且つ較正がなされた定規（２２）の各々の結果を読み取る ことによって前記ボールが実際に進むであろう距離を評価することができ、前記 左右２つの結果の平均を取ることにより、ショットがボールの中心を外れた場合 でさえ、前記ボールが停止されることなく実際に進むであろう軌道又は弾道の長 さを容易に読み取ることができることを特徴とする請求の範囲第５項に記載のス ポーツトレーニング装置。
7. ７．前記ウェイト部材（４）の変位即ちマーカー（１９）の測定可能な変位に依 存して前記左右の定規（２２）の各々の結果を読み取ることによって、目標と推 定落下点との間の横方向の隔たりを評価でき、プレーヤーが常に前記ネットから 等間隔の位置でショットを行なえば、前記横方向の隔たりを即座に読み取りこと ができ、前記衝撃が完全に真ん中である限り前記ウェイト部材の各々の変位は同 じであることを特徴とする請求の範囲第５項或は第６項に記載のスポーツトレー ニング装置。
8. ８．前記ウェイト部材（４）２つはそれぞれコード（１７Ｄ），（１７Ｇ）を介 して単一のコード（１７）に連結され、該単一コードは該ウェイト部材（４）の 変位に件なって移動し且つ、較正の後に目盛づけがなされた定規（２２）を備え たフレーム（２１）から構成された単一定規の前記マーカー（１９）を駆動し、 該マーカー（１９）はロッド（２０）を押圧付勢するスプリング部材（２３）を 備え．該スプリング部材（２３）を介して制動される該マーカー（１９）は該定 規の前方において該ロッド（２０）上を移動し、前記定規はネットに対して適切 な位置に配置されており、前記ウェイト部材（４）の相補的な変位が自動的に得 られ実際に進んだであろうボールの距離が明確に読み取れ、ベクトル（１４）上 のコード（１７）の位置に応じて分散角度（β）が評価できることを特徴とする 請求の範囲第２項或は第３項に記載のスポーツトレーニング装置。
9. ９．前記軌道又は弾道から直接的に生じる前記ネットの変形は電気的装置或は電 子的装置により指摘且つ記録され、前記結果は明確に、例えば液晶により表示さ れることを特徴とする請求の範囲第１項乃至第７項に記載のスポーツトレーニン グ装置。
10. １０．前記メインフレームの両側部にそれぞれサイドネット（２４）を固定させ るか前記メインネット（１）の両側部の各々に一体的にサイドネット（２４）を 固定させて１つのケージを形成し、該ケージによって堅固なパーツに対するボー ルの衝撃及びボールの外部への分散に関して安全性を確保することを特徴とする 請求の範囲の第１項に記載のスポーツトレーニング装置。