JPS63501267A - 圧力調節を設定可能としたインジェクション‐スプレ−ガン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 圧力調節を設定可能としたインジェクション−スプレーガン 本発明は、円筒アンプルを受入れるためのスリーブを取付けるようにした支持体 と、この支持体に連結されたハンドルと、このハンドルに揺動自在に固定された 操作レバーと、該支持体中において案内され、該操作レバーに連結され、該円筒 アンプル中のピストンの移動を行なわせる押し棒を有する形式のインジェクシミ ンースプレーガンに関する。

この形式のインジェクション−スプレーガンは、種々の医療上の用途に、特に、 靭帯内麻酔用として、歯科治療用に用いられている。この形式のスプレーガンに おいては、個別のスプレー過程のために比較的高い圧力を発生しうろことが利点 である。

しかし、この形式のインジエンジョン−スプレーガンにおいては、使用した円筒 アンプルがスプレーすべき薬液によって破裂したり、処置しようとする歯が歯周 囲炎を起こしている歯床から抜は出し、又は少くともゆるんだりすることのない ように、発生させるべき圧力を医師が感覚に頼って制御し、又は制限することが 必要となるので好ましくない。

従って、本発明の課題は、スプレーしようとする薬液にレバー機構によって及ぼ される圧力を制限し、また設定ないしは調節することが可能となるように、前記 の既知のインジエクションースプレーガンを改良することにある。

この課題は、本発明によれば、操作レバーと押し棒とのどちらか一方又は両方に 作用する圧力制限装置が設けられたことによって解決される。

本発明によれば、この圧力制限装置は、基本的にばね要素と、２本アームの偏向 レバーとを鍔えている。

操作レバーは、有利には、２本アームのレバーの介在下に、ハンドルに固着し、 ２本アームの偏向レバーは、ハンドルに配された軸ビンの回りに揺動自在に支承 させ、操作レバーは偏向レバーの第１アームに、軸ピンによって揺動自在に固定 し、ばね要素は偏向レバーの第２のアームに作用させる。

いて、この圧力がある所定の値となった際に退避し、この圧力を解放すると、出 発位置に復帰することができる。ばね要素は、設定可能な抗支力を形成する。

ばね要素は有利にはコイルばねとして形成し、案内棒の第一端が偏向レバーの第 ２アームに枢支され、第二端がハンドルに取付けた締付けねじ中に突入し、ばね 要素の下方端は、締付けねじの下方端に当接させる。

ばね要素と案内棒とから成る前述した組合せは、ばね要素によって及ぼされる抗 支圧の正確な設定可能性を確実にする。

本発明の一実施例を以下に図面を参照して詳細に説明する。

図面は、本発明によるインジェクション−スプレーガンの一部を断面によって示 した側面図である。

図面に示したインジエンジョン−スプレーガンは、基本的にハンドル１と、ハン ドル１と一体に成形された支持体２と、ハンドル１の内部に揺動自在に支承され た操作レバー３とから成り、操作レバー３は、ハンドル１に組込まれた以下に詳 細に説明するレバー機構を介して、スナップ係合要素４を作動させ、スナップ係 合要素４は押し捧５に形成されたノツチ６に係合し、操作レバー３を操作するつ と押し捧５を前方に送るように作動する押し捧５は、支持体２の内部及びハンド ル１の補助案内片７の内部において案内される。

支持体２中にはスリーブ８が挿入してあり、このスリーブ８の内部には、供与し ようとする薬液を収容した円筒アンプル９が、このアンプルを外部に対して封止 するピストン１０と共に収納されている。押し捧５のスリーブ８側の先端はピス トン１０に当接し、供与過程の間ピストン１０を円筒アンプル９の内部に押入・ れる。

操作レバー３は、その軸ピン１１によって、ハンドル１に直接にではなく、２本 アームの偏向レバー１３の第１アーム１２に、回動自在に支承されており、偏向 レバー１３は、軸ピン１４の回りに回動可能に、ハンドル１中に固定されている 。２本アームの偏向レバー１３の第２アーム１５には案内棒１７の上端１６が軸 ピン１８の回りに回動可能に固着してあり、案内棒１７の下端１９は中空体とし て形成された締付けねじ２０中に突入しており、この締付けねじ２０は、ハンド ル１中に長さ方向に変位自在に挿入されている。

案内棒１７には、らせんねじとして形成されたばね要素２１が配設されており、 このばね要素の下端２２は、締付けねじ２０の縁端２３に当接し、上端２４は、 案内棒１７に配設されたスリーブ２５に当接している。

前述したレバー機構の作用は次の通りである。

薬液のインジェクション（注射）の際にインジェクション−スプレーガンを操作 する医師は、操作レバー３をハンドル１に向って移動させる。操作レバー３はそ の際に、軸ピン１１の回りに回動し、スナップ係合要素４は、押し捧５と共に。

ピストン１０に向って移動する。

操作レバー３の偏向レバー１３上においての回動軸である軸ピン１１は、ばね要 素２１の力によって安定された抗支体を形成しているが、この抗支俸はばね要素 ２１のばねカを超過する力が加わると、操作レバー３から退避し、その際に偏向 レバー１３は、ハンドル１内のその固定用の軸ピン１４の回りに回動し、案内棒 １７は中空体として形成された締付けねじ２０中に進入する。この際に操作レバ ー３は、軸ピン１１（支承点）のこの退避によって、締付けねじ２ｏ中の案内棒 １７の機械的な止め部のところまで押入れられることができ、その際にインジェ クション圧力は増大しない。

操作レバー３が完全に押込まれ、偏向レバー１３が回動されると、軸ピン１１（ 抗支体）が再びその出発位置まで戻るように押されるまで、ばね要素２１がイン ジェクションを担当する。

この圧力調節されたレバー機構は、一方では過大な圧力による円筒アンプルの破 裂がもはや可能ではないようにすると共に、靭帯内への注射に際して、特に歯周 囲炎にかがっている歯がその歯床から離脱しないようにすることを確実にする。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）円筒アンプルを受入れるためのスリーブを取付けるようにした支持体と、こ の支持体に連結されたハンドルと、このハンドルに揺動自在に固定された操作レ バーと、該支持体中において案内され、該操作レバーに連結され、該円筒アンプ ル中のピストンの移動を行わせる押し棒とを有するものにおいて、操作レバー（ ３）と押し棒（５）とのどちらか一方又は両方に作用する圧力制限装置が設けら れたことを特徴とする噴射用スプレーガン。 ２）圧力制限装置が基本的にばね要素（２１）と２本アームの偏向レバー（１３ ）とから成ることを特徴とする請求範囲第１項記載の噴射用スプレーガン。 ３）操作レバー（３）が２本アームの偏向レバー（１３）の介在下にハンドル（ １）に固着され、２本アームの偏向レバー（１３）が、ハンドル（１）に配され た軸ピン（１４）の回りに揺動自在に支承され、操作レバー（３）が偏向レバー （１３）の第１アーム（１２）に軸ピン（１１）によって揺動自在に固定され、 ばね要素（２１）が偏向レバー（１３）の第２アーム（１５）に作用することを 特徴とする請求の範囲第２項記載の噴射用スプレーガン。 ４）ばね要素（２１）がコイルばねとして形成され、案内棒（１７）上に配され 、案内棒（１７）の第一端（１６）が偏向レバー（１３）の第２アーム（１５） に枢支され、第二端（１９）がハンドル（１）に取付けた締付けねじ（２０）中 に突入し、ばね要素（２１）の下方端（２２）は締付けねじ（２０）の縁端（２ ３）上に当接することを特徴とする請求の範囲第３項記載の噴射用スプレーガン 。