JPS634998Y2 - - Google Patents

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JPS634998Y2
JPS634998Y2 JP17842883U JP17842883U JPS634998Y2 JP S634998 Y2 JPS634998 Y2 JP S634998Y2 JP 17842883 U JP17842883 U JP 17842883U JP 17842883 U JP17842883 U JP 17842883U JP S634998 Y2 JPS634998 Y2 JP S634998Y2
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JP
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peripheral surface
internal pressure
fluid
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JP17842883U
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JPS6086951U (ja
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、中空の供試体の中央部分を高温内
圧試験する高温内圧試験機に関するものである。
(ロ) 従来技術 中空の供試体の中央部分を高温内圧試験するに
は、第1図に示すように中空の供試体1内に中子
2を収容し、供試体1の内周面と中子2の外周面
間にガスを導入する。そして、ガスによつて供試
体1内に内圧を生じさせるとともに、電気炉3に
よつて供試体1の中央部分1aを高温に加熱すれ
ばよい。これによつて供試体1の中央部分1aを
高温内圧試験することができる。供試体1はその
内周面と中子2の外周面間にガスを導入および排
出する流体ポート4を有し、電気炉3は供試体1
の中央部分1aのまわりに配置される。
この種の試験機において、試験によつては、供
試体1の内圧を変動させる必要がある。しかしな
がら、供試体1の内圧を変動させると、温度の低
いガスが流体ポート4から供試体1の内周面と中
子2の内周面間に導入される。従来は、流体ポー
ト4から導入された温度の低いガスが軸方向に流
れ、短時間で供試体1の中央部分1aの領域に達
していた。このため、温度の低いガスによつて供
試体1の中央部分1aの熱が吸収され、中央部分
1aの温度が低下するという問題があつた。これ
を避けるには、供試体1内に導入する前に予めガ
スを予熱器によつて供試体1と同一の温度に加熱
する必要があつた。
(ハ) 目的 したがつて、この考案は、中空の供試体の中央
部分を高温内圧試験する高温内圧試験機におい
て、供試体の内圧を変動させるとき、温度の低い
ガスなどの流体が供試体内に導入されても、供試
体の中央部分の温度が低下しないようにすること
を目的としてなされたものである。
(ニ) 構成 この考案は、供試体内に収容する中子の外周面
に、供試体の流体ポートから導入される流体の流
れを中子の周方向に案内するらせん溝などのガイ
ド溝を形成する。そして、供試体の内周面と中子
の外周面間の間隙をガイド溝の深さと同一または
それよりも小さくしたことを特徴とするものであ
る。
(ホ) 実施例 以下、この考案の実施例を説明する。第2図は
この考案の一実施例を示す。供試体1は中空の円
筒状のものである。中子2は供試体1よりも小さ
い径の円筒状のもので、供試体1内に収容されて
いる。そして、供試体1の内周面と中子2の外周
面間にガスが導入され、供試体1内に内圧が生
じ、電気炉3によつて供試体1の中央部分1aが
高温に加熱される。したがつて、供試体1の中央
部分1aを高温内圧試験することができるのは第
1図の場合と同様である。
この実施例では、供試体1の流体ポート4から
導入されるガスの流れを中子2の周方向に案内す
るガイド溝として、中子2の外周面に一定の深さ
dのらせん溝5が形成されている。中子2の外周
面の径は供試体1の内周面の径よりもわずかに小
さいだけであり、供試体1の内周面と中子2の外
周面間の間隙cはらせん溝5の深さdと同一また
はそれよりも小さい。便宜上図面には大きく示さ
れているが、間隙cは極めて小さく、実際にはら
せん溝5の深さdの約1/3に設定されている。さ
らに、供試体2の流体ポート4に対応する位置で
中子2の外周面に一定深さd′の環状溝6が形成さ
れている。環状溝6の深さd′はらせん溝5の深さ
dよりもさらに深い。
この試験機において、供試体1の中央部分1a
を高温内圧試験し、供試体1の内圧を変動させる
と、温度の低いガスが流体ポート4から供試体1
の内周面と中子2の外周面間に導入される。しか
しながら、流体ポート4から導入されるガスの流
れは環状溝6およびらせん溝5によつて中子2の
周方向に案内される。供試体1の内周面と中子2
の外周面間の間隙cはらせん溝5の深さdの1/3
であり、環状溝6の深さd′はらせん溝5の深さd
よりもさらに深いため、環状溝6およびらせん溝
5の流路抵抗は間隙cの流路抵抗よりも小さい。
したがつて、流体ポート4から導入されたガスの
大部分が環状溝6およびらせん溝5に沿つて中子
2の周方向に流れる。このため、流体ポート4か
ら導入された温度の低いガスは短時間では供試体
1の中央部分1aの領域に達しない。供試体1の
内周面と中子2の外周面間で十分に加熱されてか
ら供試体1の中央部分1aの領域に達する。した
がつて、供試体1の中央部分1aの熱は吸収され
ず、その温度は低下しない。したがつて、供試体
1の中央部分1aを支障なく的確に高温内圧試験
することができる。
なお、この試験機はガスに代えて空気などのそ
の他の流体を使用しても供試体1の中央部分1a
を高温内圧試験することができるのはもちろんで
ある。
(ヘ) 効果 以上説明したように、この考案は、中子の外周
面にらせん溝などのガイド溝を形成し、供試体の
内周面と中子の外周面間の間隙をガイド溝の深さ
と同一またはそれよりも小さくした簡単な構成か
らなり、温度の低いガスなどの流体が供試体内に
導入されても供試体の中央部分の温度が低下せ
ず、所期の目的を達成することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高温内圧試験機を示す断面図、
第2図はこの考案の一実施例を示す断面図であ
る。 1……供試体、2……中子、4……流体ポー
ト、5……らせん溝、6……環状溝、c……供試
体の内周面と中子の外周面間の間隙、d……らせ
ん溝の深さ、d′……環状溝の深さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空の供試体内に中子を収容し、前記供試体の
    内周面と前記中子の外周面間にガスなどの流体を
    導入し、前記流体によつて前記供試体内に内圧を
    生じさせるとともに、前記供試体の中央部分を高
    温に加熱し、前記供試体の中央部分を高温内圧試
    験するようにした試験機において、前記中子の外
    周面に、前記供試体の流体ポートから導入される
    流体の流れを前記中子の周方向に案内するらせん
    溝などのガイド溝を形成し、前記供試体の内周面
    と前記中子の外周面間の間隙を前記ガイド溝の深
    さと同一またはそれよりも小さくしたことを特徴
    とする高温内圧試験機。
JP17842883U 1983-11-17 1983-11-17 高温内圧試験機 Granted JPS6086951U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17842883U JPS6086951U (ja) 1983-11-17 1983-11-17 高温内圧試験機

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JP17842883U JPS6086951U (ja) 1983-11-17 1983-11-17 高温内圧試験機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6086951U JPS6086951U (ja) 1985-06-14
JPS634998Y2 true JPS634998Y2 (ja) 1988-02-10

Family

ID=30387386

Family Applications (1)

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JP17842883U Granted JPS6086951U (ja) 1983-11-17 1983-11-17 高温内圧試験機

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08327519A (ja) * 1995-05-29 1996-12-13 Shimadzu Corp 高温雰囲気材料試験機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6086951U (ja) 1985-06-14

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