JPS6348292A - 無色の鉄アルキルホスフェ−ト - Google Patents

無色の鉄アルキルホスフェ−ト

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JPS6348292A
JPS6348292A JP62202605A JP20260587A JPS6348292A JP S6348292 A JPS6348292 A JP S6348292A JP 62202605 A JP62202605 A JP 62202605A JP 20260587 A JP20260587 A JP 20260587A JP S6348292 A JPS6348292 A JP S6348292A
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phosphate
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oop
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JP62202605A
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デビッド ロバート ウィットコウム
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Minnesota Mining and Manufacturing Co
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/06Phosphorus compounds without P—C bonds
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    • C07F9/09Esters of phosphoric acids
    • C07F9/11Esters of phosphoric acids with hydroxyalkyl compounds without further substituents on alkyl
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明はサーモグラフィー用材料に有用である新規な無
色の鉄アルキルホスフェートに関する。
これ等鉄アルキルホスフェートは高温では無色キレート
剤(例えは、カテコール、β−ジケトン、O−ヒドロキ
シナフトアミド、サリチル酸誘導体)の範囲と反応して
濃い暗色画像ン与える。このサーそグラフィー用材料は
室温で安定である。
技術背景 多年の間、感熱画像形成ジ−トは複写、熱印字、熱記録
、熱ラベリン、グに使用されてさた。これ等材料の多く
は常態室温では実質的に反応しない発色性反応系の2つ
以上の成分の反応性を熱的に増大させることを伴う。一
つの慣用反応系は、熱刺激を受けたときに反応して濃い
安定な色ン示す錯体を生成する、配位子またはキレート
剤と遷移金属塩とt含む(例えば、米国特許第2,66
3,654号)。使用される遷移金属は鉄、ニッケル、
コバルトなどでおり、そして構成される塩はしはしは有
機酸例えば長鎖カルボン酸、ナフタル酸のような芳香族
酸のものである(例えば、米国特許第3.094,62
0号、第3,293,055号、第3,953,659
号)。多分、第二鉄イオンはその濃いほぼ黒色の画像お
よび配位子やキレート剤に対する制御可能な反応性故に
、最も好ましい遷、 移金属であろう(米国特許第4,
561.141号)しかしながら、有機酸の第二鉄塩の
多くはそれ1伴が強く着色しており、大抵は問題のある
着色レベルを有している。公開された技術において立証
されているように、サーモグラフィック材料およびジ−
トにおける着色背景地色ンう丁くするごとはかなりの関
心乞もたれている(米国特許第3.953,659号、
第4,531,141号)。ごれ等後者の研究には第二
鉄塩の固有の地色ン、白色゛フィルター材料の添加また
は層表面の光学的性質の改質によって、マスクする試み
などがある。
配位子およびキレート剤と反応して可視像ン与える旨開
示されている多数の有機酸重金属塩のなかには、無色の
ものも多数ある(米国特許第3.111,423号、第
3.293,055号)。しかしながら、そごに包含さ
れる金属例えば亜鉛やアルミニウムは、色に寄与するが
反応前から実際に着色しているような配位子またはキレ
ート剤と反応しなければならない。反応生成された色も
大抵の場合たいして濃くない。
実質的に無色の有機酸−鉄化合物が知られている。米国
特許第4,049,612号には、オルガノ燐酸の黒色
の鉄塩が開示されているが、それ等は高い融点(300
°Cより高い)を有しており、その結果、一般的なサー
マルイメージング温度では反応性が低5い。米国特許第
3,483,143号には、オ・ルガノホスフィン酸お
よ、びオルガノ燐酸の第二鉄塩が高い構造強度と高い融
点(400’Cより高い)を持つ無機重合体システムの
成分として開示されている。スミス(8mythe )
等はジャーナル・オブ・インオーガニック・アンド・ニ
ュクレア・ケミストリー(J、 、Inorg、、Nu
cl、 Chem、 、) 33巻1553〜1561
頁(1968)で、鉄ジ(2−エテルヘキシル)ホスフ
ェートの赤外スペ″クトルを論じている。米国特許第4
,533,930号には、オルガノ燐酸およびその他燐
系酸の第二鉄塩が無色に近く、そしてサーモグラ・フィ
ック反応および画像形成プロセスに適する旨開示されて
いる。この特許の好ましい塩はカルボン酸が付加されて
、「複合鉄塩」と言われる塩を形成している。
本発明は真に無色であり、50℃〜300’C!の融点
を有しており、そして熱の影譬下で配位子またはキレー
ト剤と反応して濃い暗色になる゛ような・新規な鉄ジ−
アル、キルホスフェートとして同定される。
発明の概要 本発明は Fe (0OP(OR)’2 )3 ’ X    (
1)および Fe (0OP(OR)2 ’13  ”
     (…)(式中1、Rは枝分れ鎖アルキル基で
アリ、そしてxHホスフェ−トイすンとは別の陰イオン
でおる)ノ形態の、新規力無色の鉄ジアルキルホスフェ
ートン提供する。
これ等鉄塩は無色であり、室温で安定である。
これ等は高温でモノ−、ビス−5およびポリ−カテコー
ルのようなキレート剤と容易に反応する。
これ等は低温では若干のカテコールや配位子と反応する
。ごれ等は比較的低温(650℃未満、好ましくは25
0°σ未満)で吸熱を示し、そのことは高温でのキレー
ト剤との反応を促進する。
これ等塩は真に無色の背景部を要求されるサーモグラフ
ィー用材料に有用性馨見出している。これ等はまた、ノ
ンカーボンタイプ用紙のような感圧印刷用紙に価値を有
する。
発明の詳細 な説明は実質的に無色の鉄ジアルキルホスフェートの使
用を要求する。用語「無色」は材料が410〜700 
nmのどの点に於いても0.2未満の光学濃度を示すこ
とを意味yる。これ等化合物は画像形成システム内で安
定であると共に、錯化剤との反応によって高い光学濃度
の画161’形成できる。
米国特許第4.533,930号には、Fe (III
)  イオン1個当だクジアルキルホスフェートとカル
ボキシレートから選択された全体で6個の陰イオンを含
有している複合鉄塩が開示されている。しかしながら、
そこに開示された製法は pe (0OP(OR)2]3 ・X     (1)
(但し、Rは枝分れ釦アルキルであり、そしてXはホス
フェートイオンとは別の陰イオンである)の形態の錯体
の製造を可能にしない。また、そこに開示された製法は Fe (0OP(OR)213        (…)
(但し、Rは上記の通りである) の形態の錯体の着色体だげン生じるものである。
従って、本発明は形態(1)または(n)〔但し、各R
は個別に式 %式%) (式中、b、>a、b)c、aは1〜1oでオフ、そし
て3<−a+b<=18 ) によって表わされる群から選択され、そして又は非金属
性陰イオンから選択された一価帯電の陰イましい陰イオ
ンはF−1PF6−1Ph、B−1BF、−1NO85
−1およびC14H29SO4−である。
本発明の鉄錯体は真に着色しておらず、サーモグラフィ
ック材料やノンカーボン紙に有用性を見出している。こ
れ等はカテコールのような無色のキレート剤と反応して
暗いほぼ黒色の画像乞生成する。強くバラストされたカ
テコールに対しては、及び個々のカテコール間の電子的
相互作用を示さ力いビス−カテコールおよびポリカテコ
ールに対しては、これ等鉄錯体に高温(例えば、60℃
以上)で急速に反応するが室温では反応性で力い。
β−ジケトン、0−ヒドロキシナフトアミド、またはサ
リチル酸誘導体、即ち無色キレート剤を使用すると、高
温で反応が起こって褐色または赤紫色の画像を与える。
ジアルキルオルガノホスフェートは得られる錯体が完全
に無色であることから本発明の実施において鉄(III
)にとって好ましい配位子である。米国特許第4.53
3,930号に開示されているようす混成ジアルキルホ
スフェート/カルがキシレート鉄錯体はもつと着色しな
いように製造可能ではあるが、カルボキシレートの存在
故にやは9望ましくない色を保持している。カルボキシ
レート、ホスフェート、およびこれらの混合物の硫黄類
似物の鉄錯体(やはり、米国特許第4.533,930
号中)は高度に着色された正に黒色の物質であるので特
に望ましくない。
トリアルキルホスフェートが主な配位子として使用され
た場合には、十分に安定な鉄錯体が生じず、また、モノ
アルキルホスフェート(並びに無機ホスフェート)が使
用された場合には、金ハ中心間に過度の橋架けが起こっ
て得られる鉄オルガノホスフェートは安定丁ぎてカテコ
ールのようなキレート剤と反応しない。芳香族オルガノ
ホスフェートはしばしはジアルキルホスフェートよりも
、高融点、低反応性、および高着色の鉄錯体をもたら丁
最も好ましいオルガノホスフェート配位子は枝分れ鎖ジ
アルキルホスフェート、特にジ−2−エテルヘキシルホ
スフェ−) (DPE(P )である。直鎖ジアルキル
ホスフェートは、カテコールによって画像を生じるが一
般にあま9に反応性でがい(あl)に高く橋架けされて
いる)ために十分な画像濃度7生じないような無色の鉄
錯体乞構成する1、主鎖上の分校は金属中心間の橋架け
が抑制されるように十分長くかつ金属中心に十分近接し
ているべきである。他方、分校は長すぎたり又は燐中心
に近接しすぎていたりすべきでない。何故ならば、燐と
不完全に反応した鉄は着色鉄源になったり、また、多分
、被覆溶液中で反応性であり過ぎたりするからである。
実施の面からすると、理想はDEHP ’fもって説明
される。側鎖の長さの範囲は炭素数約1〜10で最良に
なるであろう。燐に対する結合点から離れる程、必要な
鎖に長くなる。主鎖の長さはDBHP即ち炭素数約6へ
10をもって最良に説明される。適する光学濃度を達成
するのに必要な配合量からすると炭素数18もの長い鎖
は実質上極限である(即ち、分子が非現実的なほど高く
なる)。
非対称ジアルキルホスフェートは低融点錯体を提供する
であろうと予想された。DEHPは十分に機能するばか
シでなく、それは比較的良好な純度で大量に商業的罠入
手可能である。
一連の鉄オルガノホスフェートのなかでもFB (DE
HP )3が好ましい。それは完全に無色でちり、鉄カ
ルボキシレートや混成カルボキシレート/オルガノホス
フェート鉄錯体よシも犬いに改善されている。加えて、
一般の直鎖ジアルキルポスフェート鉄錯体と違って、そ
れはビス−カテコールに対して非常に熱反応性である。
それはまた米国特許第4,533,930号に開示され
ている混成カルボキシレート/オルガノホスフェート鉄
錯体と違って、このタイプのサーマルイメージング構成
体を被覆するのに必要な有機溶剤に不溶性である。
Fe(DEHP)sの製造において、本発明者等は鉄の
)源として硝酸第二鉄を使用することと、文献中に記載
されているように塩化第二鉄や硫酸第二鉄を使用するこ
ととの間には差異があることを解明した。本発明の好ま
しい鉄(In)源は硝酸塩でちる。
何故ならば、他の塩は鉄オルガノホスフェート錯体に黄
色な帯びさせるからである。塩化物の場合には、これは
B’e−Cx−Fe結合のせいであるらしい。
錯体に黄色の色相ン付与するに十分左置の塩化物を含有
しない鉄オルガノホスフェート錯体が好筐しいO 文献(後で実施例Aに引用されているスミス等の論文)
には、硫酸第二鉄の溶液に化学量論量のNaDEHP 
”g溶液で添加することによるFe CDEHP )3
の水性製造法が報告されている。これ等条件下ではFe
−OH種が生じて錯体に望ましくない色を付与するであ
ろうと予想できた。実際に淡い黄色の錯体が、シクロヘ
キサンに対してかなシに良好な溶解性(いくらか微細コ
ロイド固体が残る)と299°Gの示差走査熱量計(I
)SC)で主吸熱をもって、得られた。
他方、実施例A1における硝酸第二鉄の使用は生成物に
改善された白色度をもたらした。加えて、実施例A2に
記載されている水性製造の注意深く変更された条件は完
全に無色の形態のFe(DBHP)3を生じ、それはイ
ム状でちり、シクロヘキサンに不溶性であった。
ごの好ましいFe(DEHP)5製造方法は酸ではなく
DEHPのアルカリ金属塩(それ自体、水に低溶解性で
ある)を使用する。DBHP7に+にその場で水溶液状
態で生成され、そして硝酸第二鉄水溶液に添加される。
p −、o −c結合のアルカリ加水分解が知られてい
るので、ジアルキルホスフェートからのモノアルキルホ
スフェートの生成を防止するために、2段工程が採用さ
れた。まず、水酸化カリウムン塩基として使用した。何
故ならは、水酸化カリウムは水酸化ナトリウムと違って
最小の熱蓄積で速やかに水へ添加できるからでなる。次
に、DEHPビKOH溶液へ急速に添加し、それからそ
の溶液ンFθ(i)溶液へ急速に添加した。Fe (i
ll)溶液はまずFe (m)体の加水分解によって淡
黄色になる(鉄濃度の増大と共により暗化する)−まず
、オリゴマーFe −OHa Kなる。かつてにさせる
と、それは最終的に、オルガノホスフェートと反応する
には不活性すぎる不溶性のポリマー鉄水酸化物になる。
従って、Fe (III)溶液に使用直前に調製され、
そして溶液の色はDEHP−に+溶液が添加されると急
速に減少する。無色ろ液から容易に分離される白色のイ
ム状固体が得られる。スミス等のレポートとは対照的に
、Cの生成物はシクロヘキサンに僅かに可溶性であるに
すぎない。
色、構造、およびシクロヘキサンに対する溶解度の相違
から、本発明者等に上記製造条件の生成物が新規であり
、かつ真にFB (DEHP )3であり、他方光に報
告された物質は成る形態の複合体であると考えている。
類似の水性の製造方法は式l(式中、XはF−1PF6
−1BF4−1Ph、B−1および’44H29804
−でちる)の形態の複合塩を製造するのに成功した。0
れ等物質は全て無色であった。
しかしながら、酢酸イオンの添加と共に使用された水性
製法は式Iの複合体な生じないばかりか、米国特許第4
.533.93 [1号に開示されているタイプの複合
体[Fe (DRHP )x (oocH,、)y但し
x+1 =71)も生じなかった;この製法は実際には
成用の物質即ちFe(DEHP)sをもたらした。本発
明者等は酢酸イオンが錯体の形態を保持するには水溶性
であり過ぎると考えている。本発明者等は氷酢酸中で正
しい比率で硝酸第二鉄とDEHP酸を反応させるとNO
3−−を待った式■の形態の無色物質が得られることを
解明した。精製はこの物質が非常に可溶性であるシクロ
ヘキサンから、アセトンの添加によって、沈澱させるこ
とによって行われた(実施例B参照)。
さらに、アルキルRが@鎖であるような他のフルキルホ
スフェートの使用にFe (OOP (oR)2 )3
をもたらすに過ぎなかった。これはRがメチル、n−ブ
チル、n−デシル、n−ラウリル、およびステアリルで
おる実施例において判明した。次は本発明の物質の°製
造方法の実施例である。
実施例A FB(DKHP)3 (7)製造 1、 この方法はり、  E、スミス、T、L、ホヮッ
トレイ、およびR,L、ワーナーの文献の製法〔ジャー
ナル・オシ・インオーガニック・アンド・ニュクレア・
ケミストリー第30巻(1968)第1553頁〕に類
似しており、硫酸第二鉄の代わりに硝酸第二鉄を使用し
た。175−Oml H2O中の2.011 KOHt
tc 10.Og DEHP w添加1.、り。ツレか
ら、この溶液は、4.01 Fe(NOs)3・9 H
2OY含有する水35.0Bgへ、激しく撹拌しながら
5分かけて添加された。この混合物Y10分間撹拌し、
ろ過し、撹拌しながら新しい水で洗浄し、ろ過し、そし
て真空下70℃で一定重量になるまで乾燥した。オフホ
ワイト固体が得られた。赤外スペクトルは予想されたホ
スフェート伸縮(strθtch )、並びに少量のO
H,および1466.1 cIrL−”に於ける特性エ
チル基の存在Z示した。DSCは120 ’Cに於ける
この錯体の融点吸熱を示した。
2、水1.I] A K 16.8 F KOH’に添
加シタ。別に水1.5!中に11.09 NaBF、 
y、それから68.29 Fe(’N03)3・9H2
0!溶解した。鉄塩ン溶解している間に、急速撹拌KO
H溶液に97・7 g、 DEHPを添加した。粘稠な
ホスフェート溶液、を・鉄溶液に、機械的撹拌しながら
、急速添加した。純粋な白色のゴム状固体をろ過し、撹
拌しながら洗浄し、ろ過し、そして乾燥した。鉄CI[
l)源が黄色生成物を与えるような塩化第二鉄でないと
云うことが重要であることが判明した。DSCはこの物
質の融−点吸熱が145℃であることが示した。真空乾
燥された(室温)サンプルの赤外スペクトルは予想され
たホスフェート伸縮を示したが、1.(上記)とは違っ
てOHの存在を示さなかった。
5、実施例A1yal−高温(60°C)で実施したと
ころ、不利な影響は無かった。同じ吸熱(DSCによる
)が得られた。
実施例B l中に溶解した。明澄な溶液が得られたら丁ぐに、激し
く撹拌しながらビス−(2−エチルヘキシル)ホスフェ
−)193.0fiY滴状で急速添加した。
化学量論量未満のDEHPにより着色した生成物を与え
た;過剰のDEHPは不利ではなかった。ホワイト生成
物をろ過し、酢酸で洗浄し、そして真空下で乾燥した。
おおよその収率は84%であった。
生成物はイム状であυ、アセトンによってシクロヘキサ
ンからの沈澱によって再結晶化できた。
F’eC13が使用されなかったことは明澄な黄色酢酸
溶液、が得られた故に重要であった。
エタノールからの別法 無水x p / −ル40 ml=に2.OE FeC
N0s)s ・9HzOを添加した。溶解したら、5−
OgDEHP Y 務加し、そしてこの明澄溶液75分
間撹拌した。酢酸カリウム(0,5g74.5 gH2
0中に溶解した)の水溶液を滴状で添加した。この混合
物を2分間撹拌し、ろ過し、水中に再分散し、さらに2
0分間撹拌し、ろ過し、そして真空乾燥した。赤外スペ
クトルは酢酸から製造されたものと同じであった。
特性:赤外スペクトルは配位されたオルガノホスフェー
ト(1000〜1200cIIL−1)およびニトレー
ト(1551,0cm−1非対称伸縮、対称伸mは別の
ピーク下におる)、およびFe−0−Fe伸縮の欠如Z
示している。DSCは215℃の辺J’&中心とした少
量の吸熱およびその後の282℃を中心とする主吸熱を
示している。一般に、純粋でない物質は吸熱の代わフに
大きな発熱を示した。この錯体はシクロヘキサンに容易
に可溶であり、ソして基体上に被覆されたときの優れた
フィルム形成性物質であ仄、明澄々無色のフィルムZ形
成する。元素分析はニトレート1個の存在に一致してお
夕、がつP / FlB比が3/1でおることを立証し
ていた。エパンのNMR法〔ジャーナル・オブΦケミカ
ル・ソサイアテイ(1959)第2003員〕によって
測定された磁気感受率は高スピン鉄錯体を実証した。錯
体はシクロヘキサン浴液中で導電性であることもわかっ
た。
実施例C Fe(DEHP)3Fの製造 1、 500−Ofl HzOに6−0’ 、fi” 
KOHY添加シタ。
別に500−09 HzOに12.01 Fe0JO3
)s ・9 HzOを添加し、それから0.629 N
a2w添加した。塩基水溶液に32.Ofi ngap
 Y添加してから、その溶液を機械撹拌鉄浴液に急速添
加した。純粋な白色鉄錯体ンろ過し、洗浄し、そして真
空乾燥した。
2.30’0祷エタノールに16.13 gFe(’N
03)3 ・9 HzOyll′ta加Lり。msし−
t、ニーら、40、Ofi DEHPを滴状で急速添加
した(6分間)。
この明澄溶液75分間撹拌してから、329 HzO中
の3−2 jj NaF ’1(滴状添加した(5分間
)。白色固体ン撹拌し、それから400mAH2oで希
釈し、60分間撹拌し、そしてろ過した。無色の固体が
得られた。元素分析は3/1/1のP / Fe / 
F比に一致した。
実施例D Fe(DEHP)3 (テトラデシルスルフェート)の
製造I Q Oi HzO中の1.069硫酸テトラデ
シルと1.21 FlB()JO3)3 ” 9 Hz
Oとの混合@4−らオレ゛ンジ色の沈澱@を生じ、その
沈澱@ンmlちに5O−HzO中の3.2.9 DEH
Pおよび0.69 xoaで処理した。3日間撹拌後、
白色固体tろ過し、そして自然乾燥した。赤外スペクト
ルは提唱物質に一致した。
実施例E Fe(DgHP)s (テトラフェニルボレート)の製
造401!1tH20中の1.19テトラフエニルホウ
酸ナトリウムおよび1−01 Fe(NOs)3@ 9
 HzOに、80 vl H20中ノ!1.211 D
EHPおよび0.73 IIKOHン急速添加した。ご
の混合物をろ過し、水中に分散し、撹拌し、ろ過し、自
然乾燥した。赤外スペクトルは提唱物質に一致した。
実施例F F、8 (DEHP )3 (Fe (C’N )6 
)のJR造これは錯体中の添加イオンの選択が物質の最
終の色にとって重要であると云うことt説明するもので
ある。
25.0 、li’ HzOに0.6111 KOH、
3,2g DBHP 。
それから1.211に4(Pa(CM)a) a 3 
HzOY添加した。
1.2#Fθ(No3月・9 HzO全″f4を添加し
、そしてこの混合物ン6日間振盪した。褐色固体が得ら
れた。その固体ケろ過し、乾燥した。それはホスフェー
トとFe(CN)6基の存在を示す赤外スペクトルを示
した。
下記実施例はサーマルイメージング分野でのこれ等物質
の使用を示す。
実施例1 式nの化合物を使用するサーモグラフィックジ−トおよ
び画像 鉄トリス(ジ−2−エテルヘキシル)ホスフェ−)(1
)の分散物はフリントガラスマーブル乞使用して75g
のアセトン中の25gの(1)v24時間ボールミル処
理することによって生成された。この分散物4.0gに
アセトン中の15%のエテルアクリレート/メチルメタ
クリレート共重合体樹脂を3.27 gと、1,1′−
スビロピ〔−1H−インデン] −5、5’ 、 6 
、6’−テトロール−2,2’。
6.6′−テトラヒドロ−3、3、3’ 、 3’−テ
トラメチル(2) ’k O,5,9添加した。これは
(2)が溶解するまで撹拌され、それから2ミルの不透
明二酸化チタン入υポリエステル上にナイフコーターで
2.5ミリのオリフィスで被覆され、そして自然乾燥さ
れた。得られたサーマルレコーディングジ−トは優れた
白色度を示し、そして熱印加された時には青色画像ヶ与
えた。
実施例2 式lにトレード)の化合物を使用したサーモグラフィッ
クジ−ト 鉄トリス(ジ−2−エチルヘキシル)ホスフェート・ニ
トレート25gの分散物はアセトン48.75 gおよ
び酢酸セルロース1.25gを用いてフリントガラスポ
ールで24時間ボールミル処理するごとKよって生成さ
れた。この分散物6.Oyと、アセトン中の酢酸セルロ
ースの12%溶液51と、アセトン中の1,1′−スビ
ロービ(−H−インデン) −5、5’ 、 6 、6
’−テトロール−2゜2’、3.3’−テトラヒドロ−
3、3、!l’ 、 3’−テトラメチル(2)の10
%溶液9.0gから被覆性分散物ン生成し、それン46
41=(24“×66“×500“)紙上に2ミルの湿
潤厚さで被覆し、自然乾燥した。
Cのサーマルレコーディングジ−トは4時間以内に緑色
に変化する青色画像tもたらした。
背景部−0,16、画像濃度= 0.52、開始温度=
152℃。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)着色鉄錯体を生じるようにキレート剤と反応する
    ことができる、一般式 Fe〔OOP(OR)_2〕_3・X およびFe〔OOP(OR)_2〕_3 〔式中、各Rは個別に枝分れ鎖アルキル基(その主鎖は
    炭素原子数3〜18を有する)から選択され、そしてX
    はホスフェートとは別の陰イオンである〕 によつて表わされるものから選択された、無色の鉄化合
    物。
  2. (2)Rが一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、b>a、b>c、c<=10)および3<=a
    +b<=18)によつて表わされ、かつ、XがF−、P
    F_6−、BF_4−、Ph_4B−、NO_3−、お
    よびC_1_4H_2_9SO_4−から選択された、
    特許請求の範囲第1項の無色の鉄化合物。
  3. (3)硝酸第二鉄の水溶液と、 M〔OOP(OR)_2〕 (但し、Mはナトリウムまたはカリウムであり、そして
    Rは上記定義通りである) の形態の燐酸ジアルキルのアルカリ金属塩の水溶液との
    化学量論量の急速混合によつて製造された、特許請求の
    範囲第1項記載の一般式 Fe〔OOP(OR)_2〕_3 の無色の鉄化合物。
  4. (4)鉄ジ−2−エチルヘキシルホスフェート、および
    鉄ジ−2−エチルヘキシルホスフェートの塩からなるク
    ラスから選択された、特許請求の範囲第1項の化合物。
  5. (5)鉄ジ−2−チテルヘキシルホスフェートの塩であ
    る、特許請求の範囲第3項の化合物。
  6. (6)鉄ジ−2−エチルヘキシルホスフェートである、
    特許請求の範囲第1項の化合物。
  7. (7)鉄ジ−2−エチルヘキシルホスフェートの塩であ
    る、特許請求の範囲第2項の化合物。
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