JPS6348250Y2 - - Google Patents

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JPS6348250Y2
JPS6348250Y2 JP1981067763U JP6776381U JPS6348250Y2 JP S6348250 Y2 JPS6348250 Y2 JP S6348250Y2 JP 1981067763 U JP1981067763 U JP 1981067763U JP 6776381 U JP6776381 U JP 6776381U JP S6348250 Y2 JPS6348250 Y2 JP S6348250Y2
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JP
Japan
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stretcher
subject
rail
side pipe
falling
Prior art date
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JP1981067763U
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English (en)
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JPS57179418U (ja
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  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コンピユータを用いたX線断層像撮
影装置用ストレツチヤー(以下「CT装置用スト
レツチヤー」と略称する)に関するものである。
従来、CT装置の被検体(患者等)載置用撮影
テーブルとしては、撮影・検査上の観点から、そ
して被検体への苦痛の軽減という観点から、ある
いはその他の種々の観点から各種の形式のものが
提案され、実際に使用されてきている。例えば、
第1図に示されるように、下端に移動用キヤスタ
4を有する4本の支柱3に支持された天板支持台
2と、この天板支持台2に取り付けられた天板1
とからなり、該天板の一部分1′に高強度のX線
透過部材を用いたCT装置用ストレツチヤーもそ
の1つであり、これは、別の移動用ベツドを用い
ることなく被検体を手術室等からCT装置まで運
んでくるとともに、被検体をCT装置に備え付け
の専用撮影台に移し換えることなく、そのまま
CT撮影テーブル本体に結合できるようにしたも
のである。しかしながら、このような形式のもの
を含めて、従来のCT装置用ストレツチヤーでは、
無意識の被検体が検査中に動いてサイド部から転
落する危険があり、これを防止するために前記
CT装置用ストレツチヤーの両サイドに、被検体
転落防止のためのサイドガードを固定することも
試みられたが、この場合には無意識の被検体(患
者)をベツドに載置したり、降ろしたりするのが
困難になるという問題点があつた。
本考案の目的は、前記問題を解消し、被検体が
動いてもストレツチヤーから転落するのを防止で
き、しかもストレツチヤーへの被検体の乗せ降ろ
しも容易なCT装置用ストレツチヤーを提供する
ことにある。
本考案は、前記目的を達成するためになされた
ものであり、その特徴は、CT装置用ストレツチ
ヤーの被検体を載置する被検体載置部の両サイド
に長手方向へ延びるレールを設置し、このレール
に、その軸方向へ摺動、固定自在でしかも上下に
回動、固定自在の被検体転落防止部材(サイドガ
ード)を取り付け、この被検体転落防止部材が、
通常の位置では被検体の転落防止体となり、被検
体をベツドに載置したり降ろしたりするときに
は、その都度取りはずすことなく、邪魔にならな
い位置に退避できるようにしたことにある。
以下、実施例により本考案を詳細に説明する。
第2図〜第4図は、本考案の一実施例の構成図
であり、第2図は、本考案のCT装置用ストレツ
チヤーを載置したCT撮影テーブルの一実施例の
全体を示す斜視図、第3A図は、被検体転落防止
部材取り付け部の一部破断平面図、第3B図は、
その一部破断正面図、そして第4図は、第3A図
のA−A断面図である。第2図において、ストレ
ツチヤーの天板と天板支持台とからなるCT装置
用ストレツチヤー12の両サイドには、長手方向
に延びるレール13(片方のみ図示)が設置され
ており、このレール13に取付金具20を介して
被検体転落防止部材(以下「サイドパイプ」とい
う)14がレール軸方向に摺動自在(矢印aの如
く摺動する)に、かつ、矢印bの如く上下に回動
自在に取り付けられていて、サイドパイプ14は
必要に応じて、例えば、仮想線に示すような位置
を占めることができるようになつている。なお、
取付金具20にはレール軸方向へのサイドパイプ
14の摺動をロツクするツマミ17が取り付けら
れており、また、サイドパイプ14にはそれの上
下回動操作を行うレバー16が取り付けられてい
る。なお、第2図中、記号11はCT撮影テーブ
ル本体を、記号15は操作盤に示すものである。
次に、前記サイドパイプ14の上下回動機構を
第3A図及び第3B図によつて説明すると、サイ
ドパイプ14の基部は、レール13に取付けられ
た取付金具20は設けられている軸穴を貫通して
おり、軸24、皿ネジ25、座金26及びネジ2
7によつて、取付金具20に対し回転自在に軸着
している。そして、レバー16が、サイドパイプ
14の基部に設けられた長孔28の長径の分だけ
該サイドパイプ14の基部に対して独立に軸方向
に動くことはできるが、回転はサイドパイプ14
と1体にしかできないように、六角穴付ボルト2
1によつて、サイドパイプ基部に取り付けられて
いる。レバー16にはツメ19が設けられてお
り、通常、このツメ19はバネ22により取付金
具20の対応する溝にはまり込んで、レール16
及びサイドパイプ14の回動を阻止している。レ
バー16をバネ22の弾力に抗して矢印C方向に
引張り、レバー16のツメ19がはずれる位置
(仮想線で示した位置)までもつてくると、レバ
ー16とともにサイドパイプ14を回動すること
ができ、180゜回動せしめるとレバー16のツメ1
9が取付金具20に設けた溝の位置にでき、バネ
22の弾力で該溝にはまり込み、サイドパイプ1
4の回動がロツクされるようになつている。
また、第4図によつてレール13と取付金具2
0のスライド部の詳細を説明すると、レール13
の間隔片(Dピース)18を介して、CT装置用
ストレツチヤー12に皿ネジ30で固定されてい
る。取付金具20のレール溝上部には、取付金具
20がレール13に対して摺動しやすいように、
プラスチツク製の摩擦抵抗の小さいスライドシー
ト29を取り付けてある。そして、ツマミ17を
ゆるめると、取付金具20はレール13に沿つて
摺動自在となり、ツマミ17を締め付けると、そ
のネジ軸先端がレール13面を押圧し、取付金具
20の摺動がロツクされるようになつている。
次に、前記実施例におけるCT装置用ストレツ
チヤーの機能及び操作方法を説明する。
第2図の全体図で示すように、通常は、サイド
パイプ14は、CT装置用ストレツチヤー12の
両サイドの上方に起立しており、被検体の転落防
止の役目をしている。無意識の被検体を載置した
り、降ろしたりするときは、このサイドパイプ1
4が邪魔にならないように退避させることとなる
が、そのためには、まず、ツマミ7をゆるめてサ
イドパイプ14をレール13に沿つて摺動させ、
例えば患者の足側となる方に持つていく。次に、
レバー16を操作して、サイドパイプ14を下方
に倒すと、第2図の仮想線の位置となり、邪魔に
ならないような位置に持つていける。この場合、
サイドパイプ14を第2図の実線で示そ位置で下
方に倒すと、操作盤15に当つてしまい、サイド
パイプ自体も作業側に突き出るので、操作盤15
の操作が困難となつて好ましくない。しかし、操
作盤は通常、テーブルのどちらか一方の側にのみ
設けてあるので、操作盤の設けていない側ではど
こでもサイドパイプ14を倒すことができる。
なお、サイドパイプ14の長さは、転落防止と
いうことから、患者の肩から腰までの長さ以上、
すなわち600mm以上、好ましくは600〜720mmが適
当である。
第5A図及び第5B図は、本考案のCT装置用
ストレツチヤーの他の実施例の主要部を示した構
成図である。図中、第2図〜第4図と同等の機能
を有するものは同一記号を付してある。これは、
CT装置用ストレツチヤー12の両サイドに設置
したレール13の断面形状を、第5B図(第5A
図のB−B断面図)に示すように、一部押圧平面
を設けた切欠円形とし、これに円筒状基部を有す
るサイドパイプ14を遊嵌して、ツマミ17で締
め付けるようにしたものである。このヘツドの操
作方法は、第2図〜第4図に示した実施例のもの
とほぼ同じであるが、ツマミ17のみで、サイド
パイプ14のレール軸方向の摺動と上下方向の回
動のロツク及びその解除の操作が同時に行えるも
のである。
本考案のCT装置用ストレツチヤーの被検体転
落防止部材としては、前記実施例に示したような
パイプ成形体のほかに、板状体や鋼状体など、被
検体の落下を防止できるものであれば、どのよう
なものでも適用できるものであり、また、被検体
転落防止部材を、レールの軸方向に摺動したり上
下方向に回動したり、あるいはその動きをロツク
して固定することを自在とする機構として、ネジ
軸を有するツマミを適用したり、偏心軸を有する
締め付けレバーやキー部材等、周知の締め付け・
解除機構を適用できることはもちろんのことであ
る。また、このような被検体転落防止部材を取り
付けるCT装置用ストレツチヤーの種類を問わな
いことも、いうまでもないことである。
以上説明したように、本考案によれば、通常は
被検体の転落を確実に防止でき、一方、被検体を
ストレツチヤーに載置したり降ろしたりするとき
には、その行動に制限を受けることがなく、スト
レツチヤーの操作性や安全性に支障を来たすこと
のないCT装置用ストレツチヤーを得ることがで
き、また、被検体の載置位置に応じて、その最適
の位置に被検体転落防止部材を移動してより高い
安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のCT装置用ストレツチヤーの一
例の構成図、第2図〜第4図は本考案のCT装置
用ストレツチヤーの実施例の構成を示す図、第5
A図及び第5B図は本考案のCT装置用ストレツ
チヤーの他の実施例の主要部の構成を示す図であ
る。 1……天板、1′……天板の高強度のX線透過
部材、2……天板支持台、3……支柱、4……移
動用キヤスタ、11……CT撮影テーブル本体、
12……CT装置用ストレツチヤー、13……レ
ール、14……サイドパイプ、15……操作盤、
16……レバー、17……ツマミ、18……間隔
片、19……ツメ、20……取付金具、21……
六角穴付ボルト、22……バネ、23……ピン、
24……軸、25……皿ネジ、26……座金、2
7……ネジ、28……長孔、29……スライドシ
ート、30……皿ネジ、31……押圧平面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被検体を載置するCT装置用ストレツチヤーの
    両サイドに長手方向へ延びる被検体転落防止部材
    支持用レールを設置し、このレールに、被検体転
    落防止部材をレール軸方向に摺動、固定自在で、
    かつ、前記レールを回転軸にして回動自在に取り
    付けたことを特徴とするCT装置用ストレツチヤ
    ー。
JP1981067763U 1981-05-11 1981-05-11 Expired JPS6348250Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPS57179418U JPS57179418U (ja) 1982-11-13
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ID=29863738

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