JPS6347079Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6347079Y2 JPS6347079Y2 JP3635281U JP3635281U JPS6347079Y2 JP S6347079 Y2 JPS6347079 Y2 JP S6347079Y2 JP 3635281 U JP3635281 U JP 3635281U JP 3635281 U JP3635281 U JP 3635281U JP S6347079 Y2 JPS6347079 Y2 JP S6347079Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tuning fork
- mechanical filter
- arms
- tuning
- coupler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、音叉を使用したメカニカルフイルタ
の構造に関する。
の構造に関する。
低周波のメカニカルフイルタは、一般に音叉が
使用されるが、帯域通過特性が所定の幅を要求さ
れるときは、複数個の音叉を結合度の大きくとれ
る縦振動結合子によつて結合することによつて所
定の特性を得るように構成される。
使用されるが、帯域通過特性が所定の幅を要求さ
れるときは、複数個の音叉を結合度の大きくとれ
る縦振動結合子によつて結合することによつて所
定の特性を得るように構成される。
このようなメカニカルフイルタの従来例を第１
図ａおよびｂに示す。第１図ａは正面図でありｂ
は平面図である。すなわち、音叉１，１′に圧電
セラミツク２，２′を貼布して音叉振動子を形成
し、音叉１，１′は近い方のアーム間を縦振動結
合子３，３′によつて結合している。
図ａおよびｂに示す。第１図ａは正面図でありｂ
は平面図である。すなわち、音叉１，１′に圧電
セラミツク２，２′を貼布して音叉振動子を形成
し、音叉１，１′は近い方のアーム間を縦振動結
合子３，３′によつて結合している。
しかしながら、上述の従来のメカニカルフイル
タは、音叉の一方のアームにのみ結合子３，３′
が接合されているため、音叉の２つのアームのバ
ランスが悪くなり、非対称モードのスプリアスモ
ードが多く発生するという欠点がある。そのた
め、従来のメカニカルフイルタの伝送特性は第２
図に示すようにスプリアスが多いという欠点があ
る。著しいときは通過域の特性も満足できないも
のとなることもある。
タは、音叉の一方のアームにのみ結合子３，３′
が接合されているため、音叉の２つのアームのバ
ランスが悪くなり、非対称モードのスプリアスモ
ードが多く発生するという欠点がある。そのた
め、従来のメカニカルフイルタの伝送特性は第２
図に示すようにスプリアスが多いという欠点があ
る。著しいときは通過域の特性も満足できないも
のとなることもある。
本考案の目的は、上述の従来の欠点を解決し、
スプリアスモードの抑圧された低周波メカニカル
フイルタを提供することにある。
スプリアスモードの抑圧された低周波メカニカル
フイルタを提供することにある。
本考案のメカニカルフイルタは、複数個の音叉
振動子を縦振動結合子で結合してなるメカニカル
フイルタにおいて、前記複数個の音叉振動子は振
動方向と同一方向の１つの直線によつて各振動面
が貫通される位置にそれぞれ配置され、かつ、そ
れぞれの音叉の同じ側のアーム間を縦振動結合子
によつて結合したことを特徴とする。
振動子を縦振動結合子で結合してなるメカニカル
フイルタにおいて、前記複数個の音叉振動子は振
動方向と同一方向の１つの直線によつて各振動面
が貫通される位置にそれぞれ配置され、かつ、そ
れぞれの音叉の同じ側のアーム間を縦振動結合子
によつて結合したことを特徴とする。
次に、本考案について、図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
第３図ａおよびｂは、本考案の一実施例を示す
正面図および平面図である。すなわち、音叉１，
１′の各振動面は振動面に垂直な共通の直線で貫
通される位置に配置され、音叉１の図中左側のア
ームと音叉１′の図中左側のアームを縦振動子３
によつて結合し、音叉１と１′の図中右側のアー
ムは縦振動子３′によつて結合する。圧電セラミ
ツク２，２′は従来と同様に各アームに接着され
ている。以上のように構成されたメカニカルフイ
ルタは、それぞれの音叉で双方のアームに同形で
結合子が接合されているため音叉のアームのバラ
ンスが良く、非対称モード等の不要なスプリアス
が発生しないという効果がある。
正面図および平面図である。すなわち、音叉１，
１′の各振動面は振動面に垂直な共通の直線で貫
通される位置に配置され、音叉１の図中左側のア
ームと音叉１′の図中左側のアームを縦振動子３
によつて結合し、音叉１と１′の図中右側のアー
ムは縦振動子３′によつて結合する。圧電セラミ
ツク２，２′は従来と同様に各アームに接着され
ている。以上のように構成されたメカニカルフイ
ルタは、それぞれの音叉で双方のアームに同形で
結合子が接合されているため音叉のアームのバラ
ンスが良く、非対称モード等の不要なスプリアス
が発生しないという効果がある。
本実施例の動作減衰量周波数特性を第４図に示
す。すなわち、スプリアスは抑圧され所要帯域の
通過特性が得られることが理解されよう。
す。すなわち、スプリアスは抑圧され所要帯域の
通過特性が得られることが理解されよう。
なお、複数個の音叉振動子を縦続接続する場合
も同様に構成することができる。
も同様に構成することができる。
以上のように、本考案においては、音叉のアー
ムにバランスよく結合子を接合した構造としたか
ら、不要モードのスプリアスの少なく所要帯域の
通過特性が得られるという効果がある。また、音
叉振動子も結合子も従来と同一のものでよく、た
だ結合子の接合位置を変えただけであるから設計
等は従来と同様であり、容易に提供することがで
きる。
ムにバランスよく結合子を接合した構造としたか
ら、不要モードのスプリアスの少なく所要帯域の
通過特性が得られるという効果がある。また、音
叉振動子も結合子も従来と同一のものでよく、た
だ結合子の接合位置を変えただけであるから設計
等は従来と同様であり、容易に提供することがで
きる。
第１図ａおよびｂは従来のメカニカルフイルタ
の一例を示す正面図および平面図、第２図は上記
従来例の伝送特性を示す図、第３図ａおよびｂは
本考案の一実施例を示す正面図および平面図、第
４図は上記実施例の伝送特性を示す図である。 図において、１，１′……音叉、２，２′……圧
電セラミツク、３，３′……縦振動結合子。
の一例を示す正面図および平面図、第２図は上記
従来例の伝送特性を示す図、第３図ａおよびｂは
本考案の一実施例を示す正面図および平面図、第
４図は上記実施例の伝送特性を示す図である。 図において、１，１′……音叉、２，２′……圧
電セラミツク、３，３′……縦振動結合子。
Claims (1)
- 複数個の音叉振動子を縦振動結合子で結合して
なるメカニカルフイルタにおいて、前記複数個の
音叉振動子は振動方向と同一方向の１つの直線に
よつて各振動面が貫通される位置にそれぞれ配置
され、かつ、それぞれの音叉の同じ側のアーム間
を縦振動結合子によつて結合したことを特徴とす
るメカニカルフイルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3635281U JPS6347079Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3635281U JPS6347079Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57151024U JPS57151024U (ja) | 1982-09-22 |
| JPS6347079Y2 true JPS6347079Y2 (ja) | 1988-12-06 |
Family
ID=29833593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3635281U Expired JPS6347079Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6347079Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-17 JP JP3635281U patent/JPS6347079Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57151024U (ja) | 1982-09-22 |
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