JPS6346269B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6346269B2 JPS6346269B2 JP8204380A JP8204380A JPS6346269B2 JP S6346269 B2 JPS6346269 B2 JP S6346269B2 JP 8204380 A JP8204380 A JP 8204380A JP 8204380 A JP8204380 A JP 8204380A JP S6346269 B2 JPS6346269 B2 JP S6346269B2
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- JP
- Japan
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- wing
- leading edge
- edge girder
- sail
- girder
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/74—Wind turbines with rotation axis perpendicular to the wind direction
Landscapes
- Wind Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は風力エネルギを収集するために用い
られる垂直軸形風車の改良に関するものである。
られる垂直軸形風車の改良に関するものである。
従来この種の装置として第1図、第2図に示す
ものがあつた。図において、1は翼前縁部を形成
する中空管で、断面形状が中空円形または中空楕
円形をなす前縁けたである。2は前縁けた1の上
端部及び下端部に取付けられた断面が翼形状をな
す剛性の高い薄板からなるブームである。3は上
端及び下端に取り付けられたブーム2の後縁間に
張られた鋼線で、可撓翼即ちセイルウイング7の
翼後縁を形成している。4は前縁けた1と後縁3
との間に可撓性を持つ材料で張られた翼面であ
る。セイルウイング7は上記前縁けた1、ブーム
2、翼後縁3、翼面4によつて構成される。6は
セイルウイング7によつて生じた回転力を負荷に
伝えるための回転軸5とセイルウイング7とを連
結する羽根支持棒である。8は風車の回転方向を
す矢印である。
ものがあつた。図において、1は翼前縁部を形成
する中空管で、断面形状が中空円形または中空楕
円形をなす前縁けたである。2は前縁けた1の上
端部及び下端部に取付けられた断面が翼形状をな
す剛性の高い薄板からなるブームである。3は上
端及び下端に取り付けられたブーム2の後縁間に
張られた鋼線で、可撓翼即ちセイルウイング7の
翼後縁を形成している。4は前縁けた1と後縁3
との間に可撓性を持つ材料で張られた翼面であ
る。セイルウイング7は上記前縁けた1、ブーム
2、翼後縁3、翼面4によつて構成される。6は
セイルウイング7によつて生じた回転力を負荷に
伝えるための回転軸5とセイルウイング7とを連
結する羽根支持棒である。8は風車の回転方向を
す矢印である。
次にこのようなものの動作について説明する。
第3図において、自然風がなく、風車が矢印8方
向に回転しているとき、セイルウイング7には羽
根周速を風速とする相対風10が作用する。今、
自然風9が吹くと、セイルウイング7には上記相
対風10と自然風9との合成による合成風11が
作用することになる。セイルウイング7に合成風
11が作用すると、翼面4は可撓性を持つため、
セイルウイング7は破線14のように変形する。
このとき、セイルウイング7には合成風11と直
角方向、同方向に夫々揚力12と抗力13が発生
する。2枚のセイルウイングに生じる揚力12と
抗力13の合力の周方向成分が風車回転方向と等
しくなると、風車に回転力が生じ、回転軸5を負
荷に接続すると風車は仕事をする。
第3図において、自然風がなく、風車が矢印8方
向に回転しているとき、セイルウイング7には羽
根周速を風速とする相対風10が作用する。今、
自然風9が吹くと、セイルウイング7には上記相
対風10と自然風9との合成による合成風11が
作用することになる。セイルウイング7に合成風
11が作用すると、翼面4は可撓性を持つため、
セイルウイング7は破線14のように変形する。
このとき、セイルウイング7には合成風11と直
角方向、同方向に夫々揚力12と抗力13が発生
する。2枚のセイルウイングに生じる揚力12と
抗力13の合力の周方向成分が風車回転方向と等
しくなると、風車に回転力が生じ、回転軸5を負
荷に接続すると風車は仕事をする。
ところで、上述した従来のセイルウイングは第
1図、第2図に示すような構造であり、翼弦方向
及び羽根長さ方向に伸縮の不可能な構造である。
そのため、翼面を全くたるみの無い状態で張力を
持たせて張ることは困難である。従つて、従来の
セイルウイングではたるみを持つことにより、翼
面が空気力の変動によりばたつくことになる。こ
のために各部材の破損を生じるという欠点があつ
た。また完全な翼形が得られないため高揚力を発
揮しにくく、風車効率が落ちるという欠点があつ
た。
1図、第2図に示すような構造であり、翼弦方向
及び羽根長さ方向に伸縮の不可能な構造である。
そのため、翼面を全くたるみの無い状態で張力を
持たせて張ることは困難である。従つて、従来の
セイルウイングではたるみを持つことにより、翼
面が空気力の変動によりばたつくことになる。こ
のために各部材の破損を生じるという欠点があつ
た。また完全な翼形が得られないため高揚力を発
揮しにくく、風車効率が落ちるという欠点があつ
た。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、垂直軸形風車のセ
イルウイングを翼弦方向に伸縮可能とすることに
よつて、翼面を初期張力を持ち、たるみのない状
態で張ることを可能にし、翼面のばたつきによる
翼の疲れ破損を生じない高効率の垂直軸形風車を
提供することを目的としている。
去するためになされたもので、垂直軸形風車のセ
イルウイングを翼弦方向に伸縮可能とすることに
よつて、翼面を初期張力を持ち、たるみのない状
態で張ることを可能にし、翼面のばたつきによる
翼の疲れ破損を生じない高効率の垂直軸形風車を
提供することを目的としている。
以下この発明の一実施例を図について説明す
る。第4図において、15は翼の前縁部を形成す
る剛性の高い前縁けた、19はこの前縁けた15
と可撓性翼部分とを連結するための連結ボルトで
ある。第5図はこの羽根の断面図で、16は可撓
性翼面材20に装着された補助前縁けた、17は
翼の後縁の一部を構成する後縁けた、18は可撓
性翼面材20に引張り力を与えるために連結ボル
ト19を介して前縁けた15と補助前縁けた16
とを結合している複数個の引張りばねである。な
お前縁けた15はブーム2に固定されている。
る。第4図において、15は翼の前縁部を形成す
る剛性の高い前縁けた、19はこの前縁けた15
と可撓性翼部分とを連結するための連結ボルトで
ある。第5図はこの羽根の断面図で、16は可撓
性翼面材20に装着された補助前縁けた、17は
翼の後縁の一部を構成する後縁けた、18は可撓
性翼面材20に引張り力を与えるために連結ボル
ト19を介して前縁けた15と補助前縁けた16
とを結合している複数個の引張りばねである。な
お前縁けた15はブーム2に固定されている。
次にこの発明の作用について説明する。ばね1
8を全て引張つた状態で羽根を組立てると、ばね
18の復元力により補助前縁けた16には引張り
力が伝達される。この力はさらに可撓性翼面材2
0に伝達されて、可撓性翼面材20はたるみのな
い状態に保たれる。風車が回転している場合、可
撓性翼面材20には変動空気力が作用するが、可
撓翼面に作用する空気力の変動に応じてばね18
が伸縮し、空気力を受けないときの可撓翼面の形
状を保つように復元力が作用する。このため、引
張り力がなく、可撓翼面がたるんでいる従来の翼
に見うけられる翼面のばたつきは生じにくくな
る。また、上記のように、ばね18の復元力によ
つて可撓翼面に張力が与えられるので、翼断面形
状の変化が少なくなり、可撓翼面がばたついて翼
断面形状が大きく変化する従来のものより高効率
の風車出力を発生することが可能となる。
8を全て引張つた状態で羽根を組立てると、ばね
18の復元力により補助前縁けた16には引張り
力が伝達される。この力はさらに可撓性翼面材2
0に伝達されて、可撓性翼面材20はたるみのな
い状態に保たれる。風車が回転している場合、可
撓性翼面材20には変動空気力が作用するが、可
撓翼面に作用する空気力の変動に応じてばね18
が伸縮し、空気力を受けないときの可撓翼面の形
状を保つように復元力が作用する。このため、引
張り力がなく、可撓翼面がたるんでいる従来の翼
に見うけられる翼面のばたつきは生じにくくな
る。また、上記のように、ばね18の復元力によ
つて可撓翼面に張力が与えられるので、翼断面形
状の変化が少なくなり、可撓翼面がばたついて翼
断面形状が大きく変化する従来のものより高効率
の風車出力を発生することが可能となる。
以上のようにこの発明によれば、垂直軸形風車
にセイルウイングの翼面材に適当な引張り力が作
用し、セイルウイングはたるみのない状態に保た
れるようにしたので、翼形状は流線形となり、ま
た空気力の変動による翼面材のばたつきが低減で
きるため、各部材の破損を生ぜず、効率の高い風
車が得られる。
にセイルウイングの翼面材に適当な引張り力が作
用し、セイルウイングはたるみのない状態に保た
れるようにしたので、翼形状は流線形となり、ま
た空気力の変動による翼面材のばたつきが低減で
きるため、各部材の破損を生ぜず、効率の高い風
車が得られる。
第1図は従来の垂直軸形セイルウイング風車の
略線平面図、第2図はその斜視図、第3図はその
動作説明図、第4図はこの発明の一実施例を示す
セイルウイングの斜視図、第5図はそのセイルウ
イングの断面図である。 図中、2はブーム、4は可撓翼面、5は回転
軸、6は羽根支持棒、7はセイルウイング、15
は前縁けた、16は補助前縁けた、17は後縁け
た、18はばね、19は連結ボルト、20は可撓
性翼面材である。尚図中同一符号は同一または相
当する部分を示す。
略線平面図、第2図はその斜視図、第3図はその
動作説明図、第4図はこの発明の一実施例を示す
セイルウイングの斜視図、第5図はそのセイルウ
イングの断面図である。 図中、2はブーム、4は可撓翼面、5は回転
軸、6は羽根支持棒、7はセイルウイング、15
は前縁けた、16は補助前縁けた、17は後縁け
た、18はばね、19は連結ボルト、20は可撓
性翼面材である。尚図中同一符号は同一または相
当する部分を示す。
Claims (1)
- 1 上下に設けられた一対のブームの前縁間を結
ぶ前縁けた、上記ブームの後縁間を結ぶ後縁け
た、上記前縁けたの後方に設けられ、この前縁け
たに対して可動的に設けられた補助前縁けた、こ
の補助前縁けたと上記後縁けた間に張られ、セイ
ルウイングを形成する可撓翼面、上記補助前縁け
たを前縁けた側へ付勢するばねからなるセイルウ
イングを備えたことを特徴とする垂直軸形風車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8204380A JPS575568A (en) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | Vertical shaft type windmill |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8204380A JPS575568A (en) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | Vertical shaft type windmill |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS575568A JPS575568A (en) | 1982-01-12 |
JPS6346269B2 true JPS6346269B2 (ja) | 1988-09-14 |
Family
ID=13763483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8204380A Granted JPS575568A (en) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | Vertical shaft type windmill |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS575568A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0375274U (ja) * | 1989-11-22 | 1991-07-29 | ||
JPH05171851A (ja) * | 1991-11-19 | 1993-07-09 | Oi Seisakusho Co Ltd | 車両用ドアロックのキー封じ込み防止装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111188731B (zh) * | 2020-01-15 | 2021-06-04 | 河南科技大学 | 鱼鳃鱼腹空腔隔置翼型升阻融合垂直轴风轮 |
-
1980
- 1980-06-13 JP JP8204380A patent/JPS575568A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0375274U (ja) * | 1989-11-22 | 1991-07-29 | ||
JPH05171851A (ja) * | 1991-11-19 | 1993-07-09 | Oi Seisakusho Co Ltd | 車両用ドアロックのキー封じ込み防止装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS575568A (en) | 1982-01-12 |
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