JPS6345763Y2 - - Google Patents

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JPS6345763Y2
JPS6345763Y2 JP1979054049U JP5404979U JPS6345763Y2 JP S6345763 Y2 JPS6345763 Y2 JP S6345763Y2 JP 1979054049 U JP1979054049 U JP 1979054049U JP 5404979 U JP5404979 U JP 5404979U JP S6345763 Y2 JPS6345763 Y2 JP S6345763Y2
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JP
Japan
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return button
circuit breaker
contact
main body
rear wall
Prior art date
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JP1979054049U
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JPS55153512U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は加熱調理器に用いられる過電流防止装
置の構成に関するもので、保守点検性能の向上を
目的としたものである。
従来、この種の加熱装置の過電流防止装置とし
てヒユーズが用いられてきたが、例えば高周波加
熱装置の場合、高周波加熱装置特有の問題、すな
わち、突入電流が流れるため、ヒユーズに“ヤ
セ”の現象を生じ、寿命が短かく、保守が面倒で
ある。さらにそのため、溶断特性を本体の定格電
流に対し余裕をとつたものにする必要があり、結
果的に安全性を十分満足しない事があり、近年寿
命が長い、いわゆるサーキツトブレーカの採用が
検討されている。
本考案はこのサーキツトブレーカの保守点検性
をさらに良くする事を目的としたものである。以
下本考案の一実施例について、添付図面とともに
説明を記す。
第1図は本考案の実施例を示す略図である。
本体1のシヤーシー2の後部で、本体後壁3の
外部より人の指がとどく範囲にサーキツトブレー
カ4を金属ブラケツト5により取付けている。
サーキツトブレーカの内部構造は第2図に示す
ごときもので、外殻6の一部を貫通するターミナ
ル7,8の内側端部に、7側は固定接点9がかし
められている。8側は膨張率の異なる2枚の金属
を貼り合せたバイメタル10の一端がかしめられ
ている。バイメタル10の他の一端は、その近傍
に前記固定接点9に対向した部分に可動接点11
がかしめられている。さらにこのバイメタル10
の可動接点11のかしめられている側の端面は板
バネ12により一定圧力が印加され、可動接点1
1は固定接点9に加圧接触されている。
このターミナル7〜8間に電流を流すとバイメ
タル10に電流を生じ、バイメタル10の自己発
熱によりバイメタル10にソリを発生する。ここ
でバイメタル10の固定接点9側の面の金属の伸
び率を反対側の面の伸び率より大きいものにして
おけば、電流が流れている間は、バイメタル10
は図の右方向にソリを生じようとする。バイメタ
ル10が一定の温度になるまでは、板バネ12の
加圧力の方がこのソリに打ち勝つているため可動
接点11は固定接点9に接しているが、ある温度
以上になると、ついにバイメタル10のソリ力の
方が、板バネ12の加圧力よりも大きくなり可動
接点11が接点9より離れる。このとき電流は断
となる。さらにこのとき板バネ12のバイメタル
10と接している側と反対の端部、すなわち外殻
6と接している端面の位置を適当な位置に設定す
ることにより可動接点11が固定接点9よりはな
れた瞬間、今まで接点11を接点9に加圧接触な
らしめるごとく働いていたが逆に固定接点11を
引きはがす力となる様にしている。
このため、一度接点11が接点9より離れる
と、電流が切れ、バイメタル10の温度が低下し
ても、遮断状態が保たれる。又一度遮断した接点
11を再度接続にするための復帰ボタン13が出
入自由に外殻6を貫通して設けられている。この
ボタン13は一端がバイメタル10に接してお
り、可動接点11が固定接点9より離れている状
態でこのボタン13の他端を押せば、板バネ12
の接点の引きはがし力に打ち勝つ力が加わつた時
点で、可動接点11は固定接点9に加圧接触す
る。
このサーキツトブレーカ4の電流−遮断時間特
性は定格電流の150%で100sec,200%で10sec程
度の時間で遮断するようにしている。(常温状態
で) 本考案において上記のサーキツトブレーカ4の
復帰ボタン13の移動方向を本体後壁3の面と略
平行となる様に金属ブラケツトの形状を決めてい
る。このサーキツトブレーカの構造上、可動接点
の移動量は数mmであり、サーキツトブレーカ4の
状態が導通状態にあるのか、あるいは遮断状態に
あるのか外観からは非常に判別しがたい。特に本
体後壁3に直角に復帰ボタン13が移動した場合
はほとんど見分けがつかず、管理者は点検のつ
ど、この復帰ボタン13を押して確認せざるを得
ない。これは非常に危険をともなう。すなわち、
仮にサーキツトブレーカ4が断状態にあると言う
事は、本体1内装置に異常を生じている訳で、不
用意にブレーカー4がONとなり、例えば本体外
かくに電圧が印加され感電事故を生じる事にもな
りかねない。このためブレーカ4の復帰ボタン1
3の状態が一見するだけで判断できる事は保守管
理の安全性を大いに高める事となる訳である。
本考案においては、さらにこの効果を高めるた
め、ブレーカ4の導通状態における復帰ボタン1
3の位置が、少なくとも復帰ボタン13の移動方
向に対して直角な方向から見た場合ほぼ見えなく
なるように金属ブラケツト5の復帰ボタン13の
貫通口14の位置を決定している。すなわち金属
ブラケツト5にまず復帰ボタン13が出没自在と
なる貫通口を設け、さらに貫通口14の周囲にシ
ボリ部15を設け、貫通口14の位置を復帰ボタ
ン13の高さに合せる様にしている。さらに本体
後壁3のこの復帰ボタンの部分近傍のみがのぞけ
る指が入る程度の点検窓16を設けた。そして通
常は、外部より異物が接触しないように蓋17を
ビス18、1本にてしめつける様にしている。も
ちろんブレーカ4が遮断をした時復帰ボタン13
はバイメタル10の移動量に合わせて移動する
が、他の何者にもその移動をさまたげるものはな
いように位置、方向を設定している事は言うまで
もない。以上本考案により保守管理を行なう者
は、ビス17を1本ゆるめるだけでブレーカの状
態を正確に確認できる。すなわち復帰ボタン13
が見えなければ導通状態、見えていれば遮断状態
なのである。このため作業能率を大幅に向上する
事ができ、もちろん、復帰ボタン13を押さなく
ても確認できる訳で、安全性に関しては万全のも
のとする事ができたのである。
又本体後壁より内側に設ける事で、本体の設置
場所に制限がないとゆう効果もある。仮に遮断時
本体より外へ復帰ボタンが突出する構成の場合、
識別は容易であるが、本体1の設置方法によつて
はこのボタンの移動が規制され、サーキツトブレ
ーカの用をなさなくなる事もあり得る事である。
又、本考案では復帰ボタンの移動方向は、本体後
壁のなす面に略平行としたが、この移動方向の本
体後壁となす角は必らず平行とする必要はなく、
角度をふつても、直角以外であればその角度に合
わせた効果を得る事ができる事はゆうまでもな
い。特に、復帰ボタン13の金属ブラケツト5の
貫通口14の位置を導通状態における復帰ボタン
のバイメタル10と接しない側の端面に合わせた
事により、かなりの角度範囲で保守管理の安全性
と、作業能率の向上とゆう効果を充分にうる事が
できた。又、本考案においてはサーキツトブレー
カは本体後壁近傍に設けたが、他の本体外殻壁面
近くであつても同様の効果を得る事もゆうまでも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す加熱装置の裏
板を外した状態の斜視図、第2図aは同要部サー
キツトブレーカ部分の断面図、bは同上面図であ
る。 1……本体、2……シヤーシ、3……本体後
壁、4……ブレーカ、5……金属ブラケツト、6
……外殻、10……バイメタル、13……復帰ボ
タン、14……貫通口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サーキツトブレーカーを有する加熱調理器にお
    いて、サーキツトブレーカーを本体後壁内部近傍
    に設け、このサーキツトブレーカーの復帰ボタン
    に対向した本体後壁部分に復帰ボタンの操作にか
    かる点検窓を設けるとともに、前記復帰ボタンの
    移動方向が本体後壁の面と直角以外の方向とし、
    さらにサーキツトブレーカーの導通状態における
    復帰ボタンの位置と、前記復帰ボタンが出没自在
    なる貫通口の位置を合わせる構成とし、導通状態
    においては前記点検窓を通し、少なくとも復帰ボ
    タンの移動方向に対し直角な方向から見た場合、
    前記復帰ボタンが見えなくなることを特長とする
    加熱調理器。
JP1979054049U 1979-04-20 1979-04-20 Expired JPS6345763Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979054049U JPS6345763Y2 (ja) 1979-04-20 1979-04-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979054049U JPS6345763Y2 (ja) 1979-04-20 1979-04-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55153512U JPS55153512U (ja) 1980-11-05
JPS6345763Y2 true JPS6345763Y2 (ja) 1988-11-29

Family

ID=28948030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979054049U Expired JPS6345763Y2 (ja) 1979-04-20 1979-04-20

Country Status (1)

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JP (1) JPS6345763Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS507820U (ja) * 1973-05-18 1975-01-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51137630U (ja) * 1975-04-30 1976-11-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS507820U (ja) * 1973-05-18 1975-01-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55153512U (ja) 1980-11-05

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