JPS6344431A - 包装用フイルムの加工装置 - Google Patents

包装用フイルムの加工装置

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JPS6344431A
JPS6344431A JP18782686A JP18782686A JPS6344431A JP S6344431 A JPS6344431 A JP S6344431A JP 18782686 A JP18782686 A JP 18782686A JP 18782686 A JP18782686 A JP 18782686A JP S6344431 A JPS6344431 A JP S6344431A
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JP
Japan
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printing
film
roller
rotary body
support
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Application number
JP18782686A
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English (en)
Inventor
大塚 雄重
学 岩崎
桑原 勝
土屋 幹朗
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Honshu Paper Co Ltd
Original Assignee
Honshu Paper Co Ltd
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Publication date
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  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、主として熱収縮フィルムによる包装体(以下
これを「シュリンク包装体」という)のフィルム面に、
開封用の破断線からなる開は口(ノツチ)を設けると同
時に印刷表示を施こすことができるようにしたフィルム
の加工装置に関するものであるが、前記シュリンク包装
体に限らず、一般に包装用のフィルムまたはセロファン
に対しても同様な加工を行うことができるようにした装
置に係る。
[従来の技術とその問題点] 加熱収縮性を付与した合成樹脂フィルム(以下これを「
シュリンクフィルム」という)により、商品を個別包装
したり、販売あるいは輸送単位に集合包装することは広
く行なわれている。このようにして得られる包装体は、
優れた透明性、美粧性に加えて商品のバージン性を確保
できるために、消費者に信頼感を与える安全性の高い包
装として、特に菓子、即席ラーメンなどの食品ならびに
薬品の包装分野などにおいて、ますます重用される傾向
にある。
ところで上記シュリンク包装体は、シュリンクフィルム
が緊張状態で被包装物(商品)の外周面にW!着してい
るため、これを開封する際、表面のシュリンクフィルム
が破りにくいので、一般に次のような構成からなるイー
ジーオープン用の開封手段を設けるようにしている。す
なわち、例えばシュリンク包装後において該フィルムの
表面にノツチ(開封用の切溝)を入れたうえで、その上
に開封リボンを接着させるとか、あるいはフィルム内面
にカットテープを取付けた上で、そのテープの端縁を包
装体の外側に露出させておいて、この部分を蝋んで開封
させる等の手段が採られている。
なお、前記包装体たる商品そのものについての情報、例
えば製造年月日、製造者名またはボスマーク等の情報を
表示する必要があるときは、前記開封手段を施こす工程
とは全く別個に、予めフィルム面にそれらの情報を印刷
するようにしているのが実状である。
ところで、前記のように包装フィルム面に各種の情報を
印刷したり、あるいはイージーオープン用のノツチを形
成させる必要がある場合、従来は前記印刷とノツチ形成
とを、それぞれ専用の装置を用いて別々の工程で加工す
るようにしていたから、作業工数からみても能率的でな
かったし、設備的にも重複する面があって改善が望まれ
ていた。
その上、例えば、前記ノツチ部分に「開は口」と表示す
る場合には、当該ノツチの近傍に前記表示を施こす必要
がある。その場合、別個の装置で各別にノツチ形成と印
刷表示とを施こすときは、必然的に両者の位置合せを要
するため、機械の運転に当っては同期するように配慮し
たり、材料の送り位置を適正に調整したりする手間がか
かり、省力化の面でも改善がまたれていたのである。
[問題点を解決するための手段1 本発明は上記のような実情に鑑み、開封手段であるノツ
チ形成のための加工装置と、各種の商品情報を印刷表示
するための中頃装置とを合体させることにより、前記加
工と印刷表示とが同時に行えるようにしたもので、印刷
用の活字を取付ける印字用回転体の周面に活字ホルダー
を介して当該活字を着脱自在に固定すると共に、同じ活
字ホルダーを用いて前記と同一周面にカッタ刃をもgi
@することができるようにし、一方、前記回転体に接し
て回転する受はローラを、印字用受ローラとカッタ刃用
受け0−ラとに分割し、かつこれら分割した受はローラ
の前記回転体に対する接触圧を各別に調節し得るように
しなして、以て前記の目的を達成し得るようにしたもの
である。
[実施例] 進んで本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明す
るが、理解を容易ならしめるため、まず本装置を用いて
加工した包装フィルムによって包装して成るシュリンク
包装体につき説明する。第15図は前記包装体の斜視図
であって、符号1はシュリンク包装体、2はシュリンク
フィルム、3は内容物、4は前記包装体の内部に配設し
たカッティング用の紐またはテープから成る開封条、5
は前記フィルムを袋状に密閉するシール部、6は前記フ
ィルム面においてイージーオープンが可能なよう前記開
封条4と重なる位置に形成させたノツチであって、図示
のようなコ字形としてもよければ、U字形としてもよく
、カッティング形状は任意である。符号7は、前記ノツ
チの側方に設けた印刷表示面で、−例として「あけ口」
なる表示と共に商品の製造年月日、製造者名、住所及び
ボスマーク等を印刷表示させるものである。
ところで、本装置は前記包装体におけるノツチ6と、印
刷表示7とを同時に施すことが出来るようにしたもので
、この装置の−・例を、以下第1〜2図に基いて具体的
に説明する。同図において、符号Fは包装用のフィルム
シート、同Sは紐、糸等から成る開封条、同Fs  は
、Un封条Sが一体に取付けられたフィルムを示し、図
示の例では予めホットメルト接着剤を付着させた開封条
を−・旦熱溶融した上で、その接着剤を介して開封条と
フィルムとを一体化した場合を示す。しかして符号11
は、本装置における固定のフレーム、12は該フレーム
に装着したフィルム用案内ロール、13は同じく開封条
用の加熱案内ローラ、14は開封条が取付けられたシー
ト状のフィルムを引き出すための案内ローうである。ま
た、同図の符号15は、前記開封条SとフィルムFとを
圧着する加圧ローラ、同16は受はローうであって、こ
の部分の拡大正面図を第1図に付記した。
以下本発明の要部をなす装置部分について説明すると、
この装置は、前記フィルムFの表面に印刷表示を施すた
めの印字用回転体17と、該回転体17の上方に位置す
るインキ供給用回転体18と、更に前記回転体11の下
方に位置する支承回転体19(第2図の符号19a、1
9bで示す部材)の3部材を主要な構成要素とし、これ
ら各要素は何れもフレーム11または基板50に対して
フィルムシートの幅方向に移動し得るように取付けられ
ており、この点に関しては後に詳しく述べる。
ここでは第3図に基いて前記3部材の詳細について説明
する。同図から明らかなように、前記の印字用回転体1
7とインキ供給用回転体18は、何れも、可動枠20に
対し、軸受体21および22を介してそれぞれ片持ち状
態で装架されている。なお、前記軸受体の一端には鎖車
23が取付けられ、該鎖車に懸張されたチェーン24を
介して前記回転体は同期して回転するようになっている
。一方、前記回転体17の下方に位置する支承回転体1
9は、これを軸方向に2つに分割してそれぞれカッタ受
支承体19aと印刷面支承体19bとなし、その各々が
別個の軸および軸受装置(後記参照)を介して各別に支
持されて、それら支承体と印字用回転体との間の接触圧
を調節し得るように構成されている。
続いてSi’J記印字用回転体の詳細について述べると
、このものの回転軸30の根本部には、該回転体を加熱
するためのヒータ31を埋め込んで成る加熱部材31a
が前記枠体20に固着されると共に、この加熱部材に対
し一部が被さるようにした円筒状の軸主体32を該軸3
0に対しキー308を介して固着する。
そして、この軸主体の外周面に、第4〜6図に示すよう
な活字ホルダ33を介して第4図に示す活字34と力°
ツタ刃35とを着脱自在に取付(プる。以下この点につ
いて詳説するが、それに先だって前記ヒータ31の存在
理由について付言する。このヒータ並びにその関連部材
は、前記軸主体に取付けられる活字34を加熱するため
のものであって、図示の実施例では活字を加熱しておか
ないと印字に対するインキの乗りが悪いからであって、
インキの種類を変えれば、かかる加熱装置は不必要とな
る。
このように本発明においては、加熱装置に関する部分は
付帯的な構造で本発明の要旨とは直接関係がない。
続いて前記活字ホルダーの取付機構について述べる。前
記活字ホルダー33には、第4図に示すように数ケ所に
亘って嵌込溝33aが形成され、この嵌込溝に対して活
字34及び/またはカッタ刃35を該ホルダーの下面か
ら嵌め込むのである。
ちなみに、活字とカッタ刃とは必ずしも一直線状に配列
させる必要なく、列を変えても差し支えなく、また活字
やカッタ刃に代えて同様な形状の単なるスペーサを嵌め
込んでカッタ刃の位置を変えたり、或いはや活字のレイ
アウトを変更したりするのは自由である。
前記のようにして活字ホルダー33に対して所定の活字
、カッタ刃またはスペーサ等を嵌め込んだ後、このホル
ダーを前記軸主体32に取付けるに当っては図示のよう
なコ字型の@脱ピン36を用いるもので、このピンを該
ホルダ33と軸主体32に穿設した透孔36aに差し通
すことによって固定し、取り外す際は、該ピン36を引
抜いた上でホルダ33を外して活字並びにカッタ刃を入
れ替えるように運用する。
第8〜9図は、前記印字用回転体に装着する活字34ま
たはカッタ刃35等を交換する場合において、活字ホル
ダー33を、このものが取付けられた軸主体ごと軸30
から引き抜く際の機構を示す・同図から明らかなように
、前記軸主体32の端部には、取付ネジ37を介して摘
み38を固着すると共に、この摘み38の外周面の一部
に1−形の係合子3つを枢着する。すなわち、前記り形
係合子の一辺を摘み38の外周面に廻動自在に枢支させ
ると共に、その端部にスプリング38aを縮設し、一方
、該り形係合子の他辺先端部39aを軸30の先端部に
形成させた掛止’R30bに対し、常時は前記スプリン
グの弾発力で掛止させるようにしておく。そして該摘み
を介して軸主体ごと活字ホルダーを引き抜く場合には、
前記り形係合子39の一端をスプリング38aの弾力に
抗して押圧しながら、これを軸30から扱き去ればよい
。このようにすると、前記係合子の他端部と軸30の掛
止溝30aとの係合が解除されて、簡単に軸主体ごと活
字ホルダーを抜き取ることができ、その上で着脱ピン3
6を引き抜き、活字やカッタ刃を入れ替えればよい。
次にインキ供給体18について述べる。この回転体の駆
動軸40の根本側には、ヒータ41を内蔵させた加熱部
材42を固着すると共に、この加熱部材が後記のインキ
含浸体43を上方から抱え込むように取付ける。インキ
含浸体43は、−例としてスポンジ体により図示のよう
に円筒状に形成させ、これを前記の駆動軸40に差込ん
だ取付ボス44を介して装着するもので、装着に当って
は該軸40の軸端部に刻設した複数の満45と、この溝
に対しスプリング46と取付ネジ47並びに圧入ボール
48を用いるもので、前記各部材によって前記の取付ボ
ス44を軸40に固着し、同時に前記のインキ含浸体が
駆動軸40と共に回転するようになす。ちなみに符号4
9はネジ49aにより取付ボスに固着したノブである。
なお、第10図は前記インキ含浸体と、この含浸体を覆
う加熱部材42の配置関係を示す側面図であり、この図
からも明らかなように、含浸体43に含浸せしめられた
インキが熱の作用で、にじみ出しそのインキを後記のよ
うにして、熱せられた活字34に転写した上で、包装フ
ィルムに印字させるのである。
進んで、前記印字用回転体17の下方に位置する支承回
転体19の詳細について説明する。既に述べたように、
このものはカッタ刃を受止めるカッタ受ローラ19aと
活字面を支承する活字受ローラ19bとから成り、それ
らは各個各別に、その支持圧を調節することができるよ
うに構成されている。
第11図がそれらの関係を示す全体の概要図で、第12
〜13図が詳細図である。同図において符号50は、前
記支承体を支える基板、51は前記基板50の下面に取
付けた口字形の支持枠、52は同じく前記基板の下面に
取付けた2本の支柱にして、この支柱間にバネ鋼52a
を懸架する。一方、前記基板50の上面には桝形の案内
枠53を固着すると共に、この案内枠内に軸受i!54
をト、下方向に摺動自在に取付けた上で、この軸受筒に
対し軸55を嵌込み、この軸上に一例として鋼製のカッ
タ受ロール56を架設する。前記軸受筒の下面には、ピ
ン57を介して支持杆58を取付けると共に、この支持
杆を基板に貫通させた後、更にこの支持杆の中途に形成
させたスプリング受59と前&!基板50との間にスプ
リング60を縮設する。また前記支持杆の下端部には、
前述のバネ鋼52aに取付けたジヤツキボルト61の先
端部を接触させる。
また、第11図の左側において、基板50の上面に次の
ような軸受機構を設け、このものに印刷面支承体19b
を取付ける。すなわち、基板50の上面に一定の間隔を
おいて支持柱62を竪設すると共に、この支持柱に対し
て、案内孔63aを穿設した支持梁63を遊嵌した後、
この支持梁の延長端63bに、例えばシリコンゴムで製
作した印刷面受ローラ64を取付ける。そして前記支持
梁63の上面には、前記基板50から一体に延びる固定
の庇部50aの下面(第11〜12図参照)を支点とし
て常時F向きに作用するスプリング65を縮設すると共
に、該支持梁63の下面側には、この支持梁を上方に向
って支えるジヤツキボルト66を取付けるのである。か
かる構成の下に支持梁を設けておくと、この支持梁は常
時スプリング65により圧下傾向に保持されると同時に
、下からは前記ジヤツキボルト65の作用によって所定
の高さに保たれ、かくして支持梁63により片持状態で
支持された印刷面受ロール64のレベルも所定の水準に
保たれることになる。
ところで、前記の基板50は固定のフレーム11に対し
て移動自在に取付けられているいるもので、以下その取
付関係について説明する。第12図から明らかなように
、この基板50は、床面にに対し固定関係にある前後一
対の案内レール11a、 llbに対して下記クランプ
70a並びに70bを介して前記レール11a、11b
の長手方向に沿って移動し得るように取付けられている
。すなわち、一方のクランプ70aには前記レールを上
下から咬え込むローラ71が取付けられ、他方のクラン
プ70bには締付ネジ72と操作ハンドル73が付設さ
れている。そしてこれら両クランプ間に跨がるようにし
て前記の基板50が支持されており、この基板を移動さ
せたい場合には、前記ハンドル73を弛めて前記両クラ
ンプを移動させ、所定の位置にきたら該ハンドルを締付
けて基板50をレール11a、11bに固定するのであ
る。
本発明の構成は、以上のとおりであって、以下にその運
用状況を説明する。既に触れたように本発明の装置は、
−例として第15図に示すような包装体を得るに当り、
当該包装フィルムの表面に、予め開封用のノツチ6と印
刷表示面7とを同時に形成させることができるようにし
たものであって、該包装体を構成するシート状の包装フ
ィルムEと開封条Sは、第1〜2図に示すとおり、前者
は案内ロール12、後者は同じく案内O−ル13を介し
て加圧ローラ15と受はローラ16との間に導びかれ、
ここで両者が合体された後、次段に設けられた印字用回
転体17と支承回転体19とのニップ間に導入される。
なお、第1〜2図の例では、予め開封条Sに対し、ホッ
トメルト系接着剤が塗布乾燥されたものが供給され、前
記加熱案内ローラ13の軸受部分に装着されたヒータ1
3a(第2図参照)を介してローラ13を加熱し、この
熱で前記開封条に困者した接着剤に粘着性を帯びさせた
上で、これをフィルムFに接着させるようにしている。
しかし必ずしも、このような手段をとる必要なく、例え
ば第14図に示すように前記案内ロール13の周面に発
振器14を有する超音波シールヘッド75を配設して、
超音波接着を施してもよいし、それ以外の高周波接着で
もよく、接着手段は何にても差し支えない。
前記のようにして開封条Sが合体せしめられた包装フィ
ルムFは、次いで印字用回転体17と支承用回転体19
の間に導入される。印字用回転体17は第3〜7図に示
すように、活字ホルダ33内にカッタ刃35と活字34
とが着脱自在に収納されるように構成されているので、
この部分にその両者を図示のように嵌込ませた場合、す
なわち、刃先の形状をU字形としだカッタ刃35と「あ
け口」なる表示の活字34とが嵌め込゛まれでいるとき
には、前記包装フィルムFの表面に、当該回転体17と
支承回転体19との間のニップ圧により、第15図に示
すようなU字形のノツチ6と前記「おけ口」なる表示7
が施される。なお前記「あけ口」なる表示以外の製造者
名その他必要とする表示7も、前記ホルダーに装着する
活字の種類を選定することにより任意に施すことができ
ることはいうまでもない。更にまた、本発明における実
施の一例では、前記カッタ刃35と「あけ口」なる表示
の活字34とが活字ホルダ33内において一列に配置さ
れているので、フィルム面にもそれが一列に表われるが
、前記両者を別々の列に配置してもよい。なお前記活字
ホルダ33には複数列の嵌込溝33aが形成されており
、一方活字ホルダそのものも、これを軸主体32の周面
に複数個取付けることができるように構成されているの
で、かくして形成される多数列の嵌込溝に対して前記活
字並びにカッタ刃を、任意に取付けることができる。し
たがって第15図のように前記U字形のノツチや[あけ
口]なる表示以外に、必要に応じ、製造年月日、製造者
名、住所並びにボスマーク等の表示を同時に印刷するこ
とができるばかりでなく、ノツチの形状や印刷表示の内
容等をも適宜変更することが可能である。
更にまた、前記実施例の活字ホルダー33には、活字ま
たはカッタ刃装着用の嵌込溝33aを3列に亘って形成
させているが、この数にも制限はなく、また溝の幅も自
由に設定でき、それに応じて活字等の寸法も任意に定め
ることができる。
ところで、印刷に当ってはインキの供給が不nJ欠であ
るが、本発明においては、次のようにしてインキの供給
を行っている。すなわち、第3図に示すように、印字用
回転体17の上面にはインキ供給用回転体18が取付け
られ、この回転体18はスプロケット23並びにチェノ
24を介して前記回転体17と同期して回転している。
一方、この回転体18にはスポンジ状のインキ含浸体4
3が軸40に固定され、かつこの含浸体は、これを上か
ら覆うように設けられた加熱部材42によって常時加熱
されているから、それによってインキかにじみ出し、そ
のインキが前記各回転体相互の加圧作用によって活字面
に転移し、インキの乗った活字が前記回転体17の回転
に連れてフィルム面と接触して、所定の印刷を行うので
ある。ちなみに、前記のインキ含浸体43は、第3図に
明示されているとおり、駆動、軸40に対しては取付ボ
ス44を介して間接的に取付けられている。したがって
、軸端に装着したノブ49をつかんでこれを軸線方向に
引っ張ると、軸40に形成させた溝45とボール46と
の係合が外れて取付ボスごとインキ含浸体43を取り外
すことができる。
このようにして前記含浸体を構成するスポンジ体のイン
キが枯渇したならば、これを新品と取替えることができ
るようにしたものである。
前述のように、印字用回転体17にはカッタ刃35と印
刷活字34の双方が装着されているので、それらと対を
なす支承体19の受は圧(回転体17と支承体19の闇
のニップ圧)を前記刃物面と活字面とで異ならせ、何れ
も適正に機能するようにその受は圧を調部する必要があ
る。この点、本発明においては、前述のように前記支承
体19を軸方向に二分割し、一方をカッタ受支承体19
aとし、他りを印刷面支承体19bとして各別にその受
は圧を調節できるようにした。第11〜13図に示すと
おり、カッタ受ロール56を支持する軸受筐54は、そ
の下面から突き出た鍔つきの支持杆58とこれに嵌設さ
れた圧縮スプリング6Gとにより常時下向きの力が働く
ように支持されると共に、該支持杆の下端部にはジヤツ
キボルト61が接しているので、このジヤツキボルト6
1の突出高さをそれに付設されたナツトを調節すること
によって上下させると、それに伴って前記軸受筐の設置
高さが変り、カッタ受はロール56のカッタ刃35に対
する支持圧を変化させることができる。
他方の支承体である符号19bで示す部分も、活字面に
対する関係でその支承圧を任意に調節することができる
。すなわち、第11図の左側の図解から明らかなように
、−例としてシリコンゴムローラからなる印刷面受ロー
ラ64は、支持梁63に片持状態で支持され、かつこの
支持梁は固定の基板50と同じく固定の庇状基板50a
との間でスプリング65とジヤツキボルト66とによっ
て、支持梁の設定高さを任意に変更し得るように構成さ
れているから、前記ジヤツキボルト66の突出高さをそ
れに付設されたナツトを調節することによって上下させ
ると、それに伴って前記支持梁の設置高さを任意に調節
することができる。
なお、前記のカッタ受支水体19aと印刷面支承体19
bとは、何れも単一の基板50を介して支持されており
、しかもこの基板は第9図からも明らかなように、床面
と固定関係にある案内レール11aに対してクランプ7
0aおよび70bにより把持されているので、このクラ
ンプの講談レールに対する把持位置をハンドル73を操
作することによって変更させることができるから、それ
によってカッタ刃の取付位置に変更があった場合にも対
応できるように構成されている。
上記のようにして本発明の装置によれば、前記印字用回
転体17と、これに接するカッタ受支承体19a並びに
印刷面支承体19bとの間のニップ圧は適宜に調節され
、そのようにして調節された適正な加圧下に前記ニップ
間に導入されたフィルムFの面に所定のノツチ6と印刷
表示7とを同時に施すことができるのである。
[効 果] 上記のように本発明によれば、包装フィルム面に所定の
印刷表示を施こす際に、同時にフィルムの開封用ノツチ
をも形成させることができるので、その間に位置ズレの
発生する余地なく、したがって従来のように両者の位置
合せを改めて行うための装置が不要となるばかりか、作
業面でも省力化が図れる。その上、本発明によれば開t
ナロを形成するための機械装置と印刷表示を行うための
装置を一体化して構成したので、従来のように各別の専
用機が必要でなくなり、しかも両者を一体とした形でコ
ンパクトな装置を構成させた点でも、維持管理が容易と
なり、しかも、従来型に比較し大幅に設置スペースを節
減し得る。
更にまた、本発明の装置によれば、開封用のカッタ刃と
印刷用の活字とを任意に入れ替えたり、その何れかにす
ることも可能であり、このようにノツチと印刷表示とを
自由に設定し得るから、装置としての使い勝手もよく、
しかもこの場合において印刷時の接触圧とカッタ刃の接
触圧とを各別に調整できるので、何れをも適正な圧力の
ドに稼動し得るという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかるフィルム加工装置を組込んで
成る印刷兼ノツチ形成装置の側面図、第2図は同上正面
図、第3図は、本発明における印字用回転体とインキ供
給用回転体の詳細を示す拡大断面図、第4図は活字ホル
ダーと活字との関係と示す斜視図、第5図は前記印字用
回転体における軸支体と活字ホルダとの取付関係を示す
−・部横断側面図、第6図は同上正面図、第7図は前記
軸支体と加熱部材との関係を示す縦断面図、第8図は印
字用回転体の取外し機構を示す端面図、第9図は同一ヒ
一部の断面図、第10図はインキ供給用回転体とそれを
包被する加熱部材の関係を示す側面図、第11図は印字
用回転体に接するカッタ受支承体並びに印刷面支承体の
支持状態を詳細に示した正面図、第12図は同一し側面
図、第13図は第11図のxm−xm線における断面図
、第14図は、フィルムと開封条とを合体させる装置の
他の事例を示す説明図、第15図は、本装置によりノツ
チおよび印刷を施したフィルムを用いて包装した包装体
の一例を示す斜視図である。 F・・・フィルムシート、S・・・開封条、FS・・・
開封条つきフィルム、11・・・固定のフレーム、12
・・・フイイルム用案内ロール、13・・・開封条用加
熱案内O−ル、13a・・・開封条用案内ローラ、14
・・・案内O−ラ、15・・・加V+、a−ル、16・
・・受ローラ、17・・・印字用回転体、18・・・イ
ンキ供給用回転体、19・・・支承回転体、20・・・
可動枠、21.22・・・軸受体、23・・・鎖車、2
4・・・チェノ、19a・・・カッタ受支承体、19b
・・・印刷面支承体、30・・・回転軸、31・・・ヒ
ータ、32・・・軸支体、31a・・・加熱部材、33
・・・活字ホルダ、34・・・活字、35・・・カッタ
刃、36・・・着脱ピン、36a・・・透孔、37・・
・取付ネジ、38・・・摘み、38a・・・スプリング
、39・・・L形係合子、40・・・駆動軸、41・・
・ヒータ、42・・・、加熱部材、43・・・インキ含
浸体、44・・・取付ボス、45・・・溝、46・・・
スプリング、47・・・取付ネジ、48・・・圧入ボー
ル、49・・・ノブ、50・・・基板、51・・・支持
枠、52・・・支柱、52a・・・バネ鋼、53・・・
案内枠、54・・・軸受筐、55・・・軸、56・・・
カッタ受ローラ、57・・・ピン、58・・・支持杆、
59・・・スプリング受、60・・・スプリング、62
・・・支持柱、63・・・支持梁、63a・・・案内孔
、63b・・・延長端、64/・・印刷面受ローラ、6
5・・・スプリング、66・・・ジヤツキボルト、70
a 、 70b・・・クランプ、71・・・ローラ、7
2・・・締付ネジ、73・・・操作ハンドル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 包装用フィルムの表面に、開封用の破断線からなる
    ノッチを刻設すると共に、当該フィルム面に表示用の印
    字を施こすようにした加工装置において、印字用回転体
    とインキ供給用回転体とが互いに接するように配設し、
    かつ前記印字用回転体の周面に、活字ホルダーを介して
    所定の活字とカッタ刃とを着脱自在に取付けるようにな
    し、更に、前記印字用回転体の周面に接して回転する支
    承用回転体を、印字用受ローラとカッタ刃用受けローラ
    とに分割し、かつこれら分割した受けローラの前記印字
    用回転体に対する接触圧を各別に調節し得るようにした
    ことを特徴とする包装用フィルムの加工装置。 2 印字用回転体の周面に、活字ホルダーを取付けるに
    際して、前記回転体を構成する軸主体に透孔を穿設し、
    この透孔とコ字型の着脱ピンとを介して活字ホルダーを
    取付けて成る特許請求の範囲第1項記載の包装用フィル
    ムの加工装置。 3 印字用回転体を支承する印字用受ローラとカッタ刃
    用受けローラとを、それぞれ片持ちの軸受部材に取付け
    ると共に、これら軸受部材を固定の基板に対してジャッ
    キボルトを介して上下方向にその高さを調節できるよう
    に支持させ、かつ前記軸受部材に対し、常時下向きの弾
    発力を附与させる縮設スプリングを装着して成る特許請
    求の範囲第1項記載の包装用フィルムの加工装置。
JP18782686A 1986-08-12 1986-08-12 包装用フイルムの加工装置 Pending JPS6344431A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220063213A1 (en) * 2018-12-25 2022-03-03 Teijin Limited Fiber-Reinforced Thermoplastic Resin Molded Body and Method for Manufacturing Same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220063213A1 (en) * 2018-12-25 2022-03-03 Teijin Limited Fiber-Reinforced Thermoplastic Resin Molded Body and Method for Manufacturing Same

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